JPH07108690A - ワイヤドットインパクトプリンタにおける機能設定方式 - Google Patents

ワイヤドットインパクトプリンタにおける機能設定方式

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JPH07108690A
JPH07108690A JP28018993A JP28018993A JPH07108690A JP H07108690 A JPH07108690 A JP H07108690A JP 28018993 A JP28018993 A JP 28018993A JP 28018993 A JP28018993 A JP 28018993A JP H07108690 A JPH07108690 A JP H07108690A
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Hisashi Ishizuka
久 石塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストを上げずにオペレータが簡単に機能を
切り換えることができる機能設定方式を提供する。 【構成】 印字媒体に衝突させて印字を行うための印字
ワイヤの変位を検出し、この変位信号を出力する変位検
出手段と、この変位検出手段の変位信号に基づいてプリ
ンタの各種機能を切り換え可能な制御手段とを備え、切
り換え可能な機能データがパンチングされて孔で書き込
まれている機能設定カードを印字媒体がフィードされる
位置にフィードするとともに印字ワイヤの衝突動作を繰
り返し行わせ、このとき得られる変位信号によりプリン
タ機能の設定を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤドットヘッドに
備えられた印字ワイヤを印字媒体に衝突させて印字を行
うワイヤドットインパクトプリンタにおける機能を切り
換えるための機能設定方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のワイヤドットインパ
クトプリンタとしては、図15に示される構成のものが
ある。
【0003】すなわち、図15におけるプリンタは、セ
ントロI/F100と、CPU101、インターフェー
スとしてのI/OLSI102、タイマ回路103、ヘ
ッドドライバ104、ワイヤドットヘッド105、操作
スイッチ106、ラインフィードモータ107、スペー
シングモータ108、モード切り換え用のディップスイ
ッチ109等で構成されている。
【0004】そして、CPU101は、セントロI/F
100を介して印字データを受信し、この印字データに
基づいた制御信号をI/OLSI101を介してタイマ
回路103、ヘッドドライバ104、ラインフィードモ
ータ107、及びスペーシングモータ108へ送出す
る。ヘッドドライバ104は、CPU101から受信し
た駆動タイミング信号に基づいてワイヤドットヘッド1
05を駆動させて印字を行っている。
【0005】また、このプリンタの場合、使用目的に合
ったプリンタの動作、例えば文字フォントの指定や、文
字ピッチ指定、ソフトウェア機能のエミュレート指定等
のモード切り換え、すなわちプリンタ機能の設定は、I
/OLSI102に接続されているディップスイッチ1
09で行われ、さらに各スイッチの切り換えはオペレー
タがマニュアルを参照しながら行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構成のプ
リンタでは機能設定を行う場合、ディップスイッチ10
9で行われており、この各スイッチをオペレータがマニ
ュアルを参照しながら切り換えている。このため、切り
換えに時間がかかると言う問題点があった。また、切り
換える機能を増やすとディップスイッチの数も増やさね
ばならずコストアップとなる問題点もあった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はコストを上げずにオペレータが簡
単に機能の切り換えを行うことができる機能設定方式を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、印字媒体に対して所定の間隔を介して配置され
るワイヤドットヘッドと、前記ワイヤドットヘッドに設
けられた印字ワイヤと、前記ワイヤドットヘッドに設け
られ、前記印字ワイヤを支持するアーマチュアと、前記
アーマチュアに磁束を作用させ、前記印字ワイヤを駆動
