JPH07107257A - ファクシミリ装置の伝送制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の伝送制御方法

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JPH07107257A
JPH07107257A JP5265431A JP26543193A JPH07107257A JP H07107257 A JPH07107257 A JP H07107257A JP 5265431 A JP5265431 A JP 5265431A JP 26543193 A JP26543193 A JP 26543193A JP H07107257 A JPH07107257 A JP H07107257A
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JP5265431A
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Naoharu Nemoto
直治 根本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的な転送機能を実現できるファクシミリ
装置の伝送制御方法を提供することを目的としている。 【構成】 連続した転送を実現できるとともに、その転
送経路に含まれる各端末が、転送画情報を適宜に追加す
ることができるので、中継機能の応用範囲が広がり、効
率的な中継(転送)機能を実現することができる。ま
た、転送経路に含まれる各端末から付加された画情報
を、最終的な端末で受信することができるので、定期的
な情報収拾などを効率よく実現することができる。ま
た、エラー検出時には、エラー発生通知のためのエラー
レポートを、転送開始局に通知するようにしているの
で、その転送動作を設定したユーザが転送動作の実行状
態を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、効率的な転送機能を実
現できるファクシミリ装置の伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ファクシミリ装置の中継機能(転
送機能)では、中継依頼局が中継局に対して宛先局を指
定した中継送信依頼し、画情報を送信する。そして、中
継局では、指定された宛先局を発呼し、転送依頼局から
受信した画情報を宛先局に対して送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の中継機能では、中継局から宛先局への単純な
中継動作しか行わないので、使い勝手が悪いという不都
合を生じていた。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、効率的な転送機能を実現できるファクシミリ
装置の伝送制御方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、追加転送開始
局は、追加転送経路を形成する複数のファクシミリ装置
の宛先情報をその追加転送経路の順序に配置してなる追
加転送経路テーブルを形成し、この追加転送経路テーブ
ルの最初のアドレス情報の宛先を発呼し、その宛先局に
追加転送モードを通知するとともに、上記追加転送経路
テーブルおよびそのときに設定されている送信画情報を
その宛先局に送信し、この宛先局は、受信した追加転送
経路テーブルの自端末の次に配置されている宛先を発呼
し、その次の宛先局に追加転送モードを通知するととも
に、上記追加転送経路テーブルおよび上記追加転送経路
の上流側局から受信した画情報およびそのときに追加設
定されている送信画情報をその次の宛先局に送信し、上
記追加転送経路テーブルに配置されている各宛先情報の
ファクシミリ装置は、上記宛先局の動作を順次行うよう
にしたものである。また、前記追加転送テーブルの最終
項目には、前記追加転送開始局の宛先情報が配置され、
上記追加転送開始局は、受信した全ての画情報に対応し
た画像を記録出力するようにする。また、前記宛先局
は、前記次の宛先局に対する画情報送信がエラー終了し
たときには、前記追加転送経路テーブルの最終項目の宛
先に対して、エラー発生を通知するためのエラーレポー
トの画情報を送信するようにする。また、前記宛先局
は、前記次の宛先局に対する画情報送信がエラー終了し
たときには、前記追加転送経路テーブルの最終項目の宛
先に対して、エラー発生を通知するためのエラーレポー
トの画情報およびそのときに上流側局から受信した画情
報を送信するようにする。
【0006】また、追加転送開始局は、追加転送経路を
形成する複数のファクシミリ装置の宛先情報をその追加
転送経路の順序に配置してなる追加転送経路テーブルを
形成し、この追加転送経路テーブルの最初のアドレス情
報の宛先を発呼し、その宛先局に追加転送モードを通知
するとともに、上記追加転送経路テーブルおよびそのと
きに設定されている送信画情報をその宛先局に送信し、
この宛先局は、上流側から受信した画情報の画像を記録
出力する一方、受信した追加転送経路テーブルの自端末
