JP2799323B2 - 手動送り運転処理装置 - Google Patents

手動送り運転処理装置

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JP2799323B2
JP2799323B2 JP7813492A JP7813492A JP2799323B2 JP 2799323 B2 JP2799323 B2 JP 2799323B2 JP 7813492 A JP7813492 A JP 7813492A JP 7813492 A JP7813492 A JP 7813492A JP 2799323 B2 JP2799323 B2 JP 2799323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は数値制御装置における
手動送り運転に関し、特に手動ハンドルを回転させたと
きに発生する端数を除去する手動送り運転処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にワークを加工させる数値制御装置
(以下NCという)は現在座標、ワーク座標、機械座標
があり、NC工作機械の加工方向の指定は、それに対応
させて予め取決められたアルファベットの座標語を用い
るのが一般的である。例えば、フライス盤を例にする
と、工具の移動が左右方向をX軸、前後方向をY軸、上
下方向をZ軸というように3つの軸を制御する。
【0003】このような座標系においては、その機械固
有に定められた基準となる位置があり、この基準点を座
標原点として設定された座標系を機械座標としている。
また、ワーク座標はプログラマがプログラムする際に使
用する座標系で、ワーク上の基準点を座標原点として設
定される座標系である。
【0004】さらに、NC工作機械の各軸にはレファレ
ンス点があり、この点はレファレンス点復帰モードにお
いて、リミットスイッチとドグにより検出し、通常はレ
ファレンス点を原点として設定された座標系を現在座標
という。
【0005】図5は現在座標、ワーク座標、機械座標の
関係を説明する図である。同図はテーブル上に3個の同
一の加工形状のワークを搭載した例であり、Z軸は省略
しX−Y平面としたものである。例えば電源投入後のレ
ファレンス点復帰モードでレファレンス点に到達する
と、予め設定表示部から入力されているパラメータ値に
従って、ワーク座標、機械座標を作成する。
【0006】この場合は図5に示すように、機械座標の
原点を基準として設定したパラメータ値X1、Y1がレ
ファレンス点となり、同図はワークが3個あり、それぞ
れのワーク原点をパラメータX2とY2、X3とY3、
X4とY4で設定する。このように、ワークの原点をパ
ラメータで設定すると、3個のワークは共通のプログラ
ムが使用できるのである。
【0007】また、NC工作機械の工具を移動させる手
段としては、テープ指令を読取り、その指令に従って移
動する自動運転と、手動送りが可能なように手動ジョグ
送り並びに手動ハンドル送りがある。
【0008】手動送りでは汎用フライス盤のような手動
運転が可能であり、通常は決められたパラメータX2と
Y2、X3とY3、X4とY4にワークを取付けるので
はなく、ワークを取付け後に、その点を求めるために、
手動ハンドル送りで移動して、その点の機械座標を表示
設定部から読み、パラメータX2とY2、X3とY3、
X4とY4を設定する。このような用途にもハンドル送
りは使用され、以下に手動ハンドルを用いた数値制御装
置を例にして説明する。
【0009】図6は従来の手動送り運転処理装置の概略
構成図である。図において、1はNC用加工プログラ
ム、2は入力部であり、NC自動運転起動時に外部機器
入力モードであれば入出力I/F(図示せず)を介して
テープリーダ(図示せず)からNC用加工プログラムを
1ブロック毎に入力しパリティチェック、加工プログラ
ムフォーマットチェック等を行い、RAM14のNCプ
ログラムエリアにセットする。4はキーボード、5はキ
ーボード4用のI/Oである。
【0010】6は手動ハンドル操作部であり、回転させ
られることにより、その回転量を軸移動量として出力す
る手動ハンドル7及び切換えられることにより移動軸
(X、Y、Z)のいずれかを選択させる軸選択信号を出
力する軸選択スイッチ8並びに切換えられることによ
り、移動量の倍率を設定させる倍率信号を出力する倍率
選択スイッチ9を備えたものである。
【0011】10は手動ハンドル7用のI/Oであり、
