JPH07256220A - 洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents
洗浄装置及び洗浄方法Info
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- JPH07256220A JPH07256220A JP6044695A JP6044695A JPH07256220A JP H07256220 A JPH07256220 A JP H07256220A JP 6044695 A JP6044695 A JP 6044695A JP 6044695 A JP6044695 A JP 6044695A JP H07256220 A JPH07256220 A JP H07256220A
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- cleaning
- tank
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- cleaned
- cleaning tank
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】搬送ベルト上に所望の被洗浄物を載置した状態
で、搬送ベルトの上方に設けられた噴射口より洗浄液を
噴射し、インラインに洗浄及び乾燥を行なう洗浄装置に
洗浄剤による洗浄槽の次槽に一定量の水を排出給水する
予備リンス槽を設け、予備リンス槽に持ち込まれる洗浄
剤を含む不純物の濃度の上昇を防止する。また予備リン
ス槽の次槽に循環再生可能な装置を設ける。 【効果】このような構成を採用することにより、洗浄槽
から次槽への不純物の持ち出しを防止し、循環再生装置
の交換寿命を大幅に向上させ、省スペース化に適した洗
浄装置を提供することができるという効果を有するもの
である。
で、搬送ベルトの上方に設けられた噴射口より洗浄液を
噴射し、インラインに洗浄及び乾燥を行なう洗浄装置に
洗浄剤による洗浄槽の次槽に一定量の水を排出給水する
予備リンス槽を設け、予備リンス槽に持ち込まれる洗浄
剤を含む不純物の濃度の上昇を防止する。また予備リン
ス槽の次槽に循環再生可能な装置を設ける。 【効果】このような構成を採用することにより、洗浄槽
から次槽への不純物の持ち出しを防止し、循環再生装置
の交換寿命を大幅に向上させ、省スペース化に適した洗
浄装置を提供することができるという効果を有するもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄装置の構造に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】まず、図面に従って従来技術を説明す
る。図3は代表的な従来技術の構成図である。洗浄され
るべき被洗浄物lは、搬送べルト2の上に載せられて、
図面上の左から右へ移動する。鹸化槽において、アルカ
リ鹸化剤3は、ポンブ4によってシャワーノズル5から
勢いよく噴出される。前記被洗浄物lが持つ汚れは、シ
ャワーノズル5から鴫出されるアルカリ鹸化剤3によっ
て鹸化される。
る。図3は代表的な従来技術の構成図である。洗浄され
るべき被洗浄物lは、搬送べルト2の上に載せられて、
図面上の左から右へ移動する。鹸化槽において、アルカ
リ鹸化剤3は、ポンブ4によってシャワーノズル5から
勢いよく噴出される。前記被洗浄物lが持つ汚れは、シ
ャワーノズル5から鴫出されるアルカリ鹸化剤3によっ
て鹸化される。
【0003】鹸化された汚れは、純水によって容易に洗
い落とされる様になる。第l洗浄槽の洗浄剤である純水
6は、第2洗浄槽からオーバーフローしてくる純水93
によって補給される。前記純水6は、ポンブ7によって
シャワーノズル8から噴出される。
い落とされる様になる。第l洗浄槽の洗浄剤である純水
6は、第2洗浄槽からオーバーフローしてくる純水93
によって補給される。前記純水6は、ポンブ7によって
シャワーノズル8から噴出される。
【0004】被洗浄物lの表面に付着している、前述の
鹸化槽において鹸化された被洗浄物lが持つ汚れは、シ
