JP3263146B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP3263146B2 JP27259292A JP27259292A JP3263146B2 JP 3263146 B2 JP3263146 B2 JP 3263146B2 JP 27259292 A JP27259292 A JP 27259292A JP 27259292 A JP27259292 A JP 27259292A JP 3263146 B2 JP3263146 B2 JP 3263146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械を制御する数値
制御装置に関し、特に試作品等を加工するための工作機
械を制御するための数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械の技術的な進展は目覚
ましく、複雑な形状のワークを高速で、精度良く加工で
きる。また、現在では複雑な形状のワークは数値制御工
作機械なくしては加工できない。
【0003】また、加工のための加工プログラムを作成
するために、数値制御装置に対話形プログラム作成機能
を付加した対話形数値制御装置や、複雑な加工プログラ
ムを簡単に作成するための、自動プログラミング装置等
が広く使用されている。
【0004】勿論、これらの数値制御装置を使用するに
は、機械座標、機械原点、プログラム座標、加工原点等
を正確に定義して、厳密な加工プログラムを作成する必
要がある。そして、多数のワークを加工する場合はこれ
らの対話形数値制御装置、自動プログラミング装置を使
用できるが、試作品あるいは型を作成するための一部の
加工では、ワークの着脱、工具の取り付け及び加工プロ
セッサの作成等の段取りに要する時間が少ない汎用のフ
ライス盤、汎用の旋盤等が使用されている。
【0005】ところが、これらの汎用の工作機械を使用
できるオペレータは、数が少なくなりつつある。また、
直線加工等は問題ないが、斜め直線加工及び円弧加工等
になるとこれらの汎用の工作機械では加工が困難であ
る。
【0006】逆に、一般の数値制御工作機械を使用する
と、機械座標、機械原点、プログラム座標、加工原点等
を正確に定義する必要があり、それは不可能ではない
が、1個だけのワークの一部を加工するにはあまりにも
プログラミングの手間が大きい。
【0007】こうした問題を解決するために、本出願人
は汎用の工作機械を使用して、試作品等の簡単な加工を
行うことができる数値制御装置を特願平4−23183
6号として出願している。この出願の数値制御装置で
は、ガイダンスモードに切り換えた状態で加工を行う場
合には、一つの手動パルス発生器またはジョグ送り釦を
操作するだけで、予め入力された指定形状に仕上げるこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この数値制御装置で
は、X軸、Y軸又はZ軸のうちいずれか1軸と平行な方
向に対して移動させるときにはその移動方向を指定する
ことは容易である。しかし、斜め直線や円弧等のように
同時に2軸以上の移動をさせる場合には、手動パルス発
生器やジョグ送り釦をいきなり操作しても工具が希望す
る方向に移動するとは限らないため、操作に手間取ると
いう問題点があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ガイダンス機能を実行する際に工具の移動方
向を容易に決定することのできる数値制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、少なくとも2軸以上の工作機械を制御す
る数値制御装置において、斜め直線又は/及び円弧から
なる指定形状を記憶する記憶手段と、工具の移動方向お
よび移動速度を指令するためパルス信号を出力する手動
パルス発生器と、前記手動パルス発生器とは別に設けら
れ、所定速度のパルス信号を出力するジョグ送り手段
と、手動パルス発生器または前記ジョグ送り手段からの
パルス信号に応答して、前記記憶手段に記憶する指定形
状に沿って工具を移動させるように補間信号を出力する
補間手段と、前記手動パルス発生器からのパルス信号に
基づく工具の移動方向を読み取り記憶する移動方向記憶
手段と、を備え、手動パルス発生器からのパルス信号に
代えてジョグ送り手段からのパルス信号に応答して工具
