JPH07106463A - 半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板 - Google Patents
半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板Info
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- JPH07106463A JPH07106463A JP5251955A JP25195593A JPH07106463A JP H07106463 A JPH07106463 A JP H07106463A JP 5251955 A JP5251955 A JP 5251955A JP 25195593 A JP25195593 A JP 25195593A JP H07106463 A JPH07106463 A JP H07106463A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】薄型化及び多端子化が容易な半導体装置を提供
することにある。 【構成】側面に複数のバンプ電極を有する半導体素子1
2と、この半導体素子12が収容される貫通孔17を有
するとともに半導体素子12に対して電気的に絶縁され
たリ−ドホルダ14と、このリ−ドホルダ14によって
保持され一端がリ−ドホルダ14の貫通孔17に面した
壁面から露出してバンプ電極16に電気的に接続された
複数のリ−ド13と、半導体素子12を支持するととも
にその周縁部がリ−ドホルダ14に接合された絶縁テ−
プ18と、半導体素子12とリ−ドホルダ14と絶縁テ
−プ18とを封止しリ−ド13の一部が導出されたパッ
ケ−ジとを具備した。
することにある。 【構成】側面に複数のバンプ電極を有する半導体素子1
2と、この半導体素子12が収容される貫通孔17を有
するとともに半導体素子12に対して電気的に絶縁され
たリ−ドホルダ14と、このリ−ドホルダ14によって
保持され一端がリ−ドホルダ14の貫通孔17に面した
壁面から露出してバンプ電極16に電気的に接続された
複数のリ−ド13と、半導体素子12を支持するととも
にその周縁部がリ−ドホルダ14に接合された絶縁テ−
プ18と、半導体素子12とリ−ドホルダ14と絶縁テ
−プ18とを封止しリ−ド13の一部が導出されたパッ
ケ−ジとを具備した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、多端子で薄型
な半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板
に関する。
な半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10及び図11に示すような
半導体装置1が知られている。この半導体装置1におい
ては、半導体素子2がアイランド3に接着されており、
半導体素子2に形成された多数のバンプ電極4と各バン
プ電極4に対応したリ−ド端子5とが、金属細線6によ
って接続されている。アイランド3とリ−ド端子5とは
共通のリ−ドフレ−ムから打抜かれており、打抜きに伴
って図中に示すように互いに分離される。そして、半導
体素子2、アイランド3、金属細線6、及び、リ−ド端
子5の一部が、合成樹脂製のパッケ−ジ7によって封止
されている。
半導体装置1が知られている。この半導体装置1におい
ては、半導体素子2がアイランド3に接着されており、
半導体素子2に形成された多数のバンプ電極4と各バン
プ電極4に対応したリ−ド端子5とが、金属細線6によ
って接続されている。アイランド3とリ−ド端子5とは
共通のリ−ドフレ−ムから打抜かれており、打抜きに伴
って図中に示すように互いに分離される。そして、半導
体素子2、アイランド3、金属細線6、及び、リ−ド端
子5の一部が、合成樹脂製のパッケ−ジ7によって封止
されている。
【0003】一般に、電子機器や情報機器等には小型化
が要求されており、これらの小型化のための一つの手段
として、使用される半導体装置1の薄型化が有効であ
る。そして、従来は半導体装置1の薄型化のための手段
として、半導体素子2、アイランド3、及び、リ−ド端
子5を薄くすること、更に、パッケ−ジ7を薄肉化する
こと等が行われている。ここで、パッケ−ジ7の薄肉化
とは、パッケ−ジ7の薄型化とは異なり、半導体素子2
或いはアイランド3の周りを覆った樹脂の肉厚を薄くす
ることを意味している。
が要求されており、これらの小型化のための一つの手段
として、使用される半導体装置1の薄型化が有効であ
る。そして、従来は半導体装置1の薄型化のための手段
として、半導体素子2、アイランド3、及び、リ−ド端
子5を薄くすること、更に、パッケ−ジ7を薄肉化する
こと等が行われている。ここで、パッケ−ジ7の薄肉化
とは、パッケ−ジ7の薄型化とは異なり、半導体素子2
或いはアイランド3の周りを覆った樹脂の肉厚を薄くす
ることを意味している。
【0004】また、半導体装置1の高機能化に伴って多
端子化も進んでいる。パッケ−ジ7の外径寸法を維持し
ながらリ−ド端子5の数を増やすためには、1本のリ−
ド端子5の幅や端子ピッチを従来よりも小さく設定する
ことが必要になる。しかし、リ−ド端子5を微細化する
と、リ−ド端子5の先端が曲り易くなり、実装が難しく
なる。そして、リ−ド端子5の変形を原因として、実装
不良が生じ易くなる。
端子化も進んでいる。パッケ−ジ7の外径寸法を維持し
ながらリ−ド端子5の数を増やすためには、1本のリ−
ド端子5の幅や端子ピッチを従来よりも小さく設定する
ことが必要になる。しかし、リ−ド端子5を微細化する
と、リ−ド端子5の先端が曲り易くなり、実装が難しく
なる。そして、リ−ド端子5の変形を原因として、実装
不良が生じ易くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体装置
1の薄型化を図るための従来の技術には以下の各項のよ
うな不具合がある。 (1) 半導体素子2を薄くした場合、半導体素子2の機械
的強度が低下し、半導体装置の信頼性試験時に発生する
熱応力を原因として、半導体素子2にクラックが生じる
ことがある。 (2) アイランド3及びリ−ド端子5を薄くした場合、こ
れらの機械的強度が低下し、樹脂封止の際に、流動する
