JP3220074B2 - 基地局間同期方法および装置 - Google Patents

基地局間同期方法および装置

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JP3220074B2
JP3220074B2 JP32131097A JP32131097A JP3220074B2 JP 3220074 B2 JP3220074 B2 JP 3220074B2 JP 32131097 A JP32131097 A JP 32131097A JP 32131097 A JP32131097 A JP 32131097A JP 3220074 B2 JP3220074 B2 JP 3220074B2
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吉一 峯岸
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エヌイーシーモバイリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基地局間同期方法お
よび装置に関し、特に独立した基準クロックをそれぞれ
有するTDMA方式の複数の基地局間で同期をとる方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えば特開昭59−15583
号公報に記載されているように、通信開始時に、共通制
御装置から複数の通信装置に向けて宛先コードを含む同
期信号を送出し、各通信装置から返送される同期信号を
受信することにより、共通制御装置と各通信装置間の伝
送路によって生じる信号往復の所要遅延時間を検出し、
検出した遅延時間に応じて共通制御装置から各通信装置
間へ送出するタイミングを調整することにより同期をと
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
共通制御装置と各通信装置間の伝送路による信号往復の
遅延時間を検出し、この遅延時間に応じて各通信装置へ
送出するタイミングを調整している。しかし、遅延時間
を検出するために、通信開始時に、共通制御装置および
各通信装置において同期信号の送受信を行う必要があ
り、回路構成が複雑化するという問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、独立した基準クロックを
それぞれ有するTDMA方式の複数の基地局間におい
て、同期信号の送受信を行って遅延時間を検出すること
なく容易に同期をとることにより、基地局間のデータ伝
送処理時間を短縮することができる基地局間同期方法お
よび装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の基地局間同期方
法は、相手局から送信されてきたデータ信号の先頭スロ
ットと自局が送信するデータ信号の先頭スロットとのタ
イミングずれに相当するスロット数を検出し、前記自局
送信データ信号の先頭スロットの前に前記タイミングず
れ分に相当するスロット数のスロットを削除もしくはダ
ミースロットを挿入することにより、相手局のデータ信
号と自局送信データ信号とのタイミング調整を行うこと
を特徴とする。
【0006】本発明の基地局間同期装置は、相手局から
送信されてきたデータ信号の先頭スロットを検出する第
1のスロット検出手段と、自局送信データ信号の先頭ス
ロットを検出する第2のスロット検出手段と、前記第1
のスロット検出手段および前記第2のスロット検出手段
の検出結果に基づき前記相手局から送信されてきたデー
タ信号と前記自局送信データ信号とのタイミングずれに
相当するスロット数を検出する手段と、前記自局送信デ
ータ信号の先頭スロットの前のスロットを前記タイミン
グずれに相当するスロット数分だけ削除もしくはダミー
スロットを挿入してタイミング調整を行う手段とを有す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の基地局間同期方法の一例を
示す図であり、独立した基準クロックをそれぞれ有する
TDMA方式の基地局間で送受信される時分割多重(T
DMA)データ信号を示している。ここでは、多重数N
=6とし、各データは第0スロットから第5スロットに
それぞれ時分割されている。
【0009】同図(a)は、相手局から伝送路を介して
送信されてきたデータ信号Saのタイミングを示してい
る。同図(b)は、自局から相手局へ送信するデータ信
号Sbの同期補正前のタイミングを示しており、同図
(c)は同期補正後を示している。なお、各基地局はそ
