JP3359325B2 - 魚卵連続分離装置 - Google Patents
魚卵連続分離装置Info
- Publication number
- JP3359325B2 JP3359325B2 JP2000324580A JP2000324580A JP3359325B2 JP 3359325 B2 JP3359325 B2 JP 3359325B2 JP 2000324580 A JP2000324580 A JP 2000324580A JP 2000324580 A JP2000324580 A JP 2000324580A JP 3359325 B2 JP3359325 B2 JP 3359325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- peripheral surface
- fish egg
- rotating net
- net
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C25/00—Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
- A22C25/14—Beheading, eviscerating, or cleaning fish
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/20—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using rotary pressing members, other than worms or screws, e.g. rollers, rings, discs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
多数の魚卵粒を、卵巣膜から分離する魚卵連続分離装置
に関する。なお、本明細書において卵巣膜に包まれた魚
卵とは、例えばさけ・ますなどの多数の卵が卵巣膜に包
まれている状態の筋子などが代表として挙げられるが、
卵巣膜で多数の魚卵粒を包んでいるものであれば本発明
の範囲内で全て対象とされる。
魚卵粒(いくら)を分離・取り出すには、卵巣膜の一部
を開いた筋子を平坦網上に載せ、作業者が夫々の手で手
揉みして行なっていたのが一般的であった。
は、かなりの熟練を要する。従って、この手揉み作業を
する者は限られるため専従作業者の疲労度はかなりのも
のであった。また、作業者は滑り難いように軍手をはめ
て作業をしているが、このような魚卵は油がかなり強
く、軍手の隙間等から入ってくるこの油により手荒れが
生じるという問題が作業者の抱える一番の悩みであっ
た。さらに、このように手作業によっていたことから、
衛生管理においてHACCP( Hazard Analysis Critica
l Control Point)に対応し得ていない。また、軍手
に代えてゴム手袋を使用すれば直接作業者の手に触れな
いが、これであっても手作業には変らず衛生上好ましく
ないばかりか、昨今、塩化ビニル樹脂製の手袋自体から
環境ホルモンが検出されたという問題も生じていること
から、食品衛生上、HACCP対応上においてもこのような
手作業による分離作業は好ましくなかった。
作業の弊害を解消するために、次のような魚卵連続分離
装置が提供されている。すなわち、水平方向に前後進可
能に構成された卵巣膜付き魚卵載せ網部と、該網部上面
にて卵巣膜付き魚卵を押圧する押圧装置と、上記網部下
方にて、該網部移動方向と逆方向に移動可能に構成され
た魚卵粒掻き取り部とからなるものである。
は、平面視略矩形状に形成された網部上に卵巣膜付きの
魚卵を載せた後、上方から押圧装置を降ろすと共に、所
望圧力にて魚卵を上方から網部へ押圧させる。そして、
駆動源を介して網部を前後に動かすと、押圧装置によっ
て上方から押さえつけられている卵巣膜付きの魚卵が揉
まれ、網部の各網目から魚卵粒が落下する。また、筋が
ついている魚卵粒にあっては、網目から魚卵粒が垂れ下
がった状態となり、網部下方にて、該網部と逆方向に移
動している掻き取り部が筋を切断して魚卵粒を落下せし
める構造である。
ような改良点が残されていた。 一回の作業でセットされた卵巣膜付きの魚卵の分離作
業が終了するまで、次の卵巣膜付き魚卵の分離作業が成
し得ないため、作業時間のロスが多く、多量生産は到底
望めない。 一回一回の作業の度に、押圧装置を上下昇降作動させ
る必要が有り、作業手間を要し、かつ作業時間のロスに
もつながっている。 作業を中断し、押圧装置を上昇させてみなければ卵巣
膜から魚卵粒がきれいに分離落下できているかの確認が
できず、労力の無駄が生じており、かつ作業をその都度
中断しなければならないことから作業時間のロスが多
い。
果、作業者の手を煩わせることなく、連続的に魚卵粒の
分離作業が成し得る本発明装置の開発に成功した。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、連続作業が可能で、量産に適し、かつ作業者の手を
煩わせることなく魚卵粒の分離作業が簡単・確実に成し
得る魚卵連続分離装置を提供することである。また、上
述の目的を達成しつつ、さらに洗浄容易で、かつ省スペ
ース化を図ることである。
に本発明がなした技術的手段は、以下の通りである。
せる搬送面がメッシュ状に構成された周面で、かつ筒軸
心が水平状となるように配すると共に、該軸心を中心に
して回転可能に配した筒状の回転網と、該回転網と同一
軸方向で周面に対向し、回転網の回転方向に搬送された
魚卵を、該周面との間で上方から押圧し、各魚卵粒を卵
巣膜から絞り出すと共に、周面の各魚卵粒落下孔から回
転網内方に落下若しくは垂下せしめる絞りローラと、該
絞りローラによって押圧されて上記落下孔から回転網内
に垂下した魚卵を掻き取り落下せしめる魚卵粒掻き取り
部とを少なくとも備え、絞りローラは、回転網の周面と
同一軸方向で周面と対向し、搬送方向に複数本並設され
るローラ群からなり、該ローラ群を構成する各ローラ
は、夫々回転網と逆方向に回転可能に構成されると共
に、上流側ローラから下流側ローラに行くに従って、各
ローラ周面と回転網の周面との間が順次幅狭状となって
いる。
は、全体をメッシュ状に構成された筒状周面と、該周面
の両側に配される左右側面とにより円筒状に構成され、
該夫々の側面は周面よりも大径状に構成してガイド片を
径方向突状に周設しており、該夫々のガイド片が、駆動
源によって回転可能に構成されると共に、回転網の下位
に配された少なくとも前後左右の回転動伝達ローラにて
回転動伝達可能に挟時されることにより回転網が上記ロ
ーラ上にて回転可能かつ上方に向けて脱着可能に保持さ
れている。
