JP2000042869A - Nc工作機械 - Google Patents

Nc工作機械

Info

Publication number
JP2000042869A
JP2000042869A JP10210522A JP21052298A JP2000042869A JP 2000042869 A JP2000042869 A JP 2000042869A JP 10210522 A JP10210522 A JP 10210522A JP 21052298 A JP21052298 A JP 21052298A JP 2000042869 A JP2000042869 A JP 2000042869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
position coordinates
axis
drive
machine tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10210522A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniharu Yamato
邦治 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mori Seiki Co Ltd filed Critical Mori Seiki Co Ltd
Priority to JP10210522A priority Critical patent/JP2000042869A/ja
Priority to US09/359,749 priority patent/US6449528B1/en
Priority to EP99114611A priority patent/EP0976494B1/en
Priority to DE69911699T priority patent/DE69911699T2/de
Publication of JP2000042869A publication Critical patent/JP2000042869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35514Display tool data

Abstract

(57)【要約】 【課題】手動操作により選択した駆動軸に係る移動体の
位置座標データを表示画面上で容易に識別することがで
きるNC工作機械を提供する。 【解決手段】移動体11と、移動体11を駆動軸に沿っ
て移動させる駆動手段12と、手動操作により駆動手段
12を駆動せしめる手動操作手段23と、手動操作手段
23による移動体11の駆動軸を選択する軸選択手段2
2と、各駆動軸における移動体11の位置座標を並列表
示する表示手段25と、移動指令に基づいて移動体11
の各駆動軸における位置座標を算出する位置座標算出手
段34と、、算出した位置座標を表示手段25に並列表
示せしめる表示制御手段39とを備える。表示制御手段
39により表示手段25に表示される選択駆動軸に係る
位置座標を、他の駆動軸に係る位置座標の表示形態とは
異なる形態で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体を移動させ
る複数の駆動軸を備えるとともに、各駆動軸における移
動体の位置座標を表示する表示手段を備えたNC工作機
械に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したNC工作機械の一例を図5に示
す。尚、図5は、NC工作機械の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0003】同図に示すように、このNC工作機械50
は、工作機械10と、この工作機械10の各作動部を制
御するNC制御部30及びPLC(プログラマブルコン
トローラ)制御部40と、これらNC制御部30及びP
LC制御部40を介して前記工作機械10の各作動部を
操作する操作盤20とを備えている。尚、通常、前記N
C制御部30及びPLC制御部40からNC制御装置が
構成されている。
【0004】前記工作機械10は、往復台などの移動体
11と、この移動体11を駆動軸に沿って移動させる駆
動機構12とを備えている。尚、この駆動機構12は、
前記移動体11を、例えばX軸,Z軸及びC軸といった
複数の駆動軸に沿って移動させることができるように、
各駆動軸毎にそれぞれ個別に設けられている。
【0005】具体的には、前記各駆動機構12は、前記
移動体11を駆動するサーボモータ13と、このサーボ
モータ13の作動を制御するサーボアンプ14と、前記
サーボモータ13の回転位置を検出する位置検出器(エ
ンコーダ)16とを備えている。この駆動機構12は、
後述するコントローラ31と共に、いわゆるセミクロー
ズドループ方式のサーボ機構を構成しており、位置検出
