JPH07111676B2 - ウインドウ表示方法 - Google Patents

ウインドウ表示方法

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JPH07111676B2
JPH07111676B2 JP4329801A JP32980192A JPH07111676B2 JP H07111676 B2 JPH07111676 B2 JP H07111676B2 JP 4329801 A JP4329801 A JP 4329801A JP 32980192 A JP32980192 A JP 32980192A JP H07111676 B2 JPH07111676 B2 JP H07111676B2
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Japan
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window
frame
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main
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淳次 山本
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRTディスプレイ等
の画面に複数のウインドウを表示するウインドウ表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチウインドウシステムでは、CRT
ディスプレイ等の画面に複数のウインドウを同時に表示
するので、複数のプロセスの経過を同時に確認すること
ができる。そして、ウインドウの数が多くなると、各ウ
インドウが重ね合わせて表示されるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、従来のウイ
ンドウ表示装置ではCRTディスプレイ等の画面に複数
のウインドウを同時に表示する際には、すべてのウイン
ドウを同一の表示色で表示していた。従って、各ウイン
ドウの表示内容、種類が異なるものであっても、個々の
ウインドウを独立して識別できなかった。そのため、目
的とするウインドウをオペレータが見つけ出すのに時間
がかかり、ウインドウの処理効率及び操作効率が悪いと
いう欠点があった。本発明の課題は、ディスプレイ上に
表示される複数のウインドウをウインドウ枠の表示形態
によって簡単に識別できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1のウイ
ンドウと第2のウインドウとをその表示優先順位に従っ
た順番で表示画面上に表示するウインドウ表示方法であ
って、ウインドウ枠の表示色もしくは形状を示す識別情
報を記憶し、上記第1のウインドウを表示する際は、そ
の第1のウインドウを第1の識別情報に従った表示色も
しくは形状のウインドウ枠で表示し、上記第2のウイン
ドウを表示する際は、その第2のウインドウを第1の識
別情報とは異なる第2の識別情報に従った表示色もしく
は形状のウインドウ枠で識別して表示する、ようにした
ウインドウ表示方法である。
【0005】
【作用】この発明の作用は、ウインドウ枠の表示色もし
くは形状を示す識別情報を記憶しているので、第2のウ
インドウを表示する際は、その第2のウインドウを第1
の識別情報とは異なる第2の識別情報に従った表示色も
しくは形状のウインドウ枠で識別して表示する。これに
よって、第2のウインドウのウインドウ枠を、第1のウ
インドウのウインドウ枠とは異なる表示色もしくは形状
にすることができ、この結果、オペレータは各ウインド
ウを容易に識別でき、編集などの目的とするウインドウ
の識別や各ウインドウの操作効率を向上させることがで
きる。
【0006】
【実施例】
(1)構成 図1は、本発明のウインドウ表示装置のシステム構成図
である。図1において、11はマウス、12はキーボー
ドであり、マウス11及びキーボード12は、ウインド
ウ生成信号等のウインドウ表示に関する情報を入力する
ためのものである。マウス11からの入力はマウス制御
装置13を介して、またキーボード12からの入力はキ
ーボード制御装置14を介してプロセッサ15に送られ
る。プロセッサ15は、図示しないがROMに格納され