樹脂の圧力を原因として、アイランド3やリ−ド端子5
が変形することがある。また、アイランド3やリ−ド端
子5の変形を原因として、金属細線6が変形或いは断線
することがある。 (3) パッケ−ジ7を薄肉化した場合、樹脂封止の際に、
樹脂が流れにくくなり、充填不良が発生することがあ
る。また、金属細線6に加わる圧力が大となり、金属細
線6が変形或いは断線し易くなる。 (4) パッケ−ジ7には半導体素子2、アイランド3、及
び、金属細線6が封止されるため、パッケ−ジ7の厚さ
は、これらの厚さ(及び高さ)によって制限される。つ
まり、パッケ−ジ7の薄肉化を進めても、パッケ−ジ7
の厚さをこれらの和よりも小さくすることはできない。
1の薄型化を図るための従来の技術には以下の各項のよ
うな不具合がある。 (1) 半導体素子2を薄くした場合、半導体素子2の機械
的強度が低下し、半導体装置の信頼性試験時に発生する
熱応力を原因として、半導体素子2にクラックが生じる
ことがある。 (2) アイランド3及びリ−ド端子5を薄くした場合、こ
れらの機械的強度が低下し、樹脂封止の際に、流動する
樹脂の圧力を原因として、アイランド3やリ−ド端子5
が変形することがある。また、アイランド3やリ−ド端
子5の変形を原因として、金属細線6が変形或いは断線
することがある。 (3) パッケ−ジ7を薄肉化した場合、樹脂封止の際に、
樹脂が流れにくくなり、充填不良が発生することがあ
る。また、金属細線6に加わる圧力が大となり、金属細
線6が変形或いは断線し易くなる。 (4) パッケ−ジ7には半導体素子2、アイランド3、及
び、金属細線6が封止されるため、パッケ−ジ7の厚さ
は、これらの厚さ(及び高さ)によって制限される。つ
まり、パッケ−ジ7の薄肉化を進めても、パッケ−ジ7
の厚さをこれらの和よりも小さくすることはできない。
【0006】一方、多端子化のためにリ−ド端子5を微
細化すると、リ−ド端子5が外力に対して弱くなり、リ
−ド端子5の先端が容易に変形してしまう。このため、
リ−ド端子5の曲げ加工時、及び、半導体装置の輸送時
や実装時などに、リ−ド端子5が変形し易い。また、リ
−ド端子5の狭ピッチ化に伴って、実装基板へのはんだ
付けが困難になる。
細化すると、リ−ド端子5が外力に対して弱くなり、リ
−ド端子5の先端が容易に変形してしまう。このため、
リ−ド端子5の曲げ加工時、及び、半導体装置の輸送時
や実装時などに、リ−ド端子5が変形し易い。また、リ
−ド端子5の狭ピッチ化に伴って、実装基板へのはんだ
付けが困難になる。
【0007】請求項1及び請求項3の発明は上述のよう
な不具合を解決するためになされたもので、その目的と
するところは、薄型化及び多端子化が容易な半導体装置
を提供することにある。
な不具合を解決するためになされたもので、その目的と
するところは、薄型化及び多端子化が容易な半導体装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために請求項1の発明は、側面に複数のバンプ電
極を有する半導体素子と、この半導体素子が収容される
貫通孔を有するとともに半導体素子に対して電気的に絶
縁された枠状部材と、この枠状部材によって保持され一
端が枠状部材の貫通孔に面した壁面から露出してバンプ
電極に電気的に接続された複数のリ−ドと、半導体素子
を支持するとともにその周縁部が枠状部材に接合された
半導体素子支持部材と、半導体素子と枠状部材と半導体
素子支持部材とを封止しリ−ドの一部が導出されたパッ
ケ−ジとを具備した半導体装置にある。
成するために請求項1の発明は、側面に複数のバンプ電
極を有する半導体素子と、この半導体素子が収容される
貫通孔を有するとともに半導体素子に対して電気的に絶
縁された枠状部材と、この枠状部材によって保持され一
端が枠状部材の貫通孔に面した壁面から露出してバンプ
電極に電気的に接続された複数のリ−ドと、半導体素子
を支持するとともにその周縁部が枠状部材に接合された
半導体素子支持部材と、半導体素子と枠状部材と半導体
素子支持部材とを封止しリ−ドの一部が導出されたパッ
ケ−ジとを具備した半導体装置にある。
【0009】また、請求項3の発明は、端縁部に沿って
複数の電極が設けられた半導体素子と、この半導体素子
が収容される凹陥部を有する半導体素子収容部材と、こ
の半導体素子収容部材に形成された薄膜状の複数の電気
信号伝達部とを具備し、この電気信号伝達部は、半導体
素子収容部材の凹陥部の内側端縁部に沿って設けられ半
導体素子の電極が電気的に接続される複数の内側電極
と、半導体素子収容部材の外側面に設けられた複数の外
側電極と、内側電極及び外側電極を電気的に接続した配
線部とを有する半導体装置にある。そして、これらの発
明は、半導体装置を容易に薄型化及び多端子化できるよ
うにした。
複数の電極が設けられた半導体素子と、この半導体素子
が収容される凹陥部を有する半導体素子収容部材と、こ
の半導体素子収容部材に形成された薄膜状の複数の電気
信号伝達部とを具備し、この電気信号伝達部は、半導体
素子収容部材の凹陥部の内側端縁部に沿って設けられ半
導体素子の電極が電気的に接続される複数の内側電極
と、半導体素子収容部材の外側面に設けられた複数の外
側電極と、内側電極及び外側電極を電気的に接続した配
線部とを有する半導体装置にある。そして、これらの発
明は、半導体装置を容易に薄型化及び多端子化できるよ
うにした。
【0010】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1〜図9に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施例の要部を示して
おり、図中の符号11は半導体装置である。この半導体
装置11には、正方形状の半導体素子12、多数のリ−
ド13、枠状部材としてのリ−ドホルダ14、及び、正
方形状のパッケ−ジ15が備えられている。
いて説明する。図1は本発明の一実施例の要部を示して
おり、図中の符号11は半導体装置である。この半導体
装置11には、正方形状の半導体素子12、多数のリ−
ド13、枠状部材としてのリ−ドホルダ14、及び、正
方形状のパッケ−ジ15が備えられている。
【0011】これらのうち半導体素子12は四つの側面
に多数のバンプ電極16を有している。バンプ電極16
は、導電性の材質からなるもので、半導体素子12の側
面から突出するとともに、各側面において等ピッチで一
