JPH0356305Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0356305Y2
JPH0356305Y2 JP1986112609U JP11260986U JPH0356305Y2 JP H0356305 Y2 JPH0356305 Y2 JP H0356305Y2 JP 1986112609 U JP1986112609 U JP 1986112609U JP 11260986 U JP11260986 U JP 11260986U JP H0356305 Y2 JPH0356305 Y2 JP H0356305Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
cutter
flower
endless
stem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986112609U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6320988U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986112609U priority Critical patent/JPH0356305Y2/ja
Publication of JPS6320988U publication Critical patent/JPS6320988U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0356305Y2 publication Critical patent/JPH0356305Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は選花機に係り、殊に花卉の茎の基端部
を回転カツターにより切断する際に、茎を支持ア
ームにしつかりと位置決めしてスムーズかつ確実
に切断できるようにしたものである。
(従来の技術) リンゴやミカンやジヤガイモ等の塊状農産物を
選別する選別機はすでに広く普及しているが、花
卉の選別機の場合には、塊状農産物の選別機には
見られない次の問題を解消せねばならない。すな
わち、 (1) 塊状農産物の選別機の場合、塊状農産物を搬
送担体に載せて搬送しながら、そのまま計量手
段により重量別や大小別に選別するが、花卉は
長尺棒状であつて、秤量選別の場合にはその長
さが不揃いであると秤量誤差が生じるため、そ
の選別に先立つて、茎の基端部を切断して花卉
の長さを揃えなければならない。
(2) 花卉の搬送担体は、花卉ががたつくと、選別
に狂いを生じるため、花卉をしつかりと位置決
めできるものでなければならない。
そこで本考案は、上記(1),(2)の条件を満足する
選花機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、無端回動チエン6と、こ
の無端回動チエン6に回転自在に架設された回転
棒12と、この回転棒12に並設されて、この無
端回動チエン6により搬送される花卉29の支持
アーム1と、上記無端回動チエン6と平行に配設
されて、上記回転棒12の一端部側を摺動案内す
るガイドレール14と、上記無端回動チエンから
成る搬送路に配設された秤量装置15と、この秤
量装置15よりもこの搬送路の上流側にあつて、
上記支持アームに載荷された花卉の茎の基端部を
切断する回転カツター4とを備えた選花機であつ
て、上記支持アーム1にV字形部1a,1bを形
成して、その最深部1cに花卉29を位置決めす
るとともに、上記回転カツター4の内側に、上記
V字形部1a,1bに載荷された茎の基端部を押
さえながら、この回転カツターと同方向に回転す
る押え手段を配設したものである。
(作用) 上記構成において、花卉29は、支持アーム1
のV字形部1a,1bに1本ずつ載荷されて、無
端回動チエン6により搬送される。そして花卉2
9の茎の基端部は、案内ガイド3′により上方か
ら押さえられた状態で、回転カツター4により切
断されて一定の長さに揃えられた後、秤量装置1
5により秤量選別される。
この場合、カツター4を回転カツターとし、且
つ茎の押え手段3を回転カツター4と同じ方向に
回転させることにより、支持アーム1のV字形部
1a,1bの最深部1cに位置決めされた花卉2
9をスムーズに前方へ搬送しながら、茎をしつか
り位置決めして、茎の茎端部を回転カツター4に
より難なく切断できる。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。
第4図は選花機の側面図であつて、6は無端回
動チエンであり、始端スプロケツト7、終端スプ
ロケツト8、駆動用スプロケツト9等に調帯され
ている。第1図において、無端回動チエン6に
は、ピツチをおいて多数本の棒状支持部材10が
架設され、この支持部材10の両端部に立設され
た支持部11に、回転棒12が回転自在に軸支さ
れ、この回転棒12に、花卉29の搬送担体とし
ての支持アーム1が複数本並設されており、無端
回動チエン6に搬送されて支持アーム1は搬送路
を循環する。
第3図に示すように、支持アーム1の先端部は
上記回転棒12に取着されており、この取着部分
から後方(搬送方向と逆方向)へV字形に屈曲さ
れている。花卉29の茎は、下り勾配部1aと上
り勾配部1bから成るV字形部の最深部1cに、
がたつかないように位置決めされる。14は上記
無端回動チエン6と平行に配設されて、支持フレ
ーム5に取り付けられたガイドレールであつて、
上記回転棒12の一端部から突出するスライダ2
6を摺動案内するものである。このガイドレール
14上には、これを部分的に切欠する切欠部31
が形成されている。13は支持アーム1等の重量
に対する平衡錘、27は支持ストツパーである。
15は搬送路の側方に配設された秤量装置であ
つて、回転杆16の後端部に重錘25を上方から
着脱自在に装着して構成されている。この回転杆
16の先端部16aは、上記ガイドレール14の
切欠部31を補完するようにこのガイドレール1
4と平行に配設されている。上記スライダ26
が、ガイドレール14からフの字状に屈曲するこ
の先端部16aに移乗した状態で、回転棒12を
回転中心とし、またスライダ26を作用点とする
支持アーム1側の重量モーメントが、重錘25等
による設定重量のモーメントよりも大きいと、回
転杆16は支点部24を中心に重錘25を跳ね上
げる方向へ回転し、スライダ26は支えを失つて
支持アーム1は下方へ回転し、これに載荷された
花卉29は落下選別される。28は回転杆16の
ストツパーである。
第2図及び第4図において、4は搬送路の一側
部に配設された回転カツターであり、モータ22
に駆動されて回転しながら、支持アーム1に載荷
されて搬送される花卉29の茎の基端部を切断し
て、花卉29の長さを揃えるものである。すなわ
ち、支持アーム1に1本ずつ供給された花卉29
は、秤量装置15よりも搬送路の上流側に設けら
れたこのカツター4により切断されてその長さを
揃えられた後、秤量装置15により秤量される。
第1図において、3は上記カツター4の内側に
配設された始端調車17、終端部調車18に調帯
された茎の押え手段としての無端回動ベルトであ
つて、無端回動チエン6の走行速度、すなわち支
持アーム1の搬送速度と同一の速度で回転するも
のである。23は上記始端調車17の駆動回転軸
である。
この無端回動ベルト3の下側移行部3′は、上
記支持アーム1のV字形部1a,1bの最深部1
cに載荷位置決めされた花卉29の茎の基端部
を、上方から押さえるような位置に配設されてお
り、花卉29は、V字形部1a,1bとこの下側
移行部3′の間に挟持されて矢印a方向に搬送さ
れ、カツター4により切断される。
この場合、カツター4を回転カツターとし、且
つ茎の押え手段3を回転カツター4と同じ方向に
回転させることにより、支持アーム1のV字形部
1a,1bの最深部1cに位置決めされた花卉2
9をスムーズに前方へ搬送しながら、茎をしつか
り位置決めして、茎の基端部を回転カツター4に
より難なく切断できる。
19は上記無端回動チエン6に噛合するスプロ
ケツト、20はこのスプロケツト19の回転軸で
ある(第2図も併せて参照)。21はスプロケツ
ト19と同軸的に回転自在に軸着された回転カム
であり、搬送方向に回転することにより、湾曲し
た茎をカツター4に対して水平に案内するもので
ある。このように回転カム21の回転により、湾
曲した茎はカツター4に対して水平に案内される
ので、スムーズかつ確実に切断される。
この選花機は上記のような構成より成り、次に
全体の動作を簡単に説明する。
花卉29は、各支持アーム1に1本ずつ供給さ
れ、V字形部1a,1bの最深部1cに正しく位
置決めされる。そしてこれらの支持アーム1は無
端回動チエン6によつて搬送され、花卉29がカ
ツター4に達する際には、その茎の基端部は、搬
送速度と同一の速度で回転する無端回動ベルト3
の下側移行部3′により上方から押さえられる。
そして花卉29の基端部はそのままの状態で、カ
ツター4により切断されて一定の長さに揃えられ
た後、秤量装置15により秤量選別される。なお
湾曲した茎の場合は、回転カム21の回転によ
り、カツター4に水平に案内されてその基端部を
切断された後、秤量選別される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、花卉29を秤量
装置15により秤量選別するのに先立ち、カツタ
ー4により茎を切断して、茎の長さを揃えておく
ことにより、ばらつきなく正確に秤量選別でき
る。この場合、カツター4を回転カツターとし
て、且つ茎の押え手段3を回転カツター4と同じ
方向に回転されることにより、支持アーム1のV
字形部1a,1bの最深部1cに位置決めされた
花卉29をスムーズに前方へ搬送しながら、茎を
しつかり位置決めして、茎の基端部を回転カツタ
ー4により難なく切断できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は選花機の部分側面図、第2図は部分正面図、
第3図は部分斜視図、第4図は全体側面図であ
る。 1……支持アーム、1a,1b……V字形部、
1c……最深部、3……押え手段、4……回転カ
ツター、6……無端回動チエン、12……回転
棒、14……ガイドレール、15……秤量装置、
29……花卉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端回動チエンと、この無端回動チエンに回転
    自在に架設された回転棒と、この回転棒に並設さ
    れて、この無端回動チエンにより搬送される支持
    アームと、上記無端回動チエンと平行に配設され
    て、上記回転棒の一端部側を摺動案内するガイド
    レールと、上記無端回動チエンから成る搬送路に
    配設された秤量装置と、この秤量装置よりもこの
    搬送路の上流側にあつて、上記支持アームに載荷
    された花卉の茎の基端部を切断する回転カツター
    とを備えた選花機であつて、上記支持アームにV
    字形部を形成して、その最深部に花卉を位置決め
    するとともに、上記回転カツターの内側に、上記
    V字形部に載荷された茎の基端部を押さえなが
    ら、この回転カツターと同方向に回転する押え手
    段を配設したことを特徴とする選花機。
JP1986112609U 1986-07-22 1986-07-22 Expired JPH0356305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986112609U JPH0356305Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986112609U JPH0356305Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6320988U JPS6320988U (ja) 1988-02-12
JPH0356305Y2 true JPH0356305Y2 (ja) 1991-12-17

Family

ID=30993643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986112609U Expired JPH0356305Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0356305Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH019666Y2 (ja) * 1985-05-23 1989-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6320988U (ja) 1988-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0362579A3 (en) Rotating carousel and bag handling apparatus for paper or plastic bags
JPH0356305Y2 (ja)
GB2077577A (en) Apparatus for peeling crops, such as bulbs or tubers
JP6528071B2 (ja) にら等の物品出荷調製装置
EP0263823A1 (en) Apparatus for automatically packing products in packages
JP3028084U (ja) 選花機
JPH0629956Y2 (ja) 花卉の葉落し機
JPH0441817Y2 (ja)
JPH0514752Y2 (ja)
JPH062005B2 (ja) 茸切断装置
FR2567425A1 (fr) Machine pour trier les colis
JPH0229846Y2 (ja)
JPH0748038Y2 (ja) 花卉の葉落し機および選別装置
JPH0365923B2 (ja)
JPS6343881Y2 (ja)
JPH0356306Y2 (ja)
JPH0750915Y2 (ja) 花卉の葉落し機
JP3020442U (ja) 根菜等の搬送切断装置
JP3569357B2 (ja) い草苗カセット詰め機の詰め込み案内装置
JP2555502Y2 (ja) 花卉の選別装置
JPH037322B2 (ja)
JPH0734016Y2 (ja) 農産物の選別装置
JPH0229844Y2 (ja)
JPH0519782Y2 (ja)
JP2566965Y2 (ja) 人参用葉切り機