JPH07101026A - 偏光特性の改善された積層体およびそのための離型フイルム - Google Patents

偏光特性の改善された積層体およびそのための離型フイルム

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JPH07101026A
JPH07101026A JP6161163A JP16116394A JPH07101026A JP H07101026 A JPH07101026 A JP H07101026A JP 6161163 A JP6161163 A JP 6161163A JP 16116394 A JP16116394 A JP 16116394A JP H07101026 A JPH07101026 A JP H07101026A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型のTFT方式またはSTN方式の偏光
板、位相差偏光板または位相差板の目視検査による異物
や欠陥の発見を容易に可能とする積層体並びにこの積層
体に使用される離型フイルムを提供する。 【構成】 偏光板、位相差偏光板または位相差板の一方
の表面に粘着層を設け、その粘着層の表面に透明な二軸
配向芳香族ポリエステルフイルムをベースフイルムとし
た離型フイルムを設けた積層体であって、該積層体は
(1)該離型フイルムにおける二軸配向芳香族ポリエス
テルフイルムのマイクロ波透過型分子配向計で測定され
た配向主軸の方向と、(2)偏光板、位相差偏光板また
は位相差板の配向軸の方向が実質的に同じとするか或い
は実質的に90度となるように位置されていることを特
徴とする偏光特性の改善された積層体並びにこの積層体
に使用される離型フイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏光特性の改善された積
層体およびそのために使用しうる離型フイルムに関す
る。さらに詳しくは、偏光板、位相差偏光板または位相
差板の1つの面に粘着層を設け、その粘着層の表面に離
型フイルムを積層した構造を有する積層体であって、偏
光特性に優れ、かつ目視異物検査が容易である積層体お
よびそのために使用しうる離型フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(LCD)は、近年、
高性能化、高画質化およびカラー化、大画面化の技術が
進み、かつCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイに
比べ軽薄化、低エネルギー消費化が可能であることか
ら、例えばノート型パーソナルコンピューターおよびワ
ードプロセッサー等のディスプレイに広く採用されて急
速に普及し、かつその伸びも著しい。
【0003】しかし、液晶ディスプレイ(LCD)の更
なる成長のためには価格面でのコスト合理化が重要なポ
イントとなっている。そのため、特に大画面のTFT
(ThinFilm Transistor アクティブマトリック)方式
やSTN(スーパーツイストネマティック)方式では不
良品発生率が大きく、歩留の向上によるコスト合理化が
急務となっている。
【0004】液晶ディスプレイ(LCD)において、偏
光板、位相差偏光板および位相差板はLCDの透過光の
明暗をつけることや、色相を変化させるために必要かつ
重要な部品であるが、これらについても品質の安定維持
が重要課題となっており、工程検査、品質検査、出荷検
査の基準が益々厳しくなってきているのが現状である。
【0005】偏光板、位相差偏光板および位相差板は、
偏光基材の1つの面に粘着層を設けその粘着層の上に離
型フイルムを積層したロール状態のそれぞれの積層体を
各種サイズに打ち抜き断裁してLCD用として提供され
るが、これらの検査で重要な項目の1つとして異物の混
入、付着の検査があり、これには偏光板偏光子製造過程
は言うに及ばず、離型フイルムとの粘着ラミネート工
程、打ち抜き断裁工程および養生出荷梱包工程までの全
工程における異物管理が大切である。
【0006】しかしながら、最終検査工程に於ける異物
検査はクロスニコル法(偏光板を2枚延伸軸を直交さ
せ、間に剥離フイルムが入り、透過光で観察する方法と
一致する)による人間による目視検査であり、特に大画
面用のものについては離型フイルムのベースである二軸
配向芳香族ポリエステルフイルムの光学的異方性が原因
となって正確な目視検査が阻害される場合があり、その