列に配設されている。ここで、半導体素子12の回路面
は、半導体素子12の表面或いは裏面のいずれの側であ
ってもよい。
に多数のバンプ電極16を有している。バンプ電極16
は、導電性の材質からなるもので、半導体素子12の側
面から突出するとともに、各側面において等ピッチで一
列に配設されている。ここで、半導体素子12の回路面
は、半導体素子12の表面或いは裏面のいずれの側であ
ってもよい。
【0012】また、リ−ドホルダ14は絶縁性の樹脂
(例えばエポキシ樹脂)からなる板体であり、金型を利
用して矩形枠状に成型されている。リ−ドホルダ14の
中央には正方形状の貫通孔17が形成されており、この
貫通孔17の開口寸法は半導体素子12の外径寸法より
も幾分大きく設定されている。そして、この貫通孔17
に半導体素子12が挿入されている。リ−ドホルダ14
の厚さは半導体素子12の厚さと略等しく設定されてお
り、半導体素子12の表裏の面とリ−ドホルダ14の各
板面は同一平面上に位置している。
(例えばエポキシ樹脂)からなる板体であり、金型を利
用して矩形枠状に成型されている。リ−ドホルダ14の
中央には正方形状の貫通孔17が形成されており、この
貫通孔17の開口寸法は半導体素子12の外径寸法より
も幾分大きく設定されている。そして、この貫通孔17
に半導体素子12が挿入されている。リ−ドホルダ14
の厚さは半導体素子12の厚さと略等しく設定されてお
り、半導体素子12の表裏の面とリ−ドホルダ14の各
板面は同一平面上に位置している。
【0013】図2中に示すように、半導体素子12の裏
面には半導体素子支持部材としての絶縁テ−プ18が貼
付けられている。絶縁テ−プ18は正方形状に加工され
ており、その外形寸法はリ−ドホルダ14と略等しく設
定されている。絶縁テ−プ18の周縁部はリ−ドホルダ
14に達しており、リ−ドホルダの14の板面に貼付け
られている。そして、絶縁テ−プ18は半導体素子12
を、絶縁しながら支持し、リ−ドホルダ14に連結して
いる。本実施例では、絶縁テ−プ18の材質としてポリ
イミド樹脂が採用されている。
面には半導体素子支持部材としての絶縁テ−プ18が貼
付けられている。絶縁テ−プ18は正方形状に加工され
ており、その外形寸法はリ−ドホルダ14と略等しく設
定されている。絶縁テ−プ18の周縁部はリ−ドホルダ
14に達しており、リ−ドホルダの14の板面に貼付け
られている。そして、絶縁テ−プ18は半導体素子12
を、絶縁しながら支持し、リ−ドホルダ14に連結して
いる。本実施例では、絶縁テ−プ18の材質としてポリ
イミド樹脂が採用されている。
【0014】リ−ド13は導電性の材質からなるもの
で、半導体素子12のバンプ電極16の配置に合せて、
リ−ドホルダ14の各片毎に一列に並べられている。ま
た、リ−ド13の配設ピッチは略均一に設定されてい
る。リ−ド13の基端部はリ−ドホルダ14に略水平に
挿入されており、リ−ド13はリ−ドホルダ14の側面
から略垂直に突出している。そして、リ−ド13の配列
ピッチ及び向きはリ−ドホルダ14によって維持されて
いる。
で、半導体素子12のバンプ電極16の配置に合せて、
リ−ドホルダ14の各片毎に一列に並べられている。ま
た、リ−ド13の配設ピッチは略均一に設定されてい
る。リ−ド13の基端部はリ−ドホルダ14に略水平に
挿入されており、リ−ド13はリ−ドホルダ14の側面
から略垂直に突出している。そして、リ−ド13の配列
ピッチ及び向きはリ−ドホルダ14によって維持されて
いる。
【0015】さらに、リ−ド13の基端部はリ−ドホル
ダ14の貫通孔17に達しており、リ−ド13の基端面
はリ−ドホルダ14の内周壁に面一で露出している。リ
−ド13の基端面には半導体素子12のバンプ電極16
が接触しており、リ−ド13とバンプ電極16によっ
て、半導体素子12に繋がる信号伝達経路が構成されて
いる。そして、リ−ド13とバンプ電極16との接触
は、絶縁テ−プ18によって確保されている。また、リ
−ド13とバンプ電極16との位置合せは、半導体素子
12をリ−ドホルダ14の貫通孔17に挿入することに
伴って、自動的に行われる。
ダ14の貫通孔17に達しており、リ−ド13の基端面
はリ−ドホルダ14の内周壁に面一で露出している。リ
−ド13の基端面には半導体素子12のバンプ電極16
が接触しており、リ−ド13とバンプ電極16によっ
て、半導体素子12に繋がる信号伝達経路が構成されて
いる。そして、リ−ド13とバンプ電極16との接触
は、絶縁テ−プ18によって確保されている。また、リ
−ド13とバンプ電極16との位置合せは、半導体素子
12をリ−ドホルダ14の貫通孔17に挿入することに
伴って、自動的に行われる。
【0016】ここで、リ−ド13の厚さはリ−ドホルダ
14の厚さと略一致している。また、本実施例では、リ
−ド13の断面形状は縦長の長方形に設定されている。
さらに、図1においては、図が繁雑になることを避ける
ために、リ−ド13の数の一部が省略されている。
14の厚さと略一致している。また、本実施例では、リ
−ド13の断面形状は縦長の長方形に設定されている。
さらに、図1においては、図が繁雑になることを避ける
ために、リ−ド13の数の一部が省略されている。
【0017】パッケ−ジ15は樹脂材料からなるもの
で、半導体素子12、リ−ドホルダ14、絶縁テ−プ1
8、及び、リ−ド13の基端部を封止している。そし
て、パッケ−ジ15の各側面からリ−ド13の先端側が
突出しており、リ−ド13のパッケ−ジ15から突出し
た部分はガルウイング型に成形されている。ここで、図
1においてはリ−ド12の基端側のみが示されている。
また、本実施例では、パッケ−ジ15の材質としてエポ
キシ樹脂が採用されている。
で、半導体素子12、リ−ドホルダ14、絶縁テ−プ1
8、及び、リ−ド13の基端部を封止している。そし
て、パッケ−ジ15の各側面からリ−ド13の先端側が
突出しており、リ−ド13のパッケ−ジ15から突出し
た部分はガルウイング型に成形されている。ここで、図
1においてはリ−ド12の基端側のみが示されている。
また、本実施例では、パッケ−ジ15の材質としてエポ
キシ樹脂が採用されている。
【0018】図4に示すように、バンプ電極15の形成
及びリ−ドホルダ14の作製は、半導体素子12をリ−
ドホルダ14に収容する作業に先立って行われている。
リ−ドホルダ14の成形の際に、リ−ド13をリ−ドホ
