JPH08106317A - Cncの現在位置表示方式 - Google Patents
Cncの現在位置表示方式Info
- Publication number
- JPH08106317A JPH08106317A JP24112594A JP24112594A JPH08106317A JP H08106317 A JPH08106317 A JP H08106317A JP 24112594 A JP24112594 A JP 24112594A JP 24112594 A JP24112594 A JP 24112594A JP H08106317 A JPH08106317 A JP H08106317A
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- JP
- Japan
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- tool
- display
- current position
- cnc
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CNCで制御される工作機械の工具の現在位
置を表示するためのCNCの現在位置表示方式におい
て、機械座標上での工具の現在位置や移動方向等を容易
に確認することができるようにする。 【構成】 数値制御装置(CNC)1には、軸移動制御
手段1aと、位置検出手段1bと、表示制御手段1cと
が設けられている。軸移動制御手段1aは、NCデータ
や手動パルス発生器等からの移動指令に応じてサーボモ
ータ2等を駆動して工具3をテーブル4に対して相対的
に移動制御し、ワーク5の加工等を行う。位置検出手段
1bは、サーボモータ2や、テーブル4を駆動する図示
されていないサーボモータの回転位置等から工具3の機
械座標上の現在位置を検出する。表示制御手段1cは、
検出された現在位置を表示画面6上でアナログ表示す
る。
置を表示するためのCNCの現在位置表示方式におい
て、機械座標上での工具の現在位置や移動方向等を容易
に確認することができるようにする。 【構成】 数値制御装置(CNC)1には、軸移動制御
手段1aと、位置検出手段1bと、表示制御手段1cと
が設けられている。軸移動制御手段1aは、NCデータ
や手動パルス発生器等からの移動指令に応じてサーボモ
ータ2等を駆動して工具3をテーブル4に対して相対的
に移動制御し、ワーク5の加工等を行う。位置検出手段
1bは、サーボモータ2や、テーブル4を駆動する図示
されていないサーボモータの回転位置等から工具3の機
械座標上の現在位置を検出する。表示制御手段1cは、
検出された現在位置を表示画面6上でアナログ表示す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCNCで制御される工作
機械の工具の現在位置を表示するためのCNCの現在位
置表示方式に関し、特にNCデータや手動パルス発生器
等からの指令に応じて工具を移動制御するCNCの現在
位置表示方式に関する。
機械の工具の現在位置を表示するためのCNCの現在位
置表示方式に関し、特にNCデータや手動パルス発生器
等からの指令に応じて工具を移動制御するCNCの現在
位置表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】CNC(数値制御装置)によって工作機
械を制御する場合、工具の現在位置をオペレータ側で確
認するときがある。特に、試し切削や手動パルス発生器
による加工時には重要である。このため、従来は、工具
の各軸の現在位置を表示画面上でディジタル表示するよ
うにしていた。
械を制御する場合、工具の現在位置をオペレータ側で確
認するときがある。特に、試し切削や手動パルス発生器
による加工時には重要である。このため、従来は、工具
の各軸の現在位置を表示画面上でディジタル表示するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディジタル表
示では、機械座標上での工具の位置がイメージしにくい
ため、ストロークエンドとの位置関係が分かりにくかっ
た。このストロークエンドは、実際の機械を見ても判断
できないため、ソフトウェアによる監視機能がない場合
には、オーバトラベルとなる危険があった。
示では、機械座標上での工具の位置がイメージしにくい
ため、ストロークエンドとの位置関係が分かりにくかっ
た。このストロークエンドは、実際の機械を見ても判断
できないため、ソフトウェアによる監視機能がない場合
には、オーバトラベルとなる危険があった。
【0004】また、工作機械によって工具の移動方向と
座標の+/−の方向が異なるため、手動で工具移動を行