の次に配置されている宛先を発呼し、その次の宛先局に
追加転送モードを通知するとともに、上記追加転送経路
テーブルおよび上記追加転送経路の上流側局から受信し
た画情報およびそのときに追加設定されている送信画情
報をその次の宛先局に送信し、上記追加転送経路テーブ
ルに配置されている各宛先情報のファクシミリ装置は、
上記宛先局の動作を順次行うようにしたものである。ま
た、前記宛先局は、前記次の宛先局に対する画情報送信
がエラー終了したときには、前記追加転送経路テーブル
の最終項目の宛先に対して、エラー発生を通知するため
のエラーレポートの画情報を送信するようにしたもので
ある。また、前記宛先局は、前記次の宛先局に対する画
情報送信がエラー終了したときには、前記追加転送経路
テーブルの最終項目の宛先に対して、エラー発生を通知
するためのエラーレポートの画情報およびそのときに上
流側局から受信した画情報を送信するようにしたもので
ある。
【0007】
【作用】したがって、連続した転送を実現できるととも
に、その転送経路に含まれる各端末が、転送画情報を適
宜に追加することができるので、中継機能の応用範囲が
広がり、効率的な中継(転送)機能を実現することがで
きる。また、転送経路に含まれる各端末から付加された
画情報を、最終的な端末で受信することができるので、
定期的な情報収拾などを効率よく実現することができ
る。また、エラー検出時には、エラー発生通知のための
エラーレポートを、転送開始局に通知するようにしてい
るので、その転送動作を設定したユーザが転送動作の実
行状態を把握することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0009】まず、本実施例にかかる追加転送機能につ
いて説明する。
【0010】例えば、図1に示すように、ファクシミリ
装置FXa,FXb,FXcで追加転送機能を使用する
とき、この場合には、ファクシミリ装置FXaが追加転
送経路の基点になるとともに、終点になる。
【0011】まず、基点となるファクシミリ装置FXa
は、追加転送の経路を形成する追加転送経路テーブル
(後述)を形成し、その追加転送経路テーブルに従っ
て、最初の宛先であるファクシミリ装置FXbを発呼し
て、追加転送セッションを識別するための追加転送識別
情報を通知し、追加転送経路テーブルと転送画情報PF
aを送信する。
【0012】ファクシミリ装置FXbは、追加転送経路
テーブルにおいて、自端末の次の宛先に指定されている
ファクシミリ装置FXcを発呼し、ファクシミリ装置F
Xaから通知された追加転送識別情報を通知し、ファク
シミリ装置FXaから受信した追加転送経路テーブル
と、画情報PFaを送信する。また、このとき、通知さ
れた追加転送識別情報に関連付けられた画情報PFbが
セットされているときには、その画情報PFbも送信す
る。
【0013】ファクシミリ装置FXcは、追加転送経路
テーブルにおいて、自端末の次の宛先に指定されている
ファクシミリ装置FXaを発呼し、ファクシミリ装置F
Xbから通知された追加転送識別情報を通知し、ファク
シミリ装置FXbから受信した追加転送経路テーブル
と、画情報PFa(および画情報PFb)を送信する。
また、このとき、通知された追加転送識別情報に関連付
けられた画情報PFcがセットされているときには、そ
の画情報PFcも送信する。
【0014】このようにして、追加転送経路に含まれる
ファクシミリ装置FXa,FXb,FXcに対して順次
画情報が転送されるとともに、ファクシミリ装置FX
b,FXcで設定される画情報を順次追加して下流側の
ファクシミリ装置に転送している。したがって、定期的
な伝票集計等の動作を、1回の追加転送機能で実現でき
るので、効率的なネットワーク運用が可能となる。
【0015】ここで、追加転送経路テーブルは、例え
ば、図2に示すように、追加転送経路を形成するファク
シミリ装置の宛先情報(電話番号)を、転送経路の順序
にしたがって配置したものを用いることができる。
【0016】図3は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0017】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもの
である。
【0018】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0019】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置8は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0020】グループ3ファクシミリモデム9は、グル
ープ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのもの
であり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム
機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやり
とりするための高速モデム機能(V.33モデム、V.
