JP2968973B2 - ホース金具加締装置に用いるホース金具取付装置 - Google Patents

ホース金具加締装置に用いるホース金具取付装置

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JP2968973B2
JP2968973B2 JP4663490A JP4663490A JP2968973B2 JP 2968973 B2 JP2968973 B2 JP 2968973B2 JP 4663490 A JP4663490 A JP 4663490A JP 4663490 A JP4663490 A JP 4663490A JP 2968973 B2 JP2968973 B2 JP 2968973B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ホース金具加締装置に用いるホース金具
取付装置に係り、より詳細には車両機械及び装置の各種
供給路として使用される可撓性耐圧ホースの端部に他の
構成部品への接続を行うための端末金具あるいはホース
中間保持具等のホース金具を装着し且つこれを加締めて
固着するホース金具加締装置に用いるホース金具取付装
置に関する。
(従来の技術) 従来のホース金具加締装置は、例えば第12図(a)に
示すように、テーパリング201を押圧手段203を介して前
方で押し出し、テーパリング201の前方に配設される複
数の締付爪205をテーパリング201の内周面202に案内さ
せて半径方向中心へ移動させ、締付爪205の中心に配置
される第13図に示すようなホース金具207のスリーブ208
を加締めてホース金具207とホース209と締結させるもの
である。押圧手段203がテーパリング201の内周と対応し
た内周部を備える筒状のシリンダ211と、シリンダ211内
で前後へ移動しシリンダ211の端面からロッド213の先端
を突出させテーパリング201を押圧するピストン215とか
ら構成されたものがある。
この従来例によれば、テーパリング201の後方が塞が
っていないため、ホース金具やホースの長さに無関係に
ホース端部あるいは中間保持具のスリーブを加締めてホ
ースと固着することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のホース金具加締装置
にあっては、複数の締付爪205をホース209の半径方向中
心へ移動させるためのテーパリング201、シリンダ211及
びピストン215がそれぞれの締付爪205の中心の後方延長
上に順に配設されているため、装置全体が締付爪205の
中心軸方向に大型化するという問題がある。また、ホー
ス金具が大きく曲がっている場合にはテーパリング20
1、シリンダ211及びピストン215等により半径方向外方
が制限されるばかりでなく、締付爪205の開き量をあま
り大きくとることができないからホース金具をセットす
ることができない。このために、ホース金具207の形状
に制約が課されるという問題があった。このような問題
を解決し大きく曲がっているような異形のホース金具で
もホースへ加締めることができるホース金具加締装置が
提案されている(特公平1−38618号公報参照)。
これは第12図(b)に示すように、加締爪221は左右
に分割されたダイホルダ223、223にネジ225により装着
されており、前記ダイホルダ223、223は互いに対称形で
あり、突き合わされたときホースを噛み込まないための
半円弧状の凹部227、227をそれぞれ備え、また、それぞ
れ下面にはレール229と嵌合する摺動溝231が形成され、
さらに、それぞれのダイホルダ223、223の側面にはダイ
ホルダ223、223の移動手段となる油圧シリンダ233のロ
ッド225が連結固定されている。
そして、使用するときは、まず、油圧シリンダ233、2
33を作動させてダイホルダ223、223を離隔させて、ホー
ス金具を前フランジ237の挿入孔239から挿入する。その
後、油圧シリンダ233、233を作動させてダイホルダ22
3、223を突き合わせる。そして、従来と同様にテーパリ
ングにより締付爪221を半径方向中心へ移動することに
よって加締めるものである。
しかしながら、ダイホルダは左右に分割することによ
