JPH07109160B2 - 大口径コンクリートセグメントの継手構造 - Google Patents
大口径コンクリートセグメントの継手構造Info
- Publication number
- JPH07109160B2 JPH07109160B2 JP63287043A JP28704388A JPH07109160B2 JP H07109160 B2 JPH07109160 B2 JP H07109160B2 JP 63287043 A JP63287043 A JP 63287043A JP 28704388 A JP28704388 A JP 28704388A JP H07109160 B2 JPH07109160 B2 JP H07109160B2
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- JP
- Japan
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- joint structure
- segment
- concrete segment
- concrete
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D11/00—Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
- E21D11/04—Lining with building materials
- E21D11/08—Lining with building materials with preformed concrete slabs
- E21D11/083—Methods or devices for joining adjacent concrete segments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、大口径コンクリートセグメント同士を連結
すべく、コンクリートセグメントの連結端面部に設けら
れる継手構造に関するものである。
すべく、コンクリートセグメントの連結端面部に設けら
れる継手構造に関するものである。
従来この種の継手構造としては、連結端面部においてコ
ンクリートセグメントのリング方向へ、インサートナッ
トおよび連結ボルト用貫通孔等を設けてなるものが一般
に知られている。
ンクリートセグメントのリング方向へ、インサートナッ
トおよび連結ボルト用貫通孔等を設けてなるものが一般
に知られている。
しかしこのような従来の継手構造では、連結ボルトがコ
ンクリートセグメントの内外周面と略平行に配設される
ので、コンクリートセグメントの内部位置でボルト締め
作業が行えるように、ボルト締め作業用のブロックアウ
トが必要になる。このブロックアウトは、大口径で厚み
が厚くなると、ボルト締めを厚み方向の略中央位置で行
いたいことから、それだけ略中央位置までの距離が長い
大きいものとなる。
ンクリートセグメントの内外周面と略平行に配設される
ので、コンクリートセグメントの内部位置でボルト締め
作業が行えるように、ボルト締め作業用のブロックアウ
トが必要になる。このブロックアウトは、大口径で厚み
が厚くなると、ボルト締めを厚み方向の略中央位置で行
いたいことから、それだけ略中央位置までの距離が長い
大きいものとなる。
そしてこのブロックアウトは、大口径コンクリートセグ
メントの連結端面部における強度を弱めてしまうことに
なる。またブロックアウトを利用したコンクリートセグ
メント内位置でのボルト締め作業は面倒なものであり、
大口径コンクリートセグメントの連結作業が時間のかか
るものとなる。
メントの連結端面部における強度を弱めてしまうことに
なる。またブロックアウトを利用したコンクリートセグ
メント内位置でのボルト締め作業は面倒なものであり、
大口径コンクリートセグメントの連結作業が時間のかか
るものとなる。
この発明は前述した事情に鑑みて創案されたもので、そ
の目的は大きなブロックアウトが必要なく、各コンクリ
ートセグメントの連結作業を容易に短時間で確実に行う
ことのできる継手構造を提供することにある。
の目的は大きなブロックアウトが必要なく、各コンクリ
ートセグメントの連結作業を容易に短時間で確実に行う
ことのできる継手構造を提供することにある。
この発明によれば継手構造を、連結すべき一方のコンク
リートセグメントの連結端面における幅方向中央部から
セグメント外周面方向へと傾斜して埋設されているイン
サートナットと、他方のコンクリートセグメントの連結
端面における前記幅方向中央部からセグメント内周面方
向へと傾斜して穿設されている連結ボルト用貫通孔と、
この貫通孔を貫通して前記インサートナットに螺合する
連結ボルトとを備えてなるものとする。
リートセグメントの連結端面における幅方向中央部から
セグメント外周面方向へと傾斜して埋設されているイン
サートナットと、他方のコンクリートセグメントの連結
端面における前記幅方向中央部からセグメント内周面方
向へと傾斜して穿設されている連結ボルト用貫通孔と、
この貫通孔を貫通して前記インサートナットに螺合する
連結ボルトとを備えてなるものとする。
そしてコンクリートセグメントの内周面から外周面方向
へ傾斜した状態で連結ボルトによる連結を行うことによ
り、締付け作業部がコンクリートセグメントの内部位置
でなく内周面位置で容易に行えて、締め付け作業を短時
間で行えるようにしたものである。
へ傾斜した状態で連結ボルトによる連結を行うことによ
り、締付け作業部がコンクリートセグメントの内部位置
でなく内周面位置で容易に行えて、締め付け作業を短時