器16により検出された位置検出信号がコントローラ3
1にフィードバックされるようになっている。
【0006】また、前記操作盤20は、前記駆動機構1
2の制御モードを選択することができるモード選択スイ
ッチ21と、手動操作により前記移動体11を移動させ
る駆動軸を、複数の駆動軸の中から選択する軸選択スイ
ッチ22と、手動操作により前記移動体11の移動を操
作するパルスハンドル23と、このパルスハンドル23
から出力されるパルスに対する前記移動体11の移動量
の比率を既定値から選択する倍率選択スイッチ24と、
前記移動体11の位置座標などを表示するCRTディス
プレイ(以下、「CRT」という)25とを備えてい
る。
【0007】前記モード選択スイッチ21は、メモリ運
転,テープ運転などの自動運転や、ジョグ送り,ハンド
ル送りなどの手動運転を設定した複数のキースイッチか
らなり、適宜キーを選択して押すことにより、当該キー
から前記PLC制御部40に選択信号が送信され、当該
キーに対応した運転が可能となるようになっている。
尚、パルスハンドル23により前記移動体11を操作す
る場合には、ハンドル送りのモードを選択する。
【0008】前記軸選択スイッチ22は、例えば上記X
軸,Z軸,C軸といった駆動軸に対応して設定された複
数のキースイッチからなるものであり、前記モード選択
スイッチ21のハンドル送りモードスイッチが選択され
ている場合に、適宜駆動軸のキーを選択して押すことに
より、当該キーから前記PLC制御部40に選択信号が
送信され、当該キーに対応した駆動軸について前記移動
体11を移動させることができるようになっている。
【0009】前記パルスハンドル23は、回転すること
によってその回転量に応じたパルス信号を発生させるも
のであり、手動操作によってこのパルスハンドルを回転
させることにより、その回転量に応じた所定数のパルス
信号が生成され、当該パルス信号が前記NC制御部30
に送信されるようになっている。
【0010】前記倍率選択スイッチ24は、例えば1倍
(×1),10倍(×10),100倍(×100)な
どの倍率に対応して設定された複数のキースイッチから
なるものであり、適宜キーを押すことにより当該キーか
ら前記PLC制御部40に選択信号が送信されるように
なっている。
【0011】また、前記PLC制御部40は、各種イン
ターロックに関する制御や主軸,マガジン,自動工具交
換装置(ATC),自動パレット交換装置(APC),
刃物台の制御等、工作機械の基本的な機能部分の制御、
並びに、被工作物や加工工程に応じて工作機械に装備さ
れる治具,切削油供給装置,切粉処理装置,被工作物の
供給排出装置等、工作機械の補助的な機能部分の制御を
行うものであり、更に、前記モード選択スイッチ21,
軸選択スイッチ22及び倍率選択スイッチ24からの信
号を受信し、モード選択スイッチ21からの選択信号が
ハンドル送りモードである場合に、軸選択スイッチ22
からの軸選択信号及び倍率選択スイッチ24からの倍率
選択信号をNC制御部30に出力するようになってい
る。
【0012】また、前記NC制御部30は、加工プログ
ラム,MDIデータ,手動早送り信号及び手動パルス信
号等に基づいて前記各駆動機構12を数値制御するもの
であり、前記各駆動機構12に対応して設けられたコン
トローラ31と、前記PLC制御部40を経由して入力
された軸選択スイッチ22からの選択信号、並びに同じ
く前記PLC制御部40を経由して入力された倍率選択
スイッチ24からの倍率選択信号及び前記パルスハンド
ル23から直接入力されたパルス信号に基づいて、入力
されたパルス信号に選択倍率を乗じたパルス数のパルス
信号(移動指令信号)を、前記選択信号に対応したコン
トローラ31並びに後述の位置座標算出手段34に出力
する分配処理手段32と、該分配処理手段32から入力
されたパルス信号(移動指令信号)に基づいて前記移動
体11の機械座標系及び/又は加工座標系の位置座標を
算出する位置座標算出手段34と、算出された位置座標
データを予め設定された表示用フォーマットデータとと
もにCRT25に向けて出力して、当該CRT25に前
記位置座標データを表示させる表示制御手段33とを備
えている。
【0013】以上の構成を備えたNC工作機械50にお
いて、前記パルスハンドル23を用いた手動操作により
前記移動体11を移動させる場合、まず、モード選択ス
イッチ21からハンドル送りモードのキーを選択してこ
れを押すとともに、移動体11を移動させようとする方
向の駆動軸及びその移動量についての倍率を、それぞれ
軸選択スイッチ22及び倍率選択スイッチ24から選択
して該当するキーを押す。これにより、前記モード選択
スイッチ21,軸選択スイッチ22及び倍率選択スイッ
チ24から前記PLC制御部40にそれぞれ信号が入力
され、更に、当該PLC制御部40からNC制御部30
の分配処理手段32に軸選択信号及び倍率選択信号が入
力される。
