JPH07104362A - カメラの制御装置 - Google Patents

カメラの制御装置

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Publication number
JPH07104362A
JPH07104362A JP26772693A JP26772693A JPH07104362A JP H07104362 A JPH07104362 A JP H07104362A JP 26772693 A JP26772693 A JP 26772693A JP 26772693 A JP26772693 A JP 26772693A JP H07104362 A JPH07104362 A JP H07104362A
Authority
JP
Japan
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temperature
sequence
load
camera
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP26772693A
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English (en)
Inventor
Yuichi Matsuda
雄市 松田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラのアクチュエータ等の駆動回路の異常
発熱による事故に対する安全対策を確実かつ容易にでき
ることを可能とする。 【構成】 発熱を起こす負荷の駆動回路1内に半導体素
子からなる温度計3を設け、カメラ作動中は常に温度計
3の出力を検出し、負荷の異常等での駆動回路の発熱状
態をとらえると、温度上昇による素子破壊や誤動作に至
る時点でシーケンス制御IC4は熱による影響の予告を
表示する信号を表示器5に出力し、同時にカメラのシー
ケンスを一時的に停止したり、駆動時間を遅らせる作動
に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエータ等の駆
動回路を構成する集積回路の内部に温度計を設け、その
出力を検知することで発熱とそれに伴う事故の防止を行
うカメラの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動回路の異常発熱や事故防止の
装置としては周知である。その代表的な例としては、放
熱効果によるもの、電流ヒューズ並びに温度ヒューズに
よる回路遮断タイプなどがある。 (1)放熱効果によるものでは、駆動回路を構成する集
積回路のパッケージ表面に金属板等の放熱板を設けて放
熱するものや、パッケージ下面に銅箔パターンを配置し
て放熱しているものがある。更に、周辺部材、特に樹脂
部材への影響を避けるために実装基板で囲い込んでい
る。
【0003】(2)電流ヒューズや電流リミッタ等の電
流制限素子の場合は、大電流負荷の駆動回路の電源供給
ラインに挿入していて、負荷の異常変動、連続駆動等に
より電源から駆動回路、そして負荷へと異常電流が流れ
込んだ時に駆動回路の許容電力量を越えて発熱やそれに
伴う誤動作、破壊を起こす恐れがある。その場合には許
容電流値以上の電流で回路を遮断するように構成されて
いる。
【0004】(3)温度ヒューズの場合では、電子閃光
装置の二次電圧発生回路に用いる発振トランジスタ、発
振トランスの発熱検知に使用し、閃光管の連続発光、発
振トランスを含めた閃光回路の事故による回路の暴走で
異常発熱・発煙・発火を防止する。また、電源供給ライ
ンに挿入し、発振トランスや発振トランジスタに巻き付
けたり固定し、一定以上の温度上昇で回路を遮断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述従来例
では負荷の駆動回路及び二次側への電圧供給回路の発熱
による事故や安全対策に予め駆動回路の制限を設けた
り、放熱による温度低下を行わせるための駆動遅延をシ
ーケンス上に持たせている。これは理論的な計算と安全
率を加味してあるため、撮影に対するタイミングの遅れ
や作動に対する違和感としてユーザーに不満感を与えて
いる。
【0006】また、発熱に対する強制放熱手段としての
放熱板を使用するが、回路内部の温度上昇に対する外部
の放熱のため完全に捕捉できず、遅れによる素子破壊や
これの防止のために大型の放熱板となり、実装スペース