回転網の回転範囲外に離間可能に構成されていることで
ある。
一実施形態を図に基づいて説明する。図は、本発明の一
実施形態を示し、図示形状に特に限定されるものではな
く、本発明の範囲内において他の形状・構造に変更可能
である。図中、1は装置ケーシング、2は回転網、21
は絞りローラ、51は魚卵粒掻き取り部、28は駆動
源、78はコントロール部、Eは卵巣膜付魚卵、E1は
魚卵粒、E2は卵巣膜、E3は筋を示す。
ラ21などの各収容物構成を考慮して所望形状に形成さ
れている。すなわち、装置ケーシング1は、図に示す形
態に何等限定されるものではなく、本発明の範囲内で自
由に変更可能である。
3と、該周面3の両側に備えられる左右側面9,9とに
より所望径・所望軸方向長さの円筒状に構成され、上記
周面3が搬送面とされている。上記周面(搬送面ともい
う)3は、例えば本実施形態では、所望線径のステンレ
ススチール鋼線材からなる縦線材4・横線材5を縦横に
規則正しく組み合せて均等孔径の魚卵粒落下孔(メッシ
ュ部ともいう)6…を多数設けてなるメッシュ板状に溶
接構成すると共に、所望筒径の円筒状に巻回して両側開
放状に構成されている総メッシュ状溶接回転網とする。
限定解釈されず、卵巣膜E2から分離された魚卵粒E1
…が落下可能な径を有していればよく、その孔径も均等
・不均等のいずれであってもよく、またその孔数量も任
意で、さらに孔の並びも周方向・軸方向に均等あるいは
非均等のいずれであってもよい。
より所望径・所望数の魚卵粒落下孔6…を設けたステン
レススチール鋼板を円筒状に巻回させてなる構成等であ
ってもよく、筒状の周面に多数の魚卵粒落下孔を備え持
つ構成であれば、その製法・材質等特に限定されず全て
本発明の範囲内である。なお、回転網2は、上述の通り
円筒状に限定解釈されるものではなく、周方向に複数の
細幅状平坦面を並設してなる多角筒状であっても本発明
の範囲内である。
円筒体の径よりも大径状とし、中央に開口11を設けた
所望肉厚のリング状本体10の内面12に、上記周面3
を構成する円筒体の周縁7,7を嵌合可能とする断面視
略コ字状の嵌合鍔部13,13を周設し、該鍔部13,
13よりも径方向上方に位置する部分をガイド片17,
17とする。すなわち、本実施形態では、水平面14と
垂直面15とで構成される断面視略L字型としたリング
状本体10の、上記垂直面内面15aに、上記本体10
の水平面内径14aよりも大径の内径16aを有するリ
ング部材16を、上記垂直面外面15bとの間に所望な
嵌合隙間13aを形成するように固着して断面略コ字状
の嵌合鍔部13を構成している。
てはリング状本体10の内面12に一体的に設けられて
いるが、何等これに限定されず、別途断面視略コ字状に
形成されたリング部材をリング本体の内面所望箇所に固
着させるものであってもよい。
嵌合鍔部13,13を介して、回転網2の周面3を一体
的に嵌合固定してなるが、このような嵌合鍔部13を夫
々左右側面9,9に設けることは任意であって特に限定
されず、例えば回転網2の周面3と左右側面9,9の内
面12,12とを溶着などで固着一体化させるものであ
っても良く本発明の範囲内で任意である。
転動を回転網2に伝達する複数個の回転動伝達ローラ3
3・33,36・36に嵌合挟持されて回転動が伝達可
能なものであれば、その突出形状・厚さは任意である。
8を中心にして回転可能に回転網2を装置ケーシング1
内に配し、回転網2への回転動伝達は、筒外にて回転網
2の下位に配された少なくとも前後左右の回転動伝達ロ
ーラ33・33,36・36による。すなわち、回転網
2は、回転軸を筒軸心8には設けておらず、筒外に配し
た上記回転動伝達ローラ33・33,36・36で回転
網2のガイド片17,17を嵌合挟持しているだけで、
該ローラ33・33,36・36上にて回転可能かつ上
方に向けて脱着可能に保持されている。
定されるものではなく本発明の範囲内で他の構成に変更
可能であり、また、ガイド片17,17を周面3の左右
縁部に直接設けるものとする構造を採用した場合には、
あえて左右側面9,9を設けるまでもない。
周面3へと卵巣膜付魚卵Eを投入する魚卵投入口であ
る。該ストッカ18は、回転網2の回転範囲外に全体が
位置するように離間可能に反転構成されている。なお、
ストッカ18は本発明において必須構成要件ではない
が、作業能率を向上するために備えられ、特にその構造
は限定されない。
左右側面9,9の外側(ガイド片17,17の外面)に
対向するよう横振れ防止プーリ20,20を装置ケーシ
ング1に備え、上記ガイド片17,17の外面に夫々プ
ーリ20,20を接触させ、回転網2の横振れを防止し
ている。本実施形態では左右に一個ずつ横振れ防止プー
リ20を備えているが、その配設数若しくは形状などに
は特に限定されず任意である。
と略同程度の軸方向長さで、所望径に形成された円筒状
ローラで、回転網2と同一軸方向で、かつ該回転網2の
周面3との間に所望な隙間C1・C2…をもって若しく
は軽接触するように対向し、回転網2の回転方向に搬送
された卵巣膜付魚卵Eを、該周面3との間で上方から押
圧し、各魚卵粒E1…を卵巣膜E2から絞り出すと共
に、周面3の各魚卵粒落下孔6…から回転網2内方に落
下若しくは垂下せしめる一本乃至複数本のローラであ
る。また、この絞りローラ21は駆動源28により、回
転網2の回転方向と逆方向に回転可能に構成されてい
る。なお、絞りローラ21は、本発明の範囲内で、一本
乃至複数本を選択するが、特に限定されるものではな
い。
回転網2の周面3と同一軸方向で対向し、搬送方向に複
数本並設される第一絞りローラ23・第二絞りローラ2
5・第三絞りローラ26からなるローラ群22とし、該
ローラ群22を構成する各ローラは、夫々回転網2と逆
方向に回転可能に構成されると共に、上流側の第一絞り
ローラ23から下流側の第三絞りローラ26に行くに従
って、各ローラ周面と回転網2の周面3との間が順次幅
狭状となっている。なお、本実施形態では、第三絞りロ
ーラ26は周面3と軽接触しているものとした。また、
本実施形態では、ローラ本体23b,25b,26bを
適度な硬さの独立発泡スポンジで構成している。このよ
うな材質からなるローラ本体とすることで、ソフトな押
圧が可能で各魚卵粒E1…を損傷させることなく絞り出
すことができる。尚、本構成は特に限定されるものでは
ない。
との間に形成される隙間C1あるいはC2間隔は特に限
定されないが、卵巣膜付魚卵Eを周面外面3aとの間で
押圧可能な程度の幅とするのが好ましい。図中23a,
25a,26aは、各ローラ23,25,26のシャフ
ト、23b,25b,26bはシャフト23a,25
a,26aの外周に備えられる円筒状ローラ本体、23
c,25c26cは各シャフト23a,25a,26a
に設けられ、バンド48,49,50を連絡するプー