内部に可逆カウンタを有して、手動ハンドル7の回転方
向によってカウントダウン又はカウントアップして、手
動ハンドル7の回転量に対応する目盛量信号Pを出力す
るものである。
【0012】11は軸選択スイッチ8用のI/O、12
は倍率選択スイッチ9用のI/O、13はNCプログラ
ムを処理するためのシステムソフトウェアを記憶したR
OM、14はNC用加工プログラム及びシステムの機械
座標、現在座標、ワーク座標が各軸毎に記憶される座標
テーブルが記憶されるRAMである。16は例えば20
ms毎に信号を出力するReal Time Cloc
k(以下RTCという)、17はRTC16からの割込
コントローラである。
【0013】18は表示制御部であり、後述する表示設
定手段からの指示に基づいて、座標テーブルから各軸の
現在座標値Xc、ワーク座標値Xw、機械座標値Xmを
表示部19に表示するものである。この現在座標値、ワ
ーク座標値、機械座標値は、 (1)現在値Xc……レファレンス点復帰またはオペレ
ータが座標系プリセットした位置を原点とした座標系
で、おもにオペレータが自由に利用するもの。 (2)ワーク座標系Xw……NC用加工プログラムの座
標系でプログラマがプログラムする際に使用する座標
系。 (3)機械座標系Xm……工作機械固有の座標系で工具
交換位置やレファレンス点位置などをきめる座標系であ
る。
【0014】20はデータ取込手段であり、少なくとも
手動ハンドル部6からの割込み命令であればRAM14
のワーキング領域に目盛量P、軸選択信号i、倍率選択
信号kを記憶させて内部に取込むものである。
【0015】21は目盛量変化算出手段であり、データ
取込手段20を用いてRAM14から今回の目盛量Pn
と前回の目盛量Poとをレジスタに設定し、その差を手
動ハンドル7の目盛変化量Pdとするものである。
【0016】22は移動量算出手段であり、RAM14
に記憶された倍率選択信号k及び軸選択信号iをレジス
タに設定して、補間演算等を行い目盛変化量Pdによる
軸の移動量Sを求めて、RAM14に記憶し、その移動
量Sを軸モータが例えば20msでテーブルを移動させ
る際に、予めパラメータにより設定されているクランプ
速度より低い速度であるということが知らされると、R
AM14の移動量S(以下第1の移動量Sという)を出
力するものである。この移動量Sは通常は1パルス当た
り0.001mmとされる。
【0017】23は移動量判定手段であり、求められた
第1の移動量Sと予めパラメータにより設定されている
クランプ速度より、このクランプ速度でのサンプリング
周期t(20ms)内で移動させることができる移動可
能量Siを求め、移動可能量Siが第1の移動量Sより
大きいかを判定して、その判定結果を移動量算出手段2
2に出力するものである。
【0018】また、移動可能量Siが第1の移動量Sよ
り小さいと判定した場合は、サンプリング周期tで第1
の移動量Sを移動させることができないので、移動量算
出手段22が求めた第1の移動量Sを移動可能量Si
(第2の移動量ともいう)に再設定するものである。
【0019】24は表示設定手段であり、移動量算出手
段22が出力する各軸の移動量Sに基づいて、現在座標
値Xc、ワーク座標値Xw及び機械座標値Xmを求めて
座標テーブルに設定し、表示制御部18に表示指示をす
るものである。また、自動運転モーダル情報、パラメー
タ情報などを表示部19に表示させたり、キーボードか
ら表示画面の切り換えるものである。30は駆動部であ
り、補間計算された移動量S(数値制御データともい
う)の増幅等を行いサーボモータを駆動させるものであ
る。
【0020】上記のように構成されたNC装置の手動ハ
ンドル移動量処理部の動作について以下に説明する。手
動ハンドル7が回転させられると、手動ハンドル7には
通常1回転100等分され100の目盛りが刻んであ
り、回転させられることにより、その目盛り0〜99の
データを回転量として、I/O10に出力させる。
【0021】また、このI/O10は可逆カウンタを備
えているため手動ハンドル7からの移動回転量は可逆カ
ウンタによってアップカウント又はダウンカウントされ
る。この場合は右(+方向)に回すとカウントアップ
し、左(−方向)に回すとカウントダウンし、その値を
手動ハンドル7の目盛量Pとして出力する。
【0022】次に、軸選択スイッチ8は切換えられるこ
とにより、X軸(第1軸目)、Y軸(第2軸目)、Z軸
(第3軸目)とする軸選択信号iをI/O11に出力す
