JPH07114373B2 - リ−ドソロモン符号・復号における誤り訂正実行方法 - Google Patents

リ−ドソロモン符号・復号における誤り訂正実行方法

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JPH07114373B2
JPH07114373B2 JP61048420A JP4842086A JPH07114373B2 JP H07114373 B2 JPH07114373 B2 JP H07114373B2 JP 61048420 A JP61048420 A JP 61048420A JP 4842086 A JP4842086 A JP 4842086A JP H07114373 B2 JPH07114373 B2 JP H07114373B2
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哲史 糸井
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3シンボル誤り訂正能力をもつ2つのリード
ソロモン符号をインタリーブを介して2重に組合せたCI
RC(クロス インタリーブ・リードソロモン符号)の復
号に関する。
〔従来の技術〕
ディジタル音響機器などでは、リードソロモン符号が用
いられる。通常、8ビットを1シンボルとして、一定数
のシンボルを符号長nとし、そのうちの情報シンボル数
をkとしn−k個の検査シンボルを含む。コンパクトデ
ィスクでは2シンボル誤り訂正可能なC1符号(32,28),
C2符号(28,24)を用いている。括弧内第1項が符号
長、第2号が情報シンボル数で、最小距離は5シンボル
である。復号に際しては、入力であるC1符号をC1デコー
ダで処理してから、ディンタリーブ処理後C2デコーダで
もとの情報信号に復号する。
開発中のDAD(ディジタル オーディオディスク),DAT
(ディジタル オーディオテープ)などのディジタルオ
ーディオ機器ではさらに訂正能力の高い、最小距離の大
きいリードソロモン符号が使われる予定になっている。
本発明では3シンボル訂正可能なCIRC、たとえばC1符号
(36,30),C2符号(30,24)を対象とする。誤り訂正動
作は、(1)シンドロームの演算,(2)誤り位置多項
式の係数の演算,(3)チェンの方法による誤り位置の
決定,(4)誤りパターンの演算,(5)訂正動作の実
行の順で行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記(5)の訂正動作の前に、訂正動作を行なう方策を
たてなければならない。3シンボル訂正可能な符号の場
合、チェンの方法により誤り位置と誤り数(e)が求ま
るが、e=0,e=1,e=2の場合には誤りシンボルと判定
する確度は高いにしても、e≧3では判定確度は低くな
る。
上記のことから、単にeの値から無訂正(e=0)、1
シンボル訂正(e=1)、2シンボル訂正(e=2)、
3シンボル訂正(e=3)を実行することは誤訂正を導
くおそれが大きい。そこで誤りと関連がある別の表象も
活用して判定確度を向上させるようにする必要がある。
またCIRCではC1デコーダで判定し、さらにC2デコーダで
判定するから、両者を関連させて確度を高めるようにす
べきである。
2シンボル訂正可能なCIRCについて、本発明者は特願昭
59−135274号において、訂正実行方法を示しているが、
3シンボル訂正可能なCIRCについてはいまだ周知でな
い。本発明の目的は上記問題点を解決する訂正実行方法
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、誤り位置多項式を求めるバーレカンプ・マ
ッシイの方法による演算のunの値と、誤り位置を定める
チェンの方法により得られる誤り数との等・不等から判
断して、C1デコーダ,C2デコーダの各々において誤り訂
正実行,エラーフラグのセット・リセットを決定し、さ
らにC2デコーダでun値,誤り数がともに3個の場合には
C1デコータより送られるデータに付してあるエラーフラ
グ数,およびC2デコーダで誤りとされたシンボルにC1デ
コーダで付したエラーフラグが設定されているか判断し
て3シンボル訂正を実行するようにしている。
〔作用〕
本発明は、4つの要素にもとづいて、訂正区別判断を行
なう。4つの要素は(A)バーレカンプ・マッシイの方
法により誤り位置多項式を求める際のun,(B)チェン
の方法で誤り位置を決定する際のe,(C)C2デコーダに
おいてC1デコーダより送られてくるエラーフラグがセッ
トされているシンボル数,(D)C2デコーダで求めた誤
り位置にC1デコーダから送られてくるエラーフラグが付
してあるかである。本発明では(A),(B)のun,eが
ひとしい場合に誤り判定確度が高いことを特に利用して
いる。このことにつき以下、説明する。
誤り位置多項式の係数の演算にはバーレカンプ・マッシ
イの方法によることを前提としている。多シンボル訂正
能力のある符号については、ピーターソンの方法による
ものより実際的である。なお、前記特願昭59−135274号
においてはピーターソンの方法を前提としている。バー
レカンプ・マッシイの方法による誤り位置多項式の決定
方法の説明については、符号理論を取扱った著書、たと
えば宮川洋・他著「符号理論」昭晃堂に詳しい記述があ
る。それによると、誤り位置多項式σ(X)を求めるこ
とは、シフトレジスタ生成の問題に帰結され第2図に示
す線形フィードバック・シフトレジスタのフィードバッ
ク係数1,C1,…Cuから求められる。係数1,C1,…Cuを多項
式で C(X)=1+C1X+C2X2+…CuXu と表わし結合多項式という。シフトレジスタに、シンド
ロームS0,S1,…,Su-1が与えられたとき、Su,…,Sd-2
次々と生成される場合、シフトレジスタは▲〔S
(X)〕d-2 o▼を生成するという。結合多項式C(X)
をもつシフトレジスタは、▲〔C(X)S(X)〕d-2 o
▼=0の場合に▲〔S(X)〕d-2 o▼を生成する。この
ような条件をみたす最小の長さをもつシフトレジスタが
