JPH08278806A - Cncのマクロ変数デバッグ方式 - Google Patents

Cncのマクロ変数デバッグ方式

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JPH08278806A
JPH08278806A JP8094795A JP8094795A JPH08278806A JP H08278806 A JPH08278806 A JP H08278806A JP 8094795 A JP8094795 A JP 8094795A JP 8094795 A JP8094795 A JP 8094795A JP H08278806 A JPH08278806 A JP H08278806A
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JP
Japan
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trace
macro
condition
macro variable
variable
Prior art date
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Pending
Application number
JP8094795A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Seiji Ishii
清次 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工プログラムの実行に伴い変化するマクロ
変数のデバッグを行うCNCのマクロ変数デバッグ方式
において、デバッグの作業を容易にする。 【構成】 トレース条件指定手段1は、マクロ変数のト
レース条件を指定する。また、指定されたマクロ変数の
トレース条件は、トレース条件格納手段2に格納され
る。トレース実行手段3は、加工プログラム4の実行と
ともに、指定されたトレース条件に該当するマクロ変数
4aをトレースする。トレースデータ格納手段5は、こ
のトレースされたマクロ変数4aのトレースデータを格
納する。表示制御手段7は、トレースデータ格納手段5
に格納されたトレースデータを表示装置8の画面上に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工プログラムの実行に
伴い変化するマクロ変数のデバッグを行うCNCのマク
ロ変数デバッグ方式に関し、特に目的とするマクロ変数
を指定してデバッグを行うCNCのマクロ変数デバッグ
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CNC(数値制御装置)で実行さ
れる加工プログラムでは、使用頻度の高い一群の命令で
構成される機能を、サブプログラムのようにメモリに登
録して、その命令を呼び出して実行することが行われて
おり、これをカスタムマクロと称している。
【0003】このようなカスタムマクロでは、マクロ変
数と呼ばれる変数が使用されている。加工プログラム上
のカスタムマクロの実行指令において、プログラマが使
用するマクロ変数を指定してやることにより、そのマク
ロ変数を含んだカスタムマクロは、指定されたマクロ変
数を使用して演算を行い、演算により変化した値にマク
ロ変数を書き換える。
【0004】ところで、一つのマクロ変数は、複数のカ
スタムマクロで使用されることが多い。したがって、加
工プログラムの実行中は、マクロ変数は刻々と変化して
いる。従来、このマクロ変数の変化をデバッグする場合
には、加工プログラムを1ブロックずつ実行し、その都
度、マクロ変数の一覧表を開いて目的とするマクロ変数
の数値を確認していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように1
ブロックずつ実行しながらマクロ変数をデバッグする方
式では、手間がかかり、作業効率が悪かった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、作業が簡単なCNCのマクロ変数デバッグ方
式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、加工プログラムの実行に伴い変化するマ
クロ変数のデバッグを行うCNCのマクロ変数デバッグ
方式において、マクロ変数のトレース条件を指定するト
レース条件指定手段と、前記指定されたトレース条件を
格納するトレース条件格納手段と、前記加工プログラム
の実行とともに前記指定されたトレース条件に該当する
マクロ変数をトレースするトレース実行手段と、前記ト
レースされたマクロ変数のトレースデータを格納するト
レースデータ格納手段と、前記トレースデータ格納手段
に格納されたトレースデータを表示する表示制御手段
と、を有することを特徴とするCNCのマクロ変数デバ
ッグ方式が提供される。
【0008】
【作用】トレース条件指定手段により指定されたマクロ
変数のトレース条件は、トレース条件格納手段に格納さ
れる。トレース実行手段は、加工プログラムの実行とと
もに、指定されたトレース条件に該当するマクロ変数を
トレースする。トレースデータ格納手段は、このトレー
スされたマクロ変数のトレースデータを格納する。表示
制御手段は、トレースデータ格納手段に格納されたトレ
ースデータを表示する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本実施例の機能の概念を示す図である。
トレース条件指定手段1は、マクロ変数のトレース条件
を指定する。また、このとき、指定したマクロ変数のト