ャワーノズル8から噴出される純水6によって、その大
部分を洗い落とされる。第2洗浄槽の洗浄剤である純水
loは、ポンブllによって第l洗浄槽にある純水6か
ら取り込まれ、績過器l2によって、純水6が持つ物理
的汚れと、化学的汚れが取り除かれ、純水度の高い純水
として、シャワーノズルl3から噴出される。被洗浄物
lの表面に付着している、前述の第lの洗浄槽で洗い残
した鹸化された汚れは、シャワーノズルl3から噴出さ
れる純水loによって、ほぼ完全に取り除かれる。乾燥
槽において、ヒーターl4が熱エネルギーを発生させ、
前述の第2洗浄槽で完全に洗われた被洗浄物lの表面に
付着した水分を乾燥させる。被洗浄物lは乾燥槽を経
て、洗浄装置の出ロl5にでてきて、洗浄を完了する。
鹸化槽において鹸化された被洗浄物lが持つ汚れは、シ
ャワーノズル8から噴出される純水6によって、その大
部分を洗い落とされる。第2洗浄槽の洗浄剤である純水
loは、ポンブllによって第l洗浄槽にある純水6か
ら取り込まれ、績過器l2によって、純水6が持つ物理
的汚れと、化学的汚れが取り除かれ、純水度の高い純水
として、シャワーノズルl3から噴出される。被洗浄物
lの表面に付着している、前述の第lの洗浄槽で洗い残
した鹸化された汚れは、シャワーノズルl3から噴出さ
れる純水loによって、ほぼ完全に取り除かれる。乾燥
槽において、ヒーターl4が熱エネルギーを発生させ、
前述の第2洗浄槽で完全に洗われた被洗浄物lの表面に
付着した水分を乾燥させる。被洗浄物lは乾燥槽を経
て、洗浄装置の出ロl5にでてきて、洗浄を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来技
術においては、問題点があるので、第3図に従って述べ
る。鹸化槽における鹸化処理を終えた被洗浄物lには、
鹸化槽で便用するアルカリ鹸化剤3の一部が付着し、被
洗浄物lと供に第l洗浄槽へ送られる。第l洗浄槽で
は、被洗浄物lに付着した鹸化された汚れとともに、前
記アルカリ鹸化剤が洗い落とされ、第l洗浄槽の洗浄剤
である純水6に混入する。純水6に混入した鹸化された
汚れと、アルカリ鹸化剤は、ポンブllを経て、趨過器
l2によって取り除かれる。しかしながら、濾過器l2
が濾過する純水6には、本来取り除く鹸化された汚れの
他に、被洗浄物lが持ち込むアルカリ鹸化剤が含まれる
ため、濾過器l2を構成するイオン交換器の寿命が、非
常に短くなってしまい、前記イオン交換器を再生するた
めの費用と、交換にかかる労力が非常に大きくなってし
まうという問題点があった。
術においては、問題点があるので、第3図に従って述べ
る。鹸化槽における鹸化処理を終えた被洗浄物lには、
鹸化槽で便用するアルカリ鹸化剤3の一部が付着し、被
洗浄物lと供に第l洗浄槽へ送られる。第l洗浄槽で
は、被洗浄物lに付着した鹸化された汚れとともに、前
記アルカリ鹸化剤が洗い落とされ、第l洗浄槽の洗浄剤
である純水6に混入する。純水6に混入した鹸化された
汚れと、アルカリ鹸化剤は、ポンブllを経て、趨過器
l2によって取り除かれる。しかしながら、濾過器l2
が濾過する純水6には、本来取り除く鹸化された汚れの
他に、被洗浄物lが持ち込むアルカリ鹸化剤が含まれる
ため、濾過器l2を構成するイオン交換器の寿命が、非
常に短くなってしまい、前記イオン交換器を再生するた
めの費用と、交換にかかる労力が非常に大きくなってし
まうという問題点があった。
【0006】そこで本発明では、かかる間題点を解決
し、前記イオン交換器の寿命を延長することによって、
前記イオン交換器の再生するための費用と、交換にかか
る労力を、低減した洗浄装置を提供することを目的とす
る。
し、前記イオン交換器の寿命を延長することによって、
前記イオン交換器の再生するための費用と、交換にかか
る労力を、低減した洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリ鹸化
剤を用いた洗浄装置において、洗浄装置が持つ濾過器の
寿命を延長させる目的で、第l洗浄槽と、第2洗浄槽を
分離し、第l洗浄槽は、外部から新しい純水を補給する
ことにより洗浄液の汚れを取り除き、第2洗浄槽は、櫨
