JPH07107564A - 車両用通信システムの異常検出装置 - Google Patents

車両用通信システムの異常検出装置

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JPH07107564A
JPH07107564A JP5249473A JP24947393A JPH07107564A JP H07107564 A JPH07107564 A JP H07107564A JP 5249473 A JP5249473 A JP 5249473A JP 24947393 A JP24947393 A JP 24947393A JP H07107564 A JPH07107564 A JP H07107564A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置と診断装置とからなる車両用通信シ
ステムにおいて、通信異常を検出できる車両用通信シス
テムの異常検出装置を提供する。 【構成】 制御装置100、200は、通信IC140
により診断装置300へ送信するデータを蓄積し、第1
のタイミングでバス400に送信すると、CPU110
により第2のタイミングにおける通信IC140に蓄積
されているデータの状態に応じて通信IC140周辺の
通信異常を検出する。またCPU110は、通信IC1
40からデータがバス400に送信後、通信IC140
にそのデータが蓄積されている場合、異常と判断する。
またCPU110は、データの1部を通信IC140に
送信後、通信IC140にデータが蓄積されていない場
合、異常と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置間でデータの
通信を行う車両用通信システム、特に車両の制御を行う
制御装置と、この制御装置にて処理されるデータの読出
しを行う診断装置とからなる車両用通信システムの通信
異常を検出する異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の種々の制御を分担して行う
複数の制御装置において、制御装置間で共通データ等を
バスを介して通信を行う車両用通信システムがある。こ
のような車両用通信システムの通信異常を検出する装置
として、制御装置から送信されたデータに対して受信し
た制御装置がアンサーバックする構成とし、データ送信
後所定期間内にアンサーバックされるか否かにより通信
異常を検出する異常検出装置が知られている。また車両
の制御状態の覆歴を読みだすために、制御装置に対しバ
スを介して通信を行う診断装置を接続することも知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような制御装置
を有する車両用通信システムにおいては診断装置はディ
ーラー等により制御装置に記憶されている車両の異常検
出データを読出す時に制御装置に接続するものである。
したがって、制御装置は診断装置が接続されているか否
かは判断できないため、前述のようなアンサーバックの
方法による異常検出はできないという問題点がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、制御装置を
有する車両用通信システムにおける通信異常を検出でき
る車両用通信システムの異常検出装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、車両の制御を行う制御装置が、車両の
制御状態を診断するためにこの制御装置にて処理される
データの読出しをバスを介して行う診断装置を外部に接
続可能となっている車両用通信システムにおいて、前記
制御装置は、前記診断装置へ送信する前記データを蓄積
し、第1のタイミングで前記バスに送信するバッファ手
段と、第2のタイミングにおける前記バッファ手段に蓄
積されている前記データの状態に応じて前記バッファ手
段周辺の通信異常を検出する通信異常検出手段とを備え
ることを特徴とする車両用通信システムの異常検出装置
を提供する。
【0006】また前記通信異常検出手段は、前記バッフ
ァ手段から前記データを前記バスに送信後、前記バッフ
ァ手段に前記データが蓄積されている場合、第1異常と
判断する第1異常判断手段を備えてもよい。また前記通
信異常検出手段は、前記データの1部を前記バッファ手
段に送信後、前記バッファ手段に前記データが蓄積され
ていない場合、第2異常と判断する第2異常判断手段を
備えてもよい。
【0007】
【作用】前記構成よりなる本発明によれば、車両の制御
を行う制御装置が、車両の制御状態を診断するためにこ
の制御装置にて処理されるデータの読出しをバスを介し
て行う診断装置を外部に接続可能となっている車両用通
信システムにおいて、この制御装置は、バッファ手段に
より診断装置へ送信するデータを蓄積し、第1のタイミ
ングでバスに送信すると、通信異常検出手段により第2
のタイミングにおけるバッファ手段に蓄積されているデ
ータの状態に応じてバッファ手段周辺の通信異常を検出
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例を説明する。