させる磁界発生手段と、前記磁界発生手段を励磁させる
駆動電流を供給する駆動手段とを有し、前記印字ワイヤ
を前記印字媒体に衝突させて印字を行うワイヤドットイ
ンパクトプリンタにおいて、前記印字ワイヤの変位を検
出して変位信号を出力する変位検出手段と、前記変位検
出手段の変位信号に基づいてプリンタの各種機能を切り
換え可能な制御手段とを備え、前記切り換え可能な機能
データがパンチングされて孔で書き込まれている機能設
定カードを前記印字媒体がフィードされる位置にフィー
ドするとともに前記印字ワイヤの前記衝突動作を繰り返
し行わせ、このとき得られる前記変位信号で前記プリン
タ機能の設定を行うことによって達成される。
【0009】
【作用】この設定方式によれば、オペレータがプリンタ
の機能を切り換えたい場合、希望する設定内容に対応し
た機能設定カードを前記印字媒体に変えて給送させてワ
イヤドットヘッドを駆動させると、カードの設定内容に
あった機能を有してなるプリンタに自動的に切り換える
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るワイヤ
ドットインパクトプリンタのブロック図である。
【0011】図1におけるプリンタは、セントロI/F
1と、CPU2、インターフェースとしてのI/OLS
I3、ヘッドドライバ回路6aとヘッドコイル6bとで
なる駆動手段6、ワイヤドットヘッド7、センサ電極8
aとセンサ回路8bとでなる変位検出手段8、ワイヤド
ットヘッド7を印字媒体である印字用紙の幅方向へ移動
させるスペーシングモータ9、印字用紙をその長さ方向
へ移動させるラインフィードモータ10、操作スイッチ
センサ11等で構成されている。
【0012】そして、このプリンタでは、CPU2はセ
ントロI/F1を介して印字データを受信し、この印字
データに基づいた信号をI/OLSI3を介してヘッド
ドライバ回路6a及びスペーシングモータ9へ送出す
る。また、ヘッドドライバ回路6aは、CPU2から受
信した信号に基づいてワイヤドットヘッド7の印字ワイ
ヤ20(図2参照)を駆動させて印字を行う。
【0013】さらに詳述すると、ワイヤドットヘッド7
は、図2にその縦断面図として示すように、ワイヤドッ
トヘッド7内に複数本(図2では2本のみ示す)設けら
れた印字ワイヤ20と、この印字ワイヤ20の衝突(イ
ンパクト)動作を案内するためのガイド孔21aを有す
る前面カバー21と、磁性体よりなるアーマチュア22
と、このアーマチュア22を支持する板ばね23と、ベ
ース板24と、コア25aの外周にヘッドコイル6bを
巻装させた電磁石25と、この電磁石25に電源を供給
するためのプリント配線とコネクタ端子とを有するプリ
ント基板26と、永久磁石27と、台板28と、スペー
サ29と、ヨーク30と、プリント基板31とクランプ
32等で構成されている。
【0014】そして、クランプ32は、ベース板24、
永久磁石27、台板28、スペーサ29、板ばね23、
ヨーク30、プリント基板31、前面カバー21が順に
積層された後から上下端を挟圧保持し、この挟持で一体
化を図っている。また、板ばね23の自由端23a側に
はアーマチュア22が支持されており、このアーマチュ
ア22の先端22aには1本の印字ワイヤ20の基部2
0aが固着されている。さらに、印字ワイヤ20の先端
部20bは前面カバー21のガイド孔21aに案内され
て図示せぬ印字用紙の所定の位置に衝突できるように構
成されている。
【0015】図3は図2に示したワイヤドットヘッド7
におけるプリント基板31の平面図で、図4はそのプリ
ント基板31の要部斜示図である。図3及び図4に示す
ように、本実施例ではプリント基板31のアーマチュア
22と対向した位置に銅箔パターンよりなるセンサ電極
8aを備えている。なお、このセンサ電極8aは、プリ
ント配線によってプリント基板31の端部に備えられた
コネクタ端子31aに接続されている。また、プリント
基板31はヨーク30との絶縁を保つため絶縁被膜でコ
ートされている。したがって、センサ電極8aとアーマ
チュア22との間には静電容量が現れ、その値は両者の
間隔が大きくなる程小さくなり、両者の間隔が小さくな
る程大きくなる。
【0016】次に、このように構成されたワイヤドット
ヘッド7の動作を説明する。まず、ヘッドコイル6bに
通電しない時には、アーマチュア22を永久磁石27の
吸引力によって、板ばね23の弾性復元力に抗してベー
ス板24側(図2中下方向)に吸引させておく。
【0017】ヘッドコイル6bに通電が行われると、電