ってダイホルダの挿通孔は拡開されるものの、前フラン
ジ237の挿入孔239は拡開されず、ホース金具は前記挿入
孔239から挿入してセットしなければならないから曲り
の大きい金具は挿入し難いという問題である。
さらに、ホース金具加締装置へのホース金具の挿入及
びホース端部への金具の取付はすべて人手により行なわ
れている。即ち、ホース209の端部にホース金具207を取
付ける一連の工程は、まず人手により一方のホース金具
207をホース209の一端に挿入し、次いで他端に他方のホ
ース金具207を挿入した後、両金具相互の取付角度を合
わせるという順序で行なわれ、すべて人手で道具を用い
て行なわれていた。そしてホース金具を同様に人手によ
って加締装置の加締爪の中心位置にセットして加締めが
行なわれる。このように、ホース金具207の加締め工程
以外はすべて人手により道具を使用して行なわれてい
た。
しかしながら、このような従来のホース金具207の固
着作業は、その殆とを人手に依存していたため作業が煩
雑であり非能率的であるばかりか、作業者の疲労度が激
しく、また加締品質を保持するためには作業に熟練を要
するという問題ががあった。
(発明の目的) この発明は、上記課題に着目して成されたもので、ホ
ースの端部に金具を挿入し且つホース金具加締装置へ自
動的に供給するホース金具取付装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、固定テーブ
ル上に立設された装置本体と、装置本体の上部に固定さ
れホースの半径方向に複数の締付爪案内溝を配置した円
板状のカム円板支持板と、前記締付爪案内溝に各別に係
合され摺動自在な複数の締付爪と、前記カム円板支持板
に摺接され周方向に回動自在な回動円板と、この回動円
板を回動させる第1駆動手段と、この第1駆動手段によ
る回動円板の回動と連動して同方向に回動し各締付爪の
外周部と係合し且つ回動方向に対して中高となる複数の
カムが形成されたカム円板と、このカム円板の回動によ
るカムの作用により移動する締付爪がホース金具を加締
めた後にこの締付爪を初期位置に復帰させる締付爪戻し
板とを備え、前記装置本体、カム円板支持板、回動円
板、カム円板及び締付爪戻し板は、上下において移動側
ユニットと固定側ユニットに二分割されており、カム円
板支持板、回動円板、カム円板及び締付爪戻し板のそれ
ぞれ内側には半円形状凹部が形成されているホース金具
加締装置に用いるホース金具取付装置であって、前記ホ
ース金具取付装置は、ホースを固定するテーブルと、こ
のテーブルを上下移動させる駆動手段と、このテーブル
上のホースの軸方向延長上を移動可能であって該ホース
の端部に固着するためのホース金具を固定する可動テー
ブルと、この可動テーブルを移動して該可動テーブル上
のホース金具をテーブル上のホースに差し込むための駆
動手段と、前記可動テーブルとホース金具が差し込まれ
たホースを固定するテーブルとをホースの軸方向及び軸
方向とは直交する方向に移動させる駆動手段とを備える
ことを特徴とする。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図〜第4図はこの発明において用いるホース金具
加締装置を示す。ホース金具加締装置1は、架台3上に
立設され上下に二分された装置本体5a、5bと、装置本体
5a、5bにボルト7、7により固定され上下に二分された
円板状のカム円板支持板9a、9bと、カム円板支持板9a、
9bの前部(第2図中で左側)に固定されて装置本体5a、
5bの前方を覆う上下に二分されたカム円板支持板カバー
11a、11bとを備え、上方に位置する装置本体5a、カム円
板支持板9a、カム円板支持板11aは架台3から立設され
装置本体5の上方を覆うハウジング13内に収装された第
2駆動手段たる下向きのシリンダ15のロッド17の下部に
固着されて上下移動可能となっており、下側ユニットと
しての固定側ユニット19及び上側ユニットとしての可動
側ユニット21を構成している。
ハウジング13と可動側ユニット21との間には一対のガ
イドバー23、23が設けられ、可動側ユニット21の移動を
安定ならしめている。可動ユニット21下部には下向きの
ピン25、25が設けられている一方、固定側ユニット19の
上部にはピン25、25が嵌合されるピンホルダ27、27が設
