JPH07230312A - Cncシステム - Google Patents

Cncシステム

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JPH07230312A
JPH07230312A JP2081894A JP2081894A JPH07230312A JP H07230312 A JPH07230312 A JP H07230312A JP 2081894 A JP2081894 A JP 2081894A JP 2081894 A JP2081894 A JP 2081894A JP H07230312 A JPH07230312 A JP H07230312A
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JP
Japan
Prior art keywords
cnc
pmc
axis
axis movement
movement command
Prior art date
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Pending
Application number
JP2081894A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mochida
武志 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH07230312A publication Critical patent/JPH07230312A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CNC(数値制御装置)とPMC(プログラ
マブル・マシン・コントローラ)とからなるCNCシス
テムにおいて、プログラミングを容易にする。 【構成】 CNC(数値制御装置)1には、予め加工プ
ログラム1aがROM等に格納されており、CNC側移
動指令手段1bがこの加工プログラム1aを順次解読
し、その内容に従ってCNC側軸移動指令を行う。一
方、PMC2には、ROM等にシーケンス・プログラム
2aが格納されており、このシーケンス・プログラム2
aに含まれるPMC側軸移動指令をPMC側軸移動指令
手段2bがCNC側に送る。軸制御手段1cは、CNC
側軸移動指令とPMC側軸移動指令とを重畳して各軸を
移動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCNC(数値制御装置)
とPMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)と
からなるCNCシステムに関し、特にPMC側からCN
C側に軸指令を行う機能を有するCNCシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーク加工のための各軸の移動
は、加工プログラムで指令し、それをCNCにより実行
するようにしている。また、一方では、PMC側から特
定の軸の移動データ等を送り、それを受けたCNCが加
工プログラムとは独立して実行することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらCNC
側とPMC側との軸移動データは、独立して扱われてい
たので、機能を有効に使っているとは言えなかった。
【0004】また、CNC側では、円筒研削盤のオシレ
ーション動作のように単純な繰り返しの動作の場合で
も、その全ての動作をプログラムを組み立てて指令した
り、マクロ指令により実行可能にしていた。このため、
プログラミング作業が繁雑になっていた。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、プログラミング作業が容易となるCNCシス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、CNC(数値制御装置)とPMC(プロ
グラマブル・マシン・コントローラ)とからなるCNC
システムにおいて、前記CNC側で加工プログラムを順
次解読し、前記加工プログラムの内容に従ってCNC側
軸移動指令を行うCNC側軸移動指令手段と、前記PM
Cで実行するシーケンス・プログラムに含まれるPMC
側軸移動指令を前記CNC側に送るPMC側軸移動指令
手段と、前記CNC側軸移動指令と前記PMC側軸移動
指令とを重畳して各軸を移動制御する重畳制御手段と、
を有することを特徴とするCNCシステムが提供され
る。
【0007】
【作用】CNC側軸移動指令手段は、CNC側で加工プ
ログラムを順次解読し、加工プログラムの内容に従って
CNC側軸移動指令を行う。PMC側軸移動指令手段
は、PMCで実行するシーケンス・プログラムに含まれ
るPMC側軸移動指令をCNC側に送る。重畳制御手段
は、CNC側軸移動指令とPMC側軸移動指令とを重畳
して各軸を移動制御する。これにより、各軸の移動指令
をCNCとPMCとで分担することができ、プログラミ
ングが容易となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本実施例のCNCシステムの機能の概念
を示す図である。CNC(数値制御装置)1には、予め
加工プログラム1aがROM等に格納されており、CN
C側移動指令手段1bがこの加工プログラム1aを順次
解読し、その内容に従ってCNC側軸移動指令を行う。
一方、PMC2には、ROM等にシーケンス・プログラ
ム2aが格納されており、このシーケンス・プログラム
2aに含まれるPMC側軸移動指令をPMC側軸移動指
令手段2bがCNC側に送る。重畳制御手段1cは、C
NC側軸移動指令とPMC側軸移動指令とを重畳して各
軸を移動制御する。
【0009】図2は本発明のCNCのハードウェアの概
略構成を示すブロック図である。CNCはプロセッサ1
1を中心に構成されている。プロセッサ11はROM1
2に格納されたシステムプログラムに従ってCNC全体
を制御する。このROM12にはEPROMあるいはE
EPROMが使用される。また、ROM12には、後述
する重畳システムのプログラムも格納されている。
【0010】RAM13にはSRAM等が使用され、一
時的な計算データ、表示データ、入出力信号等が格納さ
れる。不揮発性メモリ14には図示されていないバッテ
リによってバックアップされたCMOSが使用され、電
源切断後も保持すべきパラメータ、加工プログラム、工
具補正データ、ピッチ誤差補正データ等が記憶される。
【0011】CRT/MDIユニット20は、数値制御
装置の前面あるいは機械操作盤と同じ位置に配置され、
データ及び図形の表示、データ入力、数値制御装置の運
転に使用される。グラフィック制御回路21は数値デー
タ及び図形データ等のディジタル信号を表示用のラスタ
信号に変換し、表示装置22に送り、表示装置22はこ
れらの数値データ及び表示データを表示する。表示装置
22にはCRTあるいは液晶表示装置が使用される。
【0012】キーボード23は数値キー、シンボリック
キー、文字キー及び機能キーから構成され、加工プログ