リ、24は各ローラ23,25,26のシャフト23
a,25a,26aを回転可能に保持するシャフト固定
ブラケットである。なお、上述の各構成は特に限定され
るものではなく、例えばローラ本体23b,25b,2
6bの筒径・材質など本発明の範囲内で適宜選択可能で
ある。また、各ローラ23,25,26の配設間隔は特
に限定されず、そのローラ径および回転網2の径等を考
慮して最も有効な間隔が適宜設定される。
下端側のみを絞りローラ駆動シャフト44にて軸支され
ると共に、該シャフト44を支点として、回転網2上か
ら、該回転網2の回転範囲外に離間せしめることができ
るように反転可能に構成されている。シャフト固定ブラ
ケット24は、各ローラ23,25,26と回転網2の
周面外面3aとの間に、夫々予め設定された所望な隙間
C1,C2…が形成できるように各ローラ23,25,
26を保持するため側面視所望円弧状に形成している。
なお、夫々のローラ23,25,26と周面外面3aと
の設定隙間を形成できる構成であれば、特に側面視円弧
状に形成されるものでなくとも良く、任意な形状が本発
明の範囲内で選択可能である。また、このローラ群22
は、反転時以外、常時回転網上に定位置保持可能なよう
に周知の固定保持構造を有しているものとしてもよい。
5,26を同一径・同一径方向幅・同一軸方向長さの円
筒状としているが、夫々径を異にするもの・径方向幅を
異にするものとしてもよく、また、各ローラが複数のロ
ーラを並列に組合わせてなるものとするのも任意で、さ
らにローラ本体が多数の薄幅状平坦面を周方向に組合わ
せてなる多角筒状とするものも本発明の範囲内である。
ために、各ローラ23,25,26のいずれか一個若し
くは複数個を、回転動と同時に、軸方向に往復動させる
揺動機構を採用すると好ましい。すなわち、魚卵粒E1
…を上方から所望圧力で押圧するだけではなく、その押
圧作用を加えると同時に揺動作用を加えることで卵巣膜
E2からの魚卵粒E1…の分離が極めてよくなるもので
ある。この作用を奏するための揺動機構は、本発明の範
囲内で周知の技術を採用する。
8に基いて説明する。なお、次に説明する揺動機構の実
施形態は、特に限定解釈されるものではなく、本発明の
範囲内で任意に他の構造が選択できるものである。本実
施形態では、第一絞りローラ23と第二絞りローラ25
の二つのローラに揺動機構82,82を夫々設けるもの
としている。
b)の一方の側面23e(25e)に備えた円盤カム8
3と、該ローラ本体23b(25b)の他方の側面23
f(25f)に、該ローラ本体23b(25b)を常時
軸方向に押圧するよう備えた弾性部材(スプリング)8
7と、上記円盤カム83の側面84に対向する位置で、
該側面84に接触する従動ローラ92が回転可能に軸支
されているベアリングユニット88とにより構成されて
いる。
ーラ本体23b(25b)の側面23e(25e)に同
軸状に一体的に取付けられ、ベアリングユニット88の
従動ローラ周面93と接する他方の側面84には周方向
に連続するカム摺動面85が形成されている。また、該
カム摺動面85は、溝であってもよい。本実施形態にお
けるカム摺動面85は、ハイレベル位置85aとローレ
ベル位置85bとが相対した傾斜面が周方向に連続形成
され、ローラ本体23b(25b)が、その一回転で軸
方向に往復動するよう構成されている。
ラ23と第二絞りローラ25に夫々回転動を伝達する各
シャフト23a,25aが夫々スプラインシャフトと
し、一方、ローラ本体23b,25bの夫々の側面23
e・23f,25e・25fには夫々ローラ本体23
b,25bの軸挿通孔と同軸状に取り付けたスプライン
ナット95・95,95・95を備え、上記スプライン
シャフト23a,25aとスプラインナット95・9
5,95・95を噛合し、ローラ本体23b,25bを
回転可能かつ軸方向に左右移動可能に構成されている。
本体23b,25bの側面に、従動ローラ92の対向面
を傾斜平坦面とした、いわゆる斜板カムを取付ける構成
を採用することも可能である。
ブラケット24に取付た支持プレート89の内面に、従
動ローラ92が水平方向に回転可能に軸支されると共
に、該ローラ92の周面93は対向する円盤カム83の
側面84に形成されているカム摺動面85に摺接されて
いる。従って、従動ローラ92は、所定位置でその周面
93をカム摺動面85に摺接している。
プレート89に設けられている縦方向長孔90にボルト
91を介して上下移動調整可能に取付けられている。
(25b)の側面23f(25f)と、上記シャフト2
3a(25a)の外面に設けられている弾性部材受け8
7aとにわたって、ローラ本体23b(25b)を軸方
向に常時押圧するよう配置されている。なお、弾性部材
87は、本実施形態では、シャフト23a(25a)を
挿通して備えられるコイル状のスプリングを使用してい
るが、これに何等限定されるものではなく、例えば板ば
ねや所望弾性を有する合成樹脂片であってもよく本発明
の範囲内である。
二絞りローラ25が、交互に軸方向左右に揺動可能とな
るよう構成されている。
る円盤カム83のカム摺動面85と、第二絞りローラ2
5に取付けられる円盤カム83のカム摺動面85の夫々
の摺動面におけるハイレベル位置85a,85aが、本
装置組立て時に180度ずれている状態となるようにす
る。
示す状態(ハイレベル位置85aが図面上で上方に位置
し、従動ローラ92と接している状態)で、第二絞りロ
ーラ25が図16に示す状態(ハイレベル位置85aが
図面上で下方に位置し、従動ローラ92が図面上で上方
に位置しているローレベル位置85bと接している状
態)となるように設定・取付されている。このように構
成することにより、第一絞りローラ23と第二絞りロー
ラ25とが交互に軸方向左右に揺動し、このように交互
揺動方式とすることで、横振れが防止されている(図1
8)。
ラ25を上述のように揺動作動させない形態とする場合
には、支持プレート89の長孔90に締め付け固定して
いるボルト91を緩めてベアリングユニット88を上方
に移動させ、従動ローラ92と円盤カム83のカム摺動
面85との接触状態を解除させるよう切り変えればよい
(図17に示すニュートラル状態)。この時、ローラ本
体23b(25b)は、スプリング87によって常時軸
方向に押圧されているため、上記従動ローラ92の周面
93を、円盤カム83よりも径方向外方にてローラ本体
側面23e(25e)に備えているニュートラル円盤9
4の側面に摺接させる。これにより、各ローラ23,2
5は回転作動のみ行なうこととなる。
ーラ23と第二絞りローラ25の双方に揺動機構82,
82を備えているが、いずれか一方の絞りローラにのみ
揺動機構を備えるものとしてもよく、また第一絞りロー
ラ23から第三絞りローラ26の全てに揺動機構82を