う場合には、ボタン等の操作方向が分かりにくかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、機
械座標上での工具の現在位置や移動方向等を容易に確認
することのできるCNCの現在位置表示方式を提供する
ことを目的とする。
座標の+/−の方向が異なるため、手動で工具移動を行
う場合には、ボタン等の操作方向が分かりにくかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、機
械座標上での工具の現在位置や移動方向等を容易に確認
することのできるCNCの現在位置表示方式を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、CNCで制御される工作機械の工具の現
在位置を表示するためのCNCの現在位置表示方式にお
いて、NCデータや手動パルス発生器等からの指令に応
じて前記工具を移動制御する軸移動制御手段と、前記工
具の機械座標上の現在位置を検出する位置検出手段と、
前記検出された現在位置を表示画面上でアナログ表示す
る表示制御手段と、を有することを特徴とするCNCの
現在位置表示方式が提供される。
決するために、CNCで制御される工作機械の工具の現
在位置を表示するためのCNCの現在位置表示方式にお
いて、NCデータや手動パルス発生器等からの指令に応
じて前記工具を移動制御する軸移動制御手段と、前記工
具の機械座標上の現在位置を検出する位置検出手段と、
前記検出された現在位置を表示画面上でアナログ表示す
る表示制御手段と、を有することを特徴とするCNCの
現在位置表示方式が提供される。
【0006】
【作用】NCデータや手動パルス発生器等からの指令に
応じて軸移動制御手段が工具を移動制御すると、位置検
出手段が工具の機械座標上の現在位置を検出する。表示
制御手段は、検出された現在位置を表示画面上でアナロ
グ表示する。
応じて軸移動制御手段が工具を移動制御すると、位置検
出手段が工具の機械座標上の現在位置を検出する。表示
制御手段は、検出された現在位置を表示画面上でアナロ
グ表示する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例の機能の概念を示す図
である。数値制御装置(CNC)1には、軸移動制御手
段1aと、位置検出手段1bと、表示制御手段1cとが
設けられている。軸移動制御手段1aは、NCデータや
手動パルス発生器等からの移動指令に応じてサーボモー
タ2等を駆動して工具3をテーブル4に対して相対的に
移動制御し、ワーク5の加工等を行う。位置検出手段1
bは、サーボモータ2や、テーブル4を駆動する図示さ
れていないサーボモータの回転位置等から工具3の機械
座標上の現在位置を検出する。表示制御手段1cは、検
出された現在位置を表示画面6上でアナログ表示する。
明する。図1は本発明の一実施例の機能の概念を示す図
である。数値制御装置(CNC)1には、軸移動制御手
段1aと、位置検出手段1bと、表示制御手段1cとが
設けられている。軸移動制御手段1aは、NCデータや
手動パルス発生器等からの移動指令に応じてサーボモー
タ2等を駆動して工具3をテーブル4に対して相対的に
移動制御し、ワーク5の加工等を行う。位置検出手段1
bは、サーボモータ2や、テーブル4を駆動する図示さ
れていないサーボモータの回転位置等から工具3の機械
座標上の現在位置を検出する。表示制御手段1cは、検
出された現在位置を表示画面6上でアナログ表示する。
【0008】図2は本発明の数値制御装置(CNC)の
ハードウェアの概略構成を示すブロック図である。数値
制御装置はプロセッサ11を中心に構成されている。プ
ロセッサ11は、ROM12に格納されたシステムプロ
グラムに従って数値制御装置全体を制御する。このRO
M12にはEPROMあるいはEEPROMが使用され
る。
ハードウェアの概略構成を示すブロック図である。数値
制御装置はプロセッサ11を中心に構成されている。プ
ロセッサ11は、ROM12に格納されたシステムプロ
グラムに従って数値制御装置全体を制御する。このRO
M12にはEPROMあるいはEEPROMが使用され
る。
【0009】RAM13にはSRAM等が使用され、一
時的な計算データ、表示データ、入出力信号等が格納さ
れる。不揮発性メモリ14には、図示されていないバッ
テリによってバックアップされたCMOSが使用され、
電源切断後も保持すべきパラメータ、加工プログラム、
工具補正データ、ピッチ誤差補正データ等が記憶され
る。また、不揮発性メモリ14には、工具の進入禁止領
域データが格納されている。
時的な計算データ、表示データ、入出力信号等が格納さ
れる。不揮発性メモリ14には、図示されていないバッ
テリによってバックアップされたCMOSが使用され、
