JPH07108750A - 金属体表面の処理方法 - Google Patents

金属体表面の処理方法

Info

Publication number
JPH07108750A
JPH07108750A JP5277382A JP27738293A JPH07108750A JP H07108750 A JPH07108750 A JP H07108750A JP 5277382 A JP5277382 A JP 5277382A JP 27738293 A JP27738293 A JP 27738293A JP H07108750 A JPH07108750 A JP H07108750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
paint
metal body
metal member
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5277382A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yoshida
正雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5277382A priority Critical patent/JPH07108750A/ja
Publication of JPH07108750A publication Critical patent/JPH07108750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の壁面、扉、天井板、幕板、壁画、看
板、銘板、芸術的な作品の金属への転用、社訓、表彰
状、装飾板として多方面に利用できる金属体表面の処理
方法に関する。 【構成】 パイプ状、板状等の金属体の表面に、NCで
あらかじめ入力した図形等をレ−ザ光線を用いて照射し
て表面を荒らした後、塗料、インキ等を塗布し、再度レ
−ザ光線を照射しながら走査することにより、前記図形
等を焼付加工し、その後、金属体表面を温水、シンナ−
等の洗浄剤で洗浄することにより、レ−ザ光線を照射し
た部分に前記図形等が残るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の壁面、扉、
天井板、幕板、壁画、看板、銘板、芸術的な作品の金属
への転用、社訓、表彰状、装飾板として多方面に利用で
きる金属体表面の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属体の表面に模様を焼付塗装するに
は、希望する原稿から写真を撮り、そのフイルムを拡大
機で拡大させ、拡大したフイルムを金属体に乗せて焼付
けし、焼付けしたところだけ塗料を塗布して焼付けする
か、又は前記フイルムを原稿として薄い材料に焼付け
し、耐酸性のインキ等でその場所だけエツチング液で溶
けないようにし、でき上つたマスクを所定の金属体に乗
せ、その上から塗料を塗布してエツチングされた所だけ
塗料を密着させ、それを焼付けしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は以下に
列挙するような点が解決を要する課題として残されてい
た。すなわち、 (a)丸いパイプや、角パイプ、折り曲げ材など変形し
ているワ−クには、ただ一色の塗装焼付けしかできなか
つた。 (b)板材等の金属体に模様を入れるのに、写真、フイ
ルム、焼付、エツチングマスクなど複雑な技術を設備と
を必要とした。 (c)多色の色を出すときは多種類のマスクを必要と
し、コストの上昇を免れなかつた。 (d)微細な加工ができない。 (e)数の少ないものは割高になつて、実際上世の中に
普及できない価格となつていた。 (f)大小いくつかの焼きがまを必要とし、かまの大き
さには限度があるので、最近のように大きな建物には大
きな壁画が必要であるのにその焼付けは不可能である。 (g)短期間、小ロツト、安価、繰返し精度、追加、変
更と言う最近の状勢に適応しない。 (h)価格が数量、大きさ等によつて幅広く違いすぎ
る。
【0004】ここにおいてこの発明は、上記課題を解決
すべく次のような方法を提案するものである。すなわ
ち、請求項1の発明では、パイプ状、板状等の金属体の
表面に、NCであらかじめ入力した図形等をレ−ザ光線
を用いて照射して表面を荒らした後、塗料、インキ等を
塗布し、再度レ−ザ光線を照射しながら走査することに
より、前記図形等を焼付加工し、その後、金属体表面を
温水、シンナ−等の洗浄剤で洗浄することにより、レ−
ザ光線を照射した部分に前記図形等が残るようにしたこ
とを特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、金属体表面に焼付塗
装したワ−クを、あらかじめ設定された図形等にしたが
つて、レ−ザ光線を走査させることにより、レ−ザ光線
が照射された部分の塗料をはがし、このように塗料がは
がされた個所に別の塗料を塗布し、その上に同一図形等
をレ−ザ走査することにより、前記焼付塗装されたのと
異なる色を発色させるようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明では、金属体の上に薄いガ
ラス板を乗せておいて、レ−ザ光線を走査させることに
より、前記金属体の表面を酸化又は炭化させ、その上に
塗料やインキを塗布し、次いで同一図形等でレ−ザ光線
を照射して前記塗料又はインキを前記金属体上に焼き付
けた後、温水又はシンナ−で洗浄し、その後メツキ、エ
ツチング、発色処理を施こすことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明方法では、アルミ板、チタン板、ステ
ンレス板、真ちゆう板、銅板、金、銀、プラチナ及びそ
の丸パイプ、角パイプ、折り曲げ材、引き抜き材等のあ
らゆる金属素材に、NC制御の下にパタ−ンをレ−ザ光
線の走査によつて、例えば走査軌跡にしたがい一度目の
走査で表面を酸化(又は炭化)させ、二度目の走査で塗
料、インキを焼付処理を施こすことで、どのように微細
な模様の加工も可能であり、更にレ−ザビ−ム焦点の遠
近操作や、焦点レンズの取り付け、取り外しによつて線
の太さや、色の変化などを任意に変えられるものであ
る。
【0008】
【実施例】請求項1の発明では、金属パイプ、金属板等
の金属体に、NCであらかじめ入力した文字、図形、模
様等を、レ−ザ光線を用いて照射して金属体表面を酸化
又は炭化させて荒した後、塗料、インキ等を塗布し、そ
の後再度同じ所にレ−ザ光線を照射しながら走査するこ
とにより、NCで入力した図形等を焼付加工する。
【0009】その後、金属体の表面に温水、シンナ−、
水などで洗浄することにより、レ−ザ光線を照射した部
分が図形等として残り、美しい幾何学模様や、自由な描
画が画ける。また塗料の組み合わせによつて、赤、白、
青、緑、黄色等の自由な色の焼き付けが可能である。
【0010】請求項2の発明では、あらかじめ金属体表
面に焼付塗装したワ−クを、予め設定された図形等にし
たがつて、レ−ザ光線を走査させることにより、レ−ザ
光線が照射された部分の塗料がはがされる。
【0011】前記塗料がはがされた個所に別の塗料を塗
布し、その上に同一図形等をレ−ザ光線によつて焼付加
工されることにより、最初に焼付塗装された色と違う色
が得られる。これによつて、金属パイプ、金属板等の金
属体の表面に図形等を簡単に描出できる。
【0012】請求項3の発明では、金属体として例えば
ステンレス鋼板の上面に厚さ3mm程度のガラス板を乗せ
た上で、レ−ザ光線を照射するとステンレス鋼板の表面
が酸化又は炭化する。その上に塗料、インキ等を塗布
し、図形等でレ−ザ光線を照射すると、塗料等がステン
レス鋼板に焼付けされる。
【0013】焼付けした後、温水、水又はシンナ−で洗
浄すると、自由な模様が描出される。またその後、ステ
ンレスメツキ、ステンレスエツチング、ステンレス発色
処理などをすると、焼付塗装されたところはメツキ又は
発色処理ができないため、メツキ、エツチング、発色部
分とのコントラストが際立つた図形等が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/00 Z 8808−2H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状、板状等の金属体の表面に、N
    Cであらかじめ入力した図形等をレ−ザ光線を用いて照
    射して表面を荒らした後、塗料、インキ等を塗布し、再
    度レ−ザ光線を照射しながら走査することにより、前記
    図形等を焼付加工し、その後、金属体表面を温水、シン
    ナ−等の洗浄剤で洗浄することにより、レ−ザ光線を照
    射した部分に前記図形等が残るようにしたことを特徴と
    する金属体表面の処理方法。
  2. 【請求項2】 金属体表面に焼付塗装したワ−クを、あ
    らかじめ設定された図形等にしたがつて、レ−ザ光線を
    走査させることにより、レ−ザ光線が照射された部分の
    塗料をはがし、このように塗料がはがされた個所に別の
    塗料を塗布し、その上に同一図形等をレ−ザ走査するこ
    とにより、前記焼付塗装されたのと異なる色を発色させ
    るようにしたことを特徴とする金属表面の処理方法。
  3. 【請求項3】 金属体の上に薄いガラス板を乗せておい
    て、レ−ザ光線を走査させることにより、前記金属体の
    表面を酸化又は炭化させ、その上に塗料やインキを塗布
    し、次いで同一図形等でレ−ザ光線を照射して前記塗料
    又はインキを前記金属体上に焼き付けた後、温水又はシ
    ンナ−で洗浄し、その後メツキ、エツチング、発色処理
    を施こすことを特徴とする金属体表面の処理方法。
JP5277382A 1993-10-12 1993-10-12 金属体表面の処理方法 Pending JPH07108750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5277382A JPH07108750A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 金属体表面の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5277382A JPH07108750A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 金属体表面の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07108750A true JPH07108750A (ja) 1995-04-25