備えるものとしてもよく、実施の形態に応じて一個乃至
複数個の絞りローラを選択して本発明の範囲内で備える
ことが可能である。
しくは外側に配したモータで、該モータ28は、モータ
28の伝達プーリ29と回転網駆動シャフト30に備え
た駆動プーリ31とにわたりベルト32を介して回転動
を伝達し、該シャフト30には回転網2に回転動を伝達
する伝達ローラ33,33が所望間隔をあけて同軸に備
えられ、その一方の回転駆動する伝達ローラ33は、ベ
ルト35を介して相対する伝達ローラ36に回転動を伝
達し、該ローラ36はシャフト38を介してもう一方の
同軸の伝達ローラ36に回転動を伝達する。
ーラ33・33,36・36上に、回転網2を載せ、そ
して各ローラ33・33,36・36に設けた挟持溝3
4・34,37・37に回転網2のガイド片17,17
を差込み挟持させ、ローラ33・33,36・36から
の回転動を回転網2に伝達して回転作動させている。図
中81は、回転動伝達ローラ33,36間に掛け渡され
ているベルト35を緊張させるテンションローラであ
る。
回転動伝達プーリ39が備えられ、該伝達プーリ39
は、ベルト40を介してテンションシャフト41のプー
リ42に回転動を伝達し、このプーリ42とシャフト4
1を介して隣接するプーリ43は、絞りローラ駆動シャ
フト44のプーリ45にベルト47を介してその回転動
を伝達し、回転網2の回転動と同時に絞りローラ21も
回転動させるものとしている。
駆動シャフト44のプーリ45と同軸で隣接するプーリ
46が、下流側に備えられる第三絞りローラ26のプー
リ26cにベルト48を介してその回転動を伝達し、そ
して該回転動を伝達された第三絞りローラ26のプーリ
26cと同軸で隣接するプーリ26dが、ベルト49を
介してその回転動を上流側の第二絞りローラ25のプー
リ25cへと伝達し、さらに、第二絞りローラ25のプ
ーリ25cと同軸で隣接するプーリ25dが、その伝達
された回転動を、ベルト50を介して最上流側に備えた
第一絞りローラ23のプーリ23cへと伝達する。
および各絞りローラ23,25,26の回転動を単一の
駆動源28により行なうものとしており、省スペース化
およびコスト削減に寄与しているが、特に限定解釈され
るものではなく、例えば回転網2と絞りローラ23,2
5,26の回転駆動を夫々別個の駆動源を介して行なう
ものとしても良く、また各絞りローラ23,25,26
を夫々別個の駆動源により別々に回転駆動させる構成と
しても良く本発明の範囲内で任意に変更設定可能であ
る。
5,26へ回転動を伝達する構造は本実施形態に限定さ
れず、本発明の範囲内で任意に変更可能で、特に回転網
2は回転軸を回転網2内に設けるものとはせずに、回転
網2外から回転動を伝達する構造が好ましく、本発明の
範囲内でその構造が任意に選択可能である。
23,25,26によって周面3との間で押圧されて各
魚卵粒落下孔6…から回転網2内に垂下した魚卵粒E1
…を掻き取り、筒内に分離落下せしめる作用を有してい
る。具体的には、回転網2の内部において、該回転網2
の軸方向で、上記第一絞りローラ23から第三絞りロー
ラ26の全てのローラ下位に夫々第一掻き取り部52・
第二掻き取り部60・第三掻き取り部65を備える。な
お、魚卵粒掻き取り部51の設置数量は1個乃至複数個
を本発明の範囲内で選択できるもので、特に限定されな
い。
面3bに摺接するスクレバー53と、該スクレバー53
の長さ方向両端の下端側を固定する左右アームプレート
54,54と、該アームプレート54,54の下端側を
回転調整可能に固定するシャフト56と、該シャフト5
6の両端を夫々固定するスクレバーシャフト固定ブラケ
ット57,57から構成されている。
向長さと略同程度の長さに樹脂材をもって長尺棒状に形
成され、回転網2の回転方向から見てその頂面53aを
上流側から下流側に向けて傾斜状に構成すると共に、ス
クレバー53全体をアームプレート54,54先端に所
望傾斜角度をもって取付け、上記頂面53aを回転網2
の周面内面3bに摺接している。
aの傾斜角度を略50度とし、スクレバー53全体をア
ームプレート54,54先端に傾斜角度調整自在に取付
けてその頂面53aを周面内面3bに摺接させており、
その初期段階の取付傾斜角度を117.38度としてい
る。このように傾斜角度をもって構成しているのは、ス
クレバー53の摩耗対策に有効に対応せしめるためであ
る。すなわち、このスクレバー53は、常時周面と摺接
しているためその使用頻度によって頂面53aが摩耗す
ることが考えられる。この時、摩耗が進むと周面3とス
クレバー頂面53aとの間が離れてしまい掻き取り効果
が減少してしまうことがあり得る。また、本実施形態で
は、スクレバー頂面53aの先端を略65度の傾斜角度
をもって下げている。このような構成とすることで先端
食い込み防止を図っている。
述の通りこのスクレバー53を頂面傾斜状に構成すると
共に、予め所望な傾斜角度をもって取付けることで周面
内面3bにスクレバー頂面53aを摺接させておき、使
用頻度によってその頂面53aが摩耗し、周面3との間
が離れた場合には、アームプレート54の先端に角度調
整自在に取付けているスクレバー53全体の傾斜状態を
起こし(回転網2の回転方向から見て下流側に向けて起
こす)、常時スクレバー頂面53aが周面内面3bに接
触し掻き取り効果を維持可能としている。これにより、
スクレバー53がその使用可能範囲で有効に使用でき、
その都度新品のスクレバーに交換する形態と比すれば大
幅にコストが抑えられる。なお、本実施形態のように構
成せず、アームプレート先端にスクレバーを傾斜させる
ことなく取付け、摩耗の度に新品のスクレバーに交換す
る形態を採用することも本発明の範囲内であって何等実
施を妨げるものではない。
部65は、第一掻き取り部52と同一構成を採用してい
るため、同一箇所に対応する符号を付してその説明は省
略する。すなわち、図中61,66はスクレバー、61
a,66aは頂面、61b,66bは上流側縁部、62
・62,67・67はアームプレート、63,68は長
孔、64,69はシャフトを夫々示す。
取り部52,60,65の各スクレバー上流側縁部53
b,61b,66bを、対向する絞りローラ23,2
5,26の軸心27の直下ではなく、該軸心27からわ
ずかに下流側にずれた位置(図中58で示す幅程度のず
れ)に来るように設けるものとして掻き取り性能を向上
せしめている。なお、本実施形態では、一方のブラケッ
ト57のみを装置ケーシング1に固定し、他方のブラケ
ット57は固定すること無く、図示しない水平方向に突
設されるステーにて係止保持されている。このような構
成としたのは、回転網2の脱着時に、容易に魚卵粒掻き
取り部51全体を回転網2内から抜き外し可能とするた
めである。