電源切断後も保持すべきパラメータ、加工プログラム、
工具補正データ、ピッチ誤差補正データ等が記憶され
る。また、不揮発性メモリ14には、工具の進入禁止領
域データが格納されている。
【0010】CRT/MDIユニット20は、数値制御
装置の前面あるいは機械操作盤と同じ位置に配置され、
データ及び図形の表示、データ入力、数値制御装置の運
転に使用される。グラフィック制御回路15は、数値デ
ータ及び図形データ等のディジタル信号を表示用のラス
タ信号に変換し、表示装置16に送る。表示装置16
は、これらの数値及び図形を表示する。また、表示装置
16は、後述する工具の現在位置表示を行う。表示装置
16には、CRTあるいは液晶表示装置が使用される。
装置の前面あるいは機械操作盤と同じ位置に配置され、
データ及び図形の表示、データ入力、数値制御装置の運
転に使用される。グラフィック制御回路15は、数値デ
ータ及び図形データ等のディジタル信号を表示用のラス
タ信号に変換し、表示装置16に送る。表示装置16
は、これらの数値及び図形を表示する。また、表示装置
16は、後述する工具の現在位置表示を行う。表示装置
16には、CRTあるいは液晶表示装置が使用される。
【0011】キーボード17は数値キー、シンボリック
キー、文字キー及び機能キーから構成され、加工プログ
ラムの作成、編集及び数値制御装置の運転に使用され
る。ソフトウェアキー21は表示装置16の下部に設け
られ、その機能は表示装置に表示される。表示装置16
の画面が変化すれば、表示される機能に対応して、ソフ
トウェアキーの機能も変化する。
キー、文字キー及び機能キーから構成され、加工プログ
ラムの作成、編集及び数値制御装置の運転に使用され
る。ソフトウェアキー21は表示装置16の下部に設け
られ、その機能は表示装置に表示される。表示装置16
の画面が変化すれば、表示される機能に対応して、ソフ
トウェアキーの機能も変化する。
【0012】軸制御回路18はプロセッサ11からの軸
の移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ19
に出力する。サーボアンプ19はこの移動指令を増幅
し、工作機械30に結合された図示されていないサーボ
モータを駆動し、工作機械30の工具とワークの相対運
動を制御する。なお、軸制御回路18及びサーボアンプ
19はサーボモータの軸数に対応した数だけ設けられ
る。また、工作機械30は、サーボモータの他に、移動
指令を行うために操作する機械操作盤31を備えてお
り、この機械操作盤31には、手動パルス発生器32が
設けられている。手動パルス発生器32のハンドルの回
転角度データは、バス33を介してプロセッサ11に読
み取られる。
の移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ19
に出力する。サーボアンプ19はこの移動指令を増幅
し、工作機械30に結合された図示されていないサーボ
モータを駆動し、工作機械30の工具とワークの相対運
動を制御する。なお、軸制御回路18及びサーボアンプ
19はサーボモータの軸数に対応した数だけ設けられ
る。また、工作機械30は、サーボモータの他に、移動
指令を行うために操作する機械操作盤31を備えてお
り、この機械操作盤31には、手動パルス発生器32が
設けられている。手動パルス発生器32のハンドルの回
転角度データは、バス33を介してプロセッサ11に読
み取られる。
【0013】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)22は、プロセッサ11からバス33経由でM
(補助)機能信号、S(スピンドル速度制御)機能信
号、T(工具選択)機能信号等を受け取る。そして、こ
れらの信号をシーケンス・プログラムで処理して、出力
信号を出力し、工作機械30内の空圧機器、油圧機器、
電磁アクチュエイタ等を制御する。また、工作機械30
内の機械操作盤のボタン信号、スイッチ信号及びリミッ
トスイッチ等の信号を受けて、シーケンス処理を行い、
バス33を経由してプロセッサ11に必要な入力信号を
転送する。
ローラ)22は、プロセッサ11からバス33経由でM
(補助)機能信号、S(スピンドル速度制御)機能信
号、T(工具選択)機能信号等を受け取る。そして、こ
れらの信号をシーケンス・プログラムで処理して、出力
信号を出力し、工作機械30内の空圧機器、油圧機器、
電磁アクチュエイタ等を制御する。また、工作機械30
内の機械操作盤のボタン信号、スイッチ信号及びリミッ
トスイッチ等の信号を受けて、シーケンス処理を行い、
バス33を経由してプロセッサ11に必要な入力信号を
転送する。
【0014】なお、図2ではスピンドルモータ制御回路
及びスピンドルモータ用アンプ等は省略してある。ま
