JPH07101542B2 - データ記録方法 - Google Patents

データ記録方法

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JPH07101542B2
JPH07101542B2 JP60025714A JP2571485A JPH07101542B2 JP H07101542 B2 JPH07101542 B2 JP H07101542B2 JP 60025714 A JP60025714 A JP 60025714A JP 2571485 A JP2571485 A JP 2571485A JP H07101542 B2 JPH07101542 B2 JP H07101542B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明はデータ記録方法に関し、特に、第1のnビット
データ群で表された主情報信号と、第2のnビットデー
タ郡で表された前記第1のnビットデータ群の記録態様
を示す副情報信号とを記録媒体上に記録するデータ記録
方法に関するものである。
〈従来技術の説明〉 近年、デイジタル信号化された情報信号の記録媒体上へ
の記録分野においては高密度なデータ記録技術が更に進
行しつつある。これに伴い、同じ情報信号を同じデータ
フオーマツトで記録する場合でも、記録媒体上への記録
フオーマツトについてはかなりの自由度がでてきた。
この様な状況下においては類似した記録フオーマツトを
有する装置が並立することになり、これらの間の互換を
考慮に入れると、この記録フオーマツトに関する情報を
何らかの形で記録媒体上に記録しておくのが望ましい。
特に情報信号はデイジタルデータとされて記録されるの
であるから、この記録フオーマツトに係る情報もこれと
共にビツト数の等しいデイジタルデータとして記録して
おくことが高密度記録の妨げにならないという意味から
も望ましい。
ところで一般にデータを記録再生する場合、ドロツプア
ウト等の発生に伴い、データ誤りが発生する。このデー
タ誤りは、再生時に周知の誤り検出回路によって検出さ
れる。この誤り検出が行われると、再生されたデータは
無効であるため、他のデータと置換される。
誤り確率の低い場合は情報信号に関連するデータについ
ては所謂データ補間を行うことができる。これに対し誤
り確率の高い場合にはデータ補間を行うことができな
い。そのため一般に伝送後のデータに誤りが生じた場合
にはデータ補間を行えないことも考慮に入れ、とりあえ
ずエラーデータについては一義的に所定のデータと置換
しておく。
この置換データは、一般に再生されても影響のないデー
タ、更には簡単に発生し得るデータということを考慮に
入れて決定される。従って、使用する2進法によって異
なるが、オール“0"のデータ、オール“1"のデータやMS
B(最上位ビツト)が“1"で他が“0"のデータ等を用い
るシステムが多い。
さて、これに伴って記録フオーマツトに係るデータもデ
ータエラーが発生するとこの様な置換データに置換され
る。ところが記録フオーマツトに係るデータは主たる情
報信号に関連するデータによって定められた所定のビツ
ト数で様々な情報を含んでいる必要があり、上述の置換
データと一致したデータも何らかの有効な情報に対応し
ている。従って、記録フオーマツトに係るデータが再生
され、これが誤り検出時の置換データと一致した場合、
このデータが有効か無効かという区別ができない。
そこでこの記録フオーマツトに係るデータの所定ビツト
を前述の置換データとは異なるデータとすることも考え
られるが、このビツトには何の情報も記録することがで
きず好ましくない。
〈発明の目的〉 本発明は上述の如き問題点に鑑みてなされたもので、第
1のnビットデータ群で表された主情報信号の記録態様
を示す第2のnビットデータ郡の記録される情報量を減
らすことなく、かつその有効、無効の判断が行えるデー
タ記録方法を提供することを目的とする。
〈実施例による説明〉 以下、本明細書では回転ヘツドを具えるシリンダに磁気
テープを所定角度巻装し、テープの長手方向に形成され
た複数の領域に対し夫々別に前記回転ヘツドでデイジタ
ルオーデイオ信号を記録再生するテープレコーダに本発