ために異物混入の見逃しがかなりの頻度で発生してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記離型フイルムのベ
ースとしての二軸配向芳香族ポリエステルフイルム、特
に二軸配向ポリエチレンテレフタレートフイルムは、機
械的、熱的な特性が製膜時の縦方向及び横方向でバラン
スしているものが用いられている。そして、該フイルム
の結晶配向主軸の方向は、フイルム縦方向及び横方向の
いずれとも一致せず、両方向のほぼ中間にある。さらに
該結晶配向主軸の方向はフイルム横方向(幅方向)の位
置によって大きく変化している。この変化は、製膜時の
ボーイング現象によるが、中央部よりも両端部に近づく
ほど大きくなっている。
【0008】一方、偏光板、位相差偏光板および位相差
板は一軸配向の偏光フイルムを用いてつくられ、その配
向軸の方向は通常縦方向である。
【0009】そこで、長尺の偏光板、位相差偏光板また
は位相差板とロール状の離型フイルムとをラミネートす
ると、両者の配向軸の方向がずれ、しかも離型フイルム
の幅方向の結晶配向主軸の方向が中央部から幅方向にか
けて次第に変化し、特に両端部に近いほどずれが大きく
なり、このため得られた積層体のクロスニコル法による
目視異物検査では光干渉色が生じ、そして両端部に近い
ほどこの程度が強くなる。
【0010】前記積層体の幅が狭い場合、換言するとL
CDが小型の場合、前記光干渉色が若干あっても目視異
物検査の精度はある程度保持できるが、幅が広い場合、
換言するとLCDが大画面の場合、目視異物検査によっ
て全ての異物をチェックすることは極端に難しくなる。
【0011】本発明の目的は、偏光板、位相差偏光板お
よび位相差板と積層したとき前記光干渉色が実質的に生
せず、クロスニコル法による目視異物検査を容易にし、
特に大画面のLCD用においても異物の見落しを可能な
限り減じ、かくして異物検査の精度を高めて不良品の発
生を防止するための離型フイルムおよびこれをラミネー
トし偏光特性の改善された積層体を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らの研究によれ
ば、前記本発明の目的は偏光板、位相差偏光板または位
相差板の一方の表面に粘着層を設け、その粘着層の表面
に透明な二軸配向芳香族ポリエステルフイルムをベース
フイルムとした離型フイルムを設けた積層体であって、
該積層体は(1)該離型フイルムにおける二軸配向芳香
族ポリエステルフイルムのマイクロ波透過型分子配向計
で測定された配向主軸の方向と、(2)偏光板、位相差
偏光板または位相差板の配向軸の方向が実質的に同じに
するか或いは実質的に90°となるように位置されてい
ることを特徴とする、偏光特性の改善された積層体によ
って達成されることが見出された。
【0013】さらに本発明によれば、透明な二軸配向芳
香族ポリエステルフイルムの少くとも片面の表面にシリ
コーンコーティングによる離型性付与処理した離型フイ
ルムであって、該二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
は、マイクロ波透過型分子配向計で測定したMOR値が
1.3〜1.8の範囲である偏光板、位相差偏光板また
は位相差板の検査のための離型フイルムが提供される。
【0014】以下本発明の偏光特性の改善された積層体
およびそれに使用される離型フイルムについてさらに詳
細に説明するが、先ず離型フイルムについて説明し、次
に積層体について説明する。
【0015】本発明において、離型フイルムのベースフ
イルムとして用いる二軸配向芳香族ポリエステルフイル
ムには、例えばポリエチレンテレフタレートフイルム或
いはポリエチレン−2,6ナタレンジカルボキシレート
フイルムを好ましく挙げることができる。このうちポリ
エチレンテレフタレートフイルムが特に好ましい。
【0016】本発明の離型フイルムのベースフイルムと
して使用される透明な二軸配向芳香族ポリエステルフイ
ルムは、マイクロ波透過型分子配向計で測定した下記の
MOR(Maximum Oriented Ratio)値が1.3〜1.8
の範囲、好ましくは1.35〜1.75の範囲である。
このMOR値はフイルムの幅方向の3ケ所で測定した値
がいずれも前記範囲を満足する必要がある。この測定す
るポイントはフイルムの幅方向(マイクロ波透過型分子
配向計で測定された配向主軸の方向と直角の方向)にお
ける中央部のポイントおよびその中央部とフイルム両端
部を結ぶ端部側の1/5のポイントの合計3ケ所であ
る。つまりフイルムの幅方向の直線における一方の端部