【0014】ついで、前記パルスハンドル23を回転さ
せると、回転量に応じたパルス信号がこのパルスハンド
ル23によって生成され、生成されたパルス信号が分配
処理手段32に入力される。そして、軸選択信号に対応
した駆動軸のコントローラ31に、入力パルス信号に選
択倍率を乗じたパルス数のパルス信号(移動指令信号)
が前記分配処理手段32から入力され、入力されたパル
ス信号に応じた量だけ前記移動体11が移動するように
当該コントローラ31によって前記駆動機構12が駆動
制御される。
【0015】一方、位置座標算出手段34にも前記分配
処理手段32からパルス信号(移動指令信号)が入力さ
れており、位置座標算出手段34はこのパルス信号(移
動指令信号)に基づいて、前記移動体11が駆動制御さ
れて移動する移動先の位置座標を算出する。そして、算
出された位置座標データが表示制御手段33に送信さ
れ、この表示制御手段33により、予め設定されたフォ
ーマットで当該位置座標データが前記CRT25上に画
面表示される。
【0016】このようにしてCRT25に表示される表
示画面の一例を図6に示す。同図に示すように、移動体
11の位置座標が各駆動軸毎にその軸名称とともに並列
的に表示されるようになっている。
【0017】斯くして、このNC工作機械50によれ
ば、作業者がCRT25の画面表示を見て移動体11の
現在位置を正確に把握しながらパルスハンドル23を操
作することにより、移動体11を正確に目標位置に移動
することができるようになっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のNC工作機械50においては以下のような問題
が存在した。
【0019】手動操作により前記移動体11を移動させ
る際、通常、作業者は目視により移動体11の実際の位
置を確認しながらこの移動操作を行うことが多く、この
ためCRT25から目を離すことが多い。ところが、従
来のように、移動体11の位置座標が各駆動軸毎に並列
的に表示されていると、作業者が当該移動体11の現在
位置を確認すべく再びCRT25の表示画面を見た際、
作業者が並列表示された位置座標データの中から当該駆
動軸に係るものを瞬時に識別するのが極めて困難であっ
た。そして、これが原因となって、このような一連の移
動操作が繁雑なものとなり、移動操作時間が長くなると
いう問題を生じていたのである。
【0020】また、操作盤20の操作に精通した作業者
は、移動体11の移動操作を効率良く行うために、主に
移動体11及びCRT25を確認しながら、軸選択スイ
ッチ22及びパルスハンドル23についてはあまり確認
せずこれを手探りで操作することがある。ところが、こ
の場合、作業者が軸選択スイッチ22の操作を誤り、選
択すべき駆動軸と異なった駆動軸を選択してしまうこと
が間々あり、それと気付かずに移動体11を異なった駆
動軸に沿って移動させてしまい、却って移動操作の効率
が低下するという問題を生じていた。
【0021】本発明は以上の実情に鑑みなされたもので
あって、手動操作により選択した駆動軸に係る移動体の
位置座標データを表示画面上で容易に識別することがで
きるNC工作機械の提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するための本発明の請求項1にかかる発明は、1又
は2以上の移動体と、複数の駆動軸を備え、前記移動体
を該駆動軸に沿って移動させる駆動手段と、手動操作に
より前記駆動手段を駆動せしめる手動操作手段と、該手
動操作手段により前記移動体を移動させる駆動軸を、前
記複数の駆動軸の中から選択して決定する軸選択手段
と、前記各駆動軸における前記移動体の位置座標を並列
表示する表示手段と、移動指令に基づいて前記移動体の
各駆動軸における位置座標を算出する位置座標算出手段
と、算出した前記位置座標を前記表示手段に並列表示せ
しめる表示制御手段とを備えた工作機械において、前記
表示制御手段を、手動操作の場合に前記軸選択手段から
の選択信号を受信して、前記移動体の該選択信号に対応
した駆動軸に係る位置座標を他の駆動軸に係る位置座標
の表示形態とは異なる形態で表示するように前記表示手
段を制御するものとして構成し、前記表示手段により表
示された、前記移動体の前記選択駆動軸に係る位置座標
表示を、他の駆動軸に係る位置座標表示から識別可能と
したことを特徴とするものである。
【0023】このようにこの発明によれば、移動指令に
基づいて前記移動体の各駆動軸における位置座標が算出
され、算出された位置座標が表示手段により並列表示さ
れる。そして、手動操作により移動体を移動させる際に
は、軸選択手段により選択された駆動軸に係る位置座標
が他の駆動軸に係る位置座標の表示形態とは異なる形態
で表示手段により表示される。
【0024】これにより、作業者は自己の選択した駆動
軸に係る移動体の位置座標を、他の駆動軸に係る位置座
標と区別して容易に認識することができ、当該移動操作