ルダ14に一体化することが可能である。さらに、半導
体素子12をリ−ドホルダ14に収容すると同時に、バ
ンプ電極15とリ−ド13とが接続される。また、半導
体素子12とリ−ドホルダ14とが絶縁テ−プ18によ
って連結される。そして、この後、樹脂封止が行われパ
ッケ−ジ15が作製される。
及びリ−ドホルダ14の作製は、半導体素子12をリ−
ドホルダ14に収容する作業に先立って行われている。
リ−ドホルダ14の成形の際に、リ−ド13をリ−ドホ
ルダ14に一体化することが可能である。さらに、半導
体素子12をリ−ドホルダ14に収容すると同時に、バ
ンプ電極15とリ−ド13とが接続される。また、半導
体素子12とリ−ドホルダ14とが絶縁テ−プ18によ
って連結される。そして、この後、樹脂封止が行われパ
ッケ−ジ15が作製される。
【0019】上述のような半導体装置11においては、
半導体素子12の側面にバンプ電極16が形成されてお
り、このバンプ電極16がリ−ド13の端面に接触して
いるので、金属細線を用いることなく半導体素子12と
リ−ド13とを電気的に接続することができる。したが
って、金属細線のル−プの高さによって制限されること
なく、半導体装置11を薄型化することが可能になる。
半導体素子12の側面にバンプ電極16が形成されてお
り、このバンプ電極16がリ−ド13の端面に接触して
いるので、金属細線を用いることなく半導体素子12と
リ−ド13とを電気的に接続することができる。したが
って、金属細線のル−プの高さによって制限されること
なく、半導体装置11を薄型化することが可能になる。
【0020】また、ボンディングワイヤを省略して半導
体装置11を薄型化できるので、半導体素子12やリ−
ド13の厚さを薄く設定する必要がない。したがって、
半導体素子12やリ−ド13の機械的強度を低下させず
に済む。
体装置11を薄型化できるので、半導体素子12やリ−
ド13の厚さを薄く設定する必要がない。したがって、
半導体素子12やリ−ド13の機械的強度を低下させず
に済む。
【0021】さらに、金属細線が不要であるので、封止
の際のボンディングワイヤの変形や断線の心配がなくな
り、半導体装置11の信頼性が向上する。また、リ−ド
13がリ−ドホルダ14によって保持されているので、
バンプ電極16とリ−ド13との接続の際(半導体素子
12をリ−ドホルダ13の貫通孔17に挿入する際)
や、樹脂封止の際等にリ−ド13の変形や位置ずれを防
止できる。
の際のボンディングワイヤの変形や断線の心配がなくな
り、半導体装置11の信頼性が向上する。また、リ−ド
13がリ−ドホルダ14によって保持されているので、
バンプ電極16とリ−ド13との接続の際(半導体素子
12をリ−ドホルダ13の貫通孔17に挿入する際)
や、樹脂封止の際等にリ−ド13の変形や位置ずれを防
止できる。
【0022】さらに、半導体素子12をリ−ドホルダ1
3の貫通孔に挿入すると同時にバンプ電極16とリ−ド
13とが接続されるので、両者13、16の接続が容易
である。
3の貫通孔に挿入すると同時にバンプ電極16とリ−ド
13とが接続されるので、両者13、16の接続が容易
である。
【0023】さらに、半導体素子12が絶縁テ−プ18
を介してリ−ドホルダ14に連結されているので、封止
の際に半導体素子12が傾くことを防止できる。また、
バンプ電極16とリ−ド13とを常に接触させることが
できる。
を介してリ−ドホルダ14に連結されているので、封止
の際に半導体素子12が傾くことを防止できる。また、
バンプ電極16とリ−ド13とを常に接触させることが
できる。
【0024】なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
はリ−ド13の厚さがリ−ドホルダ14の厚さと略等し
く設定されているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、リ−ド13の厚さをリ−ドホルダ14
よりも小としてもよい。この場合は、リ−ド13がリ−
ドホルダ14によって厚さ方向及び配列方向ともにより
強固に保持される。
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
はリ−ド13の厚さがリ−ドホルダ14の厚さと略等し
く設定されているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、リ−ド13の厚さをリ−ドホルダ14
よりも小としてもよい。この場合は、リ−ド13がリ−
ドホルダ14によって厚さ方向及び配列方向ともにより
強固に保持される。
【0025】また、本実施例では半導体素子支持部材と
してポリイミド製絶縁テ−プ18が採用されているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばガラス
やセラミック等からなる薄いシ−トを絶縁性の接着剤と
組合わせて利用してもよい。
してポリイミド製絶縁テ−プ18が採用されているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばガラス
やセラミック等からなる薄いシ−トを絶縁性の接着剤と
組合わせて利用してもよい。
【0026】さらに、リ−ドホルダ14として樹脂成型
品が用いられているが、この他に、絶縁性材料からなる
焼結体を利用してもよい。また、所定の形状の絶縁性部
材をリ−ド13間に挟み込んでもよい。
品が用いられているが、この他に、絶縁性材料からなる
焼結体を利用してもよい。また、所定の形状の絶縁性部
材をリ−ド13間に挟み込んでもよい。
【0027】また、バンプ電極16の形状は、リ−ド1
3の基端面に確実に接触させることができれば、特に制
限されない。さらに、リ−ド13の基端面にバンプ電極
16を嵌合させるための凹陥部を形成してもよい。ま
た、リ−ド13の基端部及びリ−ドホルダ14の内周縁
部に、半導体素子12の収容の際のガイドとなるテ−パ
を形成してもよい。
3の基端面に確実に接触させることができれば、特に制
限されない。さらに、リ−ド13の基端面にバンプ電極
16を嵌合させるための凹陥部を形成してもよい。ま
た、リ−ド13の基端部及びリ−ドホルダ14の内周縁
部に、半導体素子12の収容の際のガイドとなるテ−パ
を形成してもよい。
【0028】また、本実施例では、絶縁テ−プ18を介