過器によって洗浄液の汚れを取り除く構造を有すること
を特徴とする。
剤を用いた洗浄装置において、洗浄装置が持つ濾過器の
寿命を延長させる目的で、第l洗浄槽と、第2洗浄槽を
分離し、第l洗浄槽は、外部から新しい純水を補給する
ことにより洗浄液の汚れを取り除き、第2洗浄槽は、櫨
過器によって洗浄液の汚れを取り除く構造を有すること
を特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に従って、本発明の実施例を、詳
細に説明する。図lは、本発明の実施例の一つを示す構
成図である。図lにおいて、第l洗浄槽と第2洗浄槽
は、仕切り9lによって分離されているため、第2洗浄
槽の洗浄剤である純水9は、オーバーフローして第l洗
浄槽の洗浄剤である純水6と、混合されることが無い。
第l洗浄槽の洗浄剤である純水6は、ポンブ7を介して
シャワーノズル8から噴出され、被洗浄物lに付着した
ところの、鹸化槽で鹸化された汚れと、被洗浄物lに付
着した、前記鹸化槽で使用するアルカリ鹸化剤8が洗い
落とされる。第l洗浄槽には、外部純水補給源があり、
バルブ23をあけることにより前記洗浄槽内に、汚れが
混じっていない純度の高い純水を給水することができ
る。給水と同時に、バルブ22をあけることにより、前
述の補給された純度の高い純水と同じ量を、外部へ排水
する。
細に説明する。図lは、本発明の実施例の一つを示す構
成図である。図lにおいて、第l洗浄槽と第2洗浄槽
は、仕切り9lによって分離されているため、第2洗浄
槽の洗浄剤である純水9は、オーバーフローして第l洗
浄槽の洗浄剤である純水6と、混合されることが無い。
第l洗浄槽の洗浄剤である純水6は、ポンブ7を介して
シャワーノズル8から噴出され、被洗浄物lに付着した
ところの、鹸化槽で鹸化された汚れと、被洗浄物lに付
着した、前記鹸化槽で使用するアルカリ鹸化剤8が洗い
落とされる。第l洗浄槽には、外部純水補給源があり、
バルブ23をあけることにより前記洗浄槽内に、汚れが
混じっていない純度の高い純水を給水することができ
る。給水と同時に、バルブ22をあけることにより、前
述の補給された純度の高い純水と同じ量を、外部へ排水
する。
【0009】従って、第l洗浄槽内の純水量は、一定に
保たれ、しかも前記第l洗浄槽が持つ物理的、及び化学
的汚れは減少する。以上述べたように、第l洗浄槽にお
いて、被洗浄物が持つ汚れ、特にアルカリ鹸化剤は、そ
のほとんどを洗い落とされるため、第2洗浄槽に持ち込
むことが無い。第2洗浄槽において、第2洗浄槽の洗浄
剤である純水9は、ポンブ11によって、濾過器12に
送られ、純水9が持つ物理的、及び化学的汚れが取り除
かれ、純水度の高い純水10として、シャワーノズル1
3から噴出される。ここで、濾過器l2が取り除く化学
的汚れには、被洗浄物lが持ち込むアルカリ鹸化剤が含
まれるが、第l洗浄槽において大部分が洗い落とされて
いるため、従来技術に比較して極めて少量であり、その
ため、濾過器l2の寿命は大幅に延長される。
保たれ、しかも前記第l洗浄槽が持つ物理的、及び化学
的汚れは減少する。以上述べたように、第l洗浄槽にお
いて、被洗浄物が持つ汚れ、特にアルカリ鹸化剤は、そ
のほとんどを洗い落とされるため、第2洗浄槽に持ち込
むことが無い。第2洗浄槽において、第2洗浄槽の洗浄
剤である純水9は、ポンブ11によって、濾過器12に
送られ、純水9が持つ物理的、及び化学的汚れが取り除
かれ、純水度の高い純水10として、シャワーノズル1
3から噴出される。ここで、濾過器l2が取り除く化学
的汚れには、被洗浄物lが持ち込むアルカリ鹸化剤が含
まれるが、第l洗浄槽において大部分が洗い落とされて
いるため、従来技術に比較して極めて少量であり、その
ため、濾過器l2の寿命は大幅に延長される。
【0010】図2は、本発明の他の実施例を示す構成図
である。本実施例は、第1洗浄槽において、液量調整器
25により、外部純水補給源からの新しい純水の補給
と、排水を、同時に行なうものである。
である。本実施例は、第1洗浄槽において、液量調整器
25により、外部純水補給源からの新しい純水の補給
と、排水を、同時に行なうものである。