上で不利であった。温度ヒューズのように設定温度によ
り回路を遮断する素子の組込みでは、発熱素子との実装
構造が重要で、熱をいかに伝えるかが信頼性に影響を及
ぼす。ここではカメラの部品の小型化に伴って組込みの
確実性で組立コストが高くなっている。更に、半田付け
など実装時に発生する熱で温度ヒューズの劣化や断線を
防止するための考慮が必要で取り扱いに注意が必要であ
る。
【0007】電流ヒューズについては、負荷や二次側へ
の過大電流供給に際し、駆動回路への大電流の流れ込み
防止で駆動回路の発熱を防止するが、複数個の負荷を使
用する場合は複数個のヒューズが必要であったり、1個
で満足させるために重負荷に合わせ込むなど条件設定が
重要で信頼性を含めると安全率を多くとる必要があっ
た。また、これらの素子の使用を含めて部品の追加とな
り、コスト面の負担が非常に大きくなっている。最後に
電流ヒューズや温度ヒューズなど回路の遮断する素子で
は、一度働いた場合はユーザーが自ら修理することは不
可能であり、不親切であった。
【0008】本発明は、前述従来例の欠点を除去し、駆
動回路の温度上昇により素子破壊や誤動作を防ぎ、操作
に違和感の生じないカメラの制御装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明はシーケンス制御手段と、シーケンスの状
態を表示する手段と、大電流の負荷を駆動制御する負荷
駆動手段と、該負荷駆動手段に内蔵する温度検出手段
と、該温度検出手段からの出力を演算し比較する手段
と、該比較手段において第1の設定温度より高い場合に
表示を行う警告手段と、温度が設定温度以下になるまで
シーケンスを停止するタイマー手段と、第2の設定温度
より高い場合はシーケンスを禁止する手段と、禁止と同
時に前記負荷駆動手段への電源供給を遮断する手段とを
具備するものである。また、温度比較の第1の設定温度
と第2の設定温度は第1の設定温度の方が低く設定さ
れ、かつモールド成形品の熱変形温度以下に設定するこ
とが好ましい。
【0010】
【作用】以上の構成のカメラの制御装置は、カメラ作動
中は常に温度検出手段の出力を検出して負荷の異常や電
源の変動並びに回路自体のトラブルに対する発熱状況を
とらえておき、温度上昇による発煙・発火及び周辺部材
への熱に対する影響の予告を予告を表示手段で表示し、
同時にカメラのシーケンスを一時的に停止したり、駆動
時間を遅らせる作動に切り換える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3
に基づいて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロ
ック図であって、1は負荷駆動のための集積回路からな
る駆動回路で、電源VBATを負荷に供給し、また後記す
るシーケンス制御IC4からの制御信号で負荷の駆動を
行う。さらに、該駆動回路1には電源VBATの供給,停
止を行うスイッチング素子で構成されるコントローラ2
及び駆動回路内に作り込まれる半導体素子で構成される
温度検出用素子による温度計3を備え、該温度検出用素
子3の出力はシーケンス制御IC4に入力される。4は
シーケンス制御ICで、カメラの制御に係るスイッチの
入力、信号の入力を受け付け、負荷及び通信に係る信号
を出力する。5は表示器で、シーケンス制御IC4から
の信号により表示を行い、カメラの状態をユーザーに知
らせるようになっている。6はシーケンスのスタートス
イッチ、7はレリーズスタートスイッチで、それぞれシ
ーケンス制御IC4に接続されている。8は負荷として
のレンズ駆動用のモータであり、9は同じく負荷として
のフイルム給送用のモータである。
【0012】以上の構成の本実施例のシーケンス動作を
図2及び図3のフローチャートで説明する。まず、シー
ケンス動作の概略は、図2において、ステップ1のスタ
ート準備ではカメラに電池を投入した時点でPUCがか
かった状態である。ステップ2でスタートスイッチ6の
オン待ちで、オンされると、ステップ3でバッテリーチ
ェックを行い、カメラ駆動に際して充分な電源量か否か
の判断をする。バッテリーチェック充分の場合は、ステ
ップ4で測距を行い、被写体に対して合焦のための演算
を行い、ステップ5で測光を行い、被写体の明るさに対
する絞りとシャッタ秒時を演算する。
【0013】ステップ6で、測温を行う。ここで、この
測温での詳細なフローを図3のフローチャートで説明す
る。ステップ11で温度チェック1を行い、第1のしき
い値に対して温度計3の温度検出用素子の出力値を比較