して半導体素子12がリ−ドホルダ13に連結されてい
るが、例えば、図5及び図6に示す半導体装置21のよ
うに、絶縁テ−プ18の代りに放熱板22を用いてもよ
い。
して半導体素子12がリ−ドホルダ13に連結されてい
るが、例えば、図5及び図6に示す半導体装置21のよ
うに、絶縁テ−プ18の代りに放熱板22を用いてもよ
い。
【0029】すなわち、この半導体装置21において
は、Al合金等からなる放熱板22が電気絶縁性を有す
る接着剤23を介して半導体素子12とリ−ドホルダ1
4とに接合されている。さらに、放熱板22の半導体素
子12の側に対して逆の板面24がパッケ−ジ15の表
面25から面一で露出している。また、放熱板22の側
面には段差26が形成されており、この段差26は半導
体素子12の側に拡がっている。
は、Al合金等からなる放熱板22が電気絶縁性を有す
る接着剤23を介して半導体素子12とリ−ドホルダ1
4とに接合されている。さらに、放熱板22の半導体素
子12の側に対して逆の板面24がパッケ−ジ15の表
面25から面一で露出している。また、放熱板22の側
面には段差26が形成されており、この段差26は半導
体素子12の側に拡がっている。
【0030】半導体素子12に発生した熱は放熱板22
に伝わり、放熱板22の板面24からパッケ−ジ15の
外へ放出される。また、放熱板22は段差26を利用し
てパッケ−ジ15に係合しており、この段差26によっ
て放熱板22の抜け落ちが防止される。
に伝わり、放熱板22の板面24からパッケ−ジ15の
外へ放出される。また、放熱板22は段差26を利用し
てパッケ−ジ15に係合しており、この段差26によっ
て放熱板22の抜け落ちが防止される。
【0031】このような半導体装置21においても前述
の実施例と同様な効果が得られるとともに、前述の半導
体装置11に比べて放熱効果を高めることができる。し
たがって、このタイプの半導体装置21は、半導体素子
12の消費電力が大きく発熱量の多い場合に有効であ
る。
の実施例と同様な効果が得られるとともに、前述の半導
体装置11に比べて放熱効果を高めることができる。し
たがって、このタイプの半導体装置21は、半導体素子
12の消費電力が大きく発熱量の多い場合に有効であ
る。
【0032】つぎに、本発明の第2実施例を図7〜図9
に基づいて説明する。図7〜図9は本発明の第2実施例
を示すもので、図中の符号31は半導体装置、符号32
は実装基板である。半導体装置31は、図9中に示すよ
うに、半導体素子33、半導体素子収容部材としての下
側セラミックプレ−ト(以下、下側プレ−トと称する)
34、覆い体としての上側セラミックプレ−ト(以下、
上側プレ−トと称する)35を有している。
に基づいて説明する。図7〜図9は本発明の第2実施例
を示すもので、図中の符号31は半導体装置、符号32
は実装基板である。半導体装置31は、図9中に示すよ
うに、半導体素子33、半導体素子収容部材としての下
側セラミックプレ−ト(以下、下側プレ−トと称する)
34、覆い体としての上側セラミックプレ−ト(以下、
上側プレ−トと称する)35を有している。
【0033】これらのうち半導体素子33は正方形状に
切出されている。半導体素子33の一方の板面が回路面
36であり、この回路面34の周縁部においては、四つ
の辺に沿って多数の電極が配設されている。ここで、図
9では、回路面36が下方に向けられており、電極は半
導体素子33の背面に隠れている。
切出されている。半導体素子33の一方の板面が回路面
36であり、この回路面34の周縁部においては、四つ
の辺に沿って多数の電極が配設されている。ここで、図
9では、回路面36が下方に向けられており、電極は半
導体素子33の背面に隠れている。
【0034】下側プレ−ト34は正方形状に成形されて
おり、一方の板面37の中央部に第1の凹陥部38を有
している。第1の凹陥部38は正方形状に開口してお
り、開口寸法は半導体素子33の外径寸法と略同じく設
定されている。さらに、第1の凹陥部38の底39は略
平坦に加工されている。また、第1の凹陥部38の深さ
は、半導体素子33の厚さよりも小さく(ここでは約1
/2に)設定されている。そして、下側プレ−ト34の
四つの側面40は円弧状に湾曲して突出している。
おり、一方の板面37の中央部に第1の凹陥部38を有
している。第1の凹陥部38は正方形状に開口してお
り、開口寸法は半導体素子33の外径寸法と略同じく設
定されている。さらに、第1の凹陥部38の底39は略
平坦に加工されている。また、第1の凹陥部38の深さ
は、半導体素子33の厚さよりも小さく(ここでは約1
/2に)設定されている。そして、下側プレ−ト34の
四つの側面40は円弧状に湾曲して突出している。
【0035】下側プレ−ト34には、導電性の材質から
なる多数の電気信号伝達部41が薄膜状に形成されてお
り、これら電気信号伝達部41は第1の凹陥部38の周
囲に放射状に配設されている。そして、電気信号伝達部
41は、内側電極42と外側電極43、及び、両電極4
2、43を接続した配線部44を有している。
なる多数の電気信号伝達部41が薄膜状に形成されてお
り、これら電気信号伝達部41は第1の凹陥部38の周
囲に放射状に配設されている。そして、電気信号伝達部
41は、内側電極42と外側電極43、及び、両電極4
2、43を接続した配線部44を有している。
【0036】内側電極42は第1の凹陥部38の底39
の周縁部(第1の凹陥部38の内側端縁部)に形成され
ており、外側電極43は下側プレ−ト34の側面40に
形成されている。さらに、内側電極42の配置は半導体
素子33の電極の配置に一致しており、外側電極43の
配設ピッチは内側電極42に比べて大きく設定されてい
る。
の周縁部(第1の凹陥部38の内側端縁部)に形成され
ており、外側電極43は下側プレ−ト34の側面40に
形成されている。さらに、内側電極42の配置は半導体
素子33の電極の配置に一致しており、外側電極43の
配設ピッチは内側電極42に比べて大きく設定されてい
る。
【0037】配線部44は下側プレ−ト34の板面37
上に直線状に形成されている。さらに配線部44の内側
の端部は折曲されており、板面37と第1の凹陥部38
の壁面とに跨がっている。
上に直線状に形成されている。さらに配線部44の内側
の端部は折曲されており、板面37と第1の凹陥部38
の壁面とに跨がっている。