【0011】他の作用は前述の実施例と同じなので、説
明は省略する。第2図において、給水バルブ24は液量
調整器25と信号ケーブル26で接続されており、前記
給水バルブ24は、前記液量調整器25によって開け閉
めがコントロールされる。同じように排水バルブ22は
液量調整器25と信号ケーブル26で接続されており、
前記排水バルブ22は、前記液量調整器25によって開
け閉めがコントロールされる。27は第1洗浄槽のPH
値を計測するPH試験器である。PH試験器27によっ
て計測されたPH値は、信号ケーブル26を介して、液
量調整器25に送られる。液量調整器25は、PH試験
器27によって計測されたデータに基づき、給水バルプ
24及ぴ、排水バルブ22の開閉を制御して、第1洗浄
槽のPH値を一定に保つ。
明は省略する。第2図において、給水バルブ24は液量
調整器25と信号ケーブル26で接続されており、前記
給水バルブ24は、前記液量調整器25によって開け閉
めがコントロールされる。同じように排水バルブ22は
液量調整器25と信号ケーブル26で接続されており、
前記排水バルブ22は、前記液量調整器25によって開
け閉めがコントロールされる。27は第1洗浄槽のPH
値を計測するPH試験器である。PH試験器27によっ
て計測されたPH値は、信号ケーブル26を介して、液
量調整器25に送られる。液量調整器25は、PH試験
器27によって計測されたデータに基づき、給水バルプ
24及ぴ、排水バルブ22の開閉を制御して、第1洗浄
槽のPH値を一定に保つ。
【0012】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、被
洗浄物が洗浄槽に持ち込むアルカリ鹸化剤が、第1洗浄
槽にてそのほとんどが、外部へ排出されるため、前記ア
ルカリ鹸化剤の第2洗浄槽への持込みが大幅に減らさ
れ、第2洗浄槽の濾過器l2を構成するイオン交換器の
寿命を長くする事ができる。
洗浄物が洗浄槽に持ち込むアルカリ鹸化剤が、第1洗浄
槽にてそのほとんどが、外部へ排出されるため、前記ア
ルカリ鹸化剤の第2洗浄槽への持込みが大幅に減らさ
れ、第2洗浄槽の濾過器l2を構成するイオン交換器の
寿命を長くする事ができる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図3】従来技術を示す構成図。
l・・・被洗浄物 2・・・搬送べルト 3・・・アルカリ鹸化剤 4・・・ポンプ 5・・・シャワーノズル 6・・・第l洗浄槽内の洗浄剤 7・・・ポンプ 8・・・シャワーノズル 9・・・第2洗浄槽内の洗浄剤 l0・・純水 ll・・ポンプ l2・・濾過器 l3・・シヤワーノズル l4・・ヒーター 15・・出ロ 2l・・配管 22・・バルブ 23・・バルブ 25・・液量調整器 26・・信号ケーブル 27・・PH試験器 9l・・仕切り 93・・オーバーフロー
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 洗浄装置及び洗浄方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄装置の構造および
洗浄方法に関する。特にインライン型の自動洗浄装置に
関するものである。
洗浄方法に関する。特にインライン型の自動洗浄装置に
関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】そこで本発明では、かかる間題点を解決
し、前記イオン交換器の寿命を延長することによって、
前記イオン交換器を再生するための費用と、交換にかか
る労力を低減した洗浄装置および洗浄方法を提供するこ
とを目的とする。更に、1)被洗浄物及び搬送ベルト上に
洗浄液等が残留し、次槽へ持ち込まれ、所望の清浄性を
保つことができなくなる、また 2)装置としての当然の要求として、大型化は好ましくな
い、という問題を解決し 、省スペース化にも優れた洗浄
装置および洗浄方法を提供することを目的とする。
し、前記イオン交換器の寿命を延長することによって、
前記イオン交換器を再生するための費用と、交換にかか
る労力を低減した洗浄装置および洗浄方法を提供するこ