れぞれ独立した基準クロックにより運用されて互いに非
同期状態となっている。
【0010】相手局からのデータ信号Sa(同図
(a))と自局の送信データ信号Sb(同図(b))と
を比較すると、データ信号Sbがデータ信号Saよりも
2スロットだけ遅れている。すなわち、データ信号Sb
の先頭スロット(第0スロット)の時点においてデータ
信号Saは第2スロットである。
【0011】このような非同期状態を解消するには、自
局の送信データ信号Sbの先頭スロット(第0スロッ
ト)の前にある2スロット(第4,5スロット)を削除
してタイミングを2スロット分早めることにより、同図
(c)に示したように、自局の送信データ信号Sbのス
ロットと相手局からのデータ信号Saのスロットとを同
じタイミングにすることができる。
【0012】図2は本発明の基地局間同期方法の他の一
例を示す図である。図2(a)は、相手局から伝送路を
介して送信されてきたデータ信号Saのタイミングを示
している。図2(b)は、自局から相手局へ送信するデ
ータ信号Sbの同期補正前のタイミングを示しており、
図2(c)は同期補正後を示している。
【0013】相手局からのデータ信号Saと自局の送信
データ信号Sbとを比較すると、データ信号Sbがデー
タ信号Saよりも4スロットだけ進んでいる。すなわ
ち、データ信号Saの先頭スロット(第0スロット)の
時点においてデータ信号Sbは第4スロットである。
【0014】この場合は、自局の送信データ信号Sbの
先頭スロット(第0スロット)のタイミングを4スロッ
ト分遅らせればよい。このために、信号Sbの先頭スロ
ットの前に連続したダミースロットを4スロット分挿入
して、タイミングを4スロット分遅くすることにより、
図1の場合と同様に、図2(c)に示したように、自局
の送信データ信号Sbと相手局からのデータ信号Saと
を、同じタイミングにすることができる。
【0015】図3は本発明の基地局間同期装置の一実施
形態を示すブロック図である。
【0016】相手局から伝送路を介し送信されてきたデ
ータ信号Saの先頭スロットを検出するスロット検出部
1と、自局から相手局へ送信するデータ信号Sbの先頭
スロットを検出するスロット検出部2と、スロット検出
部1およびスロット検出部2の検出結果に基づきデータ
信号Saとデータ信号Sbとのタイミング時間差に相当
するスロット数を検出してスロット差情報Dsを出力す
るスロット差検出部3と、スロット差情報Dsに基づき
タイミング時間差に相当するスロットを削除もしくはダ
ミースロットを挿入してデータ信号Sbのタイミング調
整を行うタイミング調整部4とを備えている。
【0017】スロット検出部1,2は、データ信号S
a,Sbに含まれている各スロットの位置を示すデータ
を検出して先頭スロット(第0スロット)を検出する。
従って、検出するスロットは先頭スロット(第0スロッ
ト)に限定されることはない。
【0018】スロット差検出部3は、相手局から送信さ
れてきたデータ信号Saの先頭スロットに対する自局送
信データ信号Sbの先頭スロットの遅れ時間に相当する
スロット数を検出するか、あるいは、相手局から送信さ
れてきたデータ信号の先頭スロットに対する自局送信デ
ータ信号の先頭スロットの進み時間に相当するスロット
数を検出して、スロット差情報Dsを出力する。この場
合、時間差に相当するスロット数は整数とし、時間差が
スロット幅の整数倍にならないときには、少数点以下切
り捨てまたは四捨五入する。なお、スロット幅は10m
s〜15ms程度に設定している。
【0019】タイミング調整部4は、基準クロックに応
じてデータをスロットに時分割して送信する際に、スロ
ット差情報Dsに基づきタイミング調整して送信データ
信号Sbを生成する。この場合、スロット差情報Dsが
自局送信データ信号の先頭スロットの遅れ時間に相当す
るスロット数を示しているときは、先頭スロットの前に
あるスロットを、スロット差情報Dsが示すスロット数
だけ削除してタイミングを早める。あるいは、スロット
差情報Dsが自局送信データ信号の先頭スロットの進み
時間に相当するスロット数を示しているときは、先頭ス
ロットの前に、スロット差情報Dsが示すスロット数だ
けダミースロットを挿入してタイミングを遅くする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、相
手局から送信されてきたデータ信号の先頭スロットと自
局が送信するデータ信号の先頭スロットとのタイミング
ずれに相当するスロット数を検出し、前記自局送信デー
タ信号の先頭スロットの前に前記タイミングずれ分に相