することから始まる。ここでは駆動回路1の温度上昇に
よって周辺の部材が熱変形に至る温度または熱伝導によ
って外観操作部材が温度上昇してユーザーに対し、違和
感を与えるような温度のうち低い方の温度でしきい値1
を設定する。しきい値1以下の温度では、そのまま次の
シーケンスの前記図3におけるステップ7のレリーズス
タートスイッチ7のオン待ちへ移る。
【0014】しきい値1以上の温度の場合はステップ1
2の温度チェック2に移り、しきい値2の分岐を行う。
温度チェック2では駆動回路1の熱による誤動作や発
煙、発火等事故防止の目的で駆動回路の集積回路の接合
温度に安全率を加味した温度でしきい値2を設定する。
しきい値2以下の場合はステップ13へ進み、待ち表示
を表示器5に行わせ、ステップ14へ進み、タイマーに
入る。ここでは、シーケンス制御IC4が全体のシーケ
ンスを止めて駆動回路1の温度降下を待つ。タイマー終
了後はステップ15へ進み、再び温度チェック3を行
い、しきい値1の値よりも下がったか否かの判断をす
る。温度が下がっている場合はステップ16へ進み、表
示オフとし、表示器5の表示を戻し、前記ステップ7の
レリーズスタートスイッチ7のオン待ちへ移る。温度が
下がらない場合は再度ステップ14のタイマーに戻り、
温度降下を待つ。この場合スタートスイッチ6がオフに
なれば、タイマーと関係なく前述図2のステップ1に戻
る。
【0015】しきい値2以上の温度上昇があった場合
は、ステップ17へ進み、禁止表示となり、表示器5に
エラー表示を出す。その後、ステップ18に進み、シー
ケンス制御IC4は禁止モードとなり、ステップ19で
BATラインオフの信号を出す。VBATラインオフの信号
は駆動回路1のコントローラ2に供給されて電源VBAT
がモータ8または9の負荷に供給されないようにコント
ローラ2のスイッチング素子をオフにする。次いで、ス
テップ20でシーケンス制御IC4はリセット待ちとな
り、電池外しの状態、すなわちリセットされるまでなに
も受け付けなくなる。ただし、電池を外すまでは表示器
5はエラー表示のままである。
【0016】以上のようにして、ステップ6の測温を終
了し、通常の温度と判定された後はステップ7へ進む。
ステップ7ではレリーズスタートスイッチ7のオンを待
つ。スイッチ7がオンされると、ステップ8へ進み、レ
ンズ駆動用モータ8が駆動し、レンズセット、次にシャ
ッタが作動制御されて撮影が終了する。最後に給送モー
タ9が駆動されフイルムを巻き上げ、ステップ9で一連
のシーケンスは完了する。
【0017】このように本実施例では連続シーケンスま
たは負荷の突発事故などで急激な駆動回路の温度上昇が
発生した場合でも、駆動回路内に設けた温度検出用素子
の出力を検知し、その温度に対応してタイマーを設け温
度が下がるまでシーケンスを止めたり、禁止モードに移
し、電源供給を停止して何も受け付けなくしている。も
ちろん、外部表示器によるユーザーへの表示は事前に行
い、違和感や不信感にたいする配慮もなされている。こ
の結果、駆動回路の周辺への熱の伝導による部材の熱変
形や外観部への熱伝導及び駆動回路自体の熱による誤動
作,発煙,発火に至る事故が未然に防止できた。
【0018】図4及び図5は本発明の第2実施例を示す
ものである。説明を簡単にするために前述第1実施例と
同一部分には同一符号を付して説明する。本実施例では
電子閃光回路11のための昇圧回路またはDC/DCコ
ンバータを構成する回路ブロック10に半導体素子で構
成される温度計3を作り込んだものである。該昇圧回路
10はシーケンス制御IC4により制御するように接続
されており、該電子閃光回路11は昇圧回路10からの
出力を受けてメインコンデンサに充電電荷を蓄えたり、
発光のためのトリガ回路を持ち、また表示器5はシーケ
ンス制御IC4からの信号で表示内容を設定されてい
る。
【0019】ここで、昇圧回路10への温度計3の作り
込みについて、昇圧回路の一次側を構成する発振トラン
ス、発振トランジスタは発振に伴う発熱を生じるが、そ
の熱を検知するために温度計を作り込む場合、発振トラ
ンスは巻線素子のために半導体温度計は組み込めないの
で、発振トランジスタ及び他の駆動トランジスタを集積
化したパッケージ内に構成される。
【0020】以上の構成の本実施例において、閃光発光
のための充電時の動作を図5のフローチャートを用いて
説明する。ステップ21での測光までのフローは図示さ
れないが前述第1実施例の図2のステップ1〜ステップ
5と同様であり、測光終了後はステップ22に進み、ス