とを目的とする。更に、1)被洗浄物及び搬送ベルト上に
洗浄液等が残留し、次槽へ持ち込まれ、所望の清浄性を
保つことができなくなる、また 2)装置としての当然の要求として、大型化は好ましくな
い、という問題を解決し 、省スペース化にも優れた洗浄
装置および洗浄方法を提供することを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】搬送ベルト上に被洗浄物
を載置した状態で、洗浄剤を用いて被洗浄物に付着した
付着物を除去する付着物除去槽と、前記付着物除去槽か
ら持ち込まれる前記洗浄剤と前記被洗浄物から脱離した
前記付着物を除去する純水を有する第1洗浄槽と、純水
を前記被洗浄物に噴射する第2洗浄槽と、前記被洗浄物
を乾燥する乾燥槽を有する洗浄装置において、前記第1
洗浄槽は、前記搬送ベルト上方に設けられた噴射口から
純水を噴射することにより、前記洗浄剤と前記付着物を
除去する第1洗浄部と前記搬送ベルトの下方に設けられ
た前記噴射口より噴射された純水を回収する貯留する第
1貯留部と、前記第1貯留部から前記噴射口にポンプを
介して、送流する配管系と、前記第1貯留部に純水を供
給し、前記第1貯留部内の純水の一部を排出して、前記
第1貯留部内の前記洗浄剤と前記付着物の濃度の上昇を
抑制する手段を有し、前記第2洗浄槽は、前記搬送ベル
ト上方に設けられた噴射口から純水を噴射することによ
り、前記洗浄剤と前記付着物を除去する第2洗浄部と前
記搬送ベルトの下方に設けられた前記噴射口より噴射さ
れた純水を回収する貯留する第2貯留部と、前記第2貯
留部から前記噴射口にポンプを介して、送流する配管系
と、前記第2貯留部に直接設けられ、純水を循環再生す
る純水再生手段を有し、引き続き前記搬送ベルト上に前
記被洗浄物を載置した状態で、前記被洗浄物を乾燥する
前記乾燥槽を有することを特徴とする。また連続した搬
送ベルトの載置された被洗浄物に付着した付着物を除去
する付着物除去領域、前記付着物除去領域から持ち込ま
れる前記洗浄剤と前記被洗浄物から脱離した前記付着物
を除去し、清浄化する清浄領域、および前記被洗浄物を
乾燥する乾燥領域の各領域を順次通過する洗浄方法にお
いて、前記搬送ベルト上に前記被洗浄物を載置する工
程、前記付着物除去領域で、前記洗浄剤を前記被洗浄物
の上方より噴射することにより前記被洗浄物に付着した
付着物を除去する工程、前記付着物除去領域から前記清
浄化領域の一部に設けられた第1洗浄領域へ前記被洗浄
物を移送する工程、前記第1洗浄領域の下に設けられた
第1貯留槽の純水を前記第1洗浄領域の上部に設けられ
た第1噴射口より前記被洗浄物に噴射し、前記洗浄剤と
前記被洗浄物から脱離した前記付着物を除去するととも
に、前記第1噴射口から噴射された純水の大部分を前記
第1貯留槽に回収し、前記第1貯留槽の純水の一部を前
記第1貯留槽外の純水と交換し、純水中の前記洗浄剤と
前記被洗浄物から脱離した前記付着物の含有量を抑制す
る第1洗浄工程、前記第1洗浄領域から前記清浄化領域
の一部に設けられた第2洗浄領域へ移送する工程、前記
第2洗浄領域の下に設けられた第2貯留槽の純水を前記
第2洗浄領域の上部に設けられた第2噴射口より前記被
洗浄物に噴射し、前記被洗浄物を清浄するとともに、前
記第2噴射口から噴射された純水の大部分を前記第2貯
留槽に回収し、純水再生装置を介して前記第2噴射口へ
送流する第2洗浄工程、前記第2洗浄領域から前記乾燥
領域へ移送する工程、前記乾燥領域で、前記被洗浄物を
乾燥する工程を有することを特徴とする。
を載置した状態で、洗浄剤を用いて被洗浄物に付着した
付着物を除去する付着物除去槽と、前記付着物除去槽か
ら持ち込まれる前記洗浄剤と前記被洗浄物から脱離した
前記付着物を除去する純水を有する第1洗浄槽と、純水
を前記被洗浄物に噴射する第2洗浄槽と、前記被洗浄物
を乾燥する乾燥槽を有する洗浄装置において、前記第1
洗浄槽は、前記搬送ベルト上方に設けられた噴射口から
純水を噴射することにより、前記洗浄剤と前記付着物を
除去する第1洗浄部と前記搬送ベルトの下方に設けられ
た前記噴射口より噴射された純水を回収する貯留する第
1貯留部と、前記第1貯留部から前記噴射口にポンプを