【0038】ここで、図7〜図9においては、図が繁雑
になることを避けるために、電気信号伝達部41の数の
一部が省略されている。下側プレ−ト34の第1の凹陥
部38には半導体素子33が収容されている。半導体素
子33の電極は信号伝達部41の内側電極42に下向き
に接触している。そして、半導体素子33の電極と内側
電極42との位置合せは、半導体素子33の収容に伴っ
て自動的に行われる。
になることを避けるために、電気信号伝達部41の数の
一部が省略されている。下側プレ−ト34の第1の凹陥
部38には半導体素子33が収容されている。半導体素
子33の電極は信号伝達部41の内側電極42に下向き
に接触している。そして、半導体素子33の電極と内側
電極42との位置合せは、半導体素子33の収容に伴っ
て自動的に行われる。
【0039】上側プレ−ト35は平板状に成形されてお
り、上側プレ−ト35の一方の板面(図9中の背面)の
中央には矩形な第2の凹陥部45が形成されている。第
2の凹陥部45の開口寸法は、半導体素子33の外径寸
法と略同じく設定されている。さらに、上側プレ−ト3
5は下側プレ−ト34に同心的に重ねられている。
り、上側プレ−ト35の一方の板面(図9中の背面)の
中央には矩形な第2の凹陥部45が形成されている。第
2の凹陥部45の開口寸法は、半導体素子33の外径寸
法と略同じく設定されている。さらに、上側プレ−ト3
5は下側プレ−ト34に同心的に重ねられている。
【0040】半導体素子33の下側プレ−ト34から突
出した部分は、上側プレ−ト35の第2の凹陥部45に
進入している。上側プレ−ト35と下側プレ−ト34は
互いの板面を合せて接合されており、下側プレ−ト34
の板面37は上側プレ−ト35によって覆い隠されてい
る。両プレ−ト34、35の接合には電気絶縁性の接着
剤(図示しない)が用いられている。
出した部分は、上側プレ−ト35の第2の凹陥部45に
進入している。上側プレ−ト35と下側プレ−ト34は
互いの板面を合せて接合されており、下側プレ−ト34
の板面37は上側プレ−ト35によって覆い隠されてい
る。両プレ−ト34、35の接合には電気絶縁性の接着
剤(図示しない)が用いられている。
【0041】なお、本実施例では、両プレ−ト34、3
5の外径寸法の大きさの関係は、下側プレ−ト34の側
面40が上側プレ−ト35の側面46の外側に突出する
よう設定されている。
5の外径寸法の大きさの関係は、下側プレ−ト34の側
面40が上側プレ−ト35の側面46の外側に突出する
よう設定されている。
【0042】前記実装基板32の基板本体32aには、
半導体装置収容用の凹陥部としての貫通孔47が設けら
れている。この貫通孔47は実装基板32の板面48に
正方形状に開口しており、開口寸法は半導体装置31の
下側プレ−ト35の外径寸法と略等しく設定されてい
る。さらに、貫通孔47の四つの内壁面49は円弧状に
湾曲しながら窪んでおり、この内壁面49の曲率は下側
プレ−ト34の側面40の曲率と略等しく設定されてい
る。
半導体装置収容用の凹陥部としての貫通孔47が設けら
れている。この貫通孔47は実装基板32の板面48に
正方形状に開口しており、開口寸法は半導体装置31の
下側プレ−ト35の外径寸法と略等しく設定されてい
る。さらに、貫通孔47の四つの内壁面49は円弧状に
湾曲しながら窪んでおり、この内壁面49の曲率は下側
プレ−ト34の側面40の曲率と略等しく設定されてい
る。
【0043】さらに、貫通孔47の周囲には多数の基板
配線50が配設されている。各基板配線50の一端は貫
通孔47の内壁面49に達しており、内壁面49には基
板側電極51が形成されている。これら基板側電極51
は半導体装置31の外側電極43と対応する位置関係を
有しており、各内壁面49毎に所定のピッチで配設され
ている。
配線50が配設されている。各基板配線50の一端は貫
通孔47の内壁面49に達しており、内壁面49には基
板側電極51が形成されている。これら基板側電極51
は半導体装置31の外側電極43と対応する位置関係を
有しており、各内壁面49毎に所定のピッチで配設され
ている。
【0044】図8に示すように、実装基板32の貫通孔
47には半導体装置33が挿入されて収容される。半導
体装置31の挿入に伴って、下側プレ−ト34の側面4
0が貫通孔47の内壁面49に係止し、半導体装置31
が実装基板32に嵌合する。
47には半導体装置33が挿入されて収容される。半導
体装置31の挿入に伴って、下側プレ−ト34の側面4
0が貫通孔47の内壁面49に係止し、半導体装置31
が実装基板32に嵌合する。
【0045】半導体装置31の外側電極43と実装基板
32の基板側電極51とは対応する位置関係にあるの
で、半導体装置31の嵌合に伴って、外側電極43と実
装基板32の基板側電極51とが接触する。つまり、半
導体装置31を実装基板32に嵌合させるのと同時に、
半導体装置31と実装基板32に跨がる信号伝達経路が
形成され、半導体装置31の実装が完了する。さらに、
半導体装置31の保持は、下側プレ−ト34の側面40
と実装基板32の内壁面49との間の凹凸を利用して行
われている。
32の基板側電極51とは対応する位置関係にあるの
で、半導体装置31の嵌合に伴って、外側電極43と実
装基板32の基板側電極51とが接触する。つまり、半
導体装置31を実装基板32に嵌合させるのと同時に、
半導体装置31と実装基板32に跨がる信号伝達経路が
形成され、半導体装置31の実装が完了する。さらに、
半導体装置31の保持は、下側プレ−ト34の側面40
と実装基板32の内壁面49との間の凹凸を利用して行
われている。
【0046】上述のような半導体装置31においては、
下側プレ−ト34に薄膜状の信号伝達部41が形成され
ているので、半導体装置31の外側に突出するリ−ドが
不要になる。このため、リ−ドの変形や、これを原因と
する実装不良の発生の恐れがなくなる。
下側プレ−ト34に薄膜状の信号伝達部41が形成され
ているので、半導体装置31の外側に突出するリ−ドが
不要になる。このため、リ−ドの変形や、これを原因と
する実装不良の発生の恐れがなくなる。
【0047】また、半導体素子33が下側プレ−ト34
と上側プレ−ト35に収容されていりので、これらを単
に重ねた場合に比べて半導体装置31の厚さは小さくな
る。さらに、上述の半導体装置31と実装基板32によ
れば、半導体装置31を実装基板32の貫通孔47に差