ているプログラムによって制御され、CRTディスプレ
イ25への複数のウインドウの表示の全体的な制御を行
なっている。すなわち、プロセッサ15は各ウインドウ
の位置、大きさ等の属性および各ウインドウ間の関係に
ついての情報をウインドウ管理テーブル17に記憶し、
各ウインドウの表示データをウインドウメモリ18に記
憶する。
【0007】図2は、ウインドウ管理テーブル17に格
納されている情報を示している。ウインドウ管理テーブ
ル17の情報は、ウインドウの幅bpwウインドウの高
さbph、ウインドウのX座標bpx、ウインドウのY
座標bpy、文字サイズcsize、行間のpitc
h、次のウインドウへのポインタfp、前のウインドウ
へのポインタbp、最初のサブウインドウのポインタs
wsp、最後のサブウインドウのポインタswep、親
ウインドウのポインタparent、タイトルバーのデ
ータtitle、ウインドウの識別コード、例えば枠の
色情報を格納するフレームflameからなる。
【0008】ここでフレームflameは、複数のウイ
ンドウをCRTディスプレイ25の画面に表示する場合
にウインドウをグループごとに識別することができるよ
うにするための識別コードを格納するためのものであり
この識別コードとしては例えばウインドウの枠を色分け
してそれぞれのウインドウを区別するウインドウ枠の色
情報が用いられる。枠の色情報は図2に示すようにフレ
ームflameの0ビット目乃至3ビット目までのビッ
ト位置にオンあるいはオフのフラグをセットすることに
よって定まる。例えば、あるウインドウの管理テーブル
のフレームflameの全てのビットにオフのフラグを
セットするとこのウインドウの枠は“赤”また他のウイ
ンドウの管理テーブルのフレームflameの0ビット
目にオンのフラグをセットし、1ビット目乃至3ビット
目にオフのフラグをセットするとそのウインドウの枠は
“青”というように、2進化10進法(BCD)で15
種類の色分けを施すことが可能である。
【0009】ウインドウ枠識別装置16は、マウス11
あるいはキーボード12からメインウインドウあるいは
サブウインドウ生成の信号がプロセッサ15に入力する
とき、この信号をプロセッサ15から受けてメインウイ
ンドウあるいはサブウインドウの管理テーブル17のフ
レームflameに所定のフラグをセットするのに用い
られる。
【0010】メインウインドウのフレームflameに
は、すでに生成されているメインウインドウのフレーム
flameにセットされているフラグで定まる2進化1
0進数よりも大きい値の10進数になるようにフラグが
セットされる。
【0011】例えばすでに生成されているメインウイン
ドウのうち最新のものの管理テーブルのフレームfla
meに10進数で“0”の値、即ち0ビット目乃至3ビ
ット目にオフのフラグがセットされているとすると、い
ま生成されるメインウインドウのフレームflameに
は10進数で“1”の値、即ち、0ビット目にオン、1
乃至3ビット目にオフのフラグがセットされる。
【0012】また、サブウインドウのフレームflam
eには、このサブウインドウの属するメインウインドウ
のフレームflameと同じフラグがセットされ、これ
によってメインウインドウの枠と、このメインウインド
ウに属するサブウインドウの枠とを画面上で同じ色に表
示して、サブウインドウの所属を明確にすることができ
る。
【0013】ウインドウメモリ18にはウインドウ管理
テーブル17に格納された情報に基づいてメインウイン
ドウあるいはサブウインドウのデータが格納される。こ
の際、ウインドウメモリ18にはウインドウの枠情報
が、フレームflameに書込まれた枠の情報とともに
書込まれる。
【0014】プロセッサ15はウインドウ管理テーブル
17とウインドウメモリ18に所定の内容を格納した
後、制御をオーバーラップ制御装置19に移す。オーバ
ーラップ制御装置19は、ウインドウ管理テーブル17
から各ウインドウの表示位置等の情報を取り出し画面に
表示するための制御データを作成するのに用いられる。
この制御データは、図3(a),(b)に示すように画面を長
方形に分割し、その長方形ごとに画面の座標、論理画面
の座標、タイトルバーの情報等の表示制御情報からな
る。図3(a)は、ウインドウが1つの場合の分割を示し
ており、画面はA,B,C,D,E,Fの6個の長方形
に分割され、それぞれの表示制御データが作成される。