けられ、ピン25、25がピンホルダ27、27に嵌合すること
により固定側ユニット19に対して可動側ユニット21を位
置決めすることができる。
装置本体5、カム円板支持板9及びカム円板支持板カ
バー11には、それぞれホース金具をその中心位置に配置
するため可動側ユニット21を固定側ユニット19に当接し
たとき、円形で且つ同心となる半円形状凹部29a、29b、
31a、31b、33a、33bが形成されて両ユニット19、21が当
接したときそれぞれ貫通孔35、37、39が形成される。
尚、装置本体5a、5bの貫通孔35の径はカム円板支持板9
a、9bの貫通孔37の径より若干大径に形成され、大きく
曲がったホース金具が固着されたホースの配置を容易に
している。
カム円板支持板9a、9bの前部にはホースの半径方向
(第1図中で上下方向)に穿設された複数(この実施例
では8箇所)の締付爪案内溝41、41が可動側ユニット21
を固定側ユニット19に当接したとき放射線状となるよう
形成され、各締付爪案内溝41にはホースの半径方向に摺
動自在な複数の締付爪43、43が各別に係合されており、
締付爪43の中心側先端にはホース金具を加締めるための
爪部45、45が形成されている。
カム円板支持板9a、9bの外周部には第1段部47a、47b
と第2段部48a、48bが形成され、前記締付爪用案内溝41
は一端が貫通孔31に開口し、他端が第1段部47側に開口
している。前記第1段部47a、47bには後述する円周方向
に回動自在な2分されたカム円板が係合載置し、第2段
部48a、48bには円周方向に回動自在な2分された回動円
板49a、49bが係合載置する。前記回動円板49a、49bの外
周部にはカム円板支持板9a、9bの端面より前方に突出す
るフランジ部51a、51bが形成され、カム円板支持板9a、
9bの前方であってフランジ51a、51bの内周部には上下に
二分されたカム円板53a、53bが複数のピン55、55により
回動円板49a、49bと一体的に取り付けられている。カム
円板53a、53bの内側には、第3図に示すように、各締付
爪43の外周部と係合し且つ時計回り方向に中高となる複
数(8箇所)のカム57、57が形成され、回動円板49a、4
9bを回動することによりカム円板53a、53bが一体的に回
動して締付爪43をホースの半径方向中心向かって移動す
る。
カム円板支持板9a、9bとカム円板支持板カバー11a、1
1bとの間にはカム円板53a、53bの内周面に形成された段
部59a、59bの内側に円板状の締付爪復帰手段として上下
に二分された締付爪戻し板61a、61bが設けられ、前記締
付爪戻し板61a、61bにはカム57の内側形状に沿った形状
の複数(8箇所)のピン案内用長孔63、63が形成されて
いる。この長穴63には締付爪43の外端より僅かに内側に
立設された複数(8本)のガイドピン65、65が係合さ
れ、ガイドピン65は長穴63に沿って相対的に移動するこ
とになる。
また、カム円板支持板カバー11a、11bのカム円板支持
板9a、9bとの接合面外周には前記カム円板53a、53b及び
締付爪戻し板61a、61bを嵌合する段部66、66が形成され
ており、締付爪43の間を貫通するピン68によってカム円
板支持板9a、9bに固定されている。
このような固定側ユニット19と可動側ユニット21との
切断面は、ホースの挿入側(第1図中で左側)が締付爪
43の中心線の水平方向より少なくともホースの径に相当
する長さ分下方に位置しており、従って締付爪43の中心
線に対する水平位置よりホースを水平方向に移動するだ
けでホースが締付爪43の挿入孔の中心に位置することが
でき、ホース金具の挿入工程が容易になる。
上記のように、ホース金具加締装置1は、可動側ユニ
ット21が固定側ユニット19に対して上下移動可能となっ
ており、しかも可動側ユニット21を固定側ユニット19に
当接したときは、固定側の装置本体5、カム円板支持板
9及びカム円板支持板カバー11に対し、回動円板49、カ
ム円板53及び締付爪戻し板61が回動自在となっており、
且つ締付爪43及びガイドピン65がホースの径方向に移動
自在となるように構成されている。架台3上には軸受部
67が設けられ、軸受部67にその右端がピン68に軸支され
