JPH07108416B2 - フレアマシン - Google Patents

フレアマシン

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JPH07108416B2
JPH07108416B2 JP2129879A JP12987990A JPH07108416B2 JP H07108416 B2 JPH07108416 B2 JP H07108416B2 JP 2129879 A JP2129879 A JP 2129879A JP 12987990 A JP12987990 A JP 12987990A JP H07108416 B2 JPH07108416 B2 JP H07108416B2
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JP
Japan
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cone
drive shaft
pipe
piston
cones
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JP2129879A
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JPH0428422A (ja
Inventor
知孝 破魔
Original Assignee
開洋技研株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、パイプの端を拡大してフランジを形成する
ためのフレアマシンに関する。
《従来の技術》 パイプの端を拡大して接続用フランジを形成する場合、
従来のフレアマシンでは、まず、比較的狭角度のコーン
を押し当ててパイプの端を例えば37度まで拡大し、次い
で、コーンを比較的広角度のコーンに付け替え、再びこ
れを押し当てて90度の角度まで押し広げるようにしてい
た。
《発明が解決しようとする課題》 このように、従来のフレアマシンでは、広狭2つのコー
ンを付け替えて使用するので、手間がかかり、生産性も
低かった。
この発明は、広狭2つのコーンを備え、工程に応じてど
ちらかを選択使用できるフレアマシンを提供することを
目的とする。
《課題を解決するための手段》 この発明のフレアマシンは、駆動軸の前部に移動部材が
前後に移動可能に支持されている。この移動部材は駆動
軸内に組み込まれた油圧シリンダによって前後に移動す
る。この移動部材に第1のコーンが回転自在に取り付け
られている。第2のコーンは回転軸の前部に回転自在に
取り付けられている。
《作用》 まず、油圧シリンダを作動させ、移動部材したがって第
1コーンを前進させ、第1コーンをパイプに押し当て、
管端を円錐状に押し広げる。次いで、第1コーンを後退
させ、第2コーンをパイプに押し当てて、円錐状に広が
っている管端をさらに直角にまで押し広げる。
《実施例》 第1図において、符号1は機台に固定された主油圧シリ
ンダであり、その中にピストン2が前後に摺動自在に組
み込まれている。このピストン2と一体のピストン軸3
は、シリンダ1の両端を貫いて外に延びている。
ピストン軸3は中空に形成されており、その中に駆動軸
4が回転自在に支持されている。符号5は駆動軸を支持
する円錐コロ軸受、符号6は同じくラジアル軸受であ
る。
駆動軸4の後端は、前後に移動できるように駆動装置
(図示しない。)に結合される。
駆動軸4の頭部4aには、中心から偏った位置にシリンダ
状の凹部7が形成されており、その中に移動部材8が嵌
装され、フェザーキー9で止められている。したがっ
て、移動部材8は駆動軸頭部4aに対し前後方向にのみ移
動することができる。
一方、駆動軸頭部4aの内部に凹部7と同心の油圧室10が
穿設されており、その中にピストン11が嵌装されてい
る。ピストン11から延びるピストンロッド12は移動部材
8に結合されている。油圧室10は、駆動軸4の内部に形
成された油圧通路13と通じている。
上記移動部材8には狭角度コーン(頂点の角度が45度)
14が回転自在に取り付けられている。コーン14は傾いて
取り付けられており、コーンの一側(すなわち、頂点と
底部円周上の点を結ぶ直線の1つ)が駆動軸4の中心線
に沿っている。
駆動軸頭部4aの前端には、さらに、広角度コーン(頂点
角度は90度)15が回転自在に取り付けられている。この
コーンも斜に取り付けられており、一側が駆動軸中心線
に沿っている。
符号18は駆動軸の頭部4aを支えているラジアル軸受であ
る。
符号16はパイプ17を固定するクランプである。
次に、作用を説明する。はじめ、2つのコーン14,15が
第1図に実線で示すA状態であるとする。使用するとき
は、まず、駆動軸4を駆動装置(図示しない。)で回転
駆動しながら、油圧室10の後部側に油圧を供給する。す
ると、ピストン11が前進し、これに伴って、移動部材8
が、したがって、狭角度コーン14が前進する。そして、
コーン14はパイプ17の端に当接した後、パイプの端を押
圧しながら前進する。(B状態)。このようなコーン14
の動きにより管端が塑性変形し、符号17aで示すように
パイプ軸に対し45度の角度まで拡大する。
次いで、油圧室10の前部側に油圧をかけ、狭角度コーン
14を後退させ、A状態に戻す。
今度は、主シリンダ1の後側油圧室に油圧をかけると、
ピストン2が前進し、これにしたがって、ピストン軸
3、駆動軸4、そして2つのコーン14,15がパイプ17に
向かって前進する(C状態)。こうすると、広角度コー
ン15が管端に当接し、管端はさらに直角にまで拡大さ
れ、フランジ17aが形成される。
フランジができたところで、駆動軸4を後退させる。
《発明の効果》 この発明のフレアマシンは、駆動軸の前部に2つのコー
ンが取り付けられており、駆動軸頭部内に形成した油圧
室に油圧を導入することにより第1のコーンは駆動軸に
対し前後に移動するので、第1のコーンを使用するとき
はこれを前進させ、第2のコーンを使用するときは第1
のコーンを後退させることにより、いずれのコーンも干
渉することなく使用することができる。このように、従
来のフレアマシンに不可欠であったコーンの付け替えが
なくなるので、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はフレアマシンの説明図である。 4……駆動軸 8……移動部材 10……油圧室 14……第1コーン(狭角度コーン) 15……第2コーン(広角度コーン) 13……パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転し、かつ、前後に移動できる駆動軸
    (4)の頭部(4a)に開き角度が異なる2つのコーン
    (14,15)を回転自在に取り付けたものであり、該駆動
    軸の頭部内に油圧室(10)を形成し、該油圧室内にピス
    トン(11)を前後に摺動自在に嵌装し、該ピストンから
    該油圧室の外に延びるピストンロッド(12)の先に前記
    2つのコーンの一方(14)を取り付けたことを特徴とす
    るフレアマシン。
JP2129879A 1990-05-18 1990-05-18 フレアマシン Expired - Lifetime JPH07108416B2 (ja)

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JPH0428422A JPH0428422A (ja) 1992-01-31
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ID=15020583

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JPH0428422A (ja) 1992-01-31

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