JPH06332520A - Cncのモータ波形表示方式 - Google Patents

Cncのモータ波形表示方式

Info

Publication number
JPH06332520A
JPH06332520A JP12376093A JP12376093A JPH06332520A JP H06332520 A JPH06332520 A JP H06332520A JP 12376093 A JP12376093 A JP 12376093A JP 12376093 A JP12376093 A JP 12376093A JP H06332520 A JPH06332520 A JP H06332520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
work shape
load current
motor
sampling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12376093A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kuwazawa
満 桑沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP12376093A priority Critical patent/JPH06332520A/ja
Publication of JPH06332520A publication Critical patent/JPH06332520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク加工時のサーボモータやスピンドルモ
ータ等の負荷電流の波形を表示するCNCのモータ波形
表示方式において、モータ波形と加工形状との対応を容
易に把握できるようにする。 【構成】 表示画面には、上側の座標面にワーク形状4
1が、下側の座標面に負荷電流波形42が表示されてい
る。これらワーク形状41および負荷電流波形42は、
同一の時間系列で表示されている。すなわち、ワークの
加工部分とそのときのサーボモータの負荷電流値が時間
軸上の同一の位置にあるように表示されている。このよ
うな表示を行うことにより、ワーク加工形状とそのとき
のサーボモータの負荷電流値を容易に確認することがで
きる。例えば図では、形状部分41aの加工時に、サー
ボモータが過負荷状態になっていることが分かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの波形データを表
示するCNCのモータ波形表示方式に関し、特にワーク
加工時のサーボモータやスピンドルモータ等の負荷電流
の波形を表示するCNCのモータ波形表示方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、工作機械によるワークの加工で
は、ワークの材質や加工形状等に応じて工具の送り速度
等を調節し、工具、サーボモータおよびスピンドルモー
タ等にできるだけ負担がかからないようにしている。し
かし、実際には理想通りにできない場合が多く、工具の
破損や不必要な電力消費を招いてしまう恐れがある。
【0003】そこで、サーボモータから計測されたサー
ボ電流波形データを時間データとともに波形データバッ
ファに格納し、必要に応じて表示装置に表示するように
した技術がある。これにより、加工作業中のサーボモー
タの電流負荷の時間変化を確認することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように時
間データに応じた波形データを表示するだけでは、モー
タ波形と加工形状との対応を容易に把握することができ
なかった。すなわち、ワークのどの形状部分を加工して
いるときにモータに過負荷がかかったのか等を正確に判
断することができなかった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、モータ波形と加工形状との対応を容易に把握
することのできるCNCのモータ波形表示方式を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ワーク加工のためCNCにより回転制御
されるモータの負荷電流の波形を表示するCNCのモー
タ波形表示方式において、加工プログラムの実行時に前
記モータの負荷電流値を検出する負荷電流検出手段と、
時間をカウントするタイマと、前記タイマのカウントす
る時刻を参照して前記負荷電流の波形をサンプリング
し、負荷電流波形記憶手段に記憶する波形サンプリング
手段と、前記サンプリングされた負荷電流の波形と時間
的に対応するようにワーク形状データを生成し、ワーク
形状記憶手段に記憶するワーク形状生成手段と、前記記
憶された負荷電流波形およびワーク形状を同時に画像表
示する表示制御手段と、を有することを特徴とするCN
Cのサーボ波形表示方式が提供される。
【0007】
【作用】加工プログラムの実行時にモータの負荷電流値
を負荷電流検出手段により検出し、波形サンプリング手
段は、タイマのカウントする時刻を参照して負荷電流の
波形をサンプリングし、負荷電流波形記憶手段に記憶す
る。一方、ワーク形状生成手段は、サンプリングされた
負荷電流の波形と時間的に対応するようにワーク形状デ
ータを生成し、ワーク形状記憶手段に記憶する。そし
て、これらの記憶された負荷電流波形およびワーク形状
を表示制御手段により同時に画像表示する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明を実施する数値制御装置の全体構
成を示すブロック図である。プロセッサ11はROM1
2に格納されたシステムプログラムに従って数値制御装
置全体を制御する。ROM12にはEPROMあるいは
EEPROMが使用される。RAM13にはSRAM等
が使用され、各種のデータあるいは入出力信号が格納さ
れる。不揮発性メモリ14には図示されていないバッテ
リによってバックアップされたCMOSが使用され、電
源切断後も保持すべき波形データ、加工プログラム、パ
ラメータ、ピッチ誤差補正量および工具補正量等が格納
されている。
【0009】グラフィック制御回路15はディジタル信
号を表示用の信号に変換し、表示装置16に与える。表
示装置16にはCRTあるいは液晶表示装置が使用され
る。表示装置16は対話形式で加工プログラムを作成し
ていくときに、形状、加工条件等を表示する。グラフィ
