JPH07101532A - ホースクリップの整列供給装置 - Google Patents

ホースクリップの整列供給装置

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JPH07101532A
JPH07101532A JP4286841A JP28684192A JPH07101532A JP H07101532 A JPH07101532 A JP H07101532A JP 4286841 A JP4286841 A JP 4286841A JP 28684192 A JP28684192 A JP 28684192A JP H07101532 A JPH07101532 A JP H07101532A
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JP
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hose clip
hose
posture
clip
pair
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JP4286841A
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English (en)
Inventor
Teruo Cho
輝雄 長
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ホースクリップをそのホースへの挿入を円滑
に行なわせるために、確実に所定の姿勢にして外部に供
給すること。 [構成] 径外方に向かって下向きに傾斜しているトラ
ック部6aを、振動により移送されているホースクリッ
プmのつまみ部ma、mbに噴出ノズル51、52、5
3、54、55から空気を噴きつけて、つまみ部ma、
mbを前方にする姿勢をとらせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホースクリップの整列供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図1にはホースクリップ
mが図示されているが、これはほぼ円筒形状を呈し、そ
の外周部に一対のつまみ部ma、mbを備えている。こ
のようなホースクリップmを、その一対のつまみ部m
a、mbを前方にしてシュートS上を滑走させ、この下
端部に設けられたホース挿入機構に供給し、そのつまみ
部ma、mbをこの両側に配設された一対のシリンダの
駆動ロッドにより押圧して、その径を大とし、これにホ
ースの先端部を挿入し、この後、エアシリンダの駆動ロ
ッドの駆動力を解除するとつまみ部は、その弾性力によ
り元の形に復帰し、よってその円筒部mc内にホースを
挿入、固着させるようにしている。
【0003】このためには、図示するように一対のつま
み部ma、mbを前方にしてシュートS上を滑走させな
ければならないのであるが、特公平1−13983号公
報に記載のホースクリップ挿入装置によれば、パーツフ
ィーダのスパイラル状のトラックの先端部に一対の送り
出し路レールを設け、これに一対のつまみ部を上方にし
た姿勢でホースクリップをその端部に供給して、このつ
まみ部を一対の送り出し路レールに懸吊した姿勢で、振
動により移送し、この間、一対の送り出しは路レールの
中間部に上方から垂下して設けられた一対のクリップ規
制板により、その姿勢を安定にしながら振動により移送
し、このクリップ規制板の端部ではシュートに向かって
下向きに屈曲しており、この直下方には方向転換板が設
けられており、振動により懸吊されて移送されてきたホ
ースクリップは、この転換板上に途中から支持されて移
送されるのであるが、クリップ規制板の端部に対向する
部位では、下向きに傾斜しており、この直上方ではすで
に送り出し路レールは切れており、従って懸吊姿勢を離
脱したホースクリップは、方向転換板の上記下向き傾斜
部を振動による移送と共に滑走して、その端部へと移送
されるのであるが、この端部には突部が形成されてお
り、この突部でホースクリップの胴部が当接し、従って
ここを支点としてホースクリップが回動し、所定の姿勢
にしてシュート上に導かれる。すなわちこのとき一対の
つまみ部を前方にした姿勢とされるものである。