からの10%、50%および90%の距離の3ケ所のポ
イントにおいてMOR値が測定される。
【0017】このMOR値の測定のフイルムの幅方向に
おいては前記3ケ所で測定されるが、フイルムの長さ方
向(幅方向の直角方向)については、例えばフイルムの
幅の長さの1.0倍〜5倍、好ましくは2倍〜3倍の間
隔で測定される。
【0018】ここで、MOR値とは、透過型分子配向計
で測定された透過マイクロ波強度の最大値と最小値の比
(最大値/最小値)である。このMOR値は、縦方向と
横方向の延伸倍率の差が小さく、バランスしたフイルム
ほど小さくなり、一方この差が大きく、いずれか一方向
の延伸強度が強いほど大きくなる。そして、このMOR
値は前記範囲よりも小さすぎても、大きすぎても好まし
くない。
【0019】このMOR(Maximum Oriented Ratio)値
はフイルム幅方向で変化する傾向があり、前記3ケ所に
おけるこれらの差(最大値と最小値の差)が0.2以下
であることが好ましい。特に0.15以下であるのが望
ましい。
【0020】本発明の離型フイルムのベースフイルム
は、前記したようにMOR値の範囲およびその最大値と
最小値の差の範囲が前記の条件を満足すると共にさら
に、下記式(1)で定義されるリターデーション値
(R)が少なくとも1200nmであることが望まし
い。
【0021】
【数3】R=△n・d ……(1) (ここで、△nはフイルムの可視光(波長λ=589n
m)でのフイルム幅方向の屈折率(nx)とその直角方
向の屈折率(ny)との差(nx−ny)であり、dは
フイルムの厚み(nm)である。) 二軸配向芳香族ポリエステルフイルムは複屈折体であ
り、光が入射すると、入射光は振動面が互いに直交する
2つの直線偏光として伝播する。この2つの直線偏光
(常光線と異常光線)の差が位相差(リターデーショ
ン:R)と言われ、この位相差が色として、偏光板の検
査工程で干渉色として影響を与えている。
【0022】直交ニコルに於ける、Michel−Le
vy改修の干渉色図表(偏光顕微鏡)によると、低リタ
ーデーション領域では暗視野(黒)であり、このリター
デーションに比例して干渉色が黄色→赤色→紫色→青色
→緑色と色が変わり、再度黄色に戻り、同サイクルを繰
り返す。しかし、本発明の研究によれば、リターデーシ
ョンRが1200nmを超す当りから干渉色の濃度は急
激に低下すること、従ってリターデーションRが十分に
大きい場合は干渉色が極めて微小であり、目視検査の障
害にはならないことが分かった。従って、光学的なリタ
ーデーション値(R)の最適範囲は1200(nm)以
上であることが好ましく、最も好ましくは通常のフイル
ム厚み規格が25〜50μmの二軸配向芳香族ポリエス
テルフイルムの場合は1300(nm)以上が最も離型
フイルムとして良いことが分かった。
【0023】この要件の裏ずけとして、一般的に複屈折
を有する透明板のクロスニコル下の透過光量(I)と入
射光量(I0 )の比(I/I0 )は下記式(2)で示さ
れる。
【0024】
【数4】 (I/I0 )=Sin2 (2θ)・Sin2 (π・△n・d/λ)…(2) 複屈折を有する透明板のクロスニコルで透過光量と入射
光量の比はニコル間の複屈折体の存在角度(θ:本発明
での配向角に相当)が小さいほど消光位となる。
【0025】消光位となる条件として下記(a)および
(b)が挙げられる。 (a)θが小さい場合 (b)△n・d/λ=R/λが自然数1、2、3、……
の場合(Rが光源波長:λの整数倍となる場合) 配向角θがゼロに近い程前記式(2)の比はゼロに近く
なって消光位となり、異物が白く浮かび上がることで、
最も目視検査の効率がアップする。同時にリターデーシ
ョンRが可視光の波長域420nm〜760nmの平均
590nmの倍数近辺が好ましく、R=1200(n
m)のときは配向角θが小さい横配向条件で更に消光位
にでき、それ以上のリターデーションRでは直交ニコル
に於ける干渉色図表で光干渉濃度が急激に低下すること
になるので、R≧1200nmは異物検査条件として好
ましい条件となる。
【0026】リターデーションRの上限はフイルム厚み
によってことなるが、厚みが25μm〜50μmの範囲
では特に上限を設定する必要はない。
【0027】ベースフイルムとしての前記二軸配向芳香
族ポリエステルフイルムは、上述の特性のほかに下記の
特性を有することが好ましい。 (1)目視外観検査に適する透明性。粘着剤面を均一表
面にする平坦性。 (2)高張力加熱下で行われる粘着剤塗工と偏光フイル
