JP2555502Y2 - 花卉の選別装置 - Google Patents

花卉の選別装置

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JP2555502Y2
JP2555502Y2 JP1069696U JP1069696U JP2555502Y2 JP 2555502 Y2 JP2555502 Y2 JP 2555502Y2 JP 1069696 U JP1069696 U JP 1069696U JP 1069696 U JP1069696 U JP 1069696U JP 2555502 Y2 JP2555502 Y2 JP 2555502Y2
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flowers
flower
conveyor
leaf
sorting
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JP1069696U
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JPH09184U (ja
Inventor
美喜男 武藤
Original Assignee
有限会社武藤選果機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、花卉の葉を落した後で
花卉を計量して選別する花卉の選別装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】菊などの花卉は、その保持や取扱いの便
のために茎の基端部の葉を落すとともに、重量別や長さ
別などに選別して市場に出荷される。ところが従来、か
かる花卉の葉落しや、葉落しに続く選別を自動的に能率
よく行える装置はなかったため、葉落しや葉落しに続く
選別を自動的に行える装置の実現が望まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案は、
花卉の葉落しを自動的に能率よく、しかもきれいに行う
ことができ、また花卉の葉落しに続く花卉の選別を一連
の作業として自動的に行える花卉の選別装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために本考案は、花
卉Pを水平な姿勢で横たわらせて支持する支持部材2
と、この支持部材2の搬送路1と、この搬送路1に設け
られてこの支持部材2に支持された花卉Pを計量して選
別する花卉の計量部3と、この計量部3で計量された花
卉Pが落下する集積部4とを備えた花卉の選別部Bと、
この花卉の選別部Bに花卉Pを供給する花卉の葉落し部
Aとから成る花卉の選別装置であって、前記花卉の葉落
し部Aが、前記花卉の選別部Bへ向って、花卉Pを水平
な姿勢で横たわらせて搬送するコンベヤ7と、このコン
ベヤ7に搬送される花卉Pの茎Paの基端部をはさむよ
うに配設されてモータ16に駆動されてこの基端部の葉
Pbを落す葉落し手段15と、この葉落し手段15によ
る葉落し時に花卉Pの姿勢が崩れるのを防止するため
に、前記コンベヤ7に沿うようにこのコンベヤ7の上方
に配設されて、このコンベヤ7で水平な姿勢で搬送され
る花卉Pを上方からこのコンベヤ7に弾性的に押えつけ
る押えつけ部材22、および前記コンベヤ7に設けられ
て花卉Pの搬送方向Nにおける後側から花卉Pを位置決
めする花卉Pの位置決め部12とを備えたものである。
【0005】また花卉Pの茎Paの基端部を切断するカ
ッター18を設けたものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、花卉の葉落し部Aの葉落し
手段15により花卉Pの基端部の葉Pbを確実に落すこ
とができる。また花卉の葉落し部Aの葉落し手段15で
葉落しされた花卉Pを花卉の選別部Bへ送ることによ
り、葉落しに続いて花卉Pの選別を自動的に行うことが
できる。また葉落し手段15で葉落しする前に、カッタ
ー18で茎Paの基端部を切断して、花卉Pの長さを揃
えることができる。
【0007】
【考案の実施の形態】(実施の形態1) 図1は花卉の選別装置の全体側面図であって、この花卉
の選別装置は、花卉の葉落し部Aと、この葉落し部Aの
下流に接続された花卉の選別部Bから成っている。後述
するように葉落し部Aにより茎の基端部の葉を落された
花卉Pは選別部Bへ供給され、その選別が行われる。
