JP2016097438A - レーザー穴あけシステム - Google Patents

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Qing-San Liu
黄漢佳
Han-Jia Huang
陳龍文
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Abstract

【課題】円形、円柱形を問わず穴を開けることができ、かつ異なる仕様のレーザー穴開け装置に交換する必要のないレーザー穴あけシステムを提供する【解決手段】レーザー穴あけシステムは、ワーク供給手段10と、ワーク供給手段10に接続するワーク搬送手段と、ワーク送り出し手段40、40´とを備える。ワーク搬送手段は、検知手段と、レーザー穴開け装置80、を備える。検知手段は連続してビームをワーク受け孔の剤形に照射し、反射して戻ってくる時間と搬送速度に基づき、それぞれの剤形の正確な穴開け位置を計算し、レーザー穴開け装置に出力する。【選択図】図1

Description

この発明はレーザー穴あけ装置に関し、特に、円形、長円形、円柱形を含む各種形状の剤形に穴を開けるための薬剤用のレーザー穴あけシステムに関する。
薬剤に関して、例えば心臓疾患に対する薬剤などは、有効成分が徐々に放出され、薬効が現れるまで時間が掛かる薬剤は、薬剤を製造する過程で剤形に穴を開ける必要がある。穴を開けることによって、体内で薬剤が体液の温度の影響を受けて、薬剤内部の孔を開けない一端の物質が膨張して薬剤の粉体を押し出し、図13に開示するように、他端の穴から徐々に放出される。この剤形に穴を開ける工程においては、レーザー穴あけ装置を使用して短時間で行う必要がある。
従来のレーザー穴あけ装置は、1セットのレーザーシステムしか作動させることができない。このため、例えば円形、もしくは円柱形などの異なる形状の剤形に対しては、2セットのレーザー装置を購入しなければならなかった。
例えば、図13に開示するように、一般的な剤形90、91は、ほぼ円形(もしくは楕円形)、又は円柱形の二種類に大別される。また、徐放性剤形に対してレーザーを利用して穴を開ける場合、円形(もしくは楕円形)の剤形は両側面901、902のうちの一方に穴を開ける。円柱形の剤形91については、端面911、912のうちの一方に穴を開ける。この二種類の剤形90、91の開穴位置が大きく異なることは、穴開け装置において剤形を送り出す方式、レーザーによる開穴距離の計算方式、もしくは開穴の方向などがいずれも異なることを意味する。よって、形状の異なる剤形に対して、異なる仕様のレーザー穴開け装置に交換して開穴する必要がある。係る方式は、コストの面で浪費となる。これが従来の装置に見られる欠点である。
また、剤形90、91のサイズは6mmから12mmほどで、かつそれぞれ異なるサイズを有する。係るサイズの違いに対応するために、一般には複数のレーザー穴開け装置を用いて剤形を送り、穴を開けている。係る方式は、複数のレーザー穴開け装置を必要とする。
したがって、各種異なる形状、サイズの剤形に対応することができ、かつシステムを構成するそれぞれの装置を簡易に配設することができ、好ましい経済的効果の得られるレーザー穴あけシステムの開発が業界で望まれている。
この発明は、所定のサイズの範囲内であれば、円形、楕円形、長円形を問わず穴を開けることができ、かつ異なる仕様のレーザー穴開け装置に交換する必要のないレーザー穴あけシステムを提供することを課題とする。
そこで、本発明者は従来のレーザー穴開け装置に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ね、本発明を完成させた。
以下この発明について説明する。
本発明のレーザー穴開けシステムは、
テーブルと、前記テーブルに設けるホッパー部と、前記ホッパー部に投入したワークである剤形を取出す振動手段と、前記ホッパー部の前方下方に設ける遠心力回転盤及び回転ガイド手段と、前記回転ガイド手段上に設けられたワーク選別手段と、を含んでなり、かつ、前記遠心力回転盤と前記回転ガイド手段とが同心円であって、前記回転ガイド手段が前記遠心力回転盤を囲繞して設けられるとともに前記遠心力回転盤は傾斜させて設け、前記遠心力回転盤と前記回転ガイド手段とがそれぞれ異なる速度で回転するワーク供給手段と、
下方に振動装置を設け、上方に一端が前記ワーク供給手段に接続するワークガイドレールを具える少なくとも1以上のワーク送り出し手段と、