ムとのラミネートに耐える耐熱性、高強伸度および高弾
性率。具体的には下記の破断伸度、弾性率および熱収縮
率を有すること。
【0028】フイルム破断伸度:長さ方向 150〜2
50% 幅方向 50〜150% フイルム弾性率 :長さ方向 300〜700Kg/m
2 幅方向 400〜800Kg/mm2 フイルム熱収縮率:長さ方向 0.4%以下(110
℃×30分) 幅方向 0.3%以下(110℃×30分) (3)離型フイルムの熱収縮によって粘着剤界面とのズ
レの発生によってもたらされるトネリング(ハガレ現
象)やカール等が発生しない寸法安定性。 (4)光学用途に使用されるレベルのクリーン度(実害
となる異物、付着ゴミ等が存在しないこと)。具体的に
は0〜100個/10inch2 の異物存在頻度。 (5)厚み25〜50μm。
【0029】前記二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
は下記に説明する延伸および方法で製造することができ
る。すなわち、そのフイルムは縦方向及び横方向に夫々
3倍以上延伸され、かつ縦方向の延伸倍率が横方向の延
伸倍率より0.5以上、さらには0.7以上大きいか、
横方向の延伸倍率が縦方向の延伸倍率より0.5以上、
さらには0.7以上大きいことが好ましい。
【0030】そして、フイルム縦方向及び横方向の延伸
倍率は夫々6倍を越えないことが好ましい。
【0031】二軸延伸処理は同時二軸延伸法でも逐次二
軸延伸法でもよいが、後者の方が好ましい。そして二軸
延伸後の熱固定処理時にフイルム全幅でのボーイングを
減らす等方化処理手段を加えることが好ましい。二軸延
伸、熱固定後のフイルムは、150℃で30分(無負
荷)保持したときの熱収縮率が縦方向、横方向ともに4
%以下であることが好ましい。
【0032】本発明において、二軸配向芳香族ポリエス
テルフイルムの少くとも片面に施す離型性付与処理は特
に制限されないが、シリコーンコーティング処理が好ま
しい。この中、硬化シリコーン樹脂塗膜を形成する処理
が好ましい。
【0033】この硬化シリコーン樹脂塗膜は、硬化性シ
リコーン樹脂を含む塗液をフイルムの少くとも片面に塗
布し、乾燥、硬化させることにより形成できる。
【0034】硬化性シリコーン樹脂としては、例えば縮
合反応系のもの、付加反応系のもの、紫外線もしくは電
子線硬化系のものなどいずれの反応系のものも用いるこ
とができる。これらは一種以上用いることができる。
【0035】各種シリコーンの硬化反応は、次のように
示すことができる。
【0036】
【化1】
【0037】上記縮合反応系のシリコーン樹脂として
は、例えば、末端―OH基をもつポリジメチルシロキサ
ンと末端に―H基をもつポリジメチルシロキサン(ハイ
ドロジェンシラン)を有機錫触媒(例えば有機錫アシレ
ート触媒)を用いて縮合反応させ、3次元架橋構造をつ
くるものが挙げられる。
【0038】付加反応系のシリコーン樹脂としては、例
えば末端にビニル基を導入したポリジメチルシロキサン
とハイドロジエンシランを白金触媒を用いて反応させ、
3次元架橋構造をつくるものが挙げられる。
【0039】紫外線硬化系のシリコーン樹脂としては、
例えば最も基本的なタイプとして通常のシリコーンゴム
架橋と同じラジカル反応を利用するもの、アクリル基を
導入して光硬化させるもの、紫外線でオニウム塩を分解
して強酸を発生させ、これでエポキシ基を開裂させて架
橋させるもの、ビニルシロキサンへのチオールの付加反
応で架橋するもの等が挙げられる。電子線は紫外線より
もエネルギーが強く、紫外線硬化の場合のように開始剤
を用いずともラジカルによる架橋反応が起こる。
【0040】硬化性シリコーン樹脂としては、その重合
度が50〜200,000程度、好ましくは1,000
〜100,000程度のものが好ましく、これらの具体
例としては信越シリコーン(株)製のKS―718,―
774,―775,―778,―779H,―830,
―835,―837,―838,―839,―841,
―843,―847,―847H,X―62―241
8,―2422,―2125,―2492,―249
4,―470,―2366,―630,X―92―14
0,―128,KS―723A・B,―705F,―7
08A,―883,―709,―719;東芝シリコー
ン(株)製のTPR―6701,―6702,―670
3,―3704,―6705,―6722,―672
1,―6700,XSR―7029,YSR―302
2,YR―3286;ダウコーニング(株)製のDK―
Q3―202,―203,―204,―210,―24
