JPH07102835B2 - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents
自動二輪車の排気装置Info
- Publication number
- JPH07102835B2 JPH07102835B2 JP59265259A JP26525984A JPH07102835B2 JP H07102835 B2 JPH07102835 B2 JP H07102835B2 JP 59265259 A JP59265259 A JP 59265259A JP 26525984 A JP26525984 A JP 26525984A JP H07102835 B2 JPH07102835 B2 JP H07102835B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion chamber
- engine
- box
- vehicle body
- shaped part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2340/00—Dimensional characteristics of the exhaust system, e.g. length, diameter or volume of the apparatus; Spatial arrangements of exhaust apparatuses
- F01N2340/04—Dimensional characteristics of the exhaust system, e.g. length, diameter or volume of the apparatus; Spatial arrangements of exhaust apparatuses characterised by the arrangement of an exhaust pipe, manifold or apparatus in relation to vehicle frame or particular vehicle parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2590/00—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines
- F01N2590/04—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines for motorcycles
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は自動二輪車に設けた排気装置に関するものであ
る。
る。
自動二輪車の排気装置に設けられる消音器は、その消音
効果のために膨張室の容積を一定量以上設けなければな
らない。一般に従来の自動二輪車では、このような膨張
室容量をとるため、車体側部に配置した消音器の後端
を、後輪の後端近傍まで長く延長させる構成にせざるを
得なかった。
効果のために膨張室の容積を一定量以上設けなければな
らない。一般に従来の自動二輪車では、このような膨張
室容量をとるため、車体側部に配置した消音器の後端
を、後輪の後端近傍まで長く延長させる構成にせざるを
得なかった。
しかし、このように消音器が後輪後端近傍まで延長する
ことは、重量の車体重心に対する集中化には妨げとな
る。周知のように部品を車体重心に集中化させること
は、自動二輪車の操縦安定性を向上する上で有利である
ので、上述のような後方へ長く延びる従来の消音器の構
造は、操縦安定性向上にはマイナス要因になることにな
る。
ことは、重量の車体重心に対する集中化には妨げとな
る。周知のように部品を車体重心に集中化させること
は、自動二輪車の操縦安定性を向上する上で有利である
ので、上述のような後方へ長く延びる従来の消音器の構
造は、操縦安定性向上にはマイナス要因になることにな
る。
本発明の目的は、十分な膨張室を確保しながら、消音器
を可及的に車体重心寄りに配置できるようにする自動二
輪車の排気装置を提供することにある。
を可及的に車体重心寄りに配置できるようにする自動二
輪車の排気装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、エンジンを搭載した車体
フレームの後部の左右一対の支持部に、後輪を支持する
リヤアームの前端を枢支した自動二輪車において、車体
の起立スタンドとしてサイドスタンドだけを設ける構成
にし、前記エンジンの排気管に接続した消音器を、該排
気管に接続された第１膨張室とこの第１膨張室に接続さ
れた第２膨張室とから構成し、前記第１膨張室を前記排
気管に接続された箱状部とこの箱状部に接続された凸状
部とから構成すると共に、前記箱状部を前記エンジン下
方に配置し、前記凸状部を前記エンジン後方と前記後輪
前方との間の空間で、かつ前記左右一対の支持部間に、
前記箱状部から前記リヤアームの枢支点に向けて上方へ
突出するように配置し、前記第２膨張室を後方に向かう
にしたがって車体外側でかつ上方に向け傾斜するように
車体側部に配置したことを特徴とするものである。
フレームの後部の左右一対の支持部に、後輪を支持する
リヤアームの前端を枢支した自動二輪車において、車体
の起立スタンドとしてサイドスタンドだけを設ける構成
にし、前記エンジンの排気管に接続した消音器を、該排
気管に接続された第１膨張室とこの第１膨張室に接続さ
れた第２膨張室とから構成し、前記第１膨張室を前記排
気管に接続された箱状部とこの箱状部に接続された凸状
部とから構成すると共に、前記箱状部を前記エンジン下
方に配置し、前記凸状部を前記エンジン後方と前記後輪
前方との間の空間で、かつ前記左右一対の支持部間に、
前記箱状部から前記リヤアームの枢支点に向けて上方へ
突出するように配置し、前記第２膨張室を後方に向かう
にしたがって車体外側でかつ上方に向け傾斜するように
車体側部に配置したことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第3,4図に示す自動二輪車において、１は車体フレー
ム、２はこの車体フレーム１に搭載された２気筒のエン
ジン、３は排気装置である。排気装置３は、エンジン２
の排気孔に接続された排気管４と、この排気管４の後端
に接続されてエンジン２下方に配置される消音器５から
構成されている。
ム、２はこの車体フレーム１に搭載された２気筒のエン
ジン、３は排気装置である。排気装置３は、エンジン２
の排気孔に接続された排気管４と、この排気管４の後端
に接続されてエンジン２下方に配置される消音器５から
構成されている。
13は前輪、14は後輪である。車体フレーム１の後部の左
右一対の支持部1a,1aには左右一対のリヤアーム15,15が
枢支され、かつ左右に配置した緩衝器16,16を介して弾
性支持されており、その後端に上記後輪14が支持されて
いる。また、車体フレーム１下部の左側部にはサイドス
タンド17が取付けられ、起立位置と倒伏位置とに交互に
折り畳み自在になっている。起立スタンドとしてはこの
サイドスタンド17だけが設けられ、一般の自動二輪車に
おいてエンジン２の後方下部の中央部に取付けられてい
るメインスタンドは設けられていない。
右一対の支持部1a,1aには左右一対のリヤアーム15,15が
枢支され、かつ左右に配置した緩衝器16,16を介して弾
性支持されており、その後端に上記後輪14が支持されて
いる。また、車体フレーム１下部の左側部にはサイドス
タンド17が取付けられ、起立位置と倒伏位置とに交互に
折り畳み自在になっている。起立スタンドとしてはこの
サイドスタンド17だけが設けられ、一般の自動二輪車に
おいてエンジン２の後方下部の中央部に取付けられてい
るメインスタンドは設けられていない。
第1,2図に示すように、排気装置３の排気管４は一重管
だけで形成され、かつステンレス鋼によって構成されて
おり、その表面には特にメッキは施されていない。ま
た、排気装置３の消音器５は、第１膨張室６と第２膨張
室７から構成され、それぞれの内壁にグラスウールの消
音材8,9が貼着されている。２本の排気管4,4は連通管10
に集合されて第１膨張室６に連通し、第１膨張室６から
第２膨張室７へは連通管11によって接続され、また第２
膨張室７から外気へは連通管12によって連通している。
だけで形成され、かつステンレス鋼によって構成されて
おり、その表面には特にメッキは施されていない。ま
た、排気装置３の消音器５は、第１膨張室６と第２膨張
室７から構成され、それぞれの内壁にグラスウールの消
音材8,9が貼着されている。２本の排気管4,4は連通管10
に集合されて第１膨張室６に連通し、第１膨張室６から
第２膨張室７へは連通管11によって接続され、また第２
膨張室７から外気へは連通管12によって連通している。
上記第１膨張室６は、連通管10を介して排気管4,4に接
続された箱状部6aと、この箱状部6aに接続された凸状部
6bとから構成されると供に、箱状部6aはエンジン２の下
方に配置され、凸状部6bはエンジン２の後方と後輪14の
前方との間の空間に、箱状部6aからリヤアーム15,15の
枢支点に向けて上方へ突出するように配置され、極めて
大きな容量の膨張室となっている。すなわち、この自動
二輪車は、一般の自動二輪車のようにエンジン後方のリ
ヤアーム枢支点近傍中央域にメインスタンドを設けてい
ないため、エンジン２後方と後輪14前方との間にメイン
スタンドの折り畳み運動によって邪魔されない比較的大
きな空間部を形成しており、この空間部をリヤアーム15
前端の枢支点に向けて延びるような凸状部6bを形成する
ことによって、第１膨張室６の容量拡大を図っているの
である。
続された箱状部6aと、この箱状部6aに接続された凸状部
6bとから構成されると供に、箱状部6aはエンジン２の下
方に配置され、凸状部6bはエンジン２の後方と後輪14の
前方との間の空間に、箱状部6aからリヤアーム15,15の
枢支点に向けて上方へ突出するように配置され、極めて
大きな容量の膨張室となっている。すなわち、この自動
二輪車は、一般の自動二輪車のようにエンジン後方のリ
ヤアーム枢支点近傍中央域にメインスタンドを設けてい
ないため、エンジン２後方と後輪14前方との間にメイン
スタンドの折り畳み運動によって邪魔されない比較的大
きな空間部を形成しており、この空間部をリヤアーム15
前端の枢支点に向けて延びるような凸状部6bを形成する
ことによって、第１膨張室６の容量拡大を図っているの
である。
また、上記凸状部6bは左右一対のリヤアームの支持部1
a,1a間に配置するようになっている。これにより、上方
へ突出する凸状部6bを支持部1a,1aで隠すようにして収
容することができ、消音効果を十分に確保しながら外観
を良好にすることができる。
a,1a間に配置するようになっている。これにより、上方
へ突出する凸状部6bを支持部1a,1aで隠すようにして収
容することができ、消音効果を十分に確保しながら外観
を良好にすることができる。
一方、第２膨張室７は車体側部に配置され、その容量は
上記第１膨張室６で容量が大きくしてあるため、比較的
小さくなっている。そのため、第２膨張室７の後端は、
後輪14の前端近傍に位置し、従来の排気装置の消音器の
後輪位置に比べて著しく前方寄りになっている。このよ
うな前方寄りの構成により、消音器５の重量を車体重心
Ｇに集中化させ、操縦安定性の向上に有利になってい
る。また、第２膨張室７は後方に向かうにしたがって車
体外側でかつ上方に向け傾斜するように配置されてい
る。このように、エンジン下方側に配置される第１膨張
室６に対して、第２膨張室７を後方に向かうにつれて車
体外側で、さらに上方に向け傾斜するように車体側部に
配することにより、エンジン下方に第１膨張室のみを設
けた場合に比べて、コーナリング走行時のバンク角に影
響を及ぼすことなく消音器５全体としての容量を確保す
るようになっている。
上記第１膨張室６で容量が大きくしてあるため、比較的
小さくなっている。そのため、第２膨張室７の後端は、
後輪14の前端近傍に位置し、従来の排気装置の消音器の
後輪位置に比べて著しく前方寄りになっている。このよ
うな前方寄りの構成により、消音器５の重量を車体重心
Ｇに集中化させ、操縦安定性の向上に有利になってい
る。また、第２膨張室７は後方に向かうにしたがって車
体外側でかつ上方に向け傾斜するように配置されてい
る。このように、エンジン下方側に配置される第１膨張
室６に対して、第２膨張室７を後方に向かうにつれて車
体外側で、さらに上方に向け傾斜するように車体側部に
配することにより、エンジン下方に第１膨張室のみを設
けた場合に比べて、コーナリング走行時のバンク角に影
響を及ぼすことなく消音器５全体としての容量を確保す
るようになっている。
上述したように、上記自動二輪車の排気装置３は、エン
ジン２の排気管４に接続した消音器５を第１膨張室６と
第２膨張室７とから構成し、エンジン下方側に配置した
第１膨張室６に対して、車体側部に設けた第２膨張室７
を後方に向かうにつれて車体外側でかつ上方に向け傾斜
するように配置したため、バンク角に影響を生じること
なく、消音器５全体としての容量を確保することがで
き、起立スタンドとしてメインスタンドを設けないこと
により、エンジン２後方と後輪14前方との間にメインス
タンドの折り畳みに邪魔されない比較的大きな空間部を
形成し、この空間部に消音器３の第１膨張室６として、
箱状部6aからリヤアーム15の枢支点に向けて上方へ突出
する凸状部6bを形成することによって容量拡大を図って
いる。このように第１膨張室６において大きな容量が確
保される結果、第２膨張室７を比較的短くすることがで
き、消音器３全体の重量を車体重心Ｇに集中できるよう
にしている。したがって、車両の操縦安定性を一層向上
させることができる。また、凸状部6bを車体フレーム１
の左右一対の支持部1a,1a間に配置するので、上方へ突
出する凸状部6bを支持部1a,1aで隠すようにして収容す
ることが可能となり、十分な消音効果を得ながら外観を
良好に保つことができる。
ジン２の排気管４に接続した消音器５を第１膨張室６と
第２膨張室７とから構成し、エンジン下方側に配置した
第１膨張室６に対して、車体側部に設けた第２膨張室７
を後方に向かうにつれて車体外側でかつ上方に向け傾斜
するように配置したため、バンク角に影響を生じること
なく、消音器５全体としての容量を確保することがで
き、起立スタンドとしてメインスタンドを設けないこと
により、エンジン２後方と後輪14前方との間にメインス
タンドの折り畳みに邪魔されない比較的大きな空間部を
形成し、この空間部に消音器３の第１膨張室６として、
箱状部6aからリヤアーム15の枢支点に向けて上方へ突出
する凸状部6bを形成することによって容量拡大を図って
いる。このように第１膨張室６において大きな容量が確
保される結果、第２膨張室７を比較的短くすることがで
き、消音器３全体の重量を車体重心Ｇに集中できるよう
にしている。したがって、車両の操縦安定性を一層向上
させることができる。また、凸状部6bを車体フレーム１
の左右一対の支持部1a,1a間に配置するので、上方へ突
出する凸状部6bを支持部1a,1aで隠すようにして収容す
ることが可能となり、十分な消音効果を得ながら外観を
良好に保つことができる。
上述したように本発明は、エンジンを搭載した車体フレ
ームの後部の左右一対の支持部に、後輪を支持するリヤ
アームの前端を枢支した自動二輪車において、車体の起
立スタンドとしてサイドスタンドだけを設ける構成に
し、前記エンジンの排気管に接続した消音器を、該排気
管に接続された第１膨張室とこの第１膨張室に接続され
た第２膨張室とから構成し、前記第１膨張室を前記排気
管に接続された箱状部とこの箱状部に接続された凸状部
とから構成すると共に、前記箱状部を前記エンジン下方
に配置し、前記凸状部を前記エンジン後方と前記後輪前
方との間の空間で、かつ前記左右一対の支持部間に、前
記箱状部から前記リヤアームの枢支点に向けて上方へ突
出するように配置し、前記第２膨張室を後方に向かうに
したがって車体外側でかつ上方に向け傾斜するように車
体側部に配置したので、以下のような優れた効果を奏す
るものである。
ームの後部の左右一対の支持部に、後輪を支持するリヤ
アームの前端を枢支した自動二輪車において、車体の起
立スタンドとしてサイドスタンドだけを設ける構成に
し、前記エンジンの排気管に接続した消音器を、該排気
管に接続された第１膨張室とこの第１膨張室に接続され
た第２膨張室とから構成し、前記第１膨張室を前記排気
管に接続された箱状部とこの箱状部に接続された凸状部
とから構成すると共に、前記箱状部を前記エンジン下方
に配置し、前記凸状部を前記エンジン後方と前記後輪前
方との間の空間で、かつ前記左右一対の支持部間に、前
