JP2895685B2 - 数値制御装置 - Google Patents
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 35
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
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- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 4
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/409—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by using manual data input [MDI] or by using control panel, e.g. controlling functions with the panel; characterised by control panel details or by setting parameters
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/35—Nc in input of data, input till input file format
- G05B2219/35433—During execution, display asks for parameters, operator answers, machine again
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械を制御する数値
制御装置に関し、特に試作品等を加工するための工作機
械を制御するための数値制御装置に関する。
制御装置に関し、特に試作品等を加工するための工作機
械を制御するための数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械の技術的な進展は目覚
ましく、複雑な形状のワークを高速で、精度良く加工で
きる。また、現在では複雑な形状のワークは数値制御工
作機械なくしては加工できない。
ましく、複雑な形状のワークを高速で、精度良く加工で
きる。また、現在では複雑な形状のワークは数値制御工
作機械なくしては加工できない。
【0003】また、加工のための加工プログラムを作成
するために、数値制御装置に対話形プログラム作成機能
を付加した対話形数値制御装置や、複雑な加工プログラ
ムを簡単に作成するための、自動プログラミング装置等
が広く使用されている。
するために、数値制御装置に対話形プログラム作成機能
を付加した対話形数値制御装置や、複雑な加工プログラ
ムを簡単に作成するための、自動プログラミング装置等
が広く使用されている。
【0004】勿論、これらの数値制御装置を使用するに
は、機械座標、機械原点、プログラム座標、加工原点等
を正確に定義して、厳密な加工プログラムを作成する必
要がある。そして、多数のワークを加工する場合はこれ
らの対話形数値制御装置、自動プログラミング装置を使
用できるが、試作品あるいは型を作成するための加工一
部では、ワークの形状が明確に定義されておらず、もっ
ぱらオペレータの判断によって加工する。このために、
汎用のフライス盤、汎用の旋盤等が使用されている。
は、機械座標、機械原点、プログラム座標、加工原点等
を正確に定義して、厳密な加工プログラムを作成する必
要がある。そして、多数のワークを加工する場合はこれ
らの対話形数値制御装置、自動プログラミング装置を使
用できるが、試作品あるいは型を作成するための加工一
部では、ワークの形状が明確に定義されておらず、もっ
ぱらオペレータの判断によって加工する。このために、
汎用のフライス盤、汎用の旋盤等が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの汎用
の工作機械を使用できるオペレータは数が少なくなりつ
つある。また、直線加工等は問題ないが、斜め直線加
工、円弧加工等になるとこれらの汎用の工作機械では加
工が困難である。
の工作機械を使用できるオペレータは数が少なくなりつ
つある。また、直線加工等は問題ないが、斜め直線加
工、円弧加工等になるとこれらの汎用の工作機械では加
工が困難である。
【0006】逆に、一般の数値制御工作機械を使用する
と、機械座標、機械原点、プログラム座標、加工原点等
を正確に定義する必要があり、それは不可能ではない
が、1個だけのワークの一部を加工するにはあまりにも