た、上記の例ではプロセッサ11は1個で説明したが、
複数のプロセッサを使用してマルチプロセッサ構成にす
ることもできる。
及びスピンドルモータ用アンプ等は省略してある。ま
た、上記の例ではプロセッサ11は1個で説明したが、
複数のプロセッサを使用してマルチプロセッサ構成にす
ることもできる。
【0015】図3は表示装置16で表示される現在位置
表示画面の一例を示す図である。現在位置表示画面40
は、主にZ軸表示部41と、X−Y軸表示部42と、デ
ィジタル表示部43とから構成されている。Z軸表示部
41は、その領域が画面縦方向に棒状に設けられ、その
右側には機械座標に対応した目盛り44(マイナス目盛
り)がmm単位で設けられている。また、Z軸表示部4
1は、その下端部が工具のZ軸方向のストロークエンド
となるように設けられている。このZ軸表示部41で
は、工具のZ軸方向への移動量に応じて、色分け等で区
別表示されたカーソル41a(斜線部分)が連続的に移
動し、工具のZ軸上の現在位置を示す。
表示画面の一例を示す図である。現在位置表示画面40
は、主にZ軸表示部41と、X−Y軸表示部42と、デ
ィジタル表示部43とから構成されている。Z軸表示部
41は、その領域が画面縦方向に棒状に設けられ、その
右側には機械座標に対応した目盛り44(マイナス目盛
り)がmm単位で設けられている。また、Z軸表示部4
1は、その下端部が工具のZ軸方向のストロークエンド
となるように設けられている。このZ軸表示部41で
は、工具のZ軸方向への移動量に応じて、色分け等で区
別表示されたカーソル41a(斜線部分)が連続的に移
動し、工具のZ軸上の現在位置を示す。
【0016】X−Y軸表示部42は、横軸がX軸、縦軸
がY軸となるような2次元平面に形成されている。X軸
の上には目盛り45(プラス目盛り)がmm単位で設け
られている。一方、Y軸は、Z軸と共通の目盛り44を
使用する。また、X軸は、右端部が工具のX軸方向のス
トロークエンドとなるように設けられている。一方、Y
軸は、下端部が工具のY軸方向のストロークエンドとな
るように設けられている。このX−Y軸表示部42に
は、その原点位置に機械原点を示す機械原点マーク42
aが表示されている。また、X−Y軸表示部42には、
工具の移動可能範囲421と、予め設定された進入禁止
領域422(斜線部分)とが、色分け等により区別表示
されている。さらに、X−Y軸表示部42には、テーブ
ル上に固定されたワークの各ワーク原点を示すワーク原
点マーク42c、42d等が表示されている。
がY軸となるような2次元平面に形成されている。X軸
の上には目盛り45(プラス目盛り)がmm単位で設け
られている。一方、Y軸は、Z軸と共通の目盛り44を
使用する。また、X軸は、右端部が工具のX軸方向のス
トロークエンドとなるように設けられている。一方、Y
軸は、下端部が工具のY軸方向のストロークエンドとな
るように設けられている。このX−Y軸表示部42に
は、その原点位置に機械原点を示す機械原点マーク42
aが表示されている。また、X−Y軸表示部42には、
工具の移動可能範囲421と、予め設定された進入禁止
領域422(斜線部分)とが、色分け等により区別表示
されている。さらに、X−Y軸表示部42には、テーブ
ル上に固定されたワークの各ワーク原点を示すワーク原
点マーク42c、42d等が表示されている。
【0017】このようなX−Y軸表示部42上では、工
具のX軸方向およびY軸方向への移動量に応じてカーソ
ル42bが連続的に移動し、工具のX−Y平面上の現在
位置を示す。
具のX軸方向およびY軸方向への移動量に応じてカーソ
ル42bが連続的に移動し、工具のX−Y平面上の現在
位置を示す。
【0018】これに対して、ディジタル表示部43で
は、工具の現在のワーク座標位置、および機械座標位置
がディジタルで表示される。このように、本実施例で
は、Z軸表示部41およびX−Y軸表示部42上で、工
具の現在位置をアナログ表示するようにしたので、工具
のおおよその位置や移動方向を一目で確認することがで
きる。したがって、操作性が向上する。
は、工具の現在のワーク座標位置、および機械座標位置
がディジタルで表示される。このように、本実施例で
は、Z軸表示部41およびX−Y軸表示部42上で、工
具の現在位置をアナログ表示するようにしたので、工具
のおおよその位置や移動方向を一目で確認することがで
きる。したがって、操作性が向上する。
【0019】また、本実施例では、各軸の表示範囲をス
トロークエンドと同じにしたり、工具の進入禁止領域4
22を区別表示するようにしたので、ストロークエンド
や進入禁止領域までの工具の位置の見当がつけやすい。
このため、手動パルス発生器32による工具移動の場合
には、不用意にストロークエンドを越えたり、進入禁止
領域に進入したりするような操作をしてしまう心配がな