を移動させる場合の移動方向は、移動方向記憶手段に記
憶されている移動方向と同一方向としたことを特徴とす
る数値制御装置が提供される。また、記憶手段に記憶さ
れた斜め直線又は/及び円弧からなる指定形状との距離
を保持しつつ移動する並行移動と、工具の現在位置から
指定形状の法線線分で示される方向への前後に移動する
垂直移動とを切り換えて指令する切換スイッチを設け
て、補間手段は、指定形状に沿って工具を移動させるよ
うに補間信号を出力する代わりに、この切換スイッチで
指令された方向に工具を移動させるように補間信号を出
力するようにした数値制御装置が提供される。
【0011】
【作用】斜め直線及び円弧等の指定形状が入力されると
これを記憶手段が記憶し、手動パルス発生器からのパル
ス信号を受けると移動方向記憶手段が工具の移動方向を
読み取り記憶する。パルス信号の出力が手動パルス発生
器のものからジョグ送り手段のものに切り替わった場合
には、補間手段は、移動方向記憶手段に記憶されている
移動方向に工具を移動させるように補間信号を出力す
る。したがって、手動パルス発生器を微妙に操作して工
具の移動方向を探り、希望する方向に工具が移動すれば
直ちにジョグ送り手段に切り換えれば、後はジョグ送り
手段を操作するのみで容易に加工が実行できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の数値制御装置の概要を示す図で
ある。
【0013】図形記憶手段1はガイダンス情報をグラフ
ィック制御回路15を介して表示装置16に表示する。
また、図形記憶手段1は、オペレータがキーボード17
を操作して、対話的に入力された斜め直線及び円弧等の
指定形状を記憶する。なお、記憶された指定形状は必要
に応じてグラフィック制御回路15を介して表示装置1
6に表示される。
【0014】移動方向記憶手段2は、手動パルス発生器
41からのパルス信号を受け取ると、工具の移動方向を
読み取り、それを記憶する。補間手段3は、パルス信号
の出力が手動パルス発生器41のものからガイダンス用
ジョグ送り釦42のものに切り換わった場合には、移動
方向記憶手段2に記憶されている移動方向に工具を移動
させるように補間パルスを生成して軸制御回路18に送
る。軸制御回路18は実際には3軸分を有する。軸制御
回路18は補間手段2から出力された補間パルスCPを
受けて各軸の速度指令を生成し、サーボアンプ19に送
る。サーボアンプ19は工作機械20に取りつけられた
サーボモータを駆動し、工作機械20を制御する。
【0015】なお、上記図形記憶手段1及び補間手段2
は、後述するようにソフトウェアによって実行される。
図2は本発明の数値制御装置のハードウェアの構成を示
すブロック図である。
【0016】プロセッサ11はROM12に格納された
システムプログラムに従って数値制御装置全体を制御す
る。図1の図形記憶手段1及び補間手段2は、プロセッ
サ11がROM12のシステムプログラムによって実行
するソフトウェアによる機能である。このROM12に
はEPROMあるいはEEPROMが使用される。RA
M13にはSRAM等が使用され、入出力信号等の一時
的なデータが格納される。不揮発性メモリ14には図示
されていないバッテリによってバックアップされたCM
OSが使用される。また、不揮発性メモリ14には電源
切断後も保持すべきパラメータ、加工プログラム等の各
種データ等が格納される。
【0017】グラフィック制御回路15はガイダンス情
報や入力された指定形状等を表示用可能な信号に変換
し、表示装置16に与える。表示装置16にはCRTあ
るいは液晶表示装置が使用される。軸制御回路18(3
軸分)はプロセッサ11からの補間パルスCPを含む軸
の移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ19
(3軸分)に出力制御する。サーボアンプ19はこの移
動指令を受けて、工作機械20の図示されていないサー
ボモータを駆動する。なお、工作機械20はこのサーボ
モータの他に、移動指令を行うために操作する機械操作
盤40を備えており、これは後述する。これらの構成要
素はバス30によって互いに結合されている。
【0018】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)22は加工プログラムの実行時に、バス30経
由でT機能信号(工具選択指令)等を受け取る。そし