図1中(a)は制御装置100、200、診断装置30
0等から構成される車両用通信システムの構成図であ
る。制御装置100、200と診断装置300とはそれ
ぞれバス400にて接続され、種々のデータ通信を行う
構成となっている。
【0009】制御装置100、200は車両の種々の制
御、例えばエンジン制御・トランスミッション制御・ト
ラクション制御・ブレーキ制御等を複数の制御装置で分
担して行っている。また、各制御装置100、200は
それぞれ異常検出処理を行っている。各制御装置間では
バス400を介してセンサ信号データ、制御データ等の
各種データの通信を行っている。
【0010】診断装置300はバス400を介して制御
装置100、200と接続可能であり、制御装置10
0、200で処理された異常検出データ等が読出し可能
となっている。制御装置100の詳細構成について以下
に説明する。なお、制御装置200に関しては制御装置
100と同様の構成のため説明を省略する。制御装置1
00は各種制御を行う3つのCPU110、120、1
30を有する。バス400を介して他の制御装置200
や診断装置300との間で各種データの送・受信を行う
ために、通信IC140、ドライバ/レシーバ145を
有する。車載バッテリ160からイグニッションスイッ
チIGSW170を介して供給される電圧+B(=12
V)を電圧Vcc(=5V)に変換して各CPU11
0,120,130および通信IC140に供給する電
源IC150を有する。さらに、車両の各種状態を検出
するセンサからの信号が入力されると共に、センサ信号
に基づいて車両を制御する各種のアクチュエータに制御
信号を出力する。
【0011】図1中(b)は図1中(a)におけるCP
U110、通信IC140、ドライバ/レシーバ145
およびバス400についての詳細構成図である。CPU
110から通信IC140にデータを送信するためのC
PU110の端子ASTX,TXは通信IC140の端
子ASTX,RXHに接続されており、ASTXがLレ
ベルの時にTXから出力されるデータを1メッセージと
する。端子ABSYは通信IC140の中のバッファの
状態を示すものであり、バッファにデータがある時はL
レベルを示す。通信IC140からCPU110にデー
タを送信するための通信IC140の端子ARTS,T
XHはCPU110の端子ARTS,RXに接続されて
おり、ARTSがLレベルの時にTXHから出力される
データを1メッセージとする。通信IC140からドラ
イバ/レシーバ145にデータを送信するための通信I
C140の端子TXJが、ドライバ/レシーバ145の
端子INに接続され、ドライバ/レシーバ145から通
信IC140にデータを送信するためのドライバ/レシ
ーバ145の端子OUTが、通信ICの端子RXJに接
続されている。ドライバ/レシーバ145はバス400
へ2つの端子DRを介してデータの送・受信を行う。
【0012】図2に各CPU110、120、130の
RAMの構成図を示す。なお、各CPU110、12
0、130はROM、RAMを内蔵する1チップマイコ
ンにより構成される。領域は通常のRAM領域であ
り、各種の演算データ等が記憶される。RAM領域の
中の領域はダイレクト・メモリ・アクセス領域(以下
DMA領域と略す)である。このDMA領域中の領域
’、”はそれぞれ、DMA送信領域、DMA受信領
域である。そして、このDMA送信領域’に記憶され
ているデータは所定期間(例えば、4msec)毎に他
のCPUのDMA受信領域”へ送信される。そして、
このDMA受信領域”に受信されたデータは、同じD
MA領域内のDMA送信領域’へ送られる。このよ
うにして図1中(a)に示すように各CPU110、1
20、130はDMAによりそれぞれのデータを他のC
PUにリング形式(例えば、CPU110→CPU12
0→CPU130→CPU110の順番)によりデータ
送信している。また領域はイグニッションスイッチ
IGSW170がオフとなってもその記憶内容が保持さ
れるスタンバイRAM領域(以下、SRAM領域と略
す)であり、車両の異常情報等が記憶される。
【0013】以下、制御装置100、200と診断装置
300との間で行われるデータ通信について説明する。
図3は診断者が診断装置300により制御装置100、
200に記憶されている種々の情報を読み出す場合の診
断装置300での処理を示すフローチャートであり所定
周期毎に起動される(以下制御装置100に記憶されて
いる情報を読み出す場合について説明する)。また図4
は図3のステップ520とステップ520とステップ5
40とにおける送信データの例を表した図である。
【0014】まずステップ500で診断者からの処理要
求の有無を検出する。処理要求が無い場合は本処理を終
了する。処理要求が有る場合はステップ510で処理要
求の種類を検出する。処理要求としては制御装置100
にて検出した異常検出情報であるダイアグコードを読み
出す「コ−ド読出要求」、制御装置100に記憶されて
いるダイアグコードを消去する「コード消去要求」、各
CPU110、120、130のRAMの所望アドレス
のデータ(RAM値)を読み出す「RAM値読出要求」
等である。
【0015】ステップ510で検出した処理要求が「コ
