JP2826705B2 - スキー用防寒マスク - Google Patents
スキー用防寒マスクInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキーヤーがスキー場
において顔面に装着使用するスキー用防寒マスクの改良
に関するものである。
において顔面に装着使用するスキー用防寒マスクの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキー用防寒マスクとしては、顔
の眼下から顎部にかけての正面部を覆う弾性部材で立体
形状に成形された正面防寒保護部と、該正面防寒保護部
の両側のそれぞれに連続して左右の頬部及び耳部を覆う
伸縮性部材からなる側面防寒保護部と、該側面防寒保護
部と同一部材で連続して後頭部において重着結合する装
着帯部とからなり、正面防寒保護具の口が位置するとこ
ろに多数の呼吸用小孔を穿孔し、同じく鼻用の隆起部の
下側に鼻用呼吸用孔を形成した構成のものが公知であ
る。
の眼下から顎部にかけての正面部を覆う弾性部材で立体
形状に成形された正面防寒保護部と、該正面防寒保護部
の両側のそれぞれに連続して左右の頬部及び耳部を覆う
伸縮性部材からなる側面防寒保護部と、該側面防寒保護
部と同一部材で連続して後頭部において重着結合する装
着帯部とからなり、正面防寒保護具の口が位置するとこ
ろに多数の呼吸用小孔を穿孔し、同じく鼻用の隆起部の
下側に鼻用呼吸用孔を形成した構成のものが公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のスキー用防
寒マスクは、正面防寒保護部が成形手段により一体に製
作されているために、顔面骨格にフィットしない場合が
多く、装着違和感を感じさせる欠点があり、また装着後
に喫煙や間食をする場合には、その都度マスクを外して
目的を達した後再び装着しなければならず不便があっ
た。
寒マスクは、正面防寒保護部が成形手段により一体に製
作されているために、顔面骨格にフィットしない場合が
多く、装着違和感を感じさせる欠点があり、また装着後
に喫煙や間食をする場合には、その都度マスクを外して
目的を達した後再び装着しなければならず不便があっ
た。
【0004】本発明は、顔面骨格にフィットするように
調節が可能であるとともに、装着後の喫煙、間食時にお
いても、そのために必要な口部だけを開口又は弛めるこ
とができるところのスキー用防寒マスクを提供すること
を目的とするものである。
調節が可能であるとともに、装着後の喫煙、間食時にお
いても、そのために必要な口部だけを開口又は弛めるこ
とができるところのスキー用防寒マスクを提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスキー用防寒マ
スクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保護
部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに連続し
て左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる側面防
寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後頭部で
重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒マスク
において、前記正面防寒保護部1を、前記側面防寒保護
部に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正面保
護部11に対して面ファスナーFによって各人の顔面骨
格に対応するように調節固定する調節用保護部12とで
形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形成し
たことを特徴としている。
スクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保護
部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに連続し
て左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる側面防
寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後頭部で
重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒マスク
において、前記正面防寒保護部1を、前記側面防寒保護
部に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正面保
護部11に対して面ファスナーFによって各人の顔面骨
格に対応するように調節固定する調節用保護部12とで
形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形成し
たことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記のように構成したスキー用防寒マスクは、
正面防寒保護部1を、前記側面防寒保護部に連続する締
縛用正面保護部11と、該締縛用正面保護部11に対し
て面ファスナーFによって各人の顔面骨格に対応するよ
うに調節固定する調節用保護部12との二部材で形成
し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形成したか
ら、鼻の高低、形状等によってフィット性が得られない
場合には、鼻部を覆う部材が調節用保護部材12とした
マスクを選択すれば、該調節用保護部材12の面ファス
ナー部での重着調節によって緊緩調節が可能となり、フ
ィットするスキー用防寒マスクを確保することができ、
また鼻下から下顎部にかけての骨格によってフィット性
が得られない場合は、口部を覆う部材が調節用保護部材
12としたマスクを選択して、該調節用保護部材12の
緊緩調節によりフィットするスキー用防寒マスクを確保
することができるようになる。
正面防寒保護部1を、前記側面防寒保護部に連続する締
縛用正面保護部11と、該締縛用正面保護部11に対し
て面ファスナーFによって各人の顔面骨格に対応するよ
うに調節固定する調節用保護部12との二部材で形成
し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形成したか
ら、鼻の高低、形状等によってフィット性が得られない
場合には、鼻部を覆う部材が調節用保護部材12とした
マスクを選択すれば、該調節用保護部材12の面ファス
ナー部での重着調節によって緊緩調節が可能となり、フ
ィットするスキー用防寒マスクを確保することができ、
また鼻下から下顎部にかけての骨格によってフィット性
が得られない場合は、口部を覆う部材が調節用保護部材
12としたマスクを選択して、該調節用保護部材12の
緊緩調節によりフィットするスキー用防寒マスクを確保
することができるようになる。
【0007】そして請求項2に記載したように、締縛用
正面保護部11を鼻覆い部に側面防寒保護部2を連続さ
せて口顎開口部16を形成するとともに、上縁部に息吹
上止め弾性体14を設けたものとし、また調節用保護部
12は鼻下から口、顎を覆う形態として、該調節用保護
部12の左右縁部を、前記締縛用正面保護部11の口顎
開口部16の両側表面上へ面ファスナーFにより装着し
た場合及び請求項3に記載したように、調節用保護部1
2の左右縁部に調節用片17を延設し、該調節用片17
を前記締縛用正面保護部11の口顎開口部16の両側部
に形成したスリットから裏面へ通して面ファスナーによ
り装着した場合、鼻の高低、形状等によるフィット性は
側面防寒保護部2に連続する装着帯部3により確保で
き、また鼻下から下顎部にかけての骨格に対応するフィ
ット性は、口部を覆う部材が調節用保護部材12の固定
位置の調節により確保でき、装着後の喫煙や間食は、調
節用保護部12の一部を外したり弛めたりして、必要な
口部だけを開口又は弛めることにより可能となる。
正面保護部11を鼻覆い部に側面防寒保護部2を連続さ
せて口顎開口部16を形成するとともに、上縁部に息吹
上止め弾性体14を設けたものとし、また調節用保護部
12は鼻下から口、顎を覆う形態として、該調節用保護
部12の左右縁部を、前記締縛用正面保護部11の口顎
開口部16の両側表面上へ面ファスナーFにより装着し
た場合及び請求項3に記載したように、調節用保護部1
2の左右縁部に調節用片17を延設し、該調節用片17
を前記締縛用正面保護部11の口顎開口部16の両側部
に形成したスリットから裏面へ通して面ファスナーによ
り装着した場合、鼻の高低、形状等によるフィット性は
側面防寒保護部2に連続する装着帯部3により確保で
き、また鼻下から下顎部にかけての骨格に対応するフィ
ット性は、口部を覆う部材が調節用保護部材12の固定
位置の調節により確保でき、装着後の喫煙や間食は、調
節用保護部12の一部を外したり弛めたりして、必要な
口部だけを開口又は弛めることにより可能となる。
【0008】また請求項4に記載のように、締縛用正面
保護部11を鼻下から口、顎を覆う形態として側面防寒
保護部2に連続させ、調節用保護部12は眼下の鼻を覆
うバンド形態とするとともに、その内面に一体成形又は
接着手段により息吹上止め弾性体14を設け、該調節保
護部12の両端部の表面を前記締縛用正面保護部11の
裏面に、面ファスナーFを用いて調節自在に固定する構
成とした場合には、鼻の高低、形状等に対応できるとと
もに、息の吹き上げによってゴーグルが曇るのを防止し
て常に良好な視界が確保され、安全な滑降ができる。
保護部11を鼻下から口、顎を覆う形態として側面防寒
保護部2に連続させ、調節用保護部12は眼下の鼻を覆
うバンド形態とするとともに、その内面に一体成形又は
接着手段により息吹上止め弾性体14を設け、該調節保
護部12の両端部の表面を前記締縛用正面保護部11の
裏面に、面ファスナーFを用いて調節自在に固定する構
成とした場合には、鼻の高低、形状等に対応できるとと
もに、息の吹き上げによってゴーグルが曇るのを防止し