間で行えるようにしたものである。
以下この発明の継手構造を図示する実施例によって説明
する。
する。
連結端面部に設けられて大口径コンクリートセグメント
同士を連結する継手構造1(第1図および第2図参照)
は、コンクリートセグメント2,4の連結端面における幅
方向中央部からセグメント外周面方向へと傾斜して埋設
されているインサートナット3と、コンクリートセグメ
ント2,4の連結端面における幅方向中央部からセグメン
ト内周面方向へと傾斜して穿設されている連結ボルト用
貫通孔5と、この貫通孔5を貫通してインサートナット
3に螺合する連結ボルト6とを備えてなっている。
同士を連結する継手構造1(第1図および第2図参照)
は、コンクリートセグメント2,4の連結端面における幅
方向中央部からセグメント外周面方向へと傾斜して埋設
されているインサートナット3と、コンクリートセグメ
ント2,4の連結端面における幅方向中央部からセグメン
ト内周面方向へと傾斜して穿設されている連結ボルト用
貫通孔5と、この貫通孔5を貫通してインサートナット
3に螺合する連結ボルト6とを備えてなっている。
なおここで符号7は、目違い防止用の補強板である。
また第3図および第4図は、インサートナット3および
連結ボルト用貫通孔5の周囲に補強筋8を設けた状態を
示すものである。このようにすると、両コンクリートセ
グメント2,4の連結端面部をより強固なものとすること
ができる。
連結ボルト用貫通孔5の周囲に補強筋8を設けた状態を
示すものである。このようにすると、両コンクリートセ
グメント2,4の連結端面部をより強固なものとすること
ができる。
さらにインサートナット3および連結ボルト6による連
結状態は2段〜3段まで使用でき、設計によってボルト
の本数を変えられる。
結状態は2段〜3段まで使用でき、設計によってボルト
の本数を変えられる。
このような構成からなる継手構造1による両大口径コン
クリートセグメント2,4の連結に際しては、まず目違い
防止用の補強板7を利用して、両大口径コンクリートセ
グメント2,4の連結端面を当面させる。
クリートセグメント2,4の連結に際しては、まず目違い
防止用の補強板7を利用して、両大口径コンクリートセ
グメント2,4の連結端面を当面させる。
次に連結ボルト6を、コンクリートセグメント2,4の貫
通孔5に挿入すると共に、コンクリートセグメント2,4
のインサートナット3に螺合する。この連結ボルト6の
螺合締め付け作業は、連結ボルト6が傾斜して配設され
ていることから、コンクリートセグメント2,4の内周面
で行え、容易に短時間で行うことができる。
通孔5に挿入すると共に、コンクリートセグメント2,4
のインサートナット3に螺合する。この連結ボルト6の
螺合締め付け作業は、連結ボルト6が傾斜して配設され
ていることから、コンクリートセグメント2,4の内周面
で行え、容易に短時間で行うことができる。
このようにして両大口径コンクリートセグメント2,4の
連結が行われる。
連結が行われる。
なお前述した実施例では連結ボルト6同士が両方向から
クロスする形で設けられているが、一方向からでも強度
が足りる場合は一方向のみでの接続も可能である。
クロスする形で設けられているが、一方向からでも強度
が足りる場合は一方向のみでの接続も可能である。
また連結ボルト貫通孔5付近からの止水材の注入によ
り、継手部の止水が可能となる。
り、継手部の止水が可能となる。
さらに連結ボルト6は、その引張り強度の弱いものから
強いものまでの使用が可能である。この時に、連結ボル
ト6は斜めに入っているので、横方向の引張り強度b
(第1図参照)に換算するとb=a cosαとなる。そし
てこの計算にてbの値がでてくるが、bの値が足りない
場合はaを大きくするために補強筋8を入れる。
強いものまでの使用が可能である。この時に、連結ボル
ト6は斜めに入っているので、横方向の引張り強度b
(第1図参照)に換算するとb=a cosαとなる。そし
てこの計算にてbの値がでてくるが、bの値が足りない
場合はaを大きくするために補強筋8を入れる。
この発明の大口径コンクリートセグメントの継手構造
は、一方のコンクリートセグメントの連結端面における
幅方向中央部からセグメント外周面方向へと傾斜して埋
設されているインサートナットと、他方のコンクリート
セグメントの連結端面における前記幅方向中央部からセ
グメント内周面方向へと傾斜して穿設されている連結ボ
ルト用貫通孔と、この貫通孔を貫通して前記インサート
ナットに螺合する連結ボルトとを備えて構成されている
ことを特徴としている。
は、一方のコンクリートセグメントの連結端面における
幅方向中央部からセグメント外周面方向へと傾斜して埋
設されているインサートナットと、他方のコンクリート
セグメントの連結端面における前記幅方向中央部からセ
グメント内周面方向へと傾斜して穿設されている連結ボ
ルト用貫通孔と、この貫通孔を貫通して前記インサート
ナットに螺合する連結ボルトとを備えて構成されている
ことを特徴としている。
そしてこの構成によればコンクリートセグメントの内周
面から外周面方向へ傾斜した状態で連結ボルトによる連
結を行うことにより、締付け作業部がコンクリートセグ
メントの内部位置でなく内周面位置で容易に行えて、締
め付け作業を短時間で行える。このことは、両コンクリ
ートセグメント同士の連結作業の自動化が可能となる。
面から外周面方向へ傾斜した状態で連結ボルトによる連
結を行うことにより、締付け作業部がコンクリートセグ
メントの内部位置でなく内周面位置で容易に行えて、締
め付け作業を短時間で行える。このことは、両コンクリ
