JPH07112006B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07112006B2
JPH07112006B2 JP63109664A JP10966488A JPH07112006B2 JP H07112006 B2 JPH07112006 B2 JP H07112006B2 JP 63109664 A JP63109664 A JP 63109664A JP 10966488 A JP10966488 A JP 10966488A JP H07112006 B2 JPH07112006 B2 JP H07112006B2
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forming
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insulating film
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弘樹 川村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にトレンチ素
子分離層形成工程を含む半導体装置の製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
半導体集積回路の微細化に伴い、素子分離においては、
トレンチによる素子分離が有効な手段となっている。例
えばバイポーラ集積回路では、素子間分離を目的とした
深いトレンチ、エミッタ・コレクタ分離などの電極分離
を目的とした、浅いトレンチがある。従来の深さの異な
るシリコントレンチの形成方法を図面を参照し説明す
る。
第3図(a)〜(e)は従来の半導体装置のトレンチ素
子分離層の形成方法を説明するための工程順に示した半
導体チップの断面図である。
まず、第3図(a)に示すように、半導体基板1上に酸
化膜2を熱酸化もしくは化学気相成長法(以下CVD法と
記す)により形成する。次に、ホトリソグラフィ技術を
用いてトレンチエッチング用の酸化膜を形成する。この
マスクを用い、反応ガスとして例えばCl2あるいはCBrF3
を使用した反応性イオンエッチング法(以下RIE法と記
す)により深さ5μm程度、幅1μm程度のトレンチ3
を形成する。
次に、第3図(b)に示すように、ホトレジスト21のマ
スクを形成する。
次に、第3図(c)に示すように、ホトレジスト21をマ
スクとして、まず酸化膜2をエッチングする。酸化膜2
をマスクに用い、反応ガスとして、例えばCl2あるいはC
BrF3を使用したRIE法により深さ2μm程度、幅1μm
程度のトレンチ4を掘る。これにより深さの異なる2つ
のトレンチが形成される。
次に、第3図(d)に示すように、熱酸化して数10〜10
0nm程度の熱酸化膜5を形成する。次に、ステップカバ
レージの良好な減圧または常圧のCVD法によりCVD酸化膜
6を形成する。これによりトレンチ3,4は酸化物で完全
に埋められる。
次に、第3図(e)に示すように、半導体基板1の表面
が露出するまで平坦化エッチングを行う。
以上の工程により深さの異なるトレンチ素子分離層が形
成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の深さの異なるトレンチ素子分離構造の形
成方法は、改めて行うレジスト工程において、既存のト
レンチにホトレジストが入り込み、入り込んだホトレジ
スト料を完全に剥離するのが困難であるという欠点と、
新しいトレンチのエッチング工程において、既存のトレ
ンチには、マスク酸化膜が形成されていないので、既存
のトレンチもエッチングされ、より深くなるという欠点
がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板表面に素
子分離用の第1の溝を掘る工程と、熱酸化により上記第
1の溝の表面に熱酸化膜を形成する工程と、CVD法を用
いて上記第1の溝を埋めかつ上記半導体基板表面を覆う
ように第1の絶縁膜を形成する工程と、上記第1の絶縁
膜に素子分離用溝形成のための開口部を形成する工程
と、上記第1の絶縁膜をマスクにして上記半導体基板表
面に上記第1の溝とは深さの異なる第2の溝を形成する
工程と、CVD法を用いて上記第2のを埋めかつ上記第1
の絶縁膜表面を覆うように第2の絶縁膜を形成する工程
と、上記第2の絶縁膜および上記第1の絶縁膜をエッチ
バックして上記第1の溝内のみに第1の溝を充填する第
1の絶縁膜を残置して上記第2の溝内のみに第2の溝を
充填する第2の絶縁膜を残置する工程とを含んで構成さ
れる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例を説明するための工程順
に示した半導体チップの断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、半導体基板1の上に
酸化膜2を熱酸化もしくはCVD法により形成する。ホト
リソグラフィ技術を用いて酸化膜2をエッチングして酸
化膜のマスクを形成する。この酸化膜のマスクを用い、
反応ガスとして、例えばCl2あるいはCBrF3を使用したRI
E法により深さ5μm程度、幅1μm程度のトレンチ3
を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、熱酸化して数10〜数
100nm程度の厚さの熱酸化膜5を形成し、さらに減圧も
しくは常圧のステップガバレッジの良好な減圧もしくは
常圧のCVD法により、CVD酸化膜6を堆積してトレンチ3
を完全に埋める。
次に、第1図(c)に示すように、ホトリソグラフィ技