明を適用した場合の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る従来のテープレコーダ
のテープ走行系を示す図、第2図はこのテープレコーダ
によるテープ上の記録軌跡を示す図である。
第2図に於いて、CH1〜CH6は夫々ヘツド3またはヘツド
4が第1図に於いてAからB,BからC,CからD,DからE,Eか
らF,FからGをトレースしている期間にオーデイオ信号
が記録される領域である。各領域には夫々別々にオーデ
イオ信号を記録することが可能であり、夫々所謂アジマ
ス重ね書きが行われるが、各領域CH1〜CH6のトラツクは
同一直線上にある必要はない。また各領域には夫々トラ
ツキング制御用のパイロツト信号が記録されるが、各領
域毎に所定のローテーシヨン(f1→f2→f3→f4)で記録
されているものとし、これも領域間に相関性はない。
又CH1〜CH3に示す領域は第1図に於いてテープ1が所定
の速度で矢印7に示す方向に走行している時記録再生さ
れ、CH4〜CH6に示す領域は同じく矢印9に示す方向に走
行している時記録再生されているものとすれば、第2図
に示す如く、CH1〜CH3に示す領域の各トラツクの傾き
と、CH4〜CH6に示す領域の各トラツクの傾きとは若干異
なる。但し、この時相対速度の差については、ヘツド3,
4の回転によるものに比べ、テープ1の走行によるもの
は極めて小さいため問題とならないものとする。
第3図は上述の如きテープレコーダの記録再生のタイム
チヤートである。図中(a)はシリンダ2の回転に同期
して発生される位相検出パルス(以下PG)で、1/60秒毎
に“ハイレベル(H)”と“ローレベル(L)”を繰り
返す30Hzの矩形波である。また、(b)はPG(a)と逆
極性のPGである。ここでPG(a)はヘツド3が第1図の
BからGまで回転する間H、PG(b)はヘツド4が同じ
くBからGまで回転する間Hであるものとする。
第3図(c)はPG(a)より得たデータ読み込み用パル
スで、ビデオ信号の1フイールド分(1/60秒)に対応す
る期間のオーデイオ信号を1フイールドおきにサンプリ
ングするためのものである。第3図(d)はサンプリン
グされた1フイールド分のオーデイオデータにRAM等を
用いて誤り訂正用冗長コード等を付加したり、配列を変
えたりするための信号処理期間をHで示す。第3図
(e)はデータ記録の期間をHで示し、上述の信号処理
で得られた記録用データをテープ1に記録するタイミン
グを示す。
例えば第3図を用いて時間的に信号の流れを追うと、t1
〜t3の期間(ヘツド3がB〜Gに移動中)サンプリング
されたデータは、t3〜t5(ヘツド3がG〜A)で信号処
理が施され、t5〜t6(ヘツド3がA〜B)の期間で記録
される。即ちヘツド3によって第2図のCH1の領域に記
録される。一方PG(b)がHの期間にサンプリングされ
たデータは同様のタイミングで信号処理され、ヘツド4
によってCH1の領域に記録される。
PG(a)を所定位相(ここでは1領域分の36゜)移相し
たPGを第3図(f)に示す。
以下PG(f)及び不図示のこれと逆特性のPGによってオ
ーデイオ信号を記録する場合について説明する。第3図
t2〜t4にサンプリングされたデータは、t4〜t6の間第3
図(g)に示す信号に従って信号処理され、t6〜t7の期
間第3図(h)に示す信号に従って記録される。即ちヘ
ツド3によって、該ヘツド3がB〜Cをトレースする期
間、第2図のCH2に示す領域に記録される。同様にt4〜t
7の期間にサンプリングされたデータはヘツド4によっ
てCH2に示す領域に記録される。
次にCH2に示す領域に記録された信号を再生する動作に
ついて説明する。
ヘッド3によるテープ1からのデータの読取は第3図
(h)に示す信号に従いt6〜t7(t1〜t2も同様)に行わ
れ、第3図(i)に示す信号に従いt7〜t8(t2〜t3)に
記録時とは逆の信号処理が行われる。即ちこの期間で誤
り訂正等を行い、更に第3図(j)に示す信号に従いt8
〜t9(t3〜t6)で再生オーデイオ信号が出力される。も
ちろんヘツド4による再生動作は上述の動作と180゜の
位相差をもって行われ、これで連続した再生オーデイオ
信号が得られる。