Family

ID=17582754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5277382A Pending JPH07108750A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 金属体表面の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07108750A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000312983A (ja) * 1999-04-27 2000-11-14 Yaskawa Electric Corp レーザマーキング方法
JP2003170111A (ja) * 2001-12-06 2003-06-17 Hitachi Ltd カラーマーキング方法およびマーキングされた筐体部品
JP2008310167A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Chuko Kasei Kogyo Kk 円筒型表示具及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000312983A (ja) * 1999-04-27 2000-11-14 Yaskawa Electric Corp レーザマーキング方法
JP2003170111A (ja) * 2001-12-06 2003-06-17 Hitachi Ltd カラーマーキング方法およびマーキングされた筐体部品
JP2008310167A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Chuko Kasei Kogyo Kk 円筒型表示具及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100506571C (zh) 一种金属戏曲脸谱制作工艺
JPH07108750A (ja) 金属体表面の処理方法
JP2771487B2 (ja) 着色及び立体表面を有するエンボシングステンレス鋼板及びその製造方法
KR100325269B1 (ko) 금속 장식물의 제조방법
KR20010097235A (ko) 마스킹을 이용한 금속 도금 문양과 코팅의 접목 도금 방법
JP3109209B2 (ja) 模様付部材の製造方法
JPS61213379A (ja) 金属板表面模様形成方法
JP2771485B2 (ja) 着色及び立体表面を有するステンレス鋼板及びその製造方法
JPH0688252A (ja) 金属装飾体及びその製造方法
JPS6129598A (ja) 模様付き金属板の製造方法
JPS61188200A (ja) 模様付き金属板の製造方法
JPH04154988A (ja) 装飾部材の製造方法
KR100524186B1 (ko) 금속사진 제작방법 및 그 방법에 의하여 제작된 금속사진
CN1021975C (zh) 模具型腔内壁花纹镂蚀法
US5948282A (en) Process for transfer printing papers having flip-flop effects
KR950014638B1 (ko) 엘리베이터용 미장강판 및 그 제조방법
JPH0473199A (ja) 装飾板及びその製造方法
JPH0476318B2 (ja)
JPH02133582A (ja) 金属表面の装飾技法
JPH07109559A (ja) 金属材料の発色製造方法
TW434118B (en) Method of making pearl-like surface of stainless steel
CN2325389Y (zh) 一种金属彩料饰面玻璃板
JPS6130679A (ja) 色模様付き金属板の製造方法
JP2769487B2 (ja) アートミラーパネルの製造方法
JPS6129599A (ja) 金属板表面の模様付け方法