JPH07106280B2 - ミシン駆動装置 - Google Patents

ミシン駆動装置

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JPH07106280B2
JPH07106280B2 JP62175179A JP17517987A JPH07106280B2 JP H07106280 B2 JPH07106280 B2 JP H07106280B2 JP 62175179 A JP62175179 A JP 62175179A JP 17517987 A JP17517987 A JP 17517987A JP H07106280 B2 JPH07106280 B2 JP H07106280B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動糸切り機構付きミシンのミシン駆動装置に
関するものである。
従来の技術 近年、ミシン駆動装置は、未熟練者による作業や能率向
上・品質向上のため自動糸切り機構を制御することがで
き、かつ定位置停止機能を有するものが一般的になって
きた。
以下、図面を参照しながら上述した従来のミシン駆動装
置の一例について説明する。
第9図は従来のミシン駆動装置とミシンの一般的配置を
示すもので、第10図は従来のミシン駆動装置のブロック
図を示すものである。第11図、第12図はミシン頭部の主
要な構成を示す。第13図、第14図は糸切り動作時の各部
の動きを示す図である。
以上のように構成された従来のミシン駆動装置につい
て、以下のその動作を説明する。
まず、第9図でミシン1はベルト2を介してモータ3に
連結され回転する。ペダル4を踏み込むとペダルセンサ
5はペダルの動きを検出する。第10図でペダルセンサ5
は駆動指令手段A11,駆動指令手段B16,そして速度設定器
A14を含むことを示している。ペダルを踏み込んだとき
は駆動指令手段A11と速度設定器A14が動作し信号を出力
する。速度設定器A14はペダル4の踏み込み量に対応し
た回転速度を速度制御装置21に指令する。駆動指令手段
A11は切換手段A15を閉じさせ速度設定器A14の信号を速
度制御装置21に伝える。速度制御装置21は速度設定器A1
4からの信号に対応した速度でモータ3を回転させる。
それとともにフリップフロップ(F・F)13がセットさ
れるため、ペダル4を中立に戻し駆動指令手段A11がオ
フした後も速度設定器B19で設定された回転速度でモー
タは回り続ける。通常、速度設定器B19で設定される回
転速度は、針位置検出装置8が停止位置を検出したとき
ただちに停止できるような低い回転速度が設定されてい
る。
そこで、駆動指令手段A11がオフされるとモータ3は急
速に減速し、速度判断手段22が停止可能な低速まで低速
されたと判断したとき、針位置検出装置8からの信号で
F・F13をリセットし、切換手段B20を開にしモータを停
止させる。以上のような動作が一般的に実施されている
ミシン定位置停止機能である。
次に、ペダル4を踏み返したときは、ペダルセンサ5に
含まれる駆動指令手段B16が信号を出力する。
その信号は、AND17により、“定位置動作が完了してい
る。” “ミシンが低速になっている。”その他必要であれば他
の条件を満たすと、シーケンス制御装置18をスタートさ
せる。シーケンス制御装置は、駆動指令手段Bからの信
号、針位置信号そして、それらの信号を基準にした時間
で第14図に示すように各出力信号が変化するよう順序づ
けられ動作でミシンの駆動停止,糸切り機構の糸切りソ
レノイド10,糸ゆるめソレノイド(図示せず)糸払いソ
レノイド9そして布押えソレノイド(図示せず)などを
制御する。
ミシンの自動糸切り機構はミシンの種類によって異なる
が、その一例について説明する。ペダルを踏み込みから
中立にして停止させるときは針位置検出装置8の針下信
号NDがF・F13をリセットした結果なので針下位置に停
止する。針下位置とは通常ミシンの針棒が下死点付近に
なるように調整してある。この状態でペダルを踏み返す
とシーケンス制御手段は第14図のタイムチャートに示す
ように、ミシンを針上位置まで回転させながら糸切りソ
レノイド10を励磁する。糸切りソレノイドは第11図に示
すように、ミシンの下軸25の回転力と自動糸切り機構
(図示せず)をカム26によって接続する。
第13図に示すように、このときの針上位置というのは針
棒27の上死点ではなく、天秤28の上死点である。