前記ワーク供給手段に接続するスライドレールと、
前記ワーク送り出し手段の前記ワークガイドレールの他端が接続し、かつ周辺に複数のワーク受け孔を形成し、伝動手段と伝動減速手段とカムとを具えて、それぞれの前記ワーク受け孔の間隔に基づいて間欠的に回転運動を行うとともに、前記ワーク送り出し手段が接する位置において、回転方向に沿って色識別手段と、ワーク除去手段と、回収カバーと、速度を計算して正確な穴開け位置を検知する検知手段と、レーザー穴開け装置と、を順に設け、前記色識別手段の検出によって不合格と判定された剤形を前記ワーク除去手段が気流を吐出して前記回収カバーに落とし、回収カバーの一端には、前記ホッパー部に連結するワーク移動管が接続し、前記ワーク除去手段によって前記回収カバーに落とされた剤形を前記ホッパー部に送り、さらに選別ユニットを設け、それぞれ穴を開けた剤形を検出して穴の位置と深さが正確か判断し、不良品であると判断した場合は廃棄品として別途収集し、良品と判断された剤形を別途設けるワーク移動管によって製品として収集する回転式ワーク搬送手段と、
複数の伝動輪セットと、平行して設けられる2本の搬送ベルトと、前記ワーク供給手段の前記スライドレールに接続し、ワークである剤形の力を分散して堆積を防止し、剤形を安定させるためのショックアブソーバと、ワークである剤形の着色された位置が正確であるか判断する色識別手段と、ワーク除去手段と、速度を計算して正確な穴開け位置を検知する検知手段と、レーザー穴開け装置と、正確に穴開けした剤形を収集するために穴開けの良否を判断する二組の検出手段と、を備える直線式ワーク搬送手段と、を含んでなる
ことを特徴とするレーザー穴開けシステム。
本発明では、
ワーク送り出し手段の該ワークガイドレールが、一端が下方に湾曲したものと、一端が真っ直ぐに形成されたものの2種類用意する
ことが好ましい。
本発明では、
ワークガイドレールの一端に気流通路を設け、別途気流供給システムを設けて気流を送り、かつ該振動装置によって振動を与えてワークである剤形を該回転式ワーク搬送手段に送る
ことが好ましい。
本発明では、
検知手段がワークである剤形の周辺に連続してビームを照射し、反射して戻ってくる時間と該搬送ベルトの速度に基づき、通過するそれぞれの剤形の正確な穴開け位置を計算し、得られたデータをレーザー穴開け装置に出力して穴開けを行う
ことが好ましい。
本発明では、
ショックアブソーバが支持座と、一端を該支持座に設ける可動座と、該可動座を上下に移動させる調整桿と、該可動座の他端に設ける弾性部材と、上面が該弾性部材に接触する押し圧板とによってなり、該押し圧板は円弧状を呈して、2本の該搬送ベルトの上方に設け、該押し圧板の該ワーク供給手段側の一端には楔形のガイドブロックを設け、該ガイドブロックが該スライドレールの出口に位置する
ことが好ましい。
この発明によるレーザー穴開けシステムの構造を示した説明図である。 この発明におけるワーク供給手段の外観を示した斜視図である。 この発明における回転式ワーク搬送手段を用いたレーザー穴開けシステムの断面構造を示した説明図である。 この発明におけるワーク供給手段とワーク送り出し手段の外観を示した斜視図である。 この発明における回転式ワーク搬送手段の分度盤の構造を示した斜視図である。 この発明における回転式ワーク搬送手段を用いたレーザー穴開けシステムの外観を示した斜視図である。 この発明における回転式ワーク搬送手段を用いたレーザー穴開けシステムの断面構造を示した他の説明図である。 この発明における直線式ワーク搬送手段を用いたレーザー穴開けシステムの外観を示した斜視図である。 この発明における直線式ワーク搬送手段を用いたレーザー穴開けシステムの断面構造を示した説明図である。 この発明におけるワーク供給手段とワーク送り出し手段の外観を示した他の斜視図である。 この発明における直線式ワーク搬送手段の外観を示した斜視図である。 この発明における回転式ワーク搬送手段の平面図である。 この発明におけるワークである剤形の外観を示した斜視図である。
この発明は、所定のサイズの範囲内であれば、円形、もしくは円柱形を問わず、例えば図13に開示する薬剤90、91のように穴を開けることができ、かつ異なる仕様のレーザー穴開け装置に交換する必要のないレーザー穴あけシステムを提供するものである。係るレーザー穴あけシステムの構造と特徴を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に詳述する。
図1に開示するように、この発明によるレーザー穴あけシステムは、ワーク供給手段10と、回転式ワーク搬送手段30と、ワーク送り出し手段40、40´と、直線式ワーク搬送手段20と、によって構成する。
ワーク供給手段10は、図1、2に開示するように、テーブル101と、テーブル101上に設けるホッパー部11と、ホッパー部11に投入したワークである剤形90の出口の下方に設ける振動手段110と、振動手段110の下方に傾斜して設ける遠心力回転盤12及び回転ガイド手段13と、スライドレール15と、ワーク選別手段14とを含んでなる。
ホッパー部11に投入したワークである剤形90は、振動手段110の振動によってホッパー部11の出口から出て、下方に落ちて遠心力回転盤12に送られる。
遠心力回転盤12と回転ガイド手段13とは同心円であって、回転ガイド手段13は遠心力回転盤12を囲繞して設けられる。即ち、遠心力回転盤12が内側に、回転ガイド手段13が外側に設けられる。また、遠心力回転盤12は平坦な底面部と該底面部から回転ガイド手段13に向かって傾斜して延伸する傾斜面とを具える。
また、遠心力回転盤12と回転ガイド手段13とは、それぞれ異なる速度で同一方向に回転する。このため、遠心力回転盤12と回転ガイド手段13とが回転すると、剤形90は遠心力によって回転ガイド手段13上に移動して整列し、回転ガイド手段13の回転によってガイドされ、ワーク供給手段10から出される。
また、回転ガイド手段13上には、2台のワーク選別手段14を設ける。剤形90は、図13に開示するように両側面901、902の色がそれぞれ異なり、剤形91も端面911、912の色がそれぞれ異なる。即ち、穴を開ける面と穴を開けない面とは色が異なる。そこで、ワーク選別手段14は、回転ガイド手段13上の剤形90、91の着色された位置を検出し、検出した着色の位置が予め設定した位置でない場合、即ち、回転ガイド手段13上の剤形90が表裏逆になっていた場合、気体を吐出して該表裏逆の剤形90を遠心力回転盤12上に吹き落す。逆に、検出した剤形90の着色した位置が予め設定した位置であれば、気体を吐出することなく、剤形90はスライドレール15に移動して、ワーク供給手段10から出る。例えば図2に開示するように黒色の面が上になっていた場合、白色の面が上になっている剤形90は通過させ、黒色の面が上になっている剤形90を吹き落す。
詳述すれば、図1に開示するように、回転ガイド手段13は遠心力回転盤12を囲繞して設けられ、かつ遠心力回転盤12は、図1におけるテーブル101右奧の角と左手前の角とを結ぶ対角線と遠心力回転盤12の外周縁とが交わる位置の右側が高く、左側が低くなるように傾斜させて設ける。このため、ワーク選別手段14を設ける位置において、遠心力回転盤12と、回転ガイド手段13との間に高度差が発生する。ワーク選別手段14が検知した剤形90が不合格と判断された場合、即ち、図2に開示する黒色の面が上であった場合、該剤形90は強力な気流で吹き落されて遠心力回転盤12に戻る。吹き落された剤形90が正確な面、例えば図2に開示する白色の面が上になれば、ワーク選別手段14の検知を通過し、依然として不合格と判断されれば、再度ワーク選別手段14によって吹き落される。
ワーク送り出し手段40、40´は、図1に開示するように、下方にそれぞれ振動装置42、42´を具え、上方にワークガイドレール41、41´を具える。ワークガイドレール41、41´は一端がワーク供給手段10に接続し、他端が回転式ワーク搬送手段30に接続する。
図3、4、7、10に開示するように、ワーク送り出し手段40のワークガイドレール41は、回転式ワーク搬送手段30側の一端が下方に湾曲し、ワーク送り出し手段41´のワークガイドレール41´は、回転式ワーク搬送手段30側の一端が真っ直ぐに形成され、それぞれ円形、もしくは円柱形の剤形91をガイドして送り出す。
また、図1に開示するように、ワークガイドレール41、41´の一端には気流通路43、43´を設けるとともに、別途気流供給システム(図示しない)を設けて図面に開示する矢印の方向から気流を送り、さらに振動装置42、42´によって振動を与えて剤形を回転式ワーク搬送手段30に送る。
回転式ワーク搬送手段30は、図1、5において一部分のみ開示し、図6、12において詳細な構造を開示する。図面に開示するように、回転式ワーク搬送手段30は分度盤31を具える。分度盤31は周辺に複数のワーク受け孔32を形成する。
