JPH0722780B2 - 溝付きフレアフランジの製造法 - Google Patents

溝付きフレアフランジの製造法

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JPH0722780B2
JPH0722780B2 JP10575290A JP10575290A JPH0722780B2 JP H0722780 B2 JPH0722780 B2 JP H0722780B2 JP 10575290 A JP10575290 A JP 10575290A JP 10575290 A JP10575290 A JP 10575290A JP H0722780 B2 JPH0722780 B2 JP H0722780B2
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JP
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cone
flange
grooved
pipe
rotary shaft
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JP10575290A
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Inventor
知孝 破魔
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開洋技研株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、パイプの端を拡大してフランジを形成した
後、フランジ面に溝を形成するための方法に関する。
《従来の技術》 従来、溶接フランジに代って、フレアマシンでパイプの
端を拡大してフランジを形成する方法が開発されてい
る。この方法によれば、溶接工程を省略できるだけでな
く、溶接フランジにつきものの溶接歪をなくすことがで
きる。
《発明が解決しようとする課題》 ところで、このようにして形成されたフレアフランジ
は、表面が平滑に仕上がるので、パイプ内面をプラスチ
ックでライニングする場合、フランジ面とライニングと
の間の接着性がよくない。そこで、接着性を高めるため
に、フランジ面に溝を掘って、接着面積を大きくするこ
とが行なわれている。
また、フランジ面とフランジ面に挟んだパッキンがずれ
ないようにするために、このような溝が必要とされる場
合がある。
しかし、フランジ面に溝を掘るには、パイプが長いので
特殊な工作機械が必要になり、また、心出し等に多くの
手間がかかる。
この発明は、フランジ面に溝を同時に形成することので
きる溝付きフレアフランジの製造法を提供することを目
的とする。
《課題を解決するための手段》 この発明による溝付きフレアフランジの製造法は、回転
軸の先に偏心して回転自在に取り付けられたコーンを、
該回転軸を回転駆動しながらパイプの端に押し当て、管
端を拡張してフランジを形成する。
次いで、これまでのコーンに代えて、円錐面上に同心状
に環状の突条を設けた溝付きコーンを該回転軸に取り付
け、前と同様に該回転軸を回転駆動しながら溝付きコー
ンをフランジ面に押し当てる。
《作用》 突条付きのコーンをフランジ面に押し当てると、突条が
当った部分がへこんで、フランジ面に環状の溝が形成さ
れる。
《実施例》 第1図において、符号1は機台に固定された油圧シリン
ダであり、その中にピストン2が前後に摺動自在に組み
込まれている。このピストン2と一体のピストン軸3
は、シリンダ1の両端を貫いて外に延びている。
ピストン軸3は中空に形成されており、その中に回転軸
4が回転自在に支持されている。符号5は回転軸を支持
する円錐コロ軸受、符号6は同じくラジアル軸受であ
る。
回転軸4は、前後に移動できるように後端が駆動装置に
結合される。
回転軸4の前端にはクランク7が固定されており、これ
にコーン8が取り付けられる。
このように構成されているので、ポート1aからシリンダ
1内に油圧をかけると、ピストン2が前進し、これにし
たがって、ピストン軸3、そして、コーン8がパイプ13
に向って前進するようになっている。ポート1bに油圧を
かけるとピストン2、したがってコーン8が後退する。
コーン8の軸9は、回転軸4から偏心し、かつ、回転軸
に平行でなく、斜に取り付けられている。
コーン8はクランク7に対し着脱自在であり、3種類の
コーンが用意されている。1つは先端の角度が37度の第
1コーン8aであり、もう1つが143度の第2コーン8b、
最後が溝付きの第3コーン8cである。
符号12はパイプ11を固定するクランプである。
使用するときは、まず、第1コーン8aをクランク7に装
着し、回転軸4を回転させながら、コーンを前に進め
る。すると、コーンによって押圧されてパイプ13の管端
が符号13aで示すようにパイプ軸に対し37度の角度まで
拡大される。なお、コーン8aが管端に押圧されていると
き、コーンが軸9のまわりに回転してコーンとパイプ13
との間の摩擦抵抗が少なくなるように、コーンはラジア
ル軸受10で支持されている。また、コーンにかかる軸方
向の荷重はスラスト軸受11で担われる。
次いで、コーンを第2コーン8bに取り替えて、再び、前
進させれば、管端はさらに直角にまで拡大され、フラン
ジ13aが形成される。
フランジ13aができたら、コーンを第3コーン(溝付き
コーン)8cに代える。この第3コーンは、第2図に示す
ように、円錐面に何条かの環状の突条14が形成されてい
る。円錐角度は第2コーンと同じく143度である。
この溝付きコーン8cを同じように前進させると、突条14
がフランジ面13bに押圧され、フランジ面に溝15が形成
される。
なお、これらの環状突条14のフランジ面に当る部分は、
コーンがどの位置にあってもパイプ13の中心から等距離
にあるので、溝15は環状になる。
突条14の高さ(したがって溝15の深さ)は0.4mmほどで
あるが、必要に応じて増減することができる。
《発明の効果》 この発明は、フレアフランジを形成後、溝付きコーンを
フランジ面に押し当ててフランジ表面に環状の溝を形成
するようにしたものであり、フレアマシンで溝付けまで
できるので、溝付きフレアフランジを安価に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフレアマシンの説明図、第2図は同じく部分拡
大図、第3図はコーンの正面図である。 4……回転軸 8a……第1コーン 8b……第2コーン 8c……第3コーン(溝付きコーン) 13……パイプ 13b……フランジ 14……突条 15……溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸4の先に偏心して回転自在に取り付
    けられたコーン8bを、該回転軸を回転駆動しながらパイ
    プ13の端に押し当て、管端を拡張してフランジ13bを形
    成し、次いでコーン8bに代えて、円錐面上に同心状に環
    状の突条14を設けた溝付きコーン8cを該回転軸に取り付
    け、前と同様に該回転軸を回転駆動しながらこの溝付き
    コーンをフランジ面に押し当てることを特徴とする溝付
    きフレアフランジの製造法。
JP10575290A 1990-04-20 1990-04-20 溝付きフレアフランジの製造法 Expired - Lifetime JPH0722780B2 (ja)

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JPH044928A JPH044928A (ja) 1992-01-09
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CN106424398A (zh) * 2016-11-23 2017-02-22 中国人民解放军63926部队 一种大口径钢管喇叭口制作设备及方法

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