【0004】然るに上記引例の装置においては、上述し
たように構成部品が非常に多く、かつまた送り出し路レ
ールに懸吊した姿勢を取るのにホースクリップの円筒形
状の胴部を径方向に立てた姿勢で供給しなければなら
ず、更にこのような姿勢で送り出し路レールに懸吊した
姿勢を取らせることは困難であり、100%この姿勢で
懸吊させることは難しく、かなりの部分が懸吊姿勢を取
らずにボウル内へと排除されることが考えられる。更に
送り出し路レールに懸吊した姿勢をとって、振動により
移送されたとしても、この排出端部の直下方に設けられ
た方向転換板上でレールから離れて振動により移送さ
れ、その端部の突部で回動されるのであるが、突部で当
接するのは円筒部分であり、極めて不安定な回動姿勢を
取るので、全てのホースクリップに、そのつまみ部を前
方にした姿勢でシュート上に導くことは困難であると思
われる。すなわち突部を支点として回動するときに、つ
まみ部を直前方に向ければよいが、これに対しどちらか
に傾倒した姿勢であれば、このシュートの上方に設けら
れたシュートカバーの端部で、つまみ部が引っかかり、
前方へと移送されなくなるおそれがある。これでは次か
ら次へと移送されてくるホースクリップがここで閉塞
し、このシュートの下流側端部に設けられている挿入装
置にホースクリップを供給することができなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、部品点数を少なくし、ホースクリップ
挿入装置へのホースクリップの供給を連続的、かつ確実
に行うことのできるホースクリップの整列供給装置を供
給することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、ほぼ円
筒形状で外周部に一対のつまみ部を有するホースクリッ
プを軸方向に立てた姿勢で移送方向に向かって一側方に
傾斜した振動トラック上を搬送させ、該振動トラックに
近接して前記ホースクリップの一対のつまみ部のいずれ
かに噴出空気を吹きつけて、該一対のつまみ部を前方に
位置させるようにしたことを特徴とするホースクリップ
の整列供給装置によって達成される。
【0007】
【作用】ホースクリップを軸方向に立てた姿勢は、例え
ば振動パーツフィーダのトラック上では上流側にワイパ
ーを設け、この下縁部からトラックの面までの高さがホ
ースクリップの胴部の径より小で、かつその軸方向の高
さより大であれば、全て軸方向に立てた姿勢で、この下
流側に導かれる。またこのトラックは振動による移送方
向に向かって一側方に傾斜しているので、この側方の側
壁部に当接しながら振動により移送され、その胴部が側
壁部に当接しているので、いずれかの方向に平面的にみ
て回動する作用を受ける。従ってそのつまみ部は側壁部
に当接されながら移送される作用を受けるのであるが、
これに加えて噴出空気がこのつまみ部に吹きつけられる
ことにより、回動力を受け、そのつまみ部が振動による
移送方向に向かって前方になる。よって所定の方向にし
てホースクリップが、例えばシュートに1個宛供給する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例によるホースクリップ
のホースへの挿入装置につき、図面を参照して説明す
る。
【0009】なお、本実施例に適用されるホースクリッ
プは図1に示される形状のものとする。
【0010】図2及び図3は本装置の全体を示すが、全
体として1で示され、これは主として振動パーツフィー
ダ2、この排出端部に接続されるシュート装置3及びこ
の下端部に接続されるホース挿入装置4とかなってい
る。
【0011】振動パーツフィーダ2は公知のようにわん
状のボウル5を備えており、この内周壁部にはスパイラ
ル状のトラック6を形成しており、本実施例によれば、
この端部にワーク転倒部7が取りつけられており、更に
ボウル6の外周壁部にはポケット8が取りつけられてい
る。ワーク転倒部7に接続される整列トラック部6aに
は本発明に係わる部品整送装置10が設けられている。
ボウル5の底壁部には可動コア11が固定されており、
これは下方のベースブロック12と等角度間隔で配設さ
れた傾斜板ばね15により結合されている。又ベースブ
ロック12上にはコイル13を巻装させた電磁石14が
可動コア11に空隙をおいて対向して取りつけられてい