0,―3003,―205,―3057,SFXF―2
560;東レシリコーン(株)製のSD―7226,7
320,7229,BY24―900,171,31
2,374,SRX―375,SYL―OFF23,S
RX―244,SEX―290;アイ・シー・アイ・ジ
ャパン(株)製のSILCOLEASE425等を挙げ
ることができる。また、特開昭47―34447号公
報、特公昭52―40918号公報等に記載のシリコー
ン樹脂も用いることができる。
【0041】前記硬化シリコーン樹脂塗膜をフイルム表
面に形成させる場合、コーティングの方法としてはバー
コート法、ドクターブレード法、リバースロールコート
法またはグラビアロールコート法等の従来から知られて
いる方法が利用できる。
【0042】塗膜の乾燥および硬化(熱硬化、紫外線硬
化等)は、それぞれ個別または同時に行うことができ
る。同時に行うときには100℃以上で行うことが好ま
しい。乾燥および熱硬化の条件としては100℃以上で
30秒程度が望ましい。乾燥温度が100℃以下、及び
硬化時間が30秒以下では塗膜の硬化が不完全であり、
塗膜の脱落等耐久性に不安が残る。
【0043】硬化シリコーン樹脂塗膜の厚みは、特に限
定されないが、0.05〜0.5μmの範囲が好まし
い。あまり薄くなると、離型性能が低下し、満足すべき
性能が得られない。またあまり厚いと、キュアリングに
時間がかかり生産上不都合を生じる。
【0044】本発明においては、上述した離型フイルム
を、一つの表面に粘着層を有する偏光板、位相差偏光板
または位相差板の該粘着層の表面上に設けて積層体とす
るが、その際粘着剤層と離型フイルムの硬化シリコーン
樹脂塗装面が接するように積層される。
【0045】本発明の積層体は、離型フイルムにおける
二軸配向芳香族ポリエステルフイルムのマイクロ波透過
型分子配向計で測定された配向主軸の方向と、偏光板、
位相差偏光板または位相差板の配向軸の方向が実質的に
同じになるように一致させるか或いは90°となるよう
に位置することが必要である。ここで『実質的に同じ』
ということは、前記両方向が全く一致するか或いは目視
検査に事実上支障を来さない程度に若干ずれていてもよ
いことを意味する。通常5°以下好ましくは3°以下の
ずれは許容される。
【0046】一般に、二軸配向芳香族ポリエステルフイ
ルムのマイクロ波透過型分子配向計で測定された配向主
軸(以下これを単に『配向主軸』と略称することがあ
る)の方向は、フイルムの縦方向(長手方向)または横
方向(幅方向)にほぼ一致しているから、例えば該フイ
ルムの縦方向と偏光板、位相差偏光板または位相差板の
長手方向(長さ方向;配向軸方向)とを一致させること
により前記積層条件を満足させることができる。
【0047】本発明の積層体は、離型フイルムの配向主
軸と偏光板、位相差偏光板または位相差板の配向軸とが
一致または90度ずれているからクロスニコル法による
目視異物検査において光干渉色が生せず、容易に異物や
欠陥を検出できる。なお、前記フイルムの配向主軸と前
記配向軸とが一致していると明視野での検査となり、一
方90度ずれていると暗視野で、反射光のみによる検査
となるが、いずれの場合も異物検査は容易である。例え
ば、長さ900mm、幅600mmの大きさでも検査が
容易にでき、異物や欠陥を見落すことは殆んどなくな
る。
【0048】前記偏光板、位相差偏光板、位相差板及び
粘着層としては、それ自体従来から知られ、または用い
られているものを用いることができる。これらの中、偏
光板、位相差偏光板および位相差板については大画面の
TFT(アクティブマトリック)方式、STN(スーパ
ーツイストネマティック)方式のものが好ましい。
【0049】図1は、本発明の積層体の構成並びに目視
検査の状態を示す模式図である。図1において、1は積
層体の構成、2は保護フイルム例えば厚み50〜70μ
mのポリエチレンフイルム、3は偏光板(または位相差
偏光板或いは位相差板)で通常120〜200μmの厚
み、4は粘着層で通常20〜50μmの厚み、5はシリ
コーン離型層、6は二軸配向芳香族ポリエステルフイル
ム、7は異物または欠陥、例えば50〜200μmの大
きさのもので、保護フイルム2中に存在する、8はクロ
スニコル検査用偏光板、9は光源例えば蛍光灯20Wを
2灯、10は乳白光拡散板である。積層体1は保護フイ
ルムから二軸配向芳香族ポリエステルフイルム6迄の構
成体から、また離型フイルムはシリコーン離型層5と二
軸配向芳香族ポリエステルフイルム6とから構成され
る。
