JPH07100976A - 糊ダム制御装置 - Google Patents

糊ダム制御装置

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JPH07100976A
JPH07100976A JP24474793A JP24474793A JPH07100976A JP H07100976 A JPH07100976 A JP H07100976A JP 24474793 A JP24474793 A JP 24474793A JP 24474793 A JP24474793 A JP 24474793A JP H07100976 A JPH07100976 A JP H07100976A
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glue
pair
sheet
roll
dam
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JP24474793A
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Inventor
Naoki Shimura
直樹 志村
Hiroshi Ota
洋 太田
Yoshiaki Kawamata
美昭 川俣
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Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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Publication date
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】糊ダム制御装置をメンテナンスに手間がかから
ず、簡単かつ確実に糊ダムの位置調整をすることがで
き、しかも2つの段ロール群からなるシングルフェーサ
にも取り付け可能なように構成し、イメージカメラも照
明灯も使用しないため、イメージカメラのレンズや照明
灯に付着した紙粉を掃除するといったメンテナンスもほ
とんど不要となり、かつ紙粉による誤作動も防止するこ
とができ、装置のコストの削減も図る。 【構成】シート幅方向の左右端を検知する一対のシート
端検出手段21,22と、各シート端検出手段21,2
2をシート幅方向に移動させる一対の検出器移動手段2
3,24と、一対の糊ダム18,19と、各糊ダム1
8,19を糊付ロールの軸方向に移動させる一対の糊ダ
ム移動手段33,34と、常に糊付ロールの糊付着幅と
シート幅とが合致するように制御する制御手段43,4
5と、を備えてなる糊ダム制御装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コルゲートマシンのシ
ングルフェーサに係り、詳しくは走行中のシートに糊槽
内の糊を糊付ロールによって付着させる際に、糊付ロー
ルへの糊付着部分をシート幅、シート位置の変化に対応
して自動的に調整することができるようにした糊ダム制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コルゲートマシンにおける糊付ロ
ールは糊槽内に浸漬され、糊付ロールの不必要な部分へ
の糊の付着を避けるために、糊槽内に糊付着幅に略等し
い間隔を離して2枚の糊ダムが設けられ、この2枚の糊
ダムの間隔で糊の付着部分(付着幅及び付着位置)が規
制されている。糊槽内の糊を2枚の糊ダムでせき止める
ようにして、糊付ロールの所要幅部分にだけ付着できる
ように糊槽内は形成されている。
【0003】従来の糊ダム制御装置は、図5に示すよう
に、段ボールシートSの搬送方向上流側のシート幅方向
の左右にイメージカメラ101,102が設置され、該
イメージカメラ101,102の下側には照明灯103
が配置され、照明灯103からの照射光が段ボールシー
トSに遮られることによりイメージカメラ101,10
2が段ボールシートSのシート幅方向の左右端を検知す
るようになっている。そして、イメージカメラ101,
102からのシート端検知信号が制御手段105に入力
され制御され、制御手段105からの制御信号により、
両端の糊ダム107,108の位置が調整される。この
際、イメージカメラ101によるシート端の検知信号に
より、糊ダム107の位置が調整され、イメージカメラ