図3に開示するように、ワーク送り出し手段41´は、回転式ワーク搬送手段30側の一端が真っ直ぐに形成され、剤形90を回転式ワーク搬送手段30の分度盤31のワーク受け孔32に送る。この場合、穴開けする加工面が上に向いている。
また、図7に開示するように、ワーク送り出し手段41は、回転式ワーク搬送手段30側の一端が下方に湾曲し、剤形90を回転式ワーク搬送手段30の分度盤31のワーク受け孔32に送る。この場合、穴開けする加工面が上に向いている。
また、図5に開示するように、分度盤31の下方に設けた伝動手段301から伝動減速手段302に動力が伝わり、さらにカム(図示しない)を駆動して分度盤31を回転させる。この場合、それぞれのワーク受け孔32の間隔に基づいて間歇的に回転運動を行う。
また、回転式ワーク搬送手段30は、図12に開示するように、ワーク送り出し手段40、41´が接する位置において、回転方向に沿って色識別手段33と、ワーク除去手段35と、回収カバー34とを順に設ける。
色識別手段33の検出によって不合格と判定された剤形は、ワーク除去手段35が気流を吐出して回収カバー34に落とす。回収カバー34の一端には、ホッパー部11に連結するワーク移動管381が接続し、ワーク除去手段35によって回収カバー34に落とされた剤形はホッパー部11に送られる。
分度盤31は交換が可能で、異なるサイズの剤形に合わせて、異なる深さのワーク受け孔32を形成した分度盤31に交換する。また、分度盤31は、図3に開示するように、ワーク送り出し手段40´に合わせて上昇、下降機能を具え、ワーク送り出し手段40´が送ってきた剤形90をワーク受け孔32で受けて穴開け、選別などの工程を進行する。
また、分度盤31に近接した位置で、かつ回収カバー34に近接した位置には検知手段60を設ける。検知手段60は連続してビームをワーク受け孔32の剤形90、もしくは剤形92に照射し、反射して戻ってくる時間と分度盤31の回転速度に基づき、図6に開示するように分度盤31上の剤形90、91が回転してレーザー穴開け装置80の位置に至る正確な時間を計算して正確な穴あけを達成する。
図6、12に開示するように、分度盤31のレーザー穴開け装置80に対応する位置には、分度盤31上に気流噴出手段36を設け、分度盤31に外周で気流噴出手段36に対向する位置には粉末収集カバー39を設け、レーザー穴開け装置80による穴開けで発生した粉末を気流で吹き飛ばし、収集する。
この発明によるレーザー穴あけシステムには、2つの選別ユニットを設ける。即ち、検出手段70、71は、それぞれ穴を開けた剤形を検出して穴の位置と深さが正確か判断し、不良品であると判断した場合は、気流噴出手段351、回収カバー341、ワーク移動管38によって廃棄品として別途収集する。また、良品と判断された剤形90、91は、別途設ける気流噴出手段352、ワーク移動管37によって製品として収集される。
この発明によるレーザー穴あけシステムは、図1に開示するように直線式ワーク搬送手段20をワーク供給手段10に接続する実施の形態としてもよい。図1においては直線式ワーク搬送手段20の一部構造を開示し、図8、9に詳細な態様を開示する。
直線式ワーク搬送手段20は、複数の伝動輪セット21と、平行して設けられる2本の搬送ベルト22、23とを含む直線状の搬送手段であって、搬送ベルト22、23が循環してワークを搬送する。よって、搬送ベルト22、23によって剤形90を搬送する両側の間のピッチ24はレーザー穴開けの範囲内になる。
図8、9、11に開示するように、直線式ワーク搬送手段20は一端がワーク供給手段10のスライドレール15に接続し、剤形を安定させるためのショックアブソーバ50と、色識別手段33´と、ワーク除去手段35´と、検知手段60´と、レーザー穴開け装置80´と、二組の検出手段70´、71´とを設ける。
図8、9に開示するように、ショックアブソーバ50は、傾斜して設けられるスライドレール15の下端に接続する。よって、剤形90は上から下に向かって滑り落ち、直線式ワーク搬送手段20に至る前にショックアブソーバ50を通過する。ショックアブソーバ50は、剤形90に緩衝作用を与え、かつ剤形90間の間隔を調整する作用を有し、直線式ワーク搬送手段20上に設ける支持座51と、一端を支持座51に設ける可動座53と、可動座52を上下に移動させる調整桿52と、可動座53の他端に設ける弾性部材54と、上面が弾性部材54に接触する押し圧板55とによってなる。
