JPH0711334U - 表面化粧材 - Google Patents

表面化粧材

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JPH0711334U
JPH0711334U JP4567993U JP4567993U JPH0711334U JP H0711334 U JPH0711334 U JP H0711334U JP 4567993 U JP4567993 U JP 4567993U JP 4567993 U JP4567993 U JP 4567993U JP H0711334 U JPH0711334 U JP H0711334U
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JP
Japan
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decorative material
base
surface decorative
attached
decorative sheet
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Pending
Application number
JP4567993U
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 永瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4567993U priority Critical patent/JPH0711334U/ja
Publication of JPH0711334U publication Critical patent/JPH0711334U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多様な化粧シートに適用して、それらを補強
するとともに、貼った後も美観を損なわずに、多様な下
地に対応することができる表面化粧材を提供することを
目的としている。 【構成】 化粧シート2に裏地として不織布3が設けら
れている構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、建物の壁面や天井面あるいは家具の表面を装飾するために 、いわゆる壁紙として用いられる表面化粧材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のこの種の表面化粧材いわゆる壁紙を示している。この従来の表面 化粧材11は、同図に示すように、紙やビニールなどから単体で構成されており 、建物の内装として住宅やオフィスの壁面、天井面および家具などの下地13の 表面に接着剤12などで貼られていることが多い(図8参照)。そして、これら の下地13は、その用途により、材質が軟らかい場合や、通気孔14が形成され ている場合がある(図9参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の表面化粧材は、単体で構成されており、薄くかつ剛性および強度が小さ いために、表面の硬い、例えば木質板や石膏ボードなどに貼る場合にはあまり問 題は生じないが、軟質の下地に貼る場合には、皺になったり破れるたりするなど 、美観を損なう問題が生じる。また、厚さの薄い表面化粧材、特に紙やビニール などで構成された表面化粧材は、表面が硬い上記の木質板や石膏ボードに貼る場 合であっても、それらの下地に通気孔などの凹部がある場合には、凹部に相当す る表面化粧材の部分の剛性が不足するために、その部分だけ凹むという問題が生 じる。
【0004】 また、従来の表面化粧材は、一般に通気性がよくなく、通気性を持たせている 下地の表面にこの従来の表面化粧材を取り付けた場合には、下地の表面全体を表 面化粧材で覆ってしまうことになり、その通気性を損なうという問題が生じる。
【0005】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、多様な化 粧シートに適用して、それらを補強するとともに、貼った後も美観を損なわずに 、多様な下地に対応することができる表面化粧材を提供することを目的としてい る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、化粧シートに裏地として不織布が設け られていることを特徴としている。
【0007】 この場合、化粧シートに通気孔が形成されていることが好ましい。
【0008】
【作用】
この表面化粧材によれば、化粧シートの裏面に不織布が設けられているので、 全体の強度および剛性が増して、下地の凹部の有無や材質に左右されずに下地に 貼ることができるとともに、皺にならずかつ破れにくいために美観などが向上す る。
【0009】 さらに、請求項2に記載の表面化粧材によれば、化粧シートに通気孔が形成さ れており、化粧シートの通気性が良くなるとともに、不織布自体の通気性が高い ために、下地に通気性を持たせてある場合には、この通気性を保持することがで きる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案の第1実施例の表面化粧材を示している。同図に示すように、表 面化粧材1は、化粧シート2と、この裏面に接着された不織布3とから構成され ている。化粧シート2は、紙やビニールで構成されており、その表面には木目調 などの模様が印刷されている。この化粧シート2は、通常、壁紙として市販され ているものである。また、不織布3は、例えば、ポリエチレンなどで構成され、 厚さ0.3mm程度に形成されている。この不織布3は、繊維質であり、化粧シ ートと比較して、強度および剛性が大きいとともに通気性も高いという性質を有 している。そして、これらの化粧シート2と不織布3は接着剤4によって互いに 接着されている。