て回動自在となっている第1駆動手段としてシリンダ69
のロッド71は回動円板49bの外周部に突設されたフラン
ジ部73に形成されたブッシュ75にピン77を介して連結さ
れている。従って、可動側ユニット21を固定側ユニット
19に当接したときはシリンダ69を駆動することにより回
動円板49a、49bが装置本体5a、5bに対して所定角度回動
することになる。尚、ハウジング13にはストッパ79が回
動円板49bのフランジ部73に設けた突当てピン80に向け
て取り付けられ、シリンダ69を駆動してロッド71の縮小
による回動円板49bの回動量を規制している。
このようなホース金具加締装置1には、次のようなホ
ース取付装置81を用いることが好ましい。
ホース取付装置81は、第5図、第6図、第7図及び第
8図に示すように、固定テーブル3上に前述したホース
金具加締装置1と、ホース金具加締装置1により加締め
られるホース83を固定可能であって固定テーブル3上に
設置されたシリンダ85により固定テーブル3に対してホ
ース金具加締装置1の締付爪43の挿入孔の中心線の上方
位置と締付爪43の挿入孔の中心線より下方に退避する下
方位置との間を上下移動可能な第1可動テーブル87と、
第1可動テーブル87上に固定されてホース83の軸方向
(第5図中で左右方向)と直行する方向に延設されたホ
ース金具加締装置1に配置されるホース83の軸方向両端
まで延びる第1レール対89及び第2レール対91と、第1
及び第2レール対89、91間にそれぞれ配置された第1ス
クリューシャフト93及び第2スクリューシャフト95と、
第1及び第2スクリューシャフト93、95に下端部が噛合
されて第1又は第2レール対89、91上にそれぞれ同延設
方向に移動可能な第2可動テーブル97及び第3可動テー
ブル99と、第1及び第2スクリューシャフト93、95の端
部に固着されたプーリ101、101と、プーリ間101、101に
巻回されて第1及び第2スクリューシャフト93、95を同
期して回転するためのタイミングベルト103と、第1ス
クリューシャフト93を回転駆動する固定テーブル3上に
設置された第4駆動手段としての第1モータ105とを備
え、第1モータ105を駆動することにより第2可動テー
ブル97及び第3可動テーブル99が同期して第1可動テー
ブル87上に固定されたホース83の軸方向と直交する方向
に移動する。
さらに、ホース取付装置81は、第2及び第3可動テー
ブル97、99上にそれぞれ延設され第1可動テーブル87上
に固定されたホース83の軸方向に延びる第3レール対10
7及び第4レール対109と、第3レール対107間に配置さ
れた第3スクリューシャフト111と、第3スクリュシャ
フト111にその下端部が噛合されて第3レール対107上を
同延設方向に移動可能な第4可動テーブル113と、第3
スクリュシャフト111を回転駆動する第2可動テーブル9
7上に設置された第2モータ115と、第4可動テーブル11
3と連結部材117を介して連結され且つ第4可動テーブル
113と連動して第4レール対109上を同延設方向に移動可
能な第5可動テーブル119と、第4可動テーブル113及び
第5可動テーブル119上にそれぞれ延設され第1可動テ
ーブル87上に固着されたホース83の軸方向に延びる第5
レール対121及び第6レール対123と、第5レール121及
び第6レール対123間にそれぞれ配置された第4スクリ
ューシャフト125及び5スクリューシャフト127と、第4
スクリューシャフト125及び第5スクリューシャフト127
にそれぞれの下端部が噛合されて第5レール対121又は
第6レール対123を同延設方向に移動可能であって上方
位置に位置する第1可動テーブル87と同一平面上に位置
して第1ホース金具129及び第2ホース金具131を各別に
固定する第6可動テーブル133及び第7可動テーブル135
と、第4スクリューシャフト125を回転駆動する第4可
動テーブル113上に設置された第3駆動手段としての第
3モータ137と、第5スクリューシャフト127を回転駆動
する第5可動テーブル119上に設置された第4駆動手段
としての第4モータ139とを備えている。
さらに、第1可動テーブル83と第6可動テーブル133
及び第7可動テーブル135との間にはエアシリンダによ
