JPH07102072B2 - 採卵装置 - Google Patents
採卵装置Info
- Publication number
- JPH07102072B2 JPH07102072B2 JP2236469A JP23646990A JPH07102072B2 JP H07102072 B2 JPH07102072 B2 JP H07102072B2 JP 2236469 A JP2236469 A JP 2236469A JP 23646990 A JP23646990 A JP 23646990A JP H07102072 B2 JPH07102072 B2 JP H07102072B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish body
- transport direction
- vicinity
- pressing
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C25/00—Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
- A22C25/14—Beheading, eviscerating, or cleaning fish
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、頭部が切断された魚体の腹部を押圧して卵巣
などを取出すための採卵装置に関する。
などを取出すための採卵装置に関する。
従来の技術 従来から、頭部が切断された魚体を搬送して、その腹部
をたとえば長手棒状の押圧棒などによつて構成される押
圧手段によつて押圧し、腹腔内の卵巣を取出すようにし
た採卵装置が用いられている。
をたとえば長手棒状の押圧棒などによつて構成される押
圧手段によつて押圧し、腹腔内の卵巣を取出すようにし
た採卵装置が用いられている。
発明が解決しようとする課題 このような先行技術では、順次、搬送方向下流側に向け
て搬送されてきた無頭魚体に前記押圧棒が当接し、この
押圧棒が腹部に当接した状態でさらに魚体が搬送方向下
流側に搬送されることによつて、前記魚体の腹部は押圧
棒にいわば押付けられ、腹腔内から卵巣が取出される。
このようにして、押圧棒によつて腹部が押圧された状態
では、前記魚体は尾部側から頭部の付け根付近に向かう
につれて搬送方向上流側に彎曲された状態となり、した
がつてその魚体よりも搬送方向上流側に隣接して配置さ
れる魚体は、搬送方向下流側の前記魚体に接触しない程
度、すなわち彎曲を許容するだけの間隔をあけて配置し
なければならず、したがつて採卵した後、次の魚体が押
圧棒に当接するまでの間、採卵動作は中断しており、採
卵処理の効率が悪いという問題があつた。
て搬送されてきた無頭魚体に前記押圧棒が当接し、この
押圧棒が腹部に当接した状態でさらに魚体が搬送方向下
流側に搬送されることによつて、前記魚体の腹部は押圧
棒にいわば押付けられ、腹腔内から卵巣が取出される。
このようにして、押圧棒によつて腹部が押圧された状態
では、前記魚体は尾部側から頭部の付け根付近に向かう
につれて搬送方向上流側に彎曲された状態となり、した
がつてその魚体よりも搬送方向上流側に隣接して配置さ
れる魚体は、搬送方向下流側の前記魚体に接触しない程
度、すなわち彎曲を許容するだけの間隔をあけて配置し
なければならず、したがつて採卵した後、次の魚体が押
圧棒に当接するまでの間、採卵動作は中断しており、採
卵処理の効率が悪いという問題があつた。
したがつて本発明の目的は、採卵処理効率の向上を図る
ことができるようにした採卵装置を提供することであ
る。
ことができるようにした採卵装置を提供することであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は、頭部F2が胸びれF4の付け根付近で切断され、
かつ腹部F3を水平な搬送方向A下流側に向けた魚体F
を、前記胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたつて
乗載して支持することができる充分な長さで、搬送方向
Aに対して垂直な方向に長く延び、かつ板状であつて、
搬送方向Aに隣接して配置され、搬送方向A下流側に向
けて走行駆動される複数の支持部材24と、 前記複数の支持部材24を、搬送方向A下流側に向けて走
行駆動する手段17〜23と、 支持部材24上に載置された魚体Fの尾部付近を押さえ付
けて固定する押さえ部材27と、 搬送方向Aに平行、かつ水平な回転軸線l2まわりに回転
駆動される回転軸28と、 回転軸28を、その回転軸28の下半部が、前記支持部材24
の魚体Fの尾部が載置される長手方向一端部から前記魚
体Fの胸びれF2の付け根付近が載置される長手方向他端
部に向かって移動する方向に、前記回転軸線l2まわりに
回転駆動する手段29〜31,33と、 前記回転軸28の回転軸線l2に垂直な仮想平面内で、その
回転軸線l2から半径方向外方に延びる軸線を有し、基端
部が回転軸28に固定され、少なくとも回転軸28の半径方
向外方の遊端部付近が弾発性を有する押圧部材34,35で
あつて、この押圧部材34,35は、前記遊端部付近が支持
部材24上の魚体Fから離間している状態では、回転軸28
の一半径線と同一軸線を有し、かつ支持部材24から上方
に前記支持部材24上の魚体Fの腹部F3内にある卵巣F6の
下部付近まで延び、前記遊端部付近が支持部材24上の魚
体に接触している状態では、前記遊端部付近が前記支持
部材24上の魚体Fの搬送方向A下流側を通過するように
回転軸線l2方向の位置が定められる、そのような押圧部
材34,35とを含むことを特徴とする採卵装置である。
かつ腹部F3を水平な搬送方向A下流側に向けた魚体F
を、前記胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたつて
乗載して支持することができる充分な長さで、搬送方向
Aに対して垂直な方向に長く延び、かつ板状であつて、
搬送方向Aに隣接して配置され、搬送方向A下流側に向
けて走行駆動される複数の支持部材24と、 前記複数の支持部材24を、搬送方向A下流側に向けて走
行駆動する手段17〜23と、 支持部材24上に載置された魚体Fの尾部付近を押さえ付
