JPH0710059B2 - デイジタル多重化装置 - Google Patents
デイジタル多重化装置Info
- Publication number
- JPH0710059B2 JPH0710059B2 JP61215972A JP21597286A JPH0710059B2 JP H0710059 B2 JPH0710059 B2 JP H0710059B2 JP 61215972 A JP61215972 A JP 61215972A JP 21597286 A JP21597286 A JP 21597286A JP H0710059 B2 JPH0710059 B2 JP H0710059B2
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- digital
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はデイジタル多重化装置、特にその多重化誤り
の防止に関するものである。
の防止に関するものである。
第３図は従来のデイジタル多重化装置を示すブロツク図
である。図において、1a〜1nはデイジタル端局、２は基
地局内のデイジタル多重化装置である。また、3a〜3nは
前記デイジタル端局1a〜1nとの間で、データの同時送受
信が可能に構成されたデイジタル送受信装置、4a〜4nは
このデイジタル送受信装置3a〜3nの各々に対応付けて設
けられ、それぞれ対応付けられたデイジタル送受信装置
3a〜3nが受信、復調して再生した再生データの固定的な
タイミング調整を行なう固定タイミング調整器、５はこ
れらの各固定タイミング調整器4a〜4nでタイミング調整
された再生データを多重受信データに多重化し、多重送
信データを個別の送信データに分離して前記デイジタル
送受信装置3a〜3nに分配する多重化器、６は基準クロツ
クを発生させて前述の各機器に供給する基準クロツク発
生器であり、前記デイジタル多重化装置２はこれらの諸
機器によつて構成されている。
である。図において、1a〜1nはデイジタル端局、２は基
地局内のデイジタル多重化装置である。また、3a〜3nは
前記デイジタル端局1a〜1nとの間で、データの同時送受
信が可能に構成されたデイジタル送受信装置、4a〜4nは
このデイジタル送受信装置3a〜3nの各々に対応付けて設
けられ、それぞれ対応付けられたデイジタル送受信装置
3a〜3nが受信、復調して再生した再生データの固定的な
タイミング調整を行なう固定タイミング調整器、５はこ
れらの各固定タイミング調整器4a〜4nでタイミング調整
された再生データを多重受信データに多重化し、多重送
信データを個別の送信データに分離して前記デイジタル
送受信装置3a〜3nに分配する多重化器、６は基準クロツ
クを発生させて前述の各機器に供給する基準クロツク発
生器であり、前記デイジタル多重化装置２はこれらの諸
機器によつて構成されている。
次に動作について説明する。デイジタル送受信装置3a〜
3nとデイジタル端局1a〜1nとはそれぞれ無線によるデー
タの送受を行なつている。高速送信クロツクｈに同期し
てデイジタル多重化装置２へ送られてきた多重化送信デ
ータｇは、多重化器５で個別の送信データｉに分離され
る。分離された各送信データｉはそれぞれ対応するデイ
ジタル送受信装置3a〜3nより基準クロツク発生器６が発
生する基準クロツクａに同期して対応するデイジタル端
局1a〜1nへ向けて送信される。
3nとデイジタル端局1a〜1nとはそれぞれ無線によるデー
タの送受を行なつている。高速送信クロツクｈに同期し
てデイジタル多重化装置２へ送られてきた多重化送信デ
ータｇは、多重化器５で個別の送信データｉに分離され
る。分離された各送信データｉはそれぞれ対応するデイ
ジタル送受信装置3a〜3nより基準クロツク発生器６が発
生する基準クロツクａに同期して対応するデイジタル端
局1a〜1nへ向けて送信される。
また、デイジタル端局1a〜1nから送られてくる基準クロ
ツクａに同期したデータは、それぞれ対応するデイジタ
ル送受信装置3a〜3nによつて受信、復調されて再生され
る。再生された各再生データｂと再生クロツクｃはそれ
ぞれ対応付けられた固定タイミング調整器4a〜4nに入力
され、ここである決まつた時間だけ遅延されて基準クロ
ツクａとの位相差がなくなるように固定的なタイミング
調整が行なわれる。このようにして、各固定タイミング
調整器4a〜4nによつてタイミング調整が行なわれた再生
データｄは、それぞれ多重化器５に入力されて多重化さ
れ、高速受信クロツクｆに同期した多重受信データｅと
して出力される。