また他の領域CH3〜CH6についても、PG(a)をn×36゜
分位相し、これに基づいて上述の記録再生動作を行えば
よいことは云うまでもなく、またこれはテープの走行方
向には依存しない。
第4図は上述の如きテープレコーダに対して本発明を適
用した場合の一実施例としてのテープレコーダの概略構
成を示す図である。第4図中第1図〜第2図と同様の構
成要素については同一番号を付す。
回転シリンダ2の回転検出器11より得られるPGはシリン
ダモータ制御回路16に供給され、シリンダ2を所定の回
転速度かつ所定の回転位相で回転させる。12,13は夫々
キヤプスタン14,15のフライホイール17,18の回転検出器
であり、これらの出力(FG)はスイツチ19を介して択一
的にキヤプスタンモータ制御回路20に供給される。該回
路20の出力は記録時に於いてはキヤプスタン14又は15の
回転が所定速度となる様にスイツチ21を介して夫々のキ
ヤプスタンモータへ供給される。スイツチ19,21は夫々
テープを矢印7に示す方向(順方向)に走行させる際は
図中F側、矢印9に示す方向(逆方向)に走行させる際
は図中R側に接続される。
操作部24をマニユアル操作することにより、記録、再生
等の動作モード、記録再生の対象となる領域が指定され
る。また、オーデイオ専用で記録を行うか、またビデオ
信号も第2図の記録パターンで記録するかも指定され
る。また、記録時のトラツクピツチ及びテープ走行方向
についてもこの操作部24にて指定される。
これらのデータはシステムコントローラ25へ供給され、
システムコントローラ25はキヤプスタンモータ制御回路
20、スイツチ19,21及び領域指定回路26、ゲート回路2
7、後述するID信号制御回路51等をコントロールする。
そして領域指定回路26は領域指定データをゲートパルス
発生回路23に供給し、所望のゲートパルスを得る。尚、
ビデオ信号も記録する場合に於いて指定される領域は当
然CH1となる。
ゲート回路28の制御用ゲートパルスとしてはは、領域指
定データに基づいて、ヘツド3,ヘツド4夫々について、
前述のウインドウパルスが択一的に選択供給されてい
る。
記録時、端子29より入力されたアナログオーデイオ信号
はPCMオーデイオ信号処理回路30に供給され、ウインド
ウパルスに係る前述のタイミングでサンプリングされ、
デイジタルデータ(第1のnビットデータ群)とされて
後、前述の信号処理が施される。またこのオーデイオデ
ータと共に後述する如き指標(ID)データ(第2のnビ
ットデータ群)も発生される。こうして得た記録用オー
デイオデータはパイロツト信号発生回路32より1フイー
ルド毎にf1→f2→f3→f4のローテーシヨンで発生される
TPS及び後述する他のパイロツト信号と加算器33で加算
される。加算器33の出力はゲート回路28で前述の如く適
宜ゲートされ、ヘツド3,4によって所望の領域に書込ま
れていく。
再生時はヘツド3,4の再生信号が同じくウインドウパル
スによりゲート回路28にて抽出され、この再生信号はス
イツチ34のA側端子を介してローパルフイルタ(LPF)3
5に供給されると共にPCMオーデイオ回路30に供給され
る。PCMオーデイオ回路30に於いては記録とは逆に誤り
訂正、時間軸伸長、デイジタル−アナログ変換等の信号
処理が行われ、再生アナログオーデイオ信号を端子36よ
り出力する。
LPF35は前述のTPSを分離し、ATF回路37に供給する。ATF
回路37は周知の4周波方式によるトラツキングエラー信
号を得るための回路で、再生されたトラツキング用パイ
ロツト信号とパイロツト信号発生回路32により記録時と
同一のローテーシヨンで発生されたパイロツト信号とを
利用するのは周知の通りである。但し、トラツキングエ
ラー信号は各領域毎に得られるので、これをサンプルホ
ールドしてやる。こうして得られたトラツキングエラー
信号はキヤプスタンモータ制御回路20に供給され、再生
時のテープ1の走行をキヤプスタン14,15を介して制御
し、トラツキング制御を行う。
次にビデオ信号を記録再生する機能について説明する。
システムコントローラ25よりビデオ信号の記録再生を行
う命令がなされると、領域指定回路26は強制的にCH1の
領域を指定し、かつまたゲート回路27をPGに応じて動作