ラムの作成、編集及び数値制御装置の運転に使用され
る。ソフトウェアキー24は表示装置22の下部に設け
られ、その機能は表示装置に表示される。表示装置の画
面が変化すれば、表示される機能に対応して、ソフトウ
ェアキーの機能も変化する。
【0013】軸制御回路15はプロセッサ11からの軸
の移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ16
に出力する。サーボアンプ16はこの移動指令を増幅
し、工作機械30に結合されたサーボモータを駆動し、
工作機械30の工具とワークの相対運動を制御する。な
お、軸制御回路15及びサーボアンプ16はサーボモー
タの軸数に対応した数だけ設けられる。
【0014】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)18はプロセッサ11からバス19経由でM
(補助)機能信号、S(スピンドル速度制御)機能信
号、T(工具選択)機能信号等を受け取る。そして、こ
れらの信号をシーケンス・プログラムで処理して、出力
信号を出力し、工作機械30内の空圧機器、油圧機器、
電磁アクチュエイタ等を制御する。また、工作機械30
内の機械操作盤のボタン信号、スイッチ信号及びリミッ
トスイッチ等の信号を受けて、シーケンス処理を行い、
バス19を経由してプロセッサ11に必要な入力信号を
転送する。
【0015】PMC18は、シーケンス・プログラムの
実行中、軸移動指令を含む機能命令を読み込んだ場合に
は、その軸移動データをバス19を介してプロセッサ1
1に送る。なお、図2ではスピンドルモータ制御回路及
びスピンドルモータ用アンプ等は省略してある。
【0016】また、上記の例ではプロセッサ11は1個
で説明したが、複数のプロセッサを使用してマルチプロ
セッサ構成にすることもできる。次に、本実施例の重畳
システムの具体的な手順について説明する。
【0017】図3は円筒研削盤のオシレーション動作の
工具軌道の一例を示す図である。ここでは、X−Z平面
で研削用工具を移動させる例を示している。この軌道で
は、開始点P1から終了点P2までの間、工具はZ軸に
対しては所定の区間を往復し、X軸に対しては単調に直
線移動する。本実施例では、この軌道をX軸方向とZ軸
方向とに分け、それぞれPMC18側とプロセッサ11
(CNC)側とで動作指令を分担する。
【0018】図4は分担した軸の移動指令軌道を示す図
であり、(A)はPMC18側の移動指令軌道、(B)
はプロセッサ11側の移動指令軌道である。図(A)に
示すように、PMC18側の移動指令軌道はZ軸方向へ
の往復移動である。一方、図(B)に示すように、プロ
セッサ11側の移動指令軌道はX軸方向への単調な直線
移動である。
【0019】このような指令を行う場合、PMC18側
では、シーケンス・プログラムの機能命令によってその
移動方向および移動速度等の軸移動データが指令され
る。また、実際に制御対象となる軸の指定は、内蔵され
た図示されていない不揮発性メモリ等に格納されたパラ
メータ設定により行われる。
【0020】図5はPMC18からCNC側に送られる
軸指定信号アドレスの一例を示す図である。軸指定信号
アドレス41の各ビットアドレス0〜7には、工作機械
30に接続されている軸がそれぞれ割当てられている。
CNC側と重畳させたい軸がある場合には、そのビット
アドレスをHIGHにすればよい。
【0021】PMC18は、シーケンス・プログラムの
実行中、軸制御の機能命令を読み込むと、そこで指定さ
れている移動方向および移動速度、またパラメータ設定
された指定軸データ等の軸移動データをバス19を介し
てプロセッサ11に送る。
【0022】一方、CNC側では、その加工プログラム
上で図4(B)で示したような軌道の軸移動データが含
まれている。プロセッサ11がこのCNC側の軸移動デ
ータを読むと、それに従って軸の移動制御を開始すると
ともに、そのことを知らせる信号として、M機能信号や
T機能信号等をPMC18側に送る。PMC18側のシ
ーケンス・プログラムでは、これらの指令信号が入力さ
れると、対応する軸制御の機能命令が実行されるように
なっている。これにより、上述したようなPMC側の軸
移動データがプロセッサ11に送られる。
【0023】プロセッサ11は、CNC側およびPMC
側の2つの軸移動データを受け取ると、これらを重畳し
てその移動指令を軸制御回路15に送る。これにより、
CNC側およびPMC側でそれぞれ指定された軸が同時
に動き、工具が図3に示したような軌道で移動を行う。
【0024】図6はこのような重畳制御を行うためのC
NC側のプロセッサ11による制御手順を示すフローチ
ャートである。 〔S1〕加工プログラムを読み込む。 〔S2〕PMC18から軸移動データの入力があるか否
かを判断し、あればステップS4に進み、なければステ
ップS3に進む。 〔S3〕読み込んだ加工プログラムを実行する。 〔S4〕PMC18からの軸移動データを読み込む。 〔S5〕加工プログラムによるCNC側の軸移動データ
と、PMC側の軸移動データとを重畳する。 〔S6〕重畳されたデータに従って各軸の移動制御を実
行する。
【0025】このように、本実施例では、CNC側の軸
移動データと、PMC側の軸移動データとを重畳するよ
うにしたので、複雑な工具軌道をCNC側とPMC側と
で分担することができる。したがって、プログラミング
作業が簡単になる。
【0026】なお、本実施例では、円筒研削盤のオシレ
ーション動作についての例を示したが、他の種類の工作
機械および他の様々な工具軌道についても本発明を適用
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、CNC
側で加工プログラムを順次解読し、加工プログラムの内
容に従ってCNC側軸移動指令を行う一方、PMCで実
行するシーケンス・プログラムに含まれるPMC側軸移
動指令をCNC側に送り、これらCNC側軸移動指令と
PMC側軸移動指令とを重畳して各軸を移動制御するよ
うにしたので、各軸の移動指令をCNCとPMCとで分
担することができる。したがって、プログラミング作業
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のCNCシステムの機能の概念を示す
図である。
【図2】本発明のCNCのハードウェアの概略構成を示
すブロック図である。
【図3】円筒研削盤のオシレーション動作の工具軌道の
一例を示す図である。
【図4】分担した軸の移動指令軌道を示す図であり、
(A)はPMC側の移動指令軌道、(B)はプロセッサ
(CNC)側の移動指令軌道である。
【図5】軸指定信号アドレスの一例を示す図である。
【図6】重畳制御を行うためのCNC側のプロセッサに
よる制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CNC 1a 加工プログラム 1b CNC側軸移動指令手段 1c 重畳制御手段 2 PMC 2a シーケンス・プログラム 2b PMC側軸移動指令手段 11 プロセッサ 12 ROM 15 軸制御回路 18 PMC 30 工作機械