る。以上のように構成されるねじり振動駆動部は筒状の
カバー19により被覆されており、また振動パーツフィ
ーダ2の全体は防振ゴム16により、基台17上に支持
されている。次に図4を参照してワーク転倒部7の詳細
について説明すると、これはボウル5の外周壁部でポケ
ット8内に位置して設けられており、主として傾斜板2
0及びこの下端部に一体的に形成される当接板21及び
ボウル5内に形成されるトラック6と傾斜板20との間
に形成される段差22とからなっている。
【0012】更にワーク転倒部7の下流側には、これに
連接して整列トラック6aが一体的に形成されているの
であるが、これの排出端部近くに本発明に係わるワーク
整列装置10が設けられている。
【0013】次に特に図10〜図15を参照してシュー
ト装置3について説明する。シュート装置3においてシ
ュート31は断面がコ字形状で、地上に対し所定の角度
で傾斜して配設され、その上流側端部は振動パーツフィ
ーダの排出トラック部66の下端部に隙間tをおいて配
設されている。排出トラック部66は一対のカバー50
a、50bによって覆われ、姿勢の保持を行う。又その
先端部は図11に示すように湾曲している。シュート3
1の下方には1個切り出し装置33が取りつけられてお
り、この装置33においてシュート31に架台34を介
して一対のシリンダ装置35a、35bが固定されてお
り、この駆動ロッド36a、36bは図示しない電磁弁
の開閉により、シュート31の底壁部に形成された一対
の孔32a、32bを図11に示すようにこれから突出
するように、その孔内にあるように交互に駆動されるよ
うになっている。後方の駆動ロッド36bはホースクリ
ップmの開口に挿通し得るように配設され、また前方の
駆動ロッド36bはホースクリップmの周辺に当接する
ようになっている。シュート31の両側壁部31a、3
1bは図10に示すように、所定の姿勢で滑走してくる
ホースクリップmの両つまみ部ma、mbとわずかな隙
間を置くように構成されており、従ってこの姿勢を保持
して、このシュート31を滑走するように構成されてい
る。
【0014】次にホースクリップ挿入装置4の詳細につ
いて説明する。これは主として一対のシリンダ装置41
a、41bからなり、一対のガイドロッド43a、43
bに駆動板42a、42bを摺動自在に嵌合させてお
り、この端部に押動ロッド45a、45bを取りつけた
取付部44a、44bを一体的に固定させている。押動
ロッド45a、45bは図13に示すように整列して配
設され、この間に上流側のシュート装置3から滑走して
きたホースクリップmのつまみ部ma、mbを位置させ
るように配設されている。また、取付板48にはホース
挿入孔46が形成されており、これはシュート装置3を
滑走してくるホースクリップmに図10に示すように整
列して形成されている。又これは図2において下方鵜へ
と延びており、SWをホースの先端が作動させると、シ
リンダ装置41a、41bの駆動を解除するように構成
されている。
【0015】次に、本発明に係わるホースクリップ整列
装置10について説明する。
【0016】本実施例によれば、本装置10は上流側か
ら順次、第1噴出ノズル51、第2噴出ノズル52、第
3噴出ノズル53、第4噴出ノズル54、第5噴出ノズ
ル55からなっており、また本実施例によればトラック
部6aは水平方向H−Hに対し、その角度αは20〜3
0度前後に形成されており、その側壁部6bにホースク
リップmが図示するように当接しながら振動により移送
されるように構成されている。第1の噴出ノズル51の
ノズル口51aはトラック6aを移送されてくるホース
クリップmのつまみ部ma、mbを、この側壁部6bに
対し当接した姿勢で移送されてきた場合に、このつまみ
部ma、mbに噴出空気をあてるように配設される。ま
た第2の噴出ノズル52は図8に示されるようにホース
クリップmのつまみ部ma、mbに対し、そのノズル口
52aをそれに直接吹きつけるように配設され、また第
3の噴出ノズル53は、これに近接して配設され、その
ノズル口53aは、その前側で当接して進行しているホ
ースクリップm’の円筒部mc内部に噴出空気を吹きつ
けるように配設されている。また最下流側の第3の噴出
ノズル54のノズル口54a及び第5の噴出ノズルのノ
ズル口55aは上流側の一対の第2、第3の噴出ノズル