けて固定する押さえ部材27と、 搬送方向Aに平行、かつ水平な回転軸線l2まわりに回転
駆動される回転軸28と、 回転軸28を、その回転軸28の下半部が、前記支持部材24
の魚体Fの尾部が載置される長手方向一端部から前記魚
体Fの胸びれF2の付け根付近が載置される長手方向他端
部に向かって移動する方向に、前記回転軸線l2まわりに
回転駆動する手段29〜31,33と、 前記回転軸28の回転軸線l2に垂直な仮想平面内で、その
回転軸線l2から半径方向外方に延びる軸線を有し、基端
部が回転軸28に固定され、少なくとも回転軸28の半径方
向外方の遊端部付近が弾発性を有する押圧部材34,35で
あつて、この押圧部材34,35は、前記遊端部付近が支持
部材24上の魚体Fから離間している状態では、回転軸28
の一半径線と同一軸線を有し、かつ支持部材24から上方
に前記支持部材24上の魚体Fの腹部F3内にある卵巣F6の
下部付近まで延び、前記遊端部付近が支持部材24上の魚
体に接触している状態では、前記遊端部付近が前記支持
部材24上の魚体Fの搬送方向A下流側を通過するように
回転軸線l2方向の位置が定められる、そのような押圧部
材34,35とを含むことを特徴とする採卵装置である。
また本発明は、頭部F2が胸びれF4の付け根付近で切断さ
れ、かつ腹部F3を水平な搬送方向A下流側に向けた魚体
Fの、前記胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたつ
て乗載して支持することができる充分な長さで、搬送方
向Aに対して垂直な方向に長く延び、かつ板状であつ
て、搬送方向Aに隣接して搬送方向A下流側に向けて走
行駆動される複数の支持部材24と、 前記複数の支持部材24を、搬送方向A下流側に向けて走
行駆動する手段17〜23と、 支持部材24上に載置された魚体Fの尾部付近を押さえ付
けて固定する押さえ部材1と、 搬送方向Aに平行、かつ水平な回転軸線l1まわりに回転
駆動される回転軸8と、 回転軸8を、その回転軸8の下半部が、前記支持部材24
の魚体Fの尾部が載置される長手方向一端部から前記魚
体Fの胸びれF2の付け根付近が載置される長手方向他端
部に向かって移動する方向に、前記回転軸線l1まわりに
回転駆動する手段29〜31,33と、 前記回転軸8の回転軸線l1に垂直な仮想平面内で放射状
に延び、かつ前記回転軸線l1に沿つて複数の支持部材24
を含む範囲にわたつて設けられる複数の押圧部材12であ
つて、この押圧部材12は、回転軸8の一半径線と同一軸
線を有し、かつ支持部材24上の魚体Fの腹部F3内にある
卵巣F6の下部付近まで延びる遊端部付近によって支持部
材24上の魚体を弾発的に押圧する、そのような押圧部材
12とを含むことを特徴とする採卵装置である。
れ、かつ腹部F3を水平な搬送方向A下流側に向けた魚体
Fの、前記胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたつ
て乗載して支持することができる充分な長さで、搬送方
向Aに対して垂直な方向に長く延び、かつ板状であつ
て、搬送方向Aに隣接して搬送方向A下流側に向けて走
行駆動される複数の支持部材24と、 前記複数の支持部材24を、搬送方向A下流側に向けて走
行駆動する手段17〜23と、 支持部材24上に載置された魚体Fの尾部付近を押さえ付
けて固定する押さえ部材1と、 搬送方向Aに平行、かつ水平な回転軸線l1まわりに回転
駆動される回転軸8と、 回転軸8を、その回転軸8の下半部が、前記支持部材24
の魚体Fの尾部が載置される長手方向一端部から前記魚
体Fの胸びれF2の付け根付近が載置される長手方向他端
部に向かって移動する方向に、前記回転軸線l1まわりに
回転駆動する手段29〜31,33と、 前記回転軸8の回転軸線l1に垂直な仮想平面内で放射状
に延び、かつ前記回転軸線l1に沿つて複数の支持部材24
を含む範囲にわたつて設けられる複数の押圧部材12であ
つて、この押圧部材12は、回転軸8の一半径線と同一軸
線を有し、かつ支持部材24上の魚体Fの腹部F3内にある
卵巣F6の下部付近まで延びる遊端部付近によって支持部
材24上の魚体を弾発的に押圧する、そのような押圧部材
12とを含むことを特徴とする採卵装置である。
作用 本発明に従えば、走行駆動手段17〜23によって搬送方向
A下流側に向けて走行駆動される複数の支持部材24上に
は、頭部F2が胸びれF4の付け根付近で切断された魚体F
が、その腹部F3を搬送方向A下流側に向けて乗載されて
前記搬送方向A下流側に搬送される。各支持部材24は、
板状であって、搬送方向Aに垂直な方向に前記魚体Fの
胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたって支持する
ことができる充分な長さを有し、前記魚体Fは、胸びれ
F4の付け根付近から尾部付近まで安定して支持される。
このような支持部材24は、搬送方向Aに隣接して配置さ
れ、各支持部材24上の魚体Fは、その尾部付近が押え部
材1,27によって押え付けられた状態で、支持部材24に強
固に固定され、魚体Fが支持部材24上でずれてしまうこ
とが防がれる。
A下流側に向けて走行駆動される複数の支持部材24上に
は、頭部F2が胸びれF4の付け根付近で切断された魚体F
が、その腹部F3を搬送方向A下流側に向けて乗載されて
前記搬送方向A下流側に搬送される。各支持部材24は、
板状であって、搬送方向Aに垂直な方向に前記魚体Fの
胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたって支持する
ことができる充分な長さを有し、前記魚体Fは、胸びれ
F4の付け根付近から尾部付近まで安定して支持される。
このような支持部材24は、搬送方向Aに隣接して配置さ
れ、各支持部材24上の魚体Fは、その尾部付近が押え部
材1,27によって押え付けられた状態で、支持部材24に強
固に固定され、魚体Fが支持部材24上でずれてしまうこ
とが防がれる。
各支持部材24の上方には、搬送方向Aに沿って平行な回
転軸線l2を有する回転軸28が配置される。この回転軸28
は、回転駆動手段29〜31,33によって前記回転軸線l2ま
わりに回転駆動される。回転軸28の回転駆動手段29〜3
1,33による回転方向は、回転軸28の下半部が、支持部材