る。この場合は、0ならばX軸(第1軸目)とみなしi
=0、1ならばY軸(第2軸目)とみなしi=1、2な
らばZ軸(第3軸目)とみなしi=2のように決められ
る。
【0023】次に、倍率選択スイッチ9は切換えられる
ことにより、倍率を1倍、10倍、100倍いずれかを
選択させる倍率選択信号kをI/O12に出力する。例
えば、0ならばk=1,1ならばk=10、2ならばk
=100のように10倍飛びの倍率に決定される。
【0024】次に、RTC16が20ms毎に割込コン
トローラ17に信号を出力すると、割込コントローラ1
7は各I/Oの状態を検出する。これにより、データ取
込手段20は、RAM14に手動ハンドル部6の目盛量
P、軸選択信号i及び倍率選択信号kを記憶する。この
目盛量Pの領域は例えば2バイトで構成され、1バイト
を前回の目盛量Poとし、他方の1バイトを今回の目盛
量Pnとする。
【0025】次に、20ms経過してRTC16から信
号が出力されると、割込コントローラ17とデータ読込
手段20は、前記と同様の動作を行う。
【0026】次に、軸移動量算出処理について動作を説
明する。図7は従来の動作を説明するフローチャートで
ある。初めに、目盛変化量算出手段21はRAM14に
記憶されている手動ハンドル7の今回の目盛量Pnと前
回の目盛量Poとを20ms毎ににサンプリングし、そ
の差を手動ハンドルの目盛変化量Pdを下記に示すよう
に、求めてRAM14に記憶する(S701)。
【0027】目盛変化量Pd=Pn−Po次に、移動量
算出手段22はRAM14の倍率選択信号kをレジスタ
に設定する(S702)。
【0028】次に、軸選択信号iをレジスタに設定する
(S703)。そして、手動ハンドル7の目盛変化量P
dと手動ハンドル7の倍率kから手動ハンドル7による
第1の移動量Sを下記に示すように求めてRAM14に
記憶する(S704)。
【0029】S=Pd・k次に、移動量判定手段23
は、クランプ速度FcをRAM14のパラメータから読
み出す(S705)。このクランプ速度Fcを求めるに
あたっては、各工作機械に於いては各軸毎に最大送り速
度というものが決まっており、この最大送り速度を越え
ないように求める。
【0030】つまり、NC工作機械は基本的にはモータ
の回転角度を制御している。このモータの回転角度がテ
ーブルの移動距離となりモータの回転数が送り速度とな
っているため、送り速度の指令を上げていきモータの出
しえる最高回転数以上の指令を与えた場合は、指令のみ
が先行してモータの回転は追従不能となる。
【0031】このような不都合をなくすため、クランプ
速度を設定し、送り速度はモータの最高回転数以内にク
ランプする必要があるためである。このような設定をす
るのが機械保護機能で、例えば手動ハンドルをゆっくり
回すということは、遅い送り速度を与えるのと等価で、
クランプ速度まで到達せず、このような場合は、20m
s当たりの第1の移動量Sが送り速度となる。
【0032】例えば、モータの最高回転数が2000回
転/分、モータに10mm/1回転のボールネジが直結
されており、ボールネジにはテーブルが結合されている
とすると、今モータの最高回転数の2000回転/分で
回ると、テーブルの移動速度は20,000mm/分と
なる。
【0033】また、送り速度20,000mm/分以上
の指令を与えた場合、制御不能になるので、パラメータ
にて予めクランプ速度を20,000mm/分と設定す
る。なお、送り速度やクランプ速度などの単位は本来は
mm/分であるが、以下の説明では説明の便宜上、特に
指定しない限りパルス/sec(秒)を指すものとす
る。
【0034】次に、求めたクランプ速度Fcとサンプリ
ング周期t(20ms)とを掛けて20msで求めたク
ランプ速度Fcで指定の軸モータが回転したときの軸テ
ーブルの移動可能量Siを求めて、RAM14に記憶す
る(S706)。次に、手動ハンドル7による移動量S
と移動可能量Siとを比較させ、手動ハンドル7による
第1の移動量Sが移動可能量Si以内かを判断する(S
707)。
【0035】つまり、最大速度を考慮して求めたクラン
プ速度Fcで20ms以内に手動ハンドル7による第1
の移動量Sを移動させることができるかを判断するので
ある。次に、移動可能量Siより手動ハンドル7による
第1の移動量Sが大きい場合は、20msでその移動量
Sに到達させることができないので、ステップS706
で求めた移動可能量Siを手動ハンドル7による第2の
移動量Sとして再設定すると共に、駆動部30及び表示
