JPH0711361Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0711361Y2
JPH0711361Y2 JP1989032102U JP3210289U JPH0711361Y2 JP H0711361 Y2 JPH0711361 Y2 JP H0711361Y2 JP 1989032102 U JP1989032102 U JP 1989032102U JP 3210289 U JP3210289 U JP 3210289U JP H0711361 Y2 JPH0711361 Y2 JP H0711361Y2
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JP
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hot melt
leg
prism
lens
prism element
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博之 塚田
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用灯具に係り、特に、プリズムレンズを
備えていて、そのプリズム素子の軸線方向がレンズの縁
と斜交している車両用灯具に関する ものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来一般に用いられている車両用灯具の1例を
示す斜視図、第5図は同じく正面図である。
1はランプハウジングで、その前面開口部を覆ってプリ
ズムレンズ2が装着されている。本例の灯具は前照灯5
に隣接して設置され、両者の境界線は垂直でなく、傾斜
している。
プリズムレンズ2に描かれている多数の平行線状の部分
はプリズム素子2aを表わしている。
この従来例のプリズム素子2aは、その軸線をほぼ上下方
向に向けて配列されている。
第5図に示したA−A断面を第6図(A)に示す。
2はプリズムレンズ,2aはプリズム素子である。このプ
リズム素子2aの軸線は紙面とほぼ垂直に交わっている。
このプリズムレンズ2の周囲に、脚2bが設けられてい
る。
ランプハウジング1の前面開口部の周囲にはホットメル
ト溝1aが設けられていて、このホットメルト溝1aに前記
の脚2bが挿入され、ホットメルト3を充填して接着され
ている。
上記のホットメルト溝1a及び脚2bは、プリズムレンズ2
の周囲を取り巻いているが、第6図(A)に描かれてい
る付近においては紙面に対して斜に交わっている。
従って、プリズム素子2aの軸線とレンズ脚2bとは斜交し
ている。
この場合の斜交とは、立体幾何学的に厳密な意味ではな
く、正面図(第5図)において、隠れ線で描いたレンズ
脚とプリズム素子2aとが、少なくとも一部分において斜
に接していることをいう。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように、ホットメルト溝及びレンズ脚と、プリズ
ム素子の軸線とが斜交しているため、第5図におけるA
−断面を描いた第6図(A)と、 同じくB−B断面を描いた第6図(B)と、 同じくC−C断面を描いた第6図(C)とを比較する
と、次のような差が有る。
ホットメルト溝1aの内側の壁1bを矢印a方向から見たと
き、この視線矢印aとプリズム素子2aとの交わり方が、
(A)図,(B)図,(C)図、互いに異なっている。
ランプハウジング1は一般に黒色に近い色調であるが、
これを前方(斜前方を含む)から見たとき、その幅寸法
Wが一定に見えない。即ち、第7図に斑点を付して示し
た1bのように、ホットメルト溝の内側壁の外観が波形に
見える。このため外観が良くない。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、プリズム
レンズのプリズム素子の軸線がレンズ脚に対して斜交し
ていても、ホットメルト溝の内側壁が直線状に見える
(波打たない意)車両用灯具を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案の車両用灯具は、互
いに斜交しているプリズム素子とレンズ脚との境界に沿
って、上記プリズム素子と別個に、該レンズ脚と平行な
スリズム素子を設ける。
そして、この、レンズ脚と平行なプリズム素子の内側の
縁は、ホットメルト溝の内側壁の内側の縁よりも内側に
位置せしめる。
換言すれば、このレンズ脚と平行に設けたプリズム素子
の幅寸法を、ホットメルト溝内側壁の前方を覆い得る寸
法とする。
〔作用〕 上記の構成によれば、新たに構成されたプリズム素子に