て常に良好な視界が確保され、安全な滑降ができる。
【0009】さらに請求項5に記載のように、調節保護
部12の両端部を抜け落ち防止のために末広形として、
該両端部を締縛用正面保護部11に形成したスリット1
5から正面保護部11の表面へ引き出して、締縛用正面
保護部11の表面へ面ファスナーFで調節自在に固定し
た場合も、請求項4の場合と同様の作用がある。
部12の両端部を抜け落ち防止のために末広形として、
該両端部を締縛用正面保護部11に形成したスリット1
5から正面保護部11の表面へ引き出して、締縛用正面
保護部11の表面へ面ファスナーFで調節自在に固定し
た場合も、請求項4の場合と同様の作用がある。
【0010】
【実施例】図1は実施例1に係る本発明のスキー用防寒
マスクを一部破断して示した斜視図、図2は実施例2に
係る本発明のスキー用防寒マスクの斜視図、図3は実施
例3に係る本発明のスキー用防寒マスクの斜視図、図4
に実施例4に係る本発明のスキー用防寒マスクの斜視図
である。
マスクを一部破断して示した斜視図、図2は実施例2に
係る本発明のスキー用防寒マスクの斜視図、図3は実施
例3に係る本発明のスキー用防寒マスクの斜視図、図4
に実施例4に係る本発明のスキー用防寒マスクの斜視図
である。
【0011】実施例1として図1に示したスキー用防寒
マスクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保
護部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに連続
して左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる側面
防寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後頭部
で重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒マス
クにおいて、前記正面防寒保護部1を、前記側面防寒保
護部2に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正
面保護部11に対して面ファスナーFによって各人の顔
面骨格に対応するように調節固定する調節用保護部12
とで形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形
成し、装着帯体3のそれぞれには相互に重着される装着
用面ファスナーFaが縫着された構成である。
マスクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保
護部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに連続
して左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる側面
防寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後頭部
で重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒マス
クにおいて、前記正面防寒保護部1を、前記側面防寒保
護部2に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正
面保護部11に対して面ファスナーFによって各人の顔
面骨格に対応するように調節固定する調節用保護部12
とで形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形
成し、装着帯体3のそれぞれには相互に重着される装着
用面ファスナーFaが縫着された構成である。
【0012】前記締縛用正面保護部11は、鼻覆い部に
側面防寒保護部2を連続させて口顎開口部16を形成す
るとともに、上縁部に発泡ウレタンを用いた息吹上止め
弾性体14を設けたものとし、その左右に伸縮性にすぐ
れたシート材料、例えば発泡性のネオプレンゴム(商
標)からなる側面防寒保護部2を介して装着帯部3に連
続させた構成となっている。
側面防寒保護部2を連続させて口顎開口部16を形成す
るとともに、上縁部に発泡ウレタンを用いた息吹上止め
弾性体14を設けたものとし、その左右に伸縮性にすぐ
れたシート材料、例えば発泡性のネオプレンゴム(商
標)からなる側面防寒保護部2を介して装着帯部3に連
続させた構成となっている。
【0013】また調節用保護部12は、外面となる表面
から順にナイロン、ニット等の伸縮性表生地、ウレタン
またはエチレンビニールアルコール、ヌーバー(商標)
等の保形材、パイル生地等からなる裏生地を積層して、
顔面に沿う湾曲を与えるべくプレス成形又は立体裁断逢
着より、前記口顎開口部16を覆い塞ぐ形態とし、該調
節用保護部12の両側裏面と口顎開口部16の開口縁部
に、雌側及び雄側の面ファスナーFを縫着した構成であ
って、鼻の高低、形状等によるフィット性と、鼻下から
下顎部にかけての骨格に対応するフィット性を、調節用
保護部材12の固定位置の調節により確保するととも