磁石25の磁束で永久磁石27の磁束を打ち消して、ア
ーマチュア22を永久磁石27の吸引力から開放し、板
ばね23の弾性復元力によって前面カバー21側(図2
中上方向)に移動させる。ここで、ヨーク30は電磁石
25の作る磁気回路の一部を構成するとともに、センサ
電極8aの相互干渉を断つ役目を果たす。
【0018】次に、印字ワイヤ20の変位を検出する変
位検出手段8に付いて説明する。図5はセンサ回路8b
の回路図、図6は図5の原理説明図、図7は図6の動作
波形図である。
【0019】そこで、説明を簡単にするため図5のセン
サ回路8bの構成を図6の原理図を用いて説明すると、
符号40はデジタルIC(沖電気工業社製、MSM74
HCU04)、40a及び40bは内部等価回路のMO
S型FET(電界効果トランジスタ)を示す。また、4
1は発振器、42は抵抗、43は積分器、44は交流増
幅器である。
【0020】上記回路構成において、デジタルIC40
の出力端にセンサ電極8aを接続し、入力端に発振器4
1から図7に示す矩形波信号SOSC を入力すると出力端
には電流IC が流れる。この電流IC は、FET40
a,40bが信号SOSC を受けて交互にオン・オフする
ためにセンサ電極8aに流れる充放電電流である。この
うち、放電電流IS はFET40b、抵抗42を通って
アースに流れる。この放電電流IS を1周期分積分した
値はほぼセンサ電極8aに充電される電荷量Qに相当す
る。ここで、センサ電極8aの静電容量をCX 、発振周
波数をf、抵抗42の抵抗値をRS 、増幅器44の増幅
率をa倍とすると、電流IS の平均値は次式(1)とな
る。
【0021】
【数1】f・Q=f・Cx ・Vdd …(1)
【0022】また、増幅器44の出力電圧は次式(2)
となる。
【0023】
【数2】Vq =Cx ・RS ・a・f・Vdd …(2)
【0024】結局求めたい静電容量Cx に比例した電圧
q が出力される。ただし、実際にはセンサ電極8aの
他に存在する分布容量等のオフセット(直流分)を切り
捨て、印字ワイヤ20の変位分のみが出力されるように
増幅器44を交流増幅器とした。
【0025】したがって、印字ワイヤ20の変位量とセ
ンサ回路8bの出力電圧Vq との関係は、センサ電極8
aの静電容量がセンサ電極8aとアーマチュア22の距
離にほぼ反比例するため、図8に示す特性図のようにな
る。
【0026】図9は機能設定カードの一例とワイヤドッ
トヘッド7を示すものである。この機能設定カード51
には、横一列に並んで複数(本実施例では15個)の孔
52a〜52oがパンチされており、また設定項目53
が印刷されている。この孔52a〜52oと設定項目5
3の内容とは意味付けられており、設定項目の内容が異
なるとコード化された孔52a〜52oの位置及び形状
も異なる。なお、ここでの設定項目とは、例えば文字フ
ォントの指定や、文字ピッチ指定、ソフトウェア機能の
エミュレート指定等である。
【0027】そして、本発明で、この機能設定カード5
1は、印字用紙に変えて印刷位置へフィードさせて給送
させることができ、また印字位置でワイヤドットヘッド
7が駆動されると、孔52a〜52oが設けられている
位置と設けられていない位置とで変位信号が異なり、こ
の変位信号により設定される機能が選択される。
【0028】これについてさらに説明すると、図10は
動作波形図を示すものである。この動作波形図は、孔5
2a〜52oが所定の位置(印字位置)に対応するまで
機能設定カード51を印字用紙に代えてフィードし、こ
の位置でスペーシングモータ9の駆動処理を行ってキャ
リッジでワイヤドットヘッド7を送りながらヘッドドラ
イブ処理を行い印字ワイヤ20を駆動させたときの動作
波形を示したものである。
【0029】図10において、信号Aはセンサ回路8b
からの変位信号、信号Bは印字ワイヤ20が衝突すると
きの速度信号、信号Cはワイヤドットヘッド7のアーマ
チュア22が運動を開始して図示せぬ印字用紙(または
機能設定カード51)を介してプラテンに印字ワイヤ2
0がインパクトするときに出力される信号で、また信号
Dはプラテンに印字ワイヤ20がインパクトするときに
信号Cがハイレベルに立ち上がるように設定している比
較電圧(スライスレベル)である。
【0030】そして、ここではアーマチュア22が運動
を開始して印字ワイヤ20が印字用紙にインパクトする
と、印字用紙がある場合の速度信号Bの最大出力はV1
で、印字用紙がない場合の最大出力(ピーク)はV2
なる。すなわち、印字ワイヤ20が印字用紙にインパク