て、この信号をシーケンス・プログラムで処理して、動
作指令として信号を出力し、工作機械20を制御する。
また、対話形数値制御装置では工作機械20から状態信
号を受けて、シーケンス処理を行い、バス30を経由し
てプロセッサ11に必要な入力信号を転送する。
【0019】なお、バス30には更に、システムプログ
ラム等によって機能が変化するソフトウェアキー23が
接続されている。このソフトウェアキー23は、上記表
示装置16、キーボード17とともに、CRT/MDI
パネル25に設けられる。
【0020】図3は、工作機械20に備えられた機械操
作盤40の一例を示す図である。図に示す機械操作盤4
0には、手動パルス発生器41、選択スイッチ41b、
ジョグ送り釦42、設定スイッチ42a及び切換スイッ
チ43が設けられている。
【0021】手動パルス発生器41はハンドル41aを
左又は右に回転させると、その回転に応じてパルス信号
を発生させる。このパルス信号は回転方向を判別するた
めの二相のパルスであって、バス30を介してプロセッ
サ11に送られ、工具を移動させる。選択スイッチ41
bは手動パルス発生器41において発生させるパルス信
号が、X軸方向(X)、Y軸方向(Y)、Z軸方向
(Z)及びガイダンス加工による指定形状に対応した方
向(G)のうち、いずれの方向のパルス信号かを選択す
るためのスイッチである。
【0022】ジョグ送り釦42には「+X」,「−
X」,「+Y」,「−Y」,「+Z」,「−Z」の各軸
についてプラス及びマイナス方向のジョグ送り釦と、指
定形状に対応してガイダンス加工を指令するためのガイ
ダンス用のジョグ送り釦(GJ)42bとの、全部で7
つの釦が設けられている。
【0023】設定スイッチ42aは、ジョグ送り釦42
をオペレータが押した際に発生する一定時間内のパルス
数を設定する。具体的には、設定スイッチ42aは図示
されていない水晶発振器からのパルスを分周したパルス
を入力して、オペレータによって設定された目盛りに応
じた分周比でパルスを出力する。
【0024】切換スイッチ43は、後述するガイダンス
加工時に使用するスイッチであり、工具の現在位置と指
定形状との距離を保持しつつ移動する並行移動(H)、
又は工具の現在位置から指定形状への法線線分で示され
る方向の前後へ移動する垂直移動(V)を切り換え、切
り換えた側に応じた切換信号H/Vを出力する。ここ
で、「並行移動」とは工具の現在位置と斜め直線及び円
弧等の指定形状との距離を保持しつつ移動することを意
味する。また、「垂直移動」とは工具の現在位置から指
定形状への法線線分で示される方向への前後の移動を意
味する。
【0025】したがって、オペレータは、手動で工具を
移動させる場合には、まず選択スイッチ41b及び切換
スイッチ43を所望の移動方向になるように設定した
後、ハンドル41aを回転させることによって行える。
また、ジョグ送りで工具を移動させる場合には、設定ス
イッチ42aで送り速度を設定した後、ジョグ送り釦4
2bを押すことによって行える。このとき、工具の移動
する向きは、ジョグ送り釦42bを押す直前にハンドル
41aによって移動されていた向きと同じになるように
制御される。
【0026】次に、ガイダンス加工を行う場合の操作手
順について説明する。図4はガイダンス加工手順の一例
を示す図である。図において、ワーク200の右下部を
加工するために、指定形状として直線130が定義され
ている。この直線130は、図1に示す図形記憶手段1
によって入力され、記憶された図形(指定形状)であ
る。また、工具131は初めその中心が位置P7にあ
る。
【0027】まず、オペレータは図3の選択スイッチ4
1bを「Y」側に設定し、ハンドル41aを右側へ回転
させて、アプローチ動作を行う。この時、工具131は
方向132へ移動する。アプローチが完了したら、次に
ガイダンス加工に入る。ガイダンス加工を行うために
は、オペレータは選択スイッチ41bを「G」側に、ま
た切換スイッチ43を「H」側に設定する。これによ
り、ハンドル41aを回転させることにより工具131
は並行移動を開始する。
【0028】ただし、ここでは指定形状が斜めの直線1
30であるので、それに並行して工具131を移動させ
る場合には、ハンドル41aを何れの方向に回せば良い
のかをすぐに知ることは難しい。このため、オペレータ
は、左右何れかにハンドル41aを微小回転させて工具
131の移動方向を確認し、希望する向きに工具131
