JPH07103627B2 - ユニット住宅における屋根構造 - Google Patents

ユニット住宅における屋根構造

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JPH07103627B2
JPH07103627B2 JP2300263A JP30026390A JPH07103627B2 JP H07103627 B2 JPH07103627 B2 JP H07103627B2 JP 2300263 A JP2300263 A JP 2300263A JP 30026390 A JP30026390 A JP 30026390A JP H07103627 B2 JPH07103627 B2 JP H07103627B2
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JP
Japan
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roof
unit
roof unit
units
eaves
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP2300263A
Other languages
English (en)
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JPH04174149A (ja
Inventor
奈保美 小野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、組立式ユニット住宅における屋根構造、特に
採光用等の中間屋根ユニットを備えた屋根構造に関し、
ユニット住宅の屋根として利用できる。
〔背景技術〕
現場における住宅の施工期間を短縮するため、最近では
ユニット工法が多用されつつある。このユニット工法
は、それぞれモジュール化した居室用住宅ユニット、屋
根ユニット等のユニットを予め工場で製造し、これらの
ユニットを現場までトラック等で輸送する。その後、基
礎上に複数の居室用住宅ユニットを配置するとともに、
これらの居室用住宅ユニットの上に複数の屋根ユニット
を配置して施工を行なうものである。このユニット住宅
の施工に際して、上下のユニットは、その四隅をボルト
等の連結具を介して互いに連結され、ユニット住宅とし
て組立てられる。
このようなユニット住宅において、屋根部分を小屋裏等
として利用するために、例えば採光用のドーマー(ウイ
ンドウ)あるいは天窓を取付けたい場合がある。この場
合、従来はその都度、工場で予め、既存の屋根ユニット
のうちの1つのユニットにドーマーあるいは天窓を取付
けた後、現場に輸送していた。
第9図には、従来の切妻タイプの屋根構造の一例が示さ
れている。第9図において、棟側屋根ユニット31の両側
には、それぞれ軒先側屋根ユニット32が配置され、一方
の軒先側屋根ユニット32にはドーマー33が予め一体に形
成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、注文の都度、工場でドーマー付き屋根ユ
ニットを作るのは非常に煩わしい。
また、ドーマー等を予め組込んだ屋根ユニットを製作す
る場合、客先の要求に応えるためには、極めて多種類の
屋根ユニットを用意しなければならず、量産効果が損な
われることとなる。このため、予めドーマー等を組込む
方式では、種類を限定して屋根ユニットを製作せざるを
得ず、屋根構造のバリエーションが限定されてしまうと
いう不都合がある。
本発明の目的は、既存の屋根ユニットの組合せの中に、
採光用等の別個の中間屋根ユニットを追加するだけで、
特別注文による煩わしさもなく、屋根構造としての運用
の幅を拡大できるユニット住宅における屋根構造を提供
するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、棟側屋根ユニットと少なくとも一方の軒先側
屋根ユニットとの間に、少なくとも軒先側屋根ユニット
の屋根の勾配よりも突出した構造を有する中間屋根ユニ
ットを設けて、ユニット住宅における屋根構造を構成す
るものである。
〔作用〕
このような構成の本発明においては、工場で製造された
居室用住宅ユニット、屋根ユニット等は現場に輸送され