【0050】本発明の積層体を使用して検査される異物
や欠陥は、前記図1に示したように保護フイルム2中に
存在する場合に限らず、偏光板、位相差偏光板或いは位
相差板、粘着層、シリコーン離型層または二軸配向芳香
族ポリエステルフイルム中に存在していてもよく、さら
にこれらの間に存在していてもよい。いずれにしても積
層体中に含まれる異物や欠陥は目視検査により容易に見
付け出すことが可能である。
【0051】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。なお例中の物性は、次の方法で測定した。
【0052】(1)MOR値、配向結晶主軸の傾き(配
向角) 神崎製紙(株)製のマイクロ波分子配向計を用い、透過
マイクロ波強度のパターンからMOR値、配向結晶主軸
の傾き(配向角)を求める。
【0053】(2)目視検査状況(クロスニコル下での
光干渉の影響) 図1に示す構成で目視検査を行い、光干渉の発生状況を
次の基準で評価する。 良好: 目視検査 光干渉発生なし やや不良:目視検査 光干渉発生あるが検査は可能 不良 :目視検査 光干渉発生あり検査不可能
【0054】[実施例1〜3および比較例1〜4]溶融
したポリエチレンテレフタレートをフイルム状に押出
し、20℃の回転冷却ドラムに接触、急冷して未延伸フ
イルムとし、該未延伸フイルムを表1に示す延伸倍率で
逐次二軸延伸し、さらに表1に示す条件で熱固定して厚
さ38μmの透明な二軸配向ポリエチレンテレフタレー
トフイルムを得た。
【0055】次いで、この二軸配向ポリエチレンテレフ
タレートフイルムの片面に、下記組成のシリコーン樹脂
塗液を塗布量(wet)8g/m2 で塗布し、130℃
×30秒の条件で乾燥、硬化処理して塗膜厚み0.24
μmの離型フイルムを得た。
【0056】 <塗布液の組成> 硬化性シリコーン樹脂(KS847H) 100重量部 硬化剤(CAT PL-50T;信越シリコ-ン 社製) 2重量部 希釈溶剤:メチルエチルケトン/キシレン/メチルイソフ゛チルケトン 898重量部 上記離型フイルムの離型面にポリエステル粘着テープ
(ニット―31B)を貼合わせ、5kgの圧着ローラで
往復し、20時間放置後の180度テープ剥離力を測定
したところ、すべて9g±2g/25mmの範囲にはい
っており、偏光板用離型フイルム(剥離ライナー)とし
て十分な離型特性を有していた。
【0057】この離型フイルムを用いて、図1の1に示
す構成で積層体をつくり、各特性を評価した。この結果
を表1に示す。
【0058】尚、表1および表2で符号B、C、Fは製
膜フイルムの全幅(2190mm)を3等分(730m
m)にスリットした B:製膜フイルム巻取り位置からみて左側のフイルム部
分 C:製膜フイルム巻取り位置からみて中央のフイルム部
分 F:製膜フイルム巻取り位置からみて右側のフイルム部
分 を示す。また物性値はシリコーン塗布のものである。
【0059】上記比較例1において使用したフイルムと
実施例3において使用したフイルムとは、製膜されたフ
イルムを幅方向に3等分したものである。すなわち比較
例1のフイルム(B)は製膜フイルムの巻取り位置から
見て左側のフイルム部分であり、実施例3のフイルム
(CおよびF)は、同じ巻取り位置から見て中央のフイ
ルム部分および右側のフイルム部分である。このように
製膜した同じフイルムから長さ方向に切断されたフイル
ムであるにも拘らずそれぞれMOR値およびMOR値の
最大値と最小値の差が異なるのは、フイルム製膜時のボ
ーイング現象に起因して配向主軸が位置によって変化し
ているものと推定される。
【0060】
【表1】
【0061】[実施例4]ポリエチレンテレフタレート
のかわりにポリエチレン−2,6−ナタレンジカルボキ
シレートを用い、回転冷却ドラムの温度を50℃とし、
表2に示す条件で熱固定した他は実施例1と同様にして
二軸配向ポリエチレン−2,6−ナタレンジカルボキシ
レートフイルムを得た。次いで、この二軸配向ポリエチ
レン−2,6−ナタレンジカルボキシレートフイルムの
片面に、実施例1と同様にシリコーン樹脂塗液を塗布
し、乾燥、硬化処理して塗膜厚み0.24μmの離型フ
イルムを得た。この離型フイルムを用いて、図1の1に
示す構成で積層体をつくり、各特性を評価した。この結
果を表2に示す。
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】本発明によれば偏光板、位相差偏光板や
位相差板と積層したときクロスニコルでの光干渉色が実
質的に生せず、目視異物検査を容易にし、大画面のLC