が移動すれば、そのままハンドル41aを操作して並行
移動による第1の加工を行う。なお、ここでは、ハンド
ル41aを右側へ回転させると工具131が方向133
へ移動するものとする。
【0029】一方、工具131の移動経路が長い場合に
は、加工が終了するまでハンドル41aを回し続けるこ
とは面倒である。このようなとき、オペレータは、工具
送り操作をジョグ送り釦42に切り換える。これによ
り、ジョグ送り釦42の何れかを押している間はその軸
方向に一定の速度で工具131を移動させることができ
る。ここでは、ガイダンス加工を行なっているので、オ
ペレータはジョグ送り釦42bを押す。
【0030】このジョグ送り釦42bは、「+」または
「−」の方向が決められていないが、本実施例では、ジ
ョグ送り釦42bの操作に切り換える直前のハンドル4
1aの回転と同じ向きに工具131を移動させるように
設定されている。すなわち、図1の移動方向記憶手段2
が常にハンドル41aの現在の回転方向を記憶してお
き、ジョグ送り釦42bの操作に切り換わった場合に
は、その向きを保持するように補間手段3が補間パルス
を出力する。
【0031】こうして、方向133の加工が終了する
と、今度は切り込み動作をするため工具131を方向1
34へ移動させる必要がある。この場合、オペレータは
選択スイッチ41bを「Y」側に設定し、次の加工を行
うためにハンドル41aを右側へ回転させて、工具13
1は方向134へ移動させる。それから、オペレータは
選択スイッチ41bを「G」側に設定し、上述と同様の
手順により工具131を方向135へ移動させ、第2の
加工を行う。その後、オペレータは選択スイッチ41b
を「X」側に設定し、次の加工を行うためにハンドル4
1aを左側へ回転させて、工具131は方向136へ移
動させる。
【0032】このような操作を繰り返すことによって、
最終的に工具131を位置P8まで移動させ、ワーク2
00の右下部を加工する。したがって、切り込み動作
(加工軸に平行な移動)及び切削動作(指定形状に対す
る並行移動)を繰り返し行うことによって、より複雑な
手順で試作品等の加工を行うことができる。
【0033】なお、切り込み動作の場合には、上述のよ
うに加工軸に平行な移動ではなく、垂直な移動によって
行なってもよい。この場合には、オペレータは選択スイ
ッチ41bを「G」側に設定し、また切換スイッチ43
を「V」側に設定する。そして、ハンドル41aを微小
操作させて工具131の移動の向きを確認し、ジョグ送
り釦42bを押すことによって、工具131は直線13
0に対して垂直に切り込み動作を行う。
【0034】このように、本実施例では、ガイダンス加
工を行う場合には、ガイダンス加工用のジョグ送り釦4
2bを押すと、その直前のハンドル41aの回転と同じ
向きに工具131を移動させるようにしたので、工具1
31の移動の向きを確認した上でジョグ送りを行うこと
ができる。したがって、ガイダンス加工がより簡単に行
える。
【0035】なお、本実施例では、ガイダンス加工の一
例として直線加工について説明したが、円弧加工につい
ても、円弧に沿う方向への移動を「並行移動」、円の接
線の法線方向への移動を「垂直移動」とすれば、同様の
操作を行うことができる。さらに、同様の方法によって
他の形状の加工も行うことができる。
【0036】また、上記の説明では送り速度については
説明を省略したが、図形記憶手段1による指定形状の入
力の際に、各加工ガイダンス画面に送り速度Fの項を設
けて指定するようにすることができる。あるいは、数値
制御装置のオーバライドスイッチを使用するようにする
こともできる。
【0037】さらに、上記の説明ではフライス盤を想定
して説明したが、旋盤等でも同様に適用することができ
る。また、本実施例では、ガイダンス用のジョグ送り釦
42bを一つのみ設けたが、他のジョグ送り釦42bと
同様に「+」、「−」の両方向設けるようにしてもよ
い。ただし、この場合でも斜め直線や円弧の加工ではハ
ンドル41aの微小操作が必要なので、ハンドル41a
の操作直後に選択スイッチ41bが「G」に切り換えら
れた場合には、「+」、「−」に関係なくハンドル41
aの回転と同じ向きに工具を移動させる必要がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、斜め直
線及び円弧等の指定形状が入力されるとこれを記憶手段
が記憶し、手動パルス発生器からのパルス信号を受ける