プログラミングの手間が大きい。
と、機械座標、機械原点、プログラム座標、加工原点等
を正確に定義する必要があり、それは不可能ではない
が、1個だけのワークの一部を加工するにはあまりにも
プログラミングの手間が大きい。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、汎用の工作機械を使用して、試作品等の簡単
な加工を容易に行うことのできる数値制御装置を提供す
ることを目的とする。
のであり、汎用の工作機械を使用して、試作品等の簡単
な加工を容易に行うことのできる数値制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、少なくとも2軸以上の制御軸を有する工
作機械を制御する数値制御装置において、前記制御軸の
各軸の現在位置を記憶する記憶手段と、前記制御軸の各
軸へパルス分配を行うパルス分配手段と、選択された加
工に対応するガイダンス情報を出力し、前記記憶手段か
ら前記各軸の現在位置を認識し、前記ガイダンス情報に
対応する指令値と前記各軸の前記現在位置から前記各軸
に対する移動指令を出力するガイダンス機能実行手段
と、前記ガイダンス情報を表示するガイダンス表示手段
とを備え、前記パルス分配手段は前記移動指令に基づい
て前記工作機械を制御する分配パルスを発生することを
特徴とする数値制御装置が、提供される。
決するために、少なくとも2軸以上の制御軸を有する工
作機械を制御する数値制御装置において、前記制御軸の
各軸の現在位置を記憶する記憶手段と、前記制御軸の各
軸へパルス分配を行うパルス分配手段と、選択された加
工に対応するガイダンス情報を出力し、前記記憶手段か
ら前記各軸の現在位置を認識し、前記ガイダンス情報に
対応する指令値と前記各軸の前記現在位置から前記各軸
に対する移動指令を出力するガイダンス機能実行手段
と、前記ガイダンス情報を表示するガイダンス表示手段
とを備え、前記パルス分配手段は前記移動指令に基づい
て前記工作機械を制御する分配パルスを発生することを
特徴とする数値制御装置が、提供される。
【0009】
【作用】ガイダンス機能実行手段は選択された加工、例
えばコーナR加工等に対応するガイダンス情報を出力す
る。このガイダンス情報は表示装置に表示される。オペ
レータはガイダンス情報に従って、各軸の指令値を入力
する。
えばコーナR加工等に対応するガイダンス情報を出力す
る。このガイダンス情報は表示装置に表示される。オペ
レータはガイダンス情報に従って、各軸の指令値を入力
する。
【0010】ガイダンス機能実行手段は認識している各
軸の現在位置と各軸の指令値から移動指令を演算して、
出力する。パルス分配手段はこの移動指令をパルス分配
する。
軸の現在位置と各軸の指令値から移動指令を演算して、
出力する。パルス分配手段はこの移動指令をパルス分配
する。
【0011】これによって、試作品等の一部の簡単な加
工を可能にする。
工を可能にする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の数値制御装置の概要を示す図で
ある。ガイダンス機能実行手段1は、キーボード17か
らの操作によって、加工に応じたガイダンス情報を生成
し、グラフィック制御回路15にガイダンス情報を送
り、ガイダンス情報は表示装置16に表示される。加工
の種類としては、斜め直線加工、コーナR加工等がある
が、その詳細は後述する。
明する。図1は本発明の数値制御装置の概要を示す図で
ある。ガイダンス機能実行手段1は、キーボード17か
らの操作によって、加工に応じたガイダンス情報を生成
し、グラフィック制御回路15にガイダンス情報を送
り、ガイダンス情報は表示装置16に表示される。加工
の種類としては、斜め直線加工、コーナR加工等がある
が、その詳細は後述する。
【0013】一方、ガイダンス機能実行手段1は、まず
基準となる位置を認識する。これは工作機械20の機械
操作盤21の各軸の位置ボタンによって指令され、パル
ス分配手段2のそれぞれの軸の現在位置レジスタ3(X
軸)、レジスタ4(Y軸)、レジスタ5(Z軸)から現
在位置(XP,YP,ZP)を受け取る。そして、指令
された終点から各軸の現在位置を引いて、各軸の移動指
令をパルス分配手段2に出力する。
基準となる位置を認識する。これは工作機械20の機械
操作盤21の各軸の位置ボタンによって指令され、パル
ス分配手段2のそれぞれの軸の現在位置レジスタ3(X
軸)、レジスタ4(Y軸)、レジスタ5(Z軸)から現
在位置(XP,YP,ZP)を受け取る。そして、指令
された終点から各軸の現在位置を引いて、各軸の移動指
令をパルス分配手段2に出力する。
【0014】パルス分配手段2はこの移動指令にしたが