また、図3(b)は、ウインドウが複数個の場合の分割を
示しており、画面はA,B,C,D,E,F,G,H,
I,J,K,Lの12個の長方形に分割され、それぞれ
の表示制御データが作成される。
【0015】表示メモリ20にはこれらの表示制御デー
タが格納される。ウインドウ表示装置21は、オーバー
ラップ制御装置19が表示制御メモリ20に所定の制御
データを格納した後、オーバーラップ制御装置19から
の制御を受けて表示制御メモリ20内の分割した長方形
ごとの制御データをビットムーバー22に転送するのに
用いられる。ビットムーバー22はウインドウ表示装置
21からの制御データに従いウインドウメモリ18から
表示するデータを取り出して表示メモリ23に格納す
る。表示制御装置24は、表示メモリ23に格納された
表示データをCRTディスプレイ25に表示するのに用
いられる。CRTディスプレイ25の画面には分割した
長方形ごとの表示データが表示されるようになってい
る。
【0016】(2)動作 以上のような構成のウインドウ表示装置の動作を説明す
る。先ず、プロセッサ15は、マウス11あるいはキー
ボード12からメインウインドウ生成の信号を受け取る
と、ウインドウ管理テーブル17にメインウインドウの
管理テーブルを作成する。メインウインドウ生成の信号
はまたウインドウ管理テーブルのフレームflameに
所定のフラグをセットするためにプロセッサ15を介し
てウインドウ枠識別装置16にも送られる。ウインドウ
枠識別装置16はすでに生成されているメインウインド
ウの識別コード、即ち枠の色とは異なる色をいま生成さ
れるべきメインウインドウの枠に割り当てる。
【0017】すなわち、現在すでに生成されているメイ
ンウインドウが例えば1つであり、そのメインウインド
ウの管理テーブルのフレームflameの全てのビット
にオフのフラグがセットされて、枠に“赤”の色が割当
てられているとすると、いま生成されるべきメインウイ
ンドウの管理テーブルのフレームflameには0ビッ
ト目にオンのフラグをセットし、1乃至3ビット目にオ
フのフラグをセットして、枠に“青”の色を割当てる。
【0018】このように新たに生成されるメインウイン
ドウの管理テーブルのフレームflameの各ビットは
1つ前に生成されるメインウインドウの管理テーブルの
フレームflameにセットされたフラグで定まる2値
化10進数よりも“+1”だけ大きな10進数となるよ
うなフラグがセットされる。
【0019】但し、1つ前に生成されたメインウインド
ウの管理テーブルのフレームflameに10進数で
“15”の値がセットされていると、即ち全てのビット
にオンのフラグがセットされていると、次に生成される
べきメインウインドウの枠の色を以前に生成されたメイ
ンウインドウの枠の色と異なるように選択することはで
きないので、この場合には次に生成されるべきメインウ
インドウの枠の色は一つ前に生成されたメインウインド
ウの枠の色と同じにさせる。即ちフレームflameの
全てのビットにはオンのフラグがセットされる。
【0020】このようにして2つのメインウインドウW
IN1およびWIN2の管理テーブル31,32をウイ
ンドウ管理テーブル17に順次生成した例を図4に示
す。図4において、メインウインドウWIN1をCRT
ディスプレイの画面の最前面に表示し、メインウインド
ウWIN2を画面の最後面に表示するために、メインウ
インドウWIN1の管理テーブル31のポインタbp1
およびメインウインドウWIN2の管理テーブル32の
ポインタfp2には終端マークNILLが格納され、ベ
ースウインドウ管理テーブル30のポインタswspは
メインウインドウWIN1の管理テーブル31の先頭ア
ドレスをポイントし、ベースウインドウ管理テーブル3
0のポインタswepはメインウインドウWIN2の管
理テーブル32の先頭アドレスをポイントしている。
【0021】またメインウインドウWIN1の管理テー
ブル31のポインタfp1は次のメインウインドウWI
N2の管理テーブル32の先頭アドレスをポイントし、
メインウインドウWIN2の管理テーブル32のポイン
タbp2は前のメインウインドウWIN1の管理テーブ
ル31の先頭アドレスをポイントしている。またメイン
ウインドウWIN1,WIN2の管理テーブル31,3
2のポインタparent1,parent2はこれら
の親ウインドウに当るベースウインドウ管理テーブル3
0の先頭アドレスをポイントしている。
【0022】さらに、前述のようにウインドウ枠識別装
置16によってメインウインドウWIN1の管理テーブ
ル31のフレームflame1にはメインウインドウW
IN1の枠の色情報がセットされ、例えば全てのビット
にオフのフラグがセットされ、またメインウインドウW
IN2の管理テーブル32のフレームflame2には
メインウインドウWIN2の枠の色情報がセットされ、
例えば0ビット目のフラグだけにオンがセットされてい
る。
【0023】このようにウインドウ管理テーブル17に
全てのメインウインドウに関する情報を格納すると、プ
ロセッサ15はメインウインドウWIN1,WIN2の
管理テーブル31,32内に格納された情報に基づい
て、メインウインドウWIN1,WIN2のデータをウ
インドウメモリ18に書込む。その際、メインウインド
ウの枠情報はフレーム、例えばフレームflame1,
フレームflame2、に書込まれた色情報とともにウ
インドウ18に書込まれる。これによってメインウイン
ドウについての管理テーブル内の情報およびウインドウ
メモリ18内のデータが完備される。
【0024】メインウインドウに関する情報並びにデー
タを完備した後、プロセッサ15はマウス11およびキ
ーボード12およびプログラムからサブウインドウ生成
の信号を受け付ける。プロセッサ15はサブウインドウ
生成の信号を受け付けると、ウインドウ管理テーブル1
7にサブウインドウ用の管理テーブルを作成する。図4
にはこのようにして作成されたサブウインドウSUB
1,SUB2の管理テーブル33,34を示す。
【0025】図4において、もしメインウインドウWI
N1の管理テーブル31のポインタswsp1が終端マ
ークNILLであるならば、すなわちメインウインドウ
WIN1にまだサブウインドウが生成されていない状態
ならば、プロセッサ15はサブウインドウ生成の信号が
入力するとメインウインドウWIN1の管理テーブルの
ポインタswspとswepとがともにサブウインドウ
SUB1の管理テーブル33をポイントするようにメイ
ンウインドウWIN1とサブウインドウSUB1との間
にリスト構造を形成する。
【0026】またメインウインドウWIN1の管理テー
ブル31のポインタswsp1が終端マークNILLで
ない場合には、すなわちサブウインドウSUB1がすで
に生成されている状態のときには、サブウインドウ生成
の信号が入力するとプロセッサ15はサブウインドウS
UB1の管理テーブル33の後ろにサブウインドウSU
B2の管理テーブル34を生成し、この管理テーブル3
4の先頭アドレスをメインウインドウWIN1の管理テ
ーブル31のポインタswep1とサブウインドウSU
B1の管理テーブル33のポインタfp3とでポイント
する。
【0027】またサブウインドウSUB2の管理テーブ
ル34のポインタbp4はサブウインドウSUB1の管
理テーブル33の先頭アドレスをポイントし、管理テー
ブル33および管理テーブル34のポイントParen
t3およびParent4はこれらの親ウインドウに当
るメインウインドウWIN1の管理テーブル31の先頭
アドレスをポイントする。
【0028】また、サブウインドウ生成の信号が入力す
るとウインドウ枠識別情報装置16はサブウインドウS
UB1,SUB2の管理テーブル33,34のフレーム
frame3,frame4に各サブウインドウの枠の
色情報を格納する。サブウインドウの枠をこれの親ウイ
ンドウの枠の色と同じものにするためにフレームfra
me3,フレームframe4には親ウインドウである
メインウインドウWIN1の管理テーブル31のフレー
ムframe1と同じ内容が格納される。
【0029】いまの例ではフレームframe1には1
0進数で“0”の値が格納されているのでフレームfr
ame3,フレームframe4にも10進数で“0”
の値を格納してサブウインドウSUB1,SUB2の枠
の色をメインウインドウWIN1の枠の色と同じ“赤”
にする。
【0030】サブウインドウの管理テーブルが完備した
後、プロセッサ15はメインウインドウのときと同様に
してウインドウ管理テーブル17を参照してウインドウ
メモリ18にサブウインドウの表示データを書込む。サ
ブウインドウの枠は色情報を含めてこのときウインドウ
メモリ18に書込まれる。
【0031】図5は、メインウインドウあるいはサブウ
インドウの管理テーブルのフレームframeに枠の色
情報を格納するウインドウ枠識別装置16の処理例を示
したものである。
【0032】プロセッサ15がマウス11、キーボード
12からウインドウ生成の信号を受け取ってメインウイ
ンドウあるいはサブウインドウの管理テーブルを作成し
た後、ウインドウ枠識別装置16の処理が開始する。ウ
インドウ枠識別装置16は、生成されたメインウインド
ウあるいはサブウインドウの管理テーブルのアドレスを
プロセッサ15から受け取る。
【0033】ステップST1では、メインウインドウの
フレームframeに色情報を格納するのか或いはサブ
ウインドウのフレームframeに色情報を格納するの
かを判断するために、プロセッサ15により生成された
ウインドウがメインウインドウか否かを調べる。これは
生成されたウインドウの管理テーブルのポインタpar
entがどの親ウインドウを指示しているかによって判
断される。
【0034】すなわちポインタparentベースウイ
ンドウ管理テーブルをポイントしているならば生成され
たウインドウはメインウインドウであり、ポインタpa
rentがメインウインドウをポイントしているならば
生成されたウインドウはサブウインドウということにな
る。生成されたウインドウがメインウインドウであると
きには、このメインウインドウの管理テーブルのフレー
ムframeに所定の色情報を格納するためにステップ
ST2に進む。
【0035】生成されたウインドウがサブウインドウで
あるときには、このサブウインドウの管理テーブルのフ
レームframeをこれの親ウインドウであるメインウ
インドウの管理テーブルのフレームと同一の内容にする
ためにステップST4に進む。
【0036】ステップST2では、いま生成されたメイ
ンウインドウよりも以前にすでに15種類のメインウイ
ンドウが生成されているか否かを判断するために、先ず
メインウインドウの親ウインドウに当たるベースウイン
ドウ管理テーブルのフレームframeの全てのビット
(0ビット目乃至3ビット目)がオンであるかを調べ
る。全てのビットがオンであるときには、すでに15種
類のメインウインドウが生成され、全ての色が使用され
ていると判断し、いま生成されたメインウインドウの枠
を一つ前のウインドウの枠と同じ色で表示する。
【0037】すなわちステップST4に進み、親ウイン
ドウに当たるベース管理テーブルのフレームframe
の内容をいま生成されたメインウインドウの管理テーブ
ルのフレームframeに転送して、いま生成されたメ
インウインドウのフレームframeの全てのビットを
オンにする。全てのビットがオンでないときには、少な
くとも1つのオフのビットがあり、これをオンすること
によって以前に生成されたメインウインドウの枠とは異
なる色を表示するためにステップST3に進む。
【0038】すなわちステップST3では、ベースウイ
ンドウ管理テーブルのフレームframeのオフのビッ
トのうち最も下位に近いビットをオンにする。しかる
後、親ウインドウに当たるこのベースウインドウ管理テ
ーブルのフレームframeの内容をいま生成されたメ
インウインドウの管理テーブルのフレームframeに
転送するためにステップST4に進む。
【0039】ステップST4では上述のようにいま生成
されたウインドウの管理テーブルのフレームframe
に親ウインドウの管理テーブルのフレームframeの
内容を転送して、いま生成されたウインドウのフレーム
frameを完成させる。すなわち、いま生成されたウ
インドウがメインウインドウのときには親ウインドウに
当たるベースウインドウ管理テーブルのフレームfla
meの内容がいま生成されたメインウインドウの管理テ
ーブルのフレームflameに転送され、いま生成され
たウインドウがサブウインドウのときには親ウインドウ
に当たるメインウインドウの管理テーブルのフレームf
lameの内容がいま生成されたサブウインドウの管理
テーブルのフレームflameに転送される。
【0040】このように、以上の処理によって複数のメ
インウインドウのいずれかに従属するサブウインドウの
枠を親ウインドウに当たるメインウインドウの枠と同じ
色で表示することが可能となり、サブウインドウがどの
メインウインドウに属するかを画面上で色によって判断
することができる。
【0041】以上のようにして、メインウインドウおよ
びサブウインドウの全ての管理テーブルをウインドウ管