29モデム、V.27terモデムなど)を備えてい
る。
【0021】網制御装置10は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0022】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、グループ
3ファクシミリモデム9、および、網制御装置10は、
システムバス11に接続されており、これらの各要素間
でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバス1
1を介して行われている。
【0023】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。
【0024】追加転送のために画像蓄積装置8に蓄積さ
れる画情報には、それを管理するための蓄積管理情報が
形成される。この蓄積管理情報の一例を図4(a),
(b)に示す。
【0025】この蓄積管理情報は、おのおのの蓄積画情
報を識別するために設定されているファイル番号、蓄積
画情報が、例えば、親展、時刻指定、同報、中継、およ
び、追加転送などの、いずれの通信種別(複数組み合わ
せ可能)にかかるものであるかをあらわす通信種別(こ
の場合には、追加転送をあらわす情報がセットされ
る)、この蓄積画情報にかかる追加転送セッションを識
別するための追加転送識別情報、この蓄積画情報にかか
る通信の結果をあらわす通信結果、および、最初のペー
ジの画情報を管理している画像管理情報の識別番号を示
す画像管理ポインタからなる。
【0026】また、画像管理情報は、同図(b)に示す
ように、おのおのの画像管理情報を識別するための識別
番号、画像蓄積装置8におけるそのページの画情報の蓄
積領域に関する情報をあらわす蓄積領域情報、および、
次ページの画情報を管理している画像管理情報の識別番
号を示す次画像管理ポインタからなる。なお、この画像
管理情報が最終ページに関するものである場合には、次
画像管理ポインタには、その旨をあらわす情報がセット
される。
【0027】図5は、追加転送を開始する端末装置が実
行する処理例を示している。
【0028】まず、追加転送モードが設定操作されると
(処理101)、ユーザに対して追加転送識別情報を入
力させ(処理102)、上述した転送経路テーブルの各
項目の宛先情報(電話番号)を入力させる(処理10
3)。なお、追加転送経路が固定されているときには、
あらかじめ複数の転送経路テーブルを作成して保存して
おき、この処理103の時点でいずれか所望の転送経路
テーブルを選択させるようにすることができる。
【0029】そして、ユーザの発呼操作が入力される
(処理104)、転送経路テーブルの2番目の要素の宛
先を発呼し(処理105)、相手端末から送出されてく
る被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号NSF、
および、デジタル識別信号DISを受信する(処理10
6)。
【0030】次いで、そのときに使用する伝送機能を設
定し(処理107)、その設定した伝送機能の通知情報
と、追加転送モードを指定する情報、追加転送経路テー
ブルおよび追加転送識別情報を含んだ非標準機能設定信
号NSSを相手端末に送出し(処理108)、そのとき
に選択したモデム速度で所定のモデムトレーニング手順
を実行して(処理109)、使用するモデム速度を設定
する。
【0031】次いで、そのときに指定されている画情報
を送信し(処理110)、画情報の送信を終了すると所
定の伝送後手順を実行し(処理111)、回線を復旧し
て(処理112)、一連の追加転送モード開始時の送信
動作を終了する。
【0032】図6は、着呼検出時の処理例を示してい
る。
【0033】着呼検出すると、まず、着呼応答し(処理
201)、被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号
NSF、および、デジタル識別信号DISを送出した後
に(処理202)、相手端末からの命令を受信する(処
理203)。このときに、追加転送モードが指定された
かどうかを調べ(判断204)、判断204の結果がN
Oになるときには、通常の着信時処理を実行する。
【0034】また、判断204の結果がYESになると
きには、そのときに使用することが指定された伝送機能
を装置内部に設定し(処理205)、そのときに指定さ
れたモデム速度で所定のモデムトレーニング手順を実行
して(処理206)、使用するモデム速度を設定する。
【0035】次いで、相手端末から画情報を受信して、
その受信した画情報を画像蓄積装置8に蓄積し(処理2
07)、画情報の受信を終了すると、所定の伝送後手順
を実行して(処理208)、回線を復旧する(処理20
9)。
【0036】そして、このときに受信した転送経路テー
ブルの内容を調べて、自端末の電話番号が最後の項目に
配置されているかどうかを調べる(判断210)。判断
210の結果がYESになるときには、自端末で設定し
た追加転送モードの通信が、追加転送経路を一周して到
達した場合なので、受信した画情報を符号化復号化部7
で元の画信号に復号化し、その画信号をプロッタ5に転
送し、受信画像をプロッタ5より記録出力する(処理2
11)。この場合、これで、追加転送モードの通信動作
が完了する。
【0037】また、判断210の結果がNOになるとき
には、追加転送処理を起動して(処理212)、この受
信時の処理を終了する。
【0038】追加転送処理の一例を図7および図8に示
す。
【0039】まず、受信した追加転送テーブルの項目の
うち、自端末の電話番号がセットされている項目の次の
項目から電話番号を取り出して、この電話番号を宛先番
号として抽出する(処理301)。
【0040】次いで、その宛先番号を発呼して(処理3