記箱状部から前記リヤアームの枢支点に向けて上方へ突
出するように配置し、前記第２膨張室を後方に向かうに
したがって車体外側でかつ上方に向け傾斜するように車
体側部に配置したので、以下のような優れた効果を奏す
るものである。
エンジンの排気管に接続した消音器を第１膨張室と第２
膨張室とから構成し、エンジン下方側に配置した第１膨
張室に対して、第２膨張室を後方に向かうにしたがって
車体外側でかつ上方に向け傾斜するように車体側部に配
置したので、コーナリング走行時のバンク角に影響を与
えることなく、消音器全体としての容量を確保すること
ができる。
膨張室とから構成し、エンジン下方側に配置した第１膨
張室に対して、第２膨張室を後方に向かうにしたがって
車体外側でかつ上方に向け傾斜するように車体側部に配
置したので、コーナリング走行時のバンク角に影響を与
えることなく、消音器全体としての容量を確保すること
ができる。
また、車体の起立スタンドとしてサイドスタンドだけを
設ける構成にし、第１膨張室と第２膨張室とから構成し
た消音器の第１膨張室をエンジン下方に配置した箱状部
に加え、さらにエンジン後方と後輪前方との間の空間
で、その箱状部からリヤアームの枢支点に向けて上方へ
突出するように凸状部を配置したので、エンジン近傍に
配置した第１膨張室の容量を大きくして消音効果を確保
することができ、また、そのために第２膨張室の長さを
短くしてその後端位置を前寄りにすることができるの
で、全体として車体重心寄りに集中させることができ
る。したがって、車体の操縦安定性向上に有利にするこ
とができる。
設ける構成にし、第１膨張室と第２膨張室とから構成し
た消音器の第１膨張室をエンジン下方に配置した箱状部
に加え、さらにエンジン後方と後輪前方との間の空間
で、その箱状部からリヤアームの枢支点に向けて上方へ
突出するように凸状部を配置したので、エンジン近傍に
配置した第１膨張室の容量を大きくして消音効果を確保
することができ、また、そのために第２膨張室の長さを
短くしてその後端位置を前寄りにすることができるの
で、全体として車体重心寄りに集中させることができ
る。したがって、車体の操縦安定性向上に有利にするこ
とができる。
また、上方へ突出する凸状部を左右一対のリヤアームの
支持部間に配置して、その支持部で隠すようにしたた
め、消音効果を拡大するようにしても車体の外観を良好
に維持することができる。
支持部間に配置して、その支持部で隠すようにしたた
め、消音効果を拡大するようにしても車体の外観を良好
に維持することができる。
また更に、箱状部の容積を大きくすることなく、凸状部
を上方に突出させて消音容積を高めているので、消音容
積を十分に大きくしてもバンク角に影響を与えることが
ない。
を上方に突出させて消音容積を高めているので、消音容
積を十分に大きくしてもバンク角に影響を与えることが
ない。
第１図は本発明の実施例による排気装置を一部断面にし
て示す側面図、第２図は同排気装置を一部断面にして示
す平面図、第３図は同排気装置を設けた自動二輪車の右
側面図、第４図は同自動二輪車の左側面図である。 １…車体フレーム、1a…支持部、２…エンジン、３…排
気装置、４…排気管、５…消音器、６…第１膨張室、6a
…箱状部、6b…凸状部、７…第２膨張室、14…後輪、15
…リヤアーム、16…緩衝器、17…サイドスタンド。
て示す側面図、第２図は同排気装置を一部断面にして示
す平面図、第３図は同排気装置を設けた自動二輪車の右
側面図、第４図は同自動二輪車の左側面図である。 １…車体フレーム、1a…支持部、２…エンジン、３…排
気装置、４…排気管、５…消音器、６…第１膨張室、6a
…箱状部、6b…凸状部、７…第２膨張室、14…後輪、15
…リヤアーム、16…緩衝器、17…サイドスタンド。
Claims (1)
- 【請求項１】エンジンを搭載した車体フレームの後部の
左右一対の支持部に、後輪を支持するリヤアームの前端
を枢支した自動二輪車において、車体の起立スタンドと
してサイドスタンドだけを設ける構成にし、前記エンジ
ンの排気管に接続した消音器を、該排気管に接続された
第１膨張室とこの第１膨張室に接続された第２膨張室と
から構成し、前記第１膨張室を前記排気管に接続された
箱状部とこの箱状部に接続された凸状部とから構成する
と共に、前記箱状部を前記エンジン下方に配置し、前記
凸状部を前記エンジン後方と前記後輪前方との間の空間
で、かつ前記左右一対の支持部間に、前記箱状部から前
記リヤアームの枢支点に向けて上方へ突出するように配
置し、前記第２膨張室を後方に向かうにしたがって車体
外側でかつ上方に向け傾斜するように車体側部に配置し
たことを特徴とする自動二輪車の排気装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59265259A JPH07102835B2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 自動二輪車の排気装置 |
| US07/065,641 US4809800A (en) | 1984-12-10 | 1987-06-19 | Exhaust system for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59265259A JPH07102835B2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 自動二輪車の排気装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3334811A Division JP2601387B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 自動二輪車の排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61143220A JPS61143220A (ja) | 1986-06-30 |
