JPH07102023B2 - ロ−タリ−植付装置 - Google Patents

ロ−タリ−植付装置

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JPH07102023B2
JPH07102023B2 JP9858286A JP9858286A JPH07102023B2 JP H07102023 B2 JPH07102023 B2 JP H07102023B2 JP 9858286 A JP9858286 A JP 9858286A JP 9858286 A JP9858286 A JP 9858286A JP H07102023 B2 JPH07102023 B2 JP H07102023B2
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JP
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rotary
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driven
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JP9858286A
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JPS62253308A (ja
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博司 一ノ瀬
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロータリー植付装置に関するものである。
(従来の技術) 入力軸で駆動されるロータリーケース内に太陽歯車、及
び中間歯車と遊星歯車からなる遊星歯車機構を利用し
て、ロータリー植付爪を駆動する従来のロータリー植付
装置にあっては、伝動機構に偏心歯車や楕円歯車等を利
用して、遊星歯車の自転を増減させて植付軌跡を得てい
た。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のような従来のものによると、偏心歯車を用いた場
合は、バックラッシュが大となり、又楕円歯車ではコス
ト高となる欠点があり、何れの場合でも歯車、軸、軸間
等各部に高い精度を必要とする。又、一度組立てると植
付軌跡が固定であるので、植付軌跡の自由度がない。
(問題点を解決するための手段) したがって、本発明の技術的課題は、伝動機構に高い精
度を必要としない、しかも最適の植付軌跡がとれるロー
タリー植付装置を得ること目的とするもので、この技術
的課題を解決する本発明の技術的手段は、入力軸で駆動
されるロータリーケース内に太陽歯車、及び中間歯車と
遊星歯車からなる遊星歯車機構を設け、該ロータリーケ
ースの回転方向と逆方向に一回転するように該遊星歯車
に連結された植付爪ケースの基部をロータリーケース両
端に設けた植付装置であって、入力軸の中に設けた揺動
軸に揺動アームと太陽歯車を固定し、太陽歯車をロータ
リーケースの一回転で一往復できるように、植付伝動ケ
ース内の伝動チェーンで駆動する駆動スプロケットによ
って駆動されるクランク機構で揺動アームを作動させる
ことを特徴とするロータリー植付装置を採用した。
(発明の効果) この技術的手段によれば、伝動機構中に偏心歯車や楕円
歯車等のように高い精度を必要とするものを用いる必要
がなく、通常のチェーンスプロケットや円歯車でよい
し、チェーンの場合、テンションによるチェーン張り
で、バックラッシュがとれ、又、円歯車でも偏心歯車よ
りバックラッシュが少ない。したがって、量産化が可能
である。
そして、太陽歯車の揺動はクランク以外にカム、油圧、
サーボモーター等でもよく、サーボモーターを用いる
と、植付軌跡の自由度が非常にあり、最適軌跡がとれ、
場合によっては苗取量調節の自動化も可能である。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
(1)は入力軸であって植付伝動ケース(2)に対して
回転自在である。
入力軸(1)の端部には中空状の2つ割ロータリーケー
ス(3)が固定されている。
入力軸(1)は中空状で、この中に揺動軸(4)が挿通
され、端部の小軸(4a)がロータリーケース(3)の軸
受け(5)に回転自在に支持されている。
そして、この小軸(4a)に太陽歯車(6)が固定されて
おり、ロータリーケース(3)には太陽歯車(6)と噛
合し、かつ太陽歯車(6)と同歯数の中間歯車(7)が
中間軸(8)を介して回転自在に設けられている。
カム軸(9)上には、中間歯車(7)に常時噛合する太
陽歯車(6)と同歯数の遊星歯車(10)が取付けられて
いる。
そして、これら太陽歯車(6)、中間歯車(7)、遊星
歯車機構(10)は偏心歯車でなく通常の円歯車である。
さて、回転体としてのロータリーケース(3)がその回