ートセグメント同士の連結作業の自動化が可能となる。
また締付け作業部がコンクリートセグメントの内周面位
置で行えることからブロックアウトが非常に小さくて良
いために、コンクリートセグメント連結端面の強度を失
うことがない。
置で行えることからブロックアウトが非常に小さくて良
いために、コンクリートセグメント連結端面の強度を失
うことがない。
さらに連結ボルトの配置も集中することなく分散するた
め、本体強度のばらつきがないと共に、どの様なボルト
の長さのものもセット可能となる。
め、本体強度のばらつきがないと共に、どの様なボルト
の長さのものもセット可能となる。
そのためこれらのことからこの発明の継手構造では、大
口径コンクリートセグメント同士の連結を確実かつ強固
に行うことができる。
口径コンクリートセグメント同士の連結を確実かつ強固
に行うことができる。
第1図はこの発明の大口径コンクリートセグメントの継
手構造を示す断面図、第2図は第1図のA−A線矢視
図、第3図はこの発明の継手構造の別態様を示す矢視
図、第4図は第3図のB−B線矢視図である。 1……継手構造、2,4……コンクリートセグメント、3
……インサートナット、5……連結ボルト用貫通孔、6
……連結ボルト、7……補強板、8……補強筋。
手構造を示す断面図、第2図は第1図のA−A線矢視
図、第3図はこの発明の継手構造の別態様を示す矢視
図、第4図は第3図のB−B線矢視図である。 1……継手構造、2,4……コンクリートセグメント、3
……インサートナット、5……連結ボルト用貫通孔、6
……連結ボルト、7……補強板、8……補強筋。
Claims (1)
- 【請求項1】連結端面部に設けられて大口径コンクリー
トセグメント同士を連結する継手構造であり、 前記一方のコンクリートセグメントの連結端面における
幅方向中央部からセグメント外周面方向へと傾斜して埋
設されているインサートナットと、前記他方のコンクリ
ートセグメントの連結端面における前記幅方向中央部か
らセグメント内周面方向へと傾斜して穿設されている連
結ボルト用貫通孔と、この貫通孔を貫通して前記インサ
ートナットに螺合する連結ボルトとを備えてなることを
特徴とする大口径コンクリートセグメントの継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63287043A JPH07109160B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 大口径コンクリートセグメントの継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63287043A JPH07109160B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 大口径コンクリートセグメントの継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02132294A JPH02132294A (ja) | 1990-05-21 |
JPH07109160B2 true JPH07109160B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17712311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63287043A Expired - Lifetime JPH07109160B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 大口径コンクリートセグメントの継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109160B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2644095B2 (ja) * | 1991-03-11 | 1997-08-25 | 株式会社クボタ | トンネル用セグメント |
JP2791330B2 (ja) * | 1992-06-02 | 1998-08-27 | ジオスター株式会社 | コンクリートセグメント用連結金具 |
JP2839064B2 (ja) * | 1993-06-28 | 1998-12-16 | 鹿島建設 株式会社 | シールドセグメント継手部の補強構造 |
JP5131557B2 (ja) * | 2008-11-20 | 2013-01-30 | 清水建設株式会社 | セグメントの継手構造 |
CN111794768A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-10-20 | 中铁十六局集团北京轨道交通工程建设有限公司 | 推压紧固与弯螺栓组合的盾构管片接头及其使用方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0791950B2 (ja) * | 1986-10-24 | 1995-10-09 | 純一 都築 | コンクリート部材の接合構造 |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP63287043A patent/JPH07109160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02132294A (ja) | 1990-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |