JPH0710114Y2 - 液体封入式マウント - Google Patents

液体封入式マウント

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JPH0710114Y2
JPH0710114Y2 JP1987015512U JP1551287U JPH0710114Y2 JP H0710114 Y2 JPH0710114 Y2 JP H0710114Y2 JP 1987015512 U JP1987015512 U JP 1987015512U JP 1551287 U JP1551287 U JP 1551287U JP H0710114 Y2 JPH0710114 Y2 JP H0710114Y2
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JP
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orifice
chamber
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fixed
valve chamber
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克芳 新井
亨 佐々木
浩 時本
康 綱
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用エンジンの支持装置等として用いら
れる液体封入式マウントの改良に関する。
〔従来の技術〕
例えば自動車用エンジンにおいては、エンジンの揺れや
振動が車体に伝わることがないように防振手段を講じる
ことが要求されている。第4図はこの機能を備えた防振
装置として公知の液体封入式マウントの一例を示してお
り、以下のように構成されている。すなわち、同図にお
いて、符号(1)はボス(2)の中心にボルト(3)を
取り付けたセンター部材、(4)は略皿状の第1のケー
ス(5)と略「己」字形の断面形状を呈する第2のケー
ス(6)とよりなるケース部材であって、この両者
(1)(4)がゴム様弾性材製のバネ部材(7)を介し
て互いに接続されている。第1のケース(5)の周縁は
外径方向に屈曲形成され、バネ部材(7)の縁部が該周
縁近傍にまで至り、かつ該周縁とダイアフラム(8)お
よびオリフィス部材(9)の各周縁が第2のケース
(6)によってカシメ固定されている。外周縁を第1の
ケース(5)とオリフィス部材(9)の間に挾着された
ダイアフラム(8)はゴム様弾性材の薄膜によって成形
されている。オリフィス部材(9)はバネ部材(7)と
ダイアフラム(8)の間に成形された気密室(10)をセ
ンター部材(1)側の第1液室(11)とケース部材
(4)側の第2液室(12)とに仕切るように配されたも
ので、略伏皿状を呈する第1のプレート(13)内に第2
のプレート(14)を嵌合し、両プレート(13)(14)に
跨って符号(15a)から(15b)に連なるスパイラル状
(略半周分)のオリフィス流路(15)が設けられてい
る。またこの両プレート(13)(14)の間には弁室(1
6)が形成され、該弁室(16)内に上下方向に微振動す
る薄肉円板形のサブダイアフラム(17)が挿着されてお
り、弁室(16)は両プレート(13)(14)に形成した多
数の連通孔(18)(19)を介して第1および第2の液室
(11)(12)に連通している。符号(20)は第1のケー
ス(5)の中央に取り付けたボルト、(21)は通気孔で
あり、第1、第2液室(11)(12)には作動液が満たさ
れている。
上記構成の液体封入式マウントは、センター部材(1)
とケース部材(4)の何れか一方を支持体(車体)側
に、他方を被支持体(エンジン)側に固定してこの被支
持体に生じる振動を吸収する。すなわち、この振動吸収
には、バネ部材(7)の有する弾性力が利用されるほ
か、比較的大きな振幅をもつ低周波振動が入力した場合
には、その振動の入力方向に応じて第1または第2の液
室(11)(12)の一方の室内の作動液がオリフィス流路
(15)を通って他方の室へ送られ、該流路(15)を通過
する作動液の流動抵抗によって振動を減衰する。また微
小振幅をもつ高周波振動が入力した場合は、作動液はオ
リフィス流路(15)を通過するまでもなく、弁室(16)
内のサブダイアフラム(17)を押圧してこれを振動させ
るのみで入力振動を減衰する。
ところで、近年、自動車の所謂グレードアップ化が促進
され、走行性能自体を向上する他に搭乗者に不快な振動
を及ぼさないようにして乗り心地を改善することが求め
られており、当該マウントに対してもエンジンに生起さ
れる各種の振動を有効に減衰することが要求されてい
る。エンジンの振動は運転状況から次の3種に大別され
る。
ショック入力時の振動(揺れ) 例えば自動車が縁石に乗り上げたときに生じるもので、
エンジンが重りとなって大きく揺れ、当該マウントを介
してボディを加振する(マウント点では±1mm以上の振
幅となる、15Hz以下)。この場合、マウントにはエンジ
ンの揺れを極力小さくするように大きな減衰力が必要と
される。
アイドリング時の振動 エンジンの回転数が600〜800rpmであるときに生じ、回
転変動によりエンジンがブルブルと小刻みに振動してボ
ディに伝わる(マウント点で±0.5〜±0.1mm程度、20〜
30Hz前後)。この場合、マウントに大きな減衰力は必要
とされず、マウントの動バネ定数は極力0がよい。
回転数がアイドリング時より高いときの振動回転数10
00rpm以上のときに生じ、こもり音の原因となる微小振
動を生じる(マウント点で±0.1mm以下、50Hz以上)。
減衰力は全く必要とされず、動バネ定数は極力0がよ
い。
上記の振動に対して、第4図に示した従来のマウント
は、オリフィス流路(15)を通過する作動液の流動抵抗
を利用してと双方の振動に対処することになり、第
5図および第6図に例示する不変的な初期設定のオリフ
ィス特性を有するに過ぎないオリフィスによって双方の
振動を有効に減衰することには所詮無理がある。
この問題に対しては、従来、実願昭58−189100号(実開
昭60−95244号)のマイクロフィルムまたは特開昭60−7
3146号公報に記載されているように、オリフィス部材を
固定部材と可動部材によって構成するとともにこのオリ
フィス部材により仕切った気密室の2室を固定部材およ
び可動部材に設けたオリフィス流路を介して互いに連通
し、可動部材を駆動源に接続して移動自在とし、この移
動によりオリフィス特性を流動抵抗の大小に関して切換
え制御自在とすることが考えられている。しかしながら
これらの従来技術には、以下の問題がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、サブダイアフラムを挿入した弁室とオリフィ
ス部材によって2室に仕切られた気密室とが連通孔を介
して常に連通せしめられていることに伴って、作動液の
流動量が比較的少ない小さな振動が入力されたときでも
作動液の一部が弁室に流入し、よってオリフィス流路の
方へ流れる作動液の量がもともと少ない上に更に減って
しまうために、大きなオリフィス抵抗を発生させること
ができず、よって充分な減衰効果を発揮させることがで
きない問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上の点に鑑み、上記マイクロフィルムまたは
公報に記載された従来技術にみられる問題を解消すべく
案出されたものであって、この目的を達成するため、支
持体側および被支持体側の何れか一方を固定されるセン
ター部材と他方に固定されるケース部材とをゴム様弾性
材製のバネ部材を介して接続し、前記バネ部材と前記ケ
ース部材の内部に配されたダイアフラムとの間に気密室
を設け、前記気密室をオリフィス部材により2室に仕切
り、前記オリフィス部材に固定部材および可動部材を設
け、前記2室を前記固定部材および前記可動部材に設け
たオリフィス流路を介して互いに連通し、前記可動部材
を駆動源に接続して移動自在とし、この移動によりオリ
フィス特性を流動抵抗の大小に関して切換え制御自在と
し、前記オリフィス部材に弁室を設け、前記弁室にサブ
ダイアフラムを挿入し、前記固定部材および前記可動部
材に前記弁室と前記一方の室とを連通する連通孔を設
け、前記固定部材に前記弁室と前記他方の室とを連通す
る連通孔を設け、前記気密室に作動液を封入した液体封
入式マウントにおいて、前記弁室と前記一方の室とを連
通する連通孔による連通が、オリフィス特性を流動抵抗
の小さな方へ切り換えたときに前記可動部材の移動によ
り閉じられ、オリフィス特性を流動抵抗の大きな方へ切
り換えたときに前記可動部材の移動により開かれること
を特徴とする液体封入式マウントを提供する。
〔作用〕
本考案のマウントに対して振幅や周波数を異にする異種
類の振動が入力した場合、当該マウントは、駆動源を操
作しオリフィス部材の可動部材を移動させてオリフィス
特性を変更する。オリフィス特性はこれを予め対応する
入力振動の減衰に最も有効となるように設定しておく。
また弁室と一方の室とを連通する連通孔による連通が、
オリフィス特性を流動抵抗の小さな方へ切り換えたとき
に可動部材の移動により閉じられ、オリフィス特性を流
動抵抗の大きな方へ切り換えたときに可動部材の移動に
より開かれるようになっているために、作動液の流動量
が比較的少ない小さな振動が入力されたときに、この連
通孔による連通を閉じることにより、作動液が弁室へ流
入せず、この分多量にオリフィス流路の方へ流れること
になる。
〔実施例〕
つぎに本考案を図面にしたがって説明する。
第1図ないし第3図に示すように、当該マウントは、全
体を符号(31)で示すオリフィス部材に新規な特徴を有
している。すなわち、第1のケース(5)およびダイア
フラム(8)とともに第2のケース(6)にカシメ固定
された固定部材(32)の上面に平面円形を呈する凹み
(33)が形成され、この凹み(33)内に円板形の可動部
材(34)が軸部(35)を中心に回転自在に嵌合されてい
る。固定部材(32)の一部には符号(36)で示す空間が
形成され、該空間(36)に固定部材(32)の外側に取り
付けた駆動源としてのアクチュエータ(図示せず)から
延びるロッド(38)の先端が達している。該ロッド(3
8)の先端に、一側に切欠(40)を形成した係合片(3
9)が取り付けられ、可動部材(34)の下面に突起した
ピン(41)がこの切欠(40)に遊嵌係合している。ブー
スト圧の給排によりアクチュエータが作動してロッド
(38)が進退すると、該進退に合わせて可動部材(34)
が所定の角度範囲をもって回転揺動する。ロッド(38)
の周りはオイルシール(図示せず)等のシール部材で封
止されている。固定部材(32)は第1の固定部材構成体
(32a)と第2の固定部材構成体(32b)とを互いに嵌合
させている。可動部材(34)と固定部材(32)に跨がる
ように第1および第2のオリフィス流路(43)(46)が
設けられている。第1のオリフィス流路(43、プライマ
リーノズルとも称する)は可動部材(34)と第1の固定
部材構成体(32a)のそれぞれに形成した単孔(44)(4
5)を組み合わせて後記する開口(46d)に至り、更に可
動部材(34)の凹み(59)に案内環(60)を嵌合して当
該流路(43)を延長してなり、第2図に示すように、ア
クチュエータのロッド(38)がストローク左限に達して
可動部材(34)が左廻りしたときに単孔(44)(45)同
士が上下に重なって当該流路(43)を開くとともに、ロ
ッド(38)が右方向へ後退して可動部材(34)が右廻り
したときに単孔(44)(45)が互いに離れて流路(43)
を閉じるもので、上記したショック入力時の振動を有
効に減衰すべく大きな減衰力をもつようなオリフィス特
性に設定されている。第2のオリフィス流路(46、セカ
ンダリーノズルとも称する)は、可動部材(34)に2つ
の扇形の切欠(61)(62)を形成するとともに第1の固
定部材構成体(32a)に該両切欠(61)(62)に対応す
る2つの開口(46a)(46a′)を形成し、該両開口(46
a)(46a′)と第2の固定部材構成体(32b)に形成し
た開口(46d)を連絡するように略半周にわたって形成
され、第2図に示すように、アクチュエータのロッド
(38)がストロークの左限にあるときに切欠(61)(6
2)と開口(46a)(46a′)が互いに離れて当該流路(4
6)を閉じるとともに、ロッド(38)が右方向に後退し
たときに切欠(61)(62)と開口(46a)(46a′)が上
下に重なって流路(46)を開くようになり、上記した
アイドリング時の振動を有効に減衰するのに適した減衰
力をもつオリフィス特性に設定されている。
以上までの構成において、当該マウントは、アクチュエ
ータの作動により可動部材(34)を回転揺動させ、第1
および第2のオリフィス流路(43)(46)の一方を開、
他方を閉とするように切換使用するもので、上記また
はの何れの振動が入力しても常に適切な減衰特性を発
揮する。アクチュエータの操作はエンジン回転数、スロ
ットル角度、車体入力振動、路面の凹凸等をセンサによ
り測定し、該センサから得られる情報を下にブースト圧
の給排を制御することにより行ない、これを自動的にま
たは手動で行なう。上記の回転数がアイドリング時よ
り高いときに生じる小振幅の高周波振動については、従
来例と同様に、サブダイアフラム(48)の働きによりこ
れを吸収する。
このサブダイアフラム(48)は、上記またはの振動
か入力した場合も、作動液がオリフィス流路(43)(4
6)を通過流動する以前に作動液に押圧されて弁室(4
7)内を移動する。のショック入力時の振動において
はその振幅が大きいために、サブダイアフラム(48)が
移動しても、その後、オリフィスに対して作動液を十分
に通過させて所期のオリフィス特性を発揮させることが
できるが、のアイドリング時の振動についてはその振
幅が比較的小さいために、サブダイアフラム(48)の移
動によってオリフィスに対する作動液の流動通過量が大
きな割合で減ってしまい、適切なオリフィス抵抗を得ら
れない事態を生じることが考えられる。そこで当該マウ
ントはこの点を考慮して上記の振動が入力したときに
連通孔を閉じるように構成されている。すなわちサブダ
イアフラム(48)は第1および第2の固定部材構成体
(32a)(32b)の間に形成した弁室(47)内に挿着さ
れ、両構成体(32a)(32b)のそれぞれに多数の連通孔
(49)(50)が形成されており、更に可動部材(34)に
も連通孔(58)が形成されている。アクチュエータ(3
7)の駆動により可動部材(34)が回転揺動しての振
動に対処する位置まで来ると、第1の固定部材構成体
(32a)に形成した連通孔(49)と可動部材(34)に形
成した連通孔(58)が相互にずれて該部の連通を遮断
し、サブダイアフラム(48)を移動させる作動液の流動
を阻止する。したがって作動液は弁室(47)に流入せず
にこの分多量にオリフィス流路(46)へ流れるようにな
り、これに伴って大きなオリフィス抵抗が発生し、充分
な減衰効果が発揮される。
〔考案の効果〕
本考案の液体封入式マウントは以上説明したように、オ
リフィス特性を可変にして当該マウントに入力される諸
種の振動のそれぞれを有効に減衰するもので、近年のニ
ーズに適合した優れた製品を提供することができる。ま
た弁室と一方の室とを連通する連通孔による連通が、オ
リフィス特性を流動抵抗の小さな方へ切り換えたときに
可動部材の移動により閉じられ、オリフィス特性を流動
抵抗の大きな方へ切り換えたときに可動部材の移動によ
り開かれるようになっているために、作動液の流動量が
比較的少ない小さな振動が入力されたときに、この連通
孔による連通を閉じることにより、作動液が弁室へ流入
せず、この分多量にオリフィス流路の方へ流れることに
なる。したがって、このとき大きなオリフィス抵抗が発
生し、これにより当該マウントに充分な減衰効果を発揮
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る液体封入式マウントの要
部縦断面図、第2図は同マウントのオリフィス部材の平
面図、第3図は同オリフィス部材の一部切欠した分解斜
視図、第4図は従来例に係る液体封入式マウントの縦断
面図、第5図および第6図は同マウントのオリフィス特
性を示すグラフである。 (1)……センター部材、(2)……ボス (3)(20)……ボルト、(4)……ケース部材 (5)(6)……ケース、(7)……バネ部材 (8)……ダイアフラム、(9)(31)……オリフィス
部材 (10)……気密室、(11)(12)……液室 (15)(43)(46)……オリフィス流路 (16)(47)……弁室、(17)(48)……サブダイアフ
ラム (18)(19)(49)(50)(58)……連通孔、(21)…
…通気孔 (32)……固定部材、(32a)(32b)……固定部材構成
体 (33)(59)……凹み、(34)……可動部材、(35)…
…軸部 (36)……空間、(38)……ロッド、(39)……係合片 (40)(61)(62)……切欠 (41)……ピン、(44)(45)……単孔 (46a)(46a′)(46d)……開口、(60)……案内環
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐々木 亨 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)考案者 時本 浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)考案者 綱 康 神奈川県藤沢市大庭3874 湘南ライフタウ ン西部団地1−4−4072 (56)参考文献 特開 昭60−73146(JP,A) 実開 昭60−95244(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体側および被支持体側の何れか一方に
    固定されるセンター部材(1)と他方に固定されるケー
    ス部材(4)とをゴム様弾性材製のバネ部材(7)を介
    して接続し、前記バネ部材(7)と前記ケース部材
    (4)の内部に配されたダイアフラム(8)との間に気
    密室(10)を設け、前記気密室(10)をオリフィス部材
    (31)により2室(11)(12)に仕切り、前記オリフィ
    ス部材(31)に固定部材(32)および可動部材(34)を
    設け、前記2室(11)(12)を前記固定部材(32)およ
    び前記可動部材(34)に設けたオリフィス流路(43)
    (46)を介して互いに連通し、前記可動部材(34)を駆
    動源に接続して移動自在とし、この移動によりオリフィ
    ス特性を流動抵抗の大小に関して切換え制御自在とし、
    前記オリフィス部材(31)に弁室(47)を設け、前記弁
    室(47)にサブダイアフラム(48)を挿入し、前記固定
    部材(32)および前記可動部材(34)に前記弁室(47)
    と前記一方の室(11)とを連通する連通孔(49)(58)
    を設け、前記固定部材(32)に前記弁室(47)と前記他
    方の室(12)とを連通する連通孔(50)を設け、前記気
    密室(10)に作動液を封入した液体封入式マウントにお
    いて、前記弁室(47)と前記一方の室(11)とを連通す
    る連通孔(49)(58)による連通が、オリフィス特性を
    流動抵抗の小さな方へ切り換えたときに前記可動部材
    (34)の移動により閉じられ、オリフィス特性を流動抵
    抗の大きな方へ切り換えたときに前記可動部材(34)の
    移動により開かれることを特徴とする液体封入式マウン
    ト。
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JPS6073146A (ja) * 1983-09-28 1985-04-25 Toyoda Gosei Co Ltd 液封入防振装置
JPS6095244U (ja) * 1983-12-07 1985-06-28 トヨタ自動車株式会社 可変型防振ゴム装置

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