−ド読出要求」である場合はステップ520でコード読
出要求を制御装置100へ出力する。送信データとして
は図4中(1)に示すような構成である。ここで、図4
の(a)の部分は制御装置100にて診断装置300か
らの送信データが自分自身に対するものかを判断するた
めの情報であるヘッダであり、また図4の(b)の部分
はコード読出要求を示すデータである。
【0016】ステップ510で検出した診断者からの処
理要求が「コ−ド消去要求」である場合はステップ53
0でコード消去要求を制御装置100へ出力する。送信
データとしては図4中(2)に示すような構成である。
ここで、図4の(c)の部分はコード消去要求を示すデ
ータである。ステップ510で検出した処理要求が「R
AM値読出要求」である場合はステップ540でRAM
値読出要求を制御装置100へ出力する。詳細には、制
御装置100内のCPU110,120,130の、ど
のCPUの、どのアドレスのRAM値を読み出すかとい
う情報を送信する。送信データとしては図4中(3)に
示すような構成である。ここで、(d)の部分はRAM
値読出要求を示すデータ、(e)の部分は対象CPUの
番号を示すデータ、(f)の部分は要求アドレス値を示
すデータである。図4に示すように送・受信データは1
メッセージがデータの種類によってバイト数が異なって
いる。
【0017】制御装置100での異常検出処理および異
常情報記憶処理を説明する。図5は、例えば後述する図
6に示すような、異常検出処理にて異常が検出された場
合、その異常に応じたダイアグコードを上記SRAM領
域へ記憶させる処理を示すフローチャートであり、
所定周期毎に起動される。なお、この処理は各CPU1
10、120、130において実行される。
【0018】まずステップ600でCPU110、12
0、130に供給される電圧Vccが所定電圧以下また
は車載バッテリ160の電圧+Bが所定電圧以下である
低電圧状態で有るか否かを判定する。低電圧状態と判定
された場合はセンサかアクチュエータか制御装置100
の誤動作(SRAM領域のデータ更新の誤動作等)
が考えられるためSRAM領域へのダイアグコード
の記憶を中止して本処理を終了する。ステップ600に
て低電圧状態でないと判定した場合はステップ610
で、例えば図6に示される異常検出処理にて異常が検出
されているか否かを判定する。これは図6にて、水温セ
ンサが異常であることを示す通常のRAM領域に設
定されたフラグXD00の状態を検出している。異常が
検出されていない場合は本処理を終了する。異常が検出
されている場合はステップ620にて通常のRAM領域
に記憶されているダイアグコードをSRAM領域
にコピーして本処理を終了する。例えば、水温センサ
が異常であることを示す、SRAM領域に設定され
たフラグXD00をセットする。
【0019】図6は異常検出処理の代表例として水温セ
ンサの異常検出処理を示すフローチャートであり、水温
センサ出力値がA/D変換される毎に起動される。な
お、種々の異常検出処理がCPU110、120、13
0で分担して実行される。まずステップ700で水温セ
ンサ信号のA/D値を読み込む。ステップ710で読み
込んだA/D値が異常か否かを判定する。判定方法とし
てはA/D値が所定範囲内で無い場合には異常と判断す
る等である。正常と判定された場合はステップ720で
正常時における処理(例えば、所定のRAM領域にA/
D値を書き込む)を実行し本処理を終了する。異常と判
定された場合はステップ730でフェイルセーフ処理
(例えば、所定のRAM領域に所定値を書き込む)を実
行した後、ステップ740でフラグXD00をセットし
本処理を終了する。
【0020】制御装置100にて診断装置300との間
で行われるデータ通信処理について説明する。図7はI
GSW170がオンされた時のみ制御装置100にて実
行されるイニシャルルーティンを示すフローチャートで
ある。ステップ800でnDATAに予め設定された通
常の通信処理では使用しない値、例えば$FFをセット
して本処理を終了する。
【0021】ここで、nDATAは診断装置300との
間でデータ通信を行うCPU110中の送受信バッファ
RBUF〔11〕のメッセージ長を示す。このRBUF
〔11〕,nDATAについて図8を用いて説明する。
RBUF〔11〕は図8中(a)に示すように11バイ
トのバッファであり、このRBUF〔11〕の各バイト
にデータがRBUF〔1〕,RBUF〔2〕・・・の順
に書き込まれる。この書き込まれたRBUF〔11〕の
バイト数、即ちRBUF〔11〕のメッセージ長がnD
ATAである。例えば、図8中(b)の場合はnDAT
A=5である。
【0022】図9は制御装置100での診断装置300
とのデータ送受信処理を示すフローチャートである。ス
テップ810〜825はバス400が所定時間(例えば
1.0sec)以上アイドル状態にならない時、バス異
常と判断するロジックである。ステップ810でABS
YがHか否かを検出する。ステップ810でABSYが
Lの場合はステップ815でTIMERが1.0sec
以上か否かを検出する。ここでTIMERはABSYが
Lの時間を計測するタイマーである。TIMERが1.