ック制御回路15に送られるディジタル信号は、不揮発
性メモリ14に格納されている加工プログラムについ
て、プロセッサ11がROM12に格納された画面表示
処理プログラムを実行することによって送られる信号で
ある。
【0010】タイマ24は時間を刻み、時間データとし
て出力する。キーボード17はカーソルキー、形状要素
キー及び数値キー等からなり、必要な図形データ、加工
データをこれらのキーを使用して入力する。
【0011】軸制御回路18はプロセッサ11から、軸
の移動指令を受けて、軸の指令をサーボアンプ19に出
力する。サーボアンプ19はこの移動指令を受けて、工
作機械20のサーボモータ20aを駆動する。サーボモ
ータ20aの負荷電流値は、軸制御回路18がタイマ2
4の時間データに応じて検知し、バス21を経由してプ
ロセッサ11に送る。
【0012】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)22は加工プログラムの実行時に、バス21経
由でT機能信号(工具選択指令)等を受け取る。そし
て、この信号をシーケンス・プログラムで処理して、動
作指令として信号を出力し、工作機械20を制御する。
また、工作機械20から状態信号を受けて、シーケンス
処理を行い、バス21を経由して、プロセッサ11に必
要な入力信号を転送する。
【0013】さらに、バス21には、システムプログラ
ム等によって機能が変化するソフトウェアキー23が接
続されている。このソフトウェアキー23は、上記表示
装置16、キーボード17とともに、CRT/MDIパ
ネル25に備えられる。
【0014】次に本実施例のモータ波形表示方式の具体
的な動作を説明する。図3はモータ波形表示方式の機能
の概念図である。ここでは、サーボモータ20aの負荷
電流の波形を表示する例を示す。プログラム実行手段3
1は、オペレータのキー操作等による実行開始指令が送
られると、不揮発性メモリ14に格納された加工プログ
ラム14aを順次実行していく。また、実行開始指令の
入力とともに波形サンプリング手段32は、負荷電流検
出手段18aによって検出されたサーボモータ20aの
負荷電流値を、タイマ24のカウント値に応じてサンプ
リングし、不揮発性メモリ14の波形記憶領域14bに
時系列で格納していく。波形記憶領域14bが途中で容
量オーバーになった場合には、最初のアドレスから上書
きしていく。
【0015】ワーク形状生成手段33は、実行開始指令
の入力とともにプログラム実行手段31の実行状態を読
み、タイマ24のカウント値に応じてワーク形状データ
を検出し、時系列のワーク形状を生成し、不揮発性メモ
リ14のワーク形状記憶領域14cに格納する。ワーク
形状記憶領域14cが途中で容量オーバーになった場合
には、波形記憶領域14bと同様に最初のアドレスから
上書きしていく。
【0016】波形サンプリング手段32およびワーク形
状生成手段33による各データの生成は、実行停止指令
の入力によって停止される。この実行停止指令は、アラ
ーム発生時やオペレータのキー操作による停止指令時等
に入力される。表示制御手段34は、このように記憶さ
れた負荷電流波形およびワーク形状を、オペレータの指
示に従って表示装置16の画面上に同時に表示する。
【0017】図1は生成されたサーボ波形の表示例を示
す図である。ここでは、旋盤加工の表示例を示してい
る。図では、上側の座標面にワーク形状41が、下側の
座標面に負荷電流波形42がそれぞれ表示されている。
これらワーク形状41および負荷電流波形42は、同一
の時間系列で表示されている。すなわち、ワークの加工
部分とそのときのサーボモータ20aの負荷電流値が時
間軸上の同一の位置にあるように表示されている。
【0018】このような表示を行うことにより、ワーク
加工形状とそのときのサーボモータ20aの負荷電流値
を容易に確認することができる。例えば図1では、形状
部分41aの加工時に、サーボモータ20aが過負荷状
態になっていることが分かる。
【0019】ところで、通常、ワークの加工中は工具の
移動速度は変化するため、実際のワーク形状と表示され
たワーク形状41は同一形状にはならない。ただし、工
具の移動速度が常に一定であれば、ワーク形状41の時
間軸はZ軸に置き換えて表示することもできる。
【0020】図4はこのようなサーボ波形表示方式を行
うためのプロセッサ11側の処理手順を示すフローチャ
ートである。このフローチャートは実行開始指令の入力
とともに開始される。 〔S1〕サーボモータ20aの負荷電流データおよびワ
ーク形状データをタイマ24のカウントを参照してサン
プリングを行う。 〔S2〕アラーム等の実行停止指令が入力されたか否か
を判断し、入力されればステップS2に進み、そうでな
ければステップS1を繰り返す。
【0021】〔S3〕負荷電流データとワーク形状デー
タのサンプリングを停止する。 〔S4〕オペレータの操作によりサーボ波形の表示指令
がなされたか否かを判断し、なされればステップS5に
進み、そうでなければ本フローチャートを終了する。 〔S5〕ワーク形状41および負荷電流波形42の表示
を表示装置16の画面上で行う。
【0022】このように、本実施例では、加工プログラ
ムの実行中にサンプリングしたワーク形状データおよび
負荷電流データを同一画面上で表示するようにしたの
で、加工形状とその部分の負荷を容易に確認することが
できる。
【0023】なお、本実施例では、負荷電流波形のサン
プリング開始と同時にワーク形状データの生成も行うよ
うにしたが、加工プログラム14aの実行停止指令が入
力されてからワーク形状データを生成するようにしても
よい。ただし、この場合でも、実行開始指令や実行停止
指令の入力時間等のワーク形状生成に必要なデータはメ
モリに記憶しておく必要がある。
【0024】また、本実施例では、モータ波形表示とし
てサーボモータ20aの負荷電流波形を表示する例を示
したが、スピンドルモータ等についても同様の表示を行
うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、タイマ
のカウントする時刻を参照してモータの負荷電流の波形
をサンプリングし、サンプリングされた負荷電流の波形
と時間的に対応するようにワーク形状データを生成し、
これら負荷電流波形およびワーク形状を同時に画像表示
するようにしたので、モータ波形と加工形状との対応を
容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生成されたサーボ波形の表示例を示す図であ
