JP2902917B2 - ワイヤドットプリンタ装置 - Google Patents

ワイヤドットプリンタ装置

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JP2902917B2
JP2902917B2 JP26875493A JP26875493A JP2902917B2 JP 2902917 B2 JP2902917 B2 JP 2902917B2 JP 26875493 A JP26875493 A JP 26875493A JP 26875493 A JP26875493 A JP 26875493A JP 2902917 B2 JP2902917 B2 JP 2902917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤドットヘッドの
先端と印字媒体間のギャップを自動調整するヘッドギャ
ップ機構を備えたワイヤドットプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ヘッドを駆動して印字媒体に
印字デ−タを印字し、印字ワイヤの往復動作に要する印
字時間を印字時間検出手段により求め、その印字時間に
基づいて最適なヘッドギャップ値を算出し、そのヘッド
ギャップ値に基づいてヘッドギャップ変更機構を駆動
し、ヘッドギャップを変更するワイヤドットプリンタ装
置がある。
【0003】例えば本出願人がすでに出願した特開平5
−85011号公報もその一つであり、その公報によれ
ば、印字動作を行うとともに印字ワイヤの往復動作に要
する印字時間を求め、印字時間が極端に長くなる印字位
置で印字動作を停止するとともにその印字位置を記憶
し、ヘッドギャップを最適なヘッドギャップに変更した
後、記憶して置いた印字位置を読み出して印字を開始す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤドットプ
リンタ装置にあっては、印字動作を行うとともに印字ワ
イヤの往復動作に要する印字時間を求め、印字時間が極
端に長くなる印字位置で印字動作を停止するとともにそ
の印字位置を記憶し、ヘッドギャップを最適なヘッドギ
ャップに変更した後、記憶して置いた印字位置を読み出
して印字を開始する。従って、つぎに印字ヘッドが媒体
の厚い位置、例えば貼付したラベルの縁等に達したと
き、印字ヘッド先端部が段差に衝突して用紙ジャムを発
生してしまうという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のワイヤドットプリンタ装置においては、印字
媒体の厚さが変化する領域を規定する境界値を予め入力
する境界値入力手段と、印字動作中の印字ヘッドの位置
を検出する印字位置検出手段と、境界値入力手段から入
力した境界値を記憶する印字領域値記憶手段と、印字領
域値記憶手段から境界値を読み出し、その境界値に基づ
いて境界値に挟まれた印字領域のヘッドギャップ値を求
めて記憶するヘッドギャップテ−ブル作成手段と、印字
領域値記憶手段から境界値を読み出し、印字位置検出手
段の出力と比較して印字ヘッドがその境界値に達した時
にヘッドギャップテ−ブル作成手段からヘッドギャップ
値を読み出し、ヘッドギャップ変更機構を駆動してヘッ
ドギャップを変更するヘッドギャップ変更手段とを備え
る。
【0006】
【作用】上記のように構成されたワイヤドットプリンタ
装置のヘッドギャップ変更手段は、印字領域値記憶手段
から境界値を読み出し、印字位置検出手段の出力と比較
して印字ヘッドがその境界値に達した時にヘッドギャッ
プテ−ブル作成手段からヘッドギャップ値を読み出し、
ヘッドギャップ変更機構を駆動してヘッドギャップを変
更するので、印字媒体の薄い領域から厚い領域、例えば
貼付したラベルの縁等に達したときでも用紙ジャムを発
生せずに印字できるのである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
【0008】図1は本発明の基本的構成を示すブロック
図である。ヘッドギャップテ−ブル作成手段1は印字領
域値記憶手段2から印字媒体の厚さが変化する領域を規
定する境界値を入力し、その境界値に基づいて印字ヘッ
ドをその印字領域に移動し、印字ワイヤの往復動作に要
する印字時間を印字時間検出手段3により求め、その印
字時間に基づいて媒体の厚さに対する最適なヘッドギャ
ップ値を算出するヘッドギャップ算出手段4と、そのヘ