設定手段24に出力する(S708)。
【0036】次に、表示設定手段24は設定された移動
量Sに基づいて、現在値Xc、ワーク座標系Xw、機械
座標系Xmを求めて座標テーブルに記憶し(S70
9)、表示制御部18が座標テーブルの座標値を表示部
19に表示する。
【0037】また、上記ステップS707で移動可能量
Siより手動ハンドル7による第1の移動距離Sが小さ
い場合はステップS709に制御を移す。以上のように
サンプリング周期tの間隔毎に毎回繰り返し手動ハンド
ル送り運転が行われる。
【0038】次に、具体的な数値を用いて詳細に説明す
る。例えば手動ハンドル操作部6の倍率選択スイッチ9
が高倍率(たとえばk=100にして、下2桁を不要と
する)の場合、手動ハンドル7をゆっくりとまわすと、
サンプリング周期t(20ms)にサンプリングされる
手動ハンドル7の変化量は小さくなる。ここで、手動ハ
ンドルをゆっくり回して目盛変化量Pdが例えば35に
なったとすると、ステップS704では倍率k=100
が掛けられ、3500となる。
【0039】次に、ステップS705で、RAM14に
予め設定されているクランプ速度Fc(833333パ
ルス/sec)を読み出し、ステップS706でSi=
Fc・tの計算を行い、Si=16666を得る。
【0040】この場合は第1の移動量Sが大きくないの
で、ステップS707では移動可能量Siは第1の移動
量Sより大きいと判断されて、求めた移動量Sに基づい
て、ステップS709で現在値Xc、ワーク座標系X
w、機械座標系Xmを求めて座標テーブルに記憶し、表
示制御部18が座標テーブルの座標値を表示部19に表
示する。
【0041】つまり、ゆっくり回すと、移動量判定手段
23の機械保護機能が働かずに手動ハンドル7による第
1の移動量Sに端数がなく、座標記憶テーブルの基本と
なる座標系(たとえば現在値Xc)にも端数がでない。
(たとえば23400のように下2桁が00になる。)
次に、手動ハンドル7を急激に回すと、サンプリング周
期t(20ms)にサンプリングされる手動ハンドルの
変化量は大きくなり、目盛変化量Pdも大きくなる。
【0042】この場合は第1の移動量Sが大きいので、
ステップS707では移動可能量Siは移動量Sより小
さいと判断されて、ステップS708で求めた移動可能
量Si(この場合は、Si=16666とする)を移動
量S(第1の移動量Sを第2の移動量Sに更新)として
再設定される。
【0043】つまり、手動ハンドル7を急激に回すと、
移動量判定手段23での機械保護機能が働き、手動ハン
ドル7による移動量Sを20msで移動させることがで
きなくなり、所定のクランプ速度Fcに基づいた移動量
S(S=16666)が再設定されるため、手動ハンド
ルによる移動量Sに端数が生じ座標記憶テーブルの基準
となる座標系(たとえば現在値Xc)にも端数が生じ
る。例えば、100倍にして下2桁を不要にしているに
もかかわらず16666のように下2桁に66の端数が
でる。
【0044】このようになると、オペレータはつぎの手
動ハンドル送り運転で細かい位置決めをするため、まず
倍率選択スイッチ9を最高倍率(たとえばk=100)
にし、その状態で手動ハンドル7を回し高位の桁(下3
桁以上)を合わせ、次にワーク座標系Xwの端数を是正
するため倍率選択スイッチ9を1段下の倍率(たとえば
k=10)にし、その状態で手動ハンドル7を回し中位
の桁(下2桁目)を合わせ、さらに倍率選択スイッチ9
を最低倍率(たとえばk=1)にし、その状態で手動ハ
ンドル7を再度回し低位の桁(下1桁目)を合わせるな
どの操作をしていた。
【0045】また、手動ハンドル送り運転にて端数をな
くしたい座標系はオペレータの作業によって変わってく
る。たとえば自動運転開始位置への移動の場合はワーク
座標系Xw、工具交換位置への移動の場合は機械座標系
Xm、オペレータがプリセットした座標系での移動の場
合は現在値Xcとなる。そのためオペレータは端数をな
くしたい座標系を注意深く監視しながら手動ハンドル7
をゆっくり回していた。
【0046】尚、工具交換位置、パレット交換位置等は
機械座標系で決めらており、通常は端数がない位置に設
定されている。この位置への移動手段としてはMDI運
転でも行えるが、通常はオペレータが目視にてワークと
工具との干渉を確認しつつ手動ハンドル7による運転で
行っている。
【0047】また、特開昭49−32075号公報には
倍率を設定して、設定倍率により手動送量を多くしたも