0sec未満の時は本処理を終了する。TIMERが
1.0sec以上、ABSYが連続で1.0sec以上
Lである時、即ちバス400が所定時間以上アイドル状
態にならない時、バス異常を起こしたと判断してステッ
プ820で通信異常を示すフラグXFAILをセットし
本処理を終了する。
【0023】一方、ステップ810でABSYがHの時
はステップ825でTIMERをリセットしてステップ
830に進む。ステップ830〜860は制御装置10
0での通信データの送・受信処理を示している。ステッ
プ830でnDATAが0か否かを検出する。nDAT
Aが0でない、即ち送信データがある場合はステップ8
35に進む。ステップ835でnDATAが$FFか否
かを検出する。nDATAが$FFでない場合はステッ
プ840に進む。一方、nDATAが$FFである、即
ちIGSW170がオンされたタイミングである場合は
ステップ840に進む。ステップ840で通信異常検出
処理を実行(詳細は後述の図10)して本処理を終了す
る。
【0024】ステップ830でnDATAが0、即ち送
信データがない場合はステップ845に進む。ステップ
845で診断装置300からの送信データを処理する受
信ルーティンを実行する(詳細は後述の図11)。ステ
ップ850でnDATAが0か否かを検出する。nDA
TAが0、即ち診断装置300からの送信データがない
場合は本処理を終了する。
【0025】一方、ステップ850でnDATAが0で
ない、即ち診断装置300からの送信データがある場合
はステップ855で送信データに基づく送信要求処理を
実行(詳細は後述の図12)し、ステップ860に進
む。ステップ860で送信ルーティンを実行(詳細は後
述の図22)し本処理を終了する。次に本発明の特徴で
ある通信異常検出の方法について述べる。
【0026】まず正常時にはCPU110から通信IC
140にデータを送信する場合、ASTXをLoに立ち
下げ、TXから順次データを通信IC140に送信す
る。通信IC140はCPU110から送信されるデー
タを順次バッファに蓄積していき、ASTXがHiに立
ち上がった時点までのデータを1メッセージと判断し
て、バスへTXJから1メッセージをまとめて送信す
る。
【0027】バスがグランドにショートした場合の異常
(第1異常)時は、通信IC140からバスへデータの
送信ができないため、ABSYはTXJからデータ送信
を実行後Hiに立ち上がるが、ASTXが立ち下がった
時点でバッファに送信ができなかったデータが存在する
ためABSYはLoに立ち下がる。よって、通信IC1
40がバスにデータ送信を実行したあと、ASTXを立
ち下げたときのABSYの状態がLoの場合は、バスが
グランドにショートしたとき第1異常と判断する。
【0028】CPU110と通信IC140との間の信
号ラインがグランドにショートした場合の異常(第2異
常)時にはCPU110から通信IC140にデータは
送信されない。よって、CPU110からデータを1バ
イト送信した時のABSYの状態がHiの場合はCPU
110と通信IC140との間の信号ラインがグランド
にショートしたとき第2異常と判断する。
【0029】次に本発明の特徴である作動を図10を用
いて説明する。図10中(a)(b)は図9のステップ
840の通信異常検出処理を示すフローチャートであ
る。まず、図10中(a)のステップ900で検査用の
ダミー送信データをRBUF〔11〕,nDATAにセ
ットする。ダミー送信データとして本実施例では2バイ
トからなる送信データとし、ヘッダおよび所定値で構成
されるものとする。ステップ905で変数kに1をセッ
トする。ステップ910で通信IC140に対して通信
データを転送することを示すためにASTXをLoに立
ち下げる。ステップ915でRBUF〔k〕1バイトを
通信IC140に送信する。
【0030】ステップ920で変数kが1か否かを検出
する。変数kが1でない、即ちダミー送信データの2バ
イト目を転送したタイミングである場合はステップ93
0に進む。一方、変数kが1、即ちダミー送信データの
1バイト目を転送したタイミングである場合はステップ
925でABSYの状態がLoか否かを検出する。AB
SYがHiの場合は通信異常であると判断して(第2異
常判断手段)、図10中(b)のステップ960に進
む。ABSYがLoの場合はステップ930に進む。ス
テップ930にて変数kをインクリメント(k←k+
1)し、ステップ935に進む。ステップ935ではn
DATAと変数kを比較し、nDATAが変数kより大
きい場合はステップ915に戻る。nDATAが変数k
より大きくない場合はステップ940に進み、ステップ
940で通信IC140に対して送信データの転送が終
了したことを示すためにASTXをHiに立ち上げ、図
10中(b)のステップ945に進む。
【0031】ステップ945で通信IC140に転送し
た送信データがドライバ/レシーバ145を介してバス
400へ送信されるまでの所定時間ウェイトする。ステ
ップ950でASTXをLoに立ち下げる。ステップ9