当するスロット数のスロットを削除もしくはダミースロ
ットを挿入することにより、従来のように、同期信号の
送受信を行って遅延時間を検出することなく、容易に相
手局のデータ信号と自局送信データ信号とのタイミング
調整を行うことができ、基地局間のデータ伝送処理時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基地局間同期方法の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の基地局間同期方法の他の一例を示す図
である。
【図3】本発明の基地局間同期装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,2 スロット検出部 3 スロット差検出部 4 タイミング調整部 Ds スロット差情報 Sa 相手局からのデータ信号 Sb 自局の送信データ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 H04Q 7/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立した基準クロックをそれぞれ有する
    TDMA方式の複数の基地局間で同期をとる方法であっ
    て、相手局から送信されてきたデータ信号の先頭スロッ
    トに対する自局送信データ信号の先頭スロットの遅れ時
    間に相当するスロット数を検出し、前記自局送信データ
    信号の先頭スロットを前記遅れ時間に相当するスロット
    数だけ早めることによりタイミング調整を行うことを特
    徴とする基地局間同期方法。
  2. 【請求項2】 独立した基準クロックをそれぞれ有する
    TDMA方式の複数の基地局間で同期をとる方法であっ
    て、相手局から送信されてきたデータ信号の先頭スロッ
    トに対する自局送信データ信号の先頭スロットの進み時
    間に相当するスロット数を検出し、前記自局送信データ
    信号の先頭スロットを前記進み時間に相当するスロット
    数のダミースロットを挿入して遅らせることによりタイ
    ミング調整を行うことを特徴とする基地局間同期方法。
  3. 【請求項3】 独立した基準クロックをそれぞれ有する
    TDMA方式の複数の基地局間で同期をとる装置であっ
    て、相手局から送信されてきたデータ信号の先頭スロッ
    トを検出する第1のスロット検出手段と、自局送信デー
    タ信号の先頭スロットを検出する第2のスロット検出手
    段と、前記第1のスロット検出手段および前記第2のス
    ロット検出手段の検出結果に基づき前記相手局から送信
    されてきたデータ信号の先頭スロットに対する前記自局
    送信データ信号の先頭スロットの遅れ時間に相当するス
    ロット数を検出する手段と、前記自局送信データ信号の
    先頭スロットの前のスロットを前記遅れ時間に相当する
    スロット分だけ削除して前記自局送信データ信号の先頭
    スロットのタイミングを早める手段とを有することを特
    徴とする基地局間同期装置。
  4. 【請求項4】 独立した基準クロックをそれぞれ有する
    TDMA方式の複数の基地局間で同期をとる装置であっ
    て、相手局から送信されてきたデータ信号の先頭スロッ
    トを検出する第1のスロット検出手段と、自局送信デー
    タ信号の先頭スロットを検出する第2のスロット検出手
    段と、前記第1のスロット検出手段および前記第2のス
    ロット検出手段の検出結果に基づき前記相手局から送信
    されてきたデータ信号の先頭スロットに対する前記自局
    送信データ信号の先頭スロットの進み時間に相当するス
    ロット数を検出する手段と、前記自局送信データ信号の
    先頭スロットの前に前記進み時間に相当するスロット数
    のダミースロットを挿入して前記自局送信データ信号の
    先頭スロットのタイミングを遅くする手段とを有するこ
    とを特徴とする基地局間同期装置。
  5. 【請求項5】 前記先頭スロットに代えて予め定められ
    た特定のスロットとすることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の基地局間同期方法。
  6. 【請求項6】 前記先頭スロットに代えて予め定められ
    た特定のスロットとすることを特徴とする請求項3また
    は請求項4記載の基地局間同期装置。
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