52、53のノズル口52a、53aと同様な関係で配
設されている。
【0017】本発明は以上のように構成されるが、次に
この作用について説明する。
【0018】ホースクリップmは約10mm径、5mm
高さの、比較的小なるワークであるが、このようなホー
スクリップmは図3には散在的にのみ示すが高密度で貯
蔵されているものとする。今、電磁コイル13を励磁す
るとボウル5は公知のねじり振動を行ない、そのトラッ
ク6を振動により移送され、図4に示されるごとく、ト
ラック6から傾斜板20上を重力による作用及びねじり
振動による遠心力が加わって迅速に図4において左方へ
と滑走していき、垂直板21に当接する。径方向に立っ
ている姿勢のクリップm’は段差22で傾倒して軸方向
に立った姿勢となる。このままの姿勢でトラック6aを
ねじり振動により移送され、ワイパ9に至ると図5に示
すように、なお、径方向に立った姿勢で移送されてきた
ホースクリップmは、その高さがワイパーブレード9の
下縁部より上方にあるために、これに当接しながら実線
で示されるごとく傾倒させられ、結局円筒体の軸方向に
立った姿勢で、このワイパーブレード9の下方をくぐり
抜け、下流側に振動により移送される。また重なってこ
こに至ったホースクリップmもワイパーブレード9の働
きで単層にされ、下流側に導かれる。結局、ワイパーブ
レード9の下流側には全て横臥した姿勢、すなわち比較
的低い高さのホースクリップmの立ち居の姿勢で下流側
に導かれ、今このトラック6aの径外方向に向かう傾斜
角が20〜30度と比較的大きいので、側壁部6bに強
く当接した状態で、またねじり振動による遠心力も加わ
り、かなり強い力で押圧させて側壁部6bに沿って移送
される。これにより、振動力で移送されるホースクリッ
プmの外周面が当接しているのであるが、平面的にみて
時計方向又は反時計方向に回動する力を受けて、結局は
そのつまみ部ma、mbのいずれかが、側壁部6bにお
された形で安定に移送されるのであるが、なお本実施例
によれば第1噴出ノズル51のノズル口51aから噴出
する空気により、図6で示すように今仮にそのつまみ部
ma、mbを側壁部6bに当接した形で移送されてきた
としても、このつまみ部ma、mbのいずれか一方に噴
出空気が当てられて、反時計方向の回動力を受け、結局
はこの第1ノズル51の下流側には全てつまみ部ma、
mbのいずれかを側壁部6bに当接した形で下流側へ振
動により移送される。
【0019】図8に示されるように所定の方向とは反対
方向の姿勢のホースクリップmが第2噴出ノズル52の
近傍に至ると、そのノズル口52aから噴出する空気が
そのつまみ部ma、mbに吹きつけられて、反時計方向
に回動させる。なおこの時、この前側で当接しているホ
ースクリップm’が所定の姿勢であるとすれば、その円
筒部mcの内周壁面に第3の噴出ノズル53のノズル口
53aから噴出する空気により図8のBに示すように、
後で当接しているホースクリップmから前方へと離脱さ
せるような力を受ける。従って図8のBに示すように自
由に反時計方向に矢印で示す方向に回動し、このトラッ
ク部6aの径外方向に向かう大きな下向傾斜角及びねじ
り振動による遠心力を受けて所定の姿勢を安定に保持し
て下流側に導かれる。本実施例によれば、更に下流側に
第4、第5の噴出ノズル54、55が設けられ、上流側
の第2、第3の噴出ノズル52、53と同様な作用を受
けて、もし仮にここでまた異姿勢のホースクリップmが
あるとすれば、確実に、そのつまみ部前方にした姿勢に
して下流側のシュート装置3へと導かれる。
【0020】図11に示すように、シュート装置3を重
力により滑走するのであるが、この下方には一個切出し
装置33が設けられており、この一対のシリンダ35
a、35bから所定のシーケンスで上下動する駆動ロッ
ド36a、36bにより1個宛下流側のホースクリップ
挿入装置4へと導かれるようになっているのであるが、
後述するホースクリップ挿入工程においては、前方の駆
動ロッド36aが突出しており、最先端部のホースクリ
ップmの外周面に当接して、これを係止している。そし
てこれに後続するホースクリップm’の直下方の駆動ロ
ッド36bは図13か図14の位置にある。今、この状
態で下流側のホースクリップ挿入装置にホースクリップ
1個の供給が要求されれば、駆動ロッド36bが上昇し
て、この円筒部に突入し、これをその位置で保持すると