トされたとき、印字用紙が無い場合は有る場合に比べて
到達距離が長くなる分だけピークが上がり、出力信号C
が出力されることになる。
【0031】そこで、図9に示した機能設定カード51
をセットし、孔52a〜52oがパンチされている部分
を印字位置まで給送してワイヤドットヘッド7を一行分
駆動されると、孔52a〜52oが形成されている部分
(用紙無し)ではハイレベル(H)信号が、形成されて
いない部分(用紙有り)ではローレベル(L)信号が出
力されることになり、出力信号Cは図11に示す2値化
された変位信号として得られることになる。したがっ
て、この出力信号CをCPU2で知ることにより、機能
設定カード51に記録されている機能設定内容が分か
る。
【0032】図12乃至図14は、機能設定カード51
を使用して設定項目53の内容に応じた切り換えを行う
処理手順の一例を示したフローチャートである。そこ
で、この図12乃至図14のフローチャートを用いてプ
リンタの機能を設定する動作を次に説明する。
【0033】図12は電源が投入されて改行処理が終了
するまでの手順を示すメインフローチャートである。
【0034】先ず、電源が投入されるとステップS1で
電源投入処理を行い、次にステップS2でホストコンピ
ュータ(上位装置)からの印字データを受信する受信処
理を行う。次いで、ステップS3でステップS2で受信
したデータを印字するための印字処理を行いステップS
4で印字した後の改行処理を行う。
【0035】図13は図12に示したメインフローチャ
ートのステップS1で実行される電源投入処理サブルー
チンのフローチャートである。
【0036】先ず、電源が投入されて電源投入処理に入
ると、ステップS10では電源投入時のハードウェアの
チェックとしてCPU2内のメモリ(ROM/RAM)
チェックを行う。次に、ステップS11に移行し、ワイ
ヤドットヘッド7が搭載されているキャリッジの原点出
し処理を行う。次いで、ステップS12でオペレータパ
ネルのスイッチモードを検出するスイッチ処理を行い、
オペレータパネルのスイッチ押下でメニューモードフラ
グを立てて処理を抜ける。ステップS13ではメニュー
モードフラグが立っている場合、ステップS14のメニ
ュー処理に移る。これに対して、メニューモードフラグ
が立っていない場合は電源投入処理を続ける。
【0037】図14は図13に示したサブフローチャー
トのステップS14で実行されるメニュー処理サブルー
チンのフローチャートである。
【0038】先ず、メニュー処理に移行されると、ステ
ップS20で印字用紙または機能設定カード51が吸入
されたかどうかを図示せぬペーパーエンドセンサの信号
で検知し、印字用紙または機能設定カード51がセット
されたときステップS21で所定の位置(本実施例では
ワイヤドットヘッド7が衝突する印字位置)までフィー
ドする。
【0039】次に、ステップS22でワイヤドットヘッ
ド7のドットデータをセットする。この場合、特定の印
字ワイヤ20の一行分のドットデータをセットする。
【0040】次いで、ステップS23でスペーシング
(SP)モータ9の駆動処理を行うとキャリッジが動き
出す。また、ステップS24でヘッドドライブ処理を行
うと印字ワイヤ20が設定周期で駆動する。
【0041】ステップS25でセンサ信号をリードする
と、図10の孔52a〜52oが形成されている「用紙
無し」の部分では印字ワイヤ20の変位量が大きくなる
ため、センサ信号は図10に示すスライスレベルDにか
かり信号Cはハイレベルが出力される。これに対して、
図10の孔52a〜52oが形成されていない「用紙有
り」部分ではセンサ信号は印字ワイヤ20の変位量が小
さくなって、センサ信号はスライスレベルDにかからな
いので信号Cはローレベルで出力されない。すなわち、
ここでは図11に示す2値化された信号が得られる。
【0042】次に、ステップS26では先の信号Cから
機能設定カード51の設定内容53を解読してデコード
処理を行う。
【0043】ステップS27では一行終了したかをチェ
ックして終了していない場合はステップS24へ移行し
て処理を繰り返す。一行終了した場合にはステップS2
8に移行する。ステップS28では一行中に変位パルス
信号(信号C)が検知されていない場合は、機能設定カ
ード51でない普通紙として判断して印字用紙の排出を
行う。
【0044】一方、ステップS28で変位パルス有り、
つまり機能設定カード51であると判断した場合は、ス
テップS29でメニュー情報の書き換えを行い、ステッ
プS30で機能設定カード51を排出して終了する。