求められれば、結合多項式C(X)が誤り位置多項式に
なる。上記条件をみたすC(X)は、漸化式Cn+1(X)
=Cn(X)−(δnk(n))Xn-k(n)Ck(n)を利用して、
n=0から求めていく。そのとき結合多項式を示すシフ
トレジスタの長さunも0から増大していき、最終的なun
値は、誤り位置数になる。一方誤り位置を求めるために
は、チェンの方法により誤り位置多項式に符号語の中の
順にシンボルを投入して零とするシンボルを求める。こ
のとき同時に誤り数が得られる。したがって誤り数とし
て、unとチェンの方法による誤り数とが与えられるか
ら、両者がひとしい数値になったことを確認した場合
は、誤りシンボルである確度が高く、訂正実行を行なう
ことができる。ひとしくない場合は、エラーフラグを付
し訂正実行をなさず次段階に送る。
本発明における(C)(D)という要素は、C1デコーダ
で、ある程度の判定をうけ、訂正あるいはカラーフラグ
を付されたデータをC2デコーダにおいて、最終的に3シ
ンボル訂正を行なう確度を高めるために考慮するもので
ある。具体的には実施例で述べる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照して本発明の一実施例につき説明す
る。第1図(a)はC1デコーダにおける判定手順を示す
もので、データはデータメモリに格納され、シンドロー
ム演算,誤り位置多項式の係数演算,誤り位置決定のた
びに、前記演算回路・決定回路に入力して演算後メモリ
に格納される。その際、エラーシンボルについては、エ
ラーフラグメモリにフラグをセットしておく。誤り訂正
実行の場合には、第1図(a)に示すように、P1,P2,
P3,P4とunの数値にしたがい、判定をするが、すべての
場合においてチェンの方法により見出した誤り数LNoとu
nとの一致を検討する。P1,P11,P12の枝路でいえば、un
=0,LNo=0と一致すれば無訂正とし、フラグをリセッ
トする。un=0でもLNo≠0ならば誤り判断が不確実で
あるから無訂正のまま出力しメモリに格納する。そのと
きフラグをすべてのシンボルにセットしてフラグメモリ
に格納する。P2,P21,P22およびP3,P31,P32の枝路は全く
同様で、un=LNoの場合に1シンボル訂正,2シンボル訂
正後フラグをリセットし、un≠LNoの場合無訂正のまま
フラグをリセットして出力する。un=3の場合には、特
別の処理とする。これは仮にun,LNoがともにひとしくun
=LNo=3であっても、3シンボル訂正能力の符号では
確実性に乏しいので、3シンボル訂正は行なうが、フラ
グをセットしておいてC2デコーダの判定に依存させる。
このようにして、C1デコーダで一応の訂正と、フラグを
定めてから、ディンタリーブ回路でディンタリーブした
データをC2デコーダに入力する。このときの手順を第1
図(b)に示す。un=0に対するP5,P51,P52の枝路、un
=1に対するP6,P61,P62の枝路、un=2に対するP7,
P71,P72の枝路は、un=LNoの場合にそれぞれ無訂正、1
シンボル訂正,2シンボル訂正後フラグをリセットする。
un≠LNoの場合は無訂正のまま出力する。但しフラグは
そのままとする。次にP8では、un>3ならば無訂正、フ
ラグをそのままとして出力する(P9)。un=3ならばP
81,P82,P83,P84(P85)の枝路で判定する。un≠LNoなら
ばP9に移るが、un=LNoの場合でも、C1デコーダで付し
たフラグ数をP82で検討しフラグ数があまり大きい場
合、実施例では6以上では、信頼度が低いから訂正実行
は誤訂正のおそれがあり、P9に移る。さらにフラグ数が
6以下でも、C2デコーダできめてエラーシンボルとした
シンボルがC1デコーダで付したフラグを有するならば、
誤りシンボルである確度は高いのでP84で3シンボル訂
正を行ないフラグをリセットする。そうでない場合はP
85で無訂正のままにしておき、すべてのシンボルにフラ
グをセットして出力する。
〔発明の効果〕
以上、詳しく説明したように、本発明ではクロスインタ
リーブした3訂正能力のあるCIRCについて訂正実行方法
を定めたものである。バーレカンプ・マッシイの方法に
よる演算におけるunとチェンの方法による誤り位置の決
定において求まる誤り数LNoとが一致すれば誤りシンボ
ルの確度が高いことを利用して訂正実行を行なう。しか
しun,LNoがともに3の場合には確度が低下するので、最
終的なC2デコーダのun=LNo=3の場合の判定には、C1
デコーダで付したエラーフラグの数,エラーフラグの位
置(C2デコーダでの誤りシンボルにあるか否か)を考慮
に入れている。
したがって本発明によって訂正実行を行なうことによっ
て訂正確度が高く、且つ誤訂正のない処理を行なうこと
ができる。またC2デコーダの出力は誤りの可能性の大き
いデータについてフラグがたっているから、次段の処理
を有効になすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は誤り位置多
項式に関する線形フィードバックシフトレジスタの回路
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3シンボル誤り訂正能力をもつCIRC(クロ
    ス インタリーブ・リードソロモン符号)の復号に際
    し、 誤り位置多項式を求めるバーレカンプ・マッシイの方法
    による演算のunの値と、誤り位置を定めるチェンの方法
    により得られる誤り数との等・不等から判断して、C1デ
    コーダ,C2デコーダの各々において誤り訂正実行,エラ
    ーフラグのセット・リセットを決定し、さらにC2デコー
    ダでun値,誤り数がともに3個の場合にはC1デコータよ
    り送られるデータに付してあるエラーフラグ数,および
    C2デコーダで誤りとされたシンボルにC1デコーダで付し
    たエラーフラグが設定されているか判断して3シンボル
    訂正を実行することを特徴とする誤り訂正実行方法。
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