02)、相手端末から送出されてくる被呼局識別信号C
ED、非標準機能識別信号NSF、および、デジタル識
別信号DISを受信する(処理303)。
【0041】次いで、そのときに使用する伝送機能を設
定し(処理304)、その設定した伝送機能の通知情報
と、追加転送モードを指定する情報、通知された追加転
送経路テーブルおよび追加転送識別情報を含んだ非標準
機能設定信号NSSを相手端末に送出し(処理30
5)、そのときに選択したモデム速度で所定のモデムト
レーニング手順を実行して(処理306)、使用するモ
デム速度を設定する。
【0042】次いで、そのときに受信した画情報を1ペ
ージ分送信し(処理307)、1ページ分の画情報の送
信を終了すると、後続ページがあるかどうかを調べる
(判断308)。判断308の結果がYESになるとに
は、メッセージ後信号としてマルチページ信号MPSを
送出し(処理309)、相手端末から応答信号を受信す
ると(処理310)、処理307に戻り、次のページの
画情報の送信動作を実行する。
【0043】また、判断308の結果がNOになると、
そのときに通知されている追加転送識別情報と同じ値
が、追加転送識別情報にセットされている蓄積管理情報
があるかどうかを調べる(判断311)。判断311の
結果がYESになるときには、その蓄積管理情報に対応
した画情報を1ページ分送信し(処理312)、1ペー
ジ分の画情報の送信を終了すると、後続ページがあるか
どうかを調べる(判断313)。判断313の結果がY
ESになるとには、メッセージ後信号としてマルチペー
ジ信号MPSを送出し(処理314)、相手端末から応
答信号を受信すると(処理315)、処理312に戻
り、次のページの画情報の送信動作を実行する。
【0044】また、判断311の結果がNOになると、
メッセージ後信号として手順終了信号EOPを送出し
(処理316)、相手端末から応答信号を受信すると
(処理317)、切断命令信号DCNを送出し(処理3
18)、回線を復旧する(処理319)。
【0045】そして、その画情報送信時に、伝送エラー
が発生しているかどうかを調べ(判断320)、判断3
20の結果がYESになるときには、所定のエラーレポ
ート送信処理を実行する(処理321)。また、判断3
20の結果がNOになるときには、この動作を終了す
る。
【0046】図9は、エラーレポート送信処理の一例を
示している。
【0047】まず、受信した追加転送テーブルの最後の
項目から電話番号を取り出して、この電話番号を宛先番
号として抽出する(処理401)。そして、追加転送動
作が自端末で途切れ、それ以降の動作ができなかったこ
とを通知するための所定のエラーレポートを作成し(処
理402)、そのエラーレポートを表示する画像を形成
し、所定の符号化方式で符号化圧縮し、画像蓄積装置8
に蓄積する(処理403)。
【0048】次に、そのときに抽出した宛先を発呼し
(処理404)、所定の伝送前手順処理を実行して伝送
機能を設定し(処理405)、蓄積しているエラーレポ
ートの画情報と、追加転送経路の次の宛先に送信すべき
であった画情報(上流側局から受信した画情報と、自端
末に設定されていた追加画情報)を送信する(処理40
6)。そして、画情報送信を終了すると、所定の伝送後
手順を実行し(処理407)、回線を復旧して(処理4
08)、一例の動作を終了する。
【0049】このようにして、本実施例では、追加転送
が途中でエラー終了したときには、追加転送の開始局に
対して、エラーレポートと、それまでに追加転送で収拾
された画情報を送信するようにしているので、その追加
転送の開始局では、ある程度の情報収拾を実現できると
ともに、同じ追加転送モードを再実行する必要がないの
で、装置の運用効率が向上する。
【0050】ところで、上述した実施例では、追加転送
経路の最終端末でのみ、画情報を記録出力しているが、
追加転送経路の中間の各端末で画情報を記録出力するよ
うにしてもよい。
【0051】図10は、着呼検出時の他の処理例を示し
ている。
【0052】着呼検出すると、まず、着呼応答し(処理
501)、被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号
NSF、および、デジタル識別信号DISを送出した後
に(処理502)、相手端末からの命令を受信する(処
理503)。このときに、追加転送モードが指定された
かどうかを調べ(判断504)、判断504の結果がN
Oになるときには、通常の着信時処理を実行する。
【0053】また、判断504の結果がYESになると
きには、そのときに使用することが指定された伝送機能
を装置内部に設定し(処理505)、そのときに指定さ
れたモデム速度で所定のモデムトレーニング手順を実行
して(処理506)、使用するモデム速度を設定する。
【0054】次いで、相手端末から画情報を受信して、
その受信した画情報を画像蓄積装置8に蓄積し(処理5
07)、画情報の受信を終了すると、所定の伝送後手順
を実行して(処理508)、回線を復旧する(処理50
9)。
【0055】そして、受信した画情報を符号化復号化部
7で元の画信号に復号化し、その画信号をプロッタ5に
転送し、受信画像をプロッタ5より記録出力する(処理
510)。次に、追加転送処理を起動して(処理51
2)、この受信時の処理を終了する。
【0056】なお、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置に本発明を適用したが、本発明は、グル
ープ4ファクシミリ装置についても同様にして適用する
ことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続した転送を実現できるとともに、その転送経路に含
まれる各端末が、転送画情報を適宜に追加することがで