術を用いてCVD酸化膜6及び熱酸化膜5をエッチングし
て開口部を形成する。次に、CVD酸化膜6をマスクに用
い、反応ガスとしてCl2あるいはCBrF3を使用したRIE法
により深さ2μm程度、幅1μm程度のトレンチ4を形
成する。次に、熱酸化して厚さ100nm程度の熱酸化膜7
を形成した後、ステップカバレッジの良好な減圧もしく
は常圧のCVD法によりCVD酸化膜8を堆積してトレンチ4
を完全に酸化物で埋める。
次に、第1図(e)に示すように、半導体基板1の表面
が露出するまで平坦化エッチバックを行う。
以上の工程により深さの異なるトレンチ素子分離層が形
成される。
第2図(a)〜(e)は本発明の第2の実施例を説明す
るための工程順に示した半導体チップの断面図である。
まず、第2図(a)に示すように、半導体基板1上に酸
化膜2を熱酸化もしくはCVD法により形成し、ホトリソ
グラフィ技術を用いて酸化膜をエッチングしてマスクを
形成する。このマスクを用いて反応ガスとして、例えば
Cl2あるいはCBrF3を用いたRIE法により深さ5μm程
度、幅1μm程度のトレンチ3を形成する。
次に、第2図(b)に示すように、熱酸化して厚さ数10
〜数100nm程度の熱酸化膜5を形成する。次に、ステッ
プカバレッジの良い減圧もしくは常圧のCVD法によりCVD
窒化膜9を数10〜数100nm程度の厚さに形成する。次に
ステップカバレッジの非常に良好なホウリン珪酸ガラス
(以下BPSGと記す)膜を成長するため、テトラエチルオ
ルソシリケイト(以下TEOSと記す)を用いた減圧CVD法
によりBPSG膜10を堆積してトレンチ43を完全に埋める。
次に、第2図(c)に示すように、ホトリソグラフィ技
術を用いてBPSG膜10、CVD窒化膜9、熱酸化膜5、酸化
膜2を順次エッチングしてマスクを形成する。これをマ
スクに用い、例えば反応ガスとしてCl2あるいはCBrF3
用いたRIE法により深さ2μm程度、幅1μm程度のト
レンチ4を形成する。
次に、第2図(d)に示すように、熱酸化して厚さ数10
〜数100nm程度の熱酸化膜11を形成した後、ステップガ
バレッジの良好な減圧または常圧のCVD法により100nm程
度の厚さのCVD窒化膜12を形成する。次に、ステップカ
バレッジの非常に良好なBPSG膜13をTEOSを用いた減圧CV
D法により形成する。
次に、第2図(e)に示すように、半導体基板1の表面
が露出するため平坦化エッチングを行う。
以上の工程により深さの異なるトレンチ素子分離層が形
成される。
この実施例においてTESOを用い、減圧のCVD法で形成し
たBPSG膜は減圧又は常圧のCVD法で形成した酸化膜より
も、ステップカバレッジが良好で、トレンチへの埋込み
が容易であるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、トレンチを形成するエ
ッチング工程と、形成されたトレンチに絶縁膜を埋込む
絶縁膜の成膜工程と、その絶縁膜をマスクとして既存の
トレンチとは、深さの異なるトレンチを形成するための
エッチング工程を行い、深さの異なるトレンチ素子分離
構造を形成することにより、従来の深さの異なるトレン
チ素子分離構造の形成方法において問題となっている改
めて行うレジスト工程において、既存のトレンチにレジ
スト材料が入り込み、入り込んだレジスト材料を完全に
剥離するのが困難であるという欠点と、さらに新しいト
レンチのエッチング工程において、既存のトレンチには
マスク酸化膜が形成されていないので、新しいトレンチ
のエッチング工程を行う際、既存のトレンチもエッチン
グ工程が施されより深くなってしまうという欠点を解決
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)及び第2図(a)〜(e)はそれ
ぞれ本発明の第1及び第2の実施例を説明するための工
程順に示した半導体チップの断面図、第3図(a)〜
(e)は従来の半導体装置のトレンチ素子分離層の形成
方法を説明するための工程順に示した半導体チップの断
面図である。 1…半導体基板、2…酸化膜、3,4…トレンチ、5…熱
酸化膜、6…CVD酸化膜、7…熱酸化膜、8…CVD酸化
膜、9…CVD窒化膜、10…BPSG膜、11…熱酸化膜、12…C
VD窒化膜、13…BPSG膜、21…ホトレジスト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板表面に素子分離用の第1の溝を
    掘る工程と、熱酸化により前記第1の溝の表面に熱酸化
    膜を形成する工程と、CVD法を用いて前記第1の溝を埋
    めかつ前記半導体基板表面を覆うように第1の絶縁膜を
    形成する工程と、前記第1の絶縁膜に素子分離用溝形成
    のための開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜を
    マスクにして前記半導体基板表面に前記第1の溝とは深
    さの異なる第2の溝を形成する工程と、CVD法を用いて
    前記第2のを埋めかつ前記第1の絶縁膜表面を覆うよう
    に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜お
    よび前記第1の絶縁膜をエッチバックして前記第1の溝
    内のみに該第1の溝を充填する該第1の絶縁膜を残置し
    て前記第2の溝内のみに該第2の溝を充填する該第2の
    絶縁膜を残置する工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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