JPH07112038B2 - 半導体装置用リードフレームの製造方法及びこれに用いるプレス成形装置 - Google Patents

半導体装置用リードフレームの製造方法及びこれに用いるプレス成形装置

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JPH07112038B2
JPH07112038B2 JP4204295A JP20429592A JPH07112038B2 JP H07112038 B2 JPH07112038 B2 JP H07112038B2 JP 4204295 A JP4204295 A JP 4204295A JP 20429592 A JP20429592 A JP 20429592A JP H07112038 B2 JPH07112038 B2 JP H07112038B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に用いるリ
ードフレームの製造方法及びこれに用いるプレス成形装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置用のリードフレームをプレス
成形により製作する場合には、長尺の金属製帯板素材を
プレス成形装置に通して、長手方向に複数の同一パター
ンのリード群を打ち抜いていく。従来、例えば特開昭5
6−24962号公報に記載の方法がある。この方法
は、リードの半部を形成する対応形状を成すポンチが組
み込まれた一の型に、金属製の帯板りの素材を通し、長
手方向に順次打ち抜いてリードフレームの半部を形成し
た後、この素材を反対方向に通して、型で順次打ち抜い
てリードフレームの残りの半部を形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法による
場合には、素材を型へ二度通して、リードを半部ずつ形
成しているが、素材を一ピッチの送り毎にリードの半部
を一度に打ち抜いている。従って、半導体装置の集積度
の高度化に伴ってリード群が密集化すると、型の形状が
複雑化して、その製作が容易でなく、高価になるし、打
ち抜き自体が困難になる。たとえ、リードの対称軸で二
分して半部毎に二度に分けたとしても、一度に打ち抜く
リードの密度を低減させることはできない。従って、本
発明は、単純な形状の型を用いてリードフレームをプレ
ス成形する方法と、これに用いる装置を提供することに
より、型に要するコスト、ひいてはリードフレームの製
作コストを削減することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、リードフレーム3におけるリード
2群の対称の半分3aを形成することができる複数に分
割した型31,32,33,34をプレス成形装置30
に装着し、このプレス成形装置30の各型31,32,
33,34毎に長尺の帯板素材1を間歇的に通して、最
初に各リード2群の対称の半分3aを形成した後、再び
この素材1を前回とは反対向きにプレス成形装置30の
各型31,32,33,34毎に間歇的に通して、各リ
ード2群の残りの半分3bを形成する方法を採用した。
また、この方法を実施するため、長尺の金属製帯板素材
1の長手方向に、複数の同一パターンのリード2群を順
次打ち抜いていくプレス成形装置30に、リードフレー
ム3におけるリード2群の対称の半分3a,3bを形成
することができる複数に分割した型31,32,33,
34を設けた。
【0005】
【作用】本発明の方法を適用するリードフレーム3にお
ける各リード2群のパターンは、対称形を成している。
そして、各リード2群の対称の半分3a,3bを形成す
ることができる複数の型31,32,33,34を装着
したプレス成形装置30を用い、これに素材1を型3
1,32,33,34毎に間歇的に通し、全部の型を通
過させると、最初に各リード2群の対称の半分3aが形
成される。この素材1を再び前回とは反対向きにプレス
成形装置30の型31,32,33,34毎に間歇的に
通し、全部の型を通過させれば、各リード2群の対称の
残りの半分3bが形成され、リード2群の全体が完成す
る。即ち、この場合、各型31,32,33,34のパ
ターンは、リード2群のパターンの半分に対応する形状
を分割したものである。従って、この型31,32,3
3,34は、リード2群のパターン全体に対応する型と
比較すると、理論上半分のコストで製作することができ
る上、各型の形状が簡単化する。素材1を2度にわたっ
てプレス成形装置30に通すことによる工程数の増加を
考慮しても、リードフレームの製造コストは削減され
る。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図1、図2は本発明に係る方法によってリードフレ
ームをプレス成形する過程を示す金属製帯板素材の平面
図、図3はプレス成形装置の概略的正面図である。
【0007】図1、図2には、長尺の金属製帯板素材1
に、合計28本のリード2を有するリードフレーム3
を、プレス成形により打ち抜き成形する過程を示してあ
る。最終的に、素材1には、長手方向に同一のリードフ
レーム3(図2の右端)が多数形成される。完成したリ
ードフレーム3のリード2群は、中心線Cに対して長手
方向(左右)に対称に配置されている。
【0008】しかして、この実施例においては、図3に
示すプレス成形装置30に、素材1を1回通すことによ
り、図1の右端に位置するリードフレームの対称の半分
3aを先ず成形する。そして、その後、これを反対側か
らプレス成形装置30に通すことにより、対称の他方の
半分3bを成形して、図2の右端に位置するリードフレ
ーム3を完成する。
【0009】図3に示すように、この成形に用いるプレ
ス成形装置30は、基本的に4つの型31,32,3
3,34を備えており、素材1を矢線方向に間歇的に送
り出して、その長手方向に順次リード2を打ち抜き成形
していく。図1に示す素材1は、左端側から打ち抜き過