い。
トロークエンドと同じにしたり、工具の進入禁止領域4
22を区別表示するようにしたので、ストロークエンド
や進入禁止領域までの工具の位置の見当がつけやすい。
このため、手動パルス発生器32による工具移動の場合
には、不用意にストロークエンドを越えたり、進入禁止
領域に進入したりするような操作をしてしまう心配がな
い。
【0020】さらに、本実施例では、ワーク原点42
c、42d等を表示するようにしたので、ワーク原点に
対する工具の位置も容易に確認することができる。した
がって、より操作性が向上する。特に、ワークが複数個
設置されている場合には、より有効である。なお、ワー
クをX−Y軸表示部42上で2次元的に表示するように
し、また、加工の進行に応じて形成される穴等を表示す
れば、さらに操作性が向上する。さらに、加工予定の穴
等を表示しておき、加工が終了したら表示色を変えるよ
うにしてもよい。
c、42d等を表示するようにしたので、ワーク原点に
対する工具の位置も容易に確認することができる。した
がって、より操作性が向上する。特に、ワークが複数個
設置されている場合には、より有効である。なお、ワー
クをX−Y軸表示部42上で2次元的に表示するように
し、また、加工の進行に応じて形成される穴等を表示す
れば、さらに操作性が向上する。さらに、加工予定の穴
等を表示しておき、加工が終了したら表示色を変えるよ
うにしてもよい。
【0021】また、本実施例では、ディジタル表示部4
3上で従来通り現在位置のディジタル表示を行うように
したので、正確な位置データを得ることもできる。な
お、本実施例では、X軸とY軸の工具位置表示を、X−
Y軸表示部42上で行うようにしたが、図4に示すよう
に、各軸毎に棒状の位置表示領域51、52、53を設
け、工具の移動量に応じて各カーソル51a、52a、
53aを増減させて位置表示するようにしてもよい。こ
のときに各位置表示領域51、52、53には、機械座
標に対応した目盛り51b、52b、53bを表示する
ことが好ましい。
3上で従来通り現在位置のディジタル表示を行うように
したので、正確な位置データを得ることもできる。な
お、本実施例では、X軸とY軸の工具位置表示を、X−
Y軸表示部42上で行うようにしたが、図4に示すよう
に、各軸毎に棒状の位置表示領域51、52、53を設
け、工具の移動量に応じて各カーソル51a、52a、
53aを増減させて位置表示するようにしてもよい。こ
のときに各位置表示領域51、52、53には、機械座
標に対応した目盛り51b、52b、53bを表示する
ことが好ましい。
【0022】また、図5に示すように、3次元座標60
上のカーソル61により工具の位置を立体的に表示する
ようにしてもよい。
上のカーソル61により工具の位置を立体的に表示する
ようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、移動制
御中の工具の機械座標上の現在位置を表示画面上でアナ
ログ表示するようにしたので、工具の現在位置や移動方
向等を容易に確認することができる。
御中の工具の機械座標上の現在位置を表示画面上でアナ
ログ表示するようにしたので、工具の現在位置や移動方
向等を容易に確認することができる。
【図1】本発明の一実施例の機能の概念を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の数値制御装置(CNC)のハードウェ
アの概略構成を示すブロック図である。
アの概略構成を示すブロック図である。
【図3】表示装置で表示される現在位置表示画面の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
1 CNC 1a 軸移動制御手段 1b 位置検出手段 1c 表示制御手段 2 サーボモータ 3 工具 4 テーブル 5 ワーク 6 表示画面 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 不揮発性メモリ 16 表示装置 18 軸制御回路 19 サーボアンプ 30 工作機械
Claims (5)
- 【請求項1】 CNCで制御される工作機械の工具の現
在位置を表示するためのCNCの現在位置表示方式にお
いて、 NCデータや手動パルス発生器等からの指令に応じて前
記工具を移動制御する軸移動制御手段と、 前記工具の機械座標上の現在位置を検出する位置検出手
段と、 前記検出された現在位置を表示画面上でアナログ表示す
る表示制御手段と、 を有することを特徴とするCNCの現在位置表示方式。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記工具のストロ
ークエンドを表示するように構成されていることを特徴
