JP3207811B2 - 農用の供給装置 - Google Patents

農用の供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農作物などをその処理
のために向きを変えて搬送し供給する農用の供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】2方向に農作物などの向きを連続的に受
け渡しをせずにつかみ替えることなく転向させて搬送す
る供給装置としては、本発明者らが特願平6−1313
9号として提案している。
【0003】この装置は、立垂状態の分離された苗を横
向き状態に連続的に転向させる転向装置であり、転向装
置は一対のベルトからなり、一対のベルトはその対接面
間にて苗を挾み、一対のベルトは水平方向と垂直方向の
2方向に屈曲していて苗を横向き状態に転向させるもの
である。
【0004】そしてこの転向装置の一対のベルトは、各
々一対のプーリー間に掛け渡され、一対のベルトの両走
行側面にガイドレールを設け、一対のベルトには両走行
側面に突出した多数のピンを設け、一対のベルトはピン
がガイドレールの溝にはまり込んで走行することにより
その屈曲を維持される。また、一対のベルトは一対の分
離ローラーにより立垂状態で分離された苗を受け取り、
その対接面間に挾んで搬送する。また、ベルトとプーリ
ーとガイドレールによるものであり、土砂などの付着す
ることが多い農用の供給装置として適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の、2
方向に屈曲しているベルトを一対のプーリー間に掛け渡
し、ガイドレールによりその屈曲を維持するものでは、
ベルトとガイドレールの摺動抵抗のためベルトの張力を
大きくしなければプーリーでベルトを回動させることが
できなかった。
【0006】つまり、ベルトの屈曲はガイドレールによ
り維持されるので、その屈曲部分でベルトはガイドレー
ルに強く接触して走行し、ベルトの屈曲が多いほどその
摺動抵抗が大きくなる。また、一対のベルトはその対接
面間にて農作物などを挾み搬送するが、その挾持力はベ
ルトがガイドレールに維持されて逃げないことにより、
農作物などを挾んでいる部分ではベルトはガイドレール
に接触して走行し、挾んでいる農作物などが多いほどベ
ルトの摺動抵抗は大きくなる。
【0007】一方、プーリーはベルトとの摩擦抵抗によ
りベルトを回動させるものであるから、それらの摺動抵
抗に打ち勝ってベルトを回動させるためにはベルトの張
力を大きくしてプーリーとの摩擦力を大きくしなければ
ならない。しかし、ベルトの張力を大きくするとベルト
屈曲部分でのガイドレールとの摺動抵抗も増し、張力を
小さくするとベルトを回動させられないという矛盾があ
り、その張力のためにベルトやガイドレールの損耗が多
かった。
【0008】そこで本発明は、屈曲した一対のベルトで
農作物などの向きを連続的に転向させ、張力を小さくし
てもベルトを確実に回動させ、ベルトやガイドレールの
損耗が少ない、農作物などの供給装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の農用の供給装置
は、農作物など91の向きを連続的に、つまり受け渡しを
せずにつかみ替えることなく転向させて搬送する供給装
置20において、供給装置20は一対のベルト21,22からな
農作物など91の向きを変えるために所定方向に屈曲
ベルト21,22はガイドレール31,32,33,34に沿っ
て摺動走行して所定の屈曲状態が維持され、一対のベル
ト21,22はその対接面間にて農作物など91を挾み、ベル
ト21,22の駆動プーリー23,24の外周に補助ローラー2
7,28を設け、駆動プーリー23,24と補助ローラー27,2
8でベルト21,22を挾み込んで回動させるものである。
【0010】
【作 用】本発明では、ベルト21,22の駆動プーリー
23,24の外周に補助ローラー27,28を設け、駆動プーリ
ー23,24と補助ローラー27,28でベルト21,22を挾み込
んで回動させるから、張力を小さくしてもベルト21,22
と駆動プーリー23,24が強く接触してその間の摩擦力が
増大し、駆動プーリー23,24の回転によりベルト21,22
が確実に回動する。
【0011】
【実 施 例】以下、本発明の一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0012】農作物などとして移植栽培の苗91を示して
いるが、これは苗91には根部の露出した裸苗や根部が培
土に覆われた土付苗が含まれ、農作物などには根菜類,
穀類や豆類などの収穫物やそれら植え付けられるための
母根やそれらを収容する容器を含み、向きを変える処理
を必要とする方向性のある農作物に関するものが含まれ
る。
【0013】分離された苗91として、紙筒育苗容器によ
る根部が培土に覆われた紙筒苗を示している。この紙筒
育苗容器は、展開すると六角柱状の上下が開口した多数
の紙筒を、整然と糊で貼り合わせたものである。この紙
筒中に培土を詰めて播種して育苗すると苗が生長して紙
筒苗群90となり、移植時には適度の連結強度を保って個
々の苗91に分離可能に整然と連結している。
【0014】当然のことながら、苗91は葉部を上方と
し、根部を下方として生長し、本圃に植え付けるときに
も同様に植え付ける。そのため、苗91を本圃に植え付け
る移植においても、その方向性を失うことなく処理する
必要がある。
【0015】そして、分離された個々の紙筒苗は培土が
紙筒に包まれているが、受け渡しをしてつかみ替えると
培土が抜けて根傷みを発生させたり、その抜けた土がベ
ルトに付着したりして、その処理のための取り扱いが困
難である。
【0016】つぎに、分離された苗91を2方向に連続的
に転向させて搬送する供給装置20を装備した移植機につ
いて説明する。
【0017】図1において、1は機枠であり、機枠1は
平面視が略長方形の枠体を成していて、図示しないトラ
クターに取り付けられて牽引され進行する。そして、機
枠1の上方には上部枠2を設け、上部枠2の上方には苗
載台3を設け、苗載台3の下方の上部枠2に分離装置10
を設ける。機枠1の下方左右には接地輪4を設け、接地
輪4は圃面Eに接地していて機枠1の進行により回転し
て装置の動力を供給する。機枠1と上部枠2の間に苗選
別整列装置60を設け、苗選別整列装置60は苗選別整列装
置枠61に支持され、苗選別整列装置60と圃面Eの間には
植付装置70を設ける。
【0018】供給装置20は、分離装置10と苗選別整列装
置60の間に設け、分離装置10により立垂状態で分離され
た苗91を横向き状態に連続的に転向させ、供給装置20の
搬送終端から苗選別整列装置60の横搬送ベルト62,63を
水平方向に連ねて設け、横搬送ベルト62,63は横向き状
態の苗91を搬送する。
【0019】供給装置20には一対のベルト21,22を設
け、一対のベルト21,22は柔らかいゴムから成り、一対
のベルト21,22の表面の幅方向の両端部には等間隔に配
列された多数の弾性突起21a,22aを設け、一対のベルト
21,22はその対接面間にて弾性突起21a,22aにより苗91
の紙筒の中間部を挾んで搬送する。
【0020】ベルト21,22には、等間隔に平行に配列さ
れた多数の鋼製の細長いピン21b,22bを設ける。ピン21
b,22bの先端部はベルト21,22の走行方向の両側面から
突出し、中央部はベルト21,22のゴムに埋め込まれてい
る。またベルト21,22には、幅方向の中央部にのみ帆布
の芯体が入っていて、周方向には伸びないが、幅方向に
はピン21b,22bと共に容易に屈曲できる。
【0021】一対のベルト21,22は、苗選別整列装置枠
61から上方に突出した駆動プーリー23,24と、苗選別整
列装置枠61から移植機の進行方向後方に突出したプーリ
ーとの間に掛け渡され、駆動プーリー23,24が互いに反
対方向に回転することにより、その対接面間が同一方向
に進行するように互いに反対方向に回行される。
【0022】一対のベルト21,22は、分離装置10から移
植機の進行方向に直交する水平外側方向に伸び、水平方
向後方に屈曲して苗91を立垂状態のまま後方に向かわ
せ、さらに垂直下方向に屈曲していて苗91を横向き状態
に転向させ、さらに下方に伸びた下端が搬送終端となっ
てる。つまり、一対のベルト21,22は、回動面方向であ
るほぼ水平方向と、回動面に直交する方向であるほぼ垂
直方向の2方向に各90度毎に屈曲している。
【0023】一対のベルト21,22の両走行側面には、ベ
ルト21,22の屈曲に対応したガイドレール31,32,33,
34を設け、ガイドレール31,32,33,34のベルト21,22
に面する側にはベルト21,22の走行方向に沿ってピン21
b,22bの太さよりやや幅の広い溝が刻まれている。そし
てその溝にピン21b,22bがはまり込んで摺動走行し、ベ
ルト21,22の前記所定の屈曲状態が維持される。
【0024】一対のベルト21,22の駆動プーリー23,24
の苗91搬送方向に直交する外方に、駆動プーリー23,24
と平行に補助ローラー軸25,26を設ける。補助ローラー
軸25,26には、駆動プーリー23,24の外周方向に補助ロ
ーラー27,28をはめ込む。補助ローラー27,28は自由に
回転し、その幅はベルト21,22の幅方向の両端の弾性突
起21a,22aの間より狭くする。
【0025】補助ローラー27,28は一対のベルト21,22
の弾性突起21a,22aの無い幅方向中央部に接し、ベルト
21,22の回行により回転する。補助ローラー軸25,26は
駆動プーリー23,24の外周方向の位置を調節でき、補助
ローラー27,28がベルト21,22に接する圧力を調節可能
とする。そして、駆動プーリー23,24と補助ローラー2
7,28で一対のベルト21,22の幅方向中央部を挾み込
み、駆動プーリー23,24が回転することにより充分な摩
擦力で回動させる。
【0026】一対のベルト21,22の回動面方向への屈曲
であるほぼ水平方向への屈曲部の内側に、ベルト21,22
を案内する案内ローラー36,38,40を設ける。
【0027】一対のベルト21,22の水平方向への屈曲部
で、内側を走行するベルト21の屈曲円弧の中心位置に、
案内ローラー軸35を設ける。案内ローラー軸35には、自
由に回転する案内ローラー36をはめ込む。案内ローラー
36の幅はベルト21の幅方向の両端の弾性突起21aの間よ
り狭くし、案内ローラー36は屈曲中心側のベルト21の表
面の弾性突起21aの無い幅方向中央部に接し、ベルト21
の回行により回転する。案内ローラー36が接することに
より、ベルト21は屈曲外方に押しやられ、ピン21bはガ
イドレール31,32の溝に強く接しない。
【0028】一対のベルト21,22の水平方向への屈曲部
で、内側を走行するベルト21の往復の屈曲円弧から等距
離の中心位置に、複数の案内ローラー軸37を設ける。案
内ローラー軸37には、それぞれ自由に回転する案内ロー
ラー38をはめ込む。案内ローラー38の直径はベルト21の
往復の屈曲円弧の距離に等しくし、案内ローラー38は屈
曲外側のベルト21の裏面に接し、ベルト21の回行により
回転する。案内ローラー38が接することにより、ベルト
21は屈曲外方に押しやられ、ピン21bはガイドレール3
1,32の溝に強く接しない。
【0029】一対のベルト21,22の水平方向への屈曲部
で、外側を走行するベルト22の往復の屈曲円弧から等距
離の中心位置に、複数の案内ローラー軸39を設ける。案
内ローラー軸39には、それぞれ自由に回転する案内ロー
ラー40をはめ込む。案内ローラー40の直径はベルト22の
往復の屈曲円弧の距離に等しくし、案内ローラー40は屈
曲外側のベルト22の裏面に接し、ベルト22の回行により
回転する。案内ローラー40が接することにより、ベルト
22は屈曲外方に押しやられ、ピン22bはガイドレール3
3,34の溝に強く接しない。
【0030】分離装置10は、上部枠2上の一対のレール
11と、レール11上をその長手方向に往復移動する苗供給
枠12と、苗供給枠12に設けた苗供給ベルト13と、苗選別
整列装置枠61から上方に突出した一対の分離軸14と、一
対の分離軸14の上部に上中下3段にはめ込まれた一対の
分離ローラー15とからなる。
【0031】苗供給ベルト13は、苗供給枠12の往復移動
端で紙筒苗群90の一列分だけ分離ローラー15の方向に間
歇的に回行し、分離ローラー15の方向に低く傾斜してい
る。一対の分離ローラー15は、互いの対向面が供給装置
20の方向に向かうように回転していて、その上下のロー
ラー15の間から供給装置20の一対のベルト21,22の始端
が始まる。そして、一対の分離ローラー15から繰り出さ
れる苗91の速度と、一対のベルト21,22の苗91の搬送速
度はほぼ等しくする。
【0032】紙筒苗群90は立垂状態で苗供給ベルト13上
に載せられ、苗供給枠12の往復移動により共に移動し、
一対の分離ローラー15に順次接することにより連続的に
個々の苗91に分離され、分離された苗91は一対の分離ロ
ーラー15に挾まれて立垂状態のまま繰り出され、供給装
置20に受け渡される。紙筒苗群90の一列を全て分離し終
えると苗供給ベルト13が間歇回行し、新たな苗列の分離
が開始される。
【0033】供給装置20の一対のベルト21,22は一対の
分離ローラー15により立垂状態で分離された苗91を受け
取り、一対のベルト21,22の対接面間に挾んで搬送す
る。このとき、一対の分離ローラー15の直径は苗91の紙
筒直径の2〜3倍とするが、一対の分離ローラー15の直
径をこれ以上大きくすると、分離された苗91が紙筒苗群
90の側で一対の分離ローラー15に挾まれにくくなり、正
常に繰り出せなくなる。分離ローラー15の直径が小さい
ため、一対の分離ローラー15が苗91を挾持しなくなって
から一対のベルト21,22が苗91を受け取る。
【0034】この一対の分離ローラー15から一対のベル
ト21,22への苗受渡し区間の下方に、苗91の底部を受け
るベルト50を設ける。
【0035】一対の分離ローラー15と一対のベルト21,
22の下方に、苗91の搬送方向に長い一対のベルト枠51を
設け、一対のベルト枠51のベルト21,22側の端部間にプ
ーリー軸52をはめ込み、一対のベルト枠51の一対の分離
ローラー15側の端部間にプーリー軸53をはめ込む。プー
リー軸52とプーリー軸53の間にベルト50を掛け渡し、プ
ーリー軸52が回転することによりベルト50が回行する。
【0036】ベルト50の回行方向は、その上面が一対の
ベルト21,22の苗91の搬送方向と同一となる方向で、か
つその速度も同一とする。ベルト50の上面の位置は、一
対の分離ローラー15と一対のベルト21,22の搬送する苗
91の底部に接する位置とし、苗受渡し区間の苗91の底部
を受ける。
【0037】一対のベルト21,22の搬送終端の下方から
苗選別整列装置60としての横搬送ベルト62,63を水平方
向に連ねて設ける。横搬送ベルト62,63は苗選別整列装
置枠61から設けたプーリー軸に掛け渡し、供給装置20の
搬送終端から受け渡された横向き状態の苗91を載せて搬
送する。
【0038】苗選別整列装置60では、苗91の葉の生えて
いない欠株苗を除去し、間隔の不揃になった苗91列を一
旦密着整列させた後、所定間隔後に苗91を植付装置70に
受け渡す。
【0039】植付装置70は一対の弾性円盤によるもの
で、苗選別整列装置60から横向き状態で受け渡された苗
91を立垂状態として圃面Eに植え付ける。
【0040】つぎに、供給装置の作動を説明する。
【0041】一対の分離ローラー15により立垂状態のま
ま繰り出された苗91は、一対の分離ローラー15が苗91を
挾持しなくなってから一対のベルト21,22が苗91を受け
取るが、苗受渡し区間の下方に設けた苗91の底部を受け
るベルト50により、そのまま落下することなく確実に一
対のベルト21,22に受け渡される。
【0042】一対のベルト21,22に受け渡された苗91は
紙筒の中間部をその対接面間の弾性突起21a,22aにより
挾まれて転向されて搬送され、苗91は順次連続的に横向
き状態となる。
【0043】一対のベルト21,22はそのピン21b,22bが