というのは、天秤28は第12図に示す上糸29を張ったり緩
めたりするもので、下位置では緩み、上位置では張られ
る。
糸を切るときは上糸は張られていなければならない、そ
れで、天秤の上死点で糸を糸切りメス(図示せず)が切
りそして停止する。従って、停止位置は天秤の上死点で
ある。
また、糸切りメスは針板30の下側にあるので、第12図の
ように糸を切った後、上糸は布31に差し込まれたままに
なっている。これを針32の下側を糸払いソレノイド9に
連結されたレバー33で払うようにして糸を抜く。これを
糸払いと言う。これも糸が緩んでいては払えないので、
糸が張られている天秤の上死点で行う必要がある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第13図に示すよう
に糸切り後の停止位置は天秤の上死点、つまり針棒が上
死点を過ぎ少し下った点に停止し布の出し入れの際、針
先が布に当たり傷をつけてしまうという問題があった。
上記は、太い糸を使った大慣性のミシンの場合に特に顕
著に見られ糸を切った後すぐ停止させることができず、
天秤上死点からもかなり下がった位置に停止してしまっ
ていた。
つまり、糸切り動作を確実に行うためには、針が上死点
から下がった位置で停止させなければならず、ミシンの
性能を制限して使わざるを得ないという問題があった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のミシン駆動装置
は、糸切りのためのシーケンス制御装置でモータの回転
方向を指令し、任意の一定角度、ミシンを逆方向回転さ
せるという構成を備えている。
作用 本発明は上記した構成によって、天秤上死点付近で確実
に糸切り動作を行った後、シーケンス制御装置によりモ
ータに逆方向の回転を指令することで針棒上死点まで戻
し針棒上死点で停止させるよう回転する。
したがって、糸切り動作は天秤上死点付近まで回し確実
に行い、その後引き続きモータを逆方向に回転させるこ
とにより針先と針板との間隔が最大になる針棒死点付近
に停止させることができる。
実施例 以下本発明の一実施例のミシン駆動装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるミシン駆動装置
のブロック構成図を示す。第1図で11は駆動指令手段A
を示し、駆動指令信号は第9図に示すペダル4の動きを
検知するペダルセンサ5からの信号に相当する。その駆
動指令手段A11はAND12を介してフリップフロップ(F・
F)13および切換手段A15に接続される。
速度設定器A14は切換手段A15を介して速度制御装置34に
接続される。実施例では速度設定器A14は前記ペダルセ
ンサ5に含まれ前記ペダル4の踏み込み位置に応じた速
度設定値が出力される。
速度設定器B19は切換手段B20を介して前記速度制御装置
34に接続される。
速度判断手段22は速度検出装置7の信号を受け、シーケ
ンス制御手段36には速度判断手段22からの出力と針位置
検出装置8の針上信号をAND24を介して入力される。ま
た、速度判断手段22の出力と針位置検出装置8の針下信
号とはAND23を介してシーケンス制御手段36とF・F13の
R端子に入力される。さらに速度判断手段22の出力と駆
動指令手段B16の出力とF・F13の出力とはAND17を介
してシーケンス制御手段36に入力される。又、速度検出
装置7の信号はシーケンス制御装置35のなかで角度検出
手段37を介してシーケンス制御手段36に接続されてい
る。駆動指令手段B16は従来例のペダルセンサ5に含ま
れ、ペダル4を踏み返したときと同一の信号が出力され
る。
モータ3は実施例では、DCブラシレスモータを用いてい
る。従って、前記速度検出装置7は位相をずらした2つ
の信号を出力し、前記速度制御装置34の回転方向判断手
段38はその2つの信号で回転方向を判別し制御する。
モータ3はベルト2を介してミシン1を駆動している。
糸切りソレノイド10,糸払いソレノイド9は前記シーケ
ンス制御手段36により駆動される。
第2図はシーケンス制御手段36の動作を実現するフロー
チャートを示す図である。第3図は駆動指令手段B16の
信号,シーケンス制御手段36の出力そしてミシンの回転
速度を示すタイムチャートである。
以上のように構成されたミシン駆動装置について、以下
図を用いてその動作を説明する。
まず、第1図はミシン駆動装置のブロック図を示すもの
であって、ペダルを踏み込んでから中立に戻したときの
定位置動作は従来と同じであり、図示を省略する。