のが開示されている。さらに、特開昭61−32108
号公報にはキャンセル指令に基づいて、移動量を補正し
て機械座標と数値制御装置内部の座標系とを一致させる
ものが開示されている。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】従来の手動送り運転に
よる位置合わせは、最初に手動ジョグ送り運転にて粗い
位置決めを行い、続けて手動ハンドル送り運転で座標記
憶テーブル14のワーク座標系Xwの細かい位置決めを
行い、端数のない位置から自動運転を行うものである
が、最初の手動ジョグ送り運転時点で、すでに各座標系
に端数が生じている。
【0049】また、手動ハンドル送り運転時は、クラン
プ速度とサンプリング周期に基づいて求めた移動可能量
が移動量より小さい場合は、その移動可能量を移動量と
して再度設定して表示するようにしているので、手動ハ
ンドルを速く回すと、サインプリング周期t当たりの目
盛変化量が大きくなり、移動可能量より手動ハンドルに
よる移動量が大きくなってしまって各座標系に端数が生
じるという問題点があった。
【0050】また、端数が発生した場合は、オペレータ
は端数合わせのために、手動ハンドル操作部の倍率選択
スイッチと手動ハンドルとの操作を何度も操作して端数
が生じないようにしているので、オペレータに余分な負
担を与えるなどの問題点があった。
【0051】また手動ハンドル送り運転にて端数をなく
したい座標系はオペレータの作業によって変わってくる
ため、オペレータは端数をなくしたい座標系を注意深く
監視しながら手動ハンドルを回す必要があるという問題
点があった。
【0052】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、座標テーブルの基準となる座標
系に端数が発生した場合、何度も倍率選択スイッチと手
動ハンドルとを操作しなくても端数合わせが容易にでき
る手動送り運転処理装置を得ることを目的とする。
【0053】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる手動送
り運転処理装置は、手動ハンドル、倍率選択スイッチ、
軸選択スイッチを備えた手動ハンドル操作部を有し、手
動送り指示の入力に伴って、所定時間毎の手動ハンド
ル、倍率選択スイッチ及び軸選択の変化による第1の移
動量を求め、第1の移動量を軸モータが所定時間で移動
できるかを判定し、移動できない場合は、その移動速度
と所定時間とに基づいた移動可能量を第2の移動量と
し、判定結果による第1の移動量又は第2の移動量に基
づいて実際の移動量を再設定する数値制御装置の手動送
り運転処理装置において、手動送り運転の指示の入力に
伴って、設定される移動量に基づいて現在値座標、ワー
ク座標、機械座標を各軸毎に表示させると共に、表示さ
れた各座標のどの座標の端数を無くすかを指示する丸め
パラメータ番号を表示させる表示設定部と、第1の移動
量が求められた後に、丸めパラメータ番号が設定されて
いた場合は、丸めパラメータ番号に対応する座標系の座
標値をそのときの倍率の桁で切捨て、切捨てた値を選択
した座標軸の端数として求める端数算出手段と、丸めパ
ラメータ番号が設定されていた場合は、求められた第1
の移動量を前記端数に基づいて、所定時間内で移動でき
る第3の移動量にする移動量調整手段と、丸めパラメー
タ番号の設定がある場合は、第3の移動量と前記丸めパ
ラメータ番号に対応する座標系の座標値を加算して設定
する端数丸め手段とを備えたものである。
【0054】
【作用】この発明においては、表示設定手段が手動送り
運転の指示に伴って、現在値座標、ワーク座標、機械座
標を各軸毎に表示させると共に、表示された各座標のど
の座標の端数を無くすかを指示する丸めパラメータ番号
を表示させ、いずれかの座標に端数がある場合は、端数
算出手段が丸めパラメータ番号が指定されていると、所
定時間毎に第1の移動量が求められた後に、丸めパラメ
ータ番号に対応する座標系の座標値をそのときの倍率の
桁で切捨て、切捨てた値を選択した座標軸の端数として
求める。
【0055】次に移動量調整手段が丸めパラメータ番号
が設定されていた場合は、求められた第1の移動量を前
記端数に基づいて、所定時間内で移動できる第3の移動
量にする。
【0056】そして、端数丸め手段が丸めパラメータ番
号の設定がある場合は、第3の移動量と前記丸めパラメ
ータ番号に対応する座標系の座標値を加算して設定し、
その移動量に基づいて座標変換した座標値を表示させ