よってホットメルト溝内側壁の前方が覆われているの
で、灯具前方から該内側壁を見るときは、上記プリズム
素子を透して見ることになる。
而してこのプリズム素子はレンズ脚およびホットメルト
溝と平行であるから、ホットメルト溝の内側壁の外観を
波打たせる形に歪ませる虞が無い。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る車両用灯具の1実施例の斜視図、
第2図は同じく正面図である。
第2図に示したA′−A′断面を第3図に示す。
この実施例は、第4図,第5図に示した従来例に本考案
を適用して改良したものであって、第4図,第5図にお
けると同一の図面参照番号を付したものは、前記従来例
におけると同様乃至類似の構成部分である。
ほぼ垂直方向のプリズム素子2aとレンズの脚2bとが斜交
している個所の付近において、即ち、レンズの脚2bが垂
直方向に対して斜となっている個所の付近において、該
レンズ脚2bと平行な(詳しくは、平行な方向の軸線を有
する)前記プリズム素子2aと異なるプリズム素子2cを設
ける。
プリズムレンズ2′に設けたプリズム素子2aは紙面とほ
ぼ垂直であり、レンズ脚2bおよびホットメルト溝1aは紙
面と斜交しているので、断面個所が変わると両者の相対
的関係位置が変化する。このことが、ホットメルト溝の
内側壁1bの外観を歪ませている原因であったことは、従
来例を示す第6図(A),(B),(C)について述べ
たごとくである。
しかし乍ら、本実施例において設けたプリズム素子2cは
レンズ脚2bと平行であり、従ってホットメルト溝1aとも
平行である。
従って、どの断面をとってみてもホットメルト溝の内側
壁1bとプリズム素子2cとの関係位置は一定(第3図と同
様)である。
このため、該内側壁1bを矢印a方向に見るとき、その視
線矢印aはプリズム素子2cに対して一定位置で一定方向
に交わっている。
上記の理由により、灯具前方から見たとき、ホットメル
ト溝内側壁1bの幅寸法が一定に見え、その縁が波形に見
えることが無い。
上記のような効果を得るためには、プリズム素子2cがホ
ットメルト溝内側壁1bの前方(第3図において下方)を
覆っていることが必要である。
即ち、プリズム素子2cの内側(図において右側)の縁
は、ホットメルト溝内側壁1bの内側(図において右側)
よりも内側(図において右側)に位置していることを必
要とする。
〔考案の効果〕
以上に説明したごとく、本考案を適用すると、プリズム
レンズのプリズム素子の軸線がレンズの脚に対して斜交
していても、ホットメルト溝の内側壁が波形に歪んで見
える虞が無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具の1実施例の斜視図、
第2図は同じく正面図である。 第3図は第2図の実施例のA′−A′断面図である。 第4図は従来例の車両灯具の斜視図、第5図は同じく正
面図である。 第6図は第5図の従来例の断面を示し、第6図(A)は
A−A断面図、第6図(B)はB−B断面図、第6図
(C)はC−C断面図である。 第7図は上記従来例における課題の説明図である。 1……ランプハウジング、1a……ホットメルト溝、1b…
…ホットメルト溝の内側壁、2,2′……プリズムレン
ズ、2a……レンズ脚と斜交するプリズム素子、2b……レ
ンズの脚、2c……レンズ脚と平行なプリズム素子、3…
…ホットメルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプハウジングの開口部の周囲に設けら
    れたホットメルト溝(1a)と、上記ホットメルト溝に挿
    入されて接着される脚(2b)を備えたプリズムレンズと
    を有し、かつ、上記プリズムレンズのプリズム素子(2
    a)の軸線方向が前記の脚の長手方向と斜交している車
    両用灯具において、 前記の脚に沿って、該脚の長手方向と平行な軸線を有す
    る、前記と異なるプリズム素子(2c)が設けられてお
    り、 かつ、この脚と平行なプリズム素子(2c)の内側の縁
    は、前記ホットメルト溝の内側の壁(1b)よりも内側に
    位置していることを特徴とする車両用灯具。
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JPS5711292U (ja) * 1980-06-25 1982-01-20
JPH0336001Y2 (ja) * 1985-07-10 1991-07-31

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