JPH0711085B2 - ヘルメットの内部構造 - Google Patents

ヘルメットの内部構造

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JPH0711085B2
JPH0711085B2 JP27457189A JP27457189A JPH0711085B2 JP H0711085 B2 JPH0711085 B2 JP H0711085B2 JP 27457189 A JP27457189 A JP 27457189A JP 27457189 A JP27457189 A JP 27457189A JP H0711085 B2 JPH0711085 B2 JP H0711085B2
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芳博 島田
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/10Linings
    • A42B3/12Cushioning devices
    • A42B3/121Cushioning devices with at least one layer or pad containing a fluid
    • A42B3/122Cushioning devices with at least one layer or pad containing a fluid inflatable

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  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内装材クッションが人頭にフィットするよ
うにしたヘルメットの内部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
オートバイやスノーモービルなどに乗る際に着用するヘ
ルメットは、走行時の風圧を強く受けることになる。こ
のため、ヘルメットの重量感を少なくし、フィット感を
向上させるように、着用者の頭部にぴったり合わせるこ
とが好ましい。従来は内装材などにパッドなどを挿入さ
せてその厚さを調整するようにしたり、ベルトや紐など
を取付けてその操作により内装材の位置の調整ができる
ようにして、内装材が着用者の頭に当たる部分の調整が
行なえるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、ヘルメットはプラスチック製のシェルが
一定の形状であり、その内側に取付けられた内装材のみ
の調整行なうものであるために、調整できる範囲は限ら
れ、一方人の頭の形は一定していないために、種々変化
する頭の形状に完全に対応させることは非常に困難であ
った。
この発明は、このような従来の欠点を解消するためにな
されたものであり、種々変化する人の頭の形状に対応し
て常に最適なフィット感が得られるヘルメットの内部構
造を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、プラスチック製のシェルの内側にプラスチ
ック製発泡材からなるライナー、その内側に内装材クッ
ションを配置してなるヘルメットにおいて、上記ライナ
ーと内装材クッションとの間にエアーバッグからなる厚
さ調整部材が配置され、この厚さ調整部材には、その内
部の空気の量を増減するポンプ手段が設けられ、このポ
ンプ手段の操作部がシェルの前側下端縁部の下側に面し
て配置され、この操作部によりシェルの下側からポンプ
手段が操作可能に構成されているものである。
上記厚さ調整部材が両頬部および後頭部に対応する部分
に配置され、内装材クッションが両頬部および後頭部に
当接するように構成することが好ましい。
〔作用〕
上記構成では、厚さ調整部材に対する空気の供給、排出
により内装材クッションの突出量を調整し、これによっ
て種々の形状の人の頭に確実にフィットするようにして
いる。またポンプ手段の操作部材はシェルの前側下端縁
部の下側に面するように配置しており、このためヘルメ
ットの着用状態で操作部材を操作することにより容易に
内装材の調整ができるようにしている。また厚さ調整部
材の配置を両頬部及び後頭部のみに配置すると、種々の
形状のヒトの頭に対する調整を有効に機能させることが
できる。
〔実施例〕
第1図〜第3図において、ヘルメット10はFRPなどのプ
ラスチック製のヘルメットシェル1の内側にプラスチッ
ク製の発泡材からなる衝撃吸収用ライナー2が取付けら
れ、さらにその内側にウレタンフォームなどからなる内
装材クッション3およびそれを覆う内装カバー9が取付
けられてなり、前部開口部20は開閉可能なシールド19で
覆われている。このシールド19はヘルメットシェル1の
側部に取付けられた軸受19a回りに回転可能に取付けら
れて、開口部20を覆う状態とヘルメットシェル1の上方
に移動して開口部20を開放する状態との間で位置変更可
能に構成されている。
上記衝撃吸収ライナー2と内装材クッション3との間に
は、人の頭11の両頬および後頭部に相当する部分にエア
ーバッグからなる厚さ調整部材4が配置されている。こ
の厚さ調整部材4は、第1図に示すように両頬に相当す
る部分では、鍔および耳の付近まで覆うように幅および
高さが大きく形成され、また後頭部に相当する部分は細
幅で帯状に形成され、両者は空気の流通ができるように
連結パイプ41で互いに連結されている。またこの厚さ調
整部材4に空気を供給および排出するためのポンプ手段
90がシェル1の下端縁部に配置されて縁部の下側に面し
ている。
第4図〜第7図に示すように、上記厚さ調整部材4は、
後頭部と側頭部とにそれぞれ当接する3つの部材からな
り、これらは互いに連結部材41とそれらを接続するコネ
クタ44とにより連結され、一方の端部の連結部材41には
その中間部にコネクタ機能を有するブリーザ30が設けら
れ、その端部にはコネクタ44を介してポンプ手段90が接
続され、さらにポンプ手段90の他端部には逆止弁98が設
けられている。
ポンプ手段90はヘルメット10の前側においてシェル1お
よびライナー3の下端縁部に配置され、内側外皮92と可
撓性の材料からなる外側外皮91と、その内部に配置され
た空気袋93とから構成されている。
第7図に示すように、上記ブリーザ30は、上記連結部材
41が両側からそれぞれ外嵌される一対の筒部31とこの筒
部31に対して直角に突出する筒部39とを有し、この筒部