すなわち、ペダル4(図示せず)を踏み込むとペダルセ
ンサ5から駆動指令手段A11が信号を出力するととも
に、速度設定器A14を設定する。速度設定器A14はペダル
4の踏み込み量に対応した回転速度を指令する信号を発
生する。駆動指令手段A11は切換手段A15を閉じさせ速度
設定器A14の信号を速度制御装置34に伝える。速度制御
装置34は速度設定器A14からの信号に対応した速度で、
しかも、速度検出装置7からの2つの信号で回転方向を
判別し、シーケンス制御手段36のROT出力から駆動指令
手段A11による駆動時に出力される正方向回転の指令に
従いモータ3を回転される。
それとともに、FF13がセットされるため、ペダル4を中
立に戻し駆動指令手段A11がオフした後も速度設定器B19
で設定された回転速度でモータ3は回り続ける。通常、
速度設定器B19で設定された回転速度は、針位置検出装
置8が停止位置を検出したときただちに停止できるよう
な低い回転速度が設定されている。そこで、駆動指令手
段A11がオフされるとモータ3は急速に減速し、速度判
断手段22が停止可能な低速まで減速されたと判断したと
き、針位置検出装置8からの信号でFF13をリセットし、
切換手段B20を開にしモータ3を停止させる。以上のよ
うに駆動指令手段A11のオンとオフでは従来例と同じよ
うに一般的ミシンの定位置停止の動作を行う。
ペダル4を踏み返した場合には、ペダルセンサ5に含ま
れる駆動指令手段B16が信号を出力する。
その信号は、AND17により「定位置停止動作が完了して
いる。」、「ミシンが低速になっている。」あるいはそ
の他の各種条件(本実施例では省略している。)を満た
すと、シーケンス制御手段36をスタートさせる。
従来例では、そのシーケンス制御装置手段は針位置信号
や予め定められた時間で各出力信号が変化するように順
序づけられた動作で、ミシンの駆動停止,糸切り機構の
糸切りソレノイド10,糸払いソレノイド9,糸ゆるめソレ
ノイド(図示せず),そして布押さえ上げソレノイド
(図示せず)などだけを制御していた。
実施例ではそれらに加え、モータの正方向回転、逆方向
回転を指示するROT出力を設けている。
シーケンス制御装置35によるペダル踏み返し後の動作を
第1図,第2図,第3図を用いて説明する。
先ず、第2図のフローチャートで、ペダル4を踏み込む
と“駆動指令A"がONし、そのとき、モータの回転方向を
指令する“ROT"信号を含む初期設定を行う。
シーケンス制御装置35がスタートすると、第2図“STAR
T"以降の動作を実行する。すなわち逆方向回転時の角度
を決める速度検出装置7からの信号の数を計数するレジ
スタ“AGL"にミシンの構造から決められた数“RAG"を設
定するなどの初期設定を行う。その後、“SPD"をONしモ
ータ3を回転させ、同時にTRiMをONし糸切りソレノイド
10を作動させる。針位置検出装置8が針上位置を検出
し、針上信号“NU"を出力したら“SPD"をOFFしモータ3
を停止させ、“TRiM"をOFFし糸切りソレノイド9をOFF
する。同時に“WiP"を“T1"の時間だけONし糸払いソレ
ノイド9を作動させる。さらに“T2"の時間を待って再
び“SPD"をONにする。このとき“ROT"は本実施例では逆
方向回転を意味する“L"を出力する。その結果、モータ
3は逆方向回転で再びミシンを駆動する。
モータ3が回転すると速度検出装置7からの信号“PM"
が入力され、その都度角度検出手段37に与えられた初期
値“RAG"から“1"づつ減じられ、それが零になると“SP
D"をOFFしモータ3を停止させる。もし、“T1"+“T2"
の間にモータ3が停止せず、正方向に回転し続けたとき
は、速度制御装置34に含まれる回転方向判断手段38の信
号“DROT"が“H"の信号を出力し、角度検出手段37は“P
M"が入力される度に“RAG"に“1"づつ加算する。
以上のように、第1の実施例によれば、シーケンス制御
手段36で回転方向を指令する構成と、速度検出信号を計
数する角度検出手段37を設けたことにより、糸切り動作
時にミシンを逆方向に任意の角度を回転させ、糸切り動
作完了後に針棒を上死点まで戻すことができる。そのと
きの任意角度とは、適度検出装置の7の1回転あたりの
出力信号数で決まる分解能を持つ。
以下本発明の第2の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第4図は第2の実施例のブロック構成図で、第5図はシ
ーケンス制御装置40の動作を実現するためのフローチャ