55でABSYがLoか否かを検出する。ABSYがL
oの場合は通信異常であると判断して(第1異常判断手
段)、ステップ960に進む。ステップ960でAST
XをHiに立ち上げ、ステップ965で通信異常フラグ
XFAILをセットして本処理を終了する。
【0032】一方、ステップ955でABSYがHiの
場合は、通信異常ではないと判断してステップ970に
進む。ステップ970でASTXをHiに立ち上げ、ス
テップ975で通信異常フラグXFAILをリセットし
本処理を終了する。ABSYはCPU110から送信デ
ータの1バイト目を受信した時点でLoに立ち下がり、
送信データを全てバス400に送信した時点で立ち下げ
る。
【0033】図11は図9のステップ845の受信ルー
ティン処理を示すフローチャートである。まずステップ
1000で受信データのメッセージ長を検出するための
変数kを0にセットする。ステップ1010でARTS
がLoか否かを検出する。ARTSがH、即ち通信IC
140にて診断装置300からの受信データがない場合
はステップ1050に進む。
【0034】一方、ステップ1010でARTSがL
o、即ち通信IC140にて診断装置300からの受信
データがある場合はステップ1020〜1040で受信
データをRBUF〔11〕にセットする処理を実行す
る。ステップ1020で変数kをインクリメントする。
ステップ1030でRBUF〔k〕に受信データを1バ
イト取込む。ステップ1040でARTSはHiか否か
を検出する。ARTSがLo、即ち受信データがまだあ
る場合はステップ1020に進み、ステップ1020〜
1040の処理を再度実行する。一方、ARTSがH
i、即ち受信データがない場合はステップ1050に進
む。
【0035】ステップ1050で変数kを受信データの
メッセージ長としてnDATAにセットし本処理を終了
する。図12は図9のステップ855の応答処理を示す
フローチャートである。まずステップ1100で診断装
置300からの要求の種類を検出する。診断装置300
より送信されたデータは図4中(1)(2)(3)に示
すように構成されているため、ヘッダの次のデータによ
り要求の種類を検出することができる。ヘッダの次のデ
ータが$03の時、即ちコード読出が要求されている場
合はステップ1110でコード読出要求処理を実行(詳
細は後述の図13)し本処理を終了する。ヘッダの次の
データが$04の時、即ちコード消去が要求されている
場合はステップ1120でコード消去要求処理を実行
(詳細は後述の図14)し本処理を終了する。ヘッダの
次のデータが$A4の時、即ちRAM値読出が要求され
ている場合はステップ1130でRAM値読出要求処理
を実行(詳細は後述の図17)し本処理を終了する。
【0036】図13は図12のステップ1110のコー
ド読出要求処理を示すフローチャートであり所定周期毎
に起動される。まずステップ1150で現在コード消去
を実行中か否かを検出する。詳細には、後述する図15
の処理による、カウンタCNTのカウント値が500m
sec以上か否かで検出する。カウンタCNTのカウン
ト値が500msec以下の場合、即ちコード消去実行
中である場合はステップ1160で「異常コードなし」
と言う情報、即ちコード消去後の情報に対応するコード
をRBUF〔11〕にセットし本処理を終了する。一
方、カウンタCNTのカウント値が500msec以上
の場合、即ちコード消去実行中でない場合はステップ1
170でSRAM領域に記憶されているCPU11
0で検出したダイアグコードおよびDMA領域に記憶
されているCPU120、130で検出したダイアグコ
ードをサーチしてその結果に対応するコードをRBUF
〔11〕にセットし本処理を終了する。
【0037】図14は図12のステップ1120のコー
ド消去要求処理を示すフローチャートであり、所定周期
(例えば65msec)毎に起動される。まずステップ
1200で今回の起動がコード消去要求があってから1
回目の起動か否かを検出する。詳細には、診断装置30
0からの送信データが図4中(2)に示すような構成で
有るか否かにより検出する。1回目の起動でない場合は
ステップ1230へ進む。
【0038】1回目の起動であると検出された場合はス
テップ1210で、診断装置300にコード消去要求を
受信したことを応答するための受信コードを、RBUF
〔11〕にセットしステップ1220に進む。ステップ
1220でコード消去開始からの経過時間をカウントす
るカウンタCNTをクリアし、ステップ1230に進
む。
【0039】ステップ1230でカウンタCNTのカウ
ント値が500msec以上か否かを検出する。カウン
タCNTのカウント値が500msec以下の場合、即
ち他のCPU120、130のコード消去が実行中であ
ると判断した場合は、ステップ1240で低電圧状態で
あるか否かを検出する。低電圧状態でない場合はステッ
プ1260に進む。低電圧状態の場合はステップ125
0でカウンタCNTをクリアしステップ1260に進
む。ここで、本実施例では前述のように(図5参考)低