と移動方向記憶手段が工具の移動方向を読み取り記憶
し、パルス信号の出力が手動パルス発生器のものからジ
ョグ送り手段のものに切り換わった場合には、補間手段
により、移動方向記憶手段に記憶されている移動方向に
工具を移動させるように補間信号を出力するようにした
ので、手動パルス発生器を微妙に操作して工具の移動方
向を探り、希望する方向に工具が移動すれば直ちにジョ
グ送り手段に切り換えれば、後はジョグ送り手段を操作
するのみで容易に加工が実行できる。したがって、操作
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御装置の概要を示す図である。
【図2】本発明の数値制御装置のハードウェアの構成を
示すブロック図である。
【図3】機械操作盤の一例を示す図である。
【図4】ガイダンス加工手順の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 図形記憶手段 2 移動方向記憶手段 3 補間手段 15 グラフィック制御回路 16 表示装置 17 キーボード 18 軸制御回路 19 サーボアンプ 20 工作機械 40 機械操作盤 41 手動パルス発生器 42b ガイダンス用のジョグ送り釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−124247(JP,A) 特開 昭61−249732(JP,A) 特開 平2−280202(JP,A) 特開 平2−17506(JP,A) 実開 昭63−217845(JP,U) 実開 平5−31848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18 - 19/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2軸以上の工作機械を制御す
    る数値制御装置において、斜め直線又は/及び円弧からなる 指定形状を記憶する記
    憶手段と、 工具の移動方向および移動速度を指令するためパルス信
    号を出力する手動パルス発生器と、 前記手動パルス発生器とは別に設けられ、所定速度のパ
    ルス信号を出力するジョグ送り手段と、 前記手動パルス発生器または前記ジョグ送り手段からの
    パルス信号に応答して、前記記憶手段に記憶する指定形
    状に沿って前記工具を移動させるように補間信号を出力
    する補間手段と、 前記手動パルス発生器からのパルス信号に基づく前記工
    具の移動方向を読み取り記憶する移動方向記憶手段と、 を備え、前記手動パルス発生器からのパルス信号に代え
    て前記ジョグ送り手段からのパルス信号に応答して前記
    工具を移動させる場合の移動方向は、前記移動方向記憶
    手段に記憶されている前記移動方向と同一方向としたこ
    とを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2軸以上の工作機械を制御す
    る数値制御装置において、斜め直線又は/及び円弧からなる 指定形状を記憶する記
    憶手段と、 工具の移動方向および移動速度を指令するためパルス信
    号を出力する手動パルス発生器と、 前記手動パルス発生器とは別に設けられ、所定速度のパ
    ルス信号を出力するジョグ送り手段と、 前記工具の現在位置と前記記憶手段に記憶された斜め直
    線又は/及び円弧からなる指定形状との距離を保持しつ
    つ移動する並行移動と、前記工具の現在位置から指定形
    状の法線線分で示される方向への前後に移動する垂直移
    動とを切り換えて指令する切換スイッチと、 前記手動パルス発生器または前記ジョグ送り手段からの
    パルス信号に応答して前記切換スイッチの指令に従って
    前記工具の移動を行うように補間信号を出力する補間手
    段と、 前記手動パルス発生器からのパルス信号に基づく前記工
    具の移動方向を読み取り記憶する移動方向記憶手段と、 を備え、前記手動パルス発生器からのパルス信号に代え
    て前記ジョグ送り手段からのパルス信号に応答して前記
    工具を移動させる場合の移動方向は、前記移動方向記憶
    手段に記憶されている前記移動方向と同一方向としたこ
    とを特徴とする数値制御装置。
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