とする請求項1記載のCNCの現在位置表示方式。 - 【請求項3】 前記表示制御手段は、予め設定された前
記工具の進入禁止領域を表示するように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のCNCの現在位置表示
方式。 - 【請求項4】 前記表示制御手段は、加工形状の2次元
表示を行うように構成されていることを特徴とする請求
項1記載のCNCの現在位置表示方式。 - 【請求項5】 前記表示制御手段は、ワーク座標系の原
点位置を表示するように構成されていることを特徴とす
る請求項1記載のCNCの現在位置表示方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24112594A JPH08106317A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | Cncの現在位置表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24112594A JPH08106317A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | Cncの現在位置表示方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08106317A true JPH08106317A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17069663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24112594A Withdrawn JPH08106317A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | Cncの現在位置表示方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08106317A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5795445B2 (ja) * | 2012-10-01 | 2015-10-14 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械 |
JP2018005873A (ja) * | 2016-01-15 | 2018-01-11 | 施教競 | 加工機械用の加工方法 |
US11409258B2 (en) | 2019-02-28 | 2022-08-09 | Fanuc Corporation | Information processing device and information processing method |
US11449035B2 (en) | 2019-02-28 | 2022-09-20 | Fanuc Corporation | Information processing device and information processing method |
US11733670B2 (en) | 2019-02-28 | 2023-08-22 | Fanuc Corporation | Information processing device and information processing method |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP24112594A patent/JPH08106317A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5795445B2 (ja) * | 2012-10-01 | 2015-10-14 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械 |
US9529354B2 (en) | 2012-10-01 | 2016-12-27 | Yamazaki Mazak Corporation | Machine tool |
JP2018005873A (ja) * | 2016-01-15 | 2018-01-11 | 施教競 | 加工機械用の加工方法 |
US11409258B2 (en) | 2019-02-28 | 2022-08-09 | Fanuc Corporation | Information processing device and information processing method |
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