ってパルス分配を行い、分配パルスを出力し、軸制御回
路18に送る。軸制御回路18は実際に3軸分を有す
る。軸制御回路18は分配パルスを受けて各軸の速度指
令を生成し、サーボアンプ19に送る。サーボアンプ1
9は工作機械20に取りつけられたサーボモータを駆動
し、工作機械20を制御する。
ってパルス分配を行い、分配パルスを出力し、軸制御回
路18に送る。軸制御回路18は実際に3軸分を有す
る。軸制御回路18は分配パルスを受けて各軸の速度指
令を生成し、サーボアンプ19に送る。サーボアンプ1
9は工作機械20に取りつけられたサーボモータを駆動
し、工作機械20を制御する。
【0015】ガイダンス機能実行手段1及びパルス分配
手段2は後述するようにソフトウェアによって実行され
る。図2は本発明の数値制御装置のハードウェアの構成
を示すブロック図である。
手段2は後述するようにソフトウェアによって実行され
る。図2は本発明の数値制御装置のハードウェアの構成
を示すブロック図である。
【0016】プロセッサ11はROM12に格納された
システムプログラムに従って数値制御装置全体を制御す
る。図1のガイダンス機能実行手段1及びパルス分配手
段2は、プロセッサ11がROM12のシステムプログ
ラムによって実行するソフトウェアによる機能である。
このROM12にはEPROMあるいはEEPROMが
使用される。RAM13にはSRAM等が使用され、入
出力信号等の一時的なデータが格納される。不揮発性メ
モリ14には図示されていないバッテリによってバック
アップされたCMOSが使用される。また、不揮発性メ
モリ14には電源切断後も保持すべきパラメータ、加工
プログラム等の各種データ等が格納される。
システムプログラムに従って数値制御装置全体を制御す
る。図1のガイダンス機能実行手段1及びパルス分配手
段2は、プロセッサ11がROM12のシステムプログ
ラムによって実行するソフトウェアによる機能である。
このROM12にはEPROMあるいはEEPROMが
使用される。RAM13にはSRAM等が使用され、入
出力信号等の一時的なデータが格納される。不揮発性メ
モリ14には図示されていないバッテリによってバック
アップされたCMOSが使用される。また、不揮発性メ
モリ14には電源切断後も保持すべきパラメータ、加工
プログラム等の各種データ等が格納される。
【0017】グラフィック制御回路15はガイダンス情
報を表示用可能な信号に変換し、表示装置16に与え
る。ガイダンス情報の詳細については後述する。表示装
置16にはCRTあるいは液晶表示装置が使用される。
軸制御回路18(3軸分)はプロセッサ11からの軸の
移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ19
(3軸分)に出力制御する。サーボアンプ19はこの移
動指令を受けて、工作機械20の図示されていないサー
ボモータを駆動する。これらの構成要素はバス30によ
って互いに結合されている。
報を表示用可能な信号に変換し、表示装置16に与え
る。ガイダンス情報の詳細については後述する。表示装
置16にはCRTあるいは液晶表示装置が使用される。
軸制御回路18(3軸分)はプロセッサ11からの軸の
移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ19
(3軸分)に出力制御する。サーボアンプ19はこの移
動指令を受けて、工作機械20の図示されていないサー
ボモータを駆動する。これらの構成要素はバス30によ
って互いに結合されている。
【0018】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)22は加工プログラムの実行時に、バス30経
由でT機能信号(工具選択指令)等を受け取る。そし
て、この信号をシーケンス・プログラムで処理して、動
作指令として信号を出力し、工作機械20を制御する。
また、対話形数値制御装置では工作機械20から状態信
号を受けて、シーケンス処理を行い、バス30を経由し
てプロセッサ11に必要な入力信号を転送する。
ローラ)22は加工プログラムの実行時に、バス30経
由でT機能信号(工具選択指令)等を受け取る。そし
て、この信号をシーケンス・プログラムで処理して、動
作指令として信号を出力し、工作機械20を制御する。
また、対話形数値制御装置では工作機械20から状態信
号を受けて、シーケンス処理を行い、バス30を経由し
てプロセッサ11に必要な入力信号を転送する。
【0019】なお、バス30には更に、システムプログ
ラム等によって機能が変化するソフトウェアキー23が
接続されている。このソフトウェアキー23は、上記表