理テーブル17に作成し、前述のようにウインドウメモ
リ18内にこの管理テーブルに基づいてメインウインド
ウおよびサブウインドウの表示データ並びに色情報など
を書込んだ、プロセッサ15はその制御をオーバーラッ
プ制御装置19に移す。オーバーラップ制御装置19は
ウインドウ管理テーブル17から各ウインドウの表示位
置等の情報を取り出し前述のように長方形に分割して画
面に表示するための制御データを作成しこの制御データ
を表示制御メモリ20に格納する。表示制御データを表
示制御メモリ20にすべて格納した後、制御をウインド
ウ表示装置21に移す。ウインドウ表示装置21は分割
した長方形ごとの制御データをビットムーバー22に転
送する。ビットムーバー22は制御データに従いウイン
ドウメモリ18から表示データを取り出しこれを表示メ
モリ23に記憶させる。分割した長方形の表示データを
表示メモリ23に記憶させた後、表示制御装置24によ
って表示メモリ23の内容をCRTディスプレイ25に
表示する。
【0042】いまカラーCRTディスプレイ25には、
複数のメインウインドウが異なる色の枠で表示され、
又、所定のメインウインドウに属するサブウインドウが
メインウインドウの枠と同じ色の枠で表示されるので、
各ウインドウのグレープの枠の色によって目視により識
別することが可能になる。
【0043】以上の実施例では、識別コードとしてウイ
ンドウ枠の色情報を用い、各ウインドウグループごとに
ウインドウ枠の色を変えてカラーCRTディスプレイ上
に表示し、ウインドウグループを識別しうるようにした
が、変形例として、枠の色にかわって枠の形状を識別コ
ードとして用い、これによってウインドウグループを識
別できるようにしても良い。すなわち、例えばあるグル
ープに属するウインドウの枠を画面上で一点鎖線で表示
し、又、他のグループに属するウインドウの枠を画面上
で二点鎖線で表示することもまた可能である。第一の実
施例ではカラーCRTディスプレイを必要としたが、こ
の第二の実施例ではモノクロのCRTディスプレイでも
実施することができるという利点がある。また、ディス
プレイはCRTに限らず液晶ディスプレイ他種々のもの
が利用できる。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、ディスプレイ上に複
数のウインドウを表示する際に、各ウインドウのウイン
ドウ枠の表示形態が異なって表示されるので、各ウイン
ドウの境界が大変明確になるばかりでなく、個々のウイ
ンドウの種類などを容易に識別できる。この結果、目的
とするウインドウをオペレータが素早く見つけ出すこと
ができ、ウインドウの処理効率および操作効率を著しく
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウインドウ表示装置の一実施例のシス
テム構成図である。
【図2】ウインドウ管理テーブルの説明図である。
【図3】ディスプレイの画面の分割を示す図である。
【図4】メインウインドウおよびサブウインドウの管理
テーブルのリスト構造を示す図である。
【図5】ウインドウ管理テーブルのフレームを作成する
フローチャートである。
【符号の説明】
15 cpu 16 ウインドウ枠識別装置 17 ウインドウ管理テーブル 18 ウインドウメモリ 22 ビットムーバ 25 ディスプレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のウインドウと第2のウインドウとを
    その表示優先順位に従った順番で表示画面上に表示する
    ウインドウ表示方法であって、 ウインドウ枠の表示色もしくは形状を示す識別情報を記
    憶し、 上記第1のウインドウを表示する際は、その第1のウイ
    ンドウを第1の識別情報に従った表示色もしくは形状の
    ウインドウ枠で表示し、 上記第2のウインドウを表示する際は、その第2のウイ
    ンドウを第1の識別情報とは異なる第2の識別情報に従
    った表示色もしくは形状のウインドウ枠で識別して表示
    する、 ようにしたことを特徴とするウインドウ表示方法。
JP4329801A 1992-12-10 1992-12-10 ウインドウ表示方法 Expired - Lifetime JPH07111676B2 (ja)

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