JPH07104662A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH07104662A
JPH07104662A JP24898493A JP24898493A JPH07104662A JP H07104662 A JPH07104662 A JP H07104662A JP 24898493 A JP24898493 A JP 24898493A JP 24898493 A JP24898493 A JP 24898493A JP H07104662 A JPH07104662 A JP H07104662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation result
flag
instruction
flag area
output address
Prior art date
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Pending
Application number
JP24898493A
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English (en)
Inventor
Hidemi Yokoyama
秀美 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07104662A publication Critical patent/JPH07104662A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、アイソレーション論理のよ
うな特別なアプリケーションプログラムを必要としない
で命令語自体にその出力信号への演算結果の書き込みを
判断する機能を備え、より柔軟にアイソレーションが行
なえる。 【構成】 本実施例は、演算結果の可否の判断を行なう
書き込み判断部Aと、各命令語の演算結果が出力され、
設定する出力番地3と、その命令語の演算結果を出力番
地3に書き込むか否かの判断を行なうフラグ情報を記憶
するフラグエリア4と、出力番地3とフラグエリア4に
オペレータの意図するデータを設定する保守ツール2と
から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は命令語により演算を行う
プログラマブルコントローラの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ディジタル技術の発展に伴い制御装
置はマイクロプセッサを用いたプログラマブルコントロ
ーラが数多く使用されており、これにより試験または保
守の方法にも新技術が採用されている。
【0003】従来のリレーやスイッチを用いたハードウ
ェアの制御回路では、各接点のON/OFFに関係なく
制御回路を動作させる(以下アイソレーションと称す
る)際、接点の端子間を短絡したり配線を外すことで比
較的容易に行っていたが、プログラマブルコントローラ
では論理積や論理和等の演算がソフトウェア命令として
プログラマブルコントローラ内部で実行されるため、前
述のようなアイソレーション操作は容易に実施できな
い。
【0004】このため、もしこのようなアイソレーショ
ン操作が要求される場合には、本来の制御論理(ソフト
ウェア)とは別にアイソレーションのための論理(ソフ
トウェア)を設けて、アイソレーション対象となる信号
(フラグまたはワードなど)を強制的に保守ツールなど
から適切な値に書き換える方法がとられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、アイソレーション対象となる信号はアイソレー
ション論理によって強制的にオーバーライトしているた
めアイソレーション論理が実行される順序を考慮する必
要があった。すなわち、制御論理の適切な箇所にアイソ
レーション論理を挿入する必要がある。
【0006】図3に従来のアイソレーション論理を設け
た制御論理の例を示す。例えば出力番地W3に出力され
る命令語12の出力信号W3がアイソレーション対象信号
とした場合、アイソレーション論理11は信号W3を演算
結果とする命令語12と、信号W3を参照する命令語13と
の間に挿入し、命令語12→アイソレーション論理11→命
令語13の順に実行することとなる。
【0007】このため、アイソレーションが必要となる
信号毎にアイソレーション論理の設置場所を考慮する必
要がある。また、通常アイソレーション操作の対象とな
る信号は、ソフトウェアの設計段階では完全には特定で
きないことから、予め想定される信号でソフトウェアを
作成しなければ成らず、完成後もソフトウェア改造の可
能性を含んでいることが多い。
【0008】さらに、アイソレーション作業を行う場
合、信号番地を指定してのアイソレーションのため、番
地の指定ミス等が生じ易かった。本発明は上記のような
事情を鑑みてなされたもので、その目的は、アイソレー
ション論理のような特別なアプリケーションプログラム
を必要としないで命令語自体にその出力信号への演算結
果の書き込みを判断する機能を備え、より柔軟にアイソ
レーションが行えるプログラマブルコントローラを提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1 の発明は、論理
積や論理和等の論理演算や数値演算を命令語として記憶
し、演算処理を行うプログラマブルコントローラにおい
て、各命令語の演算結果が出力される出力番地と、前記
出力番地に1対1に対応して各命令語の演算結果の書き