って上下移動する潤滑液噴射ノズル140が設けられてお
り、ホース内周面に潤滑液が噴射され、第1及び第2ホ
ース金具129、131の挿入を容易にしている。ノズル140
は潤滑液を噴射した後にシリンダによって降下し、第1
可動テーブル83と第6可動テーブル133及び第7可動テ
ーブル135との接合に備える。
第1可動テーブル87は、例えば第9図、第10図に示す
ように、ホース83を固定するための固定クランプ141
と、ホース83の長さに応じて同長さ方向に移動可能な可
動クランプ143とを備えている。第1可動テーブル87は
シリンダ85の両側に摺動自在に保持されているガイドバ
ー144、144が固定されている。固定クランプ141は、第1
1図に示すように、第1可動テーブル87上に立設された
クランプ本体145内に形成された油圧室147と、油圧室14
7内に上下移動可能に配設されたピストン149と、ピスト
ン149を上下移動するため油圧室147の上部及び下部にそ
れぞれ開口し図示しない油圧回路に接続された一対の油
圧パイプ151、151と、油圧回路により上下移動するピス
トン149の上端に形成された凹部153と、凹部153に一端
が係合されクランプ本体145に設けられた支点155を中心
として回動自在なクランプ状の一対の回動体157、157
と、回動体157の他端が係合されクランプ本体145の上部
に形成されたホース83の軸方向と直交する方向のレール
159、159上を同方向に移動可能な一対の移動体161、161
と、移動体161、161の対向面側にボルト163、163により
一体的に固定されホース83を固定する固定体165、165と
を備え、油圧回路の駆動によりピストン149を上方に移
動することにより回動体157介して固定体165がホース83
を固定することになる。
一方、可動クランプ143は固定クランプ141と同様な構
成となっており、図示しない油圧回路によりホース83の
端部から所定距離隔たった位置に固定する。
次に作用を説明する。
上記構成において、直線状のホース83の両端部に曲が
ったホース金具を取り付けるには以下のようにして行な
われる。
まず直線状のホース83の両端部にスリーブを差し込
み、第1可動テーブル87上の固定体165間にそのホース8
3を配置して油圧回路を駆動することにより固定クラン
プ141及び可動クランプ143に順にホース83を固定し、且
つ第6及び第7可動テーブル133、135上にホース83の端
部に固着するためのニップルが端部に差し込まれ曲がっ
た第1及び第2のホース金具129、131をそれぞれそのニ
ップルがホース83の軸方向延長線上に位置するよう固定
する。
その後、第2モータ115を駆動して第4可動テーブル1
13を第1可動テーブル87に向けて移動し、第1ホース金
具129のニップルをホース83のスリーブに突き当ててか
ら第3モータ137を駆動して第6可動テーブル133を第1
可動テーブル87に向けて移動することにより第1ホース
金具129のニップルをホース83に差し込む。さらに、第
2モータ115を駆動して第5可動テーブル119を第1可動
テーブル87に向けて移動し、第2ホース金具131のニッ
プルをホース83のスリーブに突き当ててから第4モータ
139を駆動して第7可動テーブル135を第1可動テーブル
87に向けて移動することにより第2ホース金具131の外
筒をホース83に差し込む。
次いで、油圧回路の駆動により固定クランプ141及び
可動クランプ143によるホース83の固定を解除した後に
シリンダ85を駆動することにより第1可動テーブル87を
下降させる。この結果、ホース83は中空上に位置し、且
つ両端に第6及び第7可動テーブル133、135に支持され
たホース金具129、131が差し込まれた状態でホース金具
加締装置1の締付爪43の挿入孔の中心線と水平な方向に
位置することになる。
そして、第1モータ105を駆動することにより、第1
及び第2スクリューシャフト93、95を介して第2及び第
3可動テーブル97、99がホース83の軸方向と直交する方
向に移動し、中空上のホース83をホース金具加締装置1
の締付爪43の中心線上に位置した後、第2モータ115を
駆動することにより第1ホース金具129のスリーブを締
付爪43の中心に位置させる。
可動側ユニット21と固定側ユニット19との切断面はホ