102によるシート端の検知信号により、糊ダム108
の位置が調整され、シート幅に応じて糊を塗布する幅も
調整されるようになっている。
【0004】また、図6に示すように、シート端検出セ
ンサと糊ダムが一体型の糊ダム制御装置もある。シート
端検出センサ110は連結部材111を介して糊ダム1
12と一体に連結され、シート端検出センサ114は連
結部材115を介して糊ダム116と一体に連結されて
いる。そして、シート端検出センサ110,114から
のシート端の検出信号が制御手段118に入力され制御
され、制御手段118からの制御信号により、シート端
検出センサ110,114及び糊ダム112,116の
位置が調整されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなイメージカメラと照明灯を用いたシート端検出方式
では、イメージカメラのレンズと照明灯に紙粉が付着し
やすく、1日に何度も掃除をする必要があり、メンテナ
ンスに手間がかかり面倒であった。この掃除を怠ると、
誤作動してしまい、糊ダム位置が正確にシートに追従せ
ず、糊付ロールに余分の幅に糊が付着したり、逆に糊付
ロールに少ない幅に糊が付着する虞があった。また、イ
メージカメラの取付位置調整はオシロスコープを用いて
微調整する必要があり、初期電気調整が複雑であり、調
整に専門的知識が必要で、調整作業はかなり難しかっ
た。更に、イメージカメラ自体も振動に弱く、イメージ
カメラの微小な振動もシート端では拡大して検出されて
しまい、シート端を正確に把握しずらいことと、イメー
ジカメラを含めた装置の価格が高いという欠点があっ
た。
【0006】一方、上述したようなシート端検出センサ
と糊ダムが一体型の糊ダム制御装置では、糊ダムガイド
部に直接シート端検出センサを取り付けるため、シート
端検出センサの取り付けスペースを糊ダムガイド部に確
保せねばならず、シングルフェーサの機械設計上制約と
なっており、更にシート端検出センサの微調整及びメン
テナンスがやりにくいという問題点があった。また、図
3に示すような2つの段ロール群からなるシングルフェ
ーサでは、糊ダムガイド部にシート端検出センサ取り付
けのスペースが全くないため、シート端検出センサを糊
ダムガイド部に取り付けることができず、従って、2つ
の段ロール群からなるシングルフェーサにはシート端検
出センサと糊ダムが一体型の糊ダム制御装置を取り付け
ることはできなかった。
【0007】そこで、本発明は、メンテナンスに手間が
かからず、調整に専門的知識を必要とせず、簡単かつ確
実に糊ダムの位置調整をすることができ、しかも2つの
段ロール群からなるシングルフェーサにも取り付け可能
なように構成し、もって上述した課題を解決した糊ダム
制御装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、上
述の事情に鑑みてなされたものであって、コルゲートマ
シンのシングルフェーサ等に適用され、製造する段ボー
ルシートの横幅に対応してシートに必要とする糊を付着
するため糊槽内の糊に浸漬した糊付ロールへの糊付着幅
を規制する糊ダム制御装置において、前記シートの搬送
方向上流側に設けられ、シート幅方向の左右端を検知す
る一対のシート端検出手段と、該各シート端検出手段を
シート幅方向に移動させる一対の検出器移動手段と、前
記糊槽内を前記糊付ロールの軸方向に移動可能で糊をせ
き止めて糊の糊付ロールに対する付着範囲を限定する一
対の糊ダムと、該各糊ダムを糊付ロールの軸方向に移動
させる一対の糊ダム移動手段と、前記一対のシート端検
出手段からの検出信号に基づき前記一対の検出器移動手
段を作動させて一対のシート端検出手段をそれぞれシー
ト端の位置に移動させると共に、一対の糊ダム移動手段
を作動させて一対の糊ダムをそれぞれ移動させ、常に糊
付ロールの糊付着幅とシート幅とが合致するように制御
する制御手段と、を備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0009】また、本願の第2の発明は、上部の第1の
段ロール群と下部の第2の段ロール群からなるシングル
フェーサに適用され、製造する段ボールシートの横幅に
対応してシートに必要とする糊を付着するため第1の段
ロール群又は第2の段ロール群の糊槽内の糊に浸漬した
糊付ロールへの糊付着幅を規制する糊ダム制御装置にお
いて、前記シートの搬送方向上流側に設けられ、シート