込み判断を行わせるフラグ情報を記憶するフラグエリア
と、前記出力番地と前記フラグエリアにオペレータの意
図するデータを入力するための通信を行う保守ツール
と、各命令語が実行される過程で対応する前記フラグエ
リアのフラグビット情報を判読し、演算結果値を書き込
むか、あるいは書き込まないで出力番地値を更新せず、
必要に応じて前記保守ツールから適切な値を設定する書
き込み判断部を有する構成したことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
てフラグ情報を記憶するフラグエリアを保守ツール側に
設け、書き込み判断のフラグビット情報を保守ツール内
のフラグエリアに記憶し、各命令語が実行される過程
で、保守ツール内の対応するフラグエリアのフラグビッ
ト情報を判読し、演算結果値を書き込むか、あるいは書
き込まないで出力番地値を更新せず、必要に応じて保守
ツールから適切な値を設定する書き込み判断部を有する
構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、命令語毎にその出力信号のアイソレ
ーションを可能とするために、命令語自体または命令語
の実行を管理するオペレーティングシステム(OS)に
出力番地へ演算結果値を書き込むか否かの判断機能を持
たせることにある。この判断は、各命令語の出力信号の
番地と1対1に対応してプログラマブルコントローラ内
のメモリ上に設けたフラグエリアの情報で行い、命令語
は実行時、出力番地に対応したフラグ情報を参照して、
これがOFFしている場合は出力信号に演算結果値を書
き込み、ONの場合は書き込みを中止して次の命令語を
処理するように構成する。
【0012】通常プログラマブルコントローラには、プ
ログラムのモニタや保守を行うため専用の保守ツールが
付属されているが、この保守ツールから目的とするフラ
グ情報をONすることで対応する出力信号のプログラム
による更新を停止し、さらにこの出力信号に直接適切な
値を書き込むことでアイソレーション操作を実現するも
のである。
【0013】
【実施例】図1に本発明によるプログラマブルコントロ
ーラの実施例の構成を示す。プログラマブルコントロー
ラ1の内部には、演算結果の書き込み可否の判断機能を
有する論理和命令5や論理積命令6などで記述されるプ
ロセスの制御論理を有する書き込み判断部Aと、各命令
語の演算結果が出力される出力番地3と、これら命令語
5S,6Sの出力番地のW3,W5に対応してその命令
語の演算結果を出力番地3のW3,W5に書き込むか否
かの判断を行うフラグ情報F3,F5を記憶するフラグ
エリア4と、さらにフラグエリア4や出力番地3のW
3,W5などにオペレータが意図する数値を設定するた
めの保守ツール2とから構成する。
【0014】また、フラグ情報F3,F5は各命令の出
力番地3のW3,W5に、1対1に対応する情報として
メモリ上のあらかじめ決められた番地に格納すること
で、プログラマブルコントローラは各命令実行時、その
出力番地を参照する際に対応するフラグ情報の番地も容
易に得ることができる。
【0015】次に演算結果書き込み可否の判断機能を持
つ論理和命令5、論理積命令6の内、論理和命令5を例
に取り、その演算処理手順を図2に示す。論理和命令5
は論理和演算を行う命令語であり、演算フロー8に示す
ように、まず出力番地3のW3に対応するフラグエリア
4のフラグF3を読み込む。次にフラグF3が0か1か
の判断処理を実施する。ここでF3=0(OFF)であ
れば出力番地3のW1とW2に設定されている信号の論
理和(OR)演算を行い、結果を出力番地3のW3に書
き込む。逆にF3=1(ON)であれば、論理和演算を
バイパスして論理和命令5の処理を終了する。つまり、
フラグF3がOFFであれば通常の演算結果値を、ON
であれば前回値のままとなり出力信号の値を書き換えな
い処理を行う。
【0016】以上の構成で、論理和命令5の出力番地3
のW3に設定されている信号をアイソレーションする場
合、オペレータは保守ツール2の画面上に対象となる論
理和命令5の論理を表示し、出力番地3のW3に設定さ
れている信号を確認するとともに対応するフラグ情報F
3に対して1をセット(ON)する。
【0017】論理和命令5は演算順番が来ると指定され
た出力番地3のW3を通してフラグF3を読み込み、図
2に示す演算処理を実施するため、出力番地3のW3に
設定されている信号は前回値のまま更新されない。この
際プログラマブルコントローラ1より保守ツール2に対
して、画面上の論理和命令5の近傍にアイソレーション
記号7を表示させ、アイソレーション実行中であること
を報知する。
【0018】次にオペレータは、アイソレーション記号
7を確認後キーボードよりアイソレーション値をキー入
力することで出力番地3のW3に設定されている信号が
指定した値に更新され、フラグF3がONしている間は
論理和命令5の論理和(OR)演算はバイパスされてい
るため、この状態を保持することになり任意の値にアイ
ソレーション可能となる。
【0019】アイソレーションの解除は、指定と同様に
保守ツール2かフラグF3に対して0をセットする(O
FF)することで、論理和命令5は演算結果を出力番地
3のW3に書き込む処理を行うため、通常の論理演算を
実施する状態に復帰する。
【0020】以上により演算結果の書き込み可否を判断
する機能を持つ命令語により任意の出力信号のアイソレ
ーションが可能となる。このように命令語自体に出力信
号のアイソレーション機能を備えることで特別なアイソ
レーション論理が不要となる。
【0021】上記実施例にて、プログラマブルコントロ