転軸である入力軸(1)により自転すると、太陽歯車
(6)は、揺動軸(4)に固定されていて入力軸(1)
と同期しないので、これに噛合する中間歯車(7)は、
ロータリーケース(3)の自転に伴って、その自転の回
転角度と同じ回転角度だけ同方向に自転する。
この中間歯車(7)に遊星歯車(10)を介して連動する
カム軸(9)は、中間歯車(7)の自転によってロータ
リーケース(3)の自転方向と逆方向に自転するから、
ロータリーケース(3)は、苗載台の方向を向いた姿勢
状態で入力軸(1)を中心に旋回連動することになり、
この旋回運動中において苗載台に面する側を上から下に
下降するとき、植付爪の先端部にて苗載台上の苗マット
から苗を一株だけ分割した後、その下降下限において、
圃場面に植付し、その後において圃場面より上昇するも
ので、植付時に押出爪が苗を押出すので、苗は植付爪か
ら離れる。
ところで、植付伝動ケース(2)内の伝動チェーン(1
1)で駆動される駆動スプロケット(12)で更に駆動さ
れるクランク軸(34)は植付伝動ケース(2)に対して
軸受(14)(15)で支持されているが、このクランク軸
(34)のビン(34a)両サイドにクランク軸(34)と一
体的に回転する歯車(16)(17)があり、これら歯車
(16)(17)が入力軸(1)の歯車(18)(19)に噛合
し、入力軸(1)を駆動するものである。
入力軸(1)は、植付伝動ケース(2)に対して軸受
(20)(21)で支持されている。
したがって、駆動スプロケット(12)でクランク軸(3
4)が駆動されると、歯車(16)(17)と(18)(19)
との噛合により入力軸(1)が駆動され、ロータリーケ
ース(3)が駆動されるのである。
そして、クランク軸(34)のピン部(34a)をスリット
溝中に挟む揺動アーム(22)が揺動軸(4)に固定され
ているので、太陽歯車(6)はクランク機構でロータリ
ーケース(3)の一回転で一往復運動することになる。
この太陽歯車(6)の揺動が偏心歯車と同様に遊星歯車
(10)の自転を増減速させることとなるので、植付爪先
端の運動軌跡の閉ループは、一方によりカーブし、他方
より直線に近いところの偏心の楕円状の閉ループ曲線を
描くことになる。
ところで、太陽歯車1つに対して、遊星歯車機構の中間
歯車と遊星歯車を一対ずつ相対向して配置した場合、太
陽歯車の揺動に伴って遊星歯車機構の自転を増減させる
とき、一方の植付爪が苗取り位置にあっても、他方の植
付爪が植付位置にいない上向き位置をとることとなっ
て、1つのロータリー植付装置を構成しないから、図示
のものは、太陽歯車を2つ設けてそのそれぞれに別の中
間歯車と遊星歯車とを噛合せ、更に2つの太陽歯車同志
の回転方向を互いに逆となるように構成した遊星歯車機
構を左右一対設け、これらの間に複数の植付爪ケースを
配置したものを図示してある。
植付爪ケース(13)の具体的な構造は、第4図、第5
図、第6図にみられる如く、固定爪(23)に対して押出
爪(24)があり、押出爪(24)は、プッシュロッド(2
5)によって往復動し、プッシュロッド(25)の受金具
(26)にはスプリング(27)が作用している。
受金具(26)のピン(28)には、プッシュレバー(29)
が取付けられ、プッシュレバー(29)はその突片(30)
がカム軸(9)のカム(31)で揺動することにより、ス
プリング(27)に抗して、プッシュレバー(25)を後退
させる。
図示のものでは、カム軸(9)(9′)を共通とし、連
結パイプ(32)で植付爪ケース(13a)(13b)(13c)
及び(13d)(13e)(13f)を連結し、カム軸(9)
(9′)の一方は、互いに反対相手のロータリーケース
に軸支している。
したがって、植付爪ケース(13a)(13b)(13c)のプ
ッシュレバー(29)は、左方のロータリーケース(3)
で駆動され、植付爪ケース(13d)(13e)(13f)のプ
ッシュレバー(29′)は右方のロータリーケース
(3′)で駆動されるようになっている。
(6′)、(7′)、(10′)は右方のロータリーケー
ス(3′)内の太陽歯車、中間歯車、遊星歯車である。
そして、太陽歯車の揺動方法は、左方の場合と同様であ
るが、揺動方向が逆となっている。
又、ロータリーケース(3′)の駆動は左方のロータリ
ーケースの場合と同様である。すなわち、(2′)は右
方の植付伝動ケースでその伝動チェーン(11′)を介し
て駆動歯車(12′)が駆動され、ロータリーケース
(3′)が駆動される。
なお、ロータリーケース(3)(3′)内の遊星歯車機
構のうちで、中間歯車(7)の代わりにチェーンを用い
てもよいもので、太陽歯車と遊星歯車は共にスプロケッ
トで構成する。このようにチェーン駆動とすると、テン
ションによるチェーン張りでバックラッシュがとれる。
又、図示の互いに反対方向に揺動する太陽歯車は左右に
離れているが、第8図のように同一のロータリーケース
内に配設してもよいものである。
すなわち、伝動チェーン(11)によって、揺動される駆
動スプロケット(12)で入力軸(1)が回転し、これと