24上の魚体Fの尾部付近から胸びれF2の付け根付近に向
かって移動する方向に定められる。回転軸28には、回転
軸線l2に垂直な仮想平面内で半径方向外方に延びる押圧
部材34,35が設けられ、前記回転駆動手段17〜23による
回転軸28の回転によって、同一方向に回転し、弾発性を
有する遊端部付近によって支持部材24上の魚体Fの腹部
F3が、搬送方向A下流側に搬送されながら尾部から胸び
れF2に向かって弾発的に押圧され、腹腔内の卵巣F6が押
出される。
転軸線l2を有する回転軸28が配置される。この回転軸28
は、回転駆動手段29〜31,33によって前記回転軸線l2ま
わりに回転駆動される。回転軸28の回転駆動手段29〜3
1,33による回転方向は、回転軸28の下半部が、支持部材
24上の魚体Fの尾部付近から胸びれF2の付け根付近に向
かって移動する方向に定められる。回転軸28には、回転
軸線l2に垂直な仮想平面内で半径方向外方に延びる押圧
部材34,35が設けられ、前記回転駆動手段17〜23による
回転軸28の回転によって、同一方向に回転し、弾発性を
有する遊端部付近によって支持部材24上の魚体Fの腹部
F3が、搬送方向A下流側に搬送されながら尾部から胸び
れF2に向かって弾発的に押圧され、腹腔内の卵巣F6が押
出される。
このようにして前記押圧部材34,35を回転軸28によって
搬送方向Aに垂直な回転軸線l2まわりに回転しながら、
前記搬送方向Aに隣接して配置される支持部材24上の魚
体Fの腹部F3および押圧部材34,35の上端部付近によっ
て連続的に押圧することができるので、前記押圧部材3
4,35の回転周期に応じて搬送方向Aに隣接する各支持部
材24の間隔を短くすることができ、これによって採卵処
理作業の効率を格段に向上することができる。また前記
押圧部材34,35の遊端部付近は弾発性を有するので、魚
体Fを支持部材24上で搬送方向A上流側に湾曲させるこ
となしに腹部F3を弾発的に押圧することができ、その腹
部F3に弾発的に大きな圧力を作用させて卵巣F6につなが
る腸管および卵管などを断ち切って、確実に卵巣を押出
すことができる。
搬送方向Aに垂直な回転軸線l2まわりに回転しながら、
前記搬送方向Aに隣接して配置される支持部材24上の魚
体Fの腹部F3および押圧部材34,35の上端部付近によっ
て連続的に押圧することができるので、前記押圧部材3
4,35の回転周期に応じて搬送方向Aに隣接する各支持部
材24の間隔を短くすることができ、これによって採卵処
理作業の効率を格段に向上することができる。また前記
押圧部材34,35の遊端部付近は弾発性を有するので、魚
体Fを支持部材24上で搬送方向A上流側に湾曲させるこ
となしに腹部F3を弾発的に押圧することができ、その腹
部F3に弾発的に大きな圧力を作用させて卵巣F6につなが
る腸管および卵管などを断ち切って、確実に卵巣を押出
すことができる。
また本発明に従えば、頭部F2が胸びれF4の付け根付近で
切断された魚体Fは支持部材24上に載置され、搬送方向
A下流側に搬送される。このような支持部材24の上方に
は前記搬送方向Aに上下に平行な回転軸線l1まわりに回
転駆動される回転軸8が設けられ、この回転軸8には、
回転軸線l1に垂直な仮想平面内で放射状に延びかつ回転
軸線l1に沿って複数の支持部材24を含む範囲にわたって
複数の押圧部材12が設けられる。押圧部材12は、前記回
転軸8の回転によって支持部材24上を通過するとき、支
持部材24の前記魚体Fの尾部付近が載置される長手方向
一端部から胸びれF4の付け根付近が載置される長手方向
他端部付近にわたって魚体Fの腹腔内の卵巣F6の下部付
近を押圧し得るように支持部材24まで遊端部付近が達
し、この遊端部付近によって複数の支持部材24上に載置
されている各魚体の腹部F3を、同時に、尾部から胸びれ
F2に向けて弾発的に押圧することができる。このように
して同時に複数の魚体Fの腹部F3を押圧することができ
るので、魚体の採卵処理効率を格段に向上することがで
きる。
切断された魚体Fは支持部材24上に載置され、搬送方向
A下流側に搬送される。このような支持部材24の上方に
は前記搬送方向Aに上下に平行な回転軸線l1まわりに回
転駆動される回転軸8が設けられ、この回転軸8には、
回転軸線l1に垂直な仮想平面内で放射状に延びかつ回転
軸線l1に沿って複数の支持部材24を含む範囲にわたって
複数の押圧部材12が設けられる。押圧部材12は、前記回
転軸8の回転によって支持部材24上を通過するとき、支
持部材24の前記魚体Fの尾部付近が載置される長手方向
一端部から胸びれF4の付け根付近が載置される長手方向
他端部付近にわたって魚体Fの腹腔内の卵巣F6の下部付
近を押圧し得るように支持部材24まで遊端部付近が達
し、この遊端部付近によって複数の支持部材24上に載置
されている各魚体の腹部F3を、同時に、尾部から胸びれ
F2に向けて弾発的に押圧することができる。このように
して同時に複数の魚体Fの腹部F3を押圧することができ
るので、魚体の採卵処理効率を格段に向上することがで
きる。
実施例 第1図は、本発明の実施例の全体の構成を示す斜視図で
ある。モータ17の回転は減速機18において減速され、減
速機18からの回転は複数のホイール19a〜19dが固定され
る回転軸20に伝達される。回転軸20の回転軸線と平行な
軸線を有する回転軸21には、前記ホイール19a〜19dにそ
れぞれ対応してホイール22a〜22dが固定される。各対を
成すホイール19a〜19d;22a〜22d間には、チエン23a〜23
dがそれぞれ巻掛けられて張架される。これらのチエン2
3a〜23dには、複数の軸直角断面が大略的にL字状の支
持部材24が相互に近接して固定される。この支持部材24
上には、頭部切断用回転丸刃25によつて頭部F2が切断さ
れた魚体Fが、腹部F3を搬送方向A下流側に向けた姿勢
で乗載される。このような支持部材24に乗載された魚体
Fの尾部F1は、長手方向に沿つて複数の針26が設けられ
る尾部押さえ用ベルト27によつて支持部材24上に押さえ
付けられる。前記搬送方向Aと平行な回転軸線l2を有す
る回転軸28にはプーリ29が固定され、このプーリ29には
ベルト30を介して、減速機31の出力軸に固定されたプー
リ32からの動力が伝達される。この減速機31には、モー
タ33からの動力が入力される。