ーラに設けたフラグビット情報を記憶するフラグエリア
を保守ツール側に設け、アイソレーション対象となる命
令語を指定した際のフラグビット情報を保守ツール内の
フラグエリアに記憶し、プログラマブルコントローラの
各命令語が実行される過程で、保守ツール内の対応する
フラグエリアのフラグビット情報を判読することでも、
同様の効果が得られる。
【0022】また、本発明はアイソレーションに限ら
ず、プログラマブルコントローラに接続される保守ツー
ル等の機器からデータを読み込んだりする際に、読み込
みを実施するかの判断が必要となるものに適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように命令語に演算結果書
き込み可否を判断する機能を持たせることで出力信号の
アイソレーションが行えるためアプリケーションプログ
ラムの一部としてのアイソレーション論理が不要とな
り、制御に必要な本来の制御論理回路だけとなるため、
シンプルな論理作成が可能となる。また、各命令の出力
信号がすべてアイソレーション可能となるために、予め
アイソレーション対象の信号を特定しながらプログラム
を作成する必要もなくなり、システムの運用が変わって
アイソレーションを実施する対象信号が変更された場合
にも、プログラム改造の可能性を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のプログラマブルコントローラの構成
図。
【図2】本実施例のプログラマブルコントローラの演算
処理図。
【図3】従来のプログラマブルコントローラの演算処理
図。
【符号の説明】
1…プログラマブルコントローラ、2…保守ツール、3
…出力番地、4…フラグエリア、5…論理和命令、6…
論理積命令、A…書き込み判断部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理積や論理和等の論理演算や数値演算
    を命令語として記憶し、演算処理を行うプログラマブル
    コントローラにおいて、各命令語の演算結果が出力され
    る出力番地と、前記出力番地に1対1に対応して各命令
    語の演算結果の書き込み判断を行わせるフラグ情報を記
    憶するフラグエリアと、前記出力番地と前記フラグエリ
    アにオペレータの意図するデータを入力するための通信
    を行う保守ツールと、各命令語が実行される過程で対応
    する前記フラグエリアのフラグビット情報を判読し、演
    算結果値を書き込むか、あるいは書き込まないで出力番
    地値を更新せず、必要に応じて前記保守ツールから適切
    な値を設定する書き込み判断部とから構成したことを特
    徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 フラグ情報を記憶するフラグエリアを保
    守ツール側に設け、書き込み判断のフラグビット情報を
    保守ツール内のフラグエリアに記憶し、各命令語が実行
    される過程で、保守ツール内の対応するフラグエリアの
    フラグビット情報を判読し、演算結果値を書き込むか、
    あるいは書き込まないで出力番地値を更新せず、必要に
    応じて保守ツールから適切な値を設定する書き込み判断
    部とから構成したことを特徴とする請求項1記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
JP24898493A 1993-10-05 1993-10-05 プログラマブルコントローラ Pending JPH07104662A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24898493A JPH07104662A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 プログラマブルコントローラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24898493A JPH07104662A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07104662A true JPH07104662A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17186302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24898493A Pending JPH07104662A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 プログラマブルコントローラ

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JP (1) JPH07104662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016024750A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 三菱電機株式会社 プラント制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016024750A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 三菱電機株式会社 プラント制御システム

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