に、調節用保護部12の一部を外したり弛めたりして、
装着後の喫煙や間食を可能とするものである。
から順にナイロン、ニット等の伸縮性表生地、ウレタン
またはエチレンビニールアルコール、ヌーバー(商標)
等の保形材、パイル生地等からなる裏生地を積層して、
顔面に沿う湾曲を与えるべくプレス成形又は立体裁断逢
着より、前記口顎開口部16を覆い塞ぐ形態とし、該調
節用保護部12の両側裏面と口顎開口部16の開口縁部
に、雌側及び雄側の面ファスナーFを縫着した構成であ
って、鼻の高低、形状等によるフィット性と、鼻下から
下顎部にかけての骨格に対応するフィット性を、調節用
保護部材12の固定位置の調節により確保するととも
に、調節用保護部12の一部を外したり弛めたりして、
装着後の喫煙や間食を可能とするものである。
【0014】なお上記調節用保護部12は両側を雌側及
び雄側面ファスナーFを用いて締縛用正面保護部11に
固定するものを示したが、いずれか一方を縫着固定する
場合もある。
び雄側面ファスナーFを用いて締縛用正面保護部11に
固定するものを示したが、いずれか一方を縫着固定する
場合もある。
【0015】実施例2として図2に示したスキー用防寒
マスクは、調節用保護部12の左右縁部に調節用片17
を延設し、該調節用片17を前記締縛用正面保護部11
の口顎開口部16の両側部に形成したスリット15から
裏面へ通して、両側面防寒保護部2の裏面において、雌
側及び雄側の面ファスナーFで固定するようにした構成
であり、他の構成は実施例1と同様である。
マスクは、調節用保護部12の左右縁部に調節用片17
を延設し、該調節用片17を前記締縛用正面保護部11
の口顎開口部16の両側部に形成したスリット15から
裏面へ通して、両側面防寒保護部2の裏面において、雌
側及び雄側の面ファスナーFで固定するようにした構成
であり、他の構成は実施例1と同様である。
【0016】実施例3として図3に示したスキー用防寒
マスクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保
護部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに連続
して左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる側面
防寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後頭部
で重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒マス
クにおいて、前記正面防寒保護部1を、前記側面防寒保
護部2に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正
面保護部11に対して面ファスナーFによって各人の顔
面骨格に対応するように調節固定する調節用保護部12
とで形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形
成した構成である。
マスクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保
護部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに連続
して左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる側面
防寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後頭部
で重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒マス
クにおいて、前記正面防寒保護部1を、前記側面防寒保
護部2に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正
面保護部11に対して面ファスナーFによって各人の顔
面骨格に対応するように調節固定する調節用保護部12
とで形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を形
成した構成である。
【0017】前記締縛用正面保護部11は、外面となる
表面から順にナイロン、ニット等の伸縮性表生地、ウレ
タンまたはエチレンビニールアルコール、ヌーバー(商
標)等の保形材、パイル生地等からなる裏生地を積層し
て、顔面に沿う湾曲を与えるべくプレス成形又は立体裁
断逢着より、鼻下から口、顎を覆う形態とされ、これを
伸縮性にすぐれたシート材料、例えば発泡性のネオプレ
ンゴム(商標)からなる側面防寒保護部2を介して装着
帯部3に連続している。
表面から順にナイロン、ニット等の伸縮性表生地、ウレ
タンまたはエチレンビニールアルコール、ヌーバー(商
標)等の保形材、パイル生地等からなる裏生地を積層し
て、顔面に沿う湾曲を与えるべくプレス成形又は立体裁
断逢着より、鼻下から口、顎を覆う形態とされ、これを
伸縮性にすぐれたシート材料、例えば発泡性のネオプレ
ンゴム(商標)からなる側面防寒保護部2を介して装着
帯部3に連続している。
【0018】また、調節用保護部12は、眼下の鼻を覆
うバンド形態とするとともに、その内面上縁に一体成形
又は接着手段により発泡ウレタンからなる息吹上止め弾
性体14を設けた構成となっている。
うバンド形態とするとともに、その内面上縁に一体成形
又は接着手段により発泡ウレタンからなる息吹上止め弾
性体14を設けた構成となっている。
【0019】そして、締縛用正面保護部11の裏面中央
左右に横長に縫着した雌側の面ファスナーFと、調節保
護部12の両端部の表面に横長に縫着した雄側の面ファ
スナーFとで、顔面に沿う形態に結合されている。
左右に横長に縫着した雌側の面ファスナーFと、調節保
護部12の両端部の表面に横長に縫着した雄側の面ファ
スナーFとで、顔面に沿う形態に結合されている。
【0020】実施例4として図4に示したスキー用防寒
マスクは、上記実施例3における調節保護部12の両端
部を末広形として、該両端部を締縛用正面保護部11に
形成したスリット15から正面保護部11の表面へ引き
出し、調節用保護部12の両端部裏面と、これが密着さ
れる締縛用正面保護部11の表面に、相互に密着される
雌側及び雄側の面ファスナーFを縫着した構成であり、
その他は実施例3と同様に構成されている。
マスクは、上記実施例3における調節保護部12の両端
部を末広形として、該両端部を締縛用正面保護部11に
形成したスリット15から正面保護部11の表面へ引き
出し、調節用保護部12の両端部裏面と、これが密着さ
れる締縛用正面保護部11の表面に、相互に密着される
雌側及び雄側の面ファスナーFを縫着した構成であり、
その他は実施例3と同様に構成されている。
【0021】上記構成された各実施例に係る本発明のス
キー用防寒マスクは、実施例1、2における調整用保護
部材12又は実施例3、4の締縛用正面防寒保護部11
として、外面となる表面から順にナイロン,ニット等の
伸縮生地、保形材,パイル生地等からなる裏生地を積層
した材料を素材若しくは上記構成中の保形材と裏生地の
間に発泡スポンジ等からなる発泡弾性部材を積層した材
料を素材として、プレス成形又は立体裁断縫着により立
体形に形成し、締縛用正面保護部11に側面防寒保護部
2を延設又は縫着するとともに、さらに装着帯部3を延
設し、所要箇所に対応させて雌側、雄側の面ファスナー
縫着することにより製作される。
キー用防寒マスクは、実施例1、2における調整用保護
部材12又は実施例3、4の締縛用正面防寒保護部11
として、外面となる表面から順にナイロン,ニット等の
伸縮生地、保形材,パイル生地等からなる裏生地を積層
した材料を素材若しくは上記構成中の保形材と裏生地の
間に発泡スポンジ等からなる発泡弾性部材を積層した材
料を素材として、プレス成形又は立体裁断縫着により立
体形に形成し、締縛用正面保護部11に側面防寒保護部
2を延設又は縫着するとともに、さらに装着帯部3を延
設し、所要箇所に対応させて雌側、雄側の面ファスナー
縫着することにより製作される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスキー用防
寒マスクは、正面防寒保護部1を、前記側面防寒保護部
2に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正面保
護部11に対して面ファスナーによって各人の顔面骨格
に対応するように調節固定する調節用保護部12との二
部材で形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を
形成したから、鼻の高低、形状等若しくは鼻下から下顎
部にかけての骨格に対応して調節が可能となり、違和感
のないフィット性の良好なスキー用防寒マスクを提供す
ることができる。
寒マスクは、正面防寒保護部1を、前記側面防寒保護部
2に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用正面保
護部11に対して面ファスナーによって各人の顔面骨格
に対応するように調節固定する調節用保護部12との二
部材で形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を
形成したから、鼻の高低、形状等若しくは鼻下から下顎
部にかけての骨格に対応して調節が可能となり、違和感
のないフィット性の良好なスキー用防寒マスクを提供す
ることができる。
【0023】また締縛用正面保護部11を鼻覆い部に側
面防寒保護部2を連続させて口顎開口部16を形成する
とともに、上縁部に息吹上止め弾性体14を設けたもの
とし、また調節用保護部12は鼻下から口、顎を覆う形
態として、該調節用保護部12の左右縁部を調節自在に
固定することにより、前記フィット性の確保とともに、
装着後の喫煙、間食、はっきりした会話が可能となり、
使い勝手を良好にすることができる。
面防寒保護部2を連続させて口顎開口部16を形成する
とともに、上縁部に息吹上止め弾性体14を設けたもの
とし、また調節用保護部12は鼻下から口、顎を覆う形
態として、該調節用保護部12の左右縁部を調節自在に