ートを示すものである。第2の実施例は第1の実施例
と、角度設定手段39を設けた点が異なるのみである。角
度設定手段は糸切り後の逆方向回転角はミシンの構造に
よって異なるものであり、最適な制御を行うにはミシン
に適合するよう糸切り後の逆方向角を調整する必要があ
るため設けたものである。その動作は、第1の実施例で
述べたシーケンス制御装置がスタートするとき、第2図
のフローチャートではレジスター“AGL"に予め決められ
た数値“RAG"を初期設定していたが、第2の実施例では
第5図のフローチャートに示すように、レジスター“AG
L"に第4図に示す角度設定手段39で設定された数値“SA
G"を初期設定する。
以上のように第2の実施例によれば、糸切り後の逆方向
回転角を任意に設定することができるため、ユーザーが
モータ3のプーリを変更したり、ミシンの構造あるいは
糸切り機構の調整具合が変化しても、それらに適した糸
切り動作を実現することができる。
以下、第3の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
第6図は第3の実施例を示すブロック構成図で、第7図
は第6図に示された補正手段41の詳細を示すブロック構
成図、第8図はシーケンス制御装置42の動作を実現する
フローチャートである。その構成において、第2の実施
例と異なる点は、角度設定手段39で設定された値“SAG"
の値を補正手段によって“CAG"に補正する点である。
以下第3の実施例についてその動作を説明する。ペダル
4の踏み込み、踏み返しによるミシンの駆動・定位置停
止・糸切り機構の動作などは第2の実施例と同じであ
る。そのため、補正手段41について説明する。
先ず、補正手段41は位置検出装置8によりミシンの回転
角度に対する定まった信号を得ることができる。本実施
例では針下信号をNDを観測することでミシン1回転360
度の信号を得ている。また、速度検出装置7によりモー
タの回転角度に対する信号を得ることができる。本実施
例では、モータ1回転毎に360パルスの信号を得てい
る。(これをNREとする。)また、本実施例では速度検
出装置7は90°位相をずらしたA相,B相の2つの信号を
出力し、そのA相のみ用いている。ここで、針下信号
間、つまりミシン1が1回転の間に得られるA相のパル
ス数をカウントする(これをNPMとする。)ことによ
り、COMP=NPM/NREの式でミシン1とモータ3の変速比
“COMP"を得ることができる。例えば、針下信号間にA
相のパルスが200パルスであったとすると、ミシン1回
転360°に対し、モータは200パルス/360パルス=5/9回
転ということが判かる。もし、糸切り後60°だけミシン
1を逆方向回転させたいとき“SAG"に60という数値を設
定すると、補正手段41は60×(5/9)≒33という初期値
“CAG"を角度検出手段37に与える。
本実施例では“5/9"という補正値はミシン駆動装置に電
源を入れた後の最初のペダル踏み込みによるミシンの駆
動で完了してしまい、実用上の不具合はないようにして
いる。
以上のように、第3の実施例によればミシンとモータの
変速比が変わっても、(そして、工業用ミシンはベルト
で駆動することが多く、モータ側のプーリ径は作業者の
都合で取り替えることが多い。)設定通りの角度を糸切
り後逆方向回転させることができる。
なお、本発明はミシンそのものを対象にしていないた
め、実施例では既存の特定ミシン対象としたシーケンス
としたが、他のミシンでもそれに対応したシーケンスで
逆方向回転を含む制御が適用可能なことはいうまでもな
い。実施例では糸払いソレノイド駆動後逆方向回転させ
たが、逆方向回転後糸払いソレノイドを動作させてもよ
い。従って、本発明のミシン駆動装置は逆転しながら糸
切りメスを作動させるというようなミシンにも適用可能
である。
本発明の実施例のシーケンス制御手段36はSPD出力でミ
シンの駆動・停止を指令し、ROT出力で回転方向を指令
しているが、SPD出力をSPDN出力、ROT出力をSPDR出力と
して、SPDNは正方向回転の駆動・停止、そして、SPDRは
逆方向回転の駆動・停止としても良い。
さらに、速度設定器C,速度設定器Dと、切換手段C,切換
手段Dを設け、SPD,あるいはSPDN,SPDRで独立した回転
速度にしても良い。
発明の効果 以上のように本発明は、回転方向を指令できるシーケン
ス制御装置を設け、ミシンの糸切り機構と関連づけてモ
ータを逆方向回転させることで、ミシンの性能を向上さ