を造作なくスムーズに行うことができる。また、駆動軸
を誤って選択した場合にも、作業者は当該誤った軸選択
を瞬時に認識することができ、これにより移動体を誤っ
た駆動軸方向に移動させるといった不都合を防止するこ
とができ、駆動軸の誤選択により移動操作の効率が低下
するのを防止することができる。
【0025】また、請求項2に係る発明は、上述の請求
項1の発明における前記表示制御手段が、前記移動体の
前記各駆動軸に係る位置座標を並列表示するとともに、
前記選択駆動軸に係る位置座標を前記並列表示とは別個
に表示するように前記表示手段を制御するべく構成され
たものである。この発明によれば、軸選択手段により選
択された駆動軸に係る位置座標が他の駆動軸に係る位置
座標とは別個に表示手段により表示される。したがっ
て、作業者は自己の選択した駆動軸に係る移動体の位置
座標を、他の駆動軸に係る位置座標から更に容易に区別
して認識することができる。
【0026】また、請求項3に係る発明は、上述の請求
項2の発明における前記表示制御手段が、前記選択駆動
軸に係る位置座標を別個に拡大して表示するように前記
表示手段を制御するべく構成されたものである。この発
明によれば、軸選択手段により選択された駆動軸に係る
位置座標が他の駆動軸に係る位置座標とは別個に拡大さ
れて表示手段により表示される。したがって、請求項2
に係る発明に比べて、作業者は自己の選択した駆動軸に
係る移動体の位置座標を、他の駆動軸に係る位置座標か
ら更に容易に区別して認識することができる。
【0027】また、請求項4にかかる発明は、上述の請
求項1の発明における前記表示制御手段が、手動操作の
場合に前記軸選択手段からの選択信号を受信して、前記
各駆動軸に係る位置座標の並列表示を切替えて前記選択
駆動軸に係る位置座標のみを表示するように前記表示手
段を制御するべく構成されたものである。この発明によ
れば、軸選択手段により選択された駆動軸に係る位置座
標のみが表示手段により表示されるので、上述した請求
項1乃至3の発明に比べて、作業者は更に容易かつ正確
に選択駆動軸に係る位置座標を認識することができ、移
動体の移動操作を更に効率良く行うことができる。
【0028】また、請求項5にかかる発明は、上述の請
求項1乃至4の発明における前記手動操作手段が、手動
操作量に対する前記移動体の移動量の比率を選択的に変
更することができる倍率選択手段を備え、前記表示制御
手段が、前記倍率選択手段からの選択信号を受信して、
選択された倍率データを前記位置座標とともに表示する
ように前記表示手段を制御するべく構成されたものであ
る。この発明によれば、選択された倍率データが選択軸
に係る位置座標とともに表示手段により表示されるの
で、手動操作によって移動する移動体の移動量を作業者
が容易かつ正確に予測することができる。これにより、
作業者は手動操作を適切且つ正確に行うことができるよ
うになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1は、本実施形
態にかかるNC工作機械1の概略構成を示すブロック図
である。同図に示すように、本実施形態にかかるNC工
作機械1は、上述した従来のNC工作機械50における
表示制御手段33に代えて、これと形式の異なる表示用
フォーマットを有する表示制御手段39が設けられ、更
にPLC制御部40から出力される軸選択信号及び倍率
選択信号が、分配処理手段32とともにこの表示制御手
段39にも入力されるように設けられた構成を備えるも
のであり、その他の構成は従来のNC工作機械50のそ
れと同様である。従って、従来のNC工作機械50と同
じ構成部分については同一の符号を付してその詳しい説
明を省略する。
【0030】前記表示制御手段39は、図2に示すよう
な、前記移動体11の各駆動軸(例えば、X軸,Z軸,
C軸)に係る位置座標及び軸名称を並列表示する並列表
示領域26と、軸選択スイッチ22により選択された駆
動軸の軸名称及び当該駆動軸に係る移動体11の位置座
標を前記並列表示領域26とは別に拡大して表示する拡
大表示領域27と、倍率選択スイッチ24により選択さ
れた倍率を表示する倍率表示領域28とを有する表示用
フォーマットを備えている。
【0031】かかる表示制御手段39を備えた本例のN
C工作機械1によれば、前記表示制御手段39は、位置
座標算出手段34から入力された位置座標データを上記
表示用フォーマットデータとともにCRT25に送信し
て、位置座標データをCRT25の画面上の並列表示領
域26に表示させる。
【0032】そして、モード選択スイッチ21によりハ
ンドル送りモードが選択され、倍率選択スイッチ24に
より既定の倍率が選択されて、PLC制御部40を介し
て当該データが表示制御手段39に入力されると、表示
制御手段39は位置座標データ、並びに入力された選択
軸データ及び倍率データを上記表示用フォーマットデー
タとともにCRT25に送信して、位置座標データをC