ッドギャップ値を記憶するヘッドギャップ値記憶手段5
とからなる。ヘッドギャップ変更手段6は印字領域値記
憶手段2から境界値を入力し、印字位置検出手段7の出
力と比較して印字ヘッドがその境界値に達した時にヘッ
ドギャップ値記憶手段5からヘッドギャップ値を読み出
し、ヘッドギャップ機構8を駆動してヘッドギャップを
変更する。
【0009】図2は実施例のワイヤドットプリンタ装置
の構成を示すブロック図であり、図3は印字機構の平面
図であり、図4は図3のX−X断面矢視図である。
【0010】ワイヤドットプリンタ装置10は制御部1
1、印字ヘッド12、印字ヘッド12を移動させる駆動
源としてのスペ−シングモ−タ13、図3に示すプラテ
ン14を回転させる駆動源としてのラインフィ−ドモ−
タ15、ヘッドギャップ変更機構8を駆動するステッピ
ングモ−タ17、印字ヘッド12の内部に設けられるセ
ンサ電極18とともに印字時間検出手段3を構成するセ
ンサ回路19、操作スイッチ20、印字ヘッド12を構
成するヘッドコイル21を駆動するヘッドドライバ2
2、スペ−シングモ−タ13を駆動するモ−タドライバ
23、ラインフィ−ドモ−タ15を駆動するモ−タドラ
イバ24、ステッピングモ−タ17を駆動するモ−タド
ライバ25、図示せぬ上位装置と接続するセントロイン
タフェ−ス26、ホ−ムセンサ27からなる。
【0011】制御部11は中央処理装置28(以後CP
U28と記す)、主記憶装置としてのリ−ドオンリメモ
リ29(以後ROM29と記す)とランダムアクセスメ
モリ30(以後RAM30と記す)、上位装置とCPU
28とを接続するインタフェ−スLSI31、CPU2
8と上述した各機構及び回路とを接続するインタフェ−
スLSI32からなる。
【0012】ROM29には制御プログラムや文字フォ
ント等が格納してあり、RAM30は上位装置からの印
字デ−タや制御処理に関するデ−タ等を記憶する。例え
ばヘッドギャップ値や印字媒体の厚さが変化する領域を
規定する境界値等を記憶する。
【0013】CPU28はバスライン33、34、35
を介してROM29、RAM30、インタフェ−スLS
I31、32に接続してある。インタフェ−スLSI3
1にはセントロインタフェ−ス26がライン36で接続
してある。制御部11は制御プログラムのステップに応
じてヘッドギャップテ−ブル作成手段1、印字領域値記
憶手段2、ヘッドギャップ変更手段6、印字位置検出手
段7となる。
【0014】インタフェ−スLSI32にはセンサ回路
19、操作スイッチ20、ヘッドドライバ22、モ−タ
ドライバ23〜25、ホ−ムセンサ27がライン37〜
43で接続してある。ヘッドコイル21、スペ−シング
モ−タ13、ラインフィ−ドモ−タ15、ステッピング
モ−タ17、センサ電極18はそれぞれヘッドドライバ
22、モ−タドライバ23〜25、センサ回路19にラ
イン44〜47で接続してある。スペ−シングモ−タ1
3、ラインフィ−ドモ−タ15にはステッピングモ−タ
を使用する。
【0015】印字ヘッド12、センサ回路19、ヘッド
ギャップ変更機構8は、図3に示すように、キャリッジ
フレ−ム48に搭載されてある。キャリッジフレ−ム4
8は印字ヘッド12を設けた一端側をガイドシャフト4
9に摺動自在に設けてあり、他端側をヘッドギャップ変
更機構8を介してガイドシャフト50に摺動自在に設け
てある。ガイドシャフト49、50はサイドフレ−ム5
1、52に平行に支持してある。また、サイドフレ−ム
51、52にはプラテン14がガイドシャフト49、5
0と平行に軸支してある。サイドフレ−ム51、52は
図示せぬベ−スプレ−トに立設してある。
【0016】キャリッジフレ−ム48にはエンドレス状
の歯付きベルト53が固定してあり、歯付きベルト53
はブラケット54を介してサイドフレ−ム51に設けた
歯付きプ−リ55と、スペ−シングモ−タ13に設けた
歯付きプ−リ56とに張設してある。スペ−シングモ−
タ13はブラケット57を介してサイドフレ−ム52に
設けてある。また、印字ヘッド12のホ−ムポジション
を検出するホ−ムセンサ27がベ−スプレ−トに設けて
あり、図4に示すようにキャリッジフレ−ム48に設け
たセンサレバ−58が発光素子から受光素子に出力して
いる光を遮ることにより検出される。
【0017】CPU28は必要なパルス数を出力してス
ペ−シングモ−タ13を駆動し、キャリッジフレ−ム4
8を矢印A−B方向に移動する。そして、ホ−ムセンサ