示装置16、キーボード17とともに、CRT/MDI
パネル25に設けられる。
ラム等によって機能が変化するソフトウェアキー23が
接続されている。このソフトウェアキー23は、上記表
示装置16、キーボード17とともに、CRT/MDI
パネル25に設けられる。
【0020】次にガイダンス機能の詳細について述べ
る。まず、ガイダンス機能を実行するために、ガイダン
ス機能選択画面を選択する。図3にガイダンス機能選択
画面を示す。ガイダンス機能選択画面には図に示すよう
に、直線加工、斜め直線加工、円弧加工、全円加工、コ
ーナR加工、コーナC加工、切り欠き加工、平面加工、
側面加工、ポケット加工、穴あけ加工があり、このなか
から使用する加工を選択する。これらの選択は図2に示
すソフトウェアキー23で行うが、これらの選択方法は
通常の数値制御装置の機能として周知であるので説明を
省略する。
る。まず、ガイダンス機能を実行するために、ガイダン
ス機能選択画面を選択する。図3にガイダンス機能選択
画面を示す。ガイダンス機能選択画面には図に示すよう
に、直線加工、斜め直線加工、円弧加工、全円加工、コ
ーナR加工、コーナC加工、切り欠き加工、平面加工、
側面加工、ポケット加工、穴あけ加工があり、このなか
から使用する加工を選択する。これらの選択は図2に示
すソフトウェアキー23で行うが、これらの選択方法は
通常の数値制御装置の機能として周知であるので説明を
省略する。
【0021】次に斜め直線加工のガイダンス機能につい
て述べる。図4は斜め直線加工の加工ガイダンス画面で
ある。斜め直線加工は次のように行う。第1は始点Ps
の座標(Xs,Ys)と、終点Peの座標(Xe,Y
e)を指定する。ただし、通常の数値制御装置のように
座標はないので、すでに加工した面からの距離を座標と
して使用する。例えば、すでに加工した面をLx,Ly
とし、この面からの距離を指定する。面Lx,Lyの座
標は実際の斜め直線加工の前に、機械側の機械操作盤2
1(図1)から指令する。すなわち、面Lxを加工した
ときに、図示されていないY軸位置ボタンを押すと、こ
のときのY軸の現在位置レジスタ4の位置YPがガイダ
ンス機能実行手段1に送られる。同様に、面Lyを加工
したときにX軸位置ボタンを押すと、現在位置レジスタ
3の現在位置XPがガイダンス機能実行手段1に送られ
る。そして、ガイダンス機能実行手段1には、図4に示
すLx,Lyの座標系が作成される。そして、Lx,L
yを基準に始点Psの座標(Xs,Ys)と、終点Pe
の座標(Xe,Ye)を指定することにより、斜め直線
Lkがガイダンス機能実行手段1内で作成される。そし
て、機械操作盤21の図示されていない開始ボタンを押
すと、ガイダンス機能実行手段1は直線Lkに相当する
移動指令をパルス分配手段2に送る。パルス分配手段2
はこの移動指令に従って、直線Lkのパルス分配を実行
する。
て述べる。図4は斜め直線加工の加工ガイダンス画面で
ある。斜め直線加工は次のように行う。第1は始点Ps
の座標(Xs,Ys)と、終点Peの座標(Xe,Y
e)を指定する。ただし、通常の数値制御装置のように
座標はないので、すでに加工した面からの距離を座標と
して使用する。例えば、すでに加工した面をLx,Ly
とし、この面からの距離を指定する。面Lx,Lyの座
標は実際の斜め直線加工の前に、機械側の機械操作盤2
1(図1)から指令する。すなわち、面Lxを加工した
ときに、図示されていないY軸位置ボタンを押すと、こ
のときのY軸の現在位置レジスタ4の位置YPがガイダ
ンス機能実行手段1に送られる。同様に、面Lyを加工
したときにX軸位置ボタンを押すと、現在位置レジスタ
3の現在位置XPがガイダンス機能実行手段1に送られ
る。そして、ガイダンス機能実行手段1には、図4に示
すLx,Lyの座標系が作成される。そして、Lx,L
yを基準に始点Psの座標(Xs,Ys)と、終点Pe
の座標(Xe,Ye)を指定することにより、斜め直線
Lkがガイダンス機能実行手段1内で作成される。そし
て、機械操作盤21の図示されていない開始ボタンを押
すと、ガイダンス機能実行手段1は直線Lkに相当する
移動指令をパルス分配手段2に送る。パルス分配手段2
はこの移動指令に従って、直線Lkのパルス分配を実行
する。
【0022】第2は、工具が始点Psにあるものとし、
この始点Psを同様に、機械操作盤のX軸位置ボタン、
Y軸位置ボタンを押し、現在位置XP,YPをパルス分
配手段2からガイダンス機能実行手段1に送る。そし
て、終点Peを指令して、直線Lkを定義する。その後
の処理については第1方法と同じである。
この始点Psを同様に、機械操作盤のX軸位置ボタン、
Y軸位置ボタンを押し、現在位置XP,YPをパルス分