RT25の画面上の並列表示領域26に、選択軸データ
及びこの選択軸の位置座標データを拡大表示領域27
に、倍率データを倍率表示領域28にそれぞれ表示させ
る。
【0033】このようにして、表示されたCRT25の
表示画面を図2に示す。尚、並列表示領域26における
駆動軸4,5,6に係る領域は予備の領域である。ま
た、図中、29は原点表示領域であり、各駆動軸につい
て設定された原点位置(この例では3箇所)に移動体1
1が位置するときに、該当部分に表示されるようになっ
ている。
【0034】このように、本例に係るNC工作機械1に
よれば、各駆動軸に係る位置座標データとともに、選択
された駆動軸に係る位置座標データを別個に拡大して表
示するようにしているので、作業者は自己の選択した駆
動軸に係る移動体11の位置座標を、他の駆動軸に係る
位置座標と区別して容易に認識することができ、当該移
動操作を造作なくスムーズに行うことができる。
【0035】また、駆動軸を誤って選択した場合にも、
作業者は当該誤選択を瞬時に認識することができ、これ
により移動体を誤った駆動軸方向に移動させるといった
不都合を防止することができ、駆動軸の誤選択により移
動操作の効率が低下するのを防止することができる。
【0036】以上本発明の一実施形態について説明した
が、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでない
ことは言うまでもなく、例えば、上例では倍率データを
特に設定した倍率表示領域28に表示するようにした
が、これに限られるものではなく、図3に示すように、
拡大表示領域27に表示された選択軸に係る位置座標デ
ータの、選択倍率に相当する桁部分のみを反転表示させ
て、選択された倍率を表示するようにしても良く、ま
た、前記反転表示の代わりに、該当桁部分のみを異なる
色で表示したり、下線,マークを付して表示したり、点
滅させる等して表示しても良い。このようにしても、作
業者は選択した倍率を容易に認識することができる。
【0037】また、上例では、選択された駆動軸に係る
位置座標データを、各駆動軸に係る位置座標データの並
列表示とは異なる位置に、拡大して表示するようにした
が、異なる位置に表示された選択駆動軸に係る位置座標
データを作業者が容易に認識することができる場合に
は、必ずしも拡大して表示する必要はない。
【0038】また、上例では、選択された駆動軸に係る
位置座標データを、各駆動軸に係る位置座標データの並
列表示とは異なる位置に表示したが、図4に示すよう
に、並列表示領域26内において、反転表示,異色表示
等により選択駆動軸に係る位置座標データの表示形態が
他の駆動軸に係る位置座標データの表示形態と異なるよ
うにしたものでも良い。この場合、図4に示すように、
選択倍率に相当する桁部分にマークを付ける等して、選
択軸の位置座標データと倍率データの双方を作業者が認
識することができるようにしても良い。
【0039】また、手動操作において、前記軸選択スイ
ッチ22により駆動軸が選択され、選択信号が表示制御
手段39に入力されると、図6に示したような位置座標
の並列表示を切替えて前記選択駆動軸に係る位置座標の
みを表示するように、前記表示制御手段39が前記CR
T25を制御するように構成しても良い。このようにす
れば、作業者は更に容易かつ正確に選択駆動軸に係る位
置座標を認識することができ、移動体11の移動操作を
更に効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるNC工作機械の概
略構成を示したブロック図である。
【図2】本実施形態に係るCRTに表示される表示画面
を示した説明図である。
【図3】本実施形態に係るCRTに表示される他の表示
画面を示した説明図である。
【図4】本実施形態に係るCRTに表示される他の表示
画面を示した説明図である。
【図5】従来のNC工作機械の概略構成を示したブロッ
ク図である。
【図6】従来のNC工作機械のCRTに表示される表示
画面を示した説明図である。
【符号の説明】
1 NC工作機械 10 工作機械 11 移動体 12 駆動機構 13 サーボモータ 14 サーボアンプ 15 速度検出器 16 位置検出器 20 操作盤 21 モード選択スイッチ 22 軸選択スイッチ 23 パルスハンドル 24 倍率選択スイッチ 25 CRTディスプレイ 30 NC制御部 31 コントローラ 32 分配処理手段 34 位置座標算出手段 39 表示制御手段 40 PLC制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は2以上の移動体と、 複数の駆動軸を備え、前記移動体を該駆動軸に沿って移
    動させる駆動手段と、 手動操作により前記駆動手段を駆動せしめる手動操作手
    段と、 該手動操作手段により前記移動体を移動させる駆動軸
    を、前記複数の駆動軸の中から選択して決定する軸選択