1,66の周面内面3bへの接触を微調整するための微
調整ローラで、該微調整ローラ59…は、各アームプレ
ート54,62,67に設けられた長孔55,63,6
8に移動可能かつ所定位置で保持可能に取付けられた回
転自在な所望径のローラである。そして、アームプレー
ト54,62,67の長さ方向で位置を調整してそのロ
ーラ59…外周を回転網2に接触させ、スクレバー5
3,61,66の接触における微調整を図っている。こ
れにより常にスムーズな接触が可能となる。
3,25,26側に備えられているローラ側第一スクレ
バー・第二スクレバー・第三スクレバーを夫々示す。該
ローラ側第一乃至第三スクレバー70,71,72は、
回転押圧作動時に各絞りローラ23,25,26表面に
付着する魚卵粒や卵巣膜などを剥ぎ取り、回転網2の周
面3上へと戻す役割を有しており、例えば、ローラ2
3,25,26の軸方向長さと略同程度の長さを有する
薄肉プレートで、その軸方向上縁70b,71b,72
bを絞りローラの左右シャフト固定ブラケット24、2
4間にわたって備えたシャフト70c,71c,72c
にて保持し、幅方向下縁70a,71a,72aを絞り
ローラ23,25,26の表面に軽接触せしめる。
二絞りローラ25との間に縦断面視略逆V字状にローラ
側第一スクレバー70を備えると共に、夫々の下縁70
a・70aを第一絞りローラ23と第二絞りローラ25
に接触させ、そして第二絞りローラ25と第三絞りロー
ラ26との間に縦断面視略逆V字状にローラ側第二スク
レバー71を備えると共に、夫々の下縁71a・71a
を第二絞りローラ25と第三絞りローラ26に接触さ
せ、そして、第三絞りローラ26の後方に単一のプレー
トからなるローラ側第三スクレバー72を備えると共
に、下縁72aを第三絞りローラ26に接触させてい
る。各ローラ側スクレバー70…のローラ23…への接
触は、各ローラ23…の回転作動に支障を来さぬ程度の
軽接触に調整される。
を受ける魚卵粒シュートを示す。該魚卵粒シュート73
は、二枚の壁面プレート73a,73aを、両上縁73
b,73bを離間せしめると共にその下端縁同士を接合
して、該接合部を魚卵粒流路73cとし、一方離間せし
めた上縁73b,73b間によって形成される落下開口
部73dが、上記魚卵粒掻き取り部51の掻き取り範囲
下方に対向して広く臨むように回転網2の筒内に配して
いる。
接触状に装置ケーシング1の任意箇所に吊設保持されて
おり、上記魚卵粒流路73cは、回転網2の一方の側面
9に対向して設けた分離魚卵粒排出シュート74方向に
向けて下り傾斜状に連絡されている。従って、魚卵掻き
取り部51によって掻き取り落下せしめられた魚卵粒E
1…は、魚卵粒シュート73上へと落下すると共に、魚
卵粒流路73cに集められ、その下り傾斜状の流路に沿
って下流側の分離魚卵粒排出シュート74へと送られ
る。
ト73を構成する各壁面プレート73a,73aを所望
孔径のメッシュ状に構成し、本シュート73では分離落
下せしめた魚卵粒E1…のみを受け、魚卵粒以外のも
の、例えば潰れた魚卵粒の汁・かす、あるいは洗浄水な
どは、全てこのメッシュ状の各孔から下方に落ちる仕組
みとしている。従って、各対象魚卵によっても異なり特
に限定されないが、上記メッシュ状の各孔73e…は、
魚卵粒E1…が嵌まり込まない程度に小径の孔とするの
が好ましい。
態に示す魚卵粒シュート73構造に何等限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で自由にその構造が選択可能
である。すなわち、他のシュート構造を本発明の範囲内
で採用してもよく、あるいは単なる上端開放状の筒体を
魚卵粒受け部材として、回転網と非接触状に吊設せしめ
ておくものとしても良く、このような単純構造も本発明
の範囲内である。この場合、筒体の底面に汁などの残排
を排出可能とするようにメッシュ状に構成するものとし
てもよいが、特に限定されない。
ト75は、上記魚卵粒シュート73と同様の下り傾斜状
構造で、該魚卵粒シュート73の下位にて間隔を空けて
配設されている。従って、この残排受シュート75は、
魚卵粒シュート73の各メッシュ部(孔)73e…から
落ちてきた残排(汁・かす・洗浄水など)E4…を受け
て、別途配設している残排排出シュート76へと流出せ
しめる構造としている。従って、この残排受シュート7
5を構成する壁面プレート75a,75aは、例えばス
テンレス製などの平板状の平坦プレートが用いられてい
る。この残排受シュート75構成も本実施形態に何等限
定されず本発明の範囲内で任意に変更可能であり、また
本発明において省略可能でもあり、実施の形態によって
適宜選択される。
網2の周面3上に残った卵巣膜E2を、周面3上から剥
ぎ取り排出する傾斜状の卵巣膜シュートで、その傾斜状
上端77a側を回転網2の周面外面3aに軽接触あるい
は僅かに隙間をもって近接させてある。また、本実施形
態では、回転網2の周面3に向けて洗浄水を噴射可能と
するシャワー79,80を2箇所設けている。その内の
一つのシャワー79は、ローラ側第三スクレバー72の
シャフト72cをシャワーノズルに兼用し、該シャフト
表面から周面外面に向けて洗浄水を噴射せしめる。この
シャワー79は、第三絞りローラ26表面に向けて洗浄
水を噴射し、その跳ね返った洗浄水が上記スクレバー7
2に設けた多数の通孔から洗浄水を周面3の外面に落下
させている。また他の一つは、上記シャワー79よりも
下流側で、回転網2の筒内に軸方向にわたって配したシ
ャワーノズルで、周面内面に向けて洗浄水を噴射せしめ
る。このように周面3の内外から残卵巣膜E2に向けて
洗浄水を噴射せしめることにより、周面外面3aから残
卵巣膜E2を浮かせ、あるいは卵巣膜シュート77上へ
と落下せしめる作用を奏するため、卵巣膜シュート上端
77aによる卵巣膜剥ぎ取り作用を向上できる。上記卵
巣膜シュート構成は特に図示例に限定されず本発明の範
囲内で任意に変更可能である。
絞りローラ21の回転スピードの調整などを行なうよう
本発明の範囲内で制御する。制御対象は上述のものに限
らず、本発明の範囲内で適宜選択可能である。また、コ
ントロール部78の配設箇所は任意であるが、装置ケー
シング1の側面など作業者の調整作業が容易な場所を選
択して取付ける。
をONとし、回転網2および第一絞りローラ23・第二
絞りローラ25・第三絞りローラ26を夫々回転作動さ
せる。この時の回転網2の回転数は、特に限定されず本
発明の範囲内で適宜可変・設定可能であるが、本実施形
態では3.8回転/分(周速12M/分)−50Hzと
する。
巣膜付魚卵(鮭卵・鱒卵など)Eをストッカ18上に所
望数ストックし、次に、該切り裂き面を回転網2の周面
外面3aに対向せしめて、該周面外面3a上に卵巣膜付