介して、送流する配管系と、前記第1貯留部に純水を供
給し、前記第1貯留部内の純水の一部を排出して、前記
第1貯留部内の前記洗浄剤と前記付着物の濃度の上昇を
抑制する手段を有し、前記第2洗浄槽は、前記搬送ベル
ト上方に設けられた噴射口から純水を噴射することによ
り、前記洗浄剤と前記付着物を除去する第2洗浄部と前
記搬送ベルトの下方に設けられた前記噴射口より噴射さ
れた純水を回収する貯留する第2貯留部と、前記第2貯
留部から前記噴射口にポンプを介して、送流する配管系
と、前記第2貯留部に直接設けられ、純水を循環再生す
る純水再生手段を有し、引き続き前記搬送ベルト上に前
記被洗浄物を載置した状態で、前記被洗浄物を乾燥する
前記乾燥槽を有することを特徴とする。また連続した搬
送ベルトの載置された被洗浄物に付着した付着物を除去
する付着物除去領域、前記付着物除去領域から持ち込ま
れる前記洗浄剤と前記被洗浄物から脱離した前記付着物
を除去し、清浄化する清浄領域、および前記被洗浄物を
乾燥する乾燥領域の各領域を順次通過する洗浄方法にお
いて、前記搬送ベルト上に前記被洗浄物を載置する工
程、前記付着物除去領域で、前記洗浄剤を前記被洗浄物
の上方より噴射することにより前記被洗浄物に付着した
付着物を除去する工程、前記付着物除去領域から前記清
浄化領域の一部に設けられた第1洗浄領域へ前記被洗浄
物を移送する工程、前記第1洗浄領域の下に設けられた
第1貯留槽の純水を前記第1洗浄領域の上部に設けられ
た第1噴射口より前記被洗浄物に噴射し、前記洗浄剤と
前記被洗浄物から脱離した前記付着物を除去するととも
に、前記第1噴射口から噴射された純水の大部分を前記
第1貯留槽に回収し、前記第1貯留槽の純水の一部を前
記第1貯留槽外の純水と交換し、純水中の前記洗浄剤と
前記被洗浄物から脱離した前記付着物の含有量を抑制す
る第1洗浄工程、前記第1洗浄領域から前記清浄化領域
の一部に設けられた第2洗浄領域へ移送する工程、前記
第2洗浄領域の下に設けられた第2貯留槽の純水を前記
第2洗浄領域の上部に設けられた第2噴射口より前記被
洗浄物に噴射し、前記被洗浄物を清浄するとともに、前
記第2噴射口から噴射された純水の大部分を前記第2貯
留槽に回収し、純水再生装置を介して前記第2噴射口へ
送流する第2洗浄工程、前記第2洗浄領域から前記乾燥
領域へ移送する工程、前記乾燥領域で、前記被洗浄物を
乾燥する工程を有することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被洗
浄物が洗浄槽に持ち込むアルカリ鹸化剤等の洗浄剤が、
第1洗浄槽において、そのほとんどを外部へ排出するた
め、前記アルカリ鹸化剤の第2洗浄槽への持込みが大幅
に減らされ、洗浄品質を低下させることなく第2洗浄槽
の濾過器l2を構成するイオン交換器の寿命を長くする
事ができる。また本発明は、洗浄剤による洗浄槽の次槽
に一定量の水を排出給水する予備リンス槽を設け、予備
リンス槽に持ち込まれる洗浄剤を含む不純物の濃度の上
昇を防止し、次槽への不純物の持ち出しを防止するもの
であります。更に予備リンス槽の次槽に循環再生可能な
装置を設けることにより、装置を大型化することなく、
良好な洗浄品質を得ることができるという顕著な効果を
有するものである。
浄物が洗浄槽に持ち込むアルカリ鹸化剤等の洗浄剤が、
第1洗浄槽において、そのほとんどを外部へ排出するた
め、前記アルカリ鹸化剤の第2洗浄槽への持込みが大幅
に減らされ、洗浄品質を低下させることなく第2洗浄槽
の濾過器l2を構成するイオン交換器の寿命を長くする
事ができる。また本発明は、洗浄剤による洗浄槽の次槽
に一定量の水を排出給水する予備リンス槽を設け、予備
リンス槽に持ち込まれる洗浄剤を含む不純物の濃度の上
昇を防止し、次槽への不純物の持ち出しを防止するもの
であります。更に予備リンス槽の次槽に循環再生可能な
装置を設けることにより、装置を大型化することなく、
良好な洗浄品質を得ることができるという顕著な効果を
有するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】連続した搬送ベルト上に被洗浄物を載置し
た状態で、被洗浄物に付着した付着物を除去する洗浄剤