る。ここで基礎の上に、複数個組合された居空用住宅ユ
ニットが載置され、更に、これらのユニット上に屋根ユ
ニットが載置される。このとき、軒先側に位置する居空
用住宅ユニット上には軒先側屋根ユニットが載置され、
一方、中央部である棟側に位置する居空用住宅ユニット
上には棟側屋根ユニットが載置され、更に少なくとも一
方の軒先側屋根ユニットと棟側屋根ユニットとの間には
中間屋根ユニットが配置される。
次に、載置後の各屋根ユニットとその下の居室用住宅ユ
ニットとで連結を行なう。この際、中間屋根ユニットに
ついては、軒先側あるいは棟側屋根ユニットと予め連結
しておき、この中間屋根ユニットを連結された屋根ユニ
ットを下の居室用住宅ユニットと連結してもよい。
こうして組立てられたユニツト住宅の屋根構造において
は、中間屋根ユニットが、少なくとも軒先側屋根ユニッ
トよりも突出した構造を有するので、そのままでドーマ
ーあるいは天窓と同様に機能する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ここ
において、各実施例の同一もしくは相当構成部分には、
同一符号を用い、説明を省略もしくは簡略にする。
第1図は、本発明の第1実施例の屋根構造を示したもの
で、この屋根構造は、既存と同等の棟側屋根ユニット1
の一方の側面に、既存と同等の軒先側屋根ユニット2を
配置し、更にこの棟側屋根ユニット1の他方の側面に
は、前記軒先側屋根ユニット2より狭幅に形成された他
の軒先側屋根ユニット3が配置され、この軒先側屋根ユ
ニット3との間に中間屋根ユニット4を配置して構成さ
れる。
ここで、中間屋根ユニット3は少なくとも狭幅の軒先側
屋根ユニット3の屋根の勾配よりも突出した構造を有す
る直方体からなり、この突出部には、必要に応じてガラ
ス窓、開閉扉等の窓部5が形成されて屋根ドーマーを形
成し得るようになっている。本実施例では、突出部分の
高さは、棟側屋根ユニット1と接する側ではこのユニツ
ト1と同一にされ、軒先側屋根ユニット3と接する側で
はこのユニット3よりも高くなっている。また、これら
の屋根ユニット1と2及び1と3とで形成される屋根の
勾配は連続した勾配となっている。
第2図(A),(B),(C),(D)には、これら各
屋根ユニット1〜4の斜視図が示されている。
第2図において、一方の軒先側屋根ユニット3のベース
フレーム6は、中間屋根ユニット4を載荷するため、第
2図(D)に示すように、出っ張っている。この出っ張
り部を含めたベースフレーム6の幅Lは、この軒先側屋
根ユニット3の下方に配置される図示しない居室用住宅
ユニットの幅と等しくされている。また、この出っ張り
部の幅Mは、中間屋根ユニット4の幅Mと等しくされて
いる。
本実施例の屋根構造では、中間屋根ユニット4が少なく
とも軒先側屋根ユニット3の屋根の勾配よりも突出した
構造を有するので、特別な構造の屋根ユニットを製作す
ることなく、そのままでドーマーあるいは天窓として利
用できる。また、突出部分は従来のドーマーあるいは天
窓よりも大きいので、その分、小屋裏としての空間が拡
大できるという効果もある。
本発明は以上の第1実施例に限定されるものではなく、
次に示すような他の実施例等を含むものである。
すなわち、第1実施例では中間屋根ユニット4は1つし
か用いなかったが、第3図に示す第2実施例のように、
棟側屋根ユニット1の両側に2つ用いてもよい。この場
合は、窓部5は2つとすることも可能となり、また、小
屋裏空間も第1実施例に比べて拡大される。
軒先側屋根ユニットとしては、第1実施例ではベースフ
レーム6に出っ張りのある軒先側屋根ユニット3を用い
たが、第4図に示す第3実施例のように、出っ張りのな
い軒先側屋根ユニット3Aを用いてもよい。
中間屋根ユニットとしては、その他、第5図に示す第4
実施例のように、軒先側屋根ユニット3の屋根の勾配よ
りも突出しているばかりでなく、棟側屋根ユニット1の
屋根の勾配よりも突出している構造を有するもの中間屋
根ユニット4Aでもよいし、第6図に示す第5実施例のよ
うに、小屋裏空間を更に拡げる等の目的で幅を広くした
中間屋根ユニット4Bでもよい。この場合、軒先側屋根ユ
ニット3Bは、第1実施例等における軒先側屋根ユニット
3,3Aより屋根部分が短くされている。また、第7図に示
す第6実施例にように、突出部分として特別にドーマー