幅方向の左右端を検知する一対のシート端検出手段と、
該各シート端検出手段をシート幅方向に移動させる一対
の検出器移動手段と、前記第1の段ロール群の糊槽内を
第1の糊付ロールの軸方向に移動可能で糊をせき止めて
糊の糊付ロールに対する付着範囲を限定する一対の第1
の糊ダムと、該各第1の糊ダムを第1の糊付ロールの軸
方向に移動させる一対の第1の糊ダム移動手段と、前記
第2の段ロール群の糊槽内を第2の糊付ロールの軸方向
に移動可能で糊をせき止めて糊の糊付ロールに対する付
着範囲を限定する一対の第2の糊ダムと、該各第2の糊
ダムを第2の糊付ロールの軸方向に移動させる一対の第
2の糊ダム移動手段と、前記一対のシート端検出手段か
らの検出信号に基づき前記一対の検出器移動手段を作動
させて一対のシート端検出手段をそれぞれシート端の位
置に移動させると共に、一対の第1の糊ダム移動手段を
作動させて一対の第1の糊ダムをそれぞれ移動させるか
又は一対の第2の糊ダム移動手段を作動させて一対の第
2の糊ダムをそれぞれ移動させ、常に第1の糊付ロール
又は第2の糊付ロールの糊付着幅とシート幅とが合致す
るように制御する制御手段と、を備えてなることを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】上記の構成を有する第1の発明においては、一
対のシート端検出手段からの検出信号がそれぞれ制御手
段に入力されると、制御手段が一対の検出器移動手段を
それぞれ作動させて、一対のシート端検出手段をそれぞ
れシート端の位置に移動させると共に、一対の糊ダム移
動手段をそれぞれ作動させて、一対の糊ダムをそれぞれ
移動させ、常に糊付ロールの糊付着幅とシート幅とが合
致するように制御する。
【0011】また、本願の第2の発明においては、一対
のシート端検出手段からの検出信号がそれぞれ制御手段
に入力されると、制御手段が一対の検出器移動手段をそ
れぞれ作動させて、一対のシート端検出手段をそれぞれ
シート端の位置に移動させると共に、一対の第1の糊ダ
ム移動手段をそれぞれ作動させて、一対の第1の糊ダム
をそれぞれ移動させるか、又は一対の第2の糊ダム移動
手段をそれぞれ作動させて一対の第2の糊ダムをそれぞ
れ移動させ、常に第1の糊付ロール又は第2の糊付ロー
ルの糊付着幅とシート幅とが合致するように制御する。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明による糊ダム制
御装置の一実施例について説明する。図1は本発明によ
る糊ダム制御装置を適用したシングルフェーサ1を示す
側面図であり、同図に示すように、中芯Aはロール2,
3、アイドルロール4を経て、プレヒータ5にて加熱さ
れ、ロール6を経て、一対の段ロール8,9(上段ロー
ル8、下段ロール9)によって波状に段繰りされる。こ
の段繰りされた中芯Aの段頂は糊槽10の糊に一部浸漬
された糊付ロール11によって糊付され、一方から走行
しかつプレヒータ12,13を介して加熱されたライナ
Bとプレスロール15による圧着によって接着される。
糊付ロール11には糊槽面より上位置にあるドクターロ
ール16が当接し、余分な糊をかき落して糊付ロール1
1への糊の付着量を調整している。糊槽10内にはその
内部の糊をせき止める2枚の糊ダム18,19が設けら
れ、該糊ダム18,19に跨がって前記糊付ロール11
が回転自在に設置されている。更に、前記プレヒータ5
より中芯Aの搬送方向上流側のシート幅方向の左右には
それぞれ光電管からなるシート端検出センサ21,22
が配置されている。
【0013】また、図2に示すように、シート端検出セ
ンサ21,22の近くには検出センサ移動用モータ2
3,24が設けられ、該検出センサ移動用モータ23,
24にはそれぞれシート幅方向に延びたねじ軸26,2
7が連結されている。該ねじ軸26,27にはねじ軸の
回転に伴って移動する可動部材28,29が螺合され、
該可動部材28,29にはそれぞれ前記シート端検出セ
ンサ21,22が固定されている。更に、前記検出セン
サ移動用モータ23,24にはそれぞれ検出センサ位置
検出パルスジェネレータ31,32が連結されている。
【0014】また、前記糊ダム18,19の近くには糊
ダム移動用モータ33,34が設けられ、該糊ダム移動
用モータ33,34にはそれぞれシート幅方向に延びた
ねじ軸36,37が連結されている。該ねじ軸36,3
7にはねじ軸の回転に伴って移動する可動部材38,3
9が螺合され、該可動部材38,39にはそれぞれ前記
糊ダム18,19が固定されている。更に、前記糊ダム
移動用モータ33,34には糊ダム位置検出パルスジェ
ネレータ41,42が連結されている。
【0015】また、前記検出センサ位置検出パルスジェ
ネレータ31,32の検出信号はコントローラ43に入
力されて処理され、シーケンサ45に入力されて処理さ
れ、更に前記シート端検出センサ21,22からの検出
信号はシーケンサ45に入力されて処理され、シーケン
サ45からそれぞれインバータ46,47を介して前記
検出センサ移動用モータ23,24を駆動してそれぞれ
シート端検出センサ21,22をシート端に移動させる
と共に、前記糊ダム位置検出パルスジェネレータ41,
42の検出信号はコントローラ43に入力されて処理さ
れ、シーケンサ45に入力されて処理され、シーケンサ
45からそれぞれインバータ49,50を介して前記糊
ダム移動用モータ33,34を駆動してそれぞれ糊ダム
18,19を移動させるように構成されている。更に、
コントローラ43には糊ダムの位置を表示・設定する表
示・設定器51が接続されている。
【0016】本発明は以上のような構成よりなるので、
中芯Aが走行すると、検出センサ位置検出パルスジェネ
レータ31,32及び糊ダム位置検出パルスジェネレー
タ41,42からのパルス信号がコントローラ43に入
力されて処理され、シーケンサ45に入力されて処理さ
れ、シート端検出センサ21,22からの検出信号がシ
ーケンサ45に入力されて処理され、コントローラ43
及びシーケンサ45からの指令により、それぞれインバ
ータ46,47を介して検出センサ移動用モータ23,
24を駆動させ、ねじ軸26,27が回転し、可動部材
28,29及びシート端検出センサ21,22が移動し
て、シート端検出センサ21,22がシート端の位置ま
で移動して、シート端が検知される。同時に、シーケン
サ45からの出力により、それぞれインバータ49,5
0を介して糊ダム移動用モータ33,34を駆動させ、
ねじ軸36,37が回転し、可動部材38,39及び糊
ダム18,19を移動させ、常に糊付ロールの糊付着幅
とシート幅とが合致するように制御され、表示・設定器
51に糊ダム18,19の位置が表示される。更に、表
示・設定器51により予め糊ダム18,19の位置を設
定することもできる。また、中芯Aの走行速度を検知し
て(図示せず)、コントローラ43及びシーケンサ45
により中芯Aの走行速度に対応して変動する糊ダム設定
幅となるように糊ダムを移動させるよう制御することも
できる。
【0017】従って、イメージカメラも照明灯も使用し
ないため、イメージカメラのレンズや照明灯に付着した
紙粉を掃除するといったメンテナンスもほとんど不要と
なり、かつ紙粉による誤作動も防止することができ、確
実にシート端検出センサと糊ダムの位置を同期させ追従
させることができる。また、イメージカメラを使用して
いないため、調整に特別な専門知識を必要とせず、容易
に初期調整することができる。また、イメージカメラを
使用していないため、糊ダム制御装置のコストの低減を
図ることができる。更に、シート端検出センサと糊ダム
が一体型の糊ダム制御装置でないため、シート端検出セ
ンサの取り付けスペースを糊ダムガイド部に確保する必
要がなく、例えばプレヒータを大きくすること等がで
き、機械設計上の制約をなくし、機械設計上の自由度を
増加させることができる。
【0018】次に、図3及び図4に基づいて、本発明を
2つの段ロール群からなるシングルフェーサに適用した
第2の実施例を説明する。図3に示すように、2つの段
ロール群からなるシングルフェーサ53は上部の第1の
段ロール群54及び下部の第2の段ロール群55から構
成されており、第1の段ロール群54は上段ロール5
6、下段ロール57、プレスロール58、糊付ロール6
0、ドクターロール61、糊槽62からなり、第2の段
ロール群55は上段ロール64、下段ロール65、プレ
スロール58、糊付ロール67、ドクターロール68、
糊槽69からなる。図中、70,71,72はロールで
ある。そして、中芯Cは第1の段ロール群54で加工す
る場合には、実線で示すように、ロール70,71を経
て、上段ロール56及び、下段ロール57によって波状
に段繰りされ、該段繰りされた中芯Cの段頂は糊付ロー
ル60によって糊付され、ライナDとプレスロール58
による圧着によって接着される。
【0019】また、中芯Cは第2の段ロール群55で加
工する場合には、一点鎖線で示すように、ロール70,
71,72を経て上段ロール64及び下段ロール65に
よって波状に段繰りされ、第1の段ロール群54とは異
なる段形状に形成され、段繰りされた中芯Cの段頂は糊
付ロール67によって糊付され、ライナDとプレスロー
ル58による圧着によって接着される。また、ロール7
0とロール71の間には前記シート端検出センサ21,
22が設置されており、第1の段ロール群54の糊付ロ
ール60には前記糊ダム18.19が設けられており、
第2のシングルフェーサ55の糊付ロール67には糊ダ
ム74,75が設けられている(図4参照)。
【0020】また、図4に示すように、糊ダム74,7
5の近くには糊ダム移動用モータ77,78が設けら
れ、該糊ダム移動用モータ77,78にはそれぞれ糊付
ロール67の軸方向に延びたねじ軸79,80が連結さ
れている。該ねじ軸79,80にはねじ軸の回転に伴っ
て移動する可動部材81,82が螺合され、該可動部材
81,82にはそれぞれ前記糊ダム74,75が固定さ
れている。更に、前記糊ダム移動用モータ77,78に
はそれぞれ糊ダム位置検出パルスジェネレータ83,8
4が連結されている。
【0021】また、該糊ダム位置検出パルスジェネレー
タ83,84の検出信号はコントローラ86に入力され
て処理され、シーケンサ87に入力されて処理され、シ
ーケンサ87からの出力によりそれぞれインバータ8
8,89を介して前記糊ダム移動用モータ77,78を
駆動させ、ねじ軸79,80が回転し、可動部材81,
82及び糊ダム74,75を移動させ、常に糊付ロール
67の糊付着幅とシート幅とが合致するように制御され
る。更に、前記コントローラ86には第2の段ロール群
55の糊ダム74,75の位置を表示する第2の段ロー
ル群用表示・設定器91が接続されており、該表示・設
定器91により予め糊ダム74,75の位置を設定する
こともできる。その他は、上述した第1実施例と同様の
構成となっている。
【0022】従って、本願の第2の発明の糊ダム制御装
置を2つの段ロール群からなるシングルフェーサに適用
した場合、1組のシート端検出センサにより上部の第1
の段ロール群の糊ダムの位置と下部の第2の段ロール群
の糊ダムの位置を確実に制御することができる。なお、
上述第1及び第2実施例では、センサとして光電管を用
いたが、これに限らず他のセンサを用いてもよいことは
勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イメージカメラも照明灯も使用しないため、イメージカ
メラのレンズや照明灯に付着した紙粉を掃除するといっ
たメンテナンスもほとんど不要となり、かつ紙粉による
誤作動も防止することができ、確実にシート端検出手段
と糊ダムの位置を同期させて追従させ、常に糊付ロール
の糊付着幅とシート幅とを合致させることができる。ま
た、イメージカメラを使用していないため、調整に特別
な専門知識を必要とせず、容易に初期調整をすることが
できる。また、イメージカメラを使用していないため、
糊ダム制御装置のコストの低減を図ることができる。更
に、シート端検出手段と糊ダムが一体型の糊ダム制御装
置でないため、シート端検出手段の取り付けスペースを
糊ダムガイド部に確保する必要がなく、機械設計上の制
約をなくし、機械設計上の自由度を増加させることがで
きる。
【0024】また、本願の第2の発明によれば、2つの
段ロール群からなるシングルフェーサに適用することが
でき、一対のシート端検出手段からの検出信号に基づ
き、制御手段により第1の段ロール群の一対の糊ダム又
は第2の段ロール群の一対の糊ダムの位置を確実に制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明による糊ダム制御装置を適用
したシングルフェーサを示す側面図である。
【図2】本願の第1の発明による糊ダム制御装置を示す
システムブロック図である。
【図3】本願の第2の発明による糊ダム制御装置を適用
した2つの段ロール群からなるシングルフェーサを示す
側面図である。
【図4】本願の第2の発明による糊ダム制御装置を示す
システムブロック図である。
【図5】従来のイメージカメラを用いた糊ダム制御装置
を示す概略平面図である。
【図6】従来のシート端検出センサと糊ダムが一体型の
糊ダム制御装置を示す概略平面図である。
【符号の説明】
A,C 中芯 B,D ライナ 8 上段ロール 9 下段ロール 11 糊付ロール 15 プレスロール 16 ドクターロール 18,19 糊ダム 21,22 シート端検出センサ 23,24 検出センサ移動用モータ 31,32 検出センサ位置検出パルスジェネレータ 33,34 糊ダム移動用モータ 41,42 糊ダム位置検出パルスジェネレータ 43 コントローラ 45 シーケンサ 46,47,49,50 インバータ 51 表示・設定器 74,75 糊ダム 77,78 糊ダム移動用モータ 83,84 糊ダム位置検出パルスジェネレータ 86 コントローラ 87 シーケンサ 88,89 インバータ 91 表示・設定器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲートマシンのシングルフェーサ等
    に適用され、製造する段ボールシートの横幅に対応して
    シートに必要とする糊を付着するため糊槽内の糊に浸漬
    した糊付ロールへの糊付着幅を規制する糊ダム制御装置
    において、 前記シートの搬送方向上流側に設けられ、シート幅方向
    の左右端を検知する一対のシート端検出手段と、 該各シート端検出手段をシート幅方向に移動させる一対
    の検出器移動手段と、 前記糊槽内を前記糊付ロールの軸方向に移動可能で糊を
    せき止めて糊の糊付ロールに対する付着範囲を限定する
    一対の糊ダムと、 該各糊ダムを糊付ロールの軸方向に移動させる一対の糊
    ダム移動手段と、 前記一対のシート端検出手段からの検出信号に基づき前
    記一対の検出器移動手段を作動させて一対のシート端検
    出手段をそれぞれシート端の位置に移動させると共に、
    一対の糊ダム移動手段を作動させて一対の糊ダムをそれ
    ぞれ移動させ、常に糊付ロールの糊付着幅とシート幅と
    が合致するように制御する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする糊ダム制御装置。
  2. 【請求項2】 上部の第1の段ロール群と下部の第2の
    段ロール群からなるシングルフェーサに適用され、製造
    する段ボールシートの横幅に対応してシートに必要とす
    る糊を付着するため第1の段ロール群又は第2の段ロー
    ル群の糊槽内の糊に浸漬した糊付ロールへの糊付着幅を
    規制する糊ダム制御装置において、 前記シートの搬送方向上流側に設けられ、シート幅方向
    の左右端を検知する一対のシート端検出手段と、 該各シート端検出手段をシート幅方向に移動させる一対
    の検出器移動手段と、 前記第1の段ロール群の糊槽内を第1の糊付ロールの軸
    方向に移動可能で糊をせき止めて糊の糊付ロールに対す
    る付着範囲を限定する一対の第1の糊ダムと、 該各第1の糊ダムを第1の糊付ロールの軸方向に移動さ
    せる一対の第1の糊ダム移動手段と、 前記第2の段ロール群の糊槽内を第2の糊付ロールの軸
    方向に移動可能で糊をせき止めて糊の糊付ロールに対す
    る付着範囲を限定する一対の第2の糊ダムと、 該各第2の糊ダムを第2の糊付ロールの軸方向に移動さ
    せる一対の第2の糊ダム移動手段と、 前記一対のシート端検出手段からの検出信号に基づき前
    記一対の検出器移動手段を作動させて一対のシート端検
    出手段をそれぞれシート端の位置に移動させると共に、
    一対の第1の糊ダム移動手段を作動させて一対の第1の
    糊ダムをそれぞれ移動させるか又は一対の第2の糊ダム
    移動手段を作動させて一対の第2の糊ダムをそれぞれ移
    動させ、常に第1の糊付ロール又は第2の糊付ロールの
    糊付着幅とシート幅とが合致するように制御する制御手
    段と、 を備えてなることを特徴とする糊ダム制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001179152A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 塗工機のエッジワイパー装置及びその非塗工幅調整方法
WO2014129057A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 三菱重工印刷紙工機械株式会社 段ボールシートの糊付装置及び糊付方法並びに段ボールシート製造装置

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