る。
【0057】
【実施例】図1はこの発明の手動送り運転処理装置の一
実施例を示す概略構成図である。図において、1〜30
は従来と同様なものであり、32はRAMであり、少な
くとも本発明に係わる現在座標Xc、ワーク座標Xw及
び機械座標Xmが格納される座標テーブル、端数をなく
すための手動ハンドル丸めパラメータTP等が格納され
るものである。
【0058】33は端数算出手段であり、オペレータが
キーボード4を介して入力した丸めパラメータTP番号
がRAM32に記憶されていた場合は、レジスタに設定
し、かつ軸選択i及び倍率kを設定し、丸めパラメータ
TP番号に基づいた現在座標Xc、ワーク座標Xw及び
機械座標Xmを丸めパラメータ座標Xaとして、端数計
算に基づいて端数Xhcを算出するものである。
【0059】34は移動量調整手段であり、手動ハンド
ル7による第1の移動量Sと端数Xhcとの差を第3の
移動量Sとして再設定することにより、前回でサンプリ
ング周期t当たりの第1の移動量Sが移動可能量Siよ
り大きすぎたために、機械保護機能が働いて端数が発生
したが、その端数を減算するためのものである。
【0060】35は端数丸め手段であり、RAM32に
記憶されている丸めパラメータ座標Xaと再設定された
第3の移動量Sとを加算することで端数のない丸めパラ
メータ座標Xaを再計算するものである。
【0061】上記のように構成された手動ハンドル送り
運転処理装置について以下に動作を説明する。図2はこ
の発明の動作を説明するフローチャートである。初めに
オペレータは、倍率kを100倍として、手動ハンドル
を速く回すと、図1の移動量判定手段23が図7で説明
したように、例えばステップS704でS=40000
パルスとして第1の移動量Sが求められ、ステップS7
05でFc=833333パルス/secを読み出し、
ステップS706で移動可能量Siが Si=Fc・t=833333×0.02 =16666 として求められ、ステップS707のS<Si(Si=
Fc・t)の条件が不成立となって機械保護機能が動作
する。
【0062】このようになると、倍率を100倍にして
下2桁を不要としているにも係わらずに、表示部19に
表示された現在座標Xcに2桁の端数があることにな
る。そこで、本発明の処理をするために、例えばオペレ
ータが手動ハンドル丸めパラメータTPを1として設定
し、手動ハンドル7をゆっくり回す。
【0063】そして、従来と同様にNCシステムで決ま
ったサンプリング周期tの間隔(例えば20msec)
毎に、目盛変化量算出手段21が手動ハンドル7の今回
サンプリングした値Pnと前回サンプリングした値Po
の差分から手動ハンドル7の目盛変化量Pd(Pd=P
n−Po)を求め、移動量算出手段22が倍率k及び軸
iを設定し、手動ハンドル7による第1の移動量Sを求
めてRAM32に記憶する(S201)。この場合は、
手動ハンドル7をゆっくり回しているので、サンプリン
グ周期tにおける目盛変化量Pdは小さい。
【0064】例えば、右(+方向)に回しPn=35目
盛り、Po=30目盛りならば、 左(−方向)に回しPn=25目盛り、Po=30目盛
りならば 手動ハンドル7を30目盛りから右に5目盛りまたは左
に5目盛り回転すると手動ハンドル7による目盛変化量
Pdはそれぞれ5パルス、−5パルスとなるようにし、 として求めてRAM32に記憶される。
【0065】次に、端数算出手段33は、表示部19に
表示されている丸めパラメータの番号TPをRAM32
より丸めパラメータ番号jとして読む(S202)。そ
して、丸めパラメータ番号jが1かどうかを判断し(S
204)、j=1であれば軸選択i(X、Y、Z)に対
応する軸の現在座標Xcを丸めパラメータ座標値Xaに
セットする(S205)。
【0066】次に、丸めパラメータ番号jが1以外のと
き、丸めパラメータ番号jが2か否かの判断を行い(S
206)、2ならばRAM32に記憶されている軸選択
iにより対応する軸のワーク座標Xwを丸めパラメータ
座標値Xaにセットする(S207)。次に、図3に示
すように、手動ハンドル丸めパラメータjが1、2以外
のとき、手動ハンドル丸めパラメータjが3か否かの判
断を行い(S301)、3ならばRAM32に記憶され
ている軸選択iにより対応する軸の機械座標系Xmを丸
めパラメータ座標値Xaにセットする(S302)。
【0067】次に、手動ハンドル丸めパラメータ番号j
が1、2、3以外のときは従来装置と同じ処理を実施す
る。