レースを停止させるためのトレース停止条件も指定す
る。これら指定されたマクロ変数のトレース条件および
トレース停止条件は、トレース条件格納手段2に格納さ
れる。トレース実行手段3は、加工プログラム4の実行
とともに、指定されたトレース条件に該当するマクロ変
数4aをトレースする。トレースデータ格納手段5は、
このトレースされたマクロ変数4aのトレースデータを
格納する。一方、停止制御手段6は、トレース実行手段
3の実行状態を監視し、トレース中のマクロ変数が停止
条件になった場合に、トレース実行手段3の実行を停止
させる。表示制御手段7は、トレースデータ格納手段5
に格納されたトレースデータを表示装置8の画面上に表
示する。
【0010】図2は本実施例のCNC(数値制御装置)
のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。C
NCは、プロセッサ11を中心に構成されている。プロ
セッサ11は、ROM12に格納されたシステムプログ
ラムに従って、CNC全体を制御する。このROM12
には、EPROMあるいはEEPROM等が使用され
る。
【0011】RAM13には、SRAM等が使用され、
一時的な計算データ、表示データ、入出力信号等が格納
される。不揮発性メモリ14には、図示されていないバ
ッテリによってバックアップされたCMOSが使用さ
れ、電源切断後も保持すべきパラメータ、加工プログラ
ム、工具補正データ、ピッチ誤差補正データ等が記憶さ
れる。また、不揮発性メモリ14には、マクロ変数のト
レース条件やトレース停止条件も格納される。
【0012】CRT/MDIユニット20は、数値制御
装置の前面あるいは機械操作盤と同じ位置に配置され、
データおよび図形の表示、データ入力、数値制御装置の
運転に使用される。グラフィック制御回路21は数値デ
ータおよび図形データ等のディジタル信号を表示用のラ
スタ信号に変換し、表示装置22に送り、表示装置22
はこれらの数値および図形を表示する。表示装置22に
はCRTあるいは液晶表示装置が使用される。
【0013】キーボード23は、数値キー、シンボリッ
クキー、文字キーおよび機能キーから構成され、加工プ
ログラムの作成、編集および数値制御装置の運転に使用
される。ソフトウェアキー24は、表示装置22の下部
に設けられ、その機能は表示装置に表示される。表示装
置の画面が変化すれば、表示される機能に対応して、ソ
フトウェアキーの機能も変化する。
【0014】軸制御回路15は、プロセッサ11からの
軸の移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ1
6に出力する。サーボアンプ16は、この移動指令を増
幅し、工作機械30に結合されたサーボモータを駆動
し、工作機械30の工具とワークの相対運動を制御す
る。なお、軸制御回路15およびサーボアンプ16は、
サーボモータの軸数に対応した数だけ設けられる。
【0015】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)18は、プロセッサ11からバス19経由でM
(補助)機能信号、S(スピンドル速度制御)機能信
号、T(工具選択)機能信号等を受け取る。そして、こ
れらの信号をシーケンス・プログラムで処理して、出力
信号を出力し、工作機械30内の空圧機器、油圧機器、
電磁アクチュエイタ等を制御する。また、工作機械30
内の機械操作盤のボタン信号、スイッチ信号およびリミ
ットスイッチ等の信号を受けて、シーケンス処理を行
い、バス19を経由してプロセッサ11に必要な入力信
号を転送する。
【0016】なお、図2ではスピンドルモータ制御回路
およびスピンドルモータ用アンプ等は省略してある。ま
た、上記の例ではプロセッサ11は1個で説明したが、
複数のプロセッサを使用してマルチプロセッサ構成にす
ることもできる。
【0017】次に、本実施例のマクロ変数デバッグ方式
の具体例について説明する。まず、トレースの実行の前
に、オペレータは、表示装置22の画面上で、トレース
すべきマクロ変数を、例えば”♯100〜♯102”と
いうようにマクロ変数番号の範囲で指定する。また、こ
の指定されたマクロ変数を実際にトレースする条件とし
て、その数値の範囲を例えば”1〜10”というように
指定する。さらに、これらの条件において、マクロ変数
のアクセスの種類、すなわち、ライト状態かリード状態
かも指定する。さらに、オペレータは、トレースの停止
の条件も指定する。この停止条件としては、例えばマク
ロ変数の数値がトレースを指定した範囲1〜10以外の
値となったときにトレース停止とする。プロセッサ11
は、トレース実行の条件がすべて一致したときに、該当
するマクロ変数のデータを不揮発性メモリ14に格納す
る。
【0018】トレースの途中、指定された停止条件とな
った場合には、プロセッサ11は、直ちにトレースおよ
び加工プロセッサの実行を停止する。そして、キーボー
ド23等によりオペレータがトレース結果の表示指令を
行うと、表示装置22の画面上には、トレース結果画面
が表示される。
【0019】図3はトレース結果画面の一例を示す図で
ある。トレース結果画面40には、♯100,♯101
等のマクロ変数番号と、そのトレース毎に検知された数
値データと、マクロ変数のアクセスがライト(W)かリ
ード(R)かを示す状態データとが表示されている。
【0020】図4はこのようなマクロ変数デバッグ方式
を実行するためのプロセッサ11側の処理手順を示すフ
ローチャートである。 〔S1〕マクロプログラムに使用されているマクロ変数
を順に検索する。 〔S2〕検索したマクロ変数が、指定されたトレース条