ある。モータ17の回転は減速機18において減速され、減
速機18からの回転は複数のホイール19a〜19dが固定され
る回転軸20に伝達される。回転軸20の回転軸線と平行な
軸線を有する回転軸21には、前記ホイール19a〜19dにそ
れぞれ対応してホイール22a〜22dが固定される。各対を
成すホイール19a〜19d;22a〜22d間には、チエン23a〜23
dがそれぞれ巻掛けられて張架される。これらのチエン2
3a〜23dには、複数の軸直角断面が大略的にL字状の支
持部材24が相互に近接して固定される。この支持部材24
上には、頭部切断用回転丸刃25によつて頭部F2が切断さ
れた魚体Fが、腹部F3を搬送方向A下流側に向けた姿勢
で乗載される。このような支持部材24に乗載された魚体
Fの尾部F1は、長手方向に沿つて複数の針26が設けられ
る尾部押さえ用ベルト27によつて支持部材24上に押さえ
付けられる。前記搬送方向Aと平行な回転軸線l2を有す
る回転軸28にはプーリ29が固定され、このプーリ29には
ベルト30を介して、減速機31の出力軸に固定されたプー
リ32からの動力が伝達される。この減速機31には、モー
タ33からの動力が入力される。
前記回転軸28には、その軸線l2方向に間隔をあけて複数
のアーム34の基端部が固定される。アーム34の遊端部に
は、ゴムなどの弾発性材料から成る押圧片35が固定され
ており、この押圧片35と前記アーム34とによって、押出
し部材を構成する。アーム34が回転軸線l2まわりに矢符
C方向に回転駆動されることによつて、押圧片35が魚体
Fの尾部F1から頭部の付け根部分F5側に向けて魚体Fの
腹部F3を卵巣の下部付近まで弾発的に押圧する。このよ
うにして、魚体Fの腹部F3が押圧片35によつて押圧され
ることによつて、第2図および第3図に示されるよう
に、魚体Fの腹腔F7内から卵巣F6が押出され、シユート
37を介して容器38内に収容される。これらのアーム34お
よび押圧片35は、第4図に示されるように、仮想線35a
→35b→35c→35dと進み、参照符35a〜35d間の距離L10だ
け進む間に、支持部材24は距離L20だけ搬送方向A下流
側に進行する。このような各距離L10,L20間の関係が満
たされるように、搬送チエン23a〜23dの走行速度と回転
軸28の回転速度とを設定することによつて、卵巣F6を確
実に腹腔F7内から押出すことができる。
のアーム34の基端部が固定される。アーム34の遊端部に
は、ゴムなどの弾発性材料から成る押圧片35が固定され
ており、この押圧片35と前記アーム34とによって、押出
し部材を構成する。アーム34が回転軸線l2まわりに矢符
C方向に回転駆動されることによつて、押圧片35が魚体
Fの尾部F1から頭部の付け根部分F5側に向けて魚体Fの
腹部F3を卵巣の下部付近まで弾発的に押圧する。このよ
うにして、魚体Fの腹部F3が押圧片35によつて押圧され
ることによつて、第2図および第3図に示されるよう
に、魚体Fの腹腔F7内から卵巣F6が押出され、シユート
37を介して容器38内に収容される。これらのアーム34お
よび押圧片35は、第4図に示されるように、仮想線35a
→35b→35c→35dと進み、参照符35a〜35d間の距離L10だ
け進む間に、支持部材24は距離L20だけ搬送方向A下流
側に進行する。このような各距離L10,L20間の関係が満
たされるように、搬送チエン23a〜23dの走行速度と回転
軸28の回転速度とを設定することによつて、卵巣F6を確
実に腹腔F7内から押出すことができる。
第5図は、アーム34の回転軸28への取付け状態を説明す
るための部分的に切欠いた断面図である。前記回転軸28
は大略的に直円筒状であつて、その中央孔39内には、ば
ね受け片40が固定される。このばね受け片40には圧縮コ
イルばね41の一端部が当接し、圧縮コイルばね41の他端
部は中央孔39内に、その軸線方向に移動自在に嵌まり込
む移動体42に弾発的に当接する。回転軸28にはまた、軸
線方向に沿つて延びる長孔43が形成されており、この長
孔43を介して前記アーム34の基端部は移動体42に固定さ
れる。これによつて押圧片35は、それ自身の弾発力に加
えてアーム34からの弾発力によつて魚体Fの腹部F3を押
圧する。したがつて、魚体Fがむやみに大きな力で押圧
片35からの押圧力によつて押圧される恐れはなく、損傷
することはない。
るための部分的に切欠いた断面図である。前記回転軸28
は大略的に直円筒状であつて、その中央孔39内には、ば
ね受け片40が固定される。このばね受け片40には圧縮コ
イルばね41の一端部が当接し、圧縮コイルばね41の他端
部は中央孔39内に、その軸線方向に移動自在に嵌まり込
む移動体42に弾発的に当接する。回転軸28にはまた、軸
線方向に沿つて延びる長孔43が形成されており、この長
孔43を介して前記アーム34の基端部は移動体42に固定さ
れる。これによつて押圧片35は、それ自身の弾発力に加
えてアーム34からの弾発力によつて魚体Fの腹部F3を押
圧する。したがつて、魚体Fがむやみに大きな力で押圧
片35からの押圧力によつて押圧される恐れはなく、損傷
することはない。
本発明の他の実施例として、第6図に示されるように、
アーム34の基端部を軸44を介して回転軸28に矢符D1,D2
方向に揺動自在に取付けるようにしてもよい。このとき
アーム34には、引張りばね45の一端部が係止される。引
張りばね45の他端部は、軸44よりも搬送方向A上流側の
回転軸28に係止される。これによつて、アーム34は矢符
D2方向にばね付勢される。このような構成によつてもま
た、前記押圧片35自身の弾発力に加えてアーム34を介す
る引張りばね45の弾発力によつて、魚体Fの腹部F3を弾
発的に押圧することができる。
アーム34の基端部を軸44を介して回転軸28に矢符D1,D2
方向に揺動自在に取付けるようにしてもよい。このとき
アーム34には、引張りばね45の一端部が係止される。引
張りばね45の他端部は、軸44よりも搬送方向A上流側の
回転軸28に係止される。これによつて、アーム34は矢符
D2方向にばね付勢される。このような構成によつてもま
た、前記押圧片35自身の弾発力に加えてアーム34を介す
る引張りばね45の弾発力によつて、魚体Fの腹部F3を弾
発的に押圧することができる。