させる。端子38より入力されたビデオ信号はビデオ信号
処理回路39にて記録に適した信号形態とされて後加算器
40に供給される。そして、加算器40にてパイロツト信号
発生回路32より得られるパイロツト信号と加算されゲー
ト回路27を介し、ヘツド3,4によって領域CH2〜CH6の部
分に記録される。この時のPCMオーデイオ信号の記録動
作はCH1についての前述の記録動作と全く同様である。
再生時に於いて、ヘツド3,4よりピツクアツプされたビ
デオ信号はゲート回路27を介して連続信号とされる。こ
の連続信号はビデオ信号処理回路39に供給され、元の信
号形態とされ、端子41より出力される。また、ゲート回
路27より得られた連続信号はスイツチ34のV側端子を介
して、LPF35へ供給される。
LPF35では連続してパイロツト信号成分が分離されATF回
路37に供給される。このとき、ATF回路37より得られる
トラツキングエラー信号はサンプルホールドする必要は
なく、そのままキヤプスタンモータ制御回路20に供給さ
れる。また、この時CH1の領域よりPCMオーデイオ信号も
再生され、端子36よりアナログオーデイオ再生信号を得
るが、ゲート回路28の出力信号を用いたトラツキング制
御は行われない。
次に、本実施例に適用できるデータフオーマツトの一例
について説明する。第5図は第2図における各領域の1
トラツクに記録されるデータフオーマツト、即ち1/60秒
の2チヤンネルのオーデイオ信号に対応したPCMオーデ
イオデータが含まれるデータのフオーマツトの一例を示
す図である。
第5図に示すデータマトリクスにおいてsyncで示す列は
同期用データ列、adressで示す列はアドレスデータ列、
P,Qで示す列は夫々誤り訂正用冗長データ列、CRCCで示
す列は周知のCRCCチエツクコードデータ列、D1,D2は夫
々複数の列を含み、夫々2チヤンネルのオーデイオ信号
情報を含むデータ列である。一方、b(0)〜b(3x−
1)は夫々このデータマトリクスの各行を示し、この各
行が夫々1つのデータブロツクとして図中左側から右側
へ順次記録される様になっている。例えばb(0)のsy
nc列データの次はb(0)のadress列データ、更に次は
b(0)のP列データという様に順次記録されていく。
またb(l)の最終列データの次にはb(l+1)のsy
nc列データが記録され、b(3x−1)の最終列データが
記録されると1トラツク分のデータ記録が終了する。
ここでD1に含まれる列中最初の列においてb(0),b
(1),b(x),b(x+1),b(2x),b(2x+1)の6
つのデータ(ID0〜ID5)は、オーデイオ信号の情報以外
の情報を含むデータ(第2のnビットデータ群)であ
る。
以下、このID0〜ID5に示すデータについて第1表及び第
2表を用いて説明する。ID0で示す8ビツトデータはID1
〜ID5の各データがどの様な情報に対応するかを示唆す
るためのデータ(モード指定データ)である。モード1
〜モード6の各モードのID1〜ID4の各データは第1表に
示す情報を示すデータであるものとする。即ちモード1
のID1〜ID4はテープカウンタとしての時間情報、モード
2のそれは各カツト毎の時間情報、モード3,モード4の
それは時刻情報を示す。またモード5のID1〜ID4及びモ
ード8のID2〜ID4は各プログラム毎の時間情報、モード
6のID1〜ID4及びモード7のID2〜ID4は各テープの頭部
分からの時間情報を夫々示す。
第1表中Pro./Noはプログラム番号、Cut/Noはカツト番
号、File/Noはフアイル番号を示す。また一般にデータ
エラーが生じた場合オール0のデータに置換するシステ
ムを考慮した場合、オール0のデータが発生し難い様に
するのが望ましく、各データは0がオール1、1が1111
1110という様に、通常のデータと01が反転したデー
タをとるものとする。
第1表中X,Yに示す8ビツトデータが示す情報は第2表
に示しておく。Yは1〜7の各モードにおけるID5のデ
ータを示す。このデータYの第1ビツトはこの8ビツト
データYそのものが有効か無効かを示す。第2,第3ビツ
トは前述2チヤンネルの記録されるオーデイオ情報がモ
ノラルであるかステレオであるか等のオーデイオ信号の