【0012】 図2は、軟質の材料で構成された下地5に、上述した構成の表面化粧材1が取 り付けられている場合を示している。この場合、この表面化粧材1は、不織布3 によって補強されているために、単に表面化粧材1の表面を手で押したり、その 表面に物が当たっただけでは、破れたり皺になったりしない。また、図3は、表 面化粧材1が通気性を持つ下地5に取り付けられている場合を示しており、下地 5には通気用の通気孔6が設けられている。そして、表面化粧材1はこの通気孔 6を覆って取り付けられている。このとき、やはり不織布3により表面化粧材1 の剛性が大きくなっているので、通気孔6に相当する部分が凹むということはな い。また、化粧シート2が紙で構成されていれば、不織布3は通気性が大きいの で、一定の通気性は確保できる。このように、表面化粧材1は、下地5の材質や 表面の凹部の有無に関係なく、これらに取り付けられる。また、表面化粧材1は 、化粧シート2の裏面に不織布3を接着して構成されているので、市販されてい る多様で豊富な化粧シート2、いわゆる壁紙に適用でき、この表面化粧材1自体 も多種多様なものが得られる。
【0013】 次に、図4、図5および図6を参照して、本考案の第2実施例を説明する。第 2実施例の表面化粧材1は、図4に示すように、第1実施例と同様に、化粧シー ト2と、これの裏面に接着された不織布3で構成されている。そして、この化粧 シート2の面、全体にわたって微細な通気孔7が多数、設けられている。
【0014】 この表面化粧材1は、下地5が無垢でありながらそれ自体通気性を有している 場合や(図5参照)、所定の通気性を持たせるために下地5に通気孔7を設けて いる場合に(図6参照)、優れた効果を発揮する。すなわち、第1実施例と同様 に美観を向上させながら、しかも、下地5自体の通気性を損なわずに、これを確 保することができる。そして、表面化粧材1を下地5に取り付けた後に、通気性 をさらに高めたい場合あるいは必要な場合は、通気性の度合いをみながら、化粧 シート2の表面にさらに通気孔7を設けることも可能である。
【0015】 なお、本考案の実施例の表面化粧材は、化粧シートに不織布を接着した一体構 造であり、これを下地に取り付けているが、例えば、下地に不織布を取り付けて 、次に、化粧材を接着するという工程を採ってもよい。その他、本考案の趣旨を 逸脱しない範囲で、細部の構成を適宜変更することは可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の表面化粧材は、豊富な種類の化粧シートに適用 されかつ多様な下地に対応ができ、しかも美観が向上するとともに、通気性や強 度などの品質に優れているという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した第1実施例の表面化粧材の断
面図である。
【図2】本考案を適用した第1実施例の表面化粧材を軟
質の下地に取り付けた場合の断面図である。
【図3】本考案を適用した第1実施例の表面化粧材を通
気孔のある下地に取り付けた場合の断面図である。
【図4】本考案を適用した第2実施例の表面化粧材の断
面図である。
【図5】本考案を適用した第2実施例の表面化粧材を通
気性のある下地に取り付けた場合の断面図である。
【図6】本考案を適用した第2実施例の表面化粧材を通
気孔の有る下地に取り付けた場合の断面図である。
【図7】従来の単体構成の表面化粧材の断面図である。
【図8】従来の単体構成の表面化粧材を下地に取り付け
た場合の断面図である。
【図9】従来の単体構成の表面化粧材を通気孔のある下
地に取り付けた場合の断面図である。
【符号の説明】
1 表面化粧材 2 化粧シート 3 不織布 7 通気孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧シートに裏地として不織布が設けら
    れていることを特徴とする表面化粧材。
  2. 【請求項2】 前記化粧シートに通気孔が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の表面化粧材。
JP4567993U 1993-07-29 1993-07-29 表面化粧材 Pending JPH0711334U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4567993U JPH0711334U (ja) 1993-07-29 1993-07-29 表面化粧材

Applications Claiming Priority (1)

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JP4567993U JPH0711334U (ja) 1993-07-29 1993-07-29 表面化粧材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711334U true JPH0711334U (ja) 1995-02-21

Family

ID=12726084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4567993U Pending JPH0711334U (ja) 1993-07-29 1993-07-29 表面化粧材

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JP (1) JPH0711334U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052376A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Panahome Corp 壁紙、この壁紙を用いた建材、及び壁状体の被覆構造
JP2011026722A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Kohjin Co Ltd 印刷用通気性化粧シート原紙

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980331