D用においても異物検査の精度を高めて不良品の発生を
防止する離型フイルム及びこれをラミネートし偏光特性
の改善された積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏光板異物目視検査の構成を示す説明図
【符号の説明】
1 偏光板積層体、位相差偏光板積層体または位相差
板積層体 2 保護フイルム 3 偏光板(延伸軸:横方向)、位相差偏光板または
位相差板 4 粘着層 5 シリコーン離型層 6 二軸配向芳香族ポリエステルフイルム 7 異物または欠陥 8 クロスニコル検査用偏光板 9 光源 10 乳白光拡散板 矢印(←)はフイルムの縦方向(長手方向)を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光板、位相差偏光板または位相差板の
    一方の表面に粘着層を設け、その粘着層の表面に透明な
    二軸配向芳香族ポリエステルフイルムをベースフイルム
    とした離型フイルムを設けた積層体であって、該積層体
    は(1)該離型フイルムにおける二軸配向芳香族ポリエ
    ステルフイルムのマイクロ波透過型分子配向計で測定さ
    れた配向主軸の方向と、(2)偏光板、位相差偏光板ま
    たは位相差板の配向軸の方向が実質的に同じにするか或
    いは実質的に90°となるように位置されていることを
    特徴とする、偏光特性の改善された積層体。
  2. 【請求項2】 該二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
    は、マイクロ波透過型分子配向計で測定したMOR値が
    1.3〜1.8の範囲である請求項1記載の積層体。
  3. 【請求項3】 該二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
    は、MOR値の最小値と最大値の差が0.2以下である
    請求項2記載の積層体。
  4. 【請求項4】 該二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
    は、下記式(1)で定義されるリターデーション値
    (R)が少なくとも1200(nm)を有する請求項1
    または2記載の積層体。 【数1】R=△n・d ……(1) (ここで、△nはフイルムの可視光(波長λ=589n
    m)でのフイルム幅方向の屈折率(nx)とその直角方
    向の屈折率(ny)との差(nx−ny)であり、dは
    フイルムの厚み(nm)である。)
  5. 【請求項5】 該離型フイルムは、透明な二軸配向芳香
    族ポリエステルフイルムの少くとも片面の表面にシリコ
    ーンコーティングによる離型性付与処理したフイルムで
    ある請求項1記載の積層体。
  6. 【請求項6】 該芳香族ポリエステルフイルムは、ポリ
    エチレンテレフタレートフイルムである請求項1記載の
    積層体。
  7. 【請求項7】 透明な二軸配向芳香族ポリエステルフイ
    ルムの少くとも片面の表面にシリコーンコーティングに
    よる離型性付与処理した離型フイルムであって、該二軸
    配向芳香族ポリエステルフイルムは、マイクロ波透過型
    分子配向計で測定したMOR値が1.3〜1.8の範囲
    である偏光板、位相差偏光板または位相差板の検査のた
    めの離型フイルム。
  8. 【請求項8】 該二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
    は、MOR値の最小値と最大値の差が0.2以下である
    請求項7記載の離型フイルム。
  9. 【請求項9】 該二軸配向芳香族ポリエステルフイルム
    は、下記式(1)で定義されるリターデーション値
    (R)が少なくとも1200(nm)を有する請求項7
    記載の離型フイルム。 【数2】R=△n・d ……(1) (ここで、△nはフイルムの可視光(波長λ=589n
    m)でのフイルム幅方向の屈折率(nx)とその直角方
    向の屈折率(ny)との差(nx−ny)であり、dは
    フイルムの厚み(nm)である。)
  10. 【請求項10】 該芳香族ポリエステルフイルムは、ポ
    リエチレンテレフタレートフイルムである請求項7記載
    の離型フイルム。
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