込むだけで電極の位置合せ及び半導体装置31の保持が
行えるので、半田付けが不要であり、実装が容易であ
る。
と上側プレ−ト35に収容されていりので、これらを単
に重ねた場合に比べて半導体装置31の厚さは小さくな
る。さらに、上述の半導体装置31と実装基板32によ
れば、半導体装置31を実装基板32の貫通孔47に差
込むだけで電極の位置合せ及び半導体装置31の保持が
行えるので、半田付けが不要であり、実装が容易であ
る。
【0048】なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
は下側プレ−ト34及び上側プレ−ト35の材質にセラ
ミックが採用されているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、樹脂等を利用してもよい。
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
は下側プレ−ト34及び上側プレ−ト35の材質にセラ
ミックが採用されているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、樹脂等を利用してもよい。
【0049】また、下側プレ−ト34の側面40や貫通
孔47の内壁面49の形状を円弧状としたが、例えば、
楔形や多角形状等のように種々の形状を採用することが
可能である。
孔47の内壁面49の形状を円弧状としたが、例えば、
楔形や多角形状等のように種々の形状を採用することが
可能である。
【0050】また、本実施例では、下側プレ−ト34の
第1の凹陥部38の深さが半導体素子33の厚さよりも
小さく設定されているが、例えば、第1の凹陥部38の
深さと半導体素子33の厚さとを一致させれば、上側プ
レ−ト35の第2の凹陥部45は不要になる。
第1の凹陥部38の深さが半導体素子33の厚さよりも
小さく設定されているが、例えば、第1の凹陥部38の
深さと半導体素子33の厚さとを一致させれば、上側プ
レ−ト35の第2の凹陥部45は不要になる。
【0051】さらに、上側プレ−ト34の材質を高熱伝
性を有する金属材料(例えばAl合金など)にすれば、
上側プレ−ト35を放熱板として利用でき、高い放熱効
果を得ることができる。また、半導体素子33の電極に
バンプを形成すれば、内側電極42との接続の信頼性が
高まる。
性を有する金属材料(例えばAl合金など)にすれば、
上側プレ−ト35を放熱板として利用でき、高い放熱効
果を得ることができる。また、半導体素子33の電極に
バンプを形成すれば、内側電極42との接続の信頼性が
高まる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
側面に複数のバンプ電極を有する半導体素子と、この半
導体素子が収容される貫通孔を有するとともに半導体素
子に対して電気的に絶縁された枠状部材と、この枠状部
材によって保持され一端が枠状部材の貫通孔に面した壁
面から露出してバンプ電極に電気的に接続された複数の
リ−ドと、半導体素子を支持するとともにその周縁部が
枠状部材に接合された半導体素子支持部材と、半導体素
子と枠状部材と半導体素子支持部材とを封止しリ−ドの
一部が導出されたパッケ−ジとを具備した。
側面に複数のバンプ電極を有する半導体素子と、この半
導体素子が収容される貫通孔を有するとともに半導体素
子に対して電気的に絶縁された枠状部材と、この枠状部
材によって保持され一端が枠状部材の貫通孔に面した壁
面から露出してバンプ電極に電気的に接続された複数の
リ−ドと、半導体素子を支持するとともにその周縁部が
枠状部材に接合された半導体素子支持部材と、半導体素
子と枠状部材と半導体素子支持部材とを封止しリ−ドの
一部が導出されたパッケ−ジとを具備した。
【0053】また、請求項3の発明は、端縁部に沿って
複数の電極が設けられた半導体素子と、この半導体素子
が収容される凹陥部を有する半導体素子収容部材と、こ
の半導体素子収容部材に形成された薄膜状の複数の電気
信号伝達部とを具備し、この電気信号伝達部は、半導体
素子収容部材の凹陥部の内側端縁部に沿って設けられ半
導体素子の電極が電気的に接続される複数の内側電極
と、半導体素子収容部材の外側面に設けられた複数の外
側電極と、内側電極及び外側電極を電気的に接続した配
線部とを有する。そして、これらの発明によれば、半導
体装置を容易に薄型化及び多端子化できるという効果が
ある。
複数の電極が設けられた半導体素子と、この半導体素子
が収容される凹陥部を有する半導体素子収容部材と、こ
の半導体素子収容部材に形成された薄膜状の複数の電気
信号伝達部とを具備し、この電気信号伝達部は、半導体
素子収容部材の凹陥部の内側端縁部に沿って設けられ半
導体素子の電極が電気的に接続される複数の内側電極
と、半導体素子収容部材の外側面に設けられた複数の外
側電極と、内側電極及び外側電極を電気的に接続した配
線部とを有する。そして、これらの発明によれば、半導
体装置を容易に薄型化及び多端子化できるという効果が
ある。
【図1】本発明の第1実施例の半導体装置の要部を一部
透視して示す斜視図。
透視して示す斜視図。
【図2】本発明の第1実施例の半導体装置を一部透視し
て示す側面図。
て示す側面図。
【図3】図2中の円IVで囲った部分の拡大図。
【図4】本発明の第1実施例の半導体装置の製造方法を
示す工程図。
示す工程図。
【図5】変形例の半導体装置を一部透視して示す側面
図。
図。
【図6】図5中の円Vで囲った部分の拡大図。
【図7】本発明の第2実施例の半導体装置と実装基板を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図8】本発明の第2実施例の半導体装置の実装の様子
を示す説明図。
を示す説明図。
【図9】本発明の第2実施例の半導体装置を分解して示
す斜視図。
す斜視図。
【図10】一般の半導体装置を一部省略して示す平面
図。
図。
【図11】一般の半導体装置を一部省略して示す側面
図。
図。
11…半導体装置、12…半導体素子、13…リ−ド、
14…リ−ドホルダ(枠状部材)、15…パッケ−ジ、
16…バンプ電極、17…貫通孔、18…絶縁テ−プ
(半導体素子支持部材)、31…半導体装置、32…実
装基板、32a…基板本体、33…半導体素子、34…
下側セラミックプレ−ト(半導体素子収容部材)、35