テップ22で測温2を行い、昇圧回路10内の温度計3
の出力をシーケンス制御IC4が検出し、昇圧回路10
及び周辺部材に及ぼす温度の値により決められたしきい
値以下であればステップ23へ進む。なお、測温2の詳
細については後記する。
【0021】ステップ23で閃光器充電のためにシーケ
ンス制御IC4からの駆動信号で昇圧回路10が作動
し、電子閃光回路11に充電が開始される。その後、充
電完了に達した時点で電子閃光回路11からシーケンス
制御IC4へ充電完了信号が入力され、同時に昇圧回路
10は作動を停止し、電子閃光回路11への二次電圧供
給は停止し、ステップ24へ進み、レリーズスタートス
イッチ7のオンを待つ。以後のステップは前述第1実施
例のステップ8以降と同様である。
【0022】ここで、前記ステップ22における測温2
について、前述第1実施例の図3のフローチャートを参
照して説明する。本実施例では温度チェックの値は電子
閃光回路特有の値に設定されている。また、電子閃光回
路11を含めて閃光システムでは連続発光の場合は、発
振トランス、発振トランジスタを含め発熱に対する放熱
が遅く、徐々にではあるが温度が高くなっている。ステ
ップ12の温度チェックでは、発振トランスのワックス
抜けまたは発振トランス、発振トランジスタの熱による
周辺部材及び外観部への変形がない温度のうち低い温度
を設定しており、ここでは前述第1実施例と同様に設定
値以下はそのままステップ7(図5のステップ24)に
進み、レリーズスタートスイッチ7のオンを待つが、設
定値以上の場合はステップ12の温度チェック2へ進
み、ステップ11の温度チェック1よりも高い温度でし
きい値2を設定している。
【0023】この設定温度は温度上昇が急激な場合、発
振トランス、発振トランジスタが相互の熱による熱暴走
を起こし、発煙・発火に至る事故の可能性もあり、これ
を防止するために各素子の特性から実力値を設定してい
る。このしきい値2の設定値に対しても前述第1実施例
と同様にステップ14でのタイマーによるシーケンスの
遅延やステップ18での禁止モードへの移行は行ってお
り、図5のステップ12での測温2でステップ6の測温
1と異なる点は温度しきい値の値だけである。本実施例
による効果についても前述第1実施例と同様である。
【0024】図6は本発明の第3実施例を示すブロック
図である。本実施例では、負荷として前述第1実施例に
おけるモータ8,9に代えて、電磁駆動シャッタ12を
駆動回路1に接続したものである。その他の構成及び動
作については前述第1実施例と同様である。
【0025】図7は本発明の第4実施例を説明するため
のフローチャートである。なお、その構成は前述第1実
施例の図1のブロック図と同様である。本実施例では、
負荷として給送モータ9を巻戻しに使用したもので、巻
戻し動作での駆動回路1の事故を防止するようにした。
その動作について、給送モータ9はフイルム巻上げ動作
と設定枚数の撮影終了時又はフイルムの巻上げ負荷の増
加による突張り状態と判断された時に巻戻す巻戻し動作
を行う。具体的にはフイルム給送信号が一定期間検出さ
れなくなった場合、巻上げ完了と判断し、巻戻しシーケ
ンスのステップ31に入る。ここでは前述動作とは別に
撮影者が意図して巻戻しスイッチ(不図示)をオンした
場合でも同様である。
【0026】ステップ31の巻戻し動作では巻上げと同
様にフイルムの巻戻し信号を検出しながら動作を続け
る。しかし、巻戻し信号が一定期間の経過後も検出され
ない場合は、巻戻し完了とみなし、給送モータ9の通電
を停止する。ちなみに、フイルムを完全にパトローネ内
に収納する場合、前述の設定時間はおよそ2.5秒で、
フイルム先端を残す場合はおよそ0.5秒である。
【0027】ここで、ステップ31の巻戻し動作におい
て正規の作動や事故による巻戻し信号の未検出時から設
定時間の間中、給送モータ9の通電を行うが、駆動回路
1の事故や給送モータ9の事故による負荷電流の増加が
生じる場合でも、前述第1実施例と同様にステップ32
での測温3により駆動回路1の内部の温度計3で温度を
モニタし、ステップ33ではそのまま給送モータを駆動
し続けたり、駆動回路1への通電を停止し、前述の設定
時間よりも以前であっても給送モータ9一時的に停止さ
せることにより、駆動回路1を含め周辺に及ぶ損傷を防
ぎ、安全の確保を維持する。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにシーケン
ス制御手段と、シーケンスの状態を表示する手段と、大