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CNC(数値制御装置)とPMC(プロ
    グラマブル・マシン・コントローラ)とからなるCNC
    システムにおいて、 前記CNC側で加工プログラムを順次解読し、前記加工
    プログラムの内容に従ってCNC側軸移動指令を行うC
    NC側軸移動指令手段と、 前記PMCで実行するシーケンス・プログラムに含まれ
    るPMC側軸移動指令を前記CNC側に送るPMC側軸
    移動指令手段と、 前記CNC側軸移動指令と前記PMC側軸移動指令とを
    重畳して各軸を移動制御する重畳制御手段と、 を有することを特徴とするCNCシステム。
  2. 【請求項2】 前記PMC側軸移動指令の制御対象とな
    る軸は、前記PMC側で予めパラメータ設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載のCNCシステム。
  3. 【請求項3】 前記PMC側軸移動指令は、軸制御用の
    機能命令に書き込まれていることを特徴とする請求項1
    記載のCNCシステム。
JP2081894A 1994-02-18 1994-02-18 Cncシステム Pending JPH07230312A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2081894A JPH07230312A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 Cncシステム

Applications Claiming Priority (1)

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JP2081894A JPH07230312A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 Cncシステム

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JPH07230312A true JPH07230312A (ja) 1995-08-29

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ID=12037620

Family Applications (1)

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JP2081894A Pending JPH07230312A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 Cncシステム

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JP (1) JPH07230312A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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