形態を示す。また第4,第5ビツトは夫々第1チヤンネ
ル,第2チヤンネル対応部にオーデイオ信号情報を記録
するか、他の情報を記録するかを示す。また第6,第7ビ
ツトはオーデイオ信号の記録開始部、記録終了部で“1"
となるデータ、第8ビツトはダビングを防止したい時
“1"となるデータである。
一方8ビツトデータXはモード7,モード8のID1のデー
タで、記録フオーマツトに係る情報を含むデータであ
り、第1表に示す如く以下の情報を含む。まず、Xの第
1ビツトは記録時のテープ走行方向を示すデータであ
り、第4図において矢印7の方向に走行させつつ記録す
る際に“0"を、矢印9の方向に走行させつつ記録する際
に“1"を対応させている。
8ビツトデータXの第2〜第4ビツトは次に記録を行う
領域がCH1〜CH6のいずれかを指定する次トラツク番号を
示すデータ(mビットデータ)である。
このデータは3(=m)ビットであるから8(=2m)種
類の情報に対応させることが可能である。ところで指定
するトラツクは6(=k)種類しかないのでCH1,CH2,CH
3,CH4,CH5,CH6を夫々指定する時、“100",“010",“11
0",“001",“101",“011"を対応させてやる。こうする
ことによって前述の誤り検出時の置換データの第2〜第
4ビツトがオール“0"またはオール“1"であるとすれ
ば、この3ビツトでこれらと区別できることになる。ま
た、置換データオール“0"となるシステムを仮定すれ
ば、“111"を他の情報として用いることができ、例えば
記録領域の変更なしという情報を対応させることが可能
となる。
8ビツトデータXの第5〜第6ビツトのデータは記録時
のトラツクピツチを示すデータであり、最大4種類のト
ラツクピツチを規定することができる。例えば“00"を
標準トラツクピツチ、“10"を長時間記録(例えばテー
プスピードが1/2)によるトラツクピツチ、“01"及び、
“11"を第3,第4のトラツクピツチに対応させる。
この場合も標準トラツクピツチを“01"、長時間記録ト
ラツクピツチを“10"とし、第3のトラツクピツチを“0
0"または“11"とすれば、“11"、または“00"が記録さ
れないことになる。特に第2〜第4ビツトで“000"を記
録しない規定とすれば、第5〜第6ビツトについては
“11"を記録しない規定にしてやれば第2〜第6ビツト
オール“0"となる置換データを発生するシステムに対し
ても、オール“1"となる置換データを発生するシステム
に対しても有効である。
最後に8ビツトデータXの第7〜第8ビツトについて説
明する。これらは検索用データで、所謂頭出等を行うた
めのデータである。例えば第4図において端子29より入
力されたオーデイオデータが所定期間(例えば2秒)無
音であれば“11"に示すデータを所定期間(例えば1秒
=60トラツク)以上記録する。またユーザーが楽曲の途
中等でも、マークをして、後に検出できる様にしたい場
合は操作部をユーザーがマニユアル操作しシステムコン
トローラ25よりそれに応じた指令を発生し、その指令に
基いて“01"を所定期間(例えば1秒)記録する。また
その他の部分、即ちオーデイオ信号が通常通り記録され
ている部分には“10"を記録する。またこの検索システ
ムを用いない場合には“00"を記録する。
第6図は第4図におけるID制御回路51の具体的な回路構
成の一例を示す図である。第6図において61はシステム
コントローラ25よりデータXの第7,第8ビツトを使用し
ない際ローレベル、使用する際ハイレベルの信号が供給
される端子、62は同じくシステムコントローラ25より前
述のマニユアル操作によりマーク記録命令の狭幅パルス
が供給される端子、63は入力アナログオーデイオ信号が
供給される端子である。
入力アナログオーデイオ信号は所定のスレツシヨルドレ
ベルを有する検波回路64に供給され、無音部に対応する
期間は該回路64の出力がローレベルに転ずる(第7図
(a)に示す)。検波回路64の出力はインバータで反転
され(第7図(b)に示す)、モノマルチ66及びアンド
ゲート69に供給される。モノマルチ66は入力の立上りで
トリガし所定期間(T1)、例えば2秒ハイレベルの出力
を得る(第7図(c)に示す)。モノマルチ67はモノマ