電流の負荷を駆動制御する負荷駆動手段と、該負荷駆動
手段に内蔵する温度検出手段と、該温度検出手段からの
出力を演算し比較する手段と、該比較手段において第1
の設定温度より高い場合に表示を行う警告手段と、温度
が設定温度以下になるまでシーケンスを停止するタイマ
ー手段と、第2の設定温度より高い場合はシーケンスを
禁止する手段と、禁止と同時に前記負荷駆動手段への電
源供給を遮断する手段とを備えることにより、温度検出
手段の検出で駆動手段の温度上昇が素子破壊や誤動作に
至る手前の時点で、さらには周辺の温度上昇による変形
や外部に温度が感じられる以前の時点で、ユーザーへの
表示とともに作動シーケンスの切り換えを行うことがで
き、従来より違和感がなく操作できる。また、温度検出
や発熱による事故防止用の追加素子を必要とせず、実装
スペースや製造上の処理が従来のままでよく、コスト面
でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のカメラの制御装置の
ブロック図である。
【図2】その動作を説明するフローチャートの該略図で
ある。
【図3】その測温時の動作の詳細を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第2実施例のカメラの制御装置のブロ
ック図である。
【図5】その動作を説明するフローチャートの該略図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例のカメラの制御装置のブロ
ック図である。
【図7】本発明の第4実施例のカメラの制御装置におけ
る動作を説明するフローチャートの該略図である。
【符号の説明】
1・・駆動回路、2・・コントローラ、3・・温度計、
4・・シーケンス制御IC、5・・表示器、6・・スタ
ートスイッチ、7・・レリーズスタートスイッチ、8・
・レンズ駆動モータ、9・・給送モータ、10・・昇圧
回路、11・・電子閃光回路、12・・電磁駆動シャッ
タ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンス制御手段と、シーケンスの状
    態を表示する手段と、大電流の負荷を駆動制御する負荷
    駆動手段と、該負荷駆動手段に内蔵する温度検出手段
    と、該温度検出手段からの出力を演算し比較する手段
    と、該比較手段において第1の設定温度より高い場合に
    表示を行う警告手段と、温度が設定温度以下になるまで
    シーケンスを停止するタイマー手段と、第2の設定温度
    より高い場合はシーケンスを禁止する手段と、禁止と同
    時に前記負荷駆動手段への電源供給を遮断する手段とを
    具備することを特徴とするカメラの制御装置。
  2. 【請求項2】 温度比較の第1の設定温度と第2の設定
    温度は第1の設定温度の方が低く設定され、かつモール
    ド成形品の熱変形温度以下に設定することを特徴とする
    請求項1記載のカメラの制御装置。
JP26772693A 1993-10-01 1993-10-01 カメラの制御装置 Pending JPH07104362A (ja)

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JP26772693A JPH07104362A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 カメラの制御装置

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JP (1) JPH07104362A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6841780B2 (en) 2001-01-19 2005-01-11 Honeywell International Inc. Method and apparatus for detecting objects
US7184585B2 (en) 2000-11-17 2007-02-27 Honeywell International Inc. Object detection
US7200246B2 (en) 2000-11-17 2007-04-03 Honeywell International Inc. Object detection

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