JP2966019B2 - ホース金具加締装置 - Google Patents

ホース金具加締装置

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JP2966019B2
JP2966019B2 JP2035253A JP3525390A JP2966019B2 JP 2966019 B2 JP2966019 B2 JP 2966019B2 JP 2035253 A JP2035253 A JP 2035253A JP 3525390 A JP3525390 A JP 3525390A JP 2966019 B2 JP2966019 B2 JP 2966019B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えばホース金具加締装置に係り、より
詳細には車両機械及び装置の各種供給路として使用され
るホースの両端末の継手金具、あるいはホース中間保持
金具等のホース金具をそのスリーブを加締めて固着する
ホース金具加締装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のホース加締装置は、例えば第5図に示
すように、テーパリング101を押圧手段103を介して前方
へ押し出し、テーパリング101の前方に配設される複数
のダイ105をテーパリング101の内周面102に案内させて
半径方向中心へ移動させ、ダイ105の中心に配置される
第6図に示すようなホース金具107のスリーブ108を加締
めてホース金具107とホース109と締結させるものであ
る。押圧手段103がテーパリング101の内周面と対応した
内周部を備える筒状のシリンダ111と、シリンダ111内で
前後へ移動し、シリンダ111の端面からロッド113の先端
が突出させテーパリング101を押圧するピストン115とか
ら構成されたものである。(特公平1−38618号公報参
照)。
この従来の例によれば、テーパリング101の後方が塞
がっていないため、ホース金具やホースの長さに無関係
にホース端部あるいは中間部のスリーブを加締めてホー
スと固着することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のホース金具加締装置
にあっては、複数ダイ105をホース109の半径方向中心へ
移動させるためのテーパリング101、シリンダ111及びピ
ストン115がそれぞれダイ105の中心の後方延長上に配設
されているため、装置全体がダイ105の中心軸方向に大
型化するという問題がある。
また、ホース金具が大きく曲がっている場合には、テ
ーパリング101、シリンダ111及びピストン115等により
半径方向外方が制限されるため、曲がりの大きなホース
金具を加締めることができないという問題がある。
この発明は、上記課題に着目してなされたもので、装
置全体の小型化を図ることができ、しかも加締ることが
できるホース金具の計上の制約を大幅に緩和することが
できるホース金具加締装置の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの発明は次のような構成と
した。
即ち、架台上に立設された装置本体と、装置本体の上
部に固定され、装置本体と同心の貫通孔を有し、ホース
の半径方向に沿って放射状に配置された複数の締付爪案
内溝を形成した円板状のカム円板支持板と、この締付爪
案内溝に各別に係合されホースの半径方向に摺動自在な
複数の締付爪と、外周部にカム円板支持板の端面より前
方に突出するフランジを形成し、前記カム円板支持板に
摺接されて周方向に回動自在な回動円板と、この回動円
板を回動させる駆動手段と、この駆動手段による回動円
板の回動と連動して同方向に回動し各締付爪の外周部と
係合し且つ回動方向に対して中高となる複数のカムが形
成されたカム円板と、カム円板のカムの側面に当接する
締付爪戻し板とを備えており、前記カム円板支持板には
外周部にカム円板を嵌合載置する第1段部と回動円板を
嵌合載置する第2段部とを順次形成してなり、前記回動
円板とカム円板とは一体的に取り付けられており、前記
締付爪戻し板にはカム円板に形成されたカムの内側形状
に沿ったピン案内用長孔が形成されており、前記ピン案
内用長孔には締付爪の外端部に立設されたガイドピンが
係合しており、回動円板及びカム円板が回動するとカム
によって締付爪が半径方向に押し出されてホース金具を
加締め、回動円板及びカム円板が反対方向に回動すると