ースの挿入側において締付爪43の中心を通る水平線上よ
りも低く形成されているから、ホースを水平方向に移動
させるだけで金具を締付爪の中心に位置させることがで
きる。
この状態で、シリンダ15を駆動することにより可動側
ユニット21が下降して固定側ユニット19と当接し、ピン
25、25をピンホルダ27、27に嵌合させ両者を一体にす
る。さらに、シリンダ69を駆動してロッド71が縮小する
と、回動円板49及びカム円板53がカム円板支持板9に対
して一体的に第1図中反時計回り方向に回動し、突当て
ピン80がストッパ79に突き当って停止する。回動円板49
及びカム円板53が回動すると、カム円板53のカム57に沿
って各締付爪43が押圧され締付爪案内溝41上をホース83
の半径方向中心に向かって移動する。この結果、第4図
に示すようにカム57が点線の部分から実線の部分まで回
動し、締付爪43の後端面がカム57の先端部に達したとき
締付爪43の中心に位置された第1ホース金具129のスリ
ーブが爪部45により加締められて第1ホース金具129が
ホース83の端部に固着される。
次いで、シリンダ69を駆動してロッド71が伸張する
と、回動円板49及びカム円板53がカム円板支持板9に対
して一体的に第1図中で時計回り方向に回動し、締付爪
戻し板61の長孔63に沿ってガイドピン65が締付爪案内溝
41上をホース83の半径方向外側に向かって移動して初期
位置に復帰する。このとき、カム円板53も初期位置に復
帰することは勿論である。
次いで、シリンダ15の駆動によって可動側ユニット21
を上昇させて固定側ユニット19と可動側ユニット21を離
間させる。
その後、第2モータ115を駆動することにより第2ホ
ース金具131のスリーブを締付爪43の挿入孔の中心に位
置させ、シリンダ15を駆動して可動側ユニット21を下降
させ、再度、ピン25、25をピンホルダ27、27に嵌合させ
て固定側ユニット19と当接する。さらに、シリンダ69を
駆動してロッド71が縮小すると前述と同様に第2ホース
金具131のスリーブが加締められてホース83の端部に固
着され、シリンダ69を駆動してロッド71が伸張すると締
付爪43が初期位置に復帰する。
そして、シリンダ15の駆動によって可動側ユニット21
を上昇させて固定側ユニット19と離間させ、第1モータ
105を駆動することにより第1及び第2スクリューシャ
フト93、95を介して第2及び第3可動テーブル97、99が
ホース金具加締装置1から移動して離れ、その後、第2
モータ115の駆動により第4及び第5可動テーブル113、
119をホース83の軸方向に移動させて初期位置に復帰さ
せる。その後、シリンダ85の駆動によって第1可動テー
ブル87を上昇させて中空上のホース83を載置して取り出
される。
上記のように、この実施例のホース金具加締装置1
は、締付爪43の中心の後方延長上(第2図の右側)には
装置本体5しか配設されていないため、装置全体が薄く
構成されて省スペース化を図ることができ、しかも曲が
りが大きい等の複雑な形状のホース金具129、131であっ
ても装置全体5が金具に干渉することなくセットして加
締めることができ、ホース金具の形状に課される制約を
大幅に緩和することができる。
また、第1可動テーブル87上に直線ホース83を固定
し、第6及び第7可動テーブル133、135上に第1及び第
2ホース金具129、131を固定して図示しないスイッチを
操作するだけでホース83の端部にホース金具129、131を
固着する一連の工程を自動的に行うことができるため、
作業が容易で作業能率が向上するばかりか、品質が均一
化して加締めの信頼性を向上することができる。
尚、この発明は上記実施例のものに限定されず、例え
ば締付爪復帰手段として長孔63が形成され締付爪戻し板
61を設ける代わりに締付爪43自体を外側に付勢するスプ
リングを設ける構成としても同様な効果を得ることがで
きる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、ホースの端
部にホース金具を固着する一連の工程を自動的に行うこ
とができ、作業効率が向上し、且つ品質が均一化して加
締めの信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はホース金具加締装置の一実施例を示す一部を切