39中にはスリーブ32を介して弁棒36がその軸方向に移動
可能に挿入され、内部に配置されたスプリング33により
押圧力が加えられて弁棒36の鍔部34がパッキン35を介し
てスリーブ32の端面に圧着され、これによって筒部39の
シールがなされている。
また第6図に示すように、シェル1の下端部にはトリム
材49が取付けられるとともに、貫通穴15およびこの貫通
穴15に対向する部分のライナー2に凹部30aが形成さ
れ、この貫通穴15にはブリーザケース47が貫通して取付
けられ、このブリーザケース47中にプッシャー(操作部
材)46が移動可能に保持され、その先端部が上記ブリー
ザ30の弁棒36の先端部に当接している。またトリム49、
ブリーザケース47およびプッシャー46の外表面はいずれ
もシェル1の外表面とほぼ面一になるように配置されて
いる。
このように、ポンプ手段90をシェル1の下端縁部に設置
すると、ポンプ手段90の操作部材をシェル1に貫通して
設ける必要がなく、このためシェル1の強度を弱めるこ
とがない。しかも貫通した操作部材がないことはシェル
1の外表面を平滑にして外観の向上を図るためにも好ま
しい。また空気排出手段を構成するプッシャー46はシェ
ル1の下端部付近に設ければよいために、シェル1の外
観に及ぼす影響は小さい。
そしてポンプ手段90の外側外皮91を、第5図に矢印で示
す方向に押圧して凹入変形させると、空気袋93中の空気
がブリーザ30を通って各厚さ調整部材4中に供給され
る。外側外皮91に対する押圧力を解除すると、外側外皮
91自体の弾力で元の形状に復帰し、その際に逆止弁98か
ら空気袋93中に空気が供給される。またプッシャー46を
押すと、その先端部に当接している弁棒36がスプリング
33の力に抗して凹入され、鍔部34とスリーブ32との間に
隙間が生じてそこから筒部31中の空気が逃がされ、厚さ
調整部材4中に空気が排出される。
第8図(a)はポンプ手段の別の例を示し、ポンプ手段
95はヘルメット10の前側または側部において、シェル1
およびライナー3の下端縁部に配置され、布製の内側外
皮97と軟質塩化ビニールなどの可撓性の材料からなる外
側外皮96と、その内部に配置された空気袋94とから構成
され、その内側端部は内装カバー9より内側に突出して
形成されている。そして外側外皮96はシェル1に対して
接着により固定され、また外側外皮96と内側外皮97とは
縫い合わせて結合させている。
このようにポンプ手段95を内方に突出させて形成する
と、手18によりポンプ手段95を掴みやすく、しかも手18
でつまんで変形させた場合にその変形量(ストローク)
を大きくすることができ、したがってポンプとしての機
能を高めることができる。また第8図(b)に仮想線で
示すように、外側外皮96の下面と内側外皮97の端部とを
つまんで変形させるようにしてもよく、この場合は空気
袋94をより容易に変形させることができる。
上記構成において、着用者がヘルメット10を被る際に
は、厚さ調整部材4中の空気は抜いた状態にしておき、
着用後に第5図に示す外側外皮91を繰返し押圧し、ある
いは第8図に示す外側外皮96を繰返し押圧することによ
り、厚さ調整部材4中に上記作用により空気を供給す
る。厚さ調整部材4が膨らむと、第2図および第3図に
仮想線で示すように、内装クッション3が内方に押され
て人の頭11の両頬および後頭部に圧着されるようにな
る。しかも両側やや前部から後端部にかけて空気袋及び
内装材クッション材3により押圧するために、どのよう
な形状の人の頭11に対しても完全にフィットすることに
なる。
またヘルメット10を脱ぐときには、プッシャー46を押圧
することにより、厚さ調整部材4中の空気を排出させれ
ばよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は厚さ調整部材をライナ
ーと内装材クッションとの間に配置するようにしたもの
であり、厚さ調整部材に対する空気の供給、排出により
内部材クッションの突出量を調整し、これによって種々
の形状の人の頭に確実にフィットするようにしている。
またポンプ手段の操作部材はシェルの前側下端縁部の下
側に面するように配置しており、このためヘルメットの
着用状態で操作部材を操作することにより容易に内装材
の調整ができるようにしている。また厚さ調整部材の配
置を両頬部および後頭部のみに配置すると、種々の形状
のヒトの頭に対する調整を有効に機能させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すヘルメットの部分断面
側面図、第2図はその横断面図、第3図はその水平断面
図、第4図はエアーバッグおよびポンプ手段の分解斜視
図、第5図はポンプ手段の縦断面図、第6図は空気排出
手段の縦断面図、第7図はブリーザの断面図、第8図
(a)はポンプ手段の別の例を示す断面図、第8図
(b)はその操作状態の説明図である。 1……ヘルメットシェル、2……ライナー、3……内装
材クッション、4……厚さ調整部材、5……弁体、7,8,
46……操作部材、30……ブリーザ、60,90,95……ポンプ
手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製のシェルの内側にプラスチ
    ック製発泡材からなるライナー、その内側に内装材クッ
    ションを配置してなるヘルメットにおいて、上記ライナ
    ーと内装材クッションとの間にエアーバッグからなる厚
    さ調整部材が配置され、この厚さ調整部材には、その内
    部の空気の量を増減するポンプ手段が設けられ、このポ
    ンプ手段の操作部がシェルの前側下端縁部の下側に面し
    て配置され、この操作部によりシェルの下側からポンプ
    手段が操作可能に構成されていることを特徴とするヘル
    メットの内部構造。
  2. 【請求項2】上記厚さ調整部材が両頬部および後頭部に
    対応する部分に配置され、内装材クッションが両頬部お
    よび後頭部に当接するように構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のヘルメットの内部構造。
JP27457189A 1989-07-19 1989-10-20 ヘルメットの内部構造 Expired - Fee Related JPH0711085B2 (ja)

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