ルチ66立下りでトリガし所定期間(T2)、例えば1秒ハ
イレベルを出力する。アンドゲート69の出力は第7図
(e)の如くなり、第7図(d)に示すモノマルチ67の
出力との論理和がとられ(この場合は第7図(e)とな
る)、無音検出信号としてオアゲート72に供給される。
モノマルチ71は端子62に供給された幅狭パルスでトリガ
され、オアゲート72及びアンドゲート73の反転力に所定
期間(1秒)ハイレベルの信号を供給する。これに従い
アンドゲート73からは検索機能使用時でかつマニユアル
操作によるマーク期間以外の時“1"が出力され、アンド
ゲート74からは検索機能使用時でかつ無音部かマーク期
間の時“1"が出力される。これは前述の第7,第8ビツト
のデータに対応しており、ラツチ回路78のD7,D8へ供給
される。
他方、テープの走行方向を示すデータ、次に記録するト
ラツクを指定するデータ、記録トラツクピツチを示すデ
ータが夫々システムコントローラ25よりデータ変換器7
5,76,77に供給され、前述の如き第1〜第6ビツトに対
応するデータとされる。これら変換器75,76,77の出力は
夫々ラツチ回路78のD1〜D6端子に供給される。ラツチ回
路78にはクロツクとして前述のPGが供給されており、PG
とQ1〜Q8より出力される8ビツトデータとが同期させら
れる。これら8ビツトパラレルデータはPCMオーデイオ
信号処理回路30に供給される。
第8図は第4図におけるPCMオーデイオ信号処理回路の
一具体例を示す図である。第8図において101は端子29
に入力されている入力アナログオーデイオ信号が供給さ
れる端子、102は前述の第7図に示すID制御回路51より
の出力データが供給される端子である。端子102に供給
されているパラレルデータはID発生回路104に供給さ
れ、所定タイミングでシリアル化されたデータを発生す
る。
一方端子101に入力されたアナログオーデイオ信号はア
ナログ−デイジタル変換器(A/D)103に供給される。A/
D103ではアナログオーデイオ信号を所定周波数でサンプ
リング後、量子化し、所定のタイミングのシリアルデー
タとしてデータセレクタ105に供給する。データセレク
タ105は1フイールド期間に一度ID1に対応するタイミン
グでIDデータ発生回路104の出力をRAM(ランダムアクセ
スメモリ)107に供給し、他のタイミングではA/D103の
出力をRAM107に供給する。RAM107では誤り訂正用回路
(ECC)106より得られたパリテイワード(P,Q)、CRCC
等、アドレスコントローラ108より得たアドレスデータ
等と前述のデータセレクタ105より得られたデータとを
第5図に示すデータマトリクスに対応する様配列する。
RAM107よりは前述の順序で時間軸圧縮されたデータが変
調回路109に供給され、変調回路109ではBPM(バイ、フ
エイズ、モジユレーシヨン)等のデイジタル変調を行な
った後端子111を介して出力される。端子111より出力さ
れたデイジタル変調オーデイオ信号は前述した如く加算
回路33に供給されることになる。
次に再生時の動作について説明する。端子112にはゲー
ト回路28を介したデイジタル変調信号はデイジタル復調
器113で復調され、RAM115に供給される。RAM115ではRAM
107と全く逆の信号処理が行われる。即ちアドレスコン
トローラ114より得られたアドレスデータ、更には同期
用データに基いて、配列を変化させ、ECC116にて誤り訂
正を行う。また、これに伴い、得られるD1列、D2列の各
データがRAM115より出力され、D/A(デイジタル−アナ
ログ変換器)117、データ読取回路118に供給される。
D/A117では元のアナログオーデイオ信号を復元して端子
119を介して第4図の端子36より出力する。他方データ
読取回路118では前述のIDデータをピツクアツプし、ID
検出回路52に供給する。尚、第8図の信号処理回路各部
の動作は全てタイミングコントローラ110より発生され
るタイミング信号により同期させられているものとす
る。
ID検出回路52においてはIDデータを検索に、前記第1
表、第2表に示す如き情報をシステムコントローラ25に
供給する。これらのデータに従ってシステムコントロー