【0045】したがって、オペレータが使用目的に合っ
たプリンタの動作、例えば文字フォントの指定や、文字
ピッチ指定、ソフトウェア機能のエミュレート指定等の
モード切り換え設定を行う場合、従来ではオペレータが
マニュアルを参照しながらディップスイッチで行ってい
たのを、本発明の場合では所定の機能設定カード(メニ
ュー設定カード)51をプリンタにセットし印字用紙
(印字媒体)に変えて給送させ、機能設定を意味する孔
52a〜52oが形成されている部分でワイヤドットヘ
ッド7を駆動させると、その切り換えを希望する機能が
読み取られて機能設定カード51の設定内容53にあっ
た機能を有してなるプリンタへ自動的に切り換えること
ができることになる。これにより、切り換え時間が短縮
できる。また、切り換える機能数を増やす場合も、ディ
ップスイッチの数を増やさなくても、簡単にパンチング
で形成される孔によって増やすことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るプリ
ンタにおける機能設定方式によれば、オペレータはプリ
ンタの機能切り換えを行う場合、希望する設定内容に対
応した機能設定カードを印字媒体に変えて給送させてワ
イヤドットヘッドを駆動させると、カードの設定内容に
あった機能を有してなるプリンタに自動的に切り換える
ことができるので操作の簡易化が図れる。また、従来の
プリンタ装置で用いていたようなディップスイッチが不
用になるのでコストを下げて安価に提供することが可能
になる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワイヤドットインパク
トプリンタのブロック図である。
【図2】本実施例のワイヤドットヘッドの縦断面図であ
る。
【図3】プリント基板の平面図である。
【図4】プリント基板の要部斜視図である。
【図5】静電容量センサ回路の回路図である。
【図6】図5の原理図である。
【図7】図6の動作波形図である。
【図8】印字ワイヤの変位量に対する静電容量センサ回
路の出力電圧特性図である。
【図9】機能設定カードの一例をワイヤドットヘッドと
共に示す図である。
【図10】図9の動作波形図である。
【図11】図9の機能設定カードより得られる出力変化
を示す図である。
【図12】プリンタ内で実行される処理手順を示すメイ
ンフローチャートである。
【図13】図12の電源投入処理サブルーチンで実行さ
れるフローチャートである。
【図14】図13のメニュー処理サブルーチンで実行さ
れるフローチャートである。
【図15】従来のプリンタ装置の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 CPU 6 駆動手段 7 ワイヤドットヘッド 8 変位検出手段 20 印字ワイヤ 22 アーマチュ
ア 25 電磁石(磁界発生手段) 51 機能設定カ
ード 52a〜52o 孔 53 設定内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体に対して所定の間隔を介して配
    置されるワイヤドットヘッドと、 前記ワイヤドットヘッドに設けられた印字ワイヤと、 前記ワイヤドットヘッドに設けられ、前記印字ワイヤを
    支持するアーマチュアと、 前記アーマチュアに磁束を作用させ、前記印字ワイヤを
    駆動させる磁界発生手段と、 前記磁界発生手段を励磁させる駆動電流を供給する駆動
    手段とを有し、 前記印字ワイヤを前記印字媒体に衝突させて印字を行う
    ワイヤドットインパクトプリンタにおいて、 前記印字ワイヤの変位を検出して変位信号を出力する変
    位検出手段と、 前記変位検出手段の変位信号に基づいてプリンタの各種
    機能を切り換え可能な制御手段とを備え、 前記切り換え可能な機能データがパンチングされて孔で
    書き込まれている機能設定カードを前記印字媒体がフィ
    ードされる位置にフィードするとともに前記印字ワイヤ
    の前記衝突動作を繰り返し行わせ、このとき得られる前
    記変位信号で前記プリンタ機能の設定を行うことを特徴
    とするワイヤドットインパクトプリンタにおける機能設
    定方式。
JP28018993A 1993-10-12 1993-10-12 ワイヤドットインパクトプリンタにおける機能設定方式 Pending JPH07108690A (ja)

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