部7を設けた中間屋根ユニット4Cでもよい。なお、この
ドーマー部7を設けた中間屋根ユニット4Cの屋根の勾配
は、棟側屋根ユニット1及び軒先側屋根ユニット3の屋
根勾配と連続した勾配にすることが好ましい。
また、第8図に示す第7実施例のように、屋根ユニット
の形状は他の形状でもよく、第8図中、中間屋根ユニッ
ト4の左方に位置する、棟側屋根ユニット1Aは妻側面を
台形状に、軒先側屋根ユニット2Aはこの棟側屋根ユニッ
ト1Aの長辺側に一致する背の高い三角状にしてもよい。
この場合、軒先側屋根ユニット2Aは、鎖線で示すよう
に、妻側面が方形状の軒先側屋根ユニット2Bと置き替え
てもよい。
以上のように、本発明における屋根ユニットの形状等
は、任意に設定できる。従って、本発明における「棟
側〕及び「妻側」とは、中間屋根ユニット4,4A,4B,4Cに
対して棟側(中央側)であるか妻側であるかを意味し、
その形状、構造等を限定するものではない。
また、中間屋根ユニット4,4A,4B,4Cの形状、構造等も前
記各実施例に限定されず、要するに少なくとも軒先側屋
根ユニット3、3A,3Bから突出していれば足りる。この
際、1つの居室用住宅ユニット上に位置する中間屋根ユ
ニット4,4A〜ACを含む屋根ユニットは、前記各実施例の
ように、狭幅の軒先側屋根ユニット3と組合わされるも
のに限らず、棟側屋根ユニット1と組合わされるもので
あってもよい。すなわち、軒先側屋根ユニットは居室用
住宅ユニットの1ユニツト分の幅を有する軒先側屋根ユ
ニット2とされ、一方、棟側屋根ユニットは中間屋根ユ
ニット4,4A〜ACの幅M分だけ狭幅とされたものでもよ
い。この狭幅の棟側屋根ユニットのベースフレームは、
軒先側屋根ユニット3の出っ張り部6に相当する出っ張
り部があっても、なくてもよい。
更に、屋根構造としては、前記各実施例のように切妻タ
イプに限らず、寄棟タイプ、陸屋根タイプ等、他の構造
にも本発明は適用できるものである。この際、寄棟タイ
プ、陸屋根タイプ等における棟側とは、屋根構造におけ
る中間屋根ユニットより中央側という意味である。
〔発明の効果〕
以上のような本発明の屋根構造によれば、既存の屋根ユ
ニットの組合せの中に、中間屋根ユニットを追加するだ
けで、特別注文による煩わしさもなく、屋根構造として
の運用の幅を拡大できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の屋根構造の第1実施例を示す斜視図、
第2図(A),(B),(C),(D)は第1図の屋根
構造に使用される各屋根ユニットの斜視図、第3図は第
2実施例を示す斜視図、第4図は第3実施例を示す斜視
図、第5図及び第6図は第4実施例及び第5実施例を示
す妻側の屋根構造の部分正面図、第7図は第6実施例を
示す斜視図、第8図は第7実施例を示す妻側の屋根構造
の正面図、第9図は従来のユニット住宅における屋根構
造の斜視図である。 1,1A……棟側屋根ユニット、2,2A,2B……軒先側屋根ユ
ニット、3,3A,3B……軒先側屋根ユニット、4,4A,4B,4C
……中間屋根ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棟側屋根ユニットと少なくとも一方の軒先
    側屋根ユニットとの間に、少なくとも軒先側屋根ユニッ
    トの屋根の勾配よりも突出した構造を有する中間屋根ユ
    ニットを設けたことを特徴とするユニット住宅における
    屋根構造。
JP2300263A 1990-11-06 1990-11-06 ユニット住宅における屋根構造 Expired - Lifetime JPH07103627B2 (ja)

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JP2300263A JPH07103627B2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06 ユニット住宅における屋根構造

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JPH04174149A JPH04174149A (ja) 1992-06-22
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