ツクａに同期したデータは、それぞれ対応するデイジタ
ル送受信装置3a〜3nによつて受信、復調されて再生され
る。再生された各再生データｂと再生クロツクｃはそれ
ぞれ対応付けられた固定タイミング調整器4a〜4nに入力
され、ここである決まつた時間だけ遅延されて基準クロ
ツクａとの位相差がなくなるように固定的なタイミング
調整が行なわれる。このようにして、各固定タイミング
調整器4a〜4nによつてタイミング調整が行なわれた再生
データｄは、それぞれ多重化器５に入力されて多重化さ
れ、高速受信クロツクｆに同期した多重受信データｅと
して出力される。
従来のデイジタル多重化装置は、以上のように構成され
ているので、デイジタル端局より受信して復調した再生
データと基準クロツクとの位相誤差が時間的に変化する
場合は、多重化器において多重化するときのタイミング
がずれてしまい、誤まつてデータを判定し、多重化して
しまう可能性があるという問題点があつた。
ているので、デイジタル端局より受信して復調した再生
データと基準クロツクとの位相誤差が時間的に変化する
場合は、多重化器において多重化するときのタイミング
がずれてしまい、誤まつてデータを判定し、多重化して
しまう可能性があるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、デイジタル端局より受信して復調した再生デ
ータと基準クロツクとの位相誤差が時間的に変化して
も、誤りなくデータを多重化できるデイジタル多重化装
置を得ることを目的とする。
たもので、デイジタル端局より受信して復調した再生デ
ータと基準クロツクとの位相誤差が時間的に変化して
も、誤りなくデータを多重化できるデイジタル多重化装
置を得ることを目的とする。
この発明に係るデイジタル多重化装置は、再生データの
タイミング調整を行なうタイミング調整器として、ある
決まつた時間の遅延を与える固定的なものではなく、デ
イジタル送受信装置が出力する再生データおよび基準ク
ロツク発生器からの基準クロツクと再生データとの位相
差を検出する位相差検出器と、位相差検出器が検出した
位相差にもとづいて再生データの変化点を基準クロツク
の変化点に合わせる量の遅延を再生データに与える各可
変遅延器とを有する自動タイミング調整器を備えたもの
である。
タイミング調整を行なうタイミング調整器として、ある
決まつた時間の遅延を与える固定的なものではなく、デ
イジタル送受信装置が出力する再生データおよび基準ク
ロツク発生器からの基準クロツクと再生データとの位相
差を検出する位相差検出器と、位相差検出器が検出した
位相差にもとづいて再生データの変化点を基準クロツク
の変化点に合わせる量の遅延を再生データに与える各可
変遅延器とを有する自動タイミング調整器を備えたもの
である。
この発明における自動タイミング調整器は、デイジタル
端局から受信して復調した再生データと基準クロツクと
の位相誤差が時間的に変化した場合でも、その変化に合
わせて再生データと基準クロツクとの位相差がなくなる
ように自動的に再生データの位相を制御し、多重化する
ときのタイミングのずれをなくした。
端局から受信して復調した再生データと基準クロツクと
の位相誤差が時間的に変化した場合でも、その変化に合
わせて再生データと基準クロツクとの位相差がなくなる
ように自動的に再生データの位相を制御し、多重化する
ときのタイミングのずれをなくした。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、1a〜1n,2,3a〜3n,5及び６は第３図に同一
符号で示す従来のそれらと同一であるため説明は省略す
る。7a〜7nは従来の固定タイミング調整器4a〜4nに代え
てデイジタル送受信装置3a〜3n対応に設けられ、対応す
るデイジタル送受信装置3a〜3nが受信、復調した再生デ
ータの自動的なタイミング調整を行なう自動タイミング
調整器である。
図において、1a〜1n,2,3a〜3n,5及び６は第３図に同一
符号で示す従来のそれらと同一であるため説明は省略す
る。7a〜7nは従来の固定タイミング調整器4a〜4nに代え
てデイジタル送受信装置3a〜3n対応に設けられ、対応す
るデイジタル送受信装置3a〜3nが受信、復調した再生デ
ータの自動的なタイミング調整を行なう自動タイミング
調整器である。
第２図はこの自動タイミング調整器7a〜7nの再生データ
のタイミング調整部の詳細を示すブロツク図であり、図
において８は入力される再生データに所定の遅延を与え
る可変遅延器、９はこの可変遅延器８の出力と基準クロ
ツクの位相比較を行なつてその出力を可変遅延器８にフ