せる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第4図,第6図は本発明の実施例におけるミシ
ン駆動装置のブロック構成図、第2図,第5図,第7
図,第8図はシーケンス制御装置の実行フローチャー
ト、第3図はタイムチャートをそれぞれ示す。 第9図はミシンとミシン駆動装置の全体の配置を示す全
体図、第10図は従来例におけるミシン駆動装置のブロッ
ク構成図、第11図はミシン頭部の主要部分を示す斜視
図、第12図は針部を示す詳細図第13図は一般的ミシンの
針棒と天秤の動きの関係を示した図、第14図は従来例の
糸切り動作のタイムチャートである。 1……ミシン、3……モータ、7……速度検出装置、8
……針位置検出装置、11……駆動指令手段A、14……速
度設定器A、19……速度設定器B、24……速度制御装
置、35,40,42……シーケンス制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンを駆動するモータと、モータ速度ま
    たはミシン速度を検出する速度検出装置と、ミシンの針
    位置を検出し針位置信号を出力する位置検出装置と、モ
    ータの回転速度およびミシンの停止位置を制御する速度
    制御装置と、ミシンの動作を制御するシーケンス制御装
    置からなり、前記速度検出装置はミシンが1回転する間
    にパルス状の複数の速度信号を出力し、シーケンス制御
    装置はシーケンス制御手段と、前記速度信号を計数しミ
    シンの回転角度を知る角度検出手段を備え、前記シーケ
    ンス制御手段の指令に従い一定の角度だけミシンを逆方
    向回転した後停止するよう前記速度制御装置に指令する
    構成としたミシン駆動装置。
  2. 【請求項2】前記シーケンス制御装置は、ミシンを逆方
    向に回転させる角度を設定する角度設定手段を備えた特
    許請求の範囲第1項記載のミシン駆動装置。
  3. 【請求項3】前記速度検出装置をモータに内蔵し、前記
    シーケンス制御装置は、前記針位置信号からミシンの回
    転角度を前記速度信号からモータの回転角度を演算し、
    ミシンを逆方向に回転させる角度をミシンの回転角で設
    定するよう補正する補正手段を備えた特許請求の範囲第
    2項記載のミシン駆動装置。
JP62175179A 1987-07-14 1987-07-14 ミシン駆動装置 Expired - Lifetime JPH07106280B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62175179A JPH07106280B2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14 ミシン駆動装置
GB8816543A GB2206901B (en) 1987-07-14 1988-07-12 Sewing machine
US07/218,008 US4955306A (en) 1987-07-14 1988-07-12 Sewing machine
DE3823648A DE3823648A1 (de) 1987-07-14 1988-07-13 Naehmaschine

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62175179A JPH07106280B2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14 ミシン駆動装置

Publications (2)

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JPS6417687A JPS6417687A (en) 1989-01-20
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Country Status (4)

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US (1) US4955306A (ja)
JP (1) JPH07106280B2 (ja)
DE (1) DE3823648A1 (ja)
GB (1) GB2206901B (ja)

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