魚卵Eを順次載せていく。上述のように、回転網2の周
面外面3a上に載せられた各卵巣膜付魚卵Eは、回転網
2の回転作動によって回転方向下流側へと送られ、まず
第一絞りローラ23と回転網2の周面外面3aとの間に
入り込んでいく(図9参照)。
ラ23にて上方から所望圧力で押圧され、該押圧された
魚卵Eは、回転網2の周面3の各魚卵粒落下孔6…から
回転網2内方へと強制的に落下され、下位に配されてい
る魚卵粒シュート73上に集められる。また、筋E3な
どが付着して回転網2周面3の魚卵粒落下孔6…から内
方に吊下げ状態となっている魚卵粒E1もあるが、これ
らは、第一掻き取り部52のスクレバー53により筋E
3が切断されることで魚卵粒E1のみ掻き取り落下す
る。このように魚卵粒シュート73上に落下した魚卵粒
E1…は、シュート73の傾斜状の魚卵粒流路73cか
ら分離魚卵粒排出シュート74へと送られる。
よび第一掻き取り部52の筋切断作動で、大部分の魚卵
粒E1…は、卵巣膜E2から分離される。
第一スクレバー70により分離し得なかった魚卵粒E1
…、例えば、第一絞りローラ23と周面外面3aとの間
の隙間C1よりも小径の魚卵粒E1…などは、周面3の
回転作動にしたがって周面3上をさらに回転方向下流側
へと送られ、第二絞りローラ25およびローラ側第二ス
クレバー71による分離作動を受ける(図10参照)。
すなわち、第一絞りローラ23よりも周面外面3aとの
間の隙間C2を狭く設定してある第二絞りローラ25に
より、該ローラ25下位に入り込んできた魚卵Eを上方
から押圧し、回転網周面3の魚卵粒落下孔6…から強制
的に落下せしめる。
下げ状態とされる魚卵粒E1…があるが、これらは上述
のローラ側第一スクレバー70による掻き取り作動と同
様に、ローラ側第二スクレバー71による掻き取り作動
により筋が切断され掻き取り落下される。このように魚
卵粒シュート73上に落下した魚卵粒E1…は、シュー
ト73の傾斜状の魚卵粒流路73cから分離魚卵粒排出
シュート74へと送られる。
側第二スクレバー71によって分離し得なかった各魚卵
粒E1…は、回転網2の回転作動にしたがって、周面3
上をさらに回転方向下流側へと送られ、第三絞りローラ
26、ローラ側第三スクレバー72の分離作動を受け
る。すなわち、第二絞りローラ25よりも周面3との間
の隙間を狭く設定、本実施形態では周面外面3aと軽接
触させた第三絞りローラ26により、該絞りローラ26
下位に入り込んできた魚卵Eを上方から押圧し、回転網
周面3の魚卵粒落下孔6…から強制的に落下せしめる
(図11参照)。
げ状態とされる魚卵粒があるが、これらは上述のローラ
側第一スクレバー70・第二スクレバー71による掻き
取り作動と同様に、ローラ側第三スクレバー72による
掻き取り作動により筋E3が切断され掻き取り落下され
る。このように魚卵粒シュート73上に落下した魚卵粒
E1…は、シュート73の傾斜状の魚卵粒流路73cか
ら分離魚卵粒排出シュート74へと送られる。
りローラ26およびローラ側第一スクレバー70乃至ロ
ーラ側第三スクレバー72による分離作動を受けた卵巣
膜付魚卵Eは、全ての魚卵粒E1…を卵巣膜E2と分離
させると共に周面外面3a上から魚卵粒シュート73上
へと落下させ、該周面外面3a上には魚卵粒分離後の卵
巣膜E2のみ残る。
ら第三絞りローラ26に行くにしたがって、周面3との
隙間C1,C2…を順次狭くしていく構成を採用したの
で次のような特有の作用効果を奏する。第一絞りローラ
23との間の隙間C1に入り込む初期段階の卵巣膜付魚
卵(筋子)Eは、載置時に多少の魚卵粒E1…が自然落
下している(作業者が周面3上に載置する際に手で押圧
するため)が、未だ多数の魚卵粒E1…が包まれ、全体
的に肉厚がある。しかし、上記第一絞りローラ23との
間の隙間C1が無理なくローラ23による押圧が可能な
程度の隙間であるため、魚卵粒E1…を潰してしまう虞
も少ない。
とローラ側第一スクレバー70によりかなりの量の魚卵
粒E1…が分離落下され、下流側に送られる卵巣膜付魚
卵(筋子)Eは全体的に薄肉状となっている。従って、
第二絞りローラ25と周面3との隙間C2が上述の隙間
C1よりもよりもさらに幅狭状としているため、薄肉状
となっている卵巣膜付魚卵Eを無理なく押圧することが
できる。そして、上述の第一絞りローラ23・第二絞り
ローラ25とローラ側第一スクレバー70・ローラ側第
二スクレバー71で、殆どの魚卵粒E1…が分離落下さ
れ、第三絞りローラ26へと送られた卵巣膜付魚卵(筋
子)Eは、卵巣膜E2に少しの魚卵粒E 1…が付着して
いるだけの状態であるため、第二絞りローラ25よりも
さらに周面3との隙間を狭くしても魚卵粒が潰れるとい
う問題は少ない。
膜E2は、卵巣膜シュート77の上端77aにより周面
外面3a上から剥ぎ取られ、該シュート77上をその傾
斜面に沿って落下排出される。また、本実施形態では、
ローラ側第三スクレバー72のシャフト72cをシャワ
ー79のノズルに兼用し、該シャワー79から第三絞り
ローラ26の表面に向けて洗浄水を噴射せしめると共
に、上記シャワー79よりも下流側で、回転網2の筒内
に軸方向にわたって配したシャワーノズル80で、周面
内面3bに向けて洗浄水を噴射せしめているため、さら
に卵巣膜剥ぎ取り作業が向上している。
汁等は、魚卵粒シュート73下位に配した残排受シュー
ト75に集められ、排出される。この時、潰れた魚卵粒
の汁等は、魚卵粒シュート73の各孔73eを通過して
残排受シュート75へと落下するため、魚卵粒シュート
73には分離された魚卵粒E1…のみ集められる。従っ
て、潰れた魚卵粒の汁等を分離した魚卵粒E1…と自動
的に分けることができるため、その後の作業手間(魚卵
粒E1…の洗浄などの手間)が大幅に削減できる。
まず、コントロール部78の作動スイッチをOFFと
し、回転網2及び第一絞りローラ23乃至第三絞りロー
ラ26の作動を停止させ、この第一絞りローラ23乃至
第三絞りローラ26からなるローラ群22およびストッ
カ18を、回転網2の回転作動範囲外へと反転させ、回
転網周面3上に接する部材が無い状態とする。回転網2
にあっては、特に軸支される等の構造を採用していない
ため、この状態で前後左右の回転動伝達ローラ33・3
3,36・36上に、左右のガイド片17,17のみが
部分的に挟持されて載置されているだけの状態となる。
よって、この状態となった時に回転網2を上方へと持ち
上げれば、挟持されていた回転網2のガイド片17,1
7が各ローラ33・33,36・36から外れ、回転網
2全体が簡単に上方へと抜き外すことができる。このと
き魚卵粒掻き取り部51を避けるため、一旦上方へ上
げ、各ローラ33・33,36・36から外した回転網
2を、横方向にずらし回転網2を魚卵粒掻き取り部51
から離間させる。このように本実施形態によれば、装置