    手段と、 前記各駆動軸における前記移動体の位置座標を並列表示
    する表示手段と、 移動指令に基づいて前記移動体の各駆動軸における位置
    座標を算出する位置座標算出手段と、 算出した前記位置座標を前記表示手段に並列表示せしめ
    る表示制御手段とを備えた工作機械において、 前記表示制御手段を、手動操作の場合に前記軸選択手段
    からの選択信号を受信して、前記移動体の該選択信号に
    対応した駆動軸に係る位置座標を他の駆動軸に係る位置
    座標の表示形態とは異なる形態で表示するように前記表
    示手段を制御するものとして構成し、 前記表示手段により表示された、前記移動体の前記選択
    駆動軸に係る位置座標表示を、他の駆動軸に係る位置座
    標表示から識別可能としたことを特徴とするNC工作機
    械。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段が、前記移動体の前記
    各駆動軸に係る位置座標を並列表示するとともに、前記
    選択駆動軸に係る位置座標を前記並列表示とは別個に表
    示するように前記表示手段を制御するものである請求項
    1記載のNC工作機械。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段が、前記選択駆動軸に
    係る位置座標を別個に拡大して表示するように前記表示
    手段を制御するものである請求項2記載のNC工作機
    械。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段が、手動操作の場合に
    前記軸選択手段からの選択信号を受信して、前記各駆動
    軸に係る位置座標の並列表示を切替えて前記選択駆動軸
    に係る位置座標のみを表示するように前記表示手段を制
    御するものである請求項1記載のNC工作機械。
  5. 【請求項5】 前記手動操作手段が、手動操作量に対す
    る前記移動体の移動量の比率を選択的に変更することが
    できる倍率選択手段を備え、前記表示制御手段が、前記
    倍率選択手段からの選択信号を受信して、選択された倍
    率データを前記位置座標とともに表示するように前記表
    示手段を制御するものである請求項1乃至4のいずれか
    に記載のNC工作機械。
JP10210522A 1998-07-27 1998-07-27 Nc工作機械 Pending JP2000042869A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10210522A JP2000042869A (ja) 1998-07-27 1998-07-27 Nc工作機械
US09/359,749 US6449528B1 (en) 1998-07-27 1999-07-23 NC machine tool
EP99114611A EP0976494B1 (en) 1998-07-27 1999-07-26 NC machine tool
DE69911699T DE69911699T2 (de) 1998-07-27 1999-07-26 NC Werkzeugmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10210522A JP2000042869A (ja) 1998-07-27 1998-07-27 Nc工作機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000042869A true JP2000042869A (ja) 2000-02-15

Family

ID=16590769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10210522A Pending JP2000042869A (ja) 1998-07-27 1998-07-27 Nc工作機械

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6449528B1 (ja)
EP (1) EP0976494B1 (ja)
JP (1) JP2000042869A (ja)
DE (1) DE69911699T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160076612A (ko) * 2014-12-23 2016-07-01 두산공작기계 주식회사 공작 기계

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2213567T3 (es) 2000-01-10 2004-09-01 Siemens Aktiengesellschaft Control universal del movimiento.