第7図は、本発明の他の実施例の概略的構成を示す平面
図である。魚体Fは、矢符A方向に走行駆動されるチエ
ン1によつて魚体Fの尾部F1付近が押圧され、搬送方向
(矢符A方向)下流側に向けて搬送される。チエン1の
搬送方向A上流側の供給位置において供給された魚体F
は、搬送方向A下流側に搬送されるにつれて、水平な回
転軸線まわりに回転駆動される頭部切断用回転丸刃2に
よつて頭部F2が切断される。この頭部切断用丸刃2の搬
送方向A上流側近傍には、腹部F3を搬送方向A下流側に
向けて搬送されてきた魚体の頭部F2を、搬送方向A上流
側に屈曲させるためのローラ3が設けられる。このロー
ラ3は、軸棒4の軸線わまりに揺動可能に設けられる揺
動部材5の長手方向一端部に、前記軸棒4の軸線と平行
な軸線まわりに回転自在に枢支されており、揺動部材5
の長手方向他端部には引張ばね6の一端部が係止され
る。この引張ばね6の他端部は、図示しない装置本体の
係止位置に係止されている。したがつて、引張ばね6の
ばね力によつて揺動部材5は、軸棒4の軸線まわりに矢
符B方向に向けてばね付勢されており、したがつてロー
ラ3は、搬送方向A下流側に搬送されてきた魚体Fの頭
部F2に弾発的に当接して、その魚体Fの搬送方向A下流
側への移動を許容しながら、頭部F2を矢符B方向とは逆
方向に角変位しつつ、魚体Fの胸びれF4の付け根付近
が、切断位置よりも頭部F2側に含まれるように、その頭
部F2を屈曲させる。
図である。魚体Fは、矢符A方向に走行駆動されるチエ
ン1によつて魚体Fの尾部F1付近が押圧され、搬送方向
(矢符A方向)下流側に向けて搬送される。チエン1の
搬送方向A上流側の供給位置において供給された魚体F
は、搬送方向A下流側に搬送されるにつれて、水平な回
転軸線まわりに回転駆動される頭部切断用回転丸刃2に
よつて頭部F2が切断される。この頭部切断用丸刃2の搬
送方向A上流側近傍には、腹部F3を搬送方向A下流側に
向けて搬送されてきた魚体の頭部F2を、搬送方向A上流
側に屈曲させるためのローラ3が設けられる。このロー
ラ3は、軸棒4の軸線わまりに揺動可能に設けられる揺
動部材5の長手方向一端部に、前記軸棒4の軸線と平行
な軸線まわりに回転自在に枢支されており、揺動部材5
の長手方向他端部には引張ばね6の一端部が係止され
る。この引張ばね6の他端部は、図示しない装置本体の
係止位置に係止されている。したがつて、引張ばね6の
ばね力によつて揺動部材5は、軸棒4の軸線まわりに矢
符B方向に向けてばね付勢されており、したがつてロー
ラ3は、搬送方向A下流側に搬送されてきた魚体Fの頭
部F2に弾発的に当接して、その魚体Fの搬送方向A下流
側への移動を許容しながら、頭部F2を矢符B方向とは逆
方向に角変位しつつ、魚体Fの胸びれF4の付け根付近
が、切断位置よりも頭部F2側に含まれるように、その頭
部F2を屈曲させる。
このようにして、胸びれF4が頭部F2とともに切落とされ
た無頭魚体Fは、前記チエン1によつて押圧されたまま
の状態で搬送方向A下流側に向けて搬送され、押圧手段
7によつて腹部F3が尾部F1から頭部F2の付け根部分F5に
向けて弾発的に押圧される。
た無頭魚体Fは、前記チエン1によつて押圧されたまま
の状態で搬送方向A下流側に向けて搬送され、押圧手段
7によつて腹部F3が尾部F1から頭部F2の付け根部分F5に
向けて弾発的に押圧される。
第8図は第7図の切断面線VIII-VIIIから見た断面図で
あり、第9図は第8図の切断面線IX-IXから見た断面図
である。前記押圧手段7は、水平な回転軸線l1まわりに
矢符C方向に回転駆動される回転軸8と、回転軸8の回
転軸線l1に沿って複数の支持部材24を含む範囲にわたっ
て延び、回転軸8に固定された状態で共通な回転軸線ま
わりに回転駆動される回転体9とを有する。回転体9
は、前記回転軸8が挿通する挿通孔10が形成された直円
筒状の基部11と、基部11の外周面に半径方向外方に向け
て放射状に植設された、たとえばピアノ線などによつて
実現される複数の押圧部材12と、押圧部材12を外囲する
ゴムまたは合成樹脂などの可撓性および弾発性を有する
材料から成るカバー体13とを有する。各押圧部材には回
転軸8の一半径線と同一軸線を有し、その遊端部は支持
部材24上の魚体Fの卵巣の下部付近まで延びる。
あり、第9図は第8図の切断面線IX-IXから見た断面図
である。前記押圧手段7は、水平な回転軸線l1まわりに
矢符C方向に回転駆動される回転軸8と、回転軸8の回
転軸線l1に沿って複数の支持部材24を含む範囲にわたっ
て延び、回転軸8に固定された状態で共通な回転軸線ま
わりに回転駆動される回転体9とを有する。回転体9
は、前記回転軸8が挿通する挿通孔10が形成された直円
筒状の基部11と、基部11の外周面に半径方向外方に向け
て放射状に植設された、たとえばピアノ線などによつて
実現される複数の押圧部材12と、押圧部材12を外囲する
ゴムまたは合成樹脂などの可撓性および弾発性を有する
材料から成るカバー体13とを有する。各押圧部材には回
転軸8の一半径線と同一軸線を有し、その遊端部は支持
部材24上の魚体Fの卵巣の下部付近まで延びる。
前記回転軸8は、その回転軸線l1が搬送方向A下流側に
なるにつれて、魚体Fの尾部F1から頭部の付け根部分F5
側(第1図の下方)に、角度θを成して傾斜されてい
る。したがつて、搬送方向A下流側に向けて搬送されて
きた無頭魚体Fの腹部F3を、尾部F1から頭部の付け根部
分F5に向けて押圧することができる。これによつて魚体
Fの腹部F3は、魚体Fの頭尾方向に沿つて少なくとも卵
巣F6を含む範囲の幅Wに亘つて弾発的に押圧することが
できる。このような押圧手段7によつて腹部F3を押圧す
るようにしたので、魚体Fを変位させずに卵巣F6を取出
すことができ、したがつて複数の魚体を隣接させて配置
することができ、これによつて、各魚体F間の搬送方向
Aの間隔L2を短くして多くの魚体を連続的に採卵処理す
ることができ、処理作業の効率を格段に向上することが
できる。
なるにつれて、魚体Fの尾部F1から頭部の付け根部分F5
側(第1図の下方)に、角度θを成して傾斜されてい
る。したがつて、搬送方向A下流側に向けて搬送されて
きた無頭魚体Fの腹部F3を、尾部F1から頭部の付け根部
分F5に向けて押圧することができる。これによつて魚体