ケーシング1から回転網2が簡単に分解できるため、回
転網2の洗浄時あるいは補修時などに大変便利で作業性
に優れ、かつ作業時間の削減が図れる。なお、回転網2
を装着する時は、上述の抜き外し作業と反対の作業手順
を踏めばよく簡単である。
ら、連続した魚卵粒の分離作業が可能で、量産に適し、
かつ作業者の手を煩わせることなく魚卵粒の分離作業が
簡単・確実に成し得る魚卵連続分離装置が提供できた。
に卵巣膜付きの魚卵の分離作業が終了するまで、次の卵
巣膜付き魚卵の分離作業が成し得ない、一回一回の作
業の度に、押圧装置を上下昇降作動させる必要が有る、
作業を中断し、押圧装置を上昇させてみなければ卵巣
膜から魚卵粒がきれいに分離落下できているかの確認が
できないなどの数点の改良点がすべて解決された。従っ
て、従来から早期解決が望まれていた、作業時間のロス
の軽減が図れ、結果的に多量生産が達成し得た。また、
作業者は、卵巣膜付きの魚卵を順次投入するだけでよ
く、従来技術と比して労力の無駄が大幅に省け、かつ手
作業で行なっていたころのような熟練者も要しないため
作業者選定も容易となると共に、衛生管理の面からも十
分にHACCP対応が成し得た。
とすれば、回転網が容易に分離取り外し可能であるた
め、洗浄も容易である。また、軸心を水平状とした筒状
回転網の周面上に卵巣膜付魚卵を載せ、その回転網の回
転作動により順次魚卵を載置していく構成であるため、
装置全体をコンパクトにでき省スペース化を図りながら
多量の卵巣膜付魚卵を分離処理することができる。
面図。
面図。
図。
掻き取り状態を部分的に示す縦断側面図。
粒掻き取り状態を部分的に示す縦断側面図。
粒掻き取り状態を部分的に示す縦断側面図。
示す縦断面図。
ートラル状態を示す。
ラ 25:第二絞りローラ 26:第三絞りロー
ラ 27:軸心 28:駆動源 33,36:回転動伝達ローラ 51:魚卵粒掻き取
り部 52:第一掻き取り部 53,61,66:
スクレバー 60:第二掻き取り部 65:第三掻き取り
部
Claims (3)
- 【請求項1】 卵巣膜の一面を開いた卵巣膜付き魚卵を
載せる搬送面がメッシュ状に構成された周面で、かつ筒
軸心が水平状となるように配すると共に、該軸心を中心
にして回転可能に配した筒状の回転網と、該回転網と同
一軸方向で周面に対向し、回転網の回転方向に搬送され
た魚卵を、該周面との間で上方から押圧し、各魚卵粒を
卵巣膜から絞り出すと共に、周面の各魚卵粒落下孔から
回転網内方に落下若しくは垂下せしめる絞りローラと、
該絞りローラによって押圧されて上記落下孔から回転網
内に垂下した魚卵を掻き取り落下せしめる魚卵粒掻き取
り部とを少なくとも備え、 絞りローラは、回転網の周面と同一軸方向で周面と対向
し、搬送方向に複数本並設されるローラ群からなり、該
ローラ群を構成する各ローラは、夫々回転網と逆方向に
回転可能に構成されると共に、上流側ローラから下流側
ローラに行くに従って、各ローラ周面と回転網の周面と
の間が順次幅狭状となっていることを特徴とする魚卵連
続分離装置。 - 【請求項2】 卵巣膜の一面を開いた卵巣膜付き魚卵を
載せる搬送面がメッシュ状に構成された周面で、かつ筒
軸心が水平状となるように配すると共に、該軸心を中心
にして回転可能に配した筒状の回転網と、該回転網と同
一軸方向で周面に対向し、回転網の回転方向に搬送され
た魚卵を、該周面との間で上方から押圧し、各魚卵粒を
卵巣膜から絞り出すと共に、周面の各魚卵粒落下孔から
回転網内方に落下若しくは垂下せしめる絞りローラと、
該絞りローラによって押圧されて上記落下孔から回転網
内に垂下した魚卵を掻き取り落下せしめる魚卵粒掻き取
り部とを少なくとも備え、 筒状の回転網は、全体をメッシュ状に構成された筒状周
面と、該周面の両側に配される左右側面とにより円筒状
に構成され、該夫々の側面は周面よりも大径状に構成し
てガイド片を径方向突状に周設しており、該夫々のガイ
ド片が、駆動源によって回転可能に構成されると共に、
回転網の下位に配された少なくとも前後左右の回転動伝
達ローラにて回転動伝達可能に挟時されることにより回
転網が上記ローラ上にて回転可能かつ上方に向けて脱着
可能に保持されており、 絞りローラは、回転網の周面と同一軸方向で周面と対向
し、搬送方向に複数本並設されるローラ群からなり、該
ローラ群を構成する各ローラは、夫々回転網と逆方向に
回転可能に構成されると共に、上流側ローラから下流側
ローラに行くに従って、各ローラ周面と回転網の周面と
の間が順次幅狭状となっていることを特徴とする魚卵連
続分離装置。 - 【請求項3】 絞りローラが回転網上から、該回転網の
回転範囲外に離間可能に構成されていることを特徴とす
る請求項1又は2のいずれかに記載の魚卵連続分離装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324580A JP3359325B2 (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 魚卵連続分離装置 |
US09/983,376 US6533652B2 (en) | 2000-10-24 | 2001-10-24 | Continuous roe separating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324580A JP3359325B2 (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 魚卵連続分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002125628A JP2002125628A (ja) | 2002-05-08 |
JP3359325B2 true JP3359325B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18802091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000324580A Expired - Lifetime JP3359325B2 (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 魚卵連続分離装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6533652B2 (ja) |
JP (1) | JP3359325B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO318221B1 (no) * | 2003-05-22 | 2005-02-21 | Mills Da | Lukket anlegg for marinering av fiskeegg |