押し圧板55は円弧状を呈して、2本の搬送ベルト22、23の上方に設ける。また、押し圧板55のワーク供給手段10側の一端には楔形のガイドブロック56を設ける。ガイドブロック56はスライドレール15の出口に位置し、剤形90がスライドレール15から出ると、ガイドブロック56上を移動して直線式ワーク搬送手段20に至る。この場合、剤形90は押し圧板55によって摩擦力が与えられ、このため隣り合うそれぞれの剤形90の間で移動する力が分散し、消去され、剤形90の安定性が高められるとともに、剤形90が堆積することを防ぐ。
図8、9、11に開示するように、スライドレール15から直線式ワーク搬送手段20に移動した剤形90は、色識別手段33´を通過する。色識別手段33´は、図13に開示する剤形90の側面901、902の着色した位置を判断し、次の穴開け作業が円滑に達成できるようにする。即ち、直線式ワーク搬送手段20上の剤形90の上下面が逆であれば色識別手段33´が検出してワーク除去手段35´が強力な気流を吐出して該剤形90を吹き落し、回収する。
前述する工程において直線式ワーク搬送手段20上の剤形90の上下面が正確であれば、直線式ワーク搬送手段20の側面に設けられた検知手段60´が剤形90の周辺にビームを照射する。剤形90は位置によって検知手段60´との距離が異なるため、検知手段60´は連続してビームを照射し、反射して戻ってくる時間を計算する。さらに、搬送ベルト22、23の速度に基づき、通過するそれぞれの剤形90の正確な穴開け位置を計算し、得られたデータをレーザー穴開け装置80´に出力する。
また、検知手段60´をさらに2つ設け、二組の検出手段70´、71´を経て穴開けの良否を判断し、合格した剤形90は、直線式ワーク搬送手段20の一端に設けたワーク移動管37´を通過して収集される。
この発明によるレーザー穴あけシステムは、一定の範囲の距離内であれば、円形、楕円形、長円形、円柱形状などの形状を問わず、いずれも穴を開けることができ、従来の技術に見られるように剤形のサイズ、または形状によってレーザー穴開け装置を交換する必要がない。よってコストを大幅に節減することができる。
また、この発明におけるワーク送り出し手段40のワークガイドレール41は、回転式ワーク搬送手段30側の一端が下方に湾曲し、ワーク送り出し手段41´のワークガイドレール41´は、回転式ワーク搬送手段30側の一端が真っ直ぐに形成され、それぞれ円形(もしくは楕円形)の剤形90と円柱形の剤形91とをガイドして送り出す。よって、使用上便利である。
また、この発明における検知手段60は連続してビームをワーク受け孔32の剤形90、もしくは剤形92に照射し、反射して戻ってくる時間と分度盤31の回転速度に基づき、図6に開示するように分度盤31上の剤形90、91が回転してレーザー穴開け装置80の位置に至る正確な時間を計算して正確な穴あけを達成する。さらに、この発明における直線式ワーク搬送手段20の側面に設けられた検知手段60´が剤形90の周辺にビームを連続して照射し、反射して戻ってくる時間を計算する。また、搬送ベルト22、23の速度に基づき、通過するそれぞれの剤形90の正確な穴開け位置を計算し、得られたデータをレーザー穴開け装置80´に出力する。係る方式は外部の異物の干渉を受けることなく、より正確な穴開けを達成することができる。
10 ワーク供給手段
101 テーブル
11 ホッパー部
110 振動手段
12 遠心力回転盤
13 回転ガイド手段
14 ワーク選別手段
15 スライドレール
20 ワーク搬送手段
21 伝動輪セット
22 搬送ベルト
23 搬送ベルト
24 ピッチ
30 回転式ワーク搬送手段
301 伝動手段
302 伝動原則手段
31 分度盤
32 ワーク受け孔
33 色識別手段
33´ 色識別手段
34 回収カバー
341 回収カバー
35 ワーク除去手段
35´ ワーク除去手段
351 気流噴出手段
352 気流噴出手段
36 気流噴出手段
37 ワーク移動管
37´ ワーク移動管
40 ワーク送り手段
40´ ワーク送り手段
41 ワークガイドレール
41´ ワークガイドレール
42 振動装置
42´ 振動装置
50 ショックアブソーバ
51 支持座
52 調整桿
53 可動座
54 弾性部材
55 押し圧板
56 ガイドブロック
60 検知手段
60´ 検知手段
70 検出手段
70´ 検出手段
71 検出手段
71´ 検出手段
80 レーザー穴開け装置
80´ レーザー穴開け装置
90 剤形
901 側面