Fの腹部F3は、魚体Fの頭尾方向に沿つて少なくとも卵
巣F6を含む範囲の幅Wに亘つて弾発的に押圧することが
できる。このような押圧手段7によつて腹部F3を押圧す
るようにしたので、魚体Fを変位させずに卵巣F6を取出
すことができ、したがつて複数の魚体を隣接させて配置
することができ、これによつて、各魚体F間の搬送方向
Aの間隔L2を短くして多くの魚体を連続的に採卵処理す
ることができ、処理作業の効率を格段に向上することが
できる。
本発明の他の実施例として、第10図に示されるように、
回転軸8の軸線l1方向に長い範囲にわたつて形成された
押圧部材12を有する押圧手段14を用いるようにしてもよ
い。
回転軸8の軸線l1方向に長い範囲にわたつて形成された
押圧部材12を有する押圧手段14を用いるようにしてもよ
い。
第11図は本発明のさらに他の実施例の押圧手段50を示す
断面図であり、第12図はその押圧手段50を第11図の右方
から見た正面図である。搬送ベルト51上に水平に載置さ
れた魚体Fの搬送方向Jに垂直な回転軸線まわりに矢符
K方向に回転駆動される回転軸52には、たとえばゴムま
たは合成樹脂などの可撓性および弾発性を有する材料か
ら成る大略的に棒状の押圧部材53が周方向に間隔をあけ
て(本実施例では4)複数列設けられ、その遊端部は基
端部に比べて軟質である。各押圧部材53は、回転軸52の
回転軸線方向に沿つて相互に間隔sをあけて配置されて
おり、この間隔sはとえば30mm程度に選ばれる。また押
圧部材53の各先端部の直径は、たとえば50mm程度であ
る。
断面図であり、第12図はその押圧手段50を第11図の右方
から見た正面図である。搬送ベルト51上に水平に載置さ
れた魚体Fの搬送方向Jに垂直な回転軸線まわりに矢符
K方向に回転駆動される回転軸52には、たとえばゴムま
たは合成樹脂などの可撓性および弾発性を有する材料か
ら成る大略的に棒状の押圧部材53が周方向に間隔をあけ
て(本実施例では4)複数列設けられ、その遊端部は基
端部に比べて軟質である。各押圧部材53は、回転軸52の
回転軸線方向に沿つて相互に間隔sをあけて配置されて
おり、この間隔sはとえば30mm程度に選ばれる。また押
圧部材53の各先端部の直径は、たとえば50mm程度であ
る。
このように押圧部材53を回転軸52の回転軸線に沿つてわ
ずかな間隔sをあけて設けるようにしたので、前記搬送
ベルト51上に載置された魚体Fの相互の間隔を任意に選
ぶことができ、これによつて押圧手段50の下方を通過す
る魚体を不揃いな間隔で配置しても押圧部材53によつて
その腹部を確実に押圧することができる。また魚体Fの
尾部F1の付け根近傍は押えベルト54によつて搬送ベルト
51上に押さえ付けられており、卵巣F6が腹腔内から取出
される際に魚体Fが押圧手段50の回転方向Kにずれてし
まうことを防ぐことができる。
ずかな間隔sをあけて設けるようにしたので、前記搬送
ベルト51上に載置された魚体Fの相互の間隔を任意に選
ぶことができ、これによつて押圧手段50の下方を通過す
る魚体を不揃いな間隔で配置しても押圧部材53によつて
その腹部を確実に押圧することができる。また魚体Fの
尾部F1の付け根近傍は押えベルト54によつて搬送ベルト
51上に押さえ付けられており、卵巣F6が腹腔内から取出
される際に魚体Fが押圧手段50の回転方向Kにずれてし
まうことを防ぐことができる。
しかも、前記押圧部材53は、ゴムまたは合成樹脂などの
可撓性および弾発性を有する材料から成り、回転軸52か
ら遊端部に至るまで比較的長く形成されるので、第13図
に示されるように、魚体Fの搬送方向Jの間隔と、押圧
部材53の間隔とが相異することに起因して、魚体Fの腹
部からずれた位置、たとえば魚体Fの直上に押圧部材53
が当接して押圧しても、その押圧部材53は弾性変形する
ことができるので、魚体Fを破損してしまう恐れはな
く、複数の押圧部材53のうちいずれかの押圧部材が魚体
の腹部F3を尾部側から頭部の付け根側に向けて押圧し、
確実に卵巣F6を取出すことができる。
可撓性および弾発性を有する材料から成り、回転軸52か
ら遊端部に至るまで比較的長く形成されるので、第13図
に示されるように、魚体Fの搬送方向Jの間隔と、押圧
部材53の間隔とが相異することに起因して、魚体Fの腹
部からずれた位置、たとえば魚体Fの直上に押圧部材53
が当接して押圧しても、その押圧部材53は弾性変形する
ことができるので、魚体Fを破損してしまう恐れはな
く、複数の押圧部材53のうちいずれかの押圧部材が魚体
の腹部F3を尾部側から頭部の付け根側に向けて押圧し、
確実に卵巣F6を取出すことができる。
本発明のさらに他の実施例として、第14図に示されるよ
うに、押圧部材56を圧縮ばね57によつて前記回転軸52の
回転軸線に関して半径方向外方に押圧するようにしても
よい。この圧縮ばね57は、直円筒状のアーム58内に収納
されており、一端部がストツパ59によつて支持され、他
端部は押圧部材56のアーム58内に嵌まり込む基端部を外
方に向けて押圧している。このような圧縮ばね57のばね
力を、魚体Fを押圧するのに適した大きさに設定してお
くことによつて、押圧部材56の魚体Fへの押圧位置のず
れなどに拘わらずその魚体を破損することなしに押圧し
て採卵することができる。
うに、押圧部材56を圧縮ばね57によつて前記回転軸52の
回転軸線に関して半径方向外方に押圧するようにしても
よい。この圧縮ばね57は、直円筒状のアーム58内に収納
されており、一端部がストツパ59によつて支持され、他
端部は押圧部材56のアーム58内に嵌まり込む基端部を外
方に向けて押圧している。このような圧縮ばね57のばね
力を、魚体Fを押圧するのに適した大きさに設定してお
くことによつて、押圧部材56の魚体Fへの押圧位置のず
れなどに拘わらずその魚体を破損することなしに押圧し
て採卵することができる。
第15図は、本発明のさらに他の実施例の一部の断面図で
ある。搬送ベルト70上に搬送方向下流側に腹部を向けた
姿勢で魚体Fが載置される。この魚体Fの尾部近傍は押
えベルト71によつて弾発的に押圧されており、この状態
でゴムまたは合成ゴムなどの可撓性および弾発性を有す
る材料からなる押圧部材72によつて腹部が押圧される。
この押圧部材72は、その遊端部72aが大略的に球状に形
成されており、この遊端部72aに連なる直円柱状のアー