きるので、中継機能の応用範囲が広がり、効率的な中継
(転送)機能を実現することができる。また、転送経路
に含まれる各端末から付加された画情報を、最終的な端
末で受信することができるので、定期的な情報収拾など
を効率よく実現することができる。また、エラー検出時
には、エラー発生通知のためのエラーレポートを、転送
開始局に通知するようにしているので、その転送動作を
設定したユーザが転送動作の実行状態を把握することが
できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】追加転送モードを説明するための概略図。
【図2】追加転送経路テーブルの一例を示した概略図。
【図3】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の一例を示したブロック図。
【図4】蓄積管理情報の一例を示した概略図。
【図5】追加転送を開始する端末装置が実行する処理例
を示したフローチャート。
【図6】受信処理の一例を示したフローチャート。
【図7】追加転送処理の一例の一部を示したフローチャ
ート。
【図8】追加転送処理の一例の他の部分を示したフロー
チャート。
【図9】エラーレポート送信処理の一例を示したフロー
チャート。
【図10】受信処理の他の例を示したフローチャート。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 追加転送開始局は、追加転送経路を形成
    する複数のファクシミリ装置の宛先情報をその追加転送
    経路の順序に配置してなる追加転送経路テーブルを形成
    し、この追加転送経路テーブルの最初のアドレス情報の
    宛先を発呼し、その宛先局に追加転送モードを通知する
    とともに、上記追加転送経路テーブルおよびそのときに
    設定されている送信画情報をその宛先局に送信し、 この宛先局は、受信した追加転送経路テーブルの自端末
    の次に配置されている宛先を発呼し、その次の宛先局に
    追加転送モードを通知するとともに、上記追加転送経路
    テーブルおよび上記追加転送経路の上流側局から受信し
    た画情報およびそのときに追加設定されている送信画情
    報をその次の宛先局に送信し、 上記追加転送経路テーブルに配置されている各宛先情報
    のファクシミリ装置は、上記宛先局の動作を順次行うこ
    とを特徴とするファクシミリ装置の伝送制御方法。
  2. 【請求項2】 前記追加転送テーブルの最終項目には、
    前記追加転送開始局の宛先情報が配置され、上記追加転
    送開始局は、受信した全ての画情報に対応した画像を記
    録出力することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置の伝送制御方法。
  3. 【請求項3】 前記宛先局は、前記次の宛先局に対する
    画情報送信がエラー終了したときには、前記追加転送経
    路テーブルの最終項目の宛先に対して、エラー発生を通
    知するためのエラーレポートの画情報を送信することを
    特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置の伝送制御
    方法。
  4. 【請求項4】 前記宛先局は、前記次の宛先局に対する
    画情報送信がエラー終了したときには、前記追加転送経
    路テーブルの最終項目の宛先に対して、エラー発生を通
    知するためのエラーレポートの画情報およびそのときに
    上流側局から受信した画情報を送信することを特徴とす
    る請求項2記載のファクシミリ装置の伝送制御方法。
  5. 【請求項5】 追加転送開始局は、追加転送経路を形成
    する複数のファクシミリ装置の宛先情報をその追加転送
    経路の順序に配置してなる追加転送経路テーブルを形成
    し、この追加転送経路テーブルの最初のアドレス情報の
    宛先を発呼し、その宛先局に追加転送モードを通知する
    とともに、上記追加転送経路テーブルおよびそのときに
    設定されている送信画情報をその宛先局に送信し、 この宛先局は、上流側から受信した画情報の画像を記録
    出力する一方、受信した追加転送経路テーブルの自端末
    の次に配置されている宛先を発呼し、その次の宛先局に
    追加転送モードを通知するとともに、上記追加転送経路
    テーブルおよび上記追加転送経路の上流側局から受信し
    た画情報およびそのときに追加設定されている送信画情
    報をその次の宛先局に送信し、 上記追加転送経路テーブルに配置されている各宛先情報
    のファクシミリ装置は、上記宛先局の動作を順次行うこ
    とを特徴とするファクシミリ装置の伝送制御方法。
  6. 【請求項6】 前記宛先局は、前記次の宛先局に対する
    画情報送信がエラー終了したときには、前記追加転送経
    路テーブルの最終項目の宛先に対して、エラー発生を通
    知するためのエラーレポートの画情報を送信することを
    特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置の伝送制御
    方法。
  7. 【請求項7】 前記宛先局は、前記次の宛先局に対する
    画情報送信がエラー終了したときには、前記追加転送経
    路テーブルの最終項目の宛先に対して、エラー発生を通
    知するためのエラーレポートの画情報およびそのときに
    上流側局から受信した画情報を送信することを特徴とす
    る請求項2記載のファクシミリ装置の伝送制御方法。
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