ガイドピンがピン案内用長孔に沿って相対的に移動して
締付爪を初期位置に復帰させるようにしたことを特徴と
する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図(a)、(b)、第2図及び第3図はこの発明
に係る一実施例を示し、ホース金具加締装置1は架台3
上に立設された装置本体5と、装置本体5の上部にボル
ト7により固定された円板状のカム円板支持板9と、カ
ム円板支持板9の前部(第2図中で左側)に固定されて
装置本体5の上部前方を覆うカム円板支持板カバー11と
を備え、装置本体5、カム円板支持板9及びカム円板支
持板カバー11にはそれぞれホース金具をその中心に位置
するため円形で且つ同心の貫通孔13、15、17が形成され
ている。
尚、装置本体5の貫通孔13の径はカム円板支持板9の
貫通孔15の径より若干大径に形成され、大きく曲がった
ホース金具にも十分対応できるようになされている。
カム円板支持板9の前部にはホースの半径方向(第2
図中で上下方向)に穿設された複数(この実施例では8
箇所)の締付爪用案内溝19、19が放射状に形成され、各
締付爪用案内溝19にはホースの半径方向に摺動自在な複
数(8箇所)の締付爪21、21が放射状に配設されて各別
に係合されており、締付爪21の中心側先端にはホース金
具を加締るための爪部23、23が形成されている。
カム円板支持板9の外周部にはカム円板31を嵌合載置
する第1段部24と、回動円板27を円周方向に回動自在に
嵌合載置する第2段部25が順次形成され、前記締付爪用
案内溝19は一端が貫通孔15に開口し、他端が第1段部24
側に開口している。
前記回動円板27の外周部にはカム円板支持板9の端面
よりも前方に突出するフランジ部29が形成され、前記カ
ム円板支持板9の第1段部24と回動円板27に前記カム円
板31が嵌合しており、ピン孔30、32にピン33を挿入する
ことにより一体的に取り付けられている。
前記カム円板31の内側には、第4図に示すように各締
付爪21の後端面に係合し、且つ時計回り方向に中高とな
る複数(8箇所)のカム35が突設され、回動円板27を回
動することによりカム円板31が一体的に回動してカム35
と係合する締付爪21を半径方向中心に移動させる。
さらに、回動円板27の外側面にはフランジ部51が設け
られており、前記フランジ部51には架台3上に設けられ
た軸受部45に軸支され、揺動自在となっている油圧シリ
ンダ47のロッド49がブッシュ53にピン55を介して連結さ
れ、油圧シリンダ47を駆動することにより回動円板27が
装置本体5に対して所定角度回動するように構成されて
いる。
カム円板支持板9とカム円板支持板カバー11との間に
は、カム円板31の内周面に形成された段部37の内側に締
付爪復帰手段として締付爪戻し板39が設けられている。
前記締付爪戻し板39にはカム35の内側形状に沿った形
状のピン案内用長孔41が形成されている。前記長孔41に
は締付爪21の外端より僅かに内側に立設されたガイドピ
ン43が係合され、ガイドピン43は長孔41に沿って相対的
に移動する。また、カム円板支持板カバー11のカム円板
支持板9との接合面には前記カム円板31及び締付爪戻し
板39を嵌合する段部44が形成されており、締付爪21、21
の間を貫通する複数のピン46によってカム円板支持板9
に固定されている。
従って、ホース金具加締装置1は、固定側の装置本体
5、カム円板支持板9及びカム円板支持板カバー11に対
し、回動円板27、カム円板31及び締付爪戻し板39が回動
自在となっており、且つ締付爪21及びガイドピン43がホ
ースの半径方向中心に移動自在となるよう構成されてい
る。
次に作用を説明する。
上記構成において、金具を差し込んだ状態のホース端
部を締付爪21の中心に位置させた後、油圧シリンダ47を
駆動してロッド49が伸長すると、回動円板27及びカム円
板31がカム円板支持板9に対して一体的に第1図中で反
時計回り方向に回動する。カム円板31が回動すると、締
付爪21は締付爪案内溝19内に摺動自在に嵌合しており、
その後端面はカム35に係合しているから、カム35の回動
とともに次第に半径方向中心に押し出される。このと
き、締付爪21の後端部のガイドピン43の先端部が締付爪
戻し板39の長孔41内を摺動する。
そして、第4図に示すように、カム35が点線の部分か
ら実線の部分まで回動し、締付爪21の後端面がカム35の
先端部に達したときにホースは加締められる。
次いで、油圧シリンダ47の作動によってロッド49が縮
小すると回動円板27及びカム円板31がカム円板支持板9
に対して第1図中時計回り方向に一体的に回動し、締付
爪21の後端部に取り付けたガイドピン43が長孔41に案内
されて締付爪21は締付爪案内溝19内を摺動しながら次第
に後方に引き戻される。そして、ガイドピン43が長孔41
の外側端に達したときに、締付爪21は初期の位置に復帰
する。このとき、カム円板31も初期位置に復帰すること
は勿論である。
上記のように、この実施例では締付爪21の中心の後方
延長上(第1図の右側)には装置本体5しか配設されて
いないため、装置本体が薄く構成されて省スペース化を
図ることができ、しかも曲がりが大きい等の複雑な形状
のホース金具であっても装置本体5が金具に干渉するこ
となくセットして加締ることができ、ホース金具の形状
に課される制約を大幅に緩和することができる。
尚、この発明は上記実施例のものに限定されず、例え
ば、締付爪復帰手段として長孔41が形成された締付爪戻
し板39を設ける代わりに締付爪21自体を外側に付勢する
スプリングを設ける構成としても同様な効果を得ること
ができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、固定側のカ
ム円板支持板に対してホースの半径方向に摺動自在な締
付爪をカム円板支持板に対して周方向に回動するカム円
板のカムによりホースの半径方向中心に押圧する構成と
したため、装置全体の小型化が図れ、しかもホース金具
に課される制約を大幅に緩和し、曲がりの大きいホース
金具でも加締ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明に係るホース金具加締装置の一
実施例を示す一部を切り欠いた正面図、第1図(b)は
第1図(a)の側面図、第2図は第1図(a)の要部断
面図、第3図は第1図(a)の要部分解斜視図、第4図
は第3図の取付後の一部作用説明図、第5図は従来のホ
ース金具加締装置の断面図、第6図は従来のホースと金
具の一例を示す斜視図である。 1はホース金具加締装置、3は架台、5は装置本体、9
はカム円板支持板、13、15は貫通孔、19は締付爪案内
溝、21は締付爪、27は回動円板、31はカム円板、35はカ
ム、39は締付爪戻し板(締付爪復帰手段)、47は油圧シ
リンダ(駆動手段)、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 39/04 B23P 19/04 B23P 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台上に立設された装置本体と、装置本体
    の上部に固定され、装置本体と同心の貫通孔を有し、ホ
    ースの半径方向に沿って放射状に配置された複数の締付
    爪案内溝を形成した円板状のカム円板支持板と、この締
    付爪案内溝に各別に係合されホースの半径方向に摺動自
    在な複数の締付爪と、外周部にカム円板支持板の端面よ
    り前方に突出するフランジを形成し、前記カム円板支持
    板に摺接されて周方向に回動自在な回動円板と、この回
    動円板を回動させる駆動手段と、この駆動手段による回
    動円板の回動と連動して同方向に回動し各締付爪の後端
    面と係合し且つ回動方向に対して中高となる複数のカム
    が形成されたカム円板と、カム円板のカムの側面に当接
    する締付爪戻し板とを備えており、前記カム円板支持板
    には外周部にカム円板を嵌合載置する第1段部と回動円
    板を嵌合載置する第2段部とを順次形成してなり、前記
    回動円板とカム円板とは一体的に取り付けられており、
    前記締付爪戻し板にはカム円板に形成されたカムの内側
    形状に沿ったピン案内用長孔が形成されており、前記ピ
    ン案内用長孔には締付爪の後端部に立設されたガイドピ
    ンが係合しており、回動円板及びカム円板が回動すると
    カムによって締付爪が半径方向に押し出されてホース金
    具を加締め、回動円板及びカム円板が反対方向に回動す
    るとガイドピンがピン案内用長孔に沿って相対的に移動
    して締付爪を初期位置に復帰させるようにしたことを特
    徴とするホース金具加締装置。
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