WO2012172677A1 (ja) * | 2011-06-17 | 2012-12-20 | 株式会社タイヨー製作所 | 筋子の卵巣膜自動開き装置 筋子の卵巣膜自動開き方法 |
JP6301197B2 (ja) * | 2014-05-28 | 2018-03-28 | 株式会社タイヨー製作所 | 食品加工装置 |
CN115104713B (zh) * | 2022-06-02 | 2024-03-12 | 黄山徽母实业有限公司 | 一种臭鳜鱼腌制过程中辅料添加设备及添加方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1721281A (en) * | 1927-04-30 | 1929-07-16 | Andrew S Reid | Separating machine |
US3793676A (en) * | 1972-07-07 | 1974-02-26 | Marine Constr & Design Co | Method and apparatus for removing roe and viscera from a fish |
CH597763A5 (en) * | 1976-03-18 | 1978-04-14 | Josef Koch | Tripe cleaning machine |
SU1242093A1 (ru) * | 1985-01-07 | 1986-07-07 | Производственно-Техническое Объединение Рыбной Промышленности "Севтехрыбпром" | Устройство дл удалени внутренностей у рыбы |
JPH01257425A (ja) * | 1987-02-20 | 1989-10-13 | Nippon Fillester Co Ltd | 採卵装置 |
JPH07102072B2 (ja) * | 1990-09-05 | 1995-11-08 | 日本フイレスタ株式会社 | 採卵装置 |
JPH0965859A (ja) | 1995-08-28 | 1997-03-11 | Japan Small Corp | イクラの製造方法とイクラの製造装置 |
JP2000157223A (ja) | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Shizuko Kobayashi | 魚卵の自動分離方法とその装置 |
WO2000035959A1 (fr) * | 1998-12-17 | 2000-06-22 | Fujii Suisan Co., Ltd. | Procede pour traiter des tetes de poissons et appareil pour separer les tetes de poissons traitees |
JP3679942B2 (ja) * | 1999-02-26 | 2005-08-03 | 株式会社東芝 | 処理水質制御装置 |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000324580A patent/JP3359325B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-10-24 US US09/983,376 patent/US6533652B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6533652B2 (en) | 2003-03-18 |
US20020049035A1 (en) | 2002-04-25 |
JP2002125628A (ja) | 2002-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8662007B2 (en) | Method and device for the continuous coating of cores by means of a dragee making apparatus | |
US5245919A (en) | Apparatus for peeling fruits or vegetables | |
CN105249383B (zh) | 腰果生产加工系统 | |
CN106332944A (zh) | 一种可根据鱼大小调节剖肚深度的杀鱼机 | |
JP3359325B2 (ja) | 魚卵連続分離装置 | |
JP2013511381A5 (ja) | ||
CN106689322A (zh) | 一种杀鱼流水线装置 | |
KR20180120871A (ko) | 생선비늘제거장치 | |
US2216304A (en) | Device for removing foreign matter from belts | |
US3221479A (en) | Lint arrester | |
US1976751A (en) | Meat-tenderer | |
US1952556A (en) | Apparatus for treating tacky material | |
GB2039266A (en) | Constant rate hopper discharge apparatus | |
US2282534A (en) | Conveyer | |
JP2009261307A (ja) | 魚卵連続分離装置に用いられる魚卵筋切り装置 | |
US2348597A (en) | Method of cleaning and renovating waste | |
KR100585969B1 (ko) | 편육기 | |
JP3857870B2 (ja) | コンバインの排藁処理装置 | |
JP2020173033A (ja) | ドラムドライヤ | |
JP2003340782A (ja) | ロータリーカッター | |
USRE16513E (en) | Assigkktok to eardwicke-ettek | |
JPH091070A (ja) | 付着性原料用篩分機 | |
JPS59142064A (ja) | 連続研掃処理装置 | |
JPH08173039A (ja) | 製茶蒸機 | |
KR200365645Y1 (ko) | 편육기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3359325 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |