JPH0530573Y2 - - Google Patents
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- JPH0530573Y2 JPH0530573Y2 JP1987102378U JP10237887U JPH0530573Y2 JP H0530573 Y2 JPH0530573 Y2 JP H0530573Y2 JP 1987102378 U JP1987102378 U JP 1987102378U JP 10237887 U JP10237887 U JP 10237887U JP H0530573 Y2 JPH0530573 Y2 JP H0530573Y2
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- Japan
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- belt
- conveyance
- seedling
- seedlings
- protrusions
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- 239000002689 soil Substances 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
本考案は、苗床にて育苗した苗を本圃に移植す
る移植機に関するもので、特に紙筒苗等の苗根部
に土砂の付着した苗を倒置して移植機の苗植付部
に供給する苗供給装置に関するものである。
る移植機に関するもので、特に紙筒苗等の苗根部
に土砂の付着した苗を倒置して移植機の苗植付部
に供給する苗供給装置に関するものである。
この種の従来の移植機の苗供給装置としては、
特開昭61−100111号に示されるように、苗供給コ
ンベアの下方に紐ベルト群よりなる横送りベルト
を設け、苗供給コンベアの搬送終端部と横送りベ
ルトの搬送始端部を弾性突起を有する一対の縦送
りベルトにて連設し、一対の縦送りベルトの対接
面の間に苗を挾持して搬送し、一対の縦送りベル
トから横送りベルト上に苗を落下させて受け渡す
方法は知られている。これを第一の従来例とす
る。 また、実開昭61−120313号には、苗供給コンベ
アの下方に植付装置としての弾性円盤を設け、苗
供給コンベアの搬送終端部と弾性円盤の搬送始端
部を長短一対の縦送りベルトにて連設する方法が
示されている。そして、一対の縦送りベルトの長
いベルトの表面にはスポンジあるいは毛状突起が
設けられ、短いベルトの上部は前記苗供給コンベ
アの搬送終端部のプリー軸に遊動自在に掛られ、
かつ複数本の細いベルトで構成された紙筒苗の転
送装置が示されている。これを第二の従来例とす
る。
特開昭61−100111号に示されるように、苗供給コ
ンベアの下方に紐ベルト群よりなる横送りベルト
を設け、苗供給コンベアの搬送終端部と横送りベ
ルトの搬送始端部を弾性突起を有する一対の縦送
りベルトにて連設し、一対の縦送りベルトの対接
面の間に苗を挾持して搬送し、一対の縦送りベル
トから横送りベルト上に苗を落下させて受け渡す
方法は知られている。これを第一の従来例とす
る。 また、実開昭61−120313号には、苗供給コンベ
アの下方に植付装置としての弾性円盤を設け、苗
供給コンベアの搬送終端部と弾性円盤の搬送始端
部を長短一対の縦送りベルトにて連設する方法が
示されている。そして、一対の縦送りベルトの長
いベルトの表面にはスポンジあるいは毛状突起が
設けられ、短いベルトの上部は前記苗供給コンベ
アの搬送終端部のプリー軸に遊動自在に掛られ、
かつ複数本の細いベルトで構成された紙筒苗の転
送装置が示されている。これを第二の従来例とす
る。
前記第一の従来の技術のような移植機の苗供給
装置においては、一対の縦送りベルトの対接面の
弾性突起の間に苗を挾持して搬送するものである
が、その搬送終端部にて横送りベルト上に苗を落
下させて受け渡すものである。そして、縦送りベ
ルトの回動下端における弾性突起の先端の回動軌
跡の半径は大きく、縦送りベルトの弾性突起の先
端の軌跡の最下端と横送りベルトの搬送面の距離
が苗の紙筒直径以上でないと苗が通過できないか
ら、自然落下の距離が長く、かつ縦送りベルトの
搬送終端部にて苗が弾性突起に押し出されるよう
に付勢され、苗が勢いよく横送りベルトに落下し
て弾んで姿勢が乱れるという問題点があつた。 さらに、縦送りベルトの搬送終端部にて苗が弾
性突起により押し出されるように付勢されるの
も、左右の弾性突起が同期しているものではない
から、一対の縦送りベルトのいずれの突起にて押
し出されるかにより、真下に付勢されるのではな
く、横送りベルトの搬送方向や搬送逆方向に付勢
され、横送りベルト上の苗の間隔が不揃いになる
という問題点があつた。 また前記第二の従来の技術の移植機の苗転送装
置は、苗供給コンベアから縦送りベルトへの苗の
受渡しに際し、短いベルトは苗供給コンベアの搬
送終端部のベルトとの間に複数本掛けられている
ので、長いベルトにより分離された紙筒苗は直ち
に短いベルトとの間で挾持され、苗にシヨツクを
与えないことにより苗の土抜けを防止するもので
ある。 そして、第二の従来例に示される弾性円盤は引
き続き下方に苗を搬送するのであり、縦送りベル
トの搬送終端部と弾性円盤の搬送始端部の間では
苗を同時に保持して受け渡すもので、苗を落下さ
せて受け渡すものではない。 そこで本考案は、前記一対の縦送りベルトから
横送りベルト上に苗を落下させて受け渡す従来の
技術の欠点を除くために、落下の距離を短くし、
縦送りベルトの弾性突起による付勢を一定方向の
みとすることにより、横送りベルト上の苗の姿勢
の乱れを防止し、かつ苗の間隔を一定に保つこと
を目的とする。
装置においては、一対の縦送りベルトの対接面の
弾性突起の間に苗を挾持して搬送するものである
が、その搬送終端部にて横送りベルト上に苗を落
下させて受け渡すものである。そして、縦送りベ
ルトの回動下端における弾性突起の先端の回動軌
跡の半径は大きく、縦送りベルトの弾性突起の先
端の軌跡の最下端と横送りベルトの搬送面の距離
が苗の紙筒直径以上でないと苗が通過できないか
ら、自然落下の距離が長く、かつ縦送りベルトの
搬送終端部にて苗が弾性突起に押し出されるよう
に付勢され、苗が勢いよく横送りベルトに落下し
て弾んで姿勢が乱れるという問題点があつた。 さらに、縦送りベルトの搬送終端部にて苗が弾
性突起により押し出されるように付勢されるの
も、左右の弾性突起が同期しているものではない
から、一対の縦送りベルトのいずれの突起にて押
し出されるかにより、真下に付勢されるのではな
く、横送りベルトの搬送方向や搬送逆方向に付勢
され、横送りベルト上の苗の間隔が不揃いになる
という問題点があつた。 また前記第二の従来の技術の移植機の苗転送装
置は、苗供給コンベアから縦送りベルトへの苗の
受渡しに際し、短いベルトは苗供給コンベアの搬
送終端部のベルトとの間に複数本掛けられている
ので、長いベルトにより分離された紙筒苗は直ち
に短いベルトとの間で挾持され、苗にシヨツクを
与えないことにより苗の土抜けを防止するもので
ある。 そして、第二の従来例に示される弾性円盤は引
き続き下方に苗を搬送するのであり、縦送りベル
トの搬送終端部と弾性円盤の搬送始端部の間では
苗を同時に保持して受け渡すもので、苗を落下さ
せて受け渡すものではない。 そこで本考案は、前記一対の縦送りベルトから
横送りベルト上に苗を落下させて受け渡す従来の
技術の欠点を除くために、落下の距離を短くし、
縦送りベルトの弾性突起による付勢を一定方向の
みとすることにより、横送りベルト上の苗の姿勢
の乱れを防止し、かつ苗の間隔を一定に保つこと
を目的とする。
本考案の移植機の苗供給装置は、苗供給コンベ
ア2の下方に苗供給コンベア2の搬送方向に逆行
するほぼ水平方向に苗30を搬送する横送りベル
ト20を設け、苗供給コンベア2の搬送終端部と
横送りベルト20の搬送始端部を一対の縦送りベ
ルト10にて連設し、一対の縦送りベルト10か
ら横送りベルト20上に苗30を落下させて受け
渡す苗供給装置において、一対の縦送りベルト1
0の片方を多数の弾性突起12を有する突起付ベ
ルト11とし、もう片方を突起を有しない平ベル
ト16とし、一対の縦送りベルト10の横送りベ
ルト20の搬送方向側を平ベルト16とし、突起
付ベルト11と平ベルト16の搬送終端部を支え
る軸15,19は略同一高さとし、突起付ベルト
11の回動下端における弾性突起12の先端の回
動軌跡の半径を平ベルト16の回動下端における
ベルト表面の回動半径より大とし、平ベルト16
の回動下端と横送りベルト20の搬送面との距離
を苗30の直径よりやや大きくしたものである。
ア2の下方に苗供給コンベア2の搬送方向に逆行
するほぼ水平方向に苗30を搬送する横送りベル
ト20を設け、苗供給コンベア2の搬送終端部と
横送りベルト20の搬送始端部を一対の縦送りベ
ルト10にて連設し、一対の縦送りベルト10か
ら横送りベルト20上に苗30を落下させて受け
渡す苗供給装置において、一対の縦送りベルト1
0の片方を多数の弾性突起12を有する突起付ベ
ルト11とし、もう片方を突起を有しない平ベル
ト16とし、一対の縦送りベルト10の横送りベ
ルト20の搬送方向側を平ベルト16とし、突起
付ベルト11と平ベルト16の搬送終端部を支え
る軸15,19は略同一高さとし、突起付ベルト
11の回動下端における弾性突起12の先端の回
動軌跡の半径を平ベルト16の回動下端における
ベルト表面の回動半径より大とし、平ベルト16
の回動下端と横送りベルト20の搬送面との距離
を苗30の直径よりやや大きくしたものである。
本考案では、一対の縦送りベルト10の突起付
きベルト11と平ベルト16の対接面間に苗30
は挾持されて下方に搬送され、縦送りベルト10
の搬送終端部に達する。 このとき、一対の縦送りベルト10の片方を突
起を有しない平ベルト16とし、突起付ベルト1
1と平ベルト16の搬送終端部を支える軸15,
19は略同一高さとし、突起付ベルト11の回動
下端における弾性突起12の先端の回動軌跡の半
径を平ベルト16の回動下端におけるベルト表面
の回動半径より大とし、平ベルト16の回動下端
と横送りベルト20の搬送面との距離を苗30の
直径よりやや大きくしたから、苗30は平ベルト
16の回動下端近くから落下し、一対の突起付ベ
ルトを用いた場合よりも落下の距離が短くなる。 また、一対の縦送りベルト10の片方を多数の
弾性突起12を有する突起付ベルト11とし、も
う片方を突起を有しない平ベルト16とし、一対
の縦送りベルト10の横送りベルト20の搬送方
向側を平ベルト16とし、突起付ベルト11と平
ベルト16の搬送終端部を支える軸15,19は
略同一高さとし、突起付ベルト11の回動下端に
おける弾性突起12の先端の回動軌跡の半径を平
ベルト16の回動下端におけるベルト表面の回動
半径より大としたから、苗30は突起付ベルト1
1の弾性突起12にのみ平ベルト16側に付勢さ
れ、横送りベルト20の搬送方向側に向けて落下
する。
きベルト11と平ベルト16の対接面間に苗30
は挾持されて下方に搬送され、縦送りベルト10
の搬送終端部に達する。 このとき、一対の縦送りベルト10の片方を突
起を有しない平ベルト16とし、突起付ベルト1
1と平ベルト16の搬送終端部を支える軸15,
19は略同一高さとし、突起付ベルト11の回動
下端における弾性突起12の先端の回動軌跡の半
径を平ベルト16の回動下端におけるベルト表面
の回動半径より大とし、平ベルト16の回動下端
と横送りベルト20の搬送面との距離を苗30の
直径よりやや大きくしたから、苗30は平ベルト
16の回動下端近くから落下し、一対の突起付ベ
ルトを用いた場合よりも落下の距離が短くなる。 また、一対の縦送りベルト10の片方を多数の
弾性突起12を有する突起付ベルト11とし、も
う片方を突起を有しない平ベルト16とし、一対
の縦送りベルト10の横送りベルト20の搬送方
向側を平ベルト16とし、突起付ベルト11と平
ベルト16の搬送終端部を支える軸15,19は
略同一高さとし、突起付ベルト11の回動下端に
おける弾性突起12の先端の回動軌跡の半径を平
ベルト16の回動下端におけるベルト表面の回動
半径より大としたから、苗30は突起付ベルト1
1の弾性突起12にのみ平ベルト16側に付勢さ
れ、横送りベルト20の搬送方向側に向けて落下
する。
以下、第1図〜第2図に例示する一実施例を説
明する。 機枠(図示せず)上に駆動機構を収容するチエ
ーンケース1を設け、チエーンケース1の上方よ
り水平に軸7を軸受5にて回動自在に突き出して
設け、軸7にプーリー6をはめ込み、プーリー6
および図示しないプーリーとの間に苗供給コンベ
ア2を略水平に掛け渡して設ける。苗供給コンベ
ア2の上面はプーリー6側に回行し、プーリー6
部を苗供給コンベア2の搬送終端部とする。 軸7の上方に軸4を軸受5にて回動自在に設
け、軸4にスポンジローラー3,3a,3bをは
め込み、スポンジローラー3と苗供給コンベア2
間にて苗30を挾持する間隔に設ける。 苗供給コンベア2の搬送終端部の前方上方に軸
14を軸7に平行に軸受5にて回動自在に設け、
軸14の下方に軸15を軸受5にて回動自在に設
け、軸14,15にプーリー13をはめ込み、そ
のプーリー13間に突起付ベルト11を掛け渡
す。突起付ベルト11の表面には、多数の弾性突
起としての矩形板状の翼片12を突起付ベルト1
1の回動方向に直交するように設ける。翼片12
の高さは苗30の直径の1/2よりやや大きくし、
ピツチは苗30の直径の1/2に略等しく設ける。
突起付ベルト11の翼片12先端の上方の回動軌
跡は、スポンジローラー3と僅かの間隙を保つよ
うに設け、突起付ベルト11の翼片12を除く表
面と苗供給コンベア2の搬送終端部との距離は苗
30の直径に略等しく設ける。 軸7の下方に平行に軸18を回動自在に設け、
軸18の下方に軸19を回動自在に設け、軸1
8,19にプーリー17をはめ込み、そのプーリ
ー17間に平ベルト16を掛け渡す。この平ベル
ト16の表面には弾性突起は設けない。平ベルト
16の上部は苗供給コンベア2の搬送終端部と僅
かの間隙を保つように設け、平ベルト16の表面
と突起付ベルト11の翼片12を除く表面との距
離は苗30の直径に略等しく設ける。 上記突起付ベルト11と平ベルト16を合わせ
て縦送りベルト10と称するが、突起付ベルト1
1と平ベルト16は対接面が下降回動するよう軸
15,19を回転させ、突起付ベルト11と平ベ
ルト16の周速は略等しくする。縦送りベルト1
0の搬送終端部となる突起付ベルト11の下側の
軸15と平ベルト16の下側の軸19は略同一高
さとし、そのプーリー13とプーリー17とは突
起付ベルト11のプーリー13の方の直径を大き
くする。 苗供給コンベア2の下方であり、縦送りベルト
10の搬送終端部の下方に横送りベルト20を設
ける。横送りベルト20は、軸15の下方に軸2
5を回動自在に設け、平ベルト16方向の軸25
の同一水平面内に軸26および軸27を軸受5に
て回動自在に設け、軸25,26,27にプーリ
ー24をはめ込み、そのプーリー24間に紐ベル
ト21,22,23を掛け渡す。紐ベルト21,
22,23は軸25側を搬送始端部とし、苗供給
コンベア2の苗30搬送方向に逆行する方向に上
面が回行するよう軸26,27を回転させ、その
上面に苗30を載せて搬送する。横送りベルト2
0の搬送面は、突起付ベルト11の回動下端にお
ける翼片12の先端の回動軌跡と僅かの間隙を保
つように設け、平ベルト16の回動下端とは苗3
0の直径よりやや大きい距離を保つように設け
る。 チエーンケース1内に設けた鎖車および鎖によ
り、軸4,7,15,19,26,27を同期駆
動させる。 本装置に使用する苗30は紙筒苗であり、多数
の紙筒群を展開して土を詰め、播種・覆土して育
苗したものであり、それを列状に分離し、倒置し
て苗供給コンベア2上に供給する。苗30は根が
紙筒31に包まれた培土中に伸展し、葉身32は
紙筒31外に伸展している。 次に作動を説明すると、本装置に供給された苗
30は苗供給コンベア2の搬送終端部に移送さ
れ、スポンジローラー3に押さえられつつ突起付
ベルト11の翼片12に接当して分離され、翼片
12の弾性変形により突起付ベルト11と平ベル
ト16に挾持されて下方に移送され、縦送りベル
ト10の搬送終端部より落下して横送りベルト2
0上に受け渡される。そして、横送りベルト20
により移送され、適宜な手段により本圃に植え付
けられる。
明する。 機枠(図示せず)上に駆動機構を収容するチエ
ーンケース1を設け、チエーンケース1の上方よ
り水平に軸7を軸受5にて回動自在に突き出して
設け、軸7にプーリー6をはめ込み、プーリー6
および図示しないプーリーとの間に苗供給コンベ
ア2を略水平に掛け渡して設ける。苗供給コンベ
ア2の上面はプーリー6側に回行し、プーリー6
部を苗供給コンベア2の搬送終端部とする。 軸7の上方に軸4を軸受5にて回動自在に設
け、軸4にスポンジローラー3,3a,3bをは
め込み、スポンジローラー3と苗供給コンベア2
間にて苗30を挾持する間隔に設ける。 苗供給コンベア2の搬送終端部の前方上方に軸
14を軸7に平行に軸受5にて回動自在に設け、
軸14の下方に軸15を軸受5にて回動自在に設
け、軸14,15にプーリー13をはめ込み、そ
のプーリー13間に突起付ベルト11を掛け渡
す。突起付ベルト11の表面には、多数の弾性突
起としての矩形板状の翼片12を突起付ベルト1
1の回動方向に直交するように設ける。翼片12
の高さは苗30の直径の1/2よりやや大きくし、
ピツチは苗30の直径の1/2に略等しく設ける。
突起付ベルト11の翼片12先端の上方の回動軌
跡は、スポンジローラー3と僅かの間隙を保つよ
うに設け、突起付ベルト11の翼片12を除く表
面と苗供給コンベア2の搬送終端部との距離は苗
30の直径に略等しく設ける。 軸7の下方に平行に軸18を回動自在に設け、
軸18の下方に軸19を回動自在に設け、軸1
8,19にプーリー17をはめ込み、そのプーリ
ー17間に平ベルト16を掛け渡す。この平ベル
ト16の表面には弾性突起は設けない。平ベルト
16の上部は苗供給コンベア2の搬送終端部と僅
かの間隙を保つように設け、平ベルト16の表面
と突起付ベルト11の翼片12を除く表面との距
離は苗30の直径に略等しく設ける。 上記突起付ベルト11と平ベルト16を合わせ
て縦送りベルト10と称するが、突起付ベルト1
1と平ベルト16は対接面が下降回動するよう軸
15,19を回転させ、突起付ベルト11と平ベ
ルト16の周速は略等しくする。縦送りベルト1
0の搬送終端部となる突起付ベルト11の下側の
軸15と平ベルト16の下側の軸19は略同一高
さとし、そのプーリー13とプーリー17とは突
起付ベルト11のプーリー13の方の直径を大き
くする。 苗供給コンベア2の下方であり、縦送りベルト
10の搬送終端部の下方に横送りベルト20を設
ける。横送りベルト20は、軸15の下方に軸2
5を回動自在に設け、平ベルト16方向の軸25
の同一水平面内に軸26および軸27を軸受5に
て回動自在に設け、軸25,26,27にプーリ
ー24をはめ込み、そのプーリー24間に紐ベル
ト21,22,23を掛け渡す。紐ベルト21,
22,23は軸25側を搬送始端部とし、苗供給
コンベア2の苗30搬送方向に逆行する方向に上
面が回行するよう軸26,27を回転させ、その
上面に苗30を載せて搬送する。横送りベルト2
0の搬送面は、突起付ベルト11の回動下端にお
ける翼片12の先端の回動軌跡と僅かの間隙を保
つように設け、平ベルト16の回動下端とは苗3
0の直径よりやや大きい距離を保つように設け
る。 チエーンケース1内に設けた鎖車および鎖によ
り、軸4,7,15,19,26,27を同期駆
動させる。 本装置に使用する苗30は紙筒苗であり、多数
の紙筒群を展開して土を詰め、播種・覆土して育
苗したものであり、それを列状に分離し、倒置し
て苗供給コンベア2上に供給する。苗30は根が
紙筒31に包まれた培土中に伸展し、葉身32は
紙筒31外に伸展している。 次に作動を説明すると、本装置に供給された苗
30は苗供給コンベア2の搬送終端部に移送さ
れ、スポンジローラー3に押さえられつつ突起付
ベルト11の翼片12に接当して分離され、翼片
12の弾性変形により突起付ベルト11と平ベル
ト16に挾持されて下方に移送され、縦送りベル
ト10の搬送終端部より落下して横送りベルト2
0上に受け渡される。そして、横送りベルト20
により移送され、適宜な手段により本圃に植え付
けられる。
本考案によれば、一対の縦送りベルト10から
横送りベルト20上に苗30を落下させて受け渡
す苗供給装置において、平ベルト16の回動下端
におけるベルト表面の回動半径が小さく、苗30
の落下の距離が短くなるから、横送りベルト20
へ受け渡された苗30の姿勢の乱れが少なくな
る。また、苗30は突起付ベルト11の弾性突起
12にのみ平ベルト16側に付勢され、横送りベ
ルト20の搬送方向側に向けて落下するから、苗
30の間隔は一定に保たれる。 以上により、横送りベルト20に受け渡された
苗30に乱れが少なく間隔の不揃も少ないので、
整然とした苗列として次段に供給できる。
横送りベルト20上に苗30を落下させて受け渡
す苗供給装置において、平ベルト16の回動下端
におけるベルト表面の回動半径が小さく、苗30
の落下の距離が短くなるから、横送りベルト20
へ受け渡された苗30の姿勢の乱れが少なくな
る。また、苗30は突起付ベルト11の弾性突起
12にのみ平ベルト16側に付勢され、横送りベ
ルト20の搬送方向側に向けて落下するから、苗
30の間隔は一定に保たれる。 以上により、横送りベルト20に受け渡された
苗30に乱れが少なく間隔の不揃も少ないので、
整然とした苗列として次段に供給できる。
第1図は本考案に係る移植機の苗供給装置の正
面図、第2図は同斜視図を示す。 図中、2は苗供給コンベア、10は縦送りベル
ト、11は突起付ベルト、12は弾性突起として
の翼片、15は軸、16は平ベルト、19は軸、
20は横送りベルト、30は苗である。
面図、第2図は同斜視図を示す。 図中、2は苗供給コンベア、10は縦送りベル
ト、11は突起付ベルト、12は弾性突起として
の翼片、15は軸、16は平ベルト、19は軸、
20は横送りベルト、30は苗である。
Claims (1)
- 苗供給コンベア2の下方に苗供給コンベア2の
搬送方向に逆行するほぼ水平方向に苗30を搬送
する横送りベルト20を設け、苗供給コンベア2
の搬送終端部と横送りベルト20の搬送始端部を
一対の縦送りベルト10にて連設し、一対の縦送
りベルト10から横送りベルト20上に苗30を
落下させて受け渡す苗供給装置において、一対の
縦送りベルト10の片方を多数の弾性突起12を
有する突起付ベルト11とし、もう片方を突起を
有しない平ベルト16とし、一対の縦送りベルト
10の横送りベルト20の搬送方向側を平ベルト
16とし、突起付ベルト11と平ベルト16の搬
送終端部を支える軸15,19は略同一高さと
し、突起付ベルト11の回動下端における弾性突
起12の先端の回動軌跡の半径を平ベルト16の
回動下端におけるベルト表面の回動半径より大と
し、平ベルト16の回動下端と横送りベルト20
の搬送面との距離を苗30の直径よりやや大きく
したことを特徴とする移植機の苗供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987102378U JPH0530573Y2 (ja) | 1987-07-02 | 1987-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987102378U JPH0530573Y2 (ja) | 1987-07-02 | 1987-07-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS646816U JPS646816U (ja) | 1989-01-13 |
JPH0530573Y2 true JPH0530573Y2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=31332235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987102378U Expired - Lifetime JPH0530573Y2 (ja) | 1987-07-02 | 1987-07-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530573Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120313A (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 薄膜磁気ヘツド |
-
1987
- 1987-07-02 JP JP1987102378U patent/JPH0530573Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120313A (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 薄膜磁気ヘツド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS646816U (ja) | 1989-01-13 |
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