ム72bは回転体74に半径線方向に進退自在に取付けら
れ、図示しない圧縮ばねによつて半径方向外方にばね付
勢されている。遊端部72aおよびその付け根付近は、基
端部72bに比べて軟質の材料が用いられており、外力の
作用によつて遊端部72aは基端部72bとの付け根付近で第
15図の仮想線72a1,72a2で示されるように弾発的に屈曲
させることができる。回転体74は、魚体Fの搬送方向と
平行な回転軸線まわりに矢符75方向に回転駆動され、こ
の回転体74の回転によつて押圧部材72は、第15図の実線
で示されるように、その遊端部72aが魚体Fの腹部に回
転方向75上流側に屈曲して弾発的に当接した状態から、
仮想線80で示されるようにその弾性回復力によつて矢符
76方向に変位するとともに回転体74から半径方向外方に
突出し、回転体74の半径線方向に沿つて一直線状に延び
た状態となる。このように押圧部材72の遊端部72aを回
転体74の回転方向75の上流側に変位させながらその弾性
回復力によつていわばスナツピング力を作用させて魚体
Fの腹部を頭部側へ押圧することができる。これによつ
て、卵巣76を取出す速度は、回転体74の矢符75方向への
回転速度に加えて遊端部72aの矢符76方向への復帰速度
が付加されることになり、これによつて採卵処理速度を
格段に向上することができる。
ある。搬送ベルト70上に搬送方向下流側に腹部を向けた
姿勢で魚体Fが載置される。この魚体Fの尾部近傍は押
えベルト71によつて弾発的に押圧されており、この状態
でゴムまたは合成ゴムなどの可撓性および弾発性を有す
る材料からなる押圧部材72によつて腹部が押圧される。
この押圧部材72は、その遊端部72aが大略的に球状に形
成されており、この遊端部72aに連なる直円柱状のアー
ム72bは回転体74に半径線方向に進退自在に取付けら
れ、図示しない圧縮ばねによつて半径方向外方にばね付
勢されている。遊端部72aおよびその付け根付近は、基
端部72bに比べて軟質の材料が用いられており、外力の
作用によつて遊端部72aは基端部72bとの付け根付近で第
15図の仮想線72a1,72a2で示されるように弾発的に屈曲
させることができる。回転体74は、魚体Fの搬送方向と
平行な回転軸線まわりに矢符75方向に回転駆動され、こ
の回転体74の回転によつて押圧部材72は、第15図の実線
で示されるように、その遊端部72aが魚体Fの腹部に回
転方向75上流側に屈曲して弾発的に当接した状態から、
仮想線80で示されるようにその弾性回復力によつて矢符
76方向に変位するとともに回転体74から半径方向外方に
突出し、回転体74の半径線方向に沿つて一直線状に延び
た状態となる。このように押圧部材72の遊端部72aを回
転体74の回転方向75の上流側に変位させながらその弾性
回復力によつていわばスナツピング力を作用させて魚体
Fの腹部を頭部側へ押圧することができる。これによつ
て、卵巣76を取出す速度は、回転体74の矢符75方向への
回転速度に加えて遊端部72aの矢符76方向への復帰速度
が付加されることになり、これによつて採卵処理速度を
格段に向上することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、押出し部材34,35が設け
られる回転軸28を回転駆動して、支持部材24上に載置さ
れた魚体Fを搬送方向A下流側に搬送しながら前記押出
し部材34,35の遊端部付近によって魚体Fの腹部F3を弾
発的に押圧するようにしたので、搬送方向Aに隣接する
魚体F間の間隔を短くして、連続的にその魚体Fの腹部
F3を押圧して卵巣F6を押出すことができ、これによって
魚体Fの採卵処理効率を格段に向上することができる。
られる回転軸28を回転駆動して、支持部材24上に載置さ
れた魚体Fを搬送方向A下流側に搬送しながら前記押出
し部材34,35の遊端部付近によって魚体Fの腹部F3を弾
発的に押圧するようにしたので、搬送方向Aに隣接する
魚体F間の間隔を短くして、連続的にその魚体Fの腹部
F3を押圧して卵巣F6を押出すことができ、これによって
魚体Fの採卵処理効率を格段に向上することができる。
また本発明によれば、複数の支持部材を含む範囲にわた
って設けられる押圧部材12によって、前記複数の支持部
材24に載置された複数の魚体Fの腹部F3を同時に押圧し
て卵巣F6を押出すことができるので、これによって魚体
Fの採卵処理効率を格段に向上することができる。
って設けられる押圧部材12によって、前記複数の支持部
材24に載置された複数の魚体Fの腹部F3を同時に押圧し
て卵巣F6を押出すことができるので、これによって魚体
Fの採卵処理効率を格段に向上することができる。
第1図は本発明の一実施例の概略的構成を示す斜視図、
第2図は第1図の切断面線II-IIから見た断面図、第3
図は第2図の左側から見た断面図、第4図は押圧片35の
押圧動作を示す図、第5図はアーム34の回転軸28への取
付構造を示す断面図、第6図は本発明の他の実施例のア
ーム34の回転軸28への取付構造を示す斜視図、第7図は
本発明の他の実施例を示す一部の平面図、第8図は第7
図の切断面線VII-VIIから見た断面図、第9図は第8図
の切断面線VIII-VIIIから見た断面図、第10図は本発明
のさらに他の実施例の押圧手段14を示す図、第11図は本
発明のさらに他の実施例の押圧手段50を示す断面図、第
12図は第11図の右方から見た正面図、第13図は押圧手段
50による採卵動作を説明するための一部の平面図、第14
図は本発明のさらに他の実施例の押圧部材56およびその
付近の構成を示す断面図、第15図は本発明のさらに他の
実施例の簡略化した平面図である。 9,14,15,50……押圧手段、8,28……回転軸、12,56,72…
…押圧部材、35……押圧片、F……魚体、F1……尾部、
F2……頭部、F3……腹部、F4……胸びれ、F5……頭部の
付け根部分、F6……卵巣、F7……腹腔
第2図は第1図の切断面線II-IIから見た断面図、第3
図は第2図の左側から見た断面図、第4図は押圧片35の
押圧動作を示す図、第5図はアーム34の回転軸28への取
付構造を示す断面図、第6図は本発明の他の実施例のア
ーム34の回転軸28への取付構造を示す斜視図、第7図は
本発明の他の実施例を示す一部の平面図、第8図は第7