| JPH07102835B2 true JPH07102835B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17414742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59265259A Expired - Lifetime JPH07102835B2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-18 | 自動二輪車の排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102835B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8274184B2 (en) | 2005-01-26 | 2012-09-25 | Sullair Corporation | Torus geometry motor system |
| JP4785557B2 (ja) * | 2006-02-23 | 2011-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 自動２輪車の排気構造 |
| JP2009090890A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| JP6256255B2 (ja) * | 2014-08-22 | 2018-01-10 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のマフラー構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51145153U (ja) * | 1975-05-15 | 1976-11-22 | ||
| JPS5286149U (ja) * | 1975-12-24 | 1977-06-27 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP59265259A patent/JPH07102835B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61143220A (ja) | 1986-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5345416B2 (ja) | 自動二輪車の消音管 | |
| US7644800B2 (en) | Motorcycle exhaust structure | |
| JP3938481B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JP2011156952A (ja) | 自動２輪車用排気装置 | |
| JPH07102835B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JPH05262272A (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JPH01237276A (ja) | 自動二輪車の車体フレーム | |
| JP3463838B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン前部の取付け構造 | |
| JPS60213587A (ja) | 鞍乗型車両 | |
| JP3100598B2 (ja) | 自動二輪車のサイレンサー配置構造 | |
| JP2602027B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JPH0210028Y2 (ja) | ||
| JP3907435B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JP3072378B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JPH0144399Y2 (ja) | ||
| JPH04292290A (ja) | 自動二輪車の車輪懸架装置 | |
| JPS6240869Y2 (ja) | ||
| JPS6332325Y2 (ja) | ||
| JP2554326B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JP2598912B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JP2560162Y2 (ja) | 自動２輪車の排気装置 | |
| JP3296110B2 (ja) | 自動二輪車の車体中央部構造 | |
| JPS60240584A (ja) | 自動二輪車の後輪懸架装置 | |
| JPH04349087A (ja) | 自動二輪車の車体フレーム | |
| JPS6387389A (ja) | 車輌の緩衝器支持構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |