JPH037322B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ 発明の目的 イ 産業上の利用分野 本発明は苗床にて育苗した苗を本圃に移植する
移植機に関するもので、特に紙筒苗等の苗根部に
土砂の付着した苗を対象とするものである。

ロ 従来の技術 紙筒等に播種育苗した苗はすべてが健苗となる
わけでなく、生育途上で枯れてしまう苗がかなり
の割合で生じるが、これを人手で取除いて移植機
に供給することは非常にわずらわしい作業であ
る。

ハ 発明が解決しようとする問題点 本発明は、この枯死した苗の土部を自動的に取
除いて健苗のみを移植に供する事を目的として提
案されたものである。

そして、紙筒苗等の土部は非常にもろいもの
で、苗根部の土砂をできるだけくずさずに本圃の
土砂中に定植させる事が収量の増加にもつながり
重要な点である。すなわち、可能なかぎり少ない
行程で、可能なかぎりい苗に衝撃を与えないよう
にして苗を傷めずに、しかも可能なかぎり小さく
まとめる事が肝要である。

Ｂ 発明の構成 イ 問題点を解決するための手段 請求項１の発明のものは、苗Ｐの選別機構の上
方に苗供給部を設け、苗Ｐの移送経路を折り返し
させ選別機構と苗供給部の苗供給コンベア１８を
つなぐに当り、対向させた長い苗送りベルト２６
と短い苗送りベルト２７にて接続したものであ
る。

また請求項２の発明のものは、苗供給コンベア
１８と短い苗送りベルト２７の接合点に対向する
長い苗送りベルト２６の内面に擦接するベルト受
け体３３を配設したものである。

また請求項３の発明のものは、長い苗送りベル
ト２６とベルト３６，３７の間に苗案内体３４の
苗案内面３４Ａの下方が苗搬送方向に向くよう斜
設したものである。

また請求項４の発明のものは、長い苗送りベル
ト２６と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方に
ベルト３６，３７の搬送面裏に擦接するベルト受
け体３５を配設したものである。

また請求項５の発明のものは、ベルト３６と同
一搬送速度の葉受けベルト７４を苗Ｐの葉身PC
方向に並設し、長い苗送りベルト２６と短い苗送
りベルト２７の対接面にて挾持移送された苗Ｐの
葉PCを受けて搬送するよう構成したものである。

また請求項６の発明のものは、ベルト３６をベ
ルト３７より短くし、ベルト３６の欠落部に対応
して葉押えベルト７３を配設し、葉受けベルト７
４に対接せしめて葉身PCを挾持移送するよう構
成したものである。

ロ 作用 請求項１の発明では、苗Ｐの選別機構の上方に
苗供給部を設け、苗Ｐの移送経路を折り返しさせ
選別機構と苗供給部の苗供給コンベア１８をつな
ぐに当り、対向させた長い苗送りベルト２６と短
い苗送りベルト２７にて接続したから、苗Ｐは苗
供給部から選別機構まで長い苗送りベルト２６と
短い苗送りベルト２７に挾持されて下方に移送さ
れる。

また請求項２の発明では、苗供給コンベア１８
と短い苗送りベルト２７の接合点に対向する長い
苗送りベルト２６の内面に擦接するベルト受け体
３３を配設したから、長い苗送りベルト２６は苗
Ｐに押されても内方へ屈曲しない。

また請求項３の発明では、長い苗送りベルト２
６とベルト３６，３７の間に苗案内体３４の苗案
内面３４Ａの下方が苗搬送方向に向くよう斜設し
たから、苗Ｐが苗案内面３４Ａに接触するとベル
ト３６，３７の搬送方向に少しく付勢される。

また請求項４の発明では、長い苗送りベルト２
６と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベル
ト３６，３７の搬送面裏に擦接するベルト受け体
３５を配設したから、ベルト３６，３７上に苗Ｐ
が降下しても撓まない。

また請求項５の発明では、ベルト３６と同一搬
送速度の葉受けベルト７４を苗Ｐの葉身PC方向
に並設し、長い苗送りベルト２６と短い苗送りベ
ルト２７の対接面にて挾持移送された苗Ｐの葉身
PCを受けて搬送するよう構成したから、葉身PC
は葉受けベルト７４により搬送される。

また請求項６の発明では、ベルト３６をベルト
３７より短くし、ベルト３６の欠落部に対応して
葉押えベルト７３を配設し、葉受けベルト７４に
対接せしめて葉身PCを挾持移送するよう構成し
たから、葉身PCの無い欠株苗PBはベルト３７の
みにより支持される。

ハ 実施例 機枠１の前部にはトラクタ（図示略）へ連結す
るためのトツプリンクピン穴２及びロアーリンク
ピン３を設け、機枠１の上方に作業者が乗座する
シート４及び背アテ６を設ける。機枠１の下方に
は、前方より鎮圧ローラ９及びローリングコルタ
１０、植付部８を連設する。機枠１の後部上方に
は移植に供する苗Ｐを載せる苗載台７を設け、苗
載台７の後部と植付部８の後部はリングチエン１
５により連結し垂下を規制する。機枠１の中央左
右には作業員が乗降するためのステツプ１１を設
ける。

第２図に示すように植付部８は、枠型のフレー
ム１６中央内に、植付装置としての周縁部が対接
可能とした一対のゴム円盤１４を軸設し、該ゴム
円盤１４の前方より下方周縁を転動する多数のロ
ーラーを有するゴム円盤押え２２を設け、該ゴム
円盤１４の下部後方には内接する一対の棒より成
るゴム円盤開き２１を設け、該ゴム円盤１４の上
方には内接するＹ字状の棒より成るゴム円盤開き
１９を設ける。

フレーム１６の下方でゴム円盤１４の前方に底
面がゴム円盤１４の下縁より下方と成るよう植え
溝を開くオープナ１２を設け、フレーム１６の両
側でゴム円盤１４のやや後方に鎮圧装置及び駆動
林としての一対の鎮圧輪１３を設ける。フレーム
１６の前方上方にはチエーンケース１７を配設
し、多数の輪をゴム円盤１４方向に突設し、多数
のベルトにて苗Ｐを搬送し、選別してゴム円盤１
４に受け渡すようにする。

チエーンケース１７には、その上方に始端部を
やや高く苗供給コンベア１８を軸２０と軸７６間
に張設し、搬送終端上方に苗押えスポンジ輪２４
を軸２５にて軸支し、各々の周速はほぼ同一とす
る。苗供給コンベア１８の搬送終端面に対向して
下方に長い苗送りベルト２６を軸２９と軸３０に
嵌設したプーリ２８，２８間に張設し、苗供給コ
ンベア１８の搬送終端下方より、長い苗送りベル
ト２６に対向して短い苗送りベルト２７を軸３１
と軸３２に嵌設したプーリ２８，２８間に張設
し、長い苗送りベルト２６と短い苗送りベルト２
７とは互いの対接面が下方に向う如く同一周速に
て回転し、その周速は苗供給コンベア１８よりや
や速くする。長い苗送りベルト２６と短い苗送り
ベルト２７の表面には多数の翼片状の突起を植設
し、ピツチ及び高さは苗Ｐの直径の約半分程度と
し、ベルト中心部には翼片列は植設しない。苗供
給コンベア１８と短い苗送りベルト２７の接合点
に対向する長い苗送りベルト２６の内面に擦接す
るベルト受け体３３を配設し、長い苗送りベルト
２６の内方への屈曲を防止する。

長い苗送りベルト２６と短い苗送りベルト２７
の搬送終端下方に紐状のベルト３６（３６Ａ，３
６Ｂ），３７（３７Ａ，３７Ｂ）を軸４１，４２，
４３に軸支されたプーリ４０にて張設し、苗供給
コンベア１８の搬送方向と反対に苗Ｐを転送せし
め、かつ、周速は苗供給コンベア１８よりやや速
くする。

長い苗送りベルト２６の搬送終端とベルト３
６，３７の搬送始端間に苗案内体３４を設け、そ
の苗案内面３４Ａの下方が苗搬送方向に向くよう
斜設し、長い苗送りベルト２６と短い苗送りベル
ト２７より排出された苗Ｐがわずかに苗案内面３
４Ａに接触してベルト３６，３７の搬送方向に少
しく付勢されるようにする。

長い苗送りベルト２６と短い苗送りベルト２７
の搬送終端下方にベルト３６，３７の搬送面裏に
擦接するベルト受け体３５を配設し、ベルト３
６，３７が苗Ｐの落下により下方に撓むのを防止
させる。

ベルト３６Ａのゴム円盤１４寄り、つまり苗Ｐ
の葉身PC方向にベルト３６，３７と同一搬送速
度で葉身PCと略同一幅の葉受けベルト７４を並
設し、苗Ｐの葉身PCを受けて搬送させる。

苗Ｐの葉身PC側を受けるベルト３６より苗Ｐ
の葉身PCの反対側を受けるベルト３７をその搬
送方向に長くし、苗Ｐがベルト３６の搬送終端に
達するとベルト３７が苗Ｐの葉身PCの反対側の
みを受けるようにし、このベルト３６の欠落部に
対応して葉押えベルト７３を配設し、この葉押え
ベルト７３を前記葉受けベルト７４の上面に同一
幅で対接せしめて葉身PCを挾持移送するように
配設する。

葉受けベルト７４及び葉押えベルト７３は軸７
１，７２，６９，７０に軸支されたプーリ７５間
に張設されており、同一周速で駆動されている。
軸７１，７２，６９，７０は受け板６７に係止さ
れ、受け板６７は受け軸６６Ａ，６６Ｂによりチ
エーンケース１７に調節自在に係止されている。

ベルト３７に連結して、検出紐ベルト３８（３
８Ａ，３８Ｂ，３８Ｃ）を軸４３，４４に軸支さ
れたプーリ４０間に張設し、ベルト３６，３７及
び検出紐ベルト３８の周速は常に同一周速となる
よう鎖車にて連結されている。検出紐ベルト３８
に連結して集積紐ベルト３９（３９Ａ，３９Ｂ，
３９Ｃ）を軸４４，４５に軸支されたプーリ４０
間に張設する。

プーリ４０は軸４３上では固定され、軸４４上
では遊嵌し、軸４５上では固定されいる。そうし
て、軸４５の回転により集積紐ベルト３９が回行
する。また、チエーンケース１７内にて、軸４５
に設けたフリーホイール上の鎖車と軸４３上の鎖
車を鎖にて連結し、軸４５上の鎖車と軸４４上の
鎖車を鎖にて連結し、軸４４上の鎖車と軸４３に
設けた電磁クラツチ上の鎖車を鎖にて連結する。
そうして、軸４５から軸４３へ動力が伝達される
ときに、フリーホイールを介して伝達される場合
より電磁クラツチを介して伝達される方が増速さ
れるようにし、軸４３の点により検出紐ベルト３
８及びベルト３７が回行し、この軸４３の回転は
苗供給コンベア１８からベルト３６までを所定速
比で回行させる。

検出紐ベルト３８Ｂの搬送終端上方には検出器
６０を配設し、検出器６０の苗Ｐの検出時に電磁
クラツチを切断し、非検出時に接続するように
し、苗Ｐの検出時にはフリーホイールを介して動
力が伝達され、苗Ｐの非検出時には電磁クラツチ
を介して伝達されるようにする。

検出器６０の苗Ｐの検出時と非検出時の各ベル
ト周速は、集積紐ベルト３９に対して、検出時に
苗供給コンベア１８がやや遅く、検出紐ベルト３
８をやや速くし、非検出時に苗供給コンベア１８
が速く、検出紐ベルト３８は２〜４倍に速くす
る。

集積紐ベルト３９の搬送終端上方に苗押えスポ
ンジ輪４６（４６Ａ，４６Ｂ）を軸４７に軸支
し、両周速を略同一とする。集積紐ベルト３９の
搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト４
８を軸５０，５１に嵌設したプーリ２８間に張設
し、集積紐ベルト３９の搬送終端下方より長い苗
送りベルト４８に対向して短い苗送りベルト４９
を軸５２，５３に嵌設したプーリ２８間に張設
し、長い苗送りベルト４８と短い苗送りベルト４
９は互いの対接面が下方に向かう如く同一周速に
て回転し、その周速はゴム円盤１４の外周速と略
同一とし、両苗送りベルト４８，４９の搬送終端
をゴム円盤１４の前方苗受け入れ部に臨ませる。

集積紐ベルト３９の搬送終端と短い苗送りベル
ト４９の搬送始端により形成される三角状空間の
長い苗送りベルト４８側に苗Ｐの姿勢を正す固定
片５５を配設する。

以上の集積紐ベルト３９及び苗押えスポンジ輪
４６、長い苗送りベルト４８、短い苗送りベルト
４９、ゴム円盤１４は鎮圧輪１３からの動力を鎖
車や歯車により伝えられ、鎮圧輪と常に一定率の
周速にて駆動される。

次に作動を説明する。

作業者は、苗載台７から苗供給コンベア１８上
に苗Ｐを倒置して連続的に並べるが、苗Ｐは互い
に糊着されていても良いし個々に離れていても良
い。PAは健苗で葉身PCが有り、PBは欠株苗で
あり葉身PCが無いので取り除かなくてはならな
い。

トラクタの進行により鎮圧輪１３が回転し、苗
供給コンベア１８が回行して並べられた苗Ｐを移
送する。苗供給コンベア１８の搬送終端に達した
苗Ｐは、苗押えスポンジ輪２４を通過する毎にま
だ苗押えスポンジ輪２４を通過していない苗Ｐよ
り長い苗送りベルト２６により分離され、適当な
間隔を保つて長い苗送りベルト２６と短い苗送り
ベルト２７の間に挾持されて下方に移送される。

このとき、ベルト受け体３３により長い苗送り
ベルト２６は苗Ｐに押されても内方への屈曲を妨
げられるので、苗Ｐの遊びが無く整然と移送され
る。

両苗送りベルト２６，２７の搬送終端に達した
苗Ｐはベルト３６，３７に受け渡され、葉身PC
は葉受けベルト７４上に受け渡されるが、このと
き苗案内体３４により苗Ｐは搬送方向に少しく付
勢されて苗供給コンベア１８の搬送方向と反対に
移送されるので、後続する苗Ｐの妨げとならな
い。

また、ベルト３６，３７上に苗Ｐは降下する
が、ベルト受け体３５が該ベルト裏面に擦接して
いるので撓まないから、苗Ｐが飛躍して姿勢を乱
すことがない。

ベルト３６の搬送終端に達した苗Ｐは、葉身
PCの有る健苗PAは葉受けベルト７４と葉押えベ
ルト７３にその葉身PCを挾持され、次いでベル
ト３６の欠落部に達し、ベルト３７と葉受けベル
ト７４と葉押えベルト７３により支持されるが、
葉身PCの無い欠株苗PBはベルト３７のみにより
支持されることになり、ベルト３６の欠落部から
直ちに落下するので、検出紐ベルト３８上には葉
身PCの有る健苗PAのみが移送されることにな
る。

続いて検出紐ベルト３８の搬送終端に達した苗
Ｐは、検出器６０の苗Ｐの検出の有無により電磁
クロツチが入り切りされて検出紐ベルト３８の搬
送速度が増減して、個々の苗Ｐの間隔を詰めて集
積紐ベルト３９に移送される。

集積紐ベルト３９に移送された苗Ｐは、長い苗
送りベルト４８と短い苗送りベルト４９な挾持さ
れて移送されてゴム円盤１４に受け渡され、ゴム
円盤１４は苗Ｐの上部を挾持して移送して本圃に
定植する。

なお、図中、５はシート枠、２３はカバー、３
５Ａはベルト受け体の擦接面、５４，５６は駆動
軸、５７はスリーブ、５９はブラケツト、６１は
電線、６２はコントロールボツクス、６３は受
枠、６４は支持棒、６５Ａ，６５Ｂは平プーリ
ー、６８はカバー、７６Ａはベアリングケースで
ある。

Ｃ 発明の効果 請求項１の発明によれば、苗Ｐは苗供給部から
選別機構まで長い苗送りベルト２６と短い苗送り
ベルト２７に挾持されて下方に移送されるから、
苗供給部から選別機構までの所定距離を落下させ
ことなく移送でき、苗Ｐを傷めることがない。

請求項２の発明によれば、ベルト受け体３３に
より長い苗送りベルト２６は苗Ｐに押されても内
方へ屈曲しないから、苗Ｐの遊びが無く整然と移
送される。

請求項３の発明によれば、苗案内体３４の苗案
内面３４Ａにより、苗Ｐが苗案内面３４Ａに接触
するとベルト３６，３７の搬送方向に少しく付勢
されて苗供給コンベア１８の搬送方向と反対に移
送されるから、後続する苗Ｐの妨げとならない。

請求項４の発明によれば、ベルト３６，３７の
搬送面裏に擦接するベルト受け体３５によりベル
ト３６，３７上に苗Ｐが降下しても撓まないか
ら、苗Ｐが飛躍して姿勢を乱すことがない。

請求項５の発明によれば、葉受けベルト７４に
より長い苗送りベルト２６と短い苗送りベルト２
７の対接面にて挾持移送された苗Ｐの葉身PCを
受けて搬送するよう構成し、葉身PCは葉受けベ
ルト７４により搬送されるから、苗送りベルト２
６，２７から受け渡された苗Ｐの葉身PCは垂れ
下がることなく安定して移送される。

請求項６の発明によれば、葉押えベルト７３に
より葉身PCを挾持移送するよう構成し、葉身PC
の無い苗PBはベルト３７のみにより支持される
ようにしたから、葉身PCの無い欠株苗PBは直ち
に落下するので、次段には葉身PCの有る健苗PA
のみが移送される。

以上によれば、苗Ｐは連続的に整然と移送さ
れ、欠株を除去して移植される事になり、大幅な
労力の低減と確実な植え付けが出来る事になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は植付部の要部側面
図、第３図は第２図のＡ矢視図、第４図は第３図
のＢ矢視図、第５図は第３図のＣ部斜視図であ
る。 １８……苗供給コンベア、２４……苗押えスポ
ンジ輪、２６……長い苗送りベルト、２７……短
い苗送りベルト、３３……ベルト受け体、３４…
…苗案内体、３４Ａ……苗案内面、３５……ベル
ト受け体、３６，３７……ベルト、７３……葉押
えベルト、７４……葉受けベルト、Ｐ……苗、
PC……葉身。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 苗供給コンベア１８の搬送終端上方に苗押え
   スポンジ輪２４を配設し、該苗供給コンベア１８
   の搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト
   ２６を張設し、該苗供給コンベア１８の搬送終端
   下方より長い苗送りベルト２６に対向して短い苗
   送りベルト２７を張設し、長い苗送りベルト２６
   と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベルト
   ３６，３７を苗供給コンベア１８の搬送方向と反
   対に苗Ｐを転送せしめるよう配設したことを特徴
   とする移植機の苗選別供給装置。 ２ 苗供給コンベア１８の搬送終端上方に苗押え
   スポンジ輪２４を配設し、該苗供給コンベア１８
   の搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト
   ２６を張設し、該苗供給コンベア１８の搬送終端
   下方より長い苗送りベルト２６に対向して短い苗
   送りベルト２７を張設し、長い苗送りベルト２６
   と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベルト
   ３６，３７を苗供給コンベア１８の搬送方向と反
   対に苗Ｐを転送せしめるよう配設すると共に、こ
   の苗供給コンベア１８と短い苗送りベルト２７の
   接合点に対向する長い苗送りベルト２６の内面に
   擦接するベルト受け体３３を配設したことを特徴
   とする移植機の苗選別供給装置。 ３ 苗供給コンベア１８の搬送終端上方に苗押え
   スポンジ輪２４を配設し、該苗供給コンベア１８
   の搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト
   ２６を張設し、該苗供給コンベア１８の搬送終端
   下方より長い苗送りベルト２６に対向して短い苗
   送りベルト２７を張設し、長い苗送りベルト２６
   と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベルト
   ３６，３７を苗供給コンベア１８の搬送方向と反
   対に苗Ｐを転送せしめるよう配設すると共に、上
   記長い苗送りベルト２６とベルト３６，３７の間
   に苗案内体３４の苗案内面３４Ａの下方が苗搬送
   方向に向くよう斜設したことを特徴とする移植機
   の苗選別供給装置。 ４ 苗供給コンベア１８の搬送終端上方に苗押え
   スポンジ輪２４を配設し、該苗供給コンベア１８
   の搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト
   ２６を張設し、該苗供給コンベア１８の搬送終端
   下方より長い苗送りベルト２６に対向して短い苗
   送りベルト２７を張設し、長い苗送りベルト２６
   と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベルト
   ３６，３７を苗供給コンベア１８の搬送方向と反
   対に苗Ｐを転送せしめるよう配設すると共に、上
   記長い苗送りベルト２６と短い苗送りベルト２７
   の搬送終端下方にベルト３６，３７の搬送面裏に
   擦接するベルト受け体３５を配設したことを特徴
   とする移植機の苗選別供給装置。 ５ 苗供給コンベア１８の搬送終端上方に苗押え
   スポンジ輪２４を配設し、該苗供給コンベア１８
   の搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト
   ２６を張設し、該苗供給コンベア１８の搬送終端
   下方より長い苗送りベルト２６に対向して短い苗
   送りベルト２７を張設し、長い苗送りベルト２６
   と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベルト
   ３６，３７を苗供給コンベア１８の搬送方向と反
   対に苗Ｐを転送せしめるよう配設すると共に、上
   記ベルト３６と同一搬送速度の葉受けベルト７４
   を苗Ｐの葉身PC方向に並設し、長い苗送りベル
   ト２６と短い苗送りベルト２７の対接面にて挾持
   移送された苗Ｐの葉身PCを受けて搬送するよう
   構成したことを特徴とする移植機の苗選別供給装
   置。 ６ 苗供給コンベア１８の搬送終端上方に苗押え
   スポンジ輪２４を配設し、該苗供給コンベア１８
   の搬送終端面に対向して下方に長い苗送りベルト
   ２６を張設し、該苗供給コンベア１８の搬送終端
   下方より長い苗送りベルト２６に対向して短い苗
   送りベルト２７を張設し、長い苗送りベルト２６
   と短い苗送りベルト２７の搬送終端下方にベルト
   ３６，３７を苗供給コンベア１８の搬送方向と反
   対に苗Ｐを転送せしめるよう配設すると共に、上
   記ベルト３６をベルト３７より短くし、ベルト３
   ６の欠落部に対応して葉押えベルト７３を配設
   し、葉受けベルト７４に対接せしめて葉身PCを
   挾持移送するよう構成したことを特徴とする移植
   機の苗選別供給装置。