を用いた付着物除去槽と、前記付着物除去槽から持ち込
まれる前記洗浄剤と前記付着物を除去する第1洗浄槽
と、第2洗浄槽と、乾燥槽を有する洗浄装置において、 前記第1洗浄槽は、前記搬送ベルト上方に設けられた噴
射口から純水を噴射することにより、前記洗浄剤と前記
付着物を除去する第1洗浄部と前記搬送ベルトの下方に
設けられた前記噴射口より噴射された純水を回収する貯
留する第1貯留部と、前記第1貯留部から前記噴射口に
ポンプを介して、送流する配管系と、前記第1貯留部に
一定量の純水を供給するとともに前記第1貯留部内の一
定量の純水を排出し、前記第1貯留部内の前記洗浄剤と
前記付着物の濃度の上昇を抑制する手段を有し、 前記第2洗浄槽は、前記搬送ベルト上方に設けられた噴
射口から純水を噴射することにより、前記洗浄剤と前記
付着物を除去する第2洗浄部と前記搬送ベルトの下方に
設けられた前記噴射口より噴射された純水を回収する貯
留する第2貯留部と、前記第2貯留部から前記噴射口に
ポンプを介して、送流する配管系と、前記第2貯留部に
直接設けられ、純水を循環再生する純水再生手段を有
し、 引き続き前記搬送ベルト上に前記被洗浄物を載置した状
態で、前記被洗浄物を乾燥する前記乾燥槽を有すること
を特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6044695A JPH07256220A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6044695A JPH07256220A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07256220A true JPH07256220A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13142518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6044695A Pending JPH07256220A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07256220A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046114A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 성수기공 주식회사 | 냉연 전처리공정의 알칼리용액 필터링장치 |
KR100474386B1 (ko) * | 2002-03-15 | 2005-03-09 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정적하기 세정장치 |
CN104213136A (zh) * | 2014-09-23 | 2014-12-17 | 太仓万冠涂装设备有限公司 | 一种铝合金薄板清洗装置 |
CN112789096A (zh) * | 2019-09-11 | 2021-05-11 | 株式会社Lg化学 | 用于清洁金属过滤器的设备和方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6154271A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-18 | 株式会社 クレオ | 洗浄装置 |
JPS63182064A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-27 | Toyota Motor Corp | プラスチツク成形品の洗浄方法およびその装置 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6044695A patent/JPH07256220A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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