ともに、前方の駆動ロッド36aは降下し、これにより
係止されていたホースクリップmはシュート31を滑走
してホースクリップ挿入装置4へと導かれる。
【0021】ホースクリップ挿入装置4においては、ホ
ース挿入孔46の内方にホースhが挿入されるのである
が、この前に今これと整列するホースクリップmをセッ
ト位置に図13に示すように1個のホースクリップmが
供給されている。シリンダ装置41a、41bが駆動さ
れて、往動ロッド45a、45bは相接近する方向に駆
動され、ホースクリップmのつまみ部ma、mbを、そ
の弾性力に抗して相接近する方向に往動させる。これに
より、この円筒部mcが拡径し、ホースhの径より小で
あったのが、これより大となり、この後ホースhが円筒
部mc内に挿入される。これをスイッチSWが検知した
後、シリンダ装置41a、41bの駆動力を解除すれば
押動ロッド45a、45bは相反する方向に移動し、ホ
ースクリップmは、その弾性力で自然の形状に戻る。す
なわち、その弾性力でホースクリップmをその円筒部m
cで締めつける。よってこれを図15に示すように上方
へと抜き去れば、今やホースクリップmが挿入された状
態で次工程に供給される。一個切出し装置33はスイッ
チSWの検知により作動される。
【0022】図16〜図20は本発明の第2実施例によ
るホースクリップの整列装置を示すものであるが、図1
6において、本実施例の振動パーツフィーダも同様に構
成され、そのボウル60にはスパイラル状のトラック6
1が形成されており、これに連絡通路62を通って本発
明に係わる整列部へとホースクリップmは導かれる。本
装置では、第1の整列部64と第2の整列部70とから
なり、第1の整列部64においては、そのトラック65
の巾はホースクリップmより大で、図17に示すように
ボウル60の径内方向に向けて下向きに傾斜して、20
度前後の傾斜とされている。又空気噴出ノズルもしくは
エアノズル86が図18に示すような取付角度で設けら
れているエアノズル88は同様な取付角度で設けられて
おり、エアノズル86のバックアップ用である。更にこ
の下流側の第2の整列部70においては、切欠き71が
形成され、従って狭路72となっている。そしてこの下
流側部分にじゃま板73が下流側に向けて図21に示す
ように、その下縁部73aが漸次下向きに傾斜してい
る。
【0023】本実施例においてはホースクリップmは第
1の整列部64に至ると、図18に示すようにつまみ部
ma、mbを上流側に向けた姿勢か、あるいはこれを下
流側に向けた姿勢か、あるいはそのつまみ部ma、mb
を側壁部に当接させるか、トラック外方に向けた姿勢と
なっている。エアノズル86から噴出する空気はつまみ
部ma、又はmbを吹きつけ、図18において時計方向
に回動させる。よって図18において最下流の姿勢で示
すように、そのつまみ部の一方が側板に当接することに
より、安定な姿勢となり、この所定の姿勢で下流側に振
動により移送される。
【0024】次につまみ部ma、mbを側壁部に当接し
た姿勢のホースクリップm”は図20に示すように第2
の整列部70では狭路72となっているので、その重心
gが狭路72の縁部より外方にあるために、下方のポケ
ット部63へと落下する。従って、この下流側に導かれ
るホースクッリプmの姿勢としては図16に示すように
つまみ部を前方にした所定の姿勢であるか、あるいはつ
まみ部を外方に向けた姿勢のいずれかである。つまみ部
ma、mbを外方に向けた姿勢は、この整列部70に至
るとじゃま板73との下縁部73aは最初はつまみ部か
ら上方に離れた位置となっているが、これは漸次下向き
に傾斜しているので、ホースクリップm’の進行と共
に、そのつまみ部ma、mbがじゃま板73の下縁部7
3aにより押し下げられて下方へと落下させられる。よ
ってすべて所定の姿勢にして次工程に供給することがで
きる。
【0025】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0026】例えば以上の実施例ではホースクリップ挿
入装置4においてシリンダ装置41a、41bの両方を
駆動させるようにしたが、これら両者のうち一方のみを
駆動させるようにしてもよい。
【0027】又第1の実施例では、最下流側に第4、第
5の空気噴出ノズル54、55を設けたが、これらは省