ガイドレール31,32,33,34の溝にはまり込んで摺動走
行して屈曲走行状態が維持され、駆動プーリー23,24と
補助ローラー27,28でベルト21,22を挾み込んで回動さ
せる。このとき、補助ローラー27,28により張力を小さ
くしてもベルト21,22と駆動プーリー23,24が強く接触
してその間の摩擦力が増大し、一対のベルト21,22が摺
動走行する抵抗に打ち勝って、駆動プーリー23,24の回
転によりベルト21,22が回動するから、苗91は確実に転
向搬送される。
【0044】また、一対のベルト21,22の回動面方向へ
の屈曲であるほぼ水平方向への屈曲部では、ベルト21,
22の屈曲の内側のベルト21,22を案内する案内ローラー
36,38,40により、ベルト21,22はガイドレール31,3
2,33,34ではなく案内ローラー36,38,40に維持され
る。
【0045】一対のベルト21,22に挾まれた苗91は、そ
の始端部から終端部までつかみ換えられることなく中間
部を挾まれたまま連続的に搬送され転向され、転向させ
るときに苗91をつかみ換えないから、苗91の姿勢を乱し
たり苗を傷めたりすることがない。
【0046】一対のベルト21,22の搬送終端に達した苗
91は、弾性突起21a,22aによる保持を解かれ横搬送ベル
ト62,63に受け渡され、搬送される。
【0047】以上の実施例では、農作物などとして苗91
によるものを示したが、前記した収穫物のように向きを
変える処理を必要とする農作物に関するものが含まれ
る。
【0048】また、一対のベルト21,22を片側の駆動プ
ーリー23,24と補助ローラー27,28により回動させる例
を示したが、駆動プーリーと補助ローラーは一本のベル
トに複数個所に設けるようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ベルトの駆動プーリー
の外周に補助ローラーを設け、駆動プーリーと補助ロー
ラーでベルトを挾み込んで回動させ、補助ローラーによ
張力を小さくしてもベルトと駆動プーリーが強く接触
してその間の摩擦力が増大し、ベルトが摺動走行する抵
抗に打ち勝って、駆動プーリーの回転によりベルトが回
動するから、農作物などは確実に転向搬送される。
た、ベルトの張力を小さくできるのでベルトやガイドレ
ールの損耗を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用の供給装置を装備した移植機の一実施例を
示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その要部を示す部分拡大背面図である。
【図4】その要部を示す部分拡大平面図である。
【図5】図3の部分拡大図である。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】図6の一部を切り欠いた断面図である。
【図8】図6の一部を切り欠いた断面図である。
【符号の説明】
20 供給装置 21,22 ベルト 23,24 駆動プーリー 27,28 補助ローラー 31,32,33,34 ガイドレール 91 農作物などとしての苗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303 A01D 13/00 - 33/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農作物などの向きを連続的に転向させて
    搬送する供給装置において、供給装置は一対のベルトか
    らなり農作物などの向きを変えるために所定方向に屈曲
    ベルトはガイドレールに沿って摺動走行して所定の
    屈曲状態が維持され、一対のベルトはその対接面間にて
    農作物などを挾み、ベルトの駆動プーリーの外周に補助
    ローラーを設け、駆動プーリーと補助ローラーでベルト
    を挾み込んで回動させる農用の供給装置。
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