27の出力信号でスペ−シングモ−タ13を停止して印
字ヘッド12をホ−ムポジションに位置決めする。
【0018】従って、印字位置はCPU28から出力さ
れるパルス数で検出できる。
【0019】ヘッドギャップ変更機構8は図4に示すよ
うに、ステッピングモ−タ17とガイドシャフト50に
摺動自在に設けたスライドブロック59とからなる。キ
ャリッジフレ−ム48の下面にはスライドブロック59
のガイド孔59aに摺動自在に嵌合するガイドピン48
aが設けてある。ステッピングモ−タ17はキャリッジ
フレ−ム48の上面に固着してあり、モ−タ軸17aに
はスライドブロック59とねじ対偶を有するスクリュウ
ギャ17bが固着してある。
【0020】従って、印字ヘッド12はプラテン14に
対してヘッドギャップGを有し、矢印A−B方向に移動
自在である。また、キャリッジフレ−ム48はヘッドギ
ャップ変更機構8を介してガイドシャフト49を中心に
矢印C−D方向に回動するのでヘッドギャップGを変更
自在である。
【0021】図5は印字ヘッドの構成を示す半断面図で
ある。図6はセンサ電極用プリント基板の正面図であ
り、図7はセンサ部の拡大図である。印字ヘッド12は
ベ−スプレ−ト60の一方の板面に永久磁石61、台板
62、スペ−サ63、バイアス用板ばね64、ア−マチ
ュアヨ−ク65、センサ電極18を設けたセンサ電極用
プリント基板66等を順次積層し、さらにベ−スプレ−
ト60の他方の板面側にキャップ67を配設し、センサ
電極用プリント基板66側にワイヤガイドフレ−ム68
を配設してクランプ69で固定してある。
【0022】バイアス用板ばね64は中央部に向かって
放射状に延在する舌片64aを有し、舌片64aにはア
−マチュア70が固着してある。ア−マチュア70の先
端部には印字ワイヤ71の基部が固着してあり、印字ワ
イヤ71の先端部71aはワイヤガイドフレ−ム68の
ガイド68aによってプラテン14に向かって案内され
ている。ベ−スプレ−ト60の他方の板面にはア−マチ
ュア70に対向してコア72が立設してあり、コア72
にはヘッドコイル21を巻回したボビン74が装着され
てある。ベ−スプレ−ト60の他方の板面側には印字ヘ
ッド駆動用プリント基板75がキャップ67に覆われて
設けてある。そしてヘッドコイル21のリ−ド部76が
印字ヘッド駆動用プリント基板75に接続してある。
【0023】非通電時、ア−マチュア70は永久磁石6
1、台板62、スペ−サ63、ア−マチュアヨ−ク6
5、ア−マチュア70、コア72、ベ−スプレ−ト60
を通る永久磁石61の磁束によってコア72に吸引され
ている。よって、バイアス用板ばね64の舌片64aは
片持ち状に撓み、印字ワイヤ71の先端部71aはガイ
ド68a内に引っ込んだ状態にある。
【0024】通電時、ヘッドコイル21には永久磁石6
1の磁束を打ち消すように磁束が発生するので、ア−マ
チュア70はバイアス用板ばね64によってコア72か
ら解放される。印字ワイヤ71の先端部71aはガイド
68aに沿ってプラテン14に向かって移動し、印字動
作を行う。
【0025】センサ電極用プリント基板66にはア−マ
チュア70に対向して図6に示すようにセンサ電極76
が放射状に設けてあり、センサ電極76から延在したパ
タ−ンがコネクタ端子77に接続してある。センサ電極
用プリント基板66は図示せぬコネクタを介して隣接す
るセンサ回路19に接続され、センサ回路19とセンサ
電極用プリント基板66とで印字時間検出手段3を構成
する。
【0026】センサ電極用プリント基板66は、図7に
示すようにア−マチュア70の動作をア−マチュア70
とセンサ電極76との間の静電容量の変化として捕ら
え、センサ回路19に出力する。ア−マチュア70とセ
ンサ電極76との間隙が狭くなると、静電容量は大きく
なる。センサ回路19では静電容量の変化を電圧の変化
に変換して図示せぬ微分回路を通し、速度の変化量に比
例する電圧として図示せぬコンパレ−タに出力する。コ
ンパレ−タはオフセット分の基準電圧と比較してア−マ
チュア70の変位分のみの電圧をCPU28に出力す
る。
【0027】CPU28はア−マチュア70の変位を印
字ワイヤ71の先端部71aが印字媒体に衝突するまで
の印字時間として捕らえる。
【0028】次に動作について図8を参照して説明す
る。図8は実施例の動作を示すフロ−チャ−トである。
【0029】電源スイッチをオンにすると、ステップS
1 でCPU28はワイヤドットプリンタ装置10を初期
化する。
【0030】ステップS2 でCPU28は印字媒体の有
無を図示せぬ媒体センサを介してセンスし、印字媒体を
検知すると、ステップS3 に進む。
【0031】ステップS3 でCPU28は、印字媒体の
厚さが変化する領域を規定する境界値を予め入力する境
界値入力手段としての上位装置からオ−トギャップ領域
分割指定コマンドを受信し、コマンドに続く指定された
領域を規定する境界値をRAM30に記憶する。例え
ば、図9に示すように、ラベル80等を貼付して印字媒
体の厚さが変化する場合、境界値X0 、X1 、X2 、X
3 を指定することにより領域E、F、Hが決定される。
ステップS4 でCPU28は上位装置から印字デ−タを
受信し、RAM30に記憶する。
【0032】ステップS5 でCPU28はヘッドギャッ
プ変更機構8を介して図4に示したヘッドギャップGを
基準ギャップGsに設定する。
【0033】ステップS6 でCPU28は指定された領
域に対する試し印字デ−タを選び出してRAM30に記
憶する。
【0034】ステップS7 でCPU28はRAM30か
ら境界値X1 を読み出し、さらに印字媒体の縁から印字
ヘッド12のホ−ムポジションまでの値IをROM29
から読み出して差し引いた値をパルス数に変換してスペ
−シングモ−タ13を駆動し、キャリッジフレ−ム48
を矢印B方向に移動する。CPU28はパルス数に変換
する際、印字ヘッド12が指定された領域内に多少入り
込む位置に変換する。
【0035】ステップS8 でCPU28はRAM30か
ら試し印字デ−タを読み出して印字する。この際、CP
U28はセンサ回路19を介して印字時間Tを求めてR
AM30に記憶する。
【0036】ステップS9 でCPU28は全ての指定さ
れた領域に対する印字時間を求めるためにステップS6
に戻り、全ての指定された領域に対する印字時間を求め
るとステップS10に進む。
【0037】ステップS10でCPU28は指定された領
域に対する最適なヘッドギャップ値gを算出してRAM
30に記憶する。即ち、CPU28はROM29から標
準印字時間Ts を読み出し、RAM30から試し印字し
て求めた印字時間Tを読み出して時間差TX を求め、さ
らに、ROM29から単位印字時間差当りのヘッドギャ
ップ値gx を読み出して時間差Tx に掛け合わせヘッド
ギャップ値g1 を求める。
【0038】ステップS11でCPU28は全ての指定さ
れた領域に対するヘッドギャップ値gを求めるためにス
テップS10に戻り、全ての指定された領域に対する印字
時間を求めるとステップS12に進む。
【0039】ステップS12でCPU28はヘッドギャッ
プ値gを、ヘッドギャップ変更機構8を駆動するパルス
数に変換してRAM30に記憶する。
【0040】ステップS13でCPU28は全ての指定さ
れた領域に対するヘッドギャップ値gをヘッドギャップ
変更機構8を駆動パルス数に変換するためにステップS
12に戻り、全ての駆動パルス数を求めるとステップS14
に進む。
【0041】ステップS14でCPU28は印字デ−タを
読み出して通常の印字動作を行う。即ち、CPU28は
ヘッドギャップ変更機構8を介して図4に示したヘッド
ギャップGを基準ギャップGsに設定する。次にCPU
28はRAM30から境界値X1 を読み出し、さらに印
字媒体の縁から印字ヘッド12のホ−ムポジションまで
の値IをROM29から読み出して差し引いた値をパル
ス数に変換してレジスタに記憶して置き、ホ−ムポジシ
ョンからの駆動パルス数と比較し、一致したとき、印字
動作を停止し、RAM30から境界値X1に対応するヘ
ッドギャップ値g1の駆動パルス数を読み出してヘッド
ギャップ変更機構8を駆動し、図4に示したヘッドギャ
ップGを変更する。次にCPU28はRAM30から境
界値X2を読み出し、さらに印字媒体の縁から印字ヘッ
ド12のホ−ムポジションまでの値IをROM29から
読み出して差し引いた値をパルス数に変換してレジスタ
に記憶して置き、印字動作を開始する。以下同様にして
印字動作を続ける。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0043】印字媒体の厚さが変化する領域を規定する
境界値を予め入力する境界値入力手段と、印字動作中の
印字ヘッドの位置を検出する印字位置検出手段と、境界
値入力手段から入力した境界値を記憶する印字領域値記
憶手段と、印字領域値記憶手段から境界値を読み出し、