略してもよい。あるいは更に第2、第3のノズル52、
53と同様な構成の対となった噴出ノズルを設けてもよ
い。
【0028】又以上の実施例では、スパイラル状のトラ
ックを形成させた、いわゆる振動パーツフィーダを説明
したが、もちろん直線的なトラックを有するリニア振動
フィーダにも本発明は適用可能である。
【0029】又以上の第1実施例では第1、第2、第
3、第4及び第5の噴出ノズルを上述したような配置構
成としたが、本発明によれば、すでに振動による移送方
向に対し一側方に傾斜した角度で移送されるのであるの
で、これによりすでにそのつまみ部を径外方向の側壁部
に当接する力を受けるものであり、これを補助する形で
あれば、この噴出ノズルの噴出方向はいずれの場合より
も、更に時計方向、反時計方向に変位した位置にあって
もよい。
【0030】
【発明の効果】本発明のホースクリップ整列装置によれ
ば、確実に所定の姿勢にしてホース挿入装置に供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に適用されるホースクリップの
斜視図である。
【図2】本発明の実施例によるホースクリップのホース
への挿入装置の全体を示す側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図3における[4]−[4]線方向拡大断面図
である。
【図5】同装置における要部の拡大側面図である。
【図6】更に要部の拡大平面図である。
【図7】図6における[7]−[7]線方向拡大断面図
である。
【図8】Aは更に要部の拡大平面図であり、Bはその作
用を示す同様な図である。
【図9】図8における[9]−[9]線方向拡大断面図
である。
【図10】同装置におけるシュート装置及びホースクリ
ップ挿入装置の詳細を示す拡大平面図である。
【図11】図10における[11]−[11]線方向拡
大断面図である。
【図12】図10における[11]−[11]線方向拡
大断面図である。
【図13】シュート装置及びホースクリップ挿入装置の
作用を説明するための拡大平面図である。
【図14】図13における[14]−[14]線方向拡
大断面図である。
【図15】図14と同様な図で作用を説明するための断
面図である。
【図16】本発明の第2実施例のホースクリップのホー
スへの挿入装置の平面図である。
【図17】図16における[17]−[17]線方向拡
大断面図である。
【図18】同要部の平面図である。
【図19】図16における[19]−[19]線方向断
面図である。
【図20】更に他要部の拡大平面図である。
【図21】図16の[21]−[21]線方向断面図で
ある。
【図22】図21における[22]−[22]線方向断
面図である。
【図23】図2における[23]−[23]線方向断面
図である。
【符号の説明】
6a トラック部 10 ホースクリップ整列装置 51 第1噴出ノズル 52 第2噴出ノズル 53 第3噴出ノズル 54 第4噴出ノズル 55 第5噴出ノズル 64 第1の整列部 65 トラック 70 第2の整列部 86 エアノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】 図10における[12]−[12]線方向
拡大断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ円筒形状で外周部に一対のつまみ部
    を有するホースクリップを軸方向に立てた姿勢で移送方
    向に向かって一側方に傾斜した振動トラック上を搬送さ
    せ、該振動トラックに近接して前記ホースクリップの一
    対のつまみ部のいずれかに噴出空気を吹きつけて、該一
    対のつまみ部を前方に位置させるようにしたことを特徴
    とするホースクリップの整列供給装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721855B1 (ko) * 2006-05-09 2007-05-28 한양로보틱스 주식회사 이종 인서트너트 이송용 이중트랙을 갖는 진동피더
WO2010100718A1 (ja) * 2009-03-02 2010-09-10 オクイ株式会社 留め具供給装置およびその留め具
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