直結されたロータリーケース(3)が回転するが、各太
陽歯車(6)(6′)は入力軸(1)に遊嵌され、それ
ぞれは別の駆動系から揺動できるようにする。
例えば、太陽歯車(6)(6′)に固定された揺動軸
(4)(4′)をサーボモーター(33)(33′)等で駆
動する。
サーボモーターで駆動すると、速度コントロールができ
るから、植付軌跡の自由度が大きくなり、最適軌跡をと
ることができる。
又、クランクの場合、ピンの位置を任意に変更できるよ
うにすると、運転中でも揺動範囲を変更できる。サーボ
モーターの場合でも勿論同様にできる。
揺動軸(4)(4′)は図示のようなクランク及びサー
ボモーター以外の機構で駆動されてもよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の切断正面図 第2図は同上の揺動機構部分の説明 第3図は多連型とした場合の本発明装置の説明図 第4図、第5図、第6図は植付爪ケースの切断正面図、
切断平面図、切断背面図 第7図は植付軌跡の説明図 第8図は変型実施例にかかる本発明装置の切断面図であ
る。 (1)……入力軸 (2)(2′)……植付伝動ケース (3)……ロータリーケース (4)……揺動軸 (6)(6′)……太陽歯車 (7)(7′)……中間歯車 (9)……カム軸 (10)(10′)……遊星歯車 (13)……植付爪ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸で駆動されるロータリーケース内に
    太陽歯車、及び中間歯車と遊星歯車からなる遊星歯車機
    構を設け、該ロータリーケースの回転方向と逆方向に一
    回転するように該遊星歯車に連結された植付爪ケースの
    基部をロータリーケース両端に設けた植付装置であっ
    て、入力軸の中に設けた揺動軸に揺動アームと太陽歯車
    を固定し、太陽歯車をロータリーケースの一回転で一往
    復できるように、植付伝動ケース内の伝動チェーンで駆
    動する駆動スプロケットによって駆動されるクランク機
    構で揺動アームを作動させることを特徴とするロータリ
    ー植付装置。
JP9858286A 1986-04-28 1986-04-28 ロ−タリ−植付装置 Expired - Lifetime JPH07102023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9858286A JPH07102023B2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28 ロ−タリ−植付装置

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JP9858286A JPH07102023B2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28 ロ−タリ−植付装置

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JPS62253308A JPS62253308A (ja) 1987-11-05
JPH07102023B2 true JPH07102023B2 (ja) 1995-11-08

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ID=14223646

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JP9858286A Expired - Lifetime JPH07102023B2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28 ロ−タリ−植付装置

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JP (1) JPH07102023B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9404062B2 (en) 2009-06-04 2016-08-02 Jx Nippon Oil & Energy Corporation Lubricant oil composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9404062B2 (en) 2009-06-04 2016-08-02 Jx Nippon Oil & Energy Corporation Lubricant oil composition

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JPS62253308A (ja) 1987-11-05

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