ラ25は領域指定回路26やキヤプスタン制御回路20を制御
することになる。
以上説明してきた実施例のテープレコーダによれば情報
データと共に記録される記録フオーマツトを示すデータ
に符号誤りが生じた場合でも、置換データがすぐ無意味
であることが判別できる。システムコントローラ25はこ
の場合、このデータを無効とすることができるため、誤
動作を行うことがない。またこの様な効果を得る上で記
録できる情報量は実質的に減っておらず、システムを組
む上で効果の大なるものである。
尚、上述の実施例においてはテープの長手方向に6つの
領域を形成して、各領域に記録トラツクを順次形成する
テープレコーダについて説明したが本発明の適用範囲は
これに限られるものでなく、周知のDATやデイジタルVTR
等にも適用可能なのは云うまでもない。
〈効果の説明〉 以上実施例により説明した様に、本発明によれば、第1
のnビットデータ群で表された主情報信号の記録態様を
示す第2のnビットデータ郡の記録される情報量を減ら
すことなく、かつその有効、無効の判断が行える様にし
たデータ記録方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るテープレコーダのテー
プ走行系を示す図、 第2図は第1図に示すレコーダの記録フオーマツトを示
す図、 第3図は第1図に示すレコーダの記録再生タイミングを
示すタイミングチヤート、 第4図は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図、 第5図は本実施例のレコーダによる記録データフオーマ
ツトを説明するためのデータマトリクスを示す図、 第6図は第4図におけるID制御回路の一具体例を示す
図、 第7図は第6図各部の動作タイミングを示すタイミング
チヤート、 第8図は第4図におけるPCMオーデイオ信号処理回路の
一具体例を示す図である。 1は記録媒体としての磁気ヘツド、24は操作部、25はシ
ステムコントローラ、30はPCMオーデイオ信号処理回
路、51はID制御回路、75,76,77はデータ変換回路、D1,D
2は第1のnビットデータ群としてのオーデイオデータ
列、ID0〜ID6は第2のnビットデータ群としての指標デ
ータである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増井 俊之 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 普勝 勉 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 長沢 健一 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−222402(JP,A) 特開 昭60−1669(JP,A) 特開 昭58−36037(JP,A) 特開 昭58−128009(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状記録媒体上のテープ幅方向に延在
    するk個の各領域に対して、第1のnビットデータ群で
    表された主情報信号と、第2のnビットデータ郡で表さ
    れた前記第1のnビットデータ群の記録態様を示す副情
    報信号とを時分割多重してなる記録信号を記録するデー
    タ記録方法であって(n,kは夫々2以上の整数)、 前記第2のnビットデータ郡は、前記k個の領域中の1
    つを示すmビットデータを含み(mは2以上n以下の整
    数で、2m>kの条件を満たす)、 前記mビットデータのバイナリレベルを「1」及び
    「0」で示す時、前記k個の領域に対応するmビットデ
    ータとして、オール「0」もしくはオール「1」を除く
    データを割り当てたことを特徴とするデータ記録方法。
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JPH07118160B2 (ja) * 1983-06-18 1995-12-18 ソニー株式会社 ディジタル情報信号の記録方法

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