配手段2からガイダンス機能実行手段1に送る。そし
て、終点Peを指令して、直線Lkを定義する。その後
の処理については第1方法と同じである。
【0023】第3は、工具が始点Psにあるものとし、
その点ガイダンス機能実行手段1に認識させる点では第
2の方法と同じであるが、終点Peを指定せずに、角度
Θのみを指定する。そうすると、工具は直線Lk上を動
き、オペレータが機械操作盤の図示されていない停止ボ
タンを押して、終点位置を決める。
その点ガイダンス機能実行手段1に認識させる点では第
2の方法と同じであるが、終点Peを指定せずに、角度
Θのみを指定する。そうすると、工具は直線Lk上を動
き、オペレータが機械操作盤の図示されていない停止ボ
タンを押して、終点位置を決める。
【0024】第4の方法は、始点Psと角度Θのみを指
令して、終点はオペレータが停止ボタンを押して決める
方法である。次に、コーナR加工のガイダンス機能につ
いて述べる。図5はコーナR加工の加工ガイダンス画面
である。まず、工具41を右方向からワーク40に実際
に突き当てる。そして、X軸位置ボタン及びY軸位置ボ
タンを押すと横線上の点Xが表示される。また、工具4
1を下からワーク40に実際に突き当てて、X軸位置ボ
タン及びY軸位置ボタンを押すと、縦点上の点Yが表示
される。勿論、この操作によって斜め直線加工の場合と
同じようにガイダンス機能実行手段1には工具の始点P
sと工具の終点Peの位置が認識される。
令して、終点はオペレータが停止ボタンを押して決める
方法である。次に、コーナR加工のガイダンス機能につ
いて述べる。図5はコーナR加工の加工ガイダンス画面
である。まず、工具41を右方向からワーク40に実際
に突き当てる。そして、X軸位置ボタン及びY軸位置ボ
タンを押すと横線上の点Xが表示される。また、工具4
1を下からワーク40に実際に突き当てて、X軸位置ボ
タン及びY軸位置ボタンを押すと、縦点上の点Yが表示
される。勿論、この操作によって斜め直線加工の場合と
同じようにガイダンス機能実行手段1には工具の始点P
sと工具の終点Peの位置が認識される。
【0025】そして、次にコーナ半径Rと、工具半径r
を入力する。ガイダンス機能実行手段1は加工通路42
を計算して、移動指令をパルス分配手段2に送り、パル
ス分配手段2は加工通路42をパルス分配する。
を入力する。ガイダンス機能実行手段1は加工通路42
を計算して、移動指令をパルス分配手段2に送り、パル
ス分配手段2は加工通路42をパルス分配する。
【0026】次に、コーナC加工のガイダンス機能につ
いて述べる。図6はコーナC加工の加工ガイダンス画面
である。コーナC加工はほぼコーナR加工と同様であ
り、相違点は、コーナRに対してコーナCを指定するこ
と、ワーク40aのコーナがコーナCを有すること、加
工通路42aが折れ線になることである。したがって、
詳細な説明は省略する。
いて述べる。図6はコーナC加工の加工ガイダンス画面
である。コーナC加工はほぼコーナR加工と同様であ
り、相違点は、コーナRに対してコーナCを指定するこ
と、ワーク40aのコーナがコーナCを有すること、加
工通路42aが折れ線になることである。したがって、
詳細な説明は省略する。
【0027】次に、全円加工のガイダンス機能について
述べる。図7は全円加工の加工ガイスダンス画面であ
る。ここでは、ワークを深さZだけ内面円加工を行うも
のとする。面Lx,Lyについては図4で説明した方法
と同様に定義する。そして、全円43の中心Pcの中心
X座標(Xc,Yc)を指定し、さらに円半径R、仕上
げ深さZ、工具半径rを指令する。
述べる。図7は全円加工の加工ガイスダンス画面であ
る。ここでは、ワークを深さZだけ内面円加工を行うも
のとする。面Lx,Lyについては図4で説明した方法
と同様に定義する。そして、全円43の中心Pcの中心
X座標(Xc,Yc)を指定し、さらに円半径R、仕上
げ深さZ、工具半径rを指令する。
【0028】そして、これらの指令値からガイダンス機
能実行手段1は加工通路44を演算し、パルス分配手段
2に送り、パルス分配手段2は加工通路44をパルス分
配する。
能実行手段1は加工通路44を演算し、パルス分配手段
2に送り、パルス分配手段2は加工通路44をパルス分
配する。
【0029】なお、上記の説明では送り速度については
説明を省略したが、各加工ガイダンス画面に送り速度F
の項を設けて指定するようにすることができる。あるい
は、数値制御装置のオーバライドスイッチを使用するよ
うにすることもできる。
説明を省略したが、各加工ガイダンス画面に送り速度F
の項を設けて指定するようにすることができる。あるい
は、数値制御装置のオーバライドスイッチを使用するよ