電圧状態の場合はSRAM領域のデータ更新に誤動
作を生じる可能性がありデータ更新を禁止しているため
カウンタCNTをクリアする。
【0040】ステップ1260でCPU110に記憶さ
れているコードの消去を実行する。ステップ1270で
他のCPU120、130にコード消去要求を送信し本
処理を終了する。詳細にはDMA領域の所定アドレス
にコード消去要求を示すデータを書き込む。ステップ1
230でカウンタCNTのカウント値が500msec
以上の場合、即ち他のCPU120、130のコード消
去が完了したと判断した場合はステップ1280でDM
A領域の所定アドレスに書き込まれているコード消去
要求をクリアして本処理を終了する。
【0041】図15は前述の図13におけるカウンタC
NTを所定周期(例えば65msec)でインクリメン
トする処理を示すフローチャートである。ステップ13
00でカウンタCNTをインクリメント(CNT←CN
T+1)して本処理を終了する。図16はCPU110
からのコード消去要求に対して他のCPU120、13
0で行うコード消去処理を示すフローチャートであり、
所定周期(例えば65msec)毎に起動される。
【0042】ステップ1310でコード消去要求の有無
を検出する。詳細にはCPU110から送信されるDM
A領域の所定アドレスの値、すなわち、図14のステッ
プ1270、ステップ1280の結果を検出する。な
お、コード消去要求が無い場合は本処理を終了する。コ
ード消去要求がある場合はステップ1120でコード消
去を実行し本処理を終了する。
【0043】図17は図12のステップ1130のRA
M値読出要求処理を示すフローチャートであり、所定周
期(例えば16msec)毎に起動される。まずステッ
プ1600で既に他のRAM値読出要求があり、そのデ
ータ入力待ちの状態であるか否かを検出する。データ入
力待ちの状態である場合はステップ1670に進む。デ
ータ入力待ちの状態で無い場合はステップ1610で今
回の起動タイミングにおいて診断装置300からのRA
M値読出要求があったか否かを検出する。今回の起動タ
イミングにおけるRAM値読出要求で無い場合は本処理
を終了する。
【0044】ステップ1610で今回の起動タイミング
におけるRAM値読出要求がある場合はステップ162
0でRAM値読出要求の送信データの対象CPUの番
号、要求アドレス値が所定のフォーマットであるか否か
を検出する。所定のフォーマットで無い場合は診断装置
300からの送信データの異常と判断して本処理を終了
する。
【0045】所定のフォーマットである場合はステップ
1630でRAM値読出要求の対象CPUの番号がCP
U110に対応する番号1であるか否かを検出する。ス
テップ1630で対象CPUの番号が1、即ち対象CP
UがCPU110である場合はステップ1640に進
み、要求されたアドレスのRAM値をRBUF〔11〕
にセットして本処理を終了する。
【0046】一方、ステップ1630で対象CPUの番
号が2又は3、即ち対象CPUがCPU110で無いと
判断された場合はステップ1650,1660でCPU
120、130へのRAM値読出要求を実行し、ステッ
プ1670に進む。ステップ1670でCPU120、
130からのRAM値の送信状況をチェックする(詳細
は後述の図18)。
【0047】図18は図17のステップ1670でCP
U120、130からのRAM値の送信状況をチェック
する処理を示すフローチャートである。まずステップ1
700で今回制御装置300に応答するタイミングか否
かを検出する。詳細には、ステップ1730とステップ
1770にて、CPU110からCPU120又はCP
U130に要求したアドレス値と、CPU120又はC
PU130からCPU110へ送信されたアドレス値と
が一致したタイミングである場合セットされるフラグX
A4ANSの状態により検出する。
【0048】フラグXA4ANS=0、即ち今回制御装
置300に応答するタイミングで無い場合は、ステップ
1710で要求したアドレス値と送信されたアドレス値
とをチェックする。ステップ1720で要求したアドレ
ス値と送信されたアドレス値とが一致しているか否かを
検出する。一致していない場合はステップ1770に進
む。一致している場合はステップ1730で前述のフラ
グXA4ANSをセットし本処理を終了する。
【0049】ステップ1700でフラグXA4ANS=
1、即ち要求したアドレス値と送信されたアドレス値と
が一致してから所定期間(例えば16msec)経過し
ていて今回制御装置300に応答するタイミングである
場合はステップ1740に進む。ステップ1740で対
象CPUからの受信したRAM値をRBUF〔11〕に
セットする。ステップ1750でDMA領域の要求ア
ドレス送信領域をクリアしステップ1770に進む。
【0050】ステップ1770でフラグXA4ANSを
リセットし本処理を終了する。図19は、図3のステッ
プ540におけるCPU110からのRAM値読出要求
に対するCPU120、130での処理を示すフローチ