固定することにより、前記フィット性の確保とともに、
装着後の喫煙、間食、はっきりした会話が可能となり、
使い勝手を良好にすることができる。
【0024】さらに眼下となる上縁部内面に息吹上止め
弾性体14を設けることによって、息の吹き上げの阻止
によるゴーグルの曇りを防止し、常に良好な視界を確保
して安全な滑降を可能とする。
弾性体14を設けることによって、息の吹き上げの阻止
によるゴーグルの曇りを防止し、常に良好な視界を確保
して安全な滑降を可能とする。
【図1】実施例1に係るスキー用防寒マスクを一部破断
して示した斜視図である。
して示した斜視図である。
【図2】実施例2に係るスキー用防寒マスクの斜視図で
ある。
ある。
【図3】実施例3に係るスキー用防寒マスクの斜視図で
ある。
ある。
【図4】実施例4に係るスキー用防寒マスクの斜視図で
ある。
ある。
1 正面防寒保護部 2 側面防寒保護部 3 装着帯部 4 伸縮性表生地 11 締縛用正面保護部材 12 調節用保護部材 13 鼻孔対応間隙 14 息吹上止め弾性体 15 スリット 16 口顎開口部 17 調節用片 F 面ファスナー Fb 装着用面ファスナー
Claims (5)
- 【請求項1】 顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防
寒保護部1と、該正面防寒保護部1の両側のそれぞれに
連続して左右の頬部及び耳部を覆う伸縮性部材からなる
側面防寒保護部2と、該側面防寒保護部2に連続して後
頭部で重着結合する装着帯部3とからなるスキー用防寒
マスクにおいて、前記正面防寒保護部1を、前記側面防
寒保護部に連続する締縛用正面保護部11と、該締縛用
正面保護部11に対して面ファスナーFによって各人の
顔面骨格に対応するように調節固定する調節用保護部1
2とで形成し、相互の境界中央部に鼻孔対応隙間13を
形成したことを特徴とするスキー用防寒マスク。 - 【請求項2】 締縛用正面保護部11を鼻覆い部に側面
防寒保護部2を連続させて口顎開口部16を形成すると
ともに、上縁部に息吹上止め弾性体14を設けたものと
し、また調節用保護部12は鼻下から口、顎を覆う形態
として、該調節用保護部12の左右縁部を、前記締縛用
正面保護部11の口顎開口部16の両側表面上へ面ファ
スナーにより装着した請求項1記載のスキー用防寒マス
ク。 - 【請求項3】 調節用保護部12の左右縁部に調節用片
17を延設し、該調節用片17を前記締縛用正面保護部
11の口顎開口部16の両側部に形成したスリット15
から裏面へ通して面ファスナーFにより装着した請求項
2記載のスキー用防寒マスク。 - 【請求項4】 締縛用正面保護部11を鼻下から口、顎
を覆う形態として側面防寒保護部2に連続させ、調節用
保護部12は眼下の鼻を覆うバンド形態とするととも
に、その内面に一体成形又は接着手段により息吹上止め
弾性体14を設け、該調節保護部12の両端部の表面を
前記締縛用正面保護部11の裏面に、面ファスナーを用
いて調節自在に固定した請求項1記載のスキー用防寒マ
スク。 - 【請求項5】 両端部を末広形とした調節保護部12の
該両端部を、締縛用正面保護部11に形成したスリット
15から正面保護部11の表面へ引き出し、締縛用正面
保護部11に面ファスナーFで調節自在に固定した請求
項1又は4記載のスキー用防寒マスク。
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---|---|---|---|
JP23096394A JP2826705B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | スキー用防寒マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23096394A JP2826705B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | スキー用防寒マスク |
Publications (2)
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JPH0889616A JPH0889616A (ja) | 1996-04-09 |
JP2826705B2 true JP2826705B2 (ja) | 1998-11-18 |
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ID=16916068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23096394A Expired - Fee Related JP2826705B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | スキー用防寒マスク |
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-
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