件と一致するか否かを判断し、一致すればステップS3
に進み、一致しなければステップS5に進む。 〔S3〕検索したマクロ変数のデータをトレースし、不
揮発性メモリ14等に格納する。 〔S4〕オペレータからの指示に従って、トレースした
データを表示する。 〔S5〕トレースの停止条件になったか否かを判断し、
停止条件であればステップS6に進み、そうでなければ
ステップS1に進む。 〔S6〕プログラムの実行を停止する。
【0021】このように、本実施例では、予め指定され
たトレース条件に一致するマクロ変数をトレースして、
そのトレースデータをメモリに格納し、表示するように
したので、マクロ変数のデバッグが容易となる。
【0022】また、本実施例では、指定された停止条件
でトレースの実行が停止されるようにしたので、作業効
率がより向上する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、指定さ
れたトレース条件に該当するマクロ変数をトレースして
そのトレースデータを格納し、表示するようにしたの
で、加工プログラムを1ブロックずつ実行、停止させる
必要がない。したがって、マクロ変数のデバッグが容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の機能の概念を示す図である。
【図2】本実施例のCNC(数値制御装置)のハードウ
ェアの概略構成を示すブロック図である。
【図3】トレース結果画面の一例を示す図である。
【図4】マクロ変数デバッグ方式を実行するためのプロ
セッサ側の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 トレース条件指定手段 2 トレース条件格納手段 3 トレース実行手段 4 加工プログラム 4a マクロ変数 5 トレースデータ格納手段 6 停止制御手段 7 表示制御手段 8 表示装置 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 不揮発性メモリ 22 表示装置 23 キーボード 40 トレース結果画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムの実行に伴い変化するマ
    クロ変数のデバッグを行うCNCのマクロ変数デバッグ
    方式において、 マクロ変数のトレース条件を指定するトレース条件指定
    手段と、 前記指定されたトレース条件を格納するトレース条件格
    納手段と、 前記加工プログラムの実行とともに前記指定されたトレ
    ース条件に該当するマクロ変数をトレースするトレース
    実行手段と、 前記トレースされたマクロ変数のトレースデータを格納
    するトレースデータ格納手段と、 前記トレースデータ格納手段に格納されたトレースデー
    タを表示する表示制御手段と、 を有することを特徴とするCNCのマクロ変数デバッグ
    方式。
  2. 【請求項2】 前記トレース条件には、少なくともマク
    ロ変数番号と、前記マクロ変数の数値とが含まれること
    を特徴とする請求項1記載のCNCのマクロ変数デバッ
    グ方式。
  3. 【請求項3】 前記トレース条件のマクロ変数番号およ
    び数値は、任意の範囲で指定されることを特徴とする請
    求項2記載のCNCのマクロ変数デバッグ方式。
  4. 【請求項4】 前記トレース条件には、前記マクロ変数
    のアクセスの種類が含まれることを特徴とする請求項2
    記載のCNCのマクロ変数デバッグ方式。
  5. 【請求項5】 前記トレースの停止を行う停止条件を指
    定する停止条件指定手段と、前記指定された停止条件に
    なったときに前記トレースの実行を停止するトレース停
    止手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のC
    NCのマクロ変数デバッグ方式。
JP8094795A 1995-04-06 1995-04-06 Cncのマクロ変数デバッグ方式 Pending JPH08278806A (ja)

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JP8094795A Pending JPH08278806A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 Cncのマクロ変数デバッグ方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10416652B2 (en) 2016-06-15 2019-09-17 Fanuc Corporation Numerical controller and method for determining look-ahead variable

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10416652B2 (en) 2016-06-15 2019-09-17 Fanuc Corporation Numerical controller and method for determining look-ahead variable
US11137740B2 (en) 2016-06-15 2021-10-05 Fanuc Corporation Numerical controller and method for determining look-ahead variable

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