程a,b,c,d,eを有し、順次1回、2回、3回、
4回のパンチングを経ている。そして、図1において黒
く塗り潰した部分が、各型31,32,33,34によ
る打ち抜き部分である。過程eは、4回のパンチングを
経てプレス成形装置30を通過した状態である。即ち、
図1の素材1は、右端側からプレス成形装置30に送り
込まれたものであり、5回の送りと、パンチングを経た
状態にある。
【0010】型31,32,33,34は、順次図1に
おける打ち抜き過程a,b,c,dの黒塗部分に対応す
る型形状を有する。これら4つの型31,32,33,
34により、リードフレーム3における対称の半分3a
を形成する。従って、プレス成形装置30を一度通過し
た状態において、素材1には、図1の右端に位置する形
状のものが長手方向に所定のピッチで多数形成される。
【0011】次いで、リードフレームの半分3aを形成
した素材1を先とは反対方向にプレス成形装置30に送
り込み、図2に示すようにリードフレームの他方の半分
3bを形成する。このとき、プレス成形装置30には、
先と同様の4つの型31,32,33,34に加えて型
35を装着する。図2に示す素材1は、左端側から打ち
抜き過程f,g,h,i,j,kを有し、順次1回、2
回、3回、4回、5回のパンチングを経ている。そし
て、図2において黒く塗り潰した部分が、各型31,3
2,33,34,35による打ち抜き部分である。過程
kは、5回のパンチングを経てプレス成形装置30を通
過し、リードフレーム3が完成した状態である。
【0012】この場合、型31,32,33,34のパ
ターンは、リードフレーム3におけるリード2群のパタ
ーンの半分3a,3bに対応するものである。従って、
この型31,32,33,34は、リード2群のパター
ン全体に対応する型と比較すると、半分の大きさであ
り、理論上半分のコストで製作することができる。素材
1を2度にわたってプレス成形装置30に通すことによ
る工程数の増加を考慮しても、なおリードフレーム3の
製造コストは削減される。型の組み立て、その保守点検
も比較的容易であり、精度も出しやすい。また、リード
フレーム3を半分ずつプレス成形するので、他方の半分
のスペースにプッシャボルトを入れて素材の中央部を押
さえることにより、リード2の捩じれを極力小さくする
ことができる。なお、用いる型の数は、成形すべきリー
ドフレームのリードの数に応じて適宜変更することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明は、リードフレー
ム3におけるリード2群の対称の半分3aを形成するこ
とができる複数に分割した型31,32,33,34を
プレス成形装置30に装着し、このプレス成形装置30
の各型31,32,33,34毎に長尺の帯板素材1を
間歇的に通して、最初に各リード2群の対称の半分3a
を形成した後、再びこの素材1を前回とは反対向きにプ
レス成形装置30の各型31,32,33,34毎に間
歇的に通して、各リード2群の残りの半分3bを形成す
る方法を採用し、また、この方法を実施するため、長尺
の金属製帯板素材1の長手方向に、複数の同一パターン
のリード2群を順次打ち抜いていくプレス成形装置30
に、リードフレーム3におけるリード2群の対称の半分
3a,3bを形成することができる複数に分割した型3
1,32,33,34を設けたため、理論上半分のコス
トで型を製作することができ、素材1を2度にわたって
プレス成形装置30に通すことによる工程数の増加を考
慮しても、なおリードフレームの製造コストを大幅に削
減することができる上に、複数の型で順次打ち抜くの
で、型の形状が夫々単純化して、型を容易に製作するこ
とができ、そのコストを低減させることができ、さらに
打ち抜きが確実になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法によってリードフレームをプ
レス成形する過程を示す金属製帯板素材の平面図であ
る。
【図2】本発明に係る方法によってリードフレームをプ
レス成形する過程を示す金属製帯板素材の平面図であ
る。
【図3】本発明に係る方法に用いるプレス成形装置の概
略的正面図である。
【符号の説明】
1 金属製帯板素材 2 リード 3 リードフレーム 3a リードフレームの一方の半分 3b リードフレームの他方の半分 30 プレス成形装置 31 型 32 型 33 型 34 型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の金属製帯板素材をプレス成形装置
    に通して、長手方向に複数の同一パターンのリード群を
    打ち抜いていくリードフレームの製造方法において、 各リード群の対称の半分を形成することができる複数に
    分割した型を前記プレス成形装置に夫々装着し、このプ
    レス成形装置の各型毎に間歇的に前記素材を通して、最
    初に各リード群の対称の半分を形成した後、再びこの素
    材を前回とは反対向きに前記プレス成形装置の各型毎に
    間歇的に通して、各リード群の残りの半分を形成するこ
    とを特徴とする半導体装置用リードフレームの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 長尺の金属製帯板素材の長手方向に、複
    数の同一パターンのリード群を順次打ち抜いていくプレ
    ス成形装置であって、前記リード群の対称の半分を形成
    することができる複数に分割した型を備えていることを
    特徴とするプレス成形装置。
JP4204295A 1992-07-09 1992-07-09 半導体装置用リードフレームの製造方法及びこれに用いるプレス成形装置 Expired - Fee Related JPH07112038B2 (ja)

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