【0008】まず花卉の選別部Bについて説明する。1
は花卉Pの搬送路を構成する無端回動チェン、2は花卉
Pを横たわらせて支持するアーム状の支持部材である。
花卉Pはチェン1の回動により支持部材2に支持されて
搬送され、搬送路に配設された計量部3により重量別あ
るいは長さ別に選別され、下方の集積部4上に落下す
る。この集積部4はコンベヤから成り、集積した花卉P
を外部へ搬出する。次に図1〜図3を併せて参照しなが
ら、花卉の葉落し部Aの詳細を説明する。
【0009】図1および図2において、花卉の葉落し部
Aは、花卉Pを横たわらせて搬送する無端帯6から成る
コンベヤ7と、コンベヤ7の側方に配設された葉落し部
8と、コンベヤ7の上方にあって、茎Paが葉落し時に
ふらつくのを防止するふらつき防止部9から成ってい
る。
【0010】上記花卉の選別部Bの搬送路には傾斜角θ
1の上り勾配の傾斜部1aがあり、コンベヤ7はこの傾
斜部1aに接続されている。したがって無端回動チェン
1と無端帯6の走行を同期させることにより、葉落しが
終了した花卉Pは葉落し部Aから選別部Bの支持部材2
へ自動的に転送され、葉落しに続いて選別作業が行われ
る。またコンベヤ7は選別部Bへの花卉Pの受け渡しが
スムーズに行えるように、上記傾斜部1aよりも緩勾配
の傾斜角θ2を付与して斜設されており、かつ葉落し部
8やふらつき防止部9も、該コンベヤ7と平行になるよ
うに同様の傾斜角θ2が付与されている。
【0011】図1において、無端帯6はスプロケット1
0に調帯されており、駆動用スプロケット11(図2参
照)を介してモータ(図外)により駆動される。12は
無端帯6に一定ピッチをおいて突設された棒状体から成
る茎Paの位置決め部である。この位置決め部12は、
前方へ向って搬送されるコンベヤ7上の花卉Pを、その
搬送方向Nにおける後側から支えて位置決めすることに
より、葉落し部材(後述)15により葉落しする際に葉
落し部材15の摺接摩擦力により花卉Pの姿勢が崩れる
のを阻止する。
【0012】図2および図3に示すように、葉落し部8
は、コンベヤ7の側方へ突出する茎Paの基端部を上下
からはさむように配設された上下一対の葉落し手段とし
ての葉落し部材15を有している。この葉落し部材15
はモータから成る駆動部16に駆動されて回転する回転
軸17に、ベース材15aを装着し、このベース材15
aに鋼線などの屈曲自在な摺接部材15bを突設してブ
ラシ材として形成されており、これらの間を通過する茎
Paの基端部に摺接し、その葉を摺り落す。図3に示さ
れるように、上方の葉落し部材15と下方の葉落し部材
15の摺接部材15bは同時に基端部に摺接して葉落し
し、また同時に反対側(同図鎖線参照)に退去する。
【0013】図3において、18はコンベヤ7の葉落し
部材15よりも上流側における側方に配設されたカッタ
ーであって、図示しない駆動手段に駆動されて茎Paを
切断して所定の長さに揃える。カッター18を横方向す
なわち茎Paの長さ方向に移動自在にすれば、その位置
調整をすることにより、茎Paの長さを調整することが
できる。なおカッターは回転刃でもよく、また葉落し部
Aにセットせずに選別部Bにセットしてもよい。19は
茎Pa端部のストッパーであって、葉落し部材15を
(イ)方向へ回転させて葉落しする際に、花卉Pが同方
向に不要に移動するのを阻止する。
【0014】図1において、ふらつき防止部9は、プー
リ21に押えつけ部材としてのベルト22を調帯して成
るベルトコンベヤにて構成されている。ベルト22の下
側走行部は、上記コンベヤ7の上側走行部に沿うように
これに平行に配設されており、かつこの上側走行部の走
行方向Nと同方向に同速度もしくは略同速度で回転す
る。
【0015】ベルト22はゴムベルトのような伸縮自在
な弾性ベルトであり、コンベヤ4上に横架された花卉P
が葉落し時にふらつかないように、ベルト22により上
方から花卉Pを押えつける(図4参照)。この場合、ベ
ルト22は弾性を有するので、上方から花卉Pを弾性的
にしっかりと押えつけることができ、かつ花卉Pを強く
押えつけてもこれを痛めることはない。
【0016】この花卉の選別装置は上記のような構成よ
り成り、次に全体の動作を説明する。図1において、花
卉Pはコンベヤ7に搬送されて上下の葉落し部材15の
間に送られ、そこで図3に示すように上下の葉落し部材
15が回転軸17を中心に回転することにより葉落しさ
れる。この場合、葉落し部材15は(イ)方向へ回転す
ることにより、茎Paの末端部方向へ摺動するので、先
端方向(ロ)に延出する葉Pbを難なくかつ確実に摺り
落すことができる。
【0017】また花卉Pの茎Paはコンベヤ7の位置決
め部12に位置決めされており、かつ花卉Pはベルト2
2により上方から弾性的に押えつけられているので、摺
接部材15bが花卉Pに摺接して葉落しする際の摺接摩
擦力により花卉Pがふらついてその姿勢が崩れることは
なく、確実に葉落しできる。また押えつけ部材の具体的
形状や構造は本実施の形態に限定されるものではなく、
例えば弾性を有する長板状の板ばねを配設して、この板
ばねにより花卉Pを上方から弾性的に押えつけるように
してもよく、その構造は任意に決定できるものである
が、本実施の形態のように押えつけ部材をコンベヤ7と
同方向に回動するベルト22により構成すれば、コンベ
ヤ7による花卉Pの搬送が阻害されることもなく、スム
ーズに花卉Pを搬送しながら確実に葉落しすることがで
きる。
【0018】(実施の形態2) 次に葉落し部の他の実施の形態を説明する。図5は葉落
し部の側面図である。この葉落し部30の葉落し部材1
5は実施の形態1のものと同構造であるが、回転軸17
に2個装着され、かつ茎Paの基端部に2個並設するこ
とにより、葉落し能力と葉落し範囲を大きくしている。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、花
卉の葉落し部により花卉の基端部の葉を確実に落すこと
ができる。また花卉の葉落し部で葉落しされた花卉を花
卉の選別部へ送ることにより、葉落しに続いて花卉の選
別を自動的に行うことができる。またカッターで茎の基
端部を切断して、花卉の長さを揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1の花卉の選別装置の全体
側面図
【図2】本考案の実施の形態1の花卉の葉落し部の要部
平面図
【図3】本考案の実施の形態1の花卉の葉落し部の要部
側面図
【図4】本考案の実施の形態1の花卉の葉落し部の部分
側面図
【図5】本考案の実施の形態2の花卉の葉落し部の部分
側面図
【符号の説明】
1 無端回動チェン(搬送路) 2 支持部材 3 計量部 7 コンベヤ 12 位置決め部 15 葉落し部材(葉落し手段) 15b 摺接部材 16 駆動部 17 回転軸 18 カッター 22 ベルト(押えつけ部材)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花卉を水平な姿勢で横たわらせて支持す
    る支持部材と、この支持部材の搬送路と、この搬送路に
    設けられてこの支持部材に支持された花卉を計量して選
    別する花卉の計量部と、この計量部で計量された花卉が
    落下する集積部とを備えた花卉の選別部と、この花卉の
    選別部に花卉を供給する花卉の葉落し部とから成る花卉
    の選別装置であって、 前記花卉の葉落し部が、前記花卉の選別部へ向って、花
    卉を水平な姿勢で横たわらせて搬送するコンベヤと、こ
    のコンベヤに搬送される花卉の茎の基端部をはさむよう
    に配設されてモータに駆動されてこの基端部の葉を落す
    葉落し手段と、この葉落し手段による葉落し時に花卉の
    姿勢が崩れるのを防止するために、前記コンベヤに沿う
    ようにこのコンベヤの上方に配設されて、このコンベヤ
    で水平な姿勢で搬送される花卉を上方からこのコンベヤ
    に弾性的に押えつける押えつけ部材、および前記コンベ
    ヤに設けられて花卉の搬送方向における後側から花卉を
    位置決めする花卉の位置決め部とを備えたことを特徴と
    する花卉の選別装置。
  2. 【請求項2】 花卉の茎の基端部を切断するカッターを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の花卉の選別装
    置。
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JPH09184U JPH09184U (ja) 1997-04-08
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JPS5520962U (ja) * 1978-07-29 1980-02-09

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