902 側面
91 剤形
911 端面
912 端面

Claims (5)

  1. テーブルと、前記テーブルに設けるホッパー部と、前記ホッパー部に投入したワークである剤形を取出す振動手段と、前記ホッパー部の前方下方に設ける遠心力回転盤及び回転ガイド手段と、前記回転ガイド手段上に設けられたワーク選別手段と、を含んでなり、かつ、前記遠心力回転盤と前記回転ガイド手段とが同心円であって、前記回転ガイド手段が前記遠心力回転盤を囲繞して設けられるとともに前記遠心力回転盤は傾斜させて設け、前記遠心力回転盤と前記回転ガイド手段とがそれぞれ異なる速度で回転するワーク供給手段と、
    下方に振動装置を設け、上方に一端が前記ワーク供給手段に接続するワークガイドレールを具える少なくとも1以上のワーク送り出し手段と、
    前記ワーク供給手段に接続するスライドレールと、
    前記ワーク送り出し手段の前記ワークガイドレールの他端が接続し、かつ周辺に複数のワーク受け孔を形成し、伝動手段と伝動減速手段とカムとを具えて、それぞれの前記ワーク受け孔の間隔に基づいて間欠的に回転運動を行うとともに、前記ワーク送り出し手段が接する位置において、回転方向に沿って色識別手段と、ワーク除去手段と、回収カバーと、速度を計算して正確な穴開け位置を検知する検知手段と、レーザー穴開け装置と、を順に設け、前記色識別手段の検出によって不合格と判定された剤形を前記ワーク除去手段が気流を吐出して前記回収カバーに落とし、回収カバーの一端には、前記ホッパー部に連結するワーク移動管が接続し、前記ワーク除去手段によって前記回収カバーに落とされた剤形を前記ホッパー部に送り、さらに選別ユニットを設け、それぞれ穴を開けた剤形を検出して穴の位置と深さが正確か判断し、不良品であると判断した場合は廃棄品として別途収集し、良品と判断された剤形を別途設けるワーク移動管によって製品として収集する回転式ワーク搬送手段と、
    複数の伝動輪セットと、平行して設けられる2本の搬送ベルトと、前記ワーク供給手段の前記スライドレールに接続し、ワークである剤形の力を分散して堆積を防止し、剤形を安定させるためのショックアブソーバと、ワークである剤形の着色された位置が正確であるか判断する色識別手段と、ワーク除去手段と、速度を計算して正確な穴開け位置を検知する検知手段と、レーザー穴開け装置と、正確に穴開けした剤形を収集するために穴開けの良否を判断する二組の検出手段と、を備える直線式ワーク搬送手段と、を含んでなる
    ことを特徴とするレーザー穴開けシステム。
  2. 請求項1に記載のレーザー穴開けシステムにおいて、
    前記ワーク送り出し手段の該ワークガイドレールが、一端が下方に湾曲したものと、一端が真っ直ぐに形成されたものの2種類用意する
    ことを特徴とするレーザー穴開けシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のレーザー穴開けシステムにおいて、
    前記ワークガイドレールの一端に気流通路を設け、別途気流供給システムを設けて気流を送り、かつ該振動装置によって振動を与えてワークである剤形を前記回転式ワーク搬送手段に送る
    ことを特徴とするレーザー穴開けシステム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のレーザー穴開けシステムにおいて、
    前記検知手段がワークである剤形の周辺に連続してビームを照射し、反射して戻ってくる時間と搬送の速度に基づき、通過するそれぞれの剤形の正確な穴開け位置を計算し、得られたデータをレーザー穴開け装置に出力して穴開けを行う
    ことを特徴とするレーザー穴開けシステム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のレーザー穴開けシステムにおいて、
    前記ショックアブソーバは、支持座と、一端を該支持座に設ける可動座と、該可動座を上下に移動させる調整桿と、該可動座の他端に設ける弾性部材と、上面が該弾性部材に接触する押し圧板とによってなり、該押し圧板は円弧状を呈して、該搬送ベルトの上方に設け、該押し圧板の該ワーク供給手段側の一端には楔形のガイドブロックを設け、該ガイドブロックが該スライドレールの出口に位置する
    ことを特徴とするレーザー穴開けシステム。
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