ャートであり、所定周期(例えば16msec)毎に起
動される。なお、CPU120、130でも同じ処理が
実行される。
【0051】まずステップ1800でRAM値読出要求
の有無を検出する。詳細にはDMA領域の所定のアド
レスにRAM値読出要求を示す要求アドレスがCPU1
10から送信されているか否かにより検出する。つまり
ここでは要求アドレスが$0000の時RAM値読出要
求無しと判断する。ここで要求アドレスが$0000、
即ちRAM値読出要求が無い場合は本処理を終了する。
【0052】ステップ1800にて要求アドレスが$0
000以外の場合、即ちRAM値読出要求が有る場合は
ステップ1810、1820でCPU110への送信処
理を行う。ステップ1810で要求アドレスのRAM値
を、後述する図20に示すDMA領域に書き込む。即
ち、データ(H)、データ(L)を書き込む。ステップ
1820で要求アドレス値をDMA領域に書き込む。
即ち、アドレス(H)、アドレス(L)を書き込み本処
理を終了する。
【0053】図20はRAM値読出要求に対するCPU
110への送信を行うDMA領域の割付けを示す。こ
の割付けではDMAにより所定周期(例えば4mse
c)毎にアドレス(H)、アドレス(L)、データ
(H)、データ(L)の順でCPU110に送信され
る。(H)は16ビットデータの上位8ビットを示し、
(L)は16ビットデータの下位8ビットを示す。
【0054】次に各CPU110、120、130での
DMA通信に関する処理を説明する。図21は各CPU
110、120、130で実行されるDMA通信に関す
るソフトウェアでの処理を示すフローチャートであり、
所定周期(例えば4msec)毎に起動される。
【0055】ステップ1900でDMA通信の起動処理
を行い本処理を終了する。詳細にはDMA領域の先頭
アドレスをDMA通信のポインタに設定する。実際のD
MA通信においてソフトウェアが関与する部分はDMA
通信を起動するのみで、起動後はハードウェアによりD
MA領域のデータを順次他のCPUに送信する。
【0056】図22は図9のステップ860の送信ルー
ティン処理を示すフローチャートである。ステップ20
00でnDATAが0か否かを検出する。nDATAが
0、即ち診断装置300への送信データがない場合は本
処理を終了する。nDATAが0でない、即ち診断装置
300への送信データがある場合はステップ2010〜
2080の送信処理を実行する。
【0057】ステップ2010でASTXをLoに立ち
下げる。ステップ2020で今回の制御タイミングでR
BUF〔11〕から通信IC140へ転送した送信デー
タのバイト数を管理するための変数kを0にセットす
る。ステップ2030でABSYがLoか否かを検出す
る。ABSYがLoの場合はステップ2040に進む。
つまりABSYがLoの場合は通信IC140に送信デ
ータが転送できないため、今回の処理では通信IC14
0への転送が中止される。
【0058】ABSYがHiの場合はステップ2040
に進む。ステップ2040で変数kをインクリメント
(k←k+1)する。ステップ2050で通信IC14
0にRBUF〔k〕のデータを1バイト転送する。ステ
ップ2060で変数kとnDATAとを比較する。変数
kがnDATA未満、即ちRBUF〔11〕の送信デー
タの転送が完了していない場合はステップ2030〜2
060の処理を再度実行する。変数kがnDATA以
上、即ちRBUF〔11〕の送信データを全て通信IC
140への転送した場合はステップ2070に進む。
【0059】ステップ2070でASTLをHiに立ち
上げる。ステップ2080でnDATAから変数kを減
算した値をnDATAにセットする。この処理によりR
BUF〔11〕の送信データが全て転送された時はnD
ATAを0となる。また、ステップ2030で転送処理
を途中で中止した場合は未転送データのメッセージ長が
nDATAにセットされる。
【0060】以上説明したように前述の実施例では、図
10中(a)(b)に示すようにCPU110から通信
IC140への送信データを転送した後の所定タイミン
グにおける通信IC140のバッファの状態に応じて通
信異常を検出する。したがって、診断装置300が制御
装置100に接続されていない場合でも通信異常を検出
することができる。
【0061】さらに、図13に示すようにコード読出要
求時にコード消去実行中である場合はSRAMから異常
コードをサーチしてその結果を診断装置300に送信す
るのではなく、コード消去後のデータ(異常コードな
し)を診断装置300に送信する。したがって、コード
読出要求時にコード消去実行中である場合に消去前のデ
ータを診断装置300に送信することを防止できる。
【0062】また、図17、18に示すようにCPU1
10からCPU120,130のRAM値を送信する場
合、CPU110からCPU120、130への要求ア
ドレス値と、CPU120、130からCPU110へ
の送信アドレス値とが一致してから所定期間後(16m