る。
【図2】本発明を実施する数値制御装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図3】モータ波形表示方式の機能の概念図である。
【図4】サーボ波形表示方式を行うためのプロセッサ側
の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 不揮発性メモリ 15 グラフィック制御回路 16 表示装置 17 キーボード 18 軸制御回路 19 サーボアンプ 20 工作機械 20a サーボモータ 22 PMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ) 24 タイマ 31 プログラム実行手段 32 波形サンプリング手段 33 ワーク形状生成手段 34 表示制御手段 41 ワーク形状 42 負荷電流波形

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク加工のためCNCにより回転制御
    されるモータの負荷電流の波形を表示するCNCのモー
    タ波形表示方式において、 加工プログラムの実行時に前記モータの負荷電流値を検
    出する負荷電流検出手段と、 時間をカウントするタイマと、 前記タイマのカウントする時刻を参照して前記負荷電流
    の波形をサンプリングし、負荷電流波形記憶手段に記憶
    する波形サンプリング手段と、 前記サンプリングされた負荷電流の波形と時間的に対応
    するようにワーク形状データを生成し、ワーク形状記憶
    手段に記憶するワーク形状生成手段と、 前記記憶された負荷電流波形およびワーク形状を同時に
    画像表示する表示制御手段と、 を有することを特徴とするCNCのモータ波形表示方
    式。
  2. 【請求項2】 前記ワーク形状生成手段は、前記波形サ
    ンプリング手段とほぼ同一のタイミングで実行するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載のCN
    Cのサーボ波形表示方式。
  3. 【請求項3】 前記ワーク形状生成手段は、前記波形サ
    ンプリング手段の実行停止後に実行するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のCNCのサーボ
    波形表示方式。
JP12376093A 1993-05-26 1993-05-26 Cncのモータ波形表示方式 Pending JPH06332520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12376093A JPH06332520A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 Cncのモータ波形表示方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12376093A JPH06332520A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 Cncのモータ波形表示方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332520A true JPH06332520A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14868613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12376093A Pending JPH06332520A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 Cncのモータ波形表示方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06332520A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023181301A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 ファナック株式会社 表示装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023181301A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 ファナック株式会社 表示装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2641797B2 (ja) 対話形数値制御装置
US8010302B2 (en) Tool path display apparatus for machine tool
JP2003303005A (ja) 数値制御装置
US5327350A (en) Interactive type numerical control apparatus and method thereof
JPH06332520A (ja) Cncのモータ波形表示方式
JPH06202724A (ja) 数値制御装置
JP2799323B2 (ja) 手動送り運転処理装置
JPH0729256B2 (ja) 工具交換位置教示方法
JP3075861B2 (ja) 数値制御装置
JPH05309546A (ja) 数値制御工作機械の加工時間計算方法及びその装置
JPH04252307A (ja) 対話形数値制御装置
JPH0885044A (ja) 加工負荷監視方式
EP1528445A2 (en) Numerical controller
JPH07104810A (ja) 数値制御装置
JP3327641B2 (ja) 数値制御装置
JPH0876827A (ja) 加減速制御方式
JPH07227739A (ja) 数値制御装置
JPH01304504A (ja) 残加工時間表示方法
JPH0916263A (ja) 数値制御装置
JPH08278806A (ja) Cncのマクロ変数デバッグ方式
JPH08234821A (ja) Cncの工具移動制御方式
JP2963286B2 (ja) 数値制御装置
JPH0619526A (ja) 三次元形状変更方式
JPH0926810A (ja) 数値制御装置
JPH02262915A (ja) 放電加工機の制御装置