うにすることもできる。
【0030】また、上記の説明では一部の加工ガイダン
ス機能についてのみ説明したが、他の加工ガイダンス機
能についても同様に実現することができることは容易に
理解できるであろう。
ス機能についてのみ説明したが、他の加工ガイダンス機
能についても同様に実現することができることは容易に
理解できるであろう。
【0031】このようにして、ガイダンス情報をガイダ
ンス画面に表示して、オペレータはこのガイダンス情報
にしたがって、加工指令を定義すれば、試作品の一部の
加工等を簡単に実現するとことができる。したがって、
機械座標、機械原点、加工原点等を意識することなく、
通常の汎用のフライス盤を使用するように、試作品等の
一部加工することができる。
ンス画面に表示して、オペレータはこのガイダンス情報
にしたがって、加工指令を定義すれば、試作品の一部の
加工等を簡単に実現するとことができる。したがって、
機械座標、機械原点、加工原点等を意識することなく、
通常の汎用のフライス盤を使用するように、試作品等の
一部加工することができる。
【0032】なお、上記の説明ではフライス盤を想定し
て説明したが、旋盤等でも同様に適用することができ
る。また、このようなガイダンス機能は、通常の数値制
御装置に組み込むことができるし、特別安価な数値制御
装置として構成することもできる。
て説明したが、旋盤等でも同様に適用することができ
る。また、このようなガイダンス機能は、通常の数値制
御装置に組み込むことができるし、特別安価な数値制御
装置として構成することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ガイダ
ンス情報を表示して、オペレータが指令した指令値に従
って、移動指令をパルス分配手段に出力するように構成
したので、座標系、原点等を意識することなく、試作品
等の一部を汎用の工作機械を使用するように簡単に加工
することができる。
ンス情報を表示して、オペレータが指令した指令値に従
って、移動指令をパルス分配手段に出力するように構成
したので、座標系、原点等を意識することなく、試作品
等の一部を汎用の工作機械を使用するように簡単に加工
することができる。
【図1】本発明の数値制御装置の概要を示す図である。
【図2】本発明の数値制御装置のハードウェアの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】ガイダンス機能選択画面を示す図である。
【図4】斜め直線加工の加工ガイダンス画面を示す図で
ある。
ある。
【図5】コーナR加工の加工ガイダンス画面を示す図で
ある。
ある。
【図6】コーナC加工の加工ガイダンス画面を示す図で
ある。
ある。
【図7】全円加工の加工ガイスダンス画面を示す図であ
る。
る。
1 ガイダンス機能実行手段 2 パルス分配手段 11 プロセッサ 16 表示装置 17 キーボード 21 機械操作盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4103 B23Q 15/00 B23Q 15/00 301 G05B 19/18 G05B 19/416
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも2軸以上の制御軸を有する工作
機械を制御する数値制御装置において、前記制御軸の各軸の現在位置を記憶する記憶手段と、 前記制御軸の各軸へパルス分配を行うパルス分配手段
と、 選択された加工に対応するガイダンス情報を出力し、前
記記憶手段から前記各軸の現在位置を認識し、かつ前記
ガイダンス情報に対応する指令値と前記各軸の現在位置
とから前記各軸に対する移動指令を出力するガイダンス
機能実行手段と、前記ガイダンス情報を表示するガイダ
ンス表示手段と、を備え、 前記パルス分配手段は前記移動指令に基づいて前記工作
機械を制御する分配パルスを発生する ことを特徴とする
数値制御装置。 - 【請求項2】 前記分配パルス制御手段は外部からの指
令に従って、前記ガイダンス機能実行手段に前記現在位
置を送るように構成したことを特徴とする請求項1記載
の数値制御装置。 - 【請求項3】 前記ガイダンス情報には、加工の種類を
選択するための加工選択情報を有することを特徴とする
請求項1記載の数値制御装置。 - 【請求項4】 前記加工には、少なくとも斜め直線加
工、コーナR加工、コーナC加工、の1つを含むことを
特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
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