JPH0728517A - Cncの表示制御方式 - Google Patents

Cncの表示制御方式

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JPH0728517A
JPH0728517A JP14607793A JP14607793A JPH0728517A JP H0728517 A JPH0728517 A JP H0728517A JP 14607793 A JP14607793 A JP 14607793A JP 14607793 A JP14607793 A JP 14607793A JP H0728517 A JPH0728517 A JP H0728517A
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JP
Japan
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data
display control
program
displayed
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP14607793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Haruhiko Kozai
治彦 香西
Shinichiro Fuse
伸一郎 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH0728517A publication Critical patent/JPH0728517A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具補正機能を使用して作成した加工プログ
ラムの内容を確認するためのCNCの表示制御方式にお
いて、加工プログラムの正誤判断を容易にかつ正確に行
うことができるようにする。 【構成】 この画面では、内側にワークの加工形状31
が表示され、その外側に始点P0から移動を行う工具の
補正経路32が表示される。また、加工形状の各変位点
P2〜P6には、その座標値が表示される。さらに、各
変位点P2〜P6には、プロセッサ11が工具補正経路
32を決定するときに加工プログラムおよびオフセット
量等に基づいて作成するオフセットベクトルQ1〜Q8
が表示される。なお、このオフセットベクトルQ1〜Q
8のみは、オペレータの指示があったときのみ表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークの加工形状を画像
表示するCNCの表示制御方式に関し、特に工具補正機
能を使用して作成した加工プログラムの内容を確認する
ためのCNCの表示制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工具補正機能を使用した加工プロ
グラムの場合には、プログラム作成後、空運転を行って
実際の工具の移動経路を確認したり、試し切削を行って
テストワークの加工状態を確認したりして、加工プログ
ラムの正誤判断を行うようにしていた。
【0003】また、これとは別に、補正された工具経路
を画面に表示させ、それを見ることによって正誤を判断
する方式もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空運転の場
合、ブロック毎に工具の座標値を確認しなくてはなら
ず、加工プログラムが長いと時間や労力を要し、正確性
にも欠けるという問題点があった。
【0005】また、試し切削の場合は、実際にワークを
削るので正確な加工状況を把握できるが、加工プログラ
ムに欠陥がある場合には、工具破損等を起こす危険があ
った。
【0006】さらに、工具補正経路の画面表示の場合に
は、ワーク形状とは別に表示されるため、イメージを掴
みにくいという問題点があった。本発明はこのような点
に鑑みてなされたものであり、加工プログラムの正誤判
断を容易にかつ正確に行うことのできるCNCの表示制
御方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ワークの加工形状を画像表示するCNC
の表示制御方式において、作成された加工プログラムを
格納するプログラム格納手段と、オフセット値等の条件
データを格納する条件データ格納手段と、前記ワークの
加工形状の画像表示指令を行う表示指令手段と、前記画
像表示指令の入力とともに、前記条件データを参照して
前記加工プログラムを実行し、実行データとして少なく
とも加工形状データおよび工具補正経路データを出力す
るプログラム実行手段と、前記実行データに基づいて前
記ワークの加工形状および工具補正経路を画面上で同時
に表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする
CNCの表示制御方式が提供される。
【0008】
【作用】表示指令手段により画像表示指令が行われる
と、プログラム実行手段は、条件データ格納手段に格納
されたオフセット値等の条件データを参照し、プログラ
ム格納手段内の加工プログラムを実行し、実行データと
して少なくとも加工形状データおよび工具補正経路デー
タを出力する。表示制御手段は、その実行データに基づ
いて、ワークの加工形状および工具補正経路を画面上で
同時に表示する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明を実施するための数値制御装置の
ハードウェアの概略構成図である。
【0010】プロセッサ(CPU)11は、ROM12
に格納されたシステムプログラムに従って数値制御装置
全体を制御する。RAM13にはSRAM等が使用さ
れ、各種のデータあるいは入出力信号が格納される。不
揮発性メモリ14には、図示されていないバッテリによ
ってバックアップされたCMOS等が使用され、電源切
断後も保持すべきパラメータ、ピッチ誤差補正量及び工
具補正量等が格納されている。また、不揮発性メモリ1
4には、作成された加工プログラムが格納される。ただ
し、この加工プログラムを実行するときには、一旦RA
M13に読み込まれ、そのRAM13内の加工プログラ
ムがプロセッサ11により実行される。
【0011】CRT/MDIユニット25内のグラフィ
ック制御回路15は、ディジタル信号を表示用の信号に
変換し、表示装置16に与える。表示装置16には、C
RTあるいは液晶表示装置が使用される。この表示装置
16の画面には、その画面で受けられる作業又はデータ
がメニュー形式で表示される。メニューのうちどの項目
を選択するかは、メニューの下のソフトキー23を押す
ことにより行うことができる。また、表示装置16に
は、後述するデータ表示画面が表示される。
【0012】キーボード33は、シンボリックキー、数
値キー等からなり、必要な図形、データをこれらのキー
を使用して入力する。PMC(プログラマブル・マシン
・コントローラ)22はバス21経由でM機能信号等を
受けて、シーケンス・プログラムで処理して、出力信号
を出力し、工作機械20を制御する。また、機械側から
の入力信号を受けて、シーケンス・プログラムで処理を
行い、バス21を経由して、プロセッサ11に必要な入
力信号を転送する。
【0013】軸制御回路18はプロセッサ11からの軸
の移動指令を受けて、軸の指令をサーボアンプ19に出
力する。サーボアンプ19はこの移動指令を受けて、工
作機械20のサーボモータを駆動する。これらの構成要
素はバス21によって互いに結合されている。
【0014】図3は本実施例の表示制御方式の機能の概
念図である。表示指令手段4は、キーボード17のキー
操作等に従って画像表示指令を出力する。この画像表示
指令が出力されると、プログラム実行手段1は、不揮発
性メモリ14に格納されたオフセット値等の条件データ
3を参照し、RAM13内の加工プログラム2を実行
し、実行データとして加工形状データ、工具補正経路デ
ータおよびオフセットベクトルデータを出力する。表示
制御手段5は、それらの実行データに基づいて、ワーク
の加工形状、工具補正経路、およびオフセットベクトル
を画面上で同時に表示する。
【0015】次に、本実施例の表示制御方式の具体例を
説明する。ここで、画面表示が行われる加工プログラム
の一例を示す。 N1 G90 G00 X0 Y0 ; N2 G41 G17 X10.Y10.D01; N3 G01 X20.Y50.F150.; N4 X60.; N5 Y40.; N6 G03 X50.Y30.R10.; N7 G01 Y10.; N8 X10.; N9 G40 G00 X0 Y0; N10 M30; ここで、G90、G00、G41等は一般に使用されて
いるGコードであり、その意味も通常通りに解釈され
る。また、D01は工具のオフセット量の格納されてい
るデータ名である。
【0016】このような加工プログラムが与えられる
と、プロセッサ11は、プログラム番号N1から順に実
行して行き、不揮発性メモリ14内の条件データ3を参
照してワーク形状データ、オフセットベクトルデータ、
および工具補正経路データを生成する。これら生成され
たデータは、オペレータからの指令に従って同一画面上
で表示される。
【0017】図1は上記加工プログラムに従って生成し
たデータ表示画面を示す図である。この画面では、内側
にワークの加工形状31が表示され、その外側に始点P
0から移動を行う工具の補正経路32が表示される。ま
た、加工形状の各変位点P2〜P6には、その座標値が
表示される。さらに、各変位点P2〜P6には、プロセ
ッサ11が工具補正経路32を決定するときに加工プロ
グラムおよびオフセット量等に基づいて作成するオフセ
ットベクトルQ1〜Q8が表示される。なお、このオフ
セットベクトルQ1〜Q8のみは、オペレータの指示が
あったときのみ表示する。
【0018】図4はこのような表示を行うためのプロセ
ッサ11の処理手順を示すフローチャートである。な
お、このフローチャートは、オペレータにより画面の表
示指令およびその内容の選択指令がなされた状態で開始
される。 〔S1〕加工プログラムおよび条件データを読み込み、
加工プログラムを順次実行する。 〔S2〕ワークの加工形状、オフセットベクトル、およ
び工具補正経路等の表示用データを計算する。
【0019】〔S3〕本実施例の同時表示の指令がなさ
れているか否かを判断し、なされていればステップS5
に進み、そうでなければステップS4に進む。 〔S4〕加工形状、工具補正経路のうち、オペレータに
指示されている方を個別に表示するための演算処理を行
う。 〔S5〕オフセットベクトルの表示の指令がなされてい
るか否かを判断し、なされていればステップS6に進
み、そうでなければステップS7に進む。
【0020】〔S6〕加工形状、オフセットベクトル、
および工具補正経路をすべて同一画面で表示するための
演算処理を行う。 〔S7〕加工形状および工具補正経路を同一画面で表示
するための演算処理を行う。 〔S8〕演算された処理に従って画像表示を行う。
【0021】このように、本実施例では、少なくとも加
工形状および工具補正経路を同一画面で表示するように
したので、加工プログラムの正誤判断を容易にかつ正確
に行うことができる。
【0022】また、本実施例では、加工形状および工具
補正経路に加えてオフセットベクトルの表示も行うよう
にしたので、より具体的な正誤判断が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ワーク
の加工形状および工具補正経路を画面上で同時に表示す
るようにしたので、加工プログラムの正誤判断を容易に
かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ表示画面を示す図である。
【図2】本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの概略構成図である。
【図3】本実施例の表示制御方式の機能の概念図であ
る。
【図4】表示を行うためのプロセッサの処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 プログラム実行手段 2 加工プログラム 3 条件データ 4 表示指令手段 5 表示制御手段 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 不揮発性メモリ 15 グラフィック制御回路 16 表示装置 21 バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの加工形状を画像表示するCNC
    の表示制御方式において、 作成された加工プログラムを格納するプログラム格納手
    段と、 オフセット値等の条件データを格納する条件データ格納
    手段と、 前記ワークの加工形状の画像表示指令を行う表示指令手
    段と、 前記画像表示指令の入力とともに、前記条件データを参
    照して前記加工プログラムを実行し、実行データとして
    少なくとも加工形状データおよび工具補正経路データを
    出力するプログラム実行手段と、 前記実行データに基づいて前記ワークの加工形状および
    工具補正経路を画面上で同時に表示する表示制御手段
    と、 を有することを特徴とするCNCの表示制御方式。
  2. 【請求項2】 前記実行データにはオフセットベクトル
    が含まれており、前記表示制御手段は、前記加工形状お
    よび工具補正経路に加えて前記オフセットベクトルも同
    時に表示するように構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のCNCの表示制御方式。
JP14607793A 1993-06-17 1993-06-17 Cncの表示制御方式 Pending JPH0728517A (ja)

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JP14607793A JPH0728517A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 Cncの表示制御方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP14607793A JPH0728517A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 Cncの表示制御方式

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