US6594541B1 (en) * 2000-01-10 2003-07-15 Siemens Aktiengesellschaft Universal motion control
US10871763B2 (en) * 2017-10-27 2020-12-22 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Manually operated machine tool display

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2821843B1 (de) * 1978-05-19 1979-10-18 Heidenhain Gmbh Dr Johannes Numerische Steuerung
GB2117284B (en) * 1982-03-24 1985-12-11 Gardner R F Control of production equipment
US4648028A (en) * 1984-08-31 1987-03-03 General Electric Co. Color enhanced display for a numerical control system
DE3775541D1 (de) * 1987-02-05 1992-02-06 Moog Gmbh Vorrichtung zur steuerung der werkzeugstellung einer werkzeugmaschine.
JPH0242510A (ja) * 1988-08-03 1990-02-13 Fanuc Ltd 加工情報表示方式
GB2287386A (en) * 1994-03-10 1995-09-13 Ibm Method of displaying text having improved useability
JPH10161717A (ja) 1996-11-27 1998-06-19 Okuma Mach Works Ltd 数値データ表示機能を有する数値制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160076612A (ko) * 2014-12-23 2016-07-01 두산공작기계 주식회사 공작 기계
KR102184922B1 (ko) 2014-12-23 2020-12-01 두산공작기계 주식회사 공작 기계

Also Published As

Publication number Publication date
EP0976494A1 (en) 2000-02-02
US6449528B1 (en) 2002-09-10
EP0976494B1 (en) 2003-10-01
DE69911699T2 (de) 2004-08-19
DE69911699D1 (de) 2003-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4838647B2 (ja) 工作機械の制御装置
EP0780197B1 (en) Apparatus for controlling movement of robot and method of controlling movement of robot
EP0801339A1 (en) Method of axis movement numeric control machine tool and apparatus therefor
JP2002224936A (ja) ツールプリセッタ及び工具補正量算出方法
JP2015069526A (ja) 表示装置
US5493193A (en) Numerical control apparatus and numerical control method
JP6266268B2 (ja) 表示装置
EP0706852B1 (en) Numerically controlled machine tool
JP2762788B2 (ja) 移動体の動作表示装置及びその表示方法
JP2000042869A (ja) Nc工作機械
US5808434A (en) Numerical control apparatus
JP3049627B2 (ja) 複合工作機械
JP3093095B2 (ja) 操作形工作機械
JP3076466B2 (ja) 汎用フライス盤
JP2000137513A (ja) Nc円テーブル用制御装置
US20230176546A1 (en) Workpiece machining device
JPH0857744A (ja) 対話型数値制御装置の入力データ表示方法
JP2588944B2 (ja) Ncデータ作成方法
JP2514808B2 (ja) 工作機械における移動点設定装置
JP2000079538A (ja) Nc旋盤におけるツールプリセッタ
JPH08206940A (ja) 数値制御装置
JPH08257873A (ja) Nc工作機械の制御装置
CN117321518A (zh) 工业机械的控制装置
JPH05309546A (ja) 数値制御工作機械の加工時間計算方法及びその装置
JP2958438B2 (ja) 汎用フライス盤及びその動作範囲制限設定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205