図の切断面線VII-VIIから見た断面図、第9図は第8図
の切断面線VIII-VIIIから見た断面図、第10図は本発明
のさらに他の実施例の押圧手段14を示す図、第11図は本
発明のさらに他の実施例の押圧手段50を示す断面図、第
12図は第11図の右方から見た正面図、第13図は押圧手段
50による採卵動作を説明するための一部の平面図、第14
図は本発明のさらに他の実施例の押圧部材56およびその
付近の構成を示す断面図、第15図は本発明のさらに他の
実施例の簡略化した平面図である。 9,14,15,50……押圧手段、8,28……回転軸、12,56,72…
…押圧部材、35……押圧片、F……魚体、F1……尾部、
F2……頭部、F3……腹部、F4……胸びれ、F5……頭部の
付け根部分、F6……卵巣、F7……腹腔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−102349(JP,A) 特開 昭59−227237(JP,A) 特開 昭60−244253(JP,A) 特開 昭63−32442(JP,A) 特開 昭63−233746(JP,A) 特開 昭63−245636(JP,A) 特開 平1−257425(JP,A) 特開 平2−182146(JP,A) 実開 昭61−25788(JP,U) 実開 昭62−128776(JP,U) 実開 昭63−109781(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】頭部F2が胸びれF4の付け根付近で切断さ
れ、かつ腹部F3を水平な搬送方向A下流側に向けた魚体
Fを、前記胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたつ
て乗載して支持することができる充分な長さで、搬送方
向Aに対して垂直な方向に長く延び、かつ板状であつ
て、搬送方向Aに隣接して配置され、搬送方向A下流側
に向けて走行駆動される複数の支持部材24と、 前記複数の支持部材24を、搬送方向A下流側に向けて走
行駆動する手段17〜23と、 支持部材24上に載置された魚体Fの尾部付近を押さえ付
けて固定する押さえ部材27と、 搬送方向Aに平行、かつ水平な回転軸線l2まわりに回転
駆動される回転軸28と、 回転軸28を、その回転軸28の下半部が、前記支持部材24
の魚体Fの尾部が載置される長手方向一端部から前記魚
体Fの胸びれF2の付け根付近が載置される長手方向他端
部に向かって移動する方向に、前記回転軸線l2まわりに
回転駆動する手段29〜31,33と、 前記回転軸28の回転軸線l2に垂直な仮想平面内で、その
回転軸線l2から半径方向外方に延びる軸線を有し、基端
部が回転軸28に固定され、少なくとも回転軸28の半径方
向外方の遊端部付近が弾発性を有する押圧部材34,35で
あつて、この押圧部材34,35は、前記遊端部付近が支持
部材24上の魚体Fから離間している状態では、回転軸28
の一半径線と同一軸線を有し、かつ支持部材24から上方
に前記支持部材24上の魚体Fの腹部F3内にある卵巣F6の
下部付近まで延び、前記遊端部付近が支持部材24上の魚
体に接触している状態では、前記遊端部付近が前記支持
部材24上の魚体Fの搬送方向A下流側を通過するように
回転軸線l2方向の位置が定められる、そのような押圧部
材34,35とを含むことを特徴とする採卵装置。 - 【請求項2】頭部F2が胸びれF4の付け根付近で切断さ
れ、かつ腹部F3を水平な搬送方向A下流側に向けた魚体
Fの、前記胸びれF4の付け根付近から尾部付近にわたつ
て乗載して支持することができる充分な長さで、搬送方
向Aに対して垂直な方向に長く延び、かつ板状であつ
て、搬送方向Aに隣接して搬送方向A下流側に向けて走
行駆動される複数の支持部材24と、 前記複数の支持部材24を、搬送方向A下流側に向けて走
行駆動する手段17〜23と、 支持部材24上に載置された魚体Fの尾部付近を押さえ付
けて固定する押さえ部材1と、 搬送方向Aに平行、かつ水平な回転軸線l1まわりに回転
駆動される回転軸8と、 回転軸8を、その回転軸8の下半部が、前記支持部材24
の魚体Fの尾部が載置される長手方向一端部から前記魚
体Fの胸びれF2の付け根付近が載置される長手方向他端
部に向かって移動する方向に、前記回転軸線l1まわりに
回転駆動する手段29〜31,33と、 前記回転軸8の回転軸線l1に垂直な仮想平面内で放射状
に延び、かつ前記回転軸線l1に沿つて複数の支持部材24
を含む範囲にわたつて設けられる複数の押圧部材12であ
つて、この押圧部材12は、回転軸8の一半径線と同一軸
線を有し、かつ支持部材24上の魚体Fの腹部F3内にある
卵巣F6の下部付近まで延びる遊端部付近によって支持部
材24上の魚体を弾発的に押圧する、そのような押圧部材
12とを含むことを特徴とする採卵装置。
Priority Applications (2)
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JP2236469A JPH07102072B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 採卵装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2236469A JPH07102072B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 採卵装置 |
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JPH04117237A JPH04117237A (ja) | 1992-04-17 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2236469A Expired - Lifetime JPH07102072B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 採卵装置 |
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1992
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