イードバツクして、再生データの変化点が基準クロツク
に一致するように可変遅延器８の遅延量を調整する位相
検出器である。
のタイミング調整部の詳細を示すブロツク図であり、図
において８は入力される再生データに所定の遅延を与え
る可変遅延器、９はこの可変遅延器８の出力と基準クロ
ツクの位相比較を行なつてその出力を可変遅延器８にフ
イードバツクして、再生データの変化点が基準クロツク
に一致するように可変遅延器８の遅延量を調整する位相
検出器である。
次に動作について説明する。デイジタル端局1a〜1nへの
送信は従来の場合と同一であるので説明を省略する。
送信は従来の場合と同一であるので説明を省略する。
次に、デイジタル端局1a〜1nから送られてくる基準クロ
ツクａに同期したデータは、それぞれ対応するデイジタ
ル送受信装置3a〜3nによつて受信、復調されて再生され
る。再生された各再生データｂと再生クロツクｃは、そ
れぞれ対応付けられた自動タイミング調整器７により、
7a〜7nに入力され、ここで基準クロツクａとの位相差に
応じた遅延が与えられ、自動的な位相制御が行なわれ
る。この自動タイミング調整器7a〜7nに入力された再生
信号ｂは可変遅延器８によつて、基準クロツクに変化点
が合うような遅延が与えられ、タイミング調整された再
生データｄとして出力される。この可変遅延器８の出力
は位相差検出器９にも入力され、ここで基準クロツクａ
との位相差が常に監視されていて、基準クロツクａとの
間に位相差が生じると、位相差検出器９より可変遅延器
８へ信号が送られてその遅延量が適切なものに調整さ
れ、タイミング調整された再生データｄは、その変化点
が基準クロツクａの例えば立上りに必ず一致するように
なる。これによつて基準クロツクａの立下りにおいて誤
りなくデータを読取ることが可能となる。
ツクａに同期したデータは、それぞれ対応するデイジタ
ル送受信装置3a〜3nによつて受信、復調されて再生され
る。再生された各再生データｂと再生クロツクｃは、そ
れぞれ対応付けられた自動タイミング調整器７により、
7a〜7nに入力され、ここで基準クロツクａとの位相差に
応じた遅延が与えられ、自動的な位相制御が行なわれ
る。この自動タイミング調整器7a〜7nに入力された再生
信号ｂは可変遅延器８によつて、基準クロツクに変化点
が合うような遅延が与えられ、タイミング調整された再
生データｄとして出力される。この可変遅延器８の出力
は位相差検出器９にも入力され、ここで基準クロツクａ
との位相差が常に監視されていて、基準クロツクａとの
間に位相差が生じると、位相差検出器９より可変遅延器
８へ信号が送られてその遅延量が適切なものに調整さ
れ、タイミング調整された再生データｄは、その変化点
が基準クロツクａの例えば立上りに必ず一致するように
なる。これによつて基準クロツクａの立下りにおいて誤
りなくデータを読取ることが可能となる。
このようにして、各自動タイミング調整器7a〜7nによつ
てタイミング調整が行なわれた再生データｄは、それぞ
れ多重化器５に入力されて多重化され、高速受信クロツ
クｆに同期した多重受信データｅとして出力される。
てタイミング調整が行なわれた再生データｄは、それぞ
れ多重化器５に入力されて多重化され、高速受信クロツ
クｆに同期した多重受信データｅとして出力される。
以上のように、この発明によれば固定タイミング調整器
に代えて再生データの位相差に応じて自動的に位相制御
を行なう自動タイミング調整器を配した構成としたの
で、再生データと基準クロツクとの位相誤差が時間的に
変化するような場合であつても、再生データの変化点を
基準クロツクに常に合せておくことができ、多重化の際
のタイミングのずれを排して誤りなくデータを多重化で
きるデイジタル多重化装置が得られる効果がある。
に代えて再生データの位相差に応じて自動的に位相制御
を行なう自動タイミング調整器を配した構成としたの
で、再生データと基準クロツクとの位相誤差が時間的に
変化するような場合であつても、再生データの変化点を
基準クロツクに常に合せておくことができ、多重化の際
のタイミングのずれを排して誤りなくデータを多重化で
きるデイジタル多重化装置が得られる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例によるデイジタル多重化装
置を示すブロツク図、第２図はその自動タイミング調整
器の要部を示すブロツク図、第３図は従来のデイジタル
多重化装置を示すブロツク図である。 1a〜1nはデイジタル端局、２はデイジタル多重化装置、
3a〜3nはデイジタル送受信装置、５は多重化器、６は基
準クロツク発生器、7a〜7nは自動タイミング調整器。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
置を示すブロツク図、第２図はその自動タイミング調整
器の要部を示すブロツク図、第３図は従来のデイジタル
多重化装置を示すブロツク図である。 1a〜1nはデイジタル端局、２はデイジタル多重化装置、
3a〜3nはデイジタル送受信装置、５は多重化器、６は基
準クロツク発生器、7a〜7nは自動タイミング調整器。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】基準クロツクを発生する基準クロツク発生
器と、各々が前記基準クロツクに同期してデイジタル端
局との間でデータの同時送受が行なえる複数のデイジタ
ル送受信装置と、前記各デイジタル送受信装置対応に設
けられ、対応するデイジタル送受信装置によつて受信、
復調された再生データと前記基準クロツク発生器からの
基準クロツクとの位相差を検出する各位相差検出器と、
前記位相差検出器が検出した位相差にもとづいて再生デ
ータの変化点を前記基準クロツクの変化点に合わせる量
の遅延を再生データに与える各可変遅延器と、前記各可
変遅延器によつて遅延を受けた再生データを多重化する
多重化器とを備えたデイジタル多重化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61215972A JPH0710059B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | デイジタル多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61215972A JPH0710059B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | デイジタル多重化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6372232A JPS6372232A (ja) | 1988-04-01 |
| JPH0710059B2 true JPH0710059B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=16681287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61215972A Expired - Lifetime JPH0710059B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | デイジタル多重化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710059B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0278328A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Nec Corp | 多方向階層型加入者無線多重伝送方式 |
| ES2150832B1 (es) * | 1996-06-12 | 2001-06-16 | Fichtel & Sachs Ag | Dispositivo de maniobra para la maniobra, en particular maniobra neumatica, de un embrague de friccion. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS601944A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-08 | Fujitsu Ltd | 位相補正回路 |
| JPS61139133A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-26 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Ｐｃｍ信号多重化方式 |
-
1986
- 1986-09-16 JP JP61215972A patent/JPH0710059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6372232A (ja) | 1988-04-01 |
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