【0068】次に丸め計算を行うステップS303、S
304について説明する。まずステップS303では、
丸めパラメータ座標値Xaと手動ハンドル7の倍率kに
基づいて、丸めパラメータ座標値Xaの端数Xhcをガ
ウスの数を用いて以下の式1に示すように求める。
【0069】−数1− Xhc=Xa−[Xa/k]・k …(1) [ ]はガウスの数なる端数計算を行う。
【0070】例えば、Xa=100467パルス、k=
100倍ならば Xhc=Xa−[Xa/k]・k =100467−[100467/100]・100 =100467−[1004.67]・100 =100467−1004・100 =100467−100400 =67 となり端数Xhc=67パルスが得られる。
【0071】次に、ステップS304では、手動ハンド
ル7による第1の移動量Sから端数Xhc分減算して手
動ハンドル7による移動量Sを再計算する(S30
4)。つまり、 S−Xhc→S なる端数合わせ演算を行い再設定(第3の移動量を求め
て設定)する。
【0072】例えば、S=500パルス、Xhc=67
パルスならば このため、手動ハンドル7による第1の移動量Sは端数
Xhc分少ない量となり、移動量判定手段23で、移動
可能量Siと移動量Sとを比較した場合に移動量Sは移
動可能量Siより小さいと判断されることになる(S3
05)。
【0073】そして、丸めパラメータ座標値Xaに相当
する座標系に、この手動ハンドル7による第3の移動量
Sを加算することにより、座標系が丸められる。 例えば、Xa=100467パルス、S=433パルス
ならば のように下2桁が00となり丸めパラメータ座標値Xa
に相当する座標系が丸るめられたことになる。
【0074】つまり、丸めパラメータ番号jが1の例で
は、前回の現在座標Xcの端数に基づいて、ゆっくり回
した今回の移動量Sに端数を発生させて、前回の現在座
標Xcに基づいて、端数をなくすことになる。また、丸
めパラメータ番号jが1,2,3以外の場合は従来装置
と同様な処理を実施する。
【0075】次に、移動量算出手段22が従来と同様
に、移動量Sを駆動部30及び表示設定手段24に出力
する。そして、表示設定手段24は移動量Sに基づい
て、現在座標Xc、ワーク座標値Xw、機械座標値Xm
を求めて座標テーブルに記憶する。表示制御部18は座
標テーブルからの現在座標Xc、ワーク座標値Xw、機
械座標値Xmを表示部19に表示させる。
【0076】従って、図4の例に示すように丸めパラメ
ータ番号jが1の場合、現在座標Xcには端数がない。
図4は表示部19が表示している画面例を示した説明図
である。図において、[現在値]、[ワーク座標値]、
[機械座標値]は、座標記憶テーブルの現在値Xc、ワ
ーク座標系Xw、機械座標系Xmにそれぞれ対応するも
ので、各軸毎に表示させている。
【0077】この表示は座標記憶テーブル16の1パル
スが0.001mm換算で表示している。例えば手動ハ
ンドル送り運転でX軸を手動ハンドル倍率k=100、
手動ハンドルを5目盛り+方向に回すと、X軸の[現在
値]、[ワーク座標値]、[機械座標値]がそれぞれ5
00パルスすなわち0.500mm加算されるものであ
る。この画面で「1」を設定すると[現在値]、「2」
を設定すると「ワーク座標値」、「3」を設定すると
[機械座標値]がそれぞれ丸め対象となる座標値であ
る。
【0078】オペレータはこれらの表示内容を参考に手
動ハンドル送り運転、自動運転等の操作を行ってい、
「手動ハンドル丸めTP( )」の操作により上記のよ
うな処理をさせて端数をなくすのである。
【0079】つまり、手動ジョグ運転などにより基準と
なる座標系(たとえば現在値Xc)に端数が生じている
場合、オペレータはその端数を是正し、丸めのため倍率
選択スイッチ9の手動ハンドル7の操作がそれぞれ1回
で済み、オペレータに余分な負担を与えることが回避で
きる。
【0080】また、手動ハンドル送り運転時に丸める座
標系をオペレータが指定することにより、現在値Xc、
ワーク座標系Xw、機械座標系Xmをそれぞれ選択でき
る融通性のあるNC装置を提供でき、またオペレータが
手動ハンドル7を回しながら丸める座標系表示を注意深
く監視することが緩和される。また、端数を丸めるか否
かはパラメータにより選択できるようになっているた
め、従来の使用方法も可能である。
【0081】なお、本フローチャートでの記述を省略し
たが、求めた手動ハンドル7による移動量Sと再計算し
た手動ハンドルによる移動量Sとの符号の同一判別およ