その境界値に基づいて境界値に挟まれた印字領域のヘッ
ドギャップ値を求めて記憶するヘッドギャップテ−ブル
作成手段と、印字領域値記憶手段から境界値を読み出
し、印字位置検出手段の出力と比較して印字ヘッドがそ
の境界値に達した時にヘッドギャップテ−ブル作成手段
からヘッドギャップ値を読み出し、ヘッドギャップ変更
機構を駆動してヘッドギャップを変更するヘッドギャッ
プ変更手段とを備えたことにより、ヘッドギャップ変更
手段は、印字領域値記憶手段から境界値を読み出し、印
字位置検出手段の出力と比較して印字ヘッドがその境界
値に達した時にヘッドギャップテ−ブル作成手段からヘ
ッドギャップ値を読み出し、ヘッドギャップ変更機構を
駆動してヘッドギャップを変更するので、印字媒体の薄
い領域から厚い領域、例えば貼付したラベルの縁等に達
したときでも用紙ジャムを発生せずに印字できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のワイヤドットプリンタ装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】印字機構の平面図である。
【図4】図3のX−X断面矢視図である。
【図5】印字ヘッドの構成を示す半断面図である。
【図6】センサ電極用プリント基板の正面図である。
【図7】センサ部の拡大図である。
【図8】実施例の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図9】領域と領域値との説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッドギャップテ−ブル作成手段 2 印字領域値記憶手段 3 印字時間検出手段 4 ヘッドギャップ算出手段 5 ヘッドギャップ値記憶手段 6 ヘッドギャップ変更手段 7 印字位置検出手段 8 ヘッドギャップ変更機構 10 ワイヤドットプリンタ装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−85011(JP,A) 特開 平2−63781(JP,A) 特開 平5−169761(JP,A) 特開 平1−283181(JP,A) 特開 平2−249676(JP,A) 特開 平4−221659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 25/308

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最適なヘッドギャップ値に基づいてヘッ
    ドギャップ変更機構を駆動し、印字媒体と印字ヘッドと
    の間のヘッドギャップを変更するワイヤドットプリンタ
    装置において、 印字媒体の厚さが変化する領域を規定する境界値を予め
    入力する境界値入力手段と、 印字動作中の印字ヘッドの位置を検出する印字位置検出
    手段と、 境界値入力手段から入力した境界値を記憶する印字領域
    値記憶手段と、 印字領域値記憶手段から境界値を読み出し、その境界値
    に基づいて境界値に挟まれた印字領域のヘッドギャップ
    値を求めて記憶するヘッドギャップテ−ブル作成手段
    と、 印字領域値記憶手段から境界値を読み出し、印字位置検
    出手段の出力と比較して印字ヘッドがその境界値に達し
    た時にヘッドギャップテ−ブル作成手段からヘッドギャ
    ップ値を読み出し、上記ヘッドギャップ変更機構を駆動
    してヘッドギャップを変更するヘッドギャップ変更手段
    とを備えたことを特徴とするワイヤドットプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ヘッドギャップテ−ブル作成手段は
    上記印字領域値記憶手段から境界値を読み出し、その境
    界値に基づいて印字ヘッドをその印字領域に移動し、印
    字ワイヤの往復動作に要する印字時間を上記印字時間検
    出手段により求め、標準印字時間との時間差を求め、単
    位印字時間差当りのヘッドギャップ値に掛け合わせヘッ
    ドギャップ値を求めるヘッドギャップ算出手段と、その
    ヘッドギャップ値を記憶するヘッドギャップ値記憶手段
    とからなる請求項1記載のワイヤドットプリンタ装置。
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