…上側セラミックプレ−ト(覆い体)、38…第1の凹
陥部(凹陥部)、41…電気信号伝達部、42…内側電
極、43…外側電極、44…配線部、47…貫通孔(凹
陥部)、50…基板配線、51…基板側電極。
14…リ−ドホルダ(枠状部材)、15…パッケ−ジ、
16…バンプ電極、17…貫通孔、18…絶縁テ−プ
(半導体素子支持部材)、31…半導体装置、32…実
装基板、32a…基板本体、33…半導体素子、34…
下側セラミックプレ−ト(半導体素子収容部材)、35
…上側セラミックプレ−ト(覆い体)、38…第1の凹
陥部(凹陥部)、41…電気信号伝達部、42…内側電
極、43…外側電極、44…配線部、47…貫通孔(凹
陥部)、50…基板配線、51…基板側電極。
Claims (5)
- 【請求項1】 側面に複数のバンプ電極を有する半導体
素子と、この半導体素子が収容される貫通孔を有すると
ともに上記半導体素子に対して電気的に絶縁された枠状
部材と、この枠状部材によって保持され一端が上記枠状
部材の貫通孔に面した壁面から露出して上記バンプ電極
に電気的に接続された複数のリ−ドと、上記半導体素子
を支持するとともにその周縁部が上記枠状部材に接合さ
れた半導体素子支持部材と、上記半導体素子と上記枠状
部材と上記半導体素子支持部材とを封止し上記リ−ドの
一部が導出されたパッケ−ジとを具備した半導体装置。 - 【請求項2】 半導体素子支持部材が半導体素子とリ−
ドとに電気的に絶縁されて接合されるとともにパッケ−
ジから露出した放熱板であることを特徴とする上記請求
項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 端縁部に沿って複数の電極が設けられた
半導体素子と、この半導体素子が収容される凹陥部を有
する半導体素子収容部材と、この半導体素子収容部材に
形成された薄膜状の複数の電気信号伝達部とを具備し、
この電気信号伝達部は、上記半導体素子収容部材の凹陥
部の内側端縁部に沿って設けられ上記半導体素子の電極
が電気的に接続される複数の内側電極と、上記半導体素
子収容部材の外側面に設けられた複数の外側電極と、上
記内側電極及び上記外側電極を電気的に接続した配線部
とを有する半導体装置。 - 【請求項4】 外側電極を露出させて半導体素子と半導
体素子収容部材とを覆い隠す覆い体を備えたことを特徴
とする上記請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】 端縁部に沿って複数の電極が設けられた
半導体素子と、この半導体素子が収容される凹陥部を有
する半導体素子収容部材と、この半導体素子収容部材に
形成された薄膜状の複数の電気信号伝達部とを具備し、
この電気信号伝達部は、上記半導体素子収容部材の凹陥
部の内側端縁部に沿って設けられ上記半導体素子の電極
が電気的に接続される複数の内側電極と、上記半導体素
子収容部材の外側面に設けられた複数の外側電極と、上
記内側電極及び上記外側電極を電気的に接続した配線部
とを有する半導体装置が実装される実装基板において、
基板本体と、この基板本体に設けられ上記半導体装置が
収容される半導体装置収容用の凹陥部と、この凹陥部の
内壁面に一端部を位置させて配設された複数の基板配線
と、上記基板配線の一端部に設けられ上記半導体装置の
外側電極に電気的に接続される複数の基板側電極とを具
備することを特徴とする実装基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251955A JPH07106463A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251955A JPH07106463A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07106463A true JPH07106463A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17230476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5251955A Pending JPH07106463A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 半導体装置及びこの半導体装置が実装される実装基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106463A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034782A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Kyocera Corp | 電子部品収納用パッケージおよび電子装置 |
WO2017110273A1 (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | ホシデン株式会社 | 非接触通信モジュール |
JP2017118476A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | ホシデン株式会社 | 非接触通信モジュール |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP5251955A patent/JPH07106463A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034782A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Kyocera Corp | 電子部品収納用パッケージおよび電子装置 |
WO2017110273A1 (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | ホシデン株式会社 | 非接触通信モジュール |
JP2017118476A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | ホシデン株式会社 | 非接触通信モジュール |
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