り欠いた正面図、第2図は要部断面図、第3図は第2図
の要部分解斜視図、第4図は第3図の組付後の作用説明
図、第5図は第1図のホース金具加締装置に用いるホー
ス金具取付装置の全体的斜視図、第6図は第5図の平面
図、第7図は第5図の要部側面図、第8図は第5図の一
部を省略した正面図、第9図は第1可動テーブル正面
図、第10図は第9図の平面図、第11図は第9図の断面
図、第12図(a)、(b)は従来のホース加締装置の断
面図、第13図は従来の耐圧ホースの一例を示す斜視図で
ある。 1はホース金具加締装置 3は固定テーブル 5は装置本体 9はカム円板支持板 15はシリンダ(第2駆動手段) 19は固定側ユニット(下側ユニット) 21は可動側ユニット(上側ユニット)、 35、37、39は貫通孔 41は締付爪案内溝 43は締付爪 49は回動円板 53はカム円板 57はカム 61は締付爪戻し板(締付爪戻し手段)、 69はシリンダ(第1駆動手段)、 83はホース 105は第1モータ(第4駆動手段) 129は第1ホース金具(ホース金具) 131は第2ホース金具(ホース金具) 133は第6可動テーブル(可動テーブル) 135は第7可動テーブル(可動テーブル) 137は第3モータ(第3駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 繁治 神奈川県座間市小松原1丁目5180番地の 1 原精工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−245897(JP,A) 特開 昭62−183920(JP,A) 実開 昭60−113134(JP,U) 実開 昭50−122378(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 21/00 306

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定テーブル上に立設された装置本体と、
    装置本体の上部に固定されホースの半径方向に複数の締
    付爪案内溝を配置した円板状のカム円板支持板と、前記
    締付爪案内溝に各別に係合され摺動自在な複数の締付爪
    と、前記カム円板支持板に摺接され周方向に回動自在な
    回動円板と、この回動円板を回動させる第1駆動手段
    と、この第1駆動手段による回動円板の回動と連動して
    同方向に回動し各締付爪の外周部と係合し且つ回動方向
    に対して中高となる複数のカムが形成されたカム円板
    と、このカム円板の回動によるカムの作用により移動す
    る締付爪がホース金具を加締めた後にこの締付爪を初期
    位置に復帰させる締付爪戻し板とを備え、前記装置本
    体、カム円板支持板、回動円板、カム円板及び締付爪戻
    し板は、上下において移動側ユニットと固定側ユニット
    に二分割されており、カム円板支持板、回動円板、カム
    円板及び締付爪戻し板のそれぞれ内側には半円形状凹部
    が形成されているホース金具加締装置に用いるホース金
    具取付装置であって、前記ホース金具取付装置は、ホー
    スを固定するテーブルと、このテーブルを上下移動させ
    る駆動手段と、このテーブル上のホースの軸方向延長上
    を移動可能であって該ホースの端部に固着するためのホ
    ース金具を固定する可動テーブルと、この可動テーブル
    を移動して該可動テーブル上のホース金具をテーブル上
    のホースに差し込むための駆動手段と、前記可動テーブ
    ルとホース金具が差し込まれたホースを固定するテーブ
    ルとをホースの軸方向及び軸方向とは直交する方向に移
    動させる駆動手段とを備えることを特徴とするホース金
    具加締装置に用いるホース金具取付装置。
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JP5831819B2 (ja) * 2012-12-25 2015-12-09 株式会社栗本鐵工所 リング圧入装置
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