び絶対量の大小判別を行って、手動ハンドル7による移
動量Sを決定している。
【0082】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、手動送
り運転の指示に伴って、現在座標、ワーク座標、機械座
標を表示させると共に、表示された各座標のどの座標の
端数を無くすかを指示する丸めパラメータ番号を表示さ
せ、その丸めパラメータ番号の座標が指定されると、所
定時間毎に第1の移動量が求められた後に、その倍率の
桁を切捨て端数を求め、求めた端数に基づいて、所定時
間内で移動できる第3の移動量にして、その第3の移動
量と丸めパラメータ番号の座標値を加算して座標変換し
た座標値を表示させるようにしたので、手動ジョグ運転
などにより基準となる座標系(たとえば現在値Xc)に
端数が生じている場合、オペレータはその端数を是正す
なわち丸めのため倍率選択スイッチ及び手動ハンドルの
操作がそれぞれ1回で済み、オペレータに余分な負担を
与えることが回避できる効果がある。
【0083】また、手動ハンドル送り運転時に、丸める
座標系をオペレータが指定することにより、現在値X
c、ワーク座標系Xw、機械座標系Xmをそれぞれ選択
できる融通性のあるNC装置を提供でき、またオペレー
タが手動ハンドル7を回しながら丸める座標系表示を注
意深く監視することが緩和される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の手動送り運転処理装置の一実施例を
示す概略構成図である。
【図2】この発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】この発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】表示部が表示している画面例を示した説明図で
ある。
【図5】現在座標、ワーク座標、機械座標の関係を説明
する図である。
【図6】従来の手動送り運転処理装置の概略構成図であ
る。
【図7】従来の動作を説明するフロチャートである。
【符号の説明】
1 NC用加工プログラム 4 キーボード 6 手動ハンドル操作部 7 手動ハンドル 8 軸選択スイッチ 9 倍率選択スイッチ 20 データ取込手段 21 目盛変化量算出手段 22 移動量算出手段 23 移動量判定手段 33 端数算出手段 34 移動量調整手段 35 端数丸め手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 3/12 G05D 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動ハンドル、倍率選択スイッチ、軸選
    択スイッチを備えた手動ハンドル操作部を有し、手動送
    り指示の入力に伴って、所定時間毎の前記手動ハンド
    ル、倍率選択スイッチ及び軸選択の変化による第1の移
    動量を求め、該第1の移動量を軸モータが前記所定時間
    で移動できるか否かを判定し、移動できない場合は、そ
    の移動速度と所定時間とに基づいた移動可能量を第2の
    移動量とし、判定結果による前記第1の移動量又は第2
    の移動量に基づいて実際の移動量を再設定する数値制御
    装置の手動送り運転処理装置において、 手動送り運転の指示の入力に伴って、設定される移動量
    に基づいて現在座標、ワーク座標、機械座標を各軸毎に
    表示させると共に、表示された各座標のどの座標の端数
    を無くすかを指示する丸めパラメータ番号を表示させる
    表示設定部と、 前記第1の移動量が求められた後に、前記丸めパラメー
    タ番号が設定されていた場合は、該丸めパラメータ番号
    に対応する座標系の座標値をそのときの倍率の桁で切捨
    て、切捨てた値を選択した座標軸の端数として求める端
    数算出手段と、 前記丸めパラメータ番号が設定されていた場合は、前記
    求められた第1の移動量を前記端数に基づいて、前記所
    定時間内で移動できる第3の移動量にする移動量調整手
    段と、 前記丸めパラメータ番号の設定がある場合は、前記第3
    の移動量と前記丸めパラメータ番号に対応する座標系の
    座標値を加算して設定する端数丸め手段とを有すること
    を特徴とする手動送り処理装置。
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