s)に要求アドレスに対応したRAM値を診断装置30
0へ送信する。したがって、診断装置300へ間違った
RAM値を送信することを確実に防止することができ
る。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、診断装置が仮に制御装
置にされているか否かに関係なく、バッファ手段周辺の
通信体系の異常を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における車両通信システムの
構成図。
【図2】車両通信システムの制御装置のCPU110と
CPU120とCPU130のRAM構成図。
【図3】制御装置に記憶されている情報を読みだす場合
の診断装置での処理を示すフローチャート
【図4】図3のステップ520とステップ520とステ
ップ540とにおける送信データの例を表した図
【図5】図6等の異常検出処理にて異常が検出された場
合、その異常に応じたダイアグコードをSRAM領域へ
記憶させる処理を示すフローチャート
【図6】水温センサの異常検出処理を示すフローチャー
【図7】イグニションスイッチがオンされたときのみ制
御装置にて実行されるイニシャルルーティンを示すフロ
ーチャート
【図8】図7のRBUF〔11〕とnDATAについて
説明した図
【図9】制御装置での診断装置とのデータ送受信処理を
示すフローチャート
【図10】図9のステップ840の通信異常検出処理を
示すフローチャート
【図11】図9のステップ845の受信ルーティン処理
を示すフローチャート
【図12】図9のステップ855の応答処理を示すフロ
ーチャート
【図13】図12のステップ1110のコード読出要求
処理を示すフローチャート
【図14】図12のステップ1120のコード消去要求
処理を示すフローチャート
【図15】図13のカウンタCNTをインクリメントす
る処理を示すフローチャート
【図16】CPU110からのコード消去要求に対して
CPU120とCPU130とで行うコード消去処理を
示すフローチャート
【図17】図12のステップ1130のRAM値読出要
求処理を示すフローチャート
【図18】図17のステップ1670でCPU120と
CPU130とからのRAM値の送信状況をチェックす
る処理を示すフローチャート
【図19】図3のステップ540におけるCPU110
からのRAM値読出要求に対するCPU120とCPU
130とでの処理を示すフローチャート
【図20】RAM値読出要求に対するCPU110への
送信を行うDMA領域の割り付けを示す図
【図21】CPUで実行されるDMA通信に関するソフ
トウエアでの処理を示すフローチャート
【図22】図9のステップ860の送信ルーティン処理
を示すフローチャート
【図23】本発明のクレーム対応図
【符号の説明】
100 制御装置 110 CPU 120 CPU 130 CPU 140 通信IC 145 ドライバ/レシーバ 150 電源IC 160 車載バッテリ 170 イグニションスイッチ(IGSW) 200 制御装置 300 診断装置 400 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 23/02 T 7618−3H H04L 12/40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の制御を行う制御装置が、車両の制
    御状態を診断するために該制御装置にて処理されるデー
    タの読出しをバスを介して行う診断装置を外部に接続可
    能となっている車両用通信システムにおいて、 前記制御装置は、 前記診断装置へ送信する前記データを蓄積し、第1のタ
    イミングで前記バスに送信するバッファ手段と、 第2のタイミングにおける前記バッファ手段に蓄積され
    ている前記データの状態に応じて前記バッファ手段周辺
    の通信異常を検出する通信異常検出手段とを備えること
    を特徴とする車両用通信システムの異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記通信異常検出手段は、 前記バッファ手段から前記データを前記バスに送信後、
    前記バッファ手段に前記データが蓄積されている場合、
    第1の異常と判断する第1異常判断手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の車両用通信システムの異常検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記通信異常検出手段は、 前記データの1部を前記バッファ手段に送信後、前記バ
    ッファ手段に前記データが蓄積されていない場合、第